JP2007225042A - ピストン型アキュムレータ - Google Patents

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宣行 杉村
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Abstract

【課題】組み立て用の特殊な冶具を用いることなく組み立てができる様にする。
【解決手段】両端部に雌ねじ部Mを設けたシリンダ1と、前記シリンダ1に挿入端2aから挿入されて組み込まれるピストン2と、前記ピストン2に装着されたワイパ3と、前記雌ねじ部Mに螺合する雄ねじ部Oを有する側板10と、を備えたピストン型アキュムレータであって;前記ピストン2の挿入端2aと反対側の後端2bと前記ワイパ3との間隔L1が、前記雌ねじ部Mの長さLよりも短いことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、ショックアブソーバ、衝撃緩衝、脈動吸収、等に用いられるアキュムレータに関するものであり、さらに述べると、ピストンにピストンリングが装着されているピストン型アキュムレータに関するものである。
従来のピストン型アキュムレータは、図4に示すように、両端部に雌ねじ部Mを設けたシリンダ1と、前記シリンダ1に先端2aから挿入されて組み込まれるピストン2と、前記ピストン2に装着されたピストンリング3と、前記雌ねじ部Mに螺合する雄ねじ部Oを有する側板5、6と、を備えている(例えば、特許文献1、参照)。なお、ここで、ピストンリング3とは、油かき取り用のワイパ3aや、高圧でも油漏れを起こさないようにするためのピピストンシール3b、の総称である。
図4において、7はガスが封入される気体室、8は前記気体室7に連通する給気弁、9は液体出口10と連通する液体室、11は分解時の安全を図るためのガス抜き孔、12はピストンと本体との隙間をピストンの長さ及び全周にわたって等間隔に保つウエアリング、をそれぞれ示す。
特開2001−165101号公報
従来例のアキュムレータでは、ピストンリングの外径がシリンダの内径より大きく形成されているので、該ピストンをシリンダに挿入し押し込もうとしても、該ピストンリングが引っ掛かって押し込めない。そこで、組み立て用の特殊な冶具により、ピストンに大きな力を与え、前記ピストンリングを潰しながらシリンダに押し込んでいる。
ところが、このような組み立て用の特殊な冶具を用いると、組み立て時間が長く、例えば、2時間かかるので、組み立て作業を効率よく行うことができない。又、前記冶具は、高価であるとともに、それを準備し保管しなければならないので、経済的にも負担となる。
この発明は、上記事情に鑑み、組み立て用の特殊な冶具を用いることなく組み立てができる様にすることを目的とする。
この発明は、少なくとも一端部に雌ねじ部を設けたシリンダと、前記シリンダに先端から挿入されて組み込まれるピストンと、前記ピストンに装着されたピストンリングと、前記雌ねじ部に螺合する雄ねじ部を有する側板と、を備えたピストン型アキュムレータであって; 前記ピストンの後端と前記ピストンリングとの間隔が、前記雌ねじの長さよりも短いことを特徴とする。
この発明は、少なくとも一端部に雌ねじ部を設けたシリンダと、前記シリンダに先端から挿入されて組み込まれるピストンと、前記ピストンに装着されたピストンリングと、前記雌ねじ部に螺合する雄ねじ部を有する側板と、を備えたピストン型アキュムレータであって; 前記ピストンリングが、前記ピストンの後端側に装着されていることを特徴とする。
この発明のピストンリングが,前記後端側に1本、又は、2本設けられていることを特徴とする。この発明のピストンが、前記挿入端側と前記後端側に、夫々1本、又は、複数本のピストンリング収容溝を備えていることを特徴とする。
この発明は、少なくとも一端部に雌ねじ部を設けたシリンダと、前記シリンダに先端から挿入されるピストンと、前記ピストンに装着されたピストンリングと、前記雌ねじ部に螺合する雄ねじ部を有する側板と、を備えたピストン型アキュムレータであって; 前記シリンダの雌ねじ部に連続する延長雌ねじ部が設けられていることを特徴とする。
この発明のピストンリングが、ワイパ、又は、ピストンシールであることを特徴とする。
この発明は、以上のように構成したので、前記ピストンリングは、ピストン全体がシリンダ内に挿入された後に、雌ねじ部とシリンダ内周面との境界部に到達する。そのため、前記雌ねじ部に側板の雄ねじ部を螺合させ該側板を回転させると、前記ピストンは、その後端を押圧され、前記ピストンリングを潰しながらシリンダの中心側に向かって移動する。
本件発明者は、組み立て用の特殊な冶具を使用せずに、ピストンリングを装着したピストンをシリンダに挿着するには、挿入時に、側板でピストンを押圧できる様にすればよい、と考えたが、そのためには、まず、最初に、ピストン全体がスムーズにシリンダ内に挿入できるようにしなければならない。
そこで、前記ピストンをスムーズに挿入するためには、どうしたらよいかを研究実験したところ、ピストンの後端と前記ピストンシールとの間隔が、前記雌ねじの長さよりも短くなればよいことが分かった。
そして、その様にするには、(1)前記ピストンリングを、前記ピストンの後端側に装着するか、又は、(2)シリンダの雌ねじ部に連続する延長雌ねじ部を設ければよいことが分かった。この発明は、上記知見に基いてなされたものである。
この発明の第1実施例を図1により説明するが、図4と同一図面符号は、その名称も機能も同一である。
シリンダ1の両端部には、雌ねじ部Mが設けられている。この雌ねじ部Mの長さLは、標準長さである。ピストン2は、円柱状の先端2aと、断面凹状の後端2bとを備えている。この後端2b側には、切り込み部15を介して対向する、2本のピストンリング収容溝が設けられ、該収容溝にはワイパ3a、ピストンシール3bが装着されている。
このワイパ3aやピストンシール3bは、「ピストンリング」3と総称されているが、ピストンリング3として、両者3a、3bを同時に用いる場合と、ピストンシール3bだけを用いる場合がある。なお、前記切り込み部15は、液体室の液体(例えば、油)が入るスペースを確保してピストン2がスムーズに移動できるようにするものである。
前記ピストンリング(ワイパ)3aとピストン2の後端2bとの間隔L1は、雌ねじ部Mの長さLよりも短く形成されている。この間隔L1は、複数のピストンリング3(3a、3b)が装着されている場合には、前記のように、ピストン2の先端2aに近い方のピストンリング(ワイパ)3aが基点にして計測される。なお、前記雌ねじ部Mの径は、前記ピストンリング3aの外径より大きく形成され、該ピストンリング3aの外径は、前記シリンダ1の内径よりも大きく形成されている。
ピストン2をシリンダ1に装着する場合には、ピストン2の先端、即ち、挿入端2aをシリンダ1の雌ねじ部Mに挿入して押し込む。そうすると、ピストンリング3a、3bの外径は、雌ねじ部Mの径より小さく形成されているので、容易に雌ねじ部Mを通過するが、該雌ねじ部Mと平滑なシリンダ内周面との境界部に到達すると、該ワイパ3aは前記境界部に引っ掛かってしまう。
この時、ピストン2の後端2bは、シリンダ1の雌ねじ部Mのほぼ中央に位置しているので、該雌ねじ部Mの後端部に側板10の雄ねじ部Oを螺合し、所定方向に回転させると、前記ピストン2は、シリンダ1の中央に向かってゆっくりと進行する。このように、側板10を回転させるだけで、簡単にピストンを組み込むことができる。
この発明の第2実施例を図2により説明するが、図1と同一図面符号は、その名称も機能も同一である。
この実施例と第1実施例との相違は、ピストンリング3を装着するワイパ収容溝が、ピストン2の先端2a側と、後端2b側にそれぞれ2本ずつ設けられており、後端2b側の前記収容溝20bにのみピストンリング3a、3bが装着され、先端2a側の前記収容溝20aには前記ピストンリング3が装着されていないことである。
この様にピストン2の両端2a、2b側に複数の前記収容部20a、20bを設けることにより、ピストン2をシリンダ1の上端側から挿入したり、又は、下端側から挿入したりする場合に容易に対応することができる。
即ち、図2のように、シリンダ1の上端側からピストン2を挿入する場合には、ピストン2の端部2aが挿入端となるので、ピストンリング3a、3bを端部2bの前記収容溝20bに装着し、逆に、シリンダ1の下端側からピストン2を挿入する場合には、ピストン2の端部2bが挿入端となるので、ピストンリング3a、3bを端部2aの前記収容溝20aに装着することができる。
この発明の第3実施例を図3により説明するが、図1と同一図面符号は、その名称も機能も同一で合ある。
この実施例と第1実施例との相違は、ピストンリング3a、3bが、ピストン2の両端2a、2b部に設けられていること及びシリンダ1の雌ねじ部Mに連続する延長雌ねじ部MLを設け、前記雌ねじ部Mを長くしたことである。
この実施例では、雌ねじ部の全長Lsは、雌ねじ部Mの長さLと、延長雌ねじ部MLの長さL2との和となり、この長さLsは、ピストン2の後端2bとピストンリング(ワイパ3a)との間隔L1より長いので、シリンダ1の雌ねじ部Mの上端部に側板10の雄ねじ部Oを螺合することができる。そのため、側板10を所定方向に回転させることにより容易にピストン2をシリンダ1内に挿入することができる。
この発明の実施例は、上記に限定されるものではなく、例えば、ピストンの先端側及び後端側に1本ずつピストンリング収容溝を形成し、その一方にピストンリングを装着することも可能である。
本件発明の第1実施例を示す縦断面図の一部を示す図である。 本件発明の第2実施例を示す縦断面図の一部を示す図である。 本件発明の第3実施例を示す縦断面図の一部を示す図である。 従来例示す縦断面図である。
符号の説明
1 シリンダ
2 ピストン
3 ピストンリング
3a ワイパ
3b ピストンシール
5 側板
6 側板
M 雌ねじ部
ML 延長雌ねじ部
O 雄ねじ部
L 雌ねじ部の長さ
L1 ピストンの後端とピストンリングとの間隔
L2 延長雌ねじ部の長さ

Claims (6)

  1. 少なくとも一端部に雌ねじ部を設けたシリンダと、前記シリンダに先端から挿入されて組み込まれるピストンと、前記ピストンに装着されたピストンリングと、前記雌ねじ部に螺合する雄ねじ部を有する側板と、を備えたピストン型アキュムレータであって;
    前記ピストンの後端と前記ピストンリングとの間隔が、前記雌ねじの長さよりも短いことを特徴とするピストン型アキュムレータ。
  2. 少なくとも一端部に雌ねじ部を設けたシリンダと、前記シリンダに先端から挿入されて組み込まれるピストンと、前記ピストンに装着されたピストンリングと、前記雌ねじ部に螺合する雄ねじ部を有する側板と、を備えたピストン型アキュムレータであって;
    前記ピストンリングが、前記ピストンの後端側に装着されていることを特徴とするピストン型アキュムレータ。
  3. 前記ピストンリングが,前記後端側に1本、又は、2本設けられていることを特徴とする請求項2記載のピストン型アキュムレータ。
  4. 前記ピストンが、前記挿入端側と前記後端側に、夫々1本、又は、複数本のピストンリング収容溝を備えていることを特徴とする請求項2、又は、3記載のピストン型アキュムレータ。
  5. 少なくとも一端部に雌ねじ部を設けたシリンダと、前記シリンダに先端から挿入されるピストンと、前記ピストンに装着されたピストンリングと、前記雌ねじ部に螺合する雄ねじ部を有する側板と、を備えたピストン型アキュムレータであって;
    前記シリンダの雌ねじ部に連続する延長雌ねじ部が設けられていることを特徴とするピストン型アキュムレータ。
  6. 前記ピストンリングが、ワイパ、又は、ピストンシールであることを特徴とする請求項1、2、3、4、又は、5記載のアキュムレータ型ピストン。
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