JP2007223794A - コンベヤフレーム - Google Patents
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Abstract
【課題】ガイドレールの交換の容易化を図ることができるコンベヤフレームを提供する。
【解決手段】開口部13bよりも奥部13a側が幅広のレール嵌合用溝13が形成されたフレーム本体2と、レール嵌合用溝13に嵌合されて搬送チェーン5を案内支持するガイドレール11とを備え、ガイドレール11におけるレール嵌合用溝13に嵌合する嵌合部11bを、レール嵌合用溝13の開口部13bの横幅よりも幅広となる幅広部分を備えるように形成し、ガイドレール11における少なくとも嵌合部11bを、ガイドレール長手方向視にて中空状となる状態に弾性変形可能な樹脂材にて形成して、嵌合部11bの幅広部分の横幅を開口部13bの横幅より幅狭とする状態に弾性変形可能に構成する。
【選択図】図11
【解決手段】開口部13bよりも奥部13a側が幅広のレール嵌合用溝13が形成されたフレーム本体2と、レール嵌合用溝13に嵌合されて搬送チェーン5を案内支持するガイドレール11とを備え、ガイドレール11におけるレール嵌合用溝13に嵌合する嵌合部11bを、レール嵌合用溝13の開口部13bの横幅よりも幅広となる幅広部分を備えるように形成し、ガイドレール11における少なくとも嵌合部11bを、ガイドレール長手方向視にて中空状となる状態に弾性変形可能な樹脂材にて形成して、嵌合部11bの幅広部分の横幅を開口部13bの横幅より幅狭とする状態に弾性変形可能に構成する。
【選択図】図11
Description
本発明は、開口部よりも奥部側が幅広のレール嵌合用溝が形成されたフレーム本体と、前記レール嵌合用溝に嵌合されて搬送チェーンを案内支持するガイドレールとが備えられ、前記ガイドレールにおける前記レール嵌合用溝に嵌合する嵌合部が、前記レール嵌合用溝の前記開口部の横幅よりも幅広となる幅広部分を備えるように形成されているコンベヤフレームに関する。
かかるコンベヤフレームは、搬送チェーンを案内支持するガイドレールをフレーム本体とは別体に構成して、搬送チェーンとの接触による摩耗等によりガイドレールの交換が必要となった場合には、ガイドレールのみを交換することができるように構成されているものである。
そして、このようなコンベヤフレームにおいては、従来では、ガイドレールにおける嵌合部が、レール嵌合用溝の開口部の横幅よりも幅広となる幅広部分を備えるように形成されていた(例えば、特許文献1参照。)。
そして、一般的にガイドレールはフレーム本体と同様に金属材にて構成されており、ガイドレールを交換する場合は、交換が必要なガイドレールをレール嵌合用溝に沿ってスライド移動させてレール係合用溝の端部から取り外し、新しいガイドレールをレール嵌合用溝の端部に差し込みレール嵌合用溝に沿ってスライド移動させて取り付けるようにしていた。
そして、このようなコンベヤフレームにおいては、従来では、ガイドレールにおける嵌合部が、レール嵌合用溝の開口部の横幅よりも幅広となる幅広部分を備えるように形成されていた(例えば、特許文献1参照。)。
そして、一般的にガイドレールはフレーム本体と同様に金属材にて構成されており、ガイドレールを交換する場合は、交換が必要なガイドレールをレール嵌合用溝に沿ってスライド移動させてレール係合用溝の端部から取り外し、新しいガイドレールをレール嵌合用溝の端部に差し込みレール嵌合用溝に沿ってスライド移動させて取り付けるようにしていた。
しかし、従来のコンベヤフレームでは、レール嵌合用溝の端部からガイドレールの取り外しや取り付けによってガイドレールの交換を行うものであるため、コンベヤフレームのレール係合溝に沿う方向の一方側に、ガイドレールをレール嵌合用溝に対して取り外しや取り付けを行うために少なくともガイドレールの長さ分のスペースが必要なものであり、ガイドレールを交換するのに大きなスペースが必要なものであった。
また、例えば、搬送チェーンを駆動スプロケットや従動スプロケットに上下方向に巻回し、その搬送チェーンの上側搬送作用部分を案内支持するガイドレールを交換する場合では、ガイドレールをレール嵌合用溝に対して抜き差しする際に搬送チェーン、駆動スプロケット及び従動スプロケットが邪魔となるため、搬送チェーンと駆動スプロケット及び従動スプロケットのどちらか一方とを取り外さなければならず、ガイドレールの交換に手間がかかるものであった。
また、例えば、搬送チェーンを駆動スプロケットや従動スプロケットに上下方向に巻回し、その搬送チェーンの上側搬送作用部分を案内支持するガイドレールを交換する場合では、ガイドレールをレール嵌合用溝に対して抜き差しする際に搬送チェーン、駆動スプロケット及び従動スプロケットが邪魔となるため、搬送チェーンと駆動スプロケット及び従動スプロケットのどちらか一方とを取り外さなければならず、ガイドレールの交換に手間がかかるものであった。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、ガイドレールの交換を省スペースで且つ比較的簡単に行うことができるコンベヤフレームを提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明にかかるコンベヤフレームの第1特徴構成は、開口部よりも奥部側が幅広のレール嵌合用溝が形成されたフレーム本体と、前記レール嵌合用溝に嵌合されて搬送チェーンを案内支持するガイドレールとが備えられ、前記ガイドレールにおける前記レール嵌合用溝に嵌合する嵌合部が、前記レール嵌合用溝の前記開口部の横幅よりも幅広となる幅広部分を備えるように形成されているコンベヤフレームにおいて、前記ガイドレールにおける少なくとも前記嵌合部が、ガイドレールの長手方向視にて中空状となる状態に弾性変形可能な樹脂材にて形成されて、前記嵌合部の幅広部分の横幅を前記開口部の横幅より幅狭とする状態に弾性変形可能に構成されている点にある。
すなわち、自然状態ではガイドレールにおける嵌合部の幅広部分の横幅がレール嵌合用溝の開口部の横幅より幅広となり、横幅方向に圧縮することによりガイドレールにおける嵌合部の幅広部分の横幅をレール嵌合用溝の開口部の横幅より幅狭とする状態に弾性変形させることができる。
よって、ガイドレールをレール嵌合用溝に嵌合した状態では、ガイドレールにおける嵌合部の幅広部分の横幅はレール嵌合用溝の開口部の横幅より幅広となるので、ガイドレールはレール嵌合用溝の溝深さ方への移動はレール嵌合用溝の開口部により規制されており、ガイドレールをレール嵌合用溝から取り外す場合は、横幅方向に圧縮してガイドレールにおける嵌合部の幅広部分の横幅をレール嵌合用溝の開口部の横幅より幅狭とする状態に弾性変形させることでレール嵌合用溝の深さ方向に沿う方向に取り外すことができ、また、ガイドレールをレール嵌合用溝に取り付ける場合も同様に、横幅方向に圧縮してガイドレールにおける嵌合部の幅広部分の横幅を開口部の横幅より幅狭とする状態に弾性変形させることでレール嵌合用溝の深さ方向に沿う方向に取り付けることができるので、コンベヤフレームにおけるレール係合溝に沿う方向の一方側に、ガイドレールをレール嵌合用溝に対して抜き差しするためにガイドレールの長さ分のスペースが必要なくなり、小さなスペースでガイドレールを交換することができる。
また、例えば、搬送チェーンを駆動スプロケットや従動スプロケットに上下方向に巻回し、その搬送チェーンの上側搬送作用部分を案内支持するガイドレールを交換する場合では、搬送チェーンを取り外すだけでレール嵌合用溝の深さ方向に沿う方向に取り付けや取り外しでき、ガイドレールの交換を比較的容易に行うことができる。
従って、ガイドレールの取り付けや取り外しをレール嵌合用溝の深さ方向に沿う方向に行うことができるので、ガイドレールの交換を省スペースで且つ比較的容易に行うことができ、もって、ガイドレールの交換を省スペースで且つ比較的容易に行うことができるコンベヤフレームを提供することができるに至った。
よって、ガイドレールをレール嵌合用溝に嵌合した状態では、ガイドレールにおける嵌合部の幅広部分の横幅はレール嵌合用溝の開口部の横幅より幅広となるので、ガイドレールはレール嵌合用溝の溝深さ方への移動はレール嵌合用溝の開口部により規制されており、ガイドレールをレール嵌合用溝から取り外す場合は、横幅方向に圧縮してガイドレールにおける嵌合部の幅広部分の横幅をレール嵌合用溝の開口部の横幅より幅狭とする状態に弾性変形させることでレール嵌合用溝の深さ方向に沿う方向に取り外すことができ、また、ガイドレールをレール嵌合用溝に取り付ける場合も同様に、横幅方向に圧縮してガイドレールにおける嵌合部の幅広部分の横幅を開口部の横幅より幅狭とする状態に弾性変形させることでレール嵌合用溝の深さ方向に沿う方向に取り付けることができるので、コンベヤフレームにおけるレール係合溝に沿う方向の一方側に、ガイドレールをレール嵌合用溝に対して抜き差しするためにガイドレールの長さ分のスペースが必要なくなり、小さなスペースでガイドレールを交換することができる。
また、例えば、搬送チェーンを駆動スプロケットや従動スプロケットに上下方向に巻回し、その搬送チェーンの上側搬送作用部分を案内支持するガイドレールを交換する場合では、搬送チェーンを取り外すだけでレール嵌合用溝の深さ方向に沿う方向に取り付けや取り外しでき、ガイドレールの交換を比較的容易に行うことができる。
従って、ガイドレールの取り付けや取り外しをレール嵌合用溝の深さ方向に沿う方向に行うことができるので、ガイドレールの交換を省スペースで且つ比較的容易に行うことができ、もって、ガイドレールの交換を省スペースで且つ比較的容易に行うことができるコンベヤフレームを提供することができるに至った。
本発明にかかるコンベヤフレームの第2特徴構成は、第1特徴構成において、前記レール嵌合用溝が、前記フレーム本体の上壁部に形成され、前記ガイドレールが、前記フレーム本体の上部に設けられて、上下方向に回動するように巻回される前記搬送チェーンの上側搬送作用部分を案内支持するように構成されている点にある。
すなわち、搬送チェーンの下側戻り経路部分を案内支持する下側ガイドレールがフレーム本体の内部空間を利用して配設されているため、この下側ガイドレールをフレーム本体の下方に設ける場合に比べて、フレーム本体を上下方向にコンパクトに構成することができ、もって、フレーム本体をコンパクトに構成することができるコンベヤフレームを提供することができるに至った。
本発明にかかるコンベヤフレームの第3特徴構成は、第1又は第2特徴構成において、前記フレーム本体が、フレーム本体方向視にて中空となる状態に形成され、前記フレーム本体の横側壁部に、フレーム内方側に凹入する凹入溝が形成され、その凹入溝の底部に、外部に連通する開口部よりも奥部側を幅広に形成した係合溝が形成されている点にある。
すなわち、例えば、フレーム本体に搬送チェーンを駆動させる駆動用モータ等の被連結物を連結する場合では、被連結物の一部を凹入溝に嵌合させた状態でその被連結物を凹入溝の底部に形成した係合溝を利用してフレーム本体に連結することができ、このように被連結物をフレーム本体に連結した場合では、被連結物と係合溝との間にがたが生じていたとしても、被連結物の凹入溝への嵌合により被連結物の係合溝と交差する方向への移動並びに横軸心周りの移動を規制することができ、また、被連結物の係合溝と交差する方向への移動や横軸心周りの移動を抑えるべく複数の係合溝を利用して被連結物をフレーム本体に連結させて被連結物の係合溝と交差する方向への移動や横軸心周りの移動を抑えるものに比べて連結箇所を少なくすることができ、もって、被連結部材の係合溝と交差する方向への移動や横軸心周りの回転を抑えることができながらも、被連結部材をフレーム本体に連結させる作業の簡易化を図ることができるコンベヤフレームを提供することができるに至った。
本発明にかかるコンベヤフレームの第4特徴構成は、第3特徴構成において、前記フレーム本体の横側壁部における前記凹入溝の上側部分及び下側部分の夫々に、外部に連通する開口部よりも奥部側を幅広に形成した係合溝が形成されている点にある。
すなわち、係合溝をフレーム本体の横側壁部における凹入溝の上側部分及び下側部分に形成しているので、凹入部の底部に形成した係合溝に加えて上側部分に形成した係合溝や下側部分に形成した係合溝を利用して被連結物をフレーム本体に連結することにより、被連結物の係合溝と交差する方向への移動並びに横軸心周りの回転をより抑えることができる。
また、2つの被連結物のうちの一方の被連結物を凹入溝に嵌合させた状態で凹入溝の底部に形成した係合溝を利用してフレーム本体に連結し、2つの被連結物のうちの他方の被連結物を凹入溝の上方側部分に形成した係合溝と下側部分に形成した係合溝とを利用してフレーム本体を連結した場合に、
一方の被連結物は凹入溝に嵌合されているため、その一方の被連結物は凹入溝から外方側に突出しない或いは突出したとしてもその突出量は小さいものとなるので、この一方の被連結物を跨ぐように他方の被連結物をフレーム本体に連結しやすいものとなり、もって、2つの被連結物を近接させた状態でフレーム本体に連結し易いコンベヤフレームを提供することができるに至った。
また、2つの被連結物のうちの一方の被連結物を凹入溝に嵌合させた状態で凹入溝の底部に形成した係合溝を利用してフレーム本体に連結し、2つの被連結物のうちの他方の被連結物を凹入溝の上方側部分に形成した係合溝と下側部分に形成した係合溝とを利用してフレーム本体を連結した場合に、
一方の被連結物は凹入溝に嵌合されているため、その一方の被連結物は凹入溝から外方側に突出しない或いは突出したとしてもその突出量は小さいものとなるので、この一方の被連結物を跨ぐように他方の被連結物をフレーム本体に連結しやすいものとなり、もって、2つの被連結物を近接させた状態でフレーム本体に連結し易いコンベヤフレームを提供することができるに至った。
本発明にかかるコンベヤフレームの第5特徴構成は、第3又は第4特徴構成において、外部に連通する開口部よりも奥部側を幅広に形成した係合溝が形成されている点にある。
すなわち、底壁部に形成されている係合溝を利用して、被連結物を連結することができ、使い勝手の良いコンベヤフレームを提供することができるに至った。
以下、本発明によるコンベヤフレームをチェーン式の搬送コンベヤに適用した場合の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、チェーン式の搬送コンベヤは、左右一対の搬送チェーン5の搬送作用により物品を載置搬送するコンベヤ本体9と、床面に設置されてコンベヤ本体9を設定高さで支持する支持台10とを備えて構成されている。
そして、コンベヤ本体9は、一対のコンベヤフレーム1、搬送下手側に設けられた駆動スプロケット3と搬送上手側に設けられた従動スプロケット4とに上下方向に回動するように巻回された一対の前記搬送チェーン5、搬送下手側端部において一対のコンベヤフレーム1にて支持され且つ搬送チェーン5を回転駆動させる駆動伝動機構6、搬送上手側端部において一対のコンベヤフレーム1の夫々に支持され且つ搬送チェーン5の張力を調節する張力調節機構7、搬送される物品が搬送コンベヤの搬送下手側端部まで搬送されたことを検出する物品検出手段8を備えて構成されている。
図1に示すように、チェーン式の搬送コンベヤは、左右一対の搬送チェーン5の搬送作用により物品を載置搬送するコンベヤ本体9と、床面に設置されてコンベヤ本体9を設定高さで支持する支持台10とを備えて構成されている。
そして、コンベヤ本体9は、一対のコンベヤフレーム1、搬送下手側に設けられた駆動スプロケット3と搬送上手側に設けられた従動スプロケット4とに上下方向に回動するように巻回された一対の前記搬送チェーン5、搬送下手側端部において一対のコンベヤフレーム1にて支持され且つ搬送チェーン5を回転駆動させる駆動伝動機構6、搬送上手側端部において一対のコンベヤフレーム1の夫々に支持され且つ搬送チェーン5の張力を調節する張力調節機構7、搬送される物品が搬送コンベヤの搬送下手側端部まで搬送されたことを検出する物品検出手段8を備えて構成されている。
コンベヤフレーム1について説明する。図2に示すように、コンベヤフレーム1には、長手方向視にて中空状のフレーム本体2が備えられており、そのフレーム本体2の上部に、搬送チェーン5の上側搬送作用部分を案内支持するガイドレールとしての上側ガイドレール11が設けられ、前記フレーム本体2の内部に、前記搬送チェーン5の下側戻り経路部分を案内支持する下側ガイドレール12が設けられており、コンベヤフレーム1は、フレーム本体2と上側ガイドレール11と下側ガイドレール12とで構成されている。尚、図1に示すように、一対のコンベヤフレーム1は連結フレーム36にて互いに連結されている。
つまり、フレーム本体2の上壁部2aに、開口部13bよりも奥部13a側が幅広のレール嵌合用溝としての上側レール嵌合用溝13がフレーム本体2の長手方向に沿う状態でその全長に亘って形成され、フレーム本体2の上部に設けられる前記上側ガイドレール11が、上側レール嵌合用溝13に嵌合されて、前記搬送チェーン5の上側搬送作用部分を案内支持するように構成されている。
また、フレーム本体2の底壁部2bに、開口部14bより奥部14a側が幅広の下側レール嵌合用溝14がフレーム本体2の長手方向に沿う状態でその全長に亘って形成され、フレーム本体2の内部に設けられる前記下側ガイドレール12が、下側レール嵌合用溝14に嵌合されて、前記搬送チェーン5の下側戻り経路部分を案内支持するように構成されている。
ちなみに、上側レール嵌合用溝13は、その開口部13bがフレーム本体外部に連通するように形成され、下側レール嵌合用溝14は、その開口部14bがフレーム本体内部に連通するように形成されている。
また、フレーム本体2の底壁部2bに、開口部14bより奥部14a側が幅広の下側レール嵌合用溝14がフレーム本体2の長手方向に沿う状態でその全長に亘って形成され、フレーム本体2の内部に設けられる前記下側ガイドレール12が、下側レール嵌合用溝14に嵌合されて、前記搬送チェーン5の下側戻り経路部分を案内支持するように構成されている。
ちなみに、上側レール嵌合用溝13は、その開口部13bがフレーム本体外部に連通するように形成され、下側レール嵌合用溝14は、その開口部14bがフレーム本体内部に連通するように形成されている。
図2及び図11に示すように、前記上側ガイドレール11における上側レール嵌合用溝13に嵌合する嵌合部11aが、前記上側レール嵌合用溝13の前記開口部13bの横幅よりも幅広となる幅広部分を備えるように形成されており、上側ガイドレール11は、嵌合部11aを上側レール嵌合用溝13に嵌合させ、支持部11bにて搬送チェーン5の上側搬送作用部分を案内支持するように構成されている。
また、前記下側ガイドレール12における下側レール嵌合用溝14に嵌合する嵌合部12aが、前記下側レール嵌合用溝14の前記開口部14bの横幅よりも幅広となる幅広部分を備えるように形成されており、下側ガイドレール12は、嵌合部12bを上側レール嵌合用溝13に嵌合し、支持部12bにて搬送チェーン5の上側搬送作用部分を案内支持するように構成されている。
また、前記下側ガイドレール12における下側レール嵌合用溝14に嵌合する嵌合部12aが、前記下側レール嵌合用溝14の前記開口部14bの横幅よりも幅広となる幅広部分を備えるように形成されており、下側ガイドレール12は、嵌合部12bを上側レール嵌合用溝13に嵌合し、支持部12bにて搬送チェーン5の上側搬送作用部分を案内支持するように構成されている。
上側ガイドレール11について説明を加えると、上側ガイドレール11における少なくとも前記嵌合部11aが、ガイドレール長手方向視にて中空状となる状態に弾性変形可能な樹脂材にて形成されて、前記嵌合部11aの幅広部分の横幅を前記開口部13bの横幅より幅狭とする状態に弾性変形可能に構成されている。ちなみに、上側ガイドレールにおける中空部分は、嵌合部11a側の端部となる下端部にて外部と連通されており、下端部が弾性変形し易いように構成されている。
つまり、図11(イ)に示すように、自然状態では嵌合部11aにおける幅広部分の横幅は上側レール嵌合用溝13の奥部13aの横幅と略同じ横幅に形成され、嵌合部11aにおける幅狭部分の横幅は上側レール嵌合用溝13の開口部13bの横幅と略同じ横幅に形成されており、図11(ロ)に示すように、作業者の手作業にて上側ガイドレール11の嵌合部11aを横幅方向に弾性変形させて嵌合部11aの横幅を開口部13bの横幅より小さくすることによって、上側ガイドレール11を上側レール嵌合用溝13に溝の深さ方向に嵌合させることができる。ちなみに、上側ガイドレール11を上側レール嵌合用溝13から取り外すときは、例えば、ドライバー等の上側ガイドレール11の中空部分に長手方向端部から差し込み可能な部材を差し込み、その部材にて上側ガイドレール11を弾性変形させながら上方に押し上げて取り外す。
そして、上側ガイドレール11には、押し出し材形成時に樹脂ポリマーに低摩擦促進用の添加物(例えば、テフロン、油、シリコン等)が混入されており、搬送チェーン5に対する摩擦抵抗の低減が図られている。
ちなみに、下側ガイドレールは、図2に示すように長手方向視にて中空状に形成されておらず、また、弾性変形不可能な金属材にて構成されている。
尚、上側ガイドレール11における嵌合部11aの幅狭部分は、上側ガイドレール11を上側レール嵌合用溝13に嵌合した状態においてその開口部13bに位置する部分であり、下側ガイドレール12における嵌合部12aの幅狭部分は、下側ガイドレール12を下側レール嵌合用溝14に嵌合した状態においてその開口部14bに位置する部分である。
つまり、図11(イ)に示すように、自然状態では嵌合部11aにおける幅広部分の横幅は上側レール嵌合用溝13の奥部13aの横幅と略同じ横幅に形成され、嵌合部11aにおける幅狭部分の横幅は上側レール嵌合用溝13の開口部13bの横幅と略同じ横幅に形成されており、図11(ロ)に示すように、作業者の手作業にて上側ガイドレール11の嵌合部11aを横幅方向に弾性変形させて嵌合部11aの横幅を開口部13bの横幅より小さくすることによって、上側ガイドレール11を上側レール嵌合用溝13に溝の深さ方向に嵌合させることができる。ちなみに、上側ガイドレール11を上側レール嵌合用溝13から取り外すときは、例えば、ドライバー等の上側ガイドレール11の中空部分に長手方向端部から差し込み可能な部材を差し込み、その部材にて上側ガイドレール11を弾性変形させながら上方に押し上げて取り外す。
そして、上側ガイドレール11には、押し出し材形成時に樹脂ポリマーに低摩擦促進用の添加物(例えば、テフロン、油、シリコン等)が混入されており、搬送チェーン5に対する摩擦抵抗の低減が図られている。
ちなみに、下側ガイドレールは、図2に示すように長手方向視にて中空状に形成されておらず、また、弾性変形不可能な金属材にて構成されている。
尚、上側ガイドレール11における嵌合部11aの幅狭部分は、上側ガイドレール11を上側レール嵌合用溝13に嵌合した状態においてその開口部13bに位置する部分であり、下側ガイドレール12における嵌合部12aの幅狭部分は、下側ガイドレール12を下側レール嵌合用溝14に嵌合した状態においてその開口部14bに位置する部分である。
また、前記フレーム本体2の横側壁部2cに、フレーム内方側に凹入する凹入溝15が形成され、その凹入溝15の底部に、外部に連通する開口部よりも奥部側を幅広に形成した係合溝16が形成されている。また、前記フレーム本体2の横側壁部2cにおける前記凹入溝15の上側部分及び下側部分の夫々に、外部に連通する開口部よりも奥部側を幅広に形成した係合溝17、18が形成されている。さらに、前記フレーム本体2の底壁部2bに、外部に連通する開口部よりも奥部側を幅広に形成した係合溝19が形成されている。以下、横側壁部2cに形成された凹入溝15の底部に形成された係合溝を底部係合溝16、横側壁部2cにおける凹入溝15の上側部分に形成された係合溝を上側係合溝17、横側壁部2cにおける凹入溝15の下側部分に形成された係合溝を下側係合溝18、底壁部2bに形成された係合溝を底壁係合溝19と称して説明する。
フレーム本体2について説明を加えると、フレーム本体2の左右両側の横側壁部2c夫々の上端部に上側係合溝17が形成され、フレーム本体2の左右両側の横側壁部2c夫々の下端部には下側係合溝18が形成され、その上端部と下端部との間に位置する中間部の上側寄りに凹入溝15が形成され、その凹入溝15の底部の下側寄りに底部係合溝16が形成されている。そして、これら底部係合溝16、上側係合溝17、下側係合溝18、及び、底壁係合溝19の夫々は、フレーム本体2の長手方向に沿う状態でその全長に亘って形成されている。
図3に示すように、前記駆動伝動機構6は、両端部に駆動スプロケット3を一体回転する状態に設けた伝動軸21と、この伝動軸21と連動連結されて伝動軸21を回転駆動させる駆動用モータ22とを備え、駆動用モータ22にて伝動軸21を回転駆動させることにより、一対の駆動スプロケット3夫々に巻回された一対の搬送チェーン5を機械的に連動させた状態で長手方向に回動させるように構成されている。また、伝動軸21は一対の伝動軸用支持部材23にて両端部が回転自在に支持されており、駆動用モータ22はモータ用支持部材24に連結されている。
図4及び図5に示すように、駆動伝動機構6は底部係合溝16と底壁係合溝19とを利用してフレーム本体2に連結されており、具体的には、底部係合溝16を利用して伝動軸用支持部材23をフレーム本体2における内側の横側壁部2cに連結し、底壁係合溝19を利用してモータ用支持部材24をフレーム本体2の底壁部2bに連結することにより、駆動伝動機構6がフレーム本体2に連結されている。
伝動軸用支持部材23は、内側の横側壁部2cにおける長手方向の一方側端部に基端部23aが凹入溝15に嵌合する状態で且つ先端部23bが長手方向の一方に突出する状態に片持ち状に連結されており、先端部23bにて伝動軸21を回転自在に支持するように構成されている。また、伝動軸用支持部材23は、その基端部23aの上下幅が凹入溝15の上下幅と略同じ幅に形成され、先端部23bの上下幅が凹入溝15の上下幅より大きく形成されており、伝動軸用支持部材23における基端部23aを凹入溝15に嵌合した状態では、伝動軸用支持部材23ひいては駆動伝動機構6の底部係合溝16と交差する上下方向の移動並びに横軸心周りの回転、並びに、フレーム本体長手方向の他方側への移動が規制されるように構成されている。
そして、伝動軸用支持部材23の基端部23aに形成された挿通孔にボルト40を挿通させて、そのボルト40を底部係合溝16に係合させたタッププレート41に螺合させることにより、伝動軸用支持部材23の基端部23aを凹入溝15に嵌合させた状態で伝動軸用支持部材23がフレーム本体2における内側の横側壁部2cに連結される。
また、モータ用支持部材24は、L字状に形成されてその一辺部を駆動用モータ22に連結し、他辺部をフレーム本体2の底壁部2bに連結するものであり、モータ用支持部材24の他辺部に形成された挿通孔にボルト40を挿通させて、そのボルト40を底壁係合溝19に係合させたタッププレート41に螺合させることにより、モータ用支持部材24がフレーム本体2における底壁部2bに連結される。
ちなみに、伝動軸用支持部材23における基端部23aの厚みは凹入溝15の深さと同じ又は略同じとなるように形成されており、回転軸用支持部材27が凹入溝15から横外方に突出しないように構成されている。
伝動軸用支持部材23は、内側の横側壁部2cにおける長手方向の一方側端部に基端部23aが凹入溝15に嵌合する状態で且つ先端部23bが長手方向の一方に突出する状態に片持ち状に連結されており、先端部23bにて伝動軸21を回転自在に支持するように構成されている。また、伝動軸用支持部材23は、その基端部23aの上下幅が凹入溝15の上下幅と略同じ幅に形成され、先端部23bの上下幅が凹入溝15の上下幅より大きく形成されており、伝動軸用支持部材23における基端部23aを凹入溝15に嵌合した状態では、伝動軸用支持部材23ひいては駆動伝動機構6の底部係合溝16と交差する上下方向の移動並びに横軸心周りの回転、並びに、フレーム本体長手方向の他方側への移動が規制されるように構成されている。
そして、伝動軸用支持部材23の基端部23aに形成された挿通孔にボルト40を挿通させて、そのボルト40を底部係合溝16に係合させたタッププレート41に螺合させることにより、伝動軸用支持部材23の基端部23aを凹入溝15に嵌合させた状態で伝動軸用支持部材23がフレーム本体2における内側の横側壁部2cに連結される。
また、モータ用支持部材24は、L字状に形成されてその一辺部を駆動用モータ22に連結し、他辺部をフレーム本体2の底壁部2bに連結するものであり、モータ用支持部材24の他辺部に形成された挿通孔にボルト40を挿通させて、そのボルト40を底壁係合溝19に係合させたタッププレート41に螺合させることにより、モータ用支持部材24がフレーム本体2における底壁部2bに連結される。
ちなみに、伝動軸用支持部材23における基端部23aの厚みは凹入溝15の深さと同じ又は略同じとなるように形成されており、回転軸用支持部材27が凹入溝15から横外方に突出しないように構成されている。
図3及び図4に示すように、駆動スプロケット3は、フレーム本体2における両横側壁部2cの間で、上端がフレーム本体2の上壁部2aの上面より上方に位置し、下端がフレーム本体2の底壁部2bの上面より上方に位置するように、伝動軸21が伝動軸用支持部材23に支持されている。そして、伝動軸21はフレーム本体2に片持ち状に連結される伝動軸用支持部材23の先端部23bに回転自在に支持されて、その伝動軸21の端部に設けられた駆動スプロケット3はフレーム本体2の外部に位置しているため、駆動スプロケット3をフレーム本体2内に位置した場合のように上壁部2aに駆動スプロケット3を挿通させるための孔を形成する必要がないものとなる。
図3及び図5に示すように、フレーム本体2の外側の横側壁部2cには、駆動スプロケット3の周囲を覆うスプロケットカバー25が設けられており、このスプロケットカバー25は上側係合溝17と下側係合溝18とを利用してフレーム本体2に連結されている。
つまり、スプロケットカバー25の上部に形成された挿通孔にボルト40を挿通させて、そのボルト40を上側係合溝17に係合させたタッププレート41に螺合させ、スプロケットカバー25の下部に形成された挿通孔にボルト40を挿通させて、そのボルト40を下側係合溝18に係合させたタッププレート41に螺合させることにより、スプロケットカバー25が本体フレーム2の外側の横側壁部2cに連結される。
つまり、スプロケットカバー25の上部に形成された挿通孔にボルト40を挿通させて、そのボルト40を上側係合溝17に係合させたタッププレート41に螺合させ、スプロケットカバー25の下部に形成された挿通孔にボルト40を挿通させて、そのボルト40を下側係合溝18に係合させたタッププレート41に螺合させることにより、スプロケットカバー25が本体フレーム2の外側の横側壁部2cに連結される。
図8に示すように、前記張力調節機構7は、従動スプロケット4を回転自在に支持する回転軸26と、その回転軸26をフレーム本体2の長手方向に沿ってスライド移動自在に案内支持する回転軸用支持部材27と、回転軸26の一端側に設けられた調節用ブロック28の位置をフレーム本体2の長手方向に沿って調節する調節用ボルト29とを備え、この調節用ボルト29の回転操作にて、調節用ブロック28をフレーム本体2の長手方向に位置調節し、従動スプロケット4をフレーム本体2の長手方向に移動させることによって、搬送チェーン5の張力を調節するように構成されている。尚、張力調節機構7は一対の搬送チェーン5の張力を個別に調節すべく一対設けられている。
図8及び図9に示すように、張力調節機構7は底部係合溝16を利用してフレーム本体2に連結されており、具体的には、底部係合溝16を利用して回転軸用支持部材27をフレーム本体2の横側壁部2cに連結することにより、張力調節機構7がフレーム本体2に連結されるように構成されている。
回転軸用支持部材27は、内側並びに外側の横側壁部2cにおける長手方向の他方側端部に基端部27aが凹入溝15に嵌合する状態で且つ先端部27bが長手方向の他方に突出する状態に片持ち状に連結されており、先端部27bにて回転軸26を案内支持するように構成されている。また、回転軸用支持部材27は、その基端部27aの上下幅が凹入溝15の上下幅と略同じ幅に形成され、先端部27bの上下幅が凹入溝15の上下幅より大きく形成されており、基端部27aを凹入溝15に嵌合した状態では、回転軸用支持部材27ひいては張力調節機構7の上下方向の移動並びに横軸心周りの回転、並びに、フレーム本体長手方向の一方側への移動が接当規制されるように構成されている。
そして、回転用支持部材27の基端部27aに形成された挿通孔にボルト40を挿通させて、そのボルト40を底部係合溝16に係合させたタッププレート41に螺合させることにより、基端部27aが凹入溝15に嵌合した状態で回転軸用支持部材27がフレーム本体2の横側壁部2cに連結される。
ちなみに、回転軸用支持部材27における基端部27aの厚みは凹入溝15の深さの半分程度であり、回転軸用支持部材27が凹入溝15から横外方に突出しないように構成されている。
回転軸用支持部材27は、内側並びに外側の横側壁部2cにおける長手方向の他方側端部に基端部27aが凹入溝15に嵌合する状態で且つ先端部27bが長手方向の他方に突出する状態に片持ち状に連結されており、先端部27bにて回転軸26を案内支持するように構成されている。また、回転軸用支持部材27は、その基端部27aの上下幅が凹入溝15の上下幅と略同じ幅に形成され、先端部27bの上下幅が凹入溝15の上下幅より大きく形成されており、基端部27aを凹入溝15に嵌合した状態では、回転軸用支持部材27ひいては張力調節機構7の上下方向の移動並びに横軸心周りの回転、並びに、フレーム本体長手方向の一方側への移動が接当規制されるように構成されている。
そして、回転用支持部材27の基端部27aに形成された挿通孔にボルト40を挿通させて、そのボルト40を底部係合溝16に係合させたタッププレート41に螺合させることにより、基端部27aが凹入溝15に嵌合した状態で回転軸用支持部材27がフレーム本体2の横側壁部2cに連結される。
ちなみに、回転軸用支持部材27における基端部27aの厚みは凹入溝15の深さの半分程度であり、回転軸用支持部材27が凹入溝15から横外方に突出しないように構成されている。
図8〜10に示すように、従動スプロケット4は、フレーム本体2における両横側壁部2cの間で、上端がフレーム本体2の上壁部2aの上面より上方に位置し、下端がフレーム本体2の底壁部2bの上面より上方に位置するように、回転軸26が回転軸用支持部材27に案内支持されている。そして、回転軸26はフレーム本体2に片持ち状に連結される回転軸用支持部材27の先端部27bに案内支持されて、その回転軸26の端部に設けられた従動スプロケット4はフレーム本体2の外部に位置しているため、従動スプロケット4をフレーム本体2内に位置した場合のように上壁部2aに従動スプロケット4を挿通させるための孔を形成する必要がないものとなる。
図6及び図7に示すように、前記物品検出手段8は、検出手段用支持部材31に揺動自在に枢支されて先端に回転自在に遊転ローラ34を回転自在に設けた揺動アーム32と、検出手段用支持部材31に連結固定されたリミットスイッチ33とを備え、搬送コンベヤの搬送方向下手側端部まで搬送された物品が遊転ローラ34に接触することによって下方に揺動した揺動アーム32がリミットスイッチ33を押し操作し、これにより物品の存在を検出するように構成されている。そして、一対のフレーム本体2のうちの駆動用モータ22が支持された一方のフレーム本体2とは別の他方のフレーム本体2の長手方向一端部に物品検出手段8が支持されている。
図7に示すように、物品検出手段8は上側係合溝17を利用してフレーム本体2に連結されており、具体的には、検出手段用支持部材31の上部に形成された挿通孔にボルトを挿通させて、そのボルトを上側係合溝に係合させたタッププレートに螺合させるようにして、上側係合溝17を利用して検出手段用支持部材31をフレーム本体2の横側壁部2cに連結することにより、物品検出手段8がフレーム本体2に連結されるように構成されている。
前記連結フレーム36は、その両端部に固着された連結ブラケット36aに形成された挿通孔にボルト40を挿通させて、そのボルト40を下側係合溝18に係合させたタッププレート41に螺合させることにより、連結フレーム36がフレーム本体2の横側壁部2cに連結される。
図1に示すように、前記支持台10は、複数の縦フレーム37と横幅方向に並ぶ一対の縦フレーム37を連結する複数の横フレーム38とで構成されており、図7に示すように、縦フレーム37の上端部に固着された連結ブラケット37aに形成された挿通孔にボルト40を挿通させて、そのボルト40を底壁係合溝19に係合させたタッププレート41に螺合させることにより、縦フレーム37がフレーム本体2の底壁部2bに連結される。
ちなみに、各係合溝に係合させたタッププレート41は、係合溝の溝長手方向へのスライド移動自在で且つ溝深さ方向に沿う軸心周りでの回転が規制される大きさ及び形状に形成されている。
ちなみに、各係合溝に係合させたタッププレート41は、係合溝の溝長手方向へのスライド移動自在で且つ溝深さ方向に沿う軸心周りでの回転が規制される大きさ及び形状に形成されている。
〔別実施の形態〕
(1) 上記実施の形態では、上側ガイドレール11における嵌合部11aのみを中空状となる状態に形成したが、この嵌合部11aに加えて上側ガイドレールにおける支持部11bも中空状となる状態に形成してもよく、上側ガイドレール11における嵌合部11aから支持部11bに亘って中空状に形成してもよい。
(1) 上記実施の形態では、上側ガイドレール11における嵌合部11aのみを中空状となる状態に形成したが、この嵌合部11aに加えて上側ガイドレールにおける支持部11bも中空状となる状態に形成してもよく、上側ガイドレール11における嵌合部11aから支持部11bに亘って中空状に形成してもよい。
(2) 上記実施の形態では、上側ガイドレール11の全体を樹脂材にて形成したが、ガ上側イドレール11を、樹脂材にて形成した嵌合部11aと金属材にて形成した支持部11bとを連結するようにして構成してもよい。
(3) 上記実施の形態では、上側ガイドレール11における嵌合部11aの幅狭部分の横幅を、上側レール嵌合用溝13の開口部13bの横幅と略同じ横幅に形成したが、上側ガイドレール11における嵌合部11aの幅狭部分の横幅を、上側レール嵌合用溝13の開口部13bの横幅より大きな横幅に形成して、幅狭部分がレール嵌合用溝13の開口部13bにて横幅方向に圧縮された状態で上側ガイドレール11を上側レール嵌合用溝13に嵌合するように構成してもよい。
また、上側ガイドレール11における嵌合部11aの幅広部分の横幅を、上側レール嵌合用溝13の奥部13aの横幅と略同じ横幅としたが、上側ガイドレール11における嵌合部11aの幅広部分の横幅を、上側レール嵌合用溝13の奥部13aの横幅より大きな横幅に形成して、幅広部分がレール嵌合用溝13の奥部13aにて横幅方向に圧縮された状態で上側ガイドレール11を上側レール嵌合用溝13に嵌合するように構成してもよい。
また、上側ガイドレール11における嵌合部11aの幅広部分の横幅を、上側レール嵌合用溝13の奥部13aの横幅と略同じ横幅としたが、上側ガイドレール11における嵌合部11aの幅広部分の横幅を、上側レール嵌合用溝13の奥部13aの横幅より大きな横幅に形成して、幅広部分がレール嵌合用溝13の奥部13aにて横幅方向に圧縮された状態で上側ガイドレール11を上側レール嵌合用溝13に嵌合するように構成してもよい。
(4) 上記実施の形態では、上側ガイドレール11の嵌合部11aを、ガイドレール長手方向視にて中空状となる状態に弾性変形可能な樹脂材にて形成して、嵌合部11aの幅広部分の横幅を上側レール嵌合用溝13の開口部13bの横幅より幅狭とする状態に弾性変形可能に構成したが、下側ガイドレール12の嵌合部12aも、ガイドレール長手方向視にて中空状となる状態に弾性変形可能な樹脂材にて形成して、嵌合部12aの幅広部分の横幅を下側レール嵌合用溝14の開口部14bの横幅より幅狭とする状態に弾性変形可能に構成してもよい。
(5) 上記実施の形態では、フレーム本体2に、底部係合溝16と上側係合溝17と下側係合溝18と底壁係合溝19とを形成したが、底部係合溝16のみを形成してもよく、また、底部係合溝16に加えて上側係合溝17と下側係合溝18と底壁係合溝19とのうちのいずれか1つ又は2つ形成するようにしてもよい。
上記実施の形態では、底部係合溝16、上側係合溝17及び下側係合溝18を横側壁部2cに夫々1つずつ形成し、底壁係合溝19を底壁部2bに1つ形成したが、例えば、横側壁部2bに底部係合溝16を2つ形成する等、係合溝を複数形成するようにしてもよい。
上記実施の形態では、底部係合溝16、上側係合溝17及び下側係合溝18を横側壁部2cに夫々1つずつ形成し、底壁係合溝19を底壁部2bに1つ形成したが、例えば、横側壁部2bに底部係合溝16を2つ形成する等、係合溝を複数形成するようにしてもよい。
(6) 上記実施の形態では、左右の横側壁部2cを同じ形状に形成したが、左右の横側壁部2cを異なる形状に形成してもよい。つまり、例えば、左右の横側壁部2cにおける内側に位置する左右いずれかの横側壁部2cにのみ凹入部15並びにそれの底部に形成する低部係合部16を形成する等により、左右の横側壁部2cを異なる形状に形成してもよい。
(7) 上記実施の形態では、上壁部2aと底壁部2bと左右の横側壁部2cとにより、フレーム本体長手方向視をロ字状としてフレーム本体2を中空状に形成したが、壁部の一部を開放して、フレーム本体長手方向視を例えばコ字状としてフレーム本体2を中空状に形成してもよい。
(8) 上記実施の形態では、上下方向に巻回された搬送チェーン5を案内支持すべく上側ガイドレール11と下側ガイドレール12とを設けたが、上側ガイドレール11のみを設けてもよく、また、上側ガイドレール11と下側ガイドレール12とに代えて、横方向に巻回された搬送チェーン5を案内支持すべく右側ガイドレールと左側ガイドレールとを設けてもよい。
(9) 上記実施の形態では、係合溝に被螺合部材としてタッププレート41を係合し、そのタッププレート41に螺合部材としてのボルト40を螺合するように構成したが、被螺合部材は、タッププレート41以外にナット等でもよく、また、螺合部材は、上記実施の形態の六角ボルト以外の六角穴付ボルト等でもよい。
また、係合溝に被螺合部材を係合し、その被螺合部材に螺合部材を螺合させるように構成したが、係合溝に螺合部材を係合し、その螺合部材を被螺合部材に螺合させるように構成してもよい。
また、係合溝に被螺合部材を係合し、その被螺合部材に螺合部材を螺合させるように構成したが、係合溝に螺合部材を係合し、その螺合部材を被螺合部材に螺合させるように構成してもよい。
1 コンベヤフレーム
2 フレーム本体
2a 上壁部
2b 底壁部
2c 横側壁部
5 搬送チェーン
11 ガイドレール
11a 嵌合部
13 レール嵌合用溝
13a 奥部
13b 開口部
15 凹入溝
16 係合溝
17 係合溝
18 係合溝
19 係合溝
2 フレーム本体
2a 上壁部
2b 底壁部
2c 横側壁部
5 搬送チェーン
11 ガイドレール
11a 嵌合部
13 レール嵌合用溝
13a 奥部
13b 開口部
15 凹入溝
16 係合溝
17 係合溝
18 係合溝
19 係合溝
Claims (5)
- 開口部よりも奥部側が幅広のレール嵌合用溝が形成されたフレーム本体と、
前記レール嵌合用溝に嵌合されて搬送チェーンを案内支持するガイドレールとが備えられ、
前記ガイドレールにおける前記レール嵌合用溝に嵌合する嵌合部が、前記レール嵌合用溝の前記開口部の横幅よりも幅広となる幅広部分を備えるように形成されているコンベヤフレームであって、
前記ガイドレールにおける少なくとも前記嵌合部が、ガイドレール長手方向視にて中空状となる状態に弾性変形可能な樹脂材にて形成されて、前記嵌合部の幅広部分の横幅を前記開口部の横幅より幅狭とする状態に弾性変形可能に構成されているコンベヤフレーム。 - 前記レール嵌合用溝が、前記フレーム本体の上壁部に形成され、
前記ガイドレールが、前記フレーム本体の上部に設けられて、上下方向に回動するように巻回される前記搬送チェーンの上側搬送作用部分を案内支持するように構成されている請求項1記載のコンベヤフレーム。 - 前記フレーム本体が、フレーム本体の長手方向視にて中空となる状態に形成され、
前記フレーム本体の横側壁部に、フレーム内方側に凹入する凹入溝が形成され、
その凹入溝の底部に、外部に連通する開口部よりも奥部側を幅広に形成した係合溝が形成されている請求項1又は2記載のコンベヤフレーム。 - 前記フレーム本体の横側壁部における前記凹入溝の上側部分及び下側部分の夫々に、外部に連通する開口部よりも奥部側を幅広に形成した係合溝が形成されている請求項3記載のコンベヤフレーム。
- 前記フレーム本体の底壁部に、外部に連通する開口部よりも奥部側を幅広に形成した係合溝が形成されている請求項3又は4記載のコンベヤフレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006050267A JP2007223794A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | コンベヤフレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006050267A JP2007223794A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | コンベヤフレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007223794A true JP2007223794A (ja) | 2007-09-06 |
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ID=38545954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006050267A Pending JP2007223794A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | コンベヤフレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007223794A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104477570A (zh) * | 2014-12-03 | 2015-04-01 | 无锡中鼎物流设备有限公司 | 一种用于链条输送机的尼龙导轨安装结构 |
-
2006
- 2006-02-27 JP JP2006050267A patent/JP2007223794A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104477570A (zh) * | 2014-12-03 | 2015-04-01 | 无锡中鼎物流设备有限公司 | 一种用于链条输送机的尼龙导轨安装结构 |
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