JP2017049733A - 事件証拠管理システム及び事件証拠管理方法 - Google Patents

事件証拠管理システム及び事件証拠管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017049733A
JP2017049733A JP2015171548A JP2015171548A JP2017049733A JP 2017049733 A JP2017049733 A JP 2017049733A JP 2015171548 A JP2015171548 A JP 2015171548A JP 2015171548 A JP2015171548 A JP 2015171548A JP 2017049733 A JP2017049733 A JP 2017049733A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
content data
storage
case
document
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015171548A
Other languages
English (en)
Inventor
直也 櫻井
Naoya Sakurai
直也 櫻井
陽平 小出
Yohei Koide
陽平 小出
康志 横光
Kouji Yokomitsu
康志 横光
蓬田 康雄
Yasuo Yomogida
康雄 蓬田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2015171548A priority Critical patent/JP2017049733A/ja
Publication of JP2017049733A publication Critical patent/JP2017049733A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】事件に関するデータの保管期限を超過したデータの警察官への報知を効率的に促し、データ蓄積容量の無用な増大の抑制を警察官に対して喚起する。【解決手段】事件証拠管理システム5では、外部記憶装置14のDB14zには、警察官により作成された事件の証拠文書のドキュメントデータsd1、警察署内の既定の場所で撮像された監視カメラ映像の映像データmd1、及び被疑者の取調時に撮像された取調室映像の映像データmd2が登録される。管理者の操作により属性編集画面に配置された入力フィールドに、各コンテンツデータの保管期限切れ日が入力されると、サーバ処理部は、各コンテンツデータの保管期限切れ日を設定する。コンテンツデータが保管期限切れになると、該当する検索結果画面あるいは保管期限超過リスト表示画面に、各コンテンツデータの保管期限切れ日の項目に「Expired」の文字が赤色で表示される。【選択図】図1

Description

本発明は、事件に関するデータを登録する事件証拠管理システム及び事件証拠管理方法に関する。
従来、警察署では、事件が発生した場合、事件に関するデータとして、警察官が事件毎に個別に作成した事件の調書(例えば警察官が事件の被疑者を取り調べた時に作成する取調調書)、警察署内の監視映像、警察署内に設けられた取調室の取調映像等は、それぞれ個別に管理されていた。例えば警察官は、個別に作成した事件の調書の紙媒体を警察署内のスキャナで読み取り、読取により得られた調書のドキュメントデータのファイルに事件番号を対応付けてドキュメントデータ用の既定のデータベースに登録して保管した。また、警察署内の既定の場所に設置された監視カメラにより撮像された被疑者の監視映像データは、事件毎に整理されて、別の警察官(例えば警察署内の専用部署の担当者)により一括して監視映像データ用の既定のデータベースに管理されていた。更に、警察署内に設けられた取調室に設置された監視カメラにより撮像された取調時の被疑者の様子を示す取調映像データは、同様に事件毎に整理されて、別の警察官(例えば警察署内の専用部署の担当者)により一括して取調映像データ用の既定のデータベースに管理されていた。
ここで、複数の医療施設の間で紙カルテに記入された診察記録情報を共有化するために一括して記録して管理する先行技術として、特許文献1に示す診察記録情報管理システムが知られている。
特許文献1の診察記録情報管理システムは、それぞれの医療施設の端末装置に接続された管理サーバを有し、それぞれの医療施設の端末装置で作成された紙カルテを各医療施設に設置されたスキャナで読み取ってイメージデータ化し、管理サーバ内の各医療施設に対応する紙カルテ情報DBに格納する。また、この管理サーバは、或る医療用語を含むイメージデータを紙カルテ情報DBから検索する際、該当する医療施設において手書き入力された医療用語に対応する手書き文字のパターンと、紙カルテ情報DBに格納された紙カルテのイメージデータとのパターンマッチングを行い、該当する紙カルテのイメージデータを診察記録情報として医療施設に送信する。
国際公開第2007/060856号
しかしながら、特許文献1の診察記録情報管理システムは、医療施設で用いられるものであり、例えば紙カルテのイメージデータ及び紙カルテの記入時に参照される撮影写真等の一連の資料を読み込んで得た一連の資料のイメージデータを関連付けして格納するが、上記した警察署における異なる種類のドキュメントデータや映像データを統合的に管理することは考慮されていなかった。
また、上記したように警察署が扱う事件の件数は、年々増加傾向にあり、しかも、事件の内容の複雑化等によって事件に関する証拠文書、監視カメラ映像、取調室映像の各種データ量も増加している。一方で、事件に関する証拠文書、監視カメラ映像、取調室映像の各種データには既に必要ないデータも含まれていることがあり、必要ないデータを削除しないで保存していると、証拠文書、監視カメラ映像、取調室映像の各種データの蓄積容量の増大を抑制できず、警察署内又は外部にストレージを別途増設する必要が生じ、多大な費用が発生するという課題がある。
本発明は、上述した従来の状況に鑑みて案出され、事件に関するデータの保管期限を超過したデータの警察官への報知を効率的に促し、データ蓄積容量の無用な増大の抑制を警察官に対して喚起する事件証拠管理システム及び事件証拠管理方法を提供することを目的とする。
本発明は、警察官により作成された事件の証拠文書のドキュメントデータ、警察署内の既定の場所に設置された第1の監視カメラにより撮像された前記事件に関する被疑者の監視映像データ、及び前記事件に関する被疑者の取調時に第2の監視カメラにより撮像された取調映像データ、を前記事件の識別番号に対応付けて記憶する記憶部と、前記証拠文書のドキュメントデータ、前記監視映像データ及び前記取調映像データのそれぞれに第1の保管期限、第2の保管期限、第3の保管期限を設定する設定部と、前記第1の保管期限が超過した前記証拠文書のドキュメントデータ、前記第2の保管期限が超過した前記監視映像データ、及び前記第3の保管期限が超過した前記取調映像データのうち少なくとも1つを表示する表示部と、を備える、事件証拠管理システムを提供する。
また、本発明は、事件証拠管理システムにおける事件証拠管理方法であって、警察官により作成された事件の証拠文書のドキュメントデータ、警察署内の既定の場所に設置された第1の監視カメラにより撮像された前記事件に関する被疑者の監視映像データ、及び前記事件に関する被疑者の取調時に第2の監視カメラにより撮像された取調映像データ、を前記事件の識別番号に対応付けて記憶部に記憶し、前記証拠文書のドキュメントデータ、前記監視映像データ及び前記取調映像データのそれぞれに第1の保管期限、第2の保管期限、第3の保管期限を設定し、前記第1の保管期限が超過した前記証拠文書のドキュメントデータ、前記第2の保管期限が超過した前記監視映像データ、及び前記第3の保管期限が超過した前記取調映像データのうち少なくとも1つを表示部に表示する、事件証拠管理方法を提供する。
本発明によれば、事件に関するデータの保管期限を超過したデータの警察官への報知を効率的に促し、データ蓄積容量の無用な増大の抑制を警察官に対して喚起することができる。
各実施形態に共通する事件証拠管理システムの構成概要の一例を示すブロック図 各実施形態に共通する事件証拠管理システムの機能的構成の一例を示すブロック図 クライアントPCのブラウザに表示される検索結果画面の第1例を示す図 クライアントPCのブラウザに表示される検索結果画面の第2例を示す図 警察官により作成される取調調書のフォーマットの一例を示す図 クライアントPCのブラウザに表示される検索結果画面の第3例を示す図 図6に示す検索結果画面において検索オプションボタンが押下された場合にポップアップ表示される検索オプション画面の一例を示す図 第1の実施形態の事件証拠管理システムにおける検索処理手順の一例を示すフローチャート 管理者の権限でログインされたクライアントPCのブラウザに表示される保管期限超過リスト画面の一例を示す図 管理者の権限でログインされたクライアントPCのブラウザに表示される属性編集画面の一例を示す図 Detailボタンが押下された場合のクライアントPCのブラウザに表示される検索結果画面の一例を示す図 第2の実施形態の事件証拠管理システムにおける保管期限切れ日の設定手順の一例を示すフローチャート 一般ユーザの権限でログインされたクライアントPCのブラウザに表示される検索結果画面における保管期限切れコンテンツデータの表示手順の一例を示すフローチャート 管理者の権限でログインされたクライアントPCのブラウザに表示される検索結果画面における保管期限切れコンテンツデータの表示手順の一例を示すフローチャート クライアントPCのブラウザに表示される検索結果画面において、選択されたコンテンツデータをクリップボードに記憶する操作の一例を示す説明図 クライアントPCのブラウザに表示され、クリップボードに記憶されたコンテンツデータのうち警察官により選択されたコンテンツデータの検索結果画面の一例を示す図 管理者の権限でログインされたクライアントPCのブラウザに表示されるコンテンツデータの詳細画面の一例を示す図 図17に示す詳細画面において、関連付け対象のコンテンツデータを追加する操作の一例を示す説明図
以下、本発明に係る事件証拠管理システム及び事件証拠管理方法の各実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態に至る経緯)
従来、警察署では、同一の事件について、調書等のドキュメントデータや監視時又は取調時の映像データ等、異なる種類のデータを登録する際には、データの種別毎に異なるデータベースに登録して管理されていた。このため、同一の事件に関するドキュメントデータや映像データであるにも拘わらず、警察官は、データの種別毎に異なるデータベースに登録する操作を行う必要があり、この登録操作が煩雑であり、効率的でなかった。更に、警察官は、登録後に事件に関するデータを利用する時にも個々のデータベースにアクセスしなければならず、同一の事件に関するデータを横断的に利用することができず、利便性が低下していた。
そこで、以下の第1の実施形態では、同一の事件について異なる種類のデータを関連付けて登録し、登録後のデータの利用時の利便性を向上する事件証拠管理システム及び事件証拠管理方法の例について詳述する。
(第1の実施形態)
図1は、各実施形態に共通する事件証拠管理システム5の構成概要の一例を示すブロック図である。各実施形態に共通する事件証拠管理システム5は、同一の事件に関して、警察官により作成された事件に関する証拠文書(Scanned Document)のドキュメントデータ、警察署内の既定の場所に設置された監視カメラにより撮像された事件に関する被疑者の監視映像データ、及び、取調室に設置された監視カメラにより撮像された事件に関する被疑者の取調時の取調映像データ、を事件の識別番号(以下、単に「事件番号」という)に対応付けて登録することで統合的に管理する。
事件に関する証拠文書は、例えば警察官が事件に関して目撃者や被疑者との間で実況見分又は取調を介して作成した文書であり、紙媒体として書庫40に大量に保管されている。また、書庫40に保管されている証拠文書は、警察官の操作によって警察署内に設置されているスキャナ装置(不図示)で読み取られ、所定の拡張子を有するデータファイル(例えばPDFファイル)のドキュメントデータsd1に変換された後、事件証拠管理システム5に入力され、後述する所定の登録条件を満たせば登録(保存)される。この時に使用されるスキャナ装置は、事件証拠管理システム5の一部に含まれてもよいし、外部装置でもよい。
警察署内の既定の場所に設置された監視カメラにより撮像された映像(以下、監視カメラ映像という)は、例えば警察署内に設置されたCCTV(Closed-circuit Television)等の監視カメラ映像システム50において撮像された映像である。監視カメラ映像は、例えばアーカイブ用のISOイメージ形式の拡張子isoを有する映像データmd1に変換された後、事件証拠管理システム5に入力され、後述する所定の登録条件を満たせば登録(保存)される。監視カメラ映像システム50で使用される監視カメラは、例えば事件に関する被疑者又は目撃者の行動の監視を必要とする警察署内の複数の箇所(例えば廊下、階段、トイレ等)に設置される。
取調室に設置された監視カメラにより撮像された取調時の映像(以下、取調室映像という)は、取調室で行われる取り調べの状況を可視化するために、予め取調室に設置された取調室映像システム60において撮像された映像である。取調室映像は、監視カメラ映像と同様、例えばアーカイブ用のDCRイメージ形式の拡張子dcrを有する映像データmd2に変換された後、事件証拠管理システム5に入力され、後述する所定の登録条件を満たせば登録(保存)される。以下、ドキュメントデータsd1、映像データmd1,md2等を含む事件に関するデータを「コンテンツデータ」と総称する。
また、事件証拠管理システム5は、インターフェースIF2を介して、車載カメラ映像(ICV:In Car Video)システム8と接続可能である。車載カメラ映像システム8は、警察官が乗車する車両(例えばパトカー)に搭載された複数の車載カメラ、及び車載レコーダを有し、警察官が到着した事件の現場の映像やパトカーの走行中に遭遇する事件等の映像を車載カメラにより撮像して車載レコーダに記録する。複数の車載カメラは、例えばパトカーの前方を撮像するように設置されたカメラ、パトカーの左右後方をそれぞれ撮像するように設置されたカメラを含む。車載レコーダは、映像データベースとしてのDB8zを有し、複数の車載カメラにより撮像された映像データをDB8zに記録する。以下、DB8zに記録される映像データも上記「コンテンツデータ」に含まれるとする。
事件証拠管理システム5は、車載カメラ映像システム8と接続されることで、インターフェースIF2を介して車載カメラ映像システム8のDB8zにアクセスして、DB8zに記録されている映像データを選択して取得した上で再生可能である。また、事件証拠管理システム5に備わるインターフェースIF2は、有線若しくは無線(例えば無線LAN(Local Area Network))を用いて、事件証拠管理システム5と車載カメラ映像システム8とを相互にデータ通信可能にする。事件証拠管理システム5は、車載カメラ映像システム8に対し、例えばDB8zに記録された映像データの検索、再生、ダウンロード、削除指示等のリクエスト(要求)を行うと、車載カメラ映像システム8は、事件証拠管理システム5に対し、それぞれのリクエストに対するレスポンス(応答)としての検索結果、再生対象のコンテンツデータ、データファイル、削除結果等の出力を返す。削除結果は、例えば「削除できました」又は「削除できませんでした」旨を示すポップアップ画面である。
また、車載カメラシステムの一例としての車載カメラ映像システム8は、警察官が装着又は所持するウェアラブルカメラ(不図示)と接続可能であり、ウェアラブルカメラにより撮像された映像データを、パトカー内の車載カメラで撮像された映像データと同様、時系列にDB8zに記録する。従って、事件証拠管理システム5は、インターフェースIF2を介して車載カメラ映像システム8にアクセスすることで、ウェアラブルカメラにより撮像された事件の現場での映像データを取得して再生することもできる。
また、事件証拠管理システム5は、インターフェースIF3を介して、クライアントPC70と接続される。クライアントPC70は、ブラウザソフトウェア(単に、「ブラウザ」という)を有する汎用的なパーソナルコンピュータであり、一般ユーザとしての警察官又は管理者(後述参照)としての警察官が操作可能な端末である。クライアントPC70は、インターフェースIF3を介して、事件証拠管理システム5内のデジタル資産管理システム11と通信可能であり、外部記憶装置14内の事件データベースとしてのDB14zに蓄積されたデータにアクセスして取得し、取得したデータをブラウザ上で再生、表示可能である。なお、外部記憶装置14に証拠文書等の各種帳票、監視カメラ映像や取調室映像の動画(映像)データ等の実体データを保存し、デジタル資産管理システム11内に別の記憶部(例えばデジタル資産管理システム11内のシステム内記憶装置23)を備えて、これに実体データの保存場所、その他属性情報を記憶させることで、実体データを管理してもよい。
また、事件証拠管理システム5は、手動アップロード装置65と接続される。警察官が手動アップロード装置65を用い、手動で各種のコンテンツデータを事件証拠管理システム5にアップロードすることもできる。手動アップロード装置65として、例えば警察官が所持する手動アップロード対象のコンテンツデータの記憶装置のUSB(Universal Serial Bus)端子が接続可能なUSB入力端子を備えた機器、又は、警察官が所持するメモリカードを挿抜自在に接続可能なカードスロットを備えた機器が挙げられる。
事件証拠管理システム5は、サーバPC(図2参照)を用いて構成され、デジタル資産管理システム(DAM:Digital Asset Management System)11及びフォルダ監視システム13を主要部として備え、更に、外部記憶装置14、インターフェースIF1,IF2,IF3、監視対象フォルダ15,16,17を有する構成である。
入力部の一例としての監視対象フォルダ15,16,17は、警察官の操作により、それぞれ証拠文書のドキュメントデータsd1、監視カメラ映像の映像データmd1、取調室映像の映像データmd2が入力され、一時的に記憶する。
フォルダ監視システム13は、監視対象フォルダ15,16,17を常に監視し、監視対象フォルダ15,16,17内のデータが更新(例えばデータファイルの追加)されると、監視対象フォルダ15,16,17内の更新されたデータファイル(例えば追加されたデータファイル)のファイル名に対して構文解析を行い、そのデータファイルの登録を許可或いは不許可に設定する。この構文解析では、フォルダ監視システム13は、データファイルのファイル名が所定のデータファイルのフォーマット情報に適合しているか否かをチェックし、このファイルフォーマット情報に適合しているか否かによってその登録の許否を判断する。なお、フォルダ監視システム13の機能は、一般ユーザとしての警察官より権限のある上位の警察官(以下、管理者という)が所定の操作を行うことで停止することも可能である。
デジタル資産管理システム11は、検索機能及び管理機能11zを有し、警察官の操作に応じたクライアントPC70から種々のリクエストを、インターフェースIF3を介して取得し、そのリクエストに対するレスポンスの出力をクライアントPC70に渡す。登録部の一例としてのデジタル資産管理システム11は、フォルダ監視システム13の構文解析により登録が許可された監視対象フォルダ15,16,17内の各コンテンツデータ(例えば、同一事件に関する証拠文書のドキュメントデータsd1、被疑者の監視カメラ映像である映像データmd1、及び被疑者の取調室映像である映像データmd2)を、インターフェースIF1を介して取得し、外部記憶装置14内の事件データベースとしてのDB14zに書き込んで登録する。なお、後述するように、証拠文書のドキュメントデータsd1、被疑者の監視カメラ映像である映像データmd1、及び被疑者の取調室映像である映像データmd2が登録される際、同一の事件に関するデータであることを示すために、同一の事件番号(後述参照)に対応付けて登録される。また、デジタル資産管理システム11は、DB14zに登録されているコンテンツデータを、インターフェースIF3を介してクライアントPC70に送信し、インターフェースIF4を介して事件記録管理システム3に出力して登録する。
記憶部の一例としての外部記憶装置14は、大容量のデータを蓄積可能なストレージメモリであり、証拠文書のドキュメントデータ、監視カメラ映像の映像データ、取調室映像の映像データ等の各種のコンテンツデータをDB14zに登録して保存する。
また、デジタル資産管理システム11は、インターフェースIF3を介して、クライアントPC70から入力される各種リクエストに対し、レスポンスとしての出力を渡す。例えば、デジタル資産管理システム11は、クライアントPC70から検索の指示があると、検索機能及び管理機能11zを用いて外部記憶装置14内のDB14zに対して検索を行い、その検索結果をクライアントPC70に返す。また、デジタル資産管理システム11は、クライアントPC70から検索の指示があると、検索機能及び管理機能11zを用いて、インターフェースIF2を介して、車載カメラ映像システム8に各種リクエストを行い、車載カメラ映像システム8からレスポンスとしての出力を受ける。例えば、デジタル資産管理システム11は、車載カメラ映像システム8のDB8zに保存されている映像データのダウンロードを要求し、車載カメラ映像システム8から映像データのデータファイルを受け取る。
また、デジタル資産管理システム11は、インターフェースIF4を介して、事件記録管理システム(RMS:Record Management System)3と接続される。インターフェースIF4は、事件記録管理システム3により保持される。事件記録管理システム3は、事件の証拠文書のドキュメントデータの記録を管理し、証拠文書のドキュメントデータを含む事件に関する多様なドキュメントデータを蓄積している。デジタル資産管理システム11が、事件の証拠文書に関するドキュメントデータの保存先を示すパス情報を事件記録管理システム3に通知すると、事件記録管理システム3は、パス情報を元に、インターフェースIF4を介して、事件証拠管理システム5の外部記憶装置14にアクセスして事件に関するドキュメントデータを必要なとき(例えば法廷提出物出力システム6に必要なデータを出力するタイミング)に取得する。
また、事件記録管理システム3は、法廷提出物出力システム(CMS:Charge Management System)6と接続されている。法廷提出物出力システム6は、事件記録管理システム3から必要な少なくとも1つの証拠文書のドキュメントデータを読み出し、少なくとも1つの証拠文書のドキュメントデータを1つの事件に関するデータファイル(例えばPDFファイル)に変換したドキュメントデータsd2を出力する。このドキュメントデータsd2のファイル(例えばPDFファイル)が、例えば裁判所等の法廷に、事件に関する証拠文書として提出される。
図2は、各実施形態に共通する事件証拠管理システム5の機能的構成の一例を示すブロック図である。事件証拠管理システム5内のデジタル資産管理システム11及びフォルダ監視システム13は、サーバPCに搭載されたプロセッサ(例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor))がメモリに格納された制御プログラムを実行することで実現される。
フォルダ監視システム13は、フォルダ監視部32、ファイル処理部33及び設定記憶部34を有する。フォルダ監視システム13は、前述したように、監視対象フォルダ15,16,17を監視し、これらに一時的に入力されて記憶した各種のコンテンツデータの登録の許否を判断する。
設定記憶部34は、コンテンツデータのファイル名のフォーマット情報を保持する。ファイル名のフォーマット情報については後述する。
判断部の一例としてのフォルダ監視部32は、監視対象フォルダ15,16,17におけるコンテンツデータの更新(例えば追加)の有無をチェックし、監視対象フォルダ15,16,17から更新(例えば追加)のレスポンス(例えばコンテンツデータのファイルが追加された旨のメッセージ応答)を受ける。フォルダ監視部32は、更新のレスポンスを受けると、設定記憶部34に保持されているフォーマット情報を基に、監視対象フォルダ15,16,17内に追加されたコンテンツデータのファイル名に対して構文解析を行い、つまり、追加対象となったコンテンツデータのファイル名がフォーマット情報に適合しているか否かの構文解析結果をファイル処理部33に出力する。
ここで、各種のコンテンツデータのファイルのファイル名とファイル名のフォーマット情報の具体例について説明する。ファイル名のフォーマット情報は、一例として、次のように定義され、複数の属性が区切り文字(アンダースコア:_)を用いて連接してなる。属性は、事件番号、タイプ、警察官ID、目撃者、被疑者、文書名、日付、時間、付属情報、及びファイルの拡張子を含む。それぞれの属性には、個々の属性に許可される名称としての型が定義されており、属性の型に適合しない名称が入力されてしまうと、フォルダ監視部32は、その入力されたデータファイルのファイル名はフォーマット情報に適合しないと判断する。
(1)PDFファイルの場合
事件番号_タイプ_警察官ID_目撃者_被疑者_文書名_日付_時間_付属情報.pdf
(2)ISOファイルの場合
事件番号_タイプ_警察官ID_目撃者_被疑者_文書名_日付_時間_付属情報.iso
(3)DCRファイルの場合
事件番号_タイプ_警察官ID_目撃者_被疑者_文書名_日付_時間_付属情報.dcr
事件番号の属性は数値型の属性であり、数値の入力が許可される。タイプの属性はデータファイルのタイプを表し、英字の入力が許可される。警察官IDの属性は、予め警察官名簿等のリスト(不図示)に登録されているものに限定されるリスト型の属性である。目撃者、被疑者、文書名の属性はテキスト型の属性であり、文字の入力が許可される。日付、時間、付属情報の属性は数値型の属性であり、数値の入力が許可される。
そして、警察官により監視対象フォルダ(例えば監視フォルダ15)に次のファイル名のファイルが入力されたとする。
15−67890_AA_11000_BBB_CCC_STATEMENT1_08−15−15_180000_007.pdf
結論から言うと、このファイル名は、上記PDFファイルの場合のフォーマット情報に適合している、とフォルダ監視部32によって判断される。従って、フォルダ監視部32は、ファイル名のフォーマット情報を基に、ファイル名に対する構文解析の結果、このファイル名はフォーマット情報に適合し、事件証拠管理システム5の登録条件を満たすと判断する。この場合、フォルダ監視部32は、そのファイル名のコンテンツデータを登録し、更に、同一事件に関する複数のコンテンツデータを登録する場合には、該当する証拠文書のドキュメントデータsd1、監視カメラ映像の映像データmd1、取調室映像の映像データmd2を事件の識別番号(つまり、事件番号)に対応付けて登録する。登録対象の各種のコンテンツデータは外部記憶装置14のDB14zに記憶される。
一方、コンテンツデータのファイル名のうち、例えば事件番号の記述が無い、警察官IDが予め登録されているリスト(不図示)に登録されていない、又は数値型の属性に数値以外のテキストが入力されている等の場合、フォルダ監視部32は、ファイル名に対する構文解析の結果、このファイル名はフォーマット情報に適合しないと判断する。この場合には、フォルダ監視部32は、そのファイル名のコンテンツデータの登録を拒否する。
ファイル処理部33は、フォルダ監視部32から受け取った解析結果に従い、コンテンツデータが登録条件(つまり、追加対象となったコンテンツデータのファイル名が上記フォーマット情報に適合するという条件)に合致する場合、該当する監視対象フォルダからコンテンツデータを読み込む。この読み込みを終えると、ファイル処理部33は、一時的に読み込んだコンテンツデータをファイル処理部33内のキャッシュ(不図示)に保持し、該当する監視対象フォルダから、読み込み対象であったコンテンツデータ(言い換えると、一時的に記憶されていたコンテンツデータ)を削除する。
ファイル処理部33は、デジタル資産管理システム11に対して、ファイル処理部33内に保持しているコンテンツデータの登録リクエストを行い、そのレスポンスを受ける。この登録リクエストによって、デジタル資産管理システム11のシステム内記憶装置23に証拠文書のドキュメントデータsd1が登録される。その後、ファイル処理部33は、該当する監視対象フォルダから、読み込み対象であったコンテンツデータ(言い換えると、一時的に記憶されていたコンテンツデータ)を削除する。
ファイル処理部33は、一つの事件に関する多様なコンテンツデータ(つまり、ドキュメントデータsd1、映像データmd1,md2)を外部記憶装置14に書き込み、事件データベースとしてのDB14zに登録する。なお、証拠文書のドキュメントデータsd1は、デジタル資産管理システム11のシステム内記憶装置23にも登録されるので、外部記憶装置14のDB14zに登録させないことも可能である。
ファイル処理部33は、デジタル資産管理システム11からコンテンツデータの削除リクエストを受けると、外部記憶装置14のDB14zに登録されている該当するコンテンツデータを削除し、そのレスポンス(つまり、削除したことを示すメッセージ応答)をデジタル資産管理システム11に返す。
デジタル資産管理システム11は、サーバ処理部21、登録処理部22及びシステム内記憶装置23を有する。デジタル資産管理システム11は、前述したように、事件に関する証拠文書のドキュメントデータsd1、監視カメラ映像の映像データmd1及び取調室映像の映像データmd2等の各種のコンテンツデータを管理し、更に、車載カメラ映像システム8に格納された映像データを管理する。
登録処理部22は、フォルダ監視システム13からの登録リクエストがあると、証拠文書のドキュメントデータsd1をシステム内記憶装置23に登録し、そのレスポンス(つまり、登録したことを示すメッセージ応答)をフォルダ監視システム13に返す。この登録処理では、ドキュメントデータsd1に属性情報(後述参照)が付加される。なお、システム内記憶装置23は、外部記憶装置14に比べて記憶容量が少ないこともあるので、映像データmd1,md2と比べてファイルサイズの小さいドキュメントデータsd1だけが記憶されてもよい。
サーバ処理部21は、データ処理部24、表示制御部25及びクリップボード制御部26を有する。サーバ処理部21は、システム内記憶装置23に接続され、種々のリクエストに対応する処理を行い、この処理結果をレスポンスとして返す。
データ処理部24は、フォルダ監視システム13に対し、外部記憶装置14に記憶されたコンテンツデータを削除するための削除リクエストを行い、フォルダ監視システム13からそのレスポンス(つまり、削除したことを示すメッセージ応答)を受ける。フォルダ監視システム13は、データ処理部24から削除リクエストを受けると、外部記憶装置14に記憶されたコンテンツデータを削除する。
また、検索部の一例としてのデータ処理部24は、車載カメラ映像システム8に対し各種リクエスト(検索、再生、ダウンロード、削除等)を行い、車載カメラ映像システム8からそのレスポンスの出力を受ける。
また、検索部の一例としてのデータ処理部24は、クライアントPC70から各種リクエスト(検索、再生等)を受けると、このリクエストに応じた処理を行う。例えば、クライアントPC70から検索リクエストがあった場合、データ処理部24は、外部記憶装置14及びシステム内記憶装置23に記憶されたコンテンツデータを検索し、この検索結果をクライアントPC70にレスポンスとして返す。
表示制御部25は、クライアントPC70からのリクエストに従い、表示部の一例としてのクライアントPCのブラウザ73に表示される画面データを生成する。
クリップボード制御部26は、システム内記憶装置23に割り当てられたクリップボードCPBを制御する。例えば、クリップボード制御部26は、データ処理部24がコンテンツデータに対して行った処理結果をクリップボードCPBに一時的に記憶し、また、クリップボードCPBに記憶されたコンテンツデータに対し各種の処理を行う。また、クリップボード制御部26は、警察官の操作により、クライアントPC70が事件証拠管理システム5に対してログアウトする時、クリップボードCPBに記憶された全てのコンテンツデータを消去する。
車載カメラ映像システム8は、パトカーに搭載されており、サーバ処理部82及びシステム内記憶装置85を有する。システム内記憶装置85には、パトカー内に設置された複数の車載カメラにより撮像された個々の映像データ及び警察官が装着又は所持するウェアラブルカメラにより撮像された映像データを時系列に記録する映像データベースとしてのDB8zが格納される。サーバ処理部82は、DB8zに記録された映像データに対し、各種処理を行うデータ処理部83を有する。データ処理部83は、デジタル資産管理システム11内のサーバ処理部21からの各種リクエスト(検索、再生、ダウンロード、削除)に従って処理を行い、その処理結果をレスポンスとしてサーバ処理部21に返す。
事件記録管理システム3は、登録処理部36、登録用フォルダ37及びシステム内記憶装置38を有し、事件データの記録を管理する。登録用フォルダ37は、デジタル資産管理システム11内のサーバ処理部21から送られた、事件に関する証拠文書のドキュメントデータの保存先を表すパス情報を受け取って保存する。このパス情報は、外部記憶装置14内のDB14zに登録されたコンテンツデータの保存先を表しており、例えばXML(Extensible Markup Language)で記述される。
登録処理部36は、登録用フォルダ37に保存されたパス情報を元に、外部記憶装置14にアクセスし、該当する事件に関する証拠文書のドキュメントデータsd1を読み出し、システム内記憶装置38に格納する。システム内記憶装置38は、事件として登録処理された証拠文書のドキュメントデータを蓄積する。
また、事件記録管理システム3は、システム内記憶装置38に蓄積された証拠文書のドキュメントデータを読み出し、法廷提出物出力システム6に証拠文書のドキュメントデータ及び前述したパス情報を送る。
法廷提出物出力システム6は、少なくとも1つの証拠文書のドキュメントデータを1つの事件に関するデータファイル(例えばPDFファイル)に変換して出力可能であり、また、パス情報を元に外部記憶装置14にアクセスして映像データ等を読み出し可能である。
図3は、クライアントPC70のブラウザ73に表示される検索結果画面75の第1例を示す図である。図3に示す検索結果画面75には、既に汎用的に使用されている通常のブラウザ73により表示されるURL(Uniform Resource Locator)等の情報の他、デジタル資産管理システム11により検索されたコンテンツデータの検索結果が少なくとも表示される。この検索結果画面75では、ログインユーザ名が「Morgan(12345)」であり、Morganさん自身が担当した事件に関するコンテンツデータが表示される。なお、「12345」はMorganさんを識別する警察官コードである。この検索結果画面75では、タブTb1,Tb2が配置されており、タブTb1或いはタブTb2を選択することで、コンテンツデータの検索結果の表示内容が切り替わる。タブTb1では、デジタル資産管理システム11(つまり、外部記憶装置14のDB14z)に登録されているコンテンツデータの中からクライアントPC70からの検索条件に合致するコンテンツデータが表示される。タブTb2では、車載カメラ映像システム8(つまり、DB8z)に登録されているコンテンツデータの中からクライアントPC70からの検索条件に合致するコンテンツデータが表示される。
図3では、タブTb1が選択された場合の検索結果画面75が示されている。この検索結果画面75には、「25/46 Record(s)」と表示されるように、検索条件に合致したコンテンツデータの数は、デジタル資産管理システム11と車載カメラ映像システム8とを合わせて46件である。46件のコンテンツデータのうち、25件のコンテンツデータがデジタル資産管理システム11に登録されていたことが示されている。また、残り21件のコンテンツデータは車載カメラ映像システム8に登録されている(図4に示す検索結果画面75参照)。ここでは、タブTb1が選択されているので、デジタル資産管理システム11に登録されているコンテンツデータが表示される。
これらのコンテンツデータの表示形式は3通りである。検索結果画面75の右側には、Tileボタンv1、Listボタンv2及びDetailボタンv3の3つのボタンが配置される。Tileボタンv1が押下されると、コンテンツデータはタイル表示(つまり、それぞれのコンテンツデータのアイコン又はサムネイルが示された形態)で表示される。Listボタンv2が押下されると、コンテンツデータはリスト表示(例えばコンテンツデータのファイル名のみ)で表示される。Detailボタンv3が押下されると、コンテンツデータは詳細表示(図11参照)で表示される。図3では、コンテンツデータは、タイル表示で表示されている。
また、図3に示す検索結果画面75では、25件のコンテンツデータのうち、例えば5件のコンテンツデータがタイル表示可能である。コンテンツデータの表示切替は、検索結果画面75に配置された表示切替ボタンDS1〜DS5を押下することで行われる。表示切替ボタンDS1は、「<Backward」と記述されており、1つ前の最大5件分のタイル表示の選択に戻るボタンである。表示切替ボタンDS2は、「1」と記述され、25件のコンテンツデータを示すタイルのうち1番目〜5番目のタイルを選択するボタンである。同様に表示切替ボタンDS3は、「2」と記述され、25件のコンテンツデータを示すタイルのうち6番目〜10番目のタイルを選択するボタンである。表示切替ボタンDS4は、「3」と記述され、25件のコンテンツデータを示すタイルのうち11番目〜15番目のタイルを選択するボタンである。表示切替ボタンDS5は、「Forward>」と記述され、1つ先の最大5件分のタイル表示の選択に進むボタンである。ここでは、表示切替ボタンDS2が選択され、25件のコンテンツデータのうち、最初の5件(つまり、1番目〜5番目)のコンテンツデータがタイルTL1,TL2,TL3,TL4,TL5として表示される。
また、タイルTL1〜TL5の並べ方は、ファイル名の昇順で行われている。この並べ方は、図3に示す検索結果画面75の右側に配置されたプルダウンメニューpm1を押下して他の項目を選択することで変更可能である。ここでは、「Name Ascending Order」、つまりファイル名の昇順が選択されている。なお、各タイルに表示されるファイル名は、後述する長いテキストで表現されるファイル名のうち、フォーマット情報の「文書名」に相当する部分だけを抜き出して用いられる。
5つのタイルTL1〜TL5のうち、例えば検索結果画面75の最も左側に表示されたタイルTL1には、属性情報として、動画アイコンm1、ファイル名(Name)「Car.dcr」、事件番号(No.)「12−3456」、2名の警察官のうち第1の警察官コード(Officer1)「12345」、及び第2の警察官コード(Officer2)「23456」が記述される。また、タイルTL1の左上隅には、チェックマークを付与するためのチェックボックスb1が配置される。また、タイルTL2〜TL5においても、同様の属性情報が記述される。
警察官がチェックボックスb1〜b5の少なくとも1つにチェックマークを付与し、画面の左側に配置された項目選択ボタンIS1を押下すると、クリップボードに追加する等のメニュー画面が現れる。警察官が、クリップボードに追加する項目を選択すれば、クリップボード制御部26は、選択されたタイルに対応するコンテンツデータをクリップボードCPBに登録する。なお、タイルには、第2の実施形態において詳述する保管期限の切れ(超過)を示す情報である「Expired」の文字が付されてもよく、その場合、警察官は、検索結果画面75を閲覧することで、保管期限切れとなったコンテンツデータの存在を知ることができ、例えば保管期限が過ぎているために削除しても良いという判断が可能になる等、利便性が向上する。
その他、検索結果画面75には、アップロードボタンUp1、項目選択ボタンIS1、クリップボード表示ボタンCLP1、入力フィールドFd1、検索ボタンSh1、検索オプションボタンOp1及びラジオボタンtg1が配置される。
アップロードボタンUp1は、警察官がデジタル資産管理システム11に対し、事件に関する各種のコンテンツデータを手動で直接アップロードする際に使用される。
項目選択ボタンIS1は、警察官がアップロードするコンテンツデータの項目を選択する際に使用される。
クリップボード表示ボタンCLP1は、警察官がクリップボードCPBに記憶されたコンテンツデータを表示させる際に使用される。
入力フィールドFd1には、検索に用いられる特定のキーワードが入力される。例えば入力フィールドFd1に、Morganと入力された場合には、検索オプション画面(後述参照)で特段の検索オプションが指定されていない場合には、事件の目撃者、被疑者、警察官の名前にMorganが含まれているコンテンツデータが検索される。
検索ボタンSh1は、検索を開始する際に押下される。検索オプションボタンOp1は、検索条件を追加して検索結果を絞り込むために押下される。例えば検索オプションボタンOp1が押下されると、複数の検索項目が指定可能な検索オプション指定画面(図7)が表示され、警察官(例えばMorganさん)の操作により検索項目が「警察官」に指定されかつ入力フィールドFd1に入力されたキーワードがMorganである場合、デジタル資産管理システム11は、「警察官」がMorganであるコンテンツデータを検索する。
ラジオボタンtg1は、検索の対象を全てのレコード(つまり、DB14z及びDB8zに登録された全てのコンテンツデータ)とするか、現在候補として挙げられているレコード(つまり、46件のコンテンツデータ)とするか、を選択するために使用される。
図4は、クライアントPC70のブラウザ73に表示される検索結果画面75の第2例を示す図である。図4に示す検索結果画面75では、タブTb2が選択され、車載カメラ映像システム8のDB8zに登録されているコンテンツデータの中から、検索条件に合致するコンテンツデータが表示される。図3に示す検索結果画面75と同一の箇所には同一の符号を付与して説明を省略する。
タブTb2が選択された検索結果画面75では、検索条件に合致する21件のコンテンツデータの中から、最初の5件(つまり、1番目〜5番目)のコンテンツデータに対応するタイルTL11〜TL15が表示されている。5つのタイルTL11〜TL15のうち、例えば検索結果画面75の左側に表示された2つのタイルTL11,TL12は、警察官によって所持されたウェアラブルカメラによりそれぞれ撮像された映像データの2枚のサムネイルGZ11,GZ12を含む。残り3つのタイルTL13,TL14,TL15は、車載カメラによってそれぞれ撮像された映像データの3枚のサムネイルGZ13,GZ14,GZ15を含む。各タイルに含まれる他の属性情報は、前述した図3のデジタル資産管理システム11に登録されたコンテンツデータの場合と同様である。
例えば検索結果画面75の最も左側のタイルTL11には、映像のサムネイルGZ11の他、属性情報として、ファイル名(Name)「121226W…」(文字列がタイルTL11の表示領域に表示可能な長さを超えているので「…」を示すことで省略している)、事件番号(No.)「12−3456」、2名の警察官のうち第1の警察官コード(Officer1)「12345」、及び第2の警察官コード(Officer2)「23456」が記述される。また、タイルTL11の左上隅には、チェックボックスb11が配置される。また、タイルTL12〜TL15においても、同様の属性情報が記述される。ここで、車載カメラ映像システム8のDB8zに登録されている映像データは複数のシーンからなり、その正式なファイル名は、シーン毎のファイル名を連結した名称又はシーン毎のファイル名に共通する名称となり得るが、タイルには、先頭のシーンのファイル名の一部分だけが抜き出して表示される。つまり、車載カメラやウェアラブルカメラにより撮像された映像データは事件の現場において撮像されることが多いため、それらの映像データは例えば3時間程度の長時間にわたって撮像され、ファイルサイズが大きい。従って、車載カメラ映像システム8のDB8zに映像データが登録される際には、例えば車載カメラ又はウェアラブルカメラによって3時間程度の映像データが所定時間分(例えば10分程度)のファイルに分割された個々の映像データが登録される。
また、各タイルのファイルの並べ方は、ウェアラブルカメラで撮像された映像データのファイル名と、車載カメラで撮像された映像データのファイル名とで、異なるように設定可能である。例えば、ウェアラブルカメラで撮像された映像データをファイル名の降順、車載カメラで撮像された映像データをファイル名の昇順で並べることも可能である。また、タイルTL11,12はウェアラブルカメラにより撮像された映像データであるが、これを示すために、ウェアラブルカメラにより付与されたファイル名に「W」の文字が含まれている。
図5は、警察官により作成される取調調書td1のフォーマットの一例を示す図である。事件に関する証拠文書の一例である取調調書td1は、取り調べを行った警察官によって、図5に示すフォーマットに従って作成される。取調調書td1には、事件番号、ファイル番号、被取調者(つまり、被疑者)の名前及び年齢、取り調べを行った警察官(取調者)、その所属及び管轄区域、取調日時、開始時刻、終了時刻、取調場所、被取調者の状況、及び取調記録が記入可能である。
警察官によって取調調書td1が作成されると、前述したように、取調調書td1は、スキャナ装置(不図示)で読み込まれ、PDFファイル等のドキュメントデータsd1に変換される。取調調書td1のドキュメントデータは、デジタル資産管理システム11内のシステム内記憶装置23に登録され、また、外部記憶装置14のDB14zに登録される。
次に、本実施形態の事件証拠管理システム5における検索動作について詳述する。
図6は、クライアントPC70のブラウザ73に表示される検索結果画面75の第3例を示す図である。入力フィールドFd1には、警察官(つまり、本実施形態の事件証拠管理システム5にログインしているクライアントPC70を操作するMorganさん)により、「Jack」の文字が検索用のキーワードとして入力される。更に、警察官が検索オプションボタンOp1を押下すると、図7に示す検索オプション画面Og1がブラウザ73により表示される。ここでは、検索オプション画面Og1において、絞り込み検索のために追加される検索項目に「被疑者」が選択されている場合を想定する。警察官(図6に示す例では、Morganさん)が検索ボタンSh1を押下すると、図6に示す検索結果画面75には、デジタル資産管理システム11は、外部記憶装置14のDB14z及び車載カメラ映像システム8のDB8zにそれぞれ登録されているコンテンツデータに対し、検索処理を行う。ここでは、検索条件に合致するコンテンツデータが46件あったとする。46件のコンテンツデータのうち、外部記憶装置14のDB14zには、25件のコンテンツデータが含まれる。検索の結果として得られた1番目〜5番目の5枚のタイルTL21〜TL25には、それぞれ属性情報として被疑者(Accused)「Jack」が共通して含まれる。例えば1枚目のタイルTL21に示されるファイル名「Car.dcr」のコンテンツデータには、属性情報として、事件番号(No.)「12−3456」、警察官コード(Officer1)「12345」の他、被疑者(Accused)「Jack」が含まれる。
図7は、図6に示す検索結果画面75において検索オプションボタンOp1が押下された場合にポップアップ表示される検索オプション画面Og1の一例を示す図である。検索オプション画面Og1には、例えば6つの検索項目A,検索項目B,検索項目C,検索項目D,検索項目E,検索項目Fをそれぞれ任意に設定可能な検索設定ボタン81a,81b,81c,81d,81e,81fが配置される。また、OKボタンkb1及びキャンセルボタンcb1が配置される。この検索オプション画面Og1では、例えば数式(1)に示す検索式を用いて検索する際、6つの検索項目A,検索項目B,検索項目C,検索項目D,検索項目E,検索項目Fが設定可能である。但し、検索式によっては、6つの検索項目の全てが設定されなくても構わない。また、各検索項目ボタン毎にプルダウン方式で各項目が表示されるようにしてもよい。
{検索項目A OR 検索項目B OR 検索項目C}AND 検索項目D AND{検索項目E OR 検索項目F} ……(1)
例えば検索項目A,検索項目B,検索項目Cとして、例えば警察官、目撃者、被疑者が設定される。検索項目Dとして、例えば日付、期間又は人名が設定される。検索項目E,検索項目Fとして、例えば2つの場所が設定される。なお、これらの検索項目は、全て設定される必要はなく、少なくとも1つ設定されることで、警察官の希望に沿った効率的な検索が可能となる。図6に示す検索結果画面が得られるための検索実行前の検索オプション画面では、例えば検索項目Cとして「被疑者」が設定された。また、検索オプション画面には、「保管期限切れ日」、「クリップボードに登録済みのデータ」等を条件として設定可能である。
なお、数式(1)で示した検索式は、あくまで一例であり、他の検索式でもよい。例えば、検索式には、論理和や論理積演算に限らず、論理否定や排他的論理和演算を用いてもよい。
図8は、第1の実施形態の事件証拠管理システム5における検索処理手順の一例を示すフローチャートである。図8に示す事件証拠管理システム5における検索処理は、事件証拠管理システム5にログインしたクライアントPC70がデジタル資産管理システム11に対し、その検索の実行を指示することで開始される。
図8において、先ず、クライアントPC70は、警察官の操作により、数式(1)に示す検索式の一部(つまり、論理和(OR)演算の部分)を生成する(S1)。即ち、クライアントPC70は、{検索項目A OR 検索項目B OR 検索項目C}で表される論理和演算と、{検索項目E OR 検索項目F}で表される論理和演算とを生成する。
続いて、クライアントPC70は、ステップS1で生成された2つの論理和演算と検索項目Dと対し論理積演算を行う検索式を生成し、上記した数式(1)に示す検索式を完成させる(S2)。更に、クライアントPC70は、ステップS2により生成された検索式を用いて、事件証拠管理システム5に対し、検索処理を要求する。
デジタル資産管理システム11内のサーバ処理部21は、この検索要求に従い、外部記憶装置14内のDB14z及び車載カメラ映像システム8内のDB8zを検索し、検索条件に合致するコンテンツデータを抽出する(S3)。
クライアントPC70は、デジタル資産管理システム11から検索結果を受けると、検索結果画面75を生成して更新し、検索結果を表示する(S4)。この後、クライアントPC70は本動作を終了する。
以上により、第1の実施形態の事件証拠管理システム5では、警察官は、事件の証拠文書を書庫40から取り出し、スキャナ装置(不図示)でドキュメントデータsd1に変換する。その後、監視対象フォルダ15に証拠文書のドキュメントデータsd1が入力されると、フォルダ監視システム13は、ドキュメントデータsd1が登録条件を満たすか否か(つまり、ドキュメントデータsd1のファイル名がファイル名のフォーマット情報に適合するか否か)を判断する。
また、監視対象フォルダ16に、監視カメラ映像システム50により警察署内の既定の場所に設置された監視カメラにより撮像された被疑者の監視カメラ映像の映像データmd1が入力されると、フォルダ監視システム13は、映像データmd1が登録条件を満たすか否か(つまり、映像データmd1のファイル名がファイル名のフォーマット情報に適合するか否か)を判断する。
また、監視対象フォルダ17に、取調室に設置された取調室映像システム60により被疑者の取調時に撮像された取調室映像の映像データmd2が入力されると、フォルダ監視システム13は、映像データmd2が登録条件を満たすか否か(つまり、映像データmd2のファイル名がファイル名のフォーマット情報に適合するか否か)を判断する。
フォルダ監視システム13は、監視対象フォルダ15,16,17にそれぞれ入力されたドキュメントデータsd1、映像データmd1及び映像データmd2の各ファイル名に対して構文解析を行い、この構文解析の結果、各コンテンツデータのファイル名がそれぞれファイル名のフォーマット情報に適合するか否か(つまり、所定の登録条件を満たすか否か)を判断する。
フォルダ監視システム13によってこれらのコンテンツデータのファイル名がファイル名のフォーマット情報に合致すると判断された場合、デジタル資産管理システム11は、ドキュメントデータsd1、映像データmd1及び映像データmd2を、事件番号(事件の識別番号)に対応付けて、外部記憶装置14の事件データベースとしてのDB14zに登録する。また、デジタル資産管理システム11内の登録処理部22は、システム内記憶装置23にドキュメントデータsd1の位置情報、属性情報等を登録してもよい。
これにより、従来では同一の事件に関するドキュメントデータや映像データであってもデータファイルの種別が異なれば別個の専用システムで個別に管理されていたが、本実施形態の事件証拠管理システム5によれば、同一の事件に関する異なる種別のコンテンツデータ(つまり、証拠文書のドキュメントデータsd1、被疑者の監視カメラ映像である映像データmd1、及び被疑者の取調室映像である映像データmd2)を関連付けて登録することができる。従って、本実施形態の事件証拠管理システム5では、クライアントPC70からの検索要求により得られる事件に関する各種のコンテンツデータには、少なくとも証拠文書のドキュメントデータsd1、監視カメラ映像の映像データmd1、取調室映像の映像データmd2等が関連付けられているので、警察官は、これらのコンテンツデータを関連付けて閲覧することができ、自己が知りたい事件の内容やその経緯等を包括的かつ横断的に把握することができる。
また、事件証拠管理システム5は、パトカーに搭載された車載カメラ映像システム8と通信可能に接続される。車載カメラ映像システム8は、少なくとも1つの車載カメラを有し、車載カメラにより撮像された映像データや、警察官が装着又は所持するウェアラブルカメラにより撮像された映像データを車載カメラ映像システム8内の映像データベースとしてのDB8zに蓄積する。これにより、事件証拠管理システム5は、警察署から遠く離れた事件の現場において車載カメラやウェアラブルカメラが撮像した映像データも含めて事件に関連付けて登録することができ、事件に関するコンテンツデータの範囲を広げて統括的に管理することができる。
また、事件証拠管理システム5では、フォルダ監視システム13がドキュメントデータsd1、映像データmd1及び映像データmd2のファイル名に対して構文解析を行った結果、コンテンツデータがフォーマット情報に合致しないと判断された場合、デジタル資産管理システム11は、そのコンテンツデータを外部記憶装置14の事件データベース14zに登録しない。これにより、不正な登録を省き、外部記憶装置14の記憶容量の無用な増大を抑制できる。従って、事件証拠管理システム5の無用なコストアップを低減できる。
(第2の実施形態に至る経緯)
警察署が扱う事件の件数は、年々増加傾向にあり、しかも、事件の内容の複雑化等によって事件に関する証拠文書、監視カメラ映像、取調室映像の各種データ量も増加している。一方で、事件に関する証拠文書、監視カメラ映像、取調室映像の各種データには既に必要ないデータも含まれていることがあり、必要ないデータを削除しないで保存していると、証拠文書、監視カメラ映像、取調室映像の各種データの蓄積容量の増大を抑制できず、警察署内又は外部にストレージを別途増設する必要が生じ、多大な費用が発生する。
そこで、以下の第2の実施形態では、事件に関するデータの保管期限を超過したデータの警察官への報知を効率的に促し、データ蓄積容量の無用な増大の抑制を警察官に対して喚起する事件証拠管理システム及び事件証拠管理方法の例について詳述する。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、事件証拠管理システム5のDB14zに蓄積されている各種のコンテンツデータに対し、そのコンテンツデータの登録時又は登録後にそれぞれ保管期限が設定され、保管期限が超過したコンテンツデータの取り扱いについて説明する。なお、第2の実施形態の事件証拠管理システム5のシステム構成は第1の実施形態の事件証拠管理システム5のシステム構成と同様であるため、それらの説明については省略する。
図9は、管理者の権限でログインされたクライアントPC70のブラウザ73に表示される保管期限超過リスト表示画面EL1の一例を示す図である。管理者の権限を有する上位の警察官(つまり、管理者)がクライアントPC70に対し所定の操作(つまり、保管期限超過リストの表示要求)を行うと、クライアントPC70はデジタル資産管理システム11と通信を行い、クライアントPC70のブラウザ73は、デジタル資産管理システム11からの情報を基に、保管期限超過リスト表示画面EL1を表示する。保管期限超過リスト表示画面EL1の上部には、保管期限が超過する当日及びそれ以前の日付を入力可能な入力フィールドFd2が配置される。また、検索を開始する検索ボタンSh2、及び検索条件を絞り込むための検索オプションボタンOp2が配置される。ラジオボタンtg2は、検索の対象を全てのレコード(つまり、DB14z及びDB8zに登録された全ての期限切れのコンテンツデータ)とするか、現在候補として挙げられているレコード(つまり、21件のコンテンツデータ)とするか、を選択するために使用される。
図9に示す保管期限超過リスト表示画面EL1において、検索結果の各種コンテンツデータの並べ方は、管理者の操作により、保管期限超過リスト表示画面EL1の右側に配置されたプルダウンメニューpm2が押下されて他の項目が選択されることで変更可能である。ここでは、並べ方に「Name Ascending Order」、つまりファイル名の昇順が選択されている。
また、保管期限超過リスト表示画面EL1の左側の上部には、選択ボタンSE2及び項目選択ボタンIS2が配置される。選択ボタンSE2は、該当する保管期限超過のコンテンツデータを選択するためのボタンである。項目選択ボタンIS2は、選択された保管期限超過のコンテンツデータを表示するためのボタンである。なお、項目選択ボタンIS2を用いて、選択されたコンテンツデータをゴミ箱に捨てる、或いはゴミ箱に入っているコンテンツデータを元の場所に戻してもよい。また、ゴミ箱にコンテンツデータが置かれてから、例えば90日間が経過すると、元の場所に戻すことができなくなり、完全に消去される。この90日というデータは、管理者の操作により、ゴミ箱に溜めておく日数の設定画面(不図示)で適宜、任意の数値が設定可能である。
また、保管期限超過リスト表示画面EL1には、21件の保管期限超過のコンテンツデータが該当し、そのうち、3件のコンテンツデータが詳細表示で表示されている。保管期限超過のコンテンツデータの選択は、保管期限超過リスト表示画面EL1の中央部に配置された表示切替ボタンDS11〜DS15を選択することによって行われる。表示切替ボタンDS11は、「<Back」と記述され、1つ前の選択に戻るボタンである。表示切替ボタンDS12は、「1」と記述され、21件のコンテンツデータのアイコン(例えばサムネイル、タイル。以下同様。)のうち1番目〜3番目のコンテンツデータのアイコンを選択するボタンである。表示切替ボタンDS13は、「2」と記述され、21件のコンテンツデータのアイコンのうち4番目〜6番目のコンテンツデータのアイコンを選択するボタンである。表示切替ボタンDS14は、「3」と記述され、21件のコンテンツデータのアイコンのうち7番目〜9番目のコンテンツデータのアイコンを選択するボタンである。表示切替ボタンDS15は、「Next>」と記述され、1つ先の最大3件分のアイコンの選択に進むボタンである。ここでは、表示切替ボタンDS12が選択され、21件のコンテンツデータのうち、最初の3件のコンテンツデータDA1〜DA3が表示されている。
例えば、最上位に表示されたコンテンツデータDA1は、ファイル名(Name)「goo.pdf」のドキュメントデータである。コンテンツデータDA1には、属性情報として、事件番号(No.)「12−3456」、保管期限が超過した日を示す保管期限切れ日「2015/05/16」及び保管期限切れであることを表す「Expired」が表示される。また、チェックボックスb51が付加される。
2番目のコンテンツデータDA2は、ファイル名(Name)「Cut.dcr」の映像データである。コンテンツデータDA2には、属性情報として、事件番号(No.)「12−1256」、保管期限切れ日「2015/05/20」及び保管期限切れであることを表す「Expired」が含まれる。また、チェックボックスb52が付加される。
3番目のコンテンツデータDA3は、ファイル名(Name)「Accident.dcr」の映像データである。コンテンツデータDA3には、属性情報として、事件番号(No.)「20−789」、保管期限切れ日「2015/05/30」及び保管期限切れであることを表す「Expired」が含まれる。また、チェックボックスb53が付加される。
管理者がチェックボックスb51〜b53の少なくとも1つにチェックマークを付与し、選択ボタンSE2を押下すると、クリップボード制御部26は、選択されたコンテンツデータをクリップボードCPBに転送(登録)する。クリップボードCPBに記憶されたコンテンツデータは、後述するように、管理者によって適宜、編集可能である。
図10は、管理者の権限でログインされたクライアントPC70のブラウザ73に表示される属性編集画面ED1の一例を示す図である。管理者は、クライアントPC70のブラウザ73に属性編集画面ED1を表示させると、個々のコンテンツデータの属性情報を編集可能である。図10に示す属性編集画面ED1では、警察官コード「98765」の管理者であるJuxonさんがクライアントPC70を操作して事件証拠管理システム5にログインしている。各実施形態の事件証拠管理システム5では、管理者の権限を有するログインユーザの識別情報(例えば、警察官コード、氏名等)と一般ユーザの権限を有するログインユーザの識別情報(例えば、警察官コード、氏名等)とが区別されて、外部記憶装置14に記憶されている。
クライアントPC70は、管理者の権限を有する警察官として予め外部記憶装置14に登録された管理者がログインした場合、所定の操作(例えば属性編集画面の表示要求)を事件証拠管理システム5に対して行うことで、図10に示す属性編集画面ED1をブラウザ73に表示する。属性編集画面ED1が表示されるタイミングとしては、上記したように管理者が所定の操作を行った時の他、例えば予め登録された時刻に達した時、前回編集してから所定時間が経過した時等が挙げられる。
属性編集画面ED1には、コンテンツデータのデータファイルのファイル名が入力される入力フィールドem1、事件番号が入力される入力フィールドem2、及び保管期限切れ日(保管期限超過日)が入力される入力フィールドem3が配置される。入力フィールドem3のデータ形式は、例えば年月日を表示可能な形式である。また、属性編集画面ED1には、管轄区域を設定するためのプルダウンメニューem4、所属を設定するためのプルダウンメニューem5、事件の原因を設定するためのプルダウンメニューem6、及び警察官コードが入力される入力フィールドem7が配置される。また、属性編集画面ED1の右側には、スクロールバーscr1が配置される。スクロールバーscr1を上下方向に移動させることで、更なる属性情報が現れ、編集可能である。また、属性編集画面ED1の下部には、OKボタンkb2及びキャンセルボタンcb2が配置される。
図11は、Detail(詳細表示)ボタンv3が押下された場合のクライアントPC70のブラウザ73に表示される検索結果画面75の一例を示す図である。図11に示す検索結果画面75が表示されるための前提となる検索条件としては、入力フィールドFd1に入力されたキーワードが使用されており、検索オプションとして、保管期限切れ日が設定されている。
検索結果画面75において、一般ユーザの権限を有する警察官(例えば管理者ではないMorganさん、図3参照)又は管理者(例えばJuxonさん、図10参照)によってDetailボタンv3が押下されると、検索条件を満たす複数のコンテンツデータが検索リストLS1にテーブル形式で一覧表示される。検索条件を満たす各コンテンツデータに対し、コンテンツデータの属性情報として、ファイル名、事件番号、ファイル形式、ファイルサイズ、警察官の氏名及び保管期限切れ日の各項目に対するデータが表示される。また、保管期限が超過したコンテンツデータには、保管期限が超過したことを表す「Expired」の文字が、例えば赤色で表示される。なお、赤色に限定されないが、ログインユーザにとって一目で識別し易い(言い換えると、既に不要なコンテンツデータであるため、ログインユーザに対してそのコンテンツデータの削除を促し易い)色であると好ましい。また、各コンテンツデータの先頭には、選択された場合にチェックマークが付与されるチェックボックスb21〜b26が配置される。
検索結果画面75では、図3と同様、検索条件を満たす46件のコンテンツデータのうち、デジタル資産管理システム11に登録されている25件の中から、上位6件のコンテンツデータが表示されている。例えば4番目のコンテンツデータは、ファイル名「goo.pdf」、事件番号「12−1122」、ファイル形式「PDF」、ファイルサイズ「60MB」、警察官「Morgan」、及び保管期限切れ日「2014/10/22 Expired」の属性情報を有する。
次に、コンテンツデータの保管期限の超過に関する動作について説明する。
図12は、第2の実施形態の事件証拠管理システム5における保管期限切れ日の設定手順の一例を示すフローチャートである。上記したように、保管期限切れ日の設定は、管理者がクライアントPC70を操作してクライアントPC70を事件証拠管理システム5にログインし、その上でクライアントPC70がデジタル資産管理システム11に対して行う処理である(図11,図10参照)。クライアントPC70は、例えば管理者によって所定の操作が行われると、例えば図11に示す検索結果画面75及び図10に示す属性編集画面ED1をブラウザ73で表示し、管理者の操作に応じて、属性編集画面ED1において保管期限切れ日を設定する。
デジタル資産管理システム11内のサーバ処理部21は、クライアントPC70から管理者によって指示された特定の事件番号を入力し、この事件番号を元に、外部記憶装置14のDB14z及び車載カメラ映像システム8内のDB8zを検索する(S11)。サーバ処理部21は、この検索結果をクライアントPC70に返す。
クライアントPC70は、サーバ処理部21から検索結果を受けると、この検索結果を反映させた検索リストLS1(図11参照)を検索結果画面75上に表示する(S12)。管理者が検索リストLS1に登録されているコンテンツデータの中から、保管期限切れ日を設定したいコンテンツデータを選択する。この選択は、検索リストLS1に列挙されている各データの先頭に設けられたチェックボックスb21〜b26の少なくとも1つにチェックマークを付与し、選択ボタンSE1を押下することで行われる。
サーバ処理部21は、クライアントPC70から保管期限切れ日を設定したいコンテンツデータの選択を受けると(S13)、属性編集画面ED1(図10参照)をクライアントPC70に送信する。管理者がクライアントPC70のブラウザ73に表示された属性編集画面ED1で保管期限切れ日を設定すると、設定部の一例としてのデジタル資産管理システム11内のサーバ処理部21は、このコンテンツデータの属性情報に保管期限切れ日を反映させる(S14)。この後、サーバ処理部21及びクライアントPC70は図12に示す動作を終了する。
図13は、一般ユーザの権限でログインされたクライアントPC70のブラウザ73に表示される検索結果画面における保管期限切れコンテンツデータの表示手順の一例を示すフローチャートである。この保管期限切れコンテンツデータの表示処理は、一般ユーザの権限を有する警察官(但し、管理者を含む)がデジタル資産管理システム11に対して行う処理である。クライアントPC70は、一般ユーザの権限を有する警察官により検索処理の開始が指示されると、図13に示す動作を開始する。
デジタル資産管理システム11内のサーバ処理部21は、クライアントPC70から一般ユーザの権限を有する警察官によって指示された任意の検索項目で外部記憶装置14内のDB14z及び車載カメラ映像システム8内のDB8zを検索する(S21)。サーバ処理部21は、この検索結果をクライアントPC70に返す。
サーバ処理部21は、この検索結果に残りのコンテンツデータが存在するか否かを判別する(S22)。この検索結果に残りのコンテンツデータが存在する場合(S22、YES)、サーバ処理部21は、ステップS21の検索結果から次のコンテンツデータを取得する(S23)。サーバ処理部21は、このコンテンツデータが保管期限切れであるか否かを判別する(S24)。保管期限切れでない場合(S24、NO)、サーバ処理部21の処理はステップS22に戻る。
一方、保管期限切れである場合(S24、YES)、サーバ処理部21は、該当するコンテンツデータに保管期限切れを表す文字(ここでは「Expired」)を赤字で表示するように設定する(S25)。この後、サーバ処理部21の処理はステップS22に戻る。
また、ステップS22で検索結果に残りのコンテンツデータが存在しない場合(S22、NO)、サーバ処理部21は、検索結果画面75の表示データを生成し、クライアントPC70に返す。クライアントPC70は、サーバ処理部21から、保管期限切れの設定が反映された検索結果画面75の表示データを受信すると、ブラウザ73にこの検索結果画面75を表示する(S26)。この後、クライアントPC70は図13に示す動作を終了する。
なお、本実施形態では、デジタル資産管理システム11のサーバ処理部21がこれらの処理を主体的に行っていたが、サーバ処理部21は検索処理を行うだけで、検索結果に対する表示データの生成処理等はクライアントPC70が行うようにしてもよい。これにより、デジタル資産管理システム11の負荷が軽減する。
図14は、管理者の権限でログインされたクライアントPC70のブラウザ73に表示される検索結果画面における保管期限切れコンテンツデータの表示手順の一例を示すフローチャートである。この保管期限切れコンテンツデータの表示処理は、管理者がデジタル資産管理システム11に対して行う処理である。クライアントPC70は、管理者によって所定の操作が行われると、図14に示す動作を開始する。
デジタル資産管理システム11内のサーバ処理部21は、クライアントPC70から管理者によって前もって指示された保管期限切れ日を元に、外部記憶装置14内のDB14z及び車載カメラ映像システム8内のDB8zを検索し、保管期限切れ日より前の日付を持つコンテンツデータを抽出する(S31)。サーバ処理部21は、この検索結果をクライアントPC70に返す。
クライアントPC70は、サーバ処理部21からこの検索結果を受信すると、保管期限超過リスト表示画面EL1(図9参照)にこの検索結果を表示する(S32)。保管期限超過リスト表示画面EL1には、保管期限切れを表す文字「Expired」が赤字で表示される。
以上により、第2の実施形態の事件証拠管理システム5では、外部記憶装置14の事件データベース14zには、警察官により作成された事件の証拠文書のドキュメントデータsd1、警察署内の既定の場所で撮像された監視カメラ映像の映像データmd1、及び被疑者の取調時に撮像された取調室映像の映像データmd2が登録される。管理者は、属性編集画面ED1に配置された入力フィールドem3を介して、各コンテンツデータ(つまり、ドキュメントデータsd1、映像データmd1,md2)の保管期限切れ日を入力すると、サーバ処理部21は、各コンテンツデータの保管期限切れ日を設定する。また、少なくとも1つのコンテンツデータが設定された保管期限を超過すると、クライアントPC70は、ブラウザ73によって表示される検索結果画面75或いは保管期限超過リスト表示画面EL1では、各コンテンツデータの保管期限切れ日の項目に「Expired」の文字を例えば赤色で表示する。
これにより、事件証拠管理システム5は、一般ユーザの権限を有する警察官や管理者に対し、保管期限が超過したことが判明したコンテンツデータの存在の報知を効率的に促すことができる。また、事件証拠管理システム5は、特に管理者に対し、保管期限が超過したコンテンツデータの削除を促す等、コンテンツデータの蓄積容量の無用な増大の抑制を喚起することができる。
また、事件証拠管理システム5では、外部記憶装置14のDB14zに蓄積されたコンテンツデータに対し、サーバ処理部21は、事件番号等を元に検索を行う。検索の結果、サーバ処理部21は、保管期限切れとなったコンテンツデータがある場合、そのコンテンツデータに保管期限切れを表す「Expired」の文字(識別情報)を付加する。これにより、警察官は、何かしらの検索条件の下で検索を行った検索結果画面に表示されたコンテンツデータが保管期限切れである場合に、保管期限切れであることを検索結果の付属情報として即座に知ることができる。また、保管期限切れであるコンテンツデータの削除を早めることで、コンテンツデータの蓄積容量を抑制できる。
また、管理者は、保管期限超過リスト表示画面EL1に表示された、保管期限切れとなったコンテンツデータを選択し、項目選択ボタンSI1を押下すると、削除部の一例としてのサーバ処理部21は、該当するコンテンツデータをゴミ箱に移す。ゴミ箱に入っているコンテンツデータは、所定の期間(例えば90日)が経過すると、自動的に消去される。また、90日以内であれば、ゴミ箱に入っているコンテンツデータを元の場所に戻すことができる。このように、コンテンツデータの消去が簡単化され、また、一旦消去しても回復可能であるので、管理者に対し、保管期限切れとなったコンテンツデータの削除を促すことができる。これにより、事件証拠管理システム5は、外部記憶装置14のDB14zに登録されているコンテンツデータの記憶容量の増大を抑制できる。
(第3の実施形態に至る経緯)
従来、警察署では、警察官が事件に関する証拠文書、監視カメラ映像、取調室映像の各種コンテンツデータを、警察官、目撃者、被疑者等の注目すべきキーワードを用いて検索しようとすると、それぞれのコンテンツデータが別個に登録されているそれぞれのデータベースに対して個別にアクセスしなければならず、検索効率が良くなかった。言い換えると、従来、警察官は、特定の事件に対して、1つのデータベースだけを参照し、警察官自身が作成した調書や監視カメラで撮像された映像等のデータを一括して横断的に検索することができなかった。また、警察官は、個々のデータベースにアクセスして手作業で1つ1つ検索して、保存されている映像データや調書のドキュメントデータ等を個々に確認し、これらの関連を調べなければならず、必要なデータの探索に多大な時間を要してしまい、非効率的であった。
そこで、第3の実施形態では、同一の事件に関する異なる種類の複数のデータを一括して横断的に検索し、検索効率を向上してユーザの利便性を向上する事件証拠管理システム及び事件証拠管理方法の例について詳述する。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、事件証拠管理システム5のDB14zに蓄積されている事件に関する各種のコンテンツデータのうち、特定のキーワードを用いて検索する処理、並びに、検索結果のコンテンツデータの中から選択された少なくとも1つのコンテンツデータをクリップボード(後述参照)に一時的に記憶する処理について説明する。なお、第3の実施形態の事件証拠管理システム5のシステム構成は、第1の実施形態の事件証拠管理システム5のシステム構成と同様であるため、それらの説明については省略する。
クリップボードCLBは、本実施形態の事件証拠管理システム5にログインしているクライアントPC70を操作している警察官が注目している事件や、世間を含む第三者によって注目されている事件に関連する各種のコンテンツデータを一時的に記憶する記憶領域である。クリップボードCLBは、デジタル資産管理システム11のシステム内記憶装置23に割り当てられている。サーバ処理部21内のクリップボード制御部26は、ログインユーザの警察官によってコピー、検索、印刷、削除等の所定の操作が行われたコンテンツデータをクリップボードCLBに一時的に記憶し、また、クリップボードCLBに記憶されたコンテンツデータに対し各種の処理を行う。また、本実施形態では、サーバ処理部21は、クリップボードCLBに記憶されたコンテンツデータに対しても検索を行うことが可能である。
図15は、クライアントPC70のブラウザ73に表示される検索結果画面75において、選択されたコンテンツデータをクリップボードCLBに記憶する操作の一例を示す図である。入力フィールドFd1には、前述したように、ログインユーザである警察官(例えばMorganさん)が検索に用いる特定のキーワードが入力される。ここで用いられる、特定のキーワードは、警察官、目撃者或いは被疑者の名前であるが、これらに限定はされない。なお、名前以外に使用される特定のキーワードとして、コード(例えば警察官コード(つまり、Morganさんなら12345である)、目撃者コード、被疑者コード)が入力されてもよい。また、特定のキーワードとして、サーバ処理部21は、上記警察官、目撃者或いは被疑者を含め、検索時の使用頻度の高いキーワードをサーバ処理部21内のキャッシュ(不図示)又はメモリ(不図示)に登録してもよい。検索時、検索結果画面が登録されている使用頻度の高いキーワードを警察官に提示することで、警察官の検索作業を効率化できる。
図15に示す検索結果画面75では、警察官であるMorgan(警察官コード=12345)が自分の担当した事件を検索した結果が示されている。検索オプションボタンOp1で設定される検索オプションには、例えば検索項目として「クリップボードのデータ」が設定されるが、図15に示す検索結果画面75では「クリップボードのデータ」は選択されていない。また、Tileボタンv1が押下され、データ表示形式はタイル表示に設定される。タイル表示は、上記した第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。5枚のタイルTL31〜TL35には、属性情報として、新たに「Clipboard」の文字が付されている。
例えば、検索結果画面75の左から3番目に表示されたタイルTL33には、動画アイコンmi3、ファイル名「Door.iso」、事件番号「12−456」、2名の警察官コード「34567」,「12345」、クリップボード用のアイコンmk3、文字「Clipboard」及びチェックボックスb33が表示されている。
また、タイルTL31,TL32,TL34,TL35においても、同様の各種情報が表示されている。タイルTL31,TL33の,TL35の各コンテンツデータについては、クリップボード用のアイコンmk1,mk3,mk5の背景が例えば黄色に着色されていないので、このタイルTL33のコンテンツデータは非選択状態(つまり、ログインユーザであるMorganさんにより注目されているコンテンツデータはないため、クリップボードCLBへの記憶対象として選択されていない状態)である。なお、タイルTL32,TL34の各コンテンツデータについては、クリップボード用のアイコンmk2,mk4の背景が黄色に着色されているので、タイルTL32,TL34の各コンテンツデータは選択状態(つまり、ログインユーザであるMorganさんにより注目されているコンテンツデータであるため、クリップボードCLBへの記憶対象として選択されている状態)である。クリップボードCLBへ記憶する対象としての選択又は非選択の切り替えは、例えばログインユーザの操作によるクリップボード表示ボタンCLP1の押下により適宜可能である。
図16は、クライアントPC70のブラウザ73に表示され、クリップボードCLBに記憶されたコンテンツデータのうち警察官により選択されたコンテンツデータの検索結果画面75の一例を示す図である。図16に示す検索結果画面75では、検索オプションとして、クリップボードCPBに一時的に記憶されているコンテンツデータが選択状態にあること(つまり、検索オプションの一例として、「クリップボードのデータ」)が検索項目として付加されて検索された結果が示されている。データ表示形式等は、図15と同様であるため、説明を省略する。この検索条件に合致するコンテンツデータは4件である。つまり、4件のタイルTL41,TL42,TL43,TL44の下部にあるクリップボード用のアイコンmk11〜mk14の背景は、いずれも黄色に着色されており、4件のタイルTL41〜TL44は選択状態(つまり、ログインユーザであるMorganさんにより注目されているコンテンツデータであるため、クリップボードCLBへの記憶対象として選択された状態))にある。
図17は、管理者の権限でログインされたクライアントPC70のブラウザ73に表示されるコンテンツデータの詳細画面DT1の一例を示す図である。クライアントPC70のブラウザ73は、コンテンツデータの詳細画面DT1を、例えば管理者がログインユーザである場合の図3,図4,図6,図15,図16の検索結果画面75に表示されたコンテンツデータのファイル名(上記参照)の選択に応じて表示する。また、コンテンツデータの詳細画面DT1は、編集可能な画面であるので、管理者が所定の操作を行うことで表示される画面であり、管理者ではない一般ユーザの警察官(例えばMorganさん)がログインした場合には表示されない。図17では、管理者であるJuxonさんがログインユーザである。なお、編集については例えば管理者でない警察官にはコメント等の追加のみを行えるようにし、管理者は追加、削除の両者を行えるようにしてもよい。
コンテンツデータの詳細画面DT1には、ファイル欄Lf、コンテンツプレビュー欄Lc、コメント欄Lm、タグ欄Lg、関連ファイル欄Lr、属性欄Lp及び更新履歴欄Lhが配置される。また、詳細画面DT1に対して入力された各種の設定事項を有効にするためのOKボタンkb3、及び詳細画面DT1に対して入力された各種の設定事項を無効にするためのキャンセルボタンcb3が配置される。
ファイル欄Lfでは、長いファイル名でも短縮されることなく、全て記述される。図17では、長いファイル名「1D_14−12345_DB_Morgan_XXXXXX_YYYYYY_Memo_12345_182736.pdf」が表示されている。ファイル欄Lfには、確認ボタンbv4、閲覧ボタンbw4、ダウンロードボタンbd4及びゴミ箱ボタンbt4が配置される。確認ボタンbv4は、ファイル名を有効にするボタンである。閲覧ボタンbw4は、ファイル名で特定されるコンテンツデータの内容を確認し、改ざんをチェックするボタンである。ダウンロードボタンbd4は、ファイル名で特定されるコンテンツデータをダウンロードするためのボタンである。ゴミ箱ボタンbt4は、ファイル名で特定されるコンテンツデータをゴミ箱に転送するためのボタンである。
コンテンツプレビュー欄Lcには、閲覧ボタンbw4が押下された場合に表示されるコンテンツデータの内容がプレビューとして表示される。図17では、PDFファイルで表されるドキュメントデータdcn1が表示される。このドキュメントデータdcn1は複数ページで構成される。管理者が左矢印ボタンArLを押下すると、ページ窓wdに表示されるページ番号は前ページに戻る。また、管理者が右矢印ボタンArRを押下すると、ページ窓wdに表示されるページ番号は次ページに進む。
コメント欄Lmには、警察官により入力されたコメントが表示される。ここでは、「Edger updates this file」が表示されている。コメントを追加したい場合、編集したい場合、削除したい場合、それぞれ追加ボタンba5、編集ボタンbe5、削除ボタンbd5を押下することで、コメントは変更される。
タグ欄Lgには、付加情報が付加される。ここでは、「Car」、「North」、「Driving」がタグ情報として、コンテンツデータに付加される。また、追加ボタンba6を押下することで、新たなタグ情報を追加可能である。
関連ファイル欄Lrには、このコンテンツデータに関連付けられたファイル名が表示される。ここでは、「Men.mp4」及び「Pana.pdf」の2つのコンテンツデータが関連付けられている。また、追加ボタンba7を押下することで、新たなコンテンツデータを関連付けることが可能である。この関連付けの詳細については後述する。
属性欄Lpには、コンテンツデータの属性情報が一覧表示される。属性情報として、上から順に、ファイル名「1D_14−12345_DB_Mor…」、管轄区域「1D」、事件番号「14−12345」、事件の種類「Patrol」、ドキュメント形式「DB」、2名の警察官コード「12345」,「55533」及び保管期限切れ日「2014/10/22」が設定されている。また、保管期限切れになっていることを表す「Expired」の文字が併せて赤字で表示される。属性情報は、編集ボタンbe4を押下することで編集可能となる。また、更新履歴欄Lhには、バージョン情報「1.0」及び更新日時「2014/11/15 15:02:30」が表示される。
図18は、図17に示す詳細画面DT1において、関連付け対象のコンテンツデータを追加する操作の一例を示す説明図である。図18では、管理者であるJuxonさんがログインユーザである。前述したように、管理者が追加ボタンba7を押下すると、関連性のあるコンテンツデータを更に選択するための選択画面ED8がダイアログとしてポップアップ表示される。この選択画面ED8には、クリップボードCLBに記憶されているコンテンツデータが候補としてリストアップされる。候補としてリストアップ可能なコンテンツデータの数は、例えば最大100件である。選択画面ED8の右側に配置されたスクロールバーscr2を上下方向に移動させることで、他のコンテンツデータの候補をリストアップさせることができる。また、ここでは、ファイル名「Cut.dcr」と「Car2.dcr」の2つのコンテンツデータが選択されている。選択されたコンテンツデータの背景は、黄色(図中、ドット表示)で着色されている。
管理者は、選択画面ED8において、任意のファイル名を選択し、OKボタンkb4を押下することで、現在詳細画面が表示されているコンテンツデータに対し、選択画面ED8で選択された少なくとも1つのコンテンツデータを関連付けることができる。ここでは、ファイル名「Cut.dcr」と「Car2.dcr」の2つのコンテンツデータを、現在表示されているコンテンツデータに関連付けることができる。また、関連付けを行わない場合、キャンセルボタンCb4を押下することで、選択画面ED8は閉じられる。なお、関連付けされるコンテンツデータは、ドキュメントデータ、映像データ、画像データ等、特に限定されない。
以上により、第3の実施形態の事件証拠管理システム5では、事件証拠管理システム5は、ログインユーザである警察官の操作により、警察官、目撃者或いは被疑者を表す特定のキーワードで、或いは、使用頻度の高いキーワードで、外部記憶装置14のDB14zに登録されたコンテンツデータ(例えば同一の事件に関する異なる種類の複数のデータ(例えば、証拠文書のドキュメントデータsd1、被疑者の監視カメラ映像の映像データmd1、取調室映像の映像データmd2)を一括して横断的に検索可能である。また、事件証拠管理システム5は、特定のキーワードを用いて絞り込んで検索することで検索効率を高めてユーザである警察官の利便性を向上することができる。
また、事件証拠管理システム5では、サーバ処理部21は、特定のキーワードとして、検索時における使用頻度の高いキーワードを登録する。これにより、警察官は、使用頻度の高いキーワードを、自分以外の他の警察官がよく用いる検索用キーワードとして検索項目に簡単に設定できるので、検索時の利便性を向上できる。
また、クリップボードCPBには、ログインユーザである警察官により注目されているコンテンツデータ又は第三者により注目されているコンテンツデータが、ログインユーザである警察官の操作により、一時的に記憶される。クライアントPC70は、例えば一般ユーザの警察官又は管理者の操作により、検索結果画面75に、クリップボードCPBに記憶されたコンテンツデータを限定して表示することが可能である。これらの表示されたコンテンツデータは、関連付け候補として表示される。これにより、管理者も含む警察官は、自己が注目している事件又は第三者により注目されている事件に関する異なる種類のコンテンツデータを集約して取り扱う(例えば、表示処理又は再生処理を行った上での各コンテンツデータの内容確認)ことができる。
また、サーバ処理部21は、関連付け候補として表示されたコンテンツデータが選択されると、ログインユーザである警察官の操作により検索されたコンテンツデータに関連付する。これにより、ログインユーザである警察官は、検索されたデータと他のデータとの関連付けを容易に行うことができ、関連付けされた各種のコンテンツデータを便宜的に取り扱うことができる。
また、事件証拠管理システム5は、検索結果画面75の中で、関連付けられたデータを一覧表示する。これにより、警察官は、検索されたデータに関連付けられたデータを閲覧することで、事件に関するデータを全体的に把握できる。
このように、同一の事件について異なる種類のデータを横断的に検索でき、また、検索されたデータと他のデータとの関連付けを容易に行うことができる。
以上、図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記した第2の実施形態では、コンテンツデータが保管期限切れとなっていることの識別情報として、保管期限切れ日の隣に「Expired」の文字が赤字で表示されたが、これに限らず、種々の表示態様が可能である。例えば、「Expired」の文字を点滅表示させてもよい。また、別に文字を用いることなく、保管期限切れ日の文字そのものを拡大したり、斜体を含む別のフォントで表示させてもよい。さらに、文字に限らず、特定のマーク(星印等)で表示してもよい。また、これらの識別情報を警察官が任意に設定可能であってもよく、利便性が向上する。
本発明は、事件に関するデータの保管期限を超過したデータの警察官への報知を効率的に促し、データ蓄積容量の無用な増大の抑制を警察官に対して喚起する事件証拠管理システム及び事件証拠管理方法として有用である。
3 事件記録管理システム
5 事件証拠管理システム
6 法廷提出物出力システム
8 車載カメラ映像システム
11 デジタル資産管理システム
13 フォルダ監視システム
14 外部記憶装置
15,16,17 監視対象フォルダ
21 サーバ処理部
22 登録処理部
23,38,85 システム内記憶装置
24,83 データ処理部
25 表示制御部
26 クリップボード制御部
32 フォルダ監視部
33 ファイル処理部
34 設定記憶部
36 登録処理部
37 登録用フォルダ
40 書庫
50 監視カメラ映像システム
60 取調室映像システム
65 手動アップロード装置
70 クライアントPC
73 ブラウザ
75 検索結果画面
81a,81b,81c,81d,81e,81f 検索設定ボタン
82 サーバ処理部
ArL 左矢印ボタン
ArR 右矢印ボタン
b1,b2,b3,b4,b5,b11,b12,b13,b14,b15,b21,b22,b23,b24,b26,b51,b52,b53 チェックボックス
ba5,ba6,ba7 追加ボタン
bd4 ダウンロードボタン
bd5 削除ボタン
be4,be5 編集ボタン
bv4 確認ボタン
bw4 閲覧ボタン
bt4 ゴミ箱ボタン
cb1,cb2,cb3,cb4 キャンセルボタン
CPB クリップボード
CLP1 クリップボード表示ボタン
DA1,DA2,DA3 コンテンツデータ
dcn1,sd1,sd2 ドキュメントデータ
DS1,DS2,DS3,DS4,DS5 表示切替ボタン
DT1 詳細画面
ED1 属性編集画面
ED8 選択画面
EL1 保管期限超過リスト表示画面
em4,em5,em6,pm1,pm2 プルダウンメニュー
Fd1,Fd2,em1,em2,em3,em7 入力フィールド
GZ11,GZ12,GZ13,GZ14,GZ15 サムネイル
IF1,IF2,IF3,IF4 インターフェース
IS1,IS2 項目選択ボタン
kb1,kb2,kb3,kb4 OKボタン
Lc コンテンツプレビュー欄
Lf ファイル欄
Lg タグ欄
Lh 更新履歴欄
Lm コメント欄
Lp 属性欄
Lr 関連ファイル欄
LS1 検索リスト
m1 動画アイコン
md1,md2 映像データ
mk1,mk2,mk3,mk4,mk5,mk11,mk12,mk13,mk14 クリップボード用のアイコン
Og1 検索オプション画面
Op1,Op2 検索オプションボタン
SE1,SE2 選択ボタン
scr1,scr2 スクロールバー
Sh1,Sh2 検索ボタン
Tb1,Tb2 タブ
td1 取調調書
tg1、tg2 ラジオボタン
TL1,TL2,TL3,TL4,TL5,TL11,TL12,TL13,TL14,TL15,TL21,TL22,TL23,TL24,TL25,TL31,TL32,TL33,TL34,TL35 タイル
UP1 アップロードボタン
v1 Tileボタン
v2 Listボタン
v3 Detailボタン
wd ページ窓

Claims (4)

  1. 警察官により作成された事件の証拠文書のドキュメントデータ、警察署内の既定の場所に設置された第1の監視カメラにより撮像された前記事件に関する被疑者の監視映像データ、及び前記事件に関する被疑者の取調時に第2の監視カメラにより撮像された取調映像データ、を前記事件の識別番号に対応付けて記憶する記憶部と、
    前記証拠文書のドキュメントデータ、前記監視映像データ及び前記取調映像データのそれぞれに第1の保管期限、第2の保管期限、第3の保管期限を設定する設定部と、
    前記第1の保管期限が超過した前記証拠文書のドキュメントデータ、前記第2の保管期限が超過した前記監視映像データ、及び前記第3の保管期限が超過した前記取調映像データのうち少なくとも1つを表示する表示部と、を備える、
    事件証拠管理システム。
  2. 請求項1に記載の事件証拠管理システムであって、
    前記記憶部に記憶された前記証拠文書のドキュメントデータ、前記監視映像データ及び前記取調映像データの検索を行う検索部、を更に備え、
    前記表示部は、前記検索部による前記検索の結果、前記第1の保管期限が超過した前記証拠文書のドキュメントデータ、前記第2の保管期限が超過した前記監視映像データ、及び前記第3の保管期限が超過した前記取調映像データのうち少なくとも1つに対し、保管期限の超過を示す情報を付加して表示する、
    事件証拠管理システム。
  3. 請求項1又は2に記載の事件証拠管理システムであって、
    前記第1の保管期限が超過した前記証拠文書のドキュメントデータ、前記第2の保管期限が超過した前記監視映像データ、及び第3の保管期限が超過した前記取調映像データのうち少なくとも1つを削除する削除部、を更に備える、
    事件証拠管理システム。
  4. 事件証拠管理システムにおける事件証拠管理方法であって、
    警察官により作成された事件の証拠文書のドキュメントデータ、警察署内の既定の場所に設置された第1の監視カメラにより撮像された前記事件に関する被疑者の監視映像データ、及び前記事件に関する被疑者の取調時に第2の監視カメラにより撮像された取調映像データ、を前記事件の識別番号に対応付けて記憶部に記憶し、
    前記証拠文書のドキュメントデータ、前記監視映像データ及び前記取調映像データのそれぞれに第1の保管期限、第2の保管期限、第3の保管期限を設定し、
    前記第1の保管期限が超過した前記証拠文書のドキュメントデータ、前記第2の保管期限が超過した前記監視映像データ、及び前記第3の保管期限が超過した前記取調映像データのうち少なくとも1つを表示部に表示する、
    事件証拠管理方法。
JP2015171548A 2015-08-31 2015-08-31 事件証拠管理システム及び事件証拠管理方法 Pending JP2017049733A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015171548A JP2017049733A (ja) 2015-08-31 2015-08-31 事件証拠管理システム及び事件証拠管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015171548A JP2017049733A (ja) 2015-08-31 2015-08-31 事件証拠管理システム及び事件証拠管理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017049733A true JP2017049733A (ja) 2017-03-09

Family

ID=58280972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015171548A Pending JP2017049733A (ja) 2015-08-31 2015-08-31 事件証拠管理システム及び事件証拠管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017049733A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108664600A (zh) * 2018-05-09 2018-10-16 山东合天智汇信息技术有限公司 一种用于识别特殊场所嫌疑人的方法和装置
CN109325731A (zh) * 2018-08-30 2019-02-12 杭州亨百信息科技有限公司 智慧型规范化执法办案中心管理系统
CN113761203A (zh) * 2021-08-31 2021-12-07 苏州市吴江区公安局 一种案件的分析方法和系统
JP2021535450A (ja) * 2019-07-24 2021-12-16 北京小米移動軟件有限公司Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd. 情報表示方法、装置及び媒体

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108664600A (zh) * 2018-05-09 2018-10-16 山东合天智汇信息技术有限公司 一种用于识别特殊场所嫌疑人的方法和装置
CN109325731A (zh) * 2018-08-30 2019-02-12 杭州亨百信息科技有限公司 智慧型规范化执法办案中心管理系统
JP2021535450A (ja) * 2019-07-24 2021-12-16 北京小米移動軟件有限公司Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd. 情報表示方法、装置及び媒体
JP7187491B2 (ja) 2019-07-24 2022-12-12 北京小米移動軟件有限公司 情報表示方法、装置及び媒体
CN113761203A (zh) * 2021-08-31 2021-12-07 苏州市吴江区公安局 一种案件的分析方法和系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4791288B2 (ja) デジタル写真を電子ドキュメントにリンクするための方法およびシステム
CN100437578C (zh) 文档图像信息管理装置和文档图像信息管理方法
JP6298594B2 (ja) 情報処理装置、方法およびプログラム
JP5023715B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム
JPH11250071A (ja) 画像データベースの構築方法および画像データベース装置並びに画像情報記憶媒体
JP5452030B2 (ja) 統合ログ生成装置及び統合ログ生成プログラム及び記録媒体
US8103702B2 (en) Information processing device, electronic manual managing method, and electronic manual managing program
US20160364415A1 (en) Information processing system, information processing apparatus, and information processing method
JP2017049733A (ja) 事件証拠管理システム及び事件証拠管理方法
JP2010205257A (ja) 画像管理装置およびその制御方法およびプログラム
US20160140715A1 (en) Information processing apparatus, information processing system, and information processing method
US20160140704A1 (en) Information processing apparatus, information processing system, and information processing method
JP2004229070A (ja) ファイル分類装置、ファイル分類プログラム、デジタルカメラ及びファイル分類システム
US20170052980A1 (en) Information processing system, information processing method, and information processing apparatus
US20070214185A1 (en) Document management system, method and program therefor
JP2017049732A (ja) 事件証拠管理システム及び事件証拠管理方法
US8190563B2 (en) Document management apparatus, document management method, and computer-readable encoding medium recorded with a computer program
US8571357B2 (en) Image data management apparatus, method and program
JP2017049734A (ja) 事件証拠管理システム及び事件証拠管理方法
JP5656230B2 (ja) アプリケーション操作事例の検索方法、装置及びブログラム
JP7238274B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2004062216A (ja) データファイリング方法、データファイリング装置、記憶媒体、プログラム
US8788537B2 (en) Computer readable medium storing information processing program, information processing apparatus, and information processing method
JP2008287606A (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP7095338B2 (ja) 画像検索装置、情報処理システムおよび画像検索方法