JP2007221975A - 配電系統評価装置および配電系統評価方法 - Google Patents

配電系統評価装置および配電系統評価方法 Download PDF

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Abstract

【課題】停電による減収を考慮することで、配電系統への設備投資を効率的に検討する手段を提供する。
【解決手段】配電系統評価装置1は、入力部2、表示部3、処理部4、記憶部5を備える。入力部2は、事故区間や停電時間を入力する。処理部4の停電区間特定部42は、入力部2からの事故区間と記憶部5の配電系統データ51とから停電区間を特定する。電力量算出部43は、停電区間特定部42が特定した停電区間と配電設備データ52とから停電区間内の需要家を特定し、需要家データ53の各需要家の電力使用量532と入力部2が入力した停電時間とから供給支障電力量を算出する。損失料金算出部44は、需要家データ53の単位電力あたりの電気料金531と電力量算出部43が算出した供給支障電力量とから需要家ごとに電気料金の損失額を算出し、その損失額を合計した値を損失料金とする。表示部3は、損失料金算出部44が計算した損失料金を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、配電系統評価装置および配電系統評価方法に関する。
配電系統による電力供給の信頼度を示す指標としては、停電の実績の統計データから算出される、年間における1需要家あたりの平均停電持続時間(分/戸)や平均停電回数(回/戸)が使用される。そして、それらの指標が所定の水準以下になるように、配電系統に対する設備投資が行われる。なお、非特許文献1には、需要家における停電コストの推定について記載されている。
仲村宏一,山城迪,「停電コストの推定に関する調査研究」,電気学会論文誌B,平成11年2月1日,119巻2号,p.284−290
しかしながら、従来の電力供給の信頼度を示す指標は、系統構成や個々の電気使用量、季節や時間による電力需要の変動を考慮することなく、一般的で平均的な統計データだけから求めており、販売電力量減などの損失については関知していない。
また、各需要家や配電系統区間の負荷は想定されているが、停電による料金収入減額は想定されておらず、各停電区間における停電による料金収入減、すなわち損失の差を考慮しながら、配電系統に対する設備投資を効率的に検討することができない。
そこで、本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、停電による減収を考慮することで、配電系統に対する設備投資を効率的に検討するための手段を提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、配電系統において想定される事故による電力会社の損失料金を計算する配電系統評価装置であって、少なくとも、配電系統の構成を含む配電系統データ、配電系統および需要家の接続構成を含む配電設備データならびに需要家ごとの契約条件および電力使用量を含む需要家データを格納する記憶部と、事故区間および停電時間を入力する入力部と、入力部によって入力された事故区間から、配電系統データに基づいて停電区間を特定する停電区間特定部と、停電区間特定部によって特定された停電区間から、配電設備データに基づいて停電区間に含まれる需要家を特定し、その特定した需要家ごとに、入力部によって入力された停電時間から、当該需要家データの電力使用量に基づいて事故による供給支障電力量を算出する電力量算出部と、電力量算出部によって算出された需要家ごとの供給支障電力量から、当該需要家データの契約条件に基づいて需要家ごとの損失額を算出し、その損失額を合計して損失料金を算出する損失料金算出部と、損失料金算出部によって算出された損失料金を表示する表示部とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、事故による停電がなければ得られるはずの需要家からの電気料金が、事故が発生した場合の電力会社の損失料金として表示されるので、ユーザはその損失料金を考慮しながら配電系統に対する設備投資について効率的に検討することができる。
また、本発明は、配電系統評価装置であって、記憶部に格納された需要家データが、時期ごとの電力使用量をさらに含み、入力部が、事故発生時期をさらに入力し、電力量算出部が、需要家ごとの供給支障電力量を算出する場合に、入力部によって入力された停電時間および入力部によって入力された事故発生時期に応じた電力使用量に基づいて供給支障電力量を算出することを特徴とする。
この構成によれば、必ずしも一律固定の実績データ(平均値)である電力使用量ではなく、季節や時間帯など時期ごとの実績データである電力使用量を用いて供給支障電力量を算出するので、供給支障電力量の精度がよくなり、ひいては損失料金の精度が高くなる。
また、本発明は、配電系統評価装置であって、記憶部が、配電系統の変更に応じた建設費の算出に必要な工事費データをさらに格納し、入力部が、配電系統の変更内容をさらに入力し、配電系統評価装置が、入力部によって入力された配電系統の変更内容に従って、記憶部に格納された配電系統データおよび配電設備データを更新する配電構成データ更新部と、入力部によって入力された配電系統の変更内容から、工事費データに基づいて配電系統の変更に応じた建設費を算出する建設費算出部とをさらに備え、損失料金算出部が、需要家ごとの損失額を合計した値に、建設費算出部によって算出された建設費を加えて損失料金を算出することを特徴とする。
この構成によれば、配電系統を変更した場合の事故発生による損失料金を、配電系統の変更に応じた建設費を含めて計算し、表示するので、ユーザはその総計された損失料金を考慮しながら配電系統に対する設備投資について効率的に検討することができる。
また、本発明は、配電系統評価装置であって、記憶部が、配電系統データおよび配電設備データに対応した地図データをさらに格納し、損失料金算出部が、さらに需要家ごとの損失額を区間ごとに合計して区間ごとの損失料金を算出し、表示部が、さらに地図データを表示するとともに、損失料金算出部によって算出された区間ごとの損失料金を、地図データ上の区間ごとに対応させて表示することを特徴とする。
この構成によれば、地図を表示するとともに、その地図上に配電系統の区間ごとに損失料金を表示するので、ユーザは、事故発生による損失料金の分布を把握することができ、配電系統に対する設備投資について効率的に検討することができる。
なお、本発明は、配電系統評価方法を含む。その他、本願が開示する課題およびその解決方法は、発明を実施するための最良の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、停電による減収を考慮することで、配電系統に対する設備投資を効率的に検討することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を説明する。本発明の実施の形態に係る配電系統評価装置は、配電系統において想定される事故による電力会社の損失料金を計算する装置である。すなわち、事故が発生したことを想定する変電所名や区間などを入力し、その事故の発生による電気料金に係る経済的損失を出力する装置であり、配電系統に対する設備投資の検討を効率的に行うためのものである。なお、配電系統は、変電所、フィーダ、配電線および開閉器から構成されるものとする。
≪装置の構成と概要≫
図1は、配電系統評価装置の構成を示す図である。配電系統評価装置1は、入力部2、表示部3、処理部4および記憶部5を含んで構成され、PC(Personal Computer)やサーバなどのコンピュータによって実現される。入力部2は、ユーザの操作によって所定のデータを入力し、その入力したデータを処理部4に渡すものであり、キーボードやマウスなどによって実現される。表示部3は、処理部4から渡されたデータを表示するものであり、液晶ディスプレイなどによって実現される。処理部4は、入力部2から所定のデータを受け付けて、記憶部5のデータを参照しながら所定の処理を行い、その処理した結果を表示部3に渡す。処理部4は、所定のメモリに格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)が実行することによって実現される。記憶部5は、処理部4の処理に必要なデータを記憶するものであり、処理部4からの要求に応じてデータの読み出しまたは書き込みを行う。記憶部5は、ハードディスク装置などの不揮発性記憶装置によって実現される。なお、配電系統評価装置1は、必ずしもスタンドアロンの構成である必要はなく、その機能をクライアント・サーバシステムによって実現してもよい。
入力部2は、必要な入力項目として、変電所名、フィーダ(電力供給設備)名、事故区間および停電時間を入力する。変電所名およびフィーダ名の入力によって、その変電所のフィーダに係る配電系統が特定できるので、ユーザはその配電系統における事故区間を容易に指定することが可能になる。なお、ユーザは、予め事故区間が分かっていれば、変電所名やフィーダ名を入力しなくてもよい。事故区間とは、停止したと想定する配電線のことである。停電時間とは、配電線の停止により停電する時間、すなわち、停電が発生してから復旧するまでの時間のことである。この停電時間によって、電気料金の損失額の算出が可能になる。
ここで、配電線が停止したと想定する時間帯、季節などの事故発生時期を入力してもよい。この事故発生時期の入力によって経済的損失を高精度に算出できる。また、ユーザが、現状の配電系統ではなく、その配電系統の変更(配電系統や配電設備の新増設工事を含む)を行った場合の経済的損失を知りたいときには、その配電系統の変更内容を入力する。その変更内容とは、例えば、開閉器および配電線の接続構成の変更や、それに伴う需要家への電力供給系統の変更などである。そして、入力部2は、入力したデータを処理部4に渡す。
表示部3は、入力部2が入力した変電所、フィーダ、事故区間および停電時間に基づいて、処理部4が算出した、電気料金に係る電力会社の経済的損失を受け付けて、表示する。この場合、損出料金そのものを表示してもよいし、各需要家に係る損失額を配電系統図上に表示してもよい。さらに、各需要家に係る損失額の状態を、予め設定された金額範囲に応じて色分けして配電系統図上に表示してもよい。この場合、損失額そのものは、表示してもよいし、表示しなくてもよい。
処理部4は、図1に示すように、全体制御部41、停電区間特定部42、電力量算出部43、損失料金算出部44、配電構成データ更新部45および建設費算出部46を含んで構成される。全体制御部41は、処理部4全体の処理の流れを制御するものであり、一般にスケジューラまたはカーネルと呼ばれるものである。
停電区間特定部42は、入力部2が入力した変電所名、フィーダ名および事故区間に従って、記憶部5の配電系統データ51を参照して、停電区間を特定する。配電系統の変更の場合には、その変更内容により配電系統データ51および配電設備データ52を更新したものに従って、停電区間を特定する。
電力量算出部43は、停電区間特定部42が特定した停電区間から、記憶部5の配電設備データ52を参照して、その停電区間に含まれる需要家を特定する。そして、記憶部5の需要家データ53を参照して、各需要家の電力使用量と入力部2が入力した停電時間とから、事故によって各需要家が使用できなくなる電力量(供給支障電力量)を算出する。
損失料金算出部44は、記憶部5の需要家データ53を参照して、契約種別による単位電力あたりの電気料金(契約条件)と、電力量算出部43が算出した供給支障電力量とから、各需要家に係る電気料金の損失額を算出し、その各需要家の損失額を合計した値を損失料金として出力する。配電系統の変更の場合には、各需要家の損失額の合計値に配電系統の変更に応じた建設費を加えた値を損失料金として出力する。
配電構成データ更新部45は、配電系統の変更の場合に必要な処理を行う。すなわち、入力部2が入力した配電系統の変更内容に応じて、記憶部5の配電系統データ51および配電設備データ52を更新する。
建設費算出部46は、配電系統の変更の場合に必要な処理を行う。すなわち、入力部2が入力した配電系統の変更内容に応じた建設費を、記憶部5の工事費データ55に基づいて算出し、損失料金算出部44に出力する。
≪データの構成≫
記憶部5は、図1に示すように、配電系統データ51、配電設備データ52、需要家データ53、地図データ54および工事費データ55を含んで格納している。
配電系統データ51は、例えば、図3に示すように、変電所、フィーダ、配電線および開閉器の接続構成(配電系統の構成)を含む配電系統のデータである。配電系統データ51を参照することにより、変電所およびフィーダが指定されれば、そこから電力の供給を受ける配電線および開閉器の接続構成を特定できる。
配電設備データ52は、配電系統、電柱および需要家の接続構成を含むデータである。配電設備データ52を参照することにより、停止する配電線、開閉器が特定されれば、停電になる電柱および需要家を特定できる。
需要家データ53は、契約種別および電力使用量を含むデータである。契約種別とは、需要家が電力会社と交わした契約の種別であり、例えば、単位電力あたりの電気料金[円/kwh]のことをいう。単位電力あたりの電気料金531は、一律固定の料金であってもよいし、季節や時間帯などに応じて変動する料金であってもよい。電力使用量532は、需要家が過去において使用した電力量の実績データである。電力使用量には、例えば、過去数年間に使用した電力量の単位時間あたりの平均値を用意することが考えられる。また、季節や時間帯などの事故発生時期が入力される場合に備えて、その時期ごとの電力使用量の過去数年間における平均値を用意してもよい。
地図データ54は、配電系統データ51および配電設備データ52に対応した地図のデータである。これは、表示部3に地図を表示するために使用される。
工事費データ55は、配電系統の変更の場合に必要なデータである。すなわち、配電系統の変更に応じた建設費の算出の基になるデータであり、具体的には、単位距離あたりの配電線の工事費や開閉器の設置工事費が含まれる。
≪装置の処理≫
続いて、本発明の実施の形態に係る配電系統評価装置の処理について説明する。
<現状の配電系統の評価を行う場合の処理>
図2は、現状の配電系統の評価を行う場合の、配電系統評価装置の処理を示すフローチャートである。
最初に、入力部2は、ユーザの操作によって変電所名、フィーダ名、事故区間および停電時間を入力する(ステップS201)。そして、入力部2は、入力した変電所名、フィーダ名、事故区間および停電時間を処理部4に渡す。この場合、入力部2は、時間帯や季節などの事故発生時期を含めて入力し、渡すようにしてもよい。これによれば、その入力した事故発生時期に応じた実績データを電力使用量として用いることによって、別途算出する損失額の精度をよくすることができる。また、入力部2が変電所名およびフィーダ名を入力し、処理部4が記憶部5の配電系統データ51を参照して、その変電所名およびフィーダ名に係る配電系統図を検索し、表示部3がその配電系統図を表示してもよい。これによれば、ユーザは、その表示された配電系統図を見ながら、容易に事故区間の入力を行うことができる。
ここで、表示部3に表示される配電系統図について説明する。図4は、配電系統図の表示イメージを示す図である。当初は、図4の中央から左側に示される配電系統図は表示されておらず、変電所名、フィーダ名、事故区間および停電時間の各項目欄が入力可能に設定される。また、変電所名およびフィーダ名が入力されたときに、それに係る配電系統図を表示し、ユーザによる事故区間の指定を、事故区間の項目欄への入力の代わりに、表示された配電系統図上の配電線や開閉器のクリックによって可能にしてもよい。
次に、処理部4では、まず、停電区間特定部42が、入力部2から渡された変電所名、フィーダ名および事故区間から、その事故区間で事故が発生した場合の停電区間を特定する(ステップS202)。具体的には、記憶部5の配電系統データ51の接続構成を参照して、変電所名、フィーダ名に係る配電系統のうち事故区間の配電線が停止した場合に、電力供給を受けられなくなることによって停電する区間(停電区間)を特定する。
図3は、配電系統の構成を示す図である。図3(a)は、現状の構成を示す図であり、図3(b)は、配電線L2が故障で停止した場合の影響を示す図である。図3(a)に示すように、変電所6は、電力供給設備であるフィーダ61、62を備えている。そして、フィーダ61は、配電線L1、開閉器A1、配電線L2、開閉器A2、配電線L3、開閉器A3および配電線L4に接続されている。一方、フィーダ62は、配電線L5、開閉器A4、配電線L6、開閉器A5、配電線L7、開閉器A6および配電線L8に接続されている。開閉器A1ないしA3は閉状態になっており、これによって、フィーダ61から配電線L1ないしL4に電力が供給される。同様に、開閉器A4ないしA6は閉状態になっており、これによって、フィーダ62から配電線L5ないしL8に電力が供給される。さらに、開閉器A7が配電線L3とL7との間に接続されている。この開閉器A7は、通常は開状態になっており、電力の供給を行うことはない。ただし、フィーダ61に係る配電系統またはフィーダ62に係る配電系統に支障が発生した場合には、支障のない配電系統の電力を支障のある配電系統に補給するために、開閉器A7が閉状態になる。
この具体例を、図3(b)を用いて説明する。例えば、配電線L2が切断し、その配電線L2を介した電力供給が不可になった場合を想定する。この場合、配電線L2に係る区間は、電力供給はできなくなり、停電区間として特定される。ここで、配電線L2の切断に伴って配電線L3に電力が供給されていないことが検知されると、開閉器A7は、通常の開状態から配電線L7→L3の方向に電力を補給する閉状態になる。これによって、配電線L3およびL4に対しては、一旦電力供給不可になった状態から復旧状態になる。なお、開閉器A7を介した電力補給が行われても、配電線L7およびL8には充分な電力供給が行われるものとする。
次に、電力量算出部43が、停電区間特定部42によって特定された停電区間および入力部2によって入力された停電時間から、需要家に対する供給に支障が出る電力量(供給支障電力量)を算出する(ステップS203)。具体的には、記憶部5の配電設備データ52の接続構成を参照して、停電区間に含まれる電柱および需要家を特定する。そして、需要家データ53の電力使用量532を参照して、各需要家に対する供給支障電力量を算出する。この場合、停電区間に含まれる需要家の一覧データを表示部3に出力してもよい。それに対して、表示部3は、図4に示すように、電力量算出部43から受けた需要家の一覧データを停電お客さまの欄に表示する。また、各需要家の供給支障電力量を合計して、その合計値を表示部3に出力してもよい。それに対して、表示部3は、図4に示すように、電力量算出部43から受けた合計値を供給支障電力量の欄に表示する。
続いて、損失料金算出部44が、電力量算出部43によって算出された供給支障電力量から、損失料金を算出する(ステップS204)。具体的には、まず、各需要家の供給支障電力量と需要家データ53の単位電力あたりの電気料金531とを掛け合わせて損失額を算出する。次に、各需要家の損失額を合計して、損失料金とする。
そして、損失料金算出部44は、損失料金を表示部3に渡す。これを受けて、表示部3は、その損失料金を表示する(ステップS205)。この場合、損害料金および各需要家の損害額を表形式で示してもよいし、配電系統図の上に損失額の状態を、予め設定された金額範囲ごとに色を変えて表示するようにしてもよい。
図4および図5は、配電系統図の表示イメージを示す図である。既に説明したように、図の右側に示す変電所名、フィーダ名、事故区間および停電時間の欄は、入力項目欄である。一方、停電区間、供給支障電力量、損失料金および停電お客さまの欄は、出力(表示)項目欄である。ここで、図4は、変電所名およびフィーダ名によって特定される配電系統の全体図が表示部3に表示された状態を示している。そして、拡大ボタンは活性化されているが、縮小ボタンは非活性化されている。そこで、ユーザが入力部2(マウスなど)の操作によって拡大ボタンをクリックすると、図5に示す地図上表示イメージに移行する。この場合、表示部3は、処理部4から記憶部5の地図データ54を受けて、縮尺に応じた地図データとともに配電系統図の拡大イメージを表示する。なお、図5では、拡大ボタンは非活性化されているが、縮小ボタンは活性化されている。そこで、ユーザが入力部2の操作によって縮小ボタンをクリックすると、図4に示す全体表示イメージに移行する。
<配電系統の変更を想定した評価を行う場合の処理>
図6は、配電系統の変更を想定した評価を行う場合の、配電系統評価装置の処理を示すフローチャートである。ここでは、現状の配電系統の評価を行う場合の処理と重複する部分については最小限必要な説明に留めて、配電系統の変更を想定した評価を行う場合の処理固有の部分について詳細に説明する。
まず、入力部2は、配電系統の変更内容を入力する(ステップS601)。ここで、配電系統の変更とは、配電線の新設、撤去、ルート変更や開閉器の新設、撤去などをいう。配電線の変更は、開閉器の変更に伴って行われる場合もあるし、開閉器の変更とは無関係に、安全性や経済性などの向上を図るために行われる場合もある。具体的な入力方法としては、例えば、撤去の場合には現状の配電線や開閉器の番号を指定することができる。また、新設やルート変更の場合には、予め現状の配電系統図を表示部3に表示しておいて、ユーザが入力部2(マウスなど)の操作によって、配電線や開閉器を新設したい箇所や配電線の変更ルートを配電系統図上で指定することもできる。この現状の配電系統図による指定は、撤去の場合に適用してもよい。そして、入力部2は、入力した配電系統の変更内容を処理部4に出力する。
次に、処理部4の配電構成データ更新部45は、入力部2から入力した配電系統の変更内容に従って、記憶部5の配電系統データ51および配電設備データ52を更新する(ステップS602)。ここで、配電系統データ51は、配電系統の変更内容に従ってそのまま更新する。一方、配電設備データ52は配電系統、電柱および需要家の接続構成であるので、配電系統の変更の結果、配電線と電柱との位置関係が変化したため、安全性や経済性の観点からそれらの接続を見直した方がよい場合に、配電設備データ52の更新が行われる。換言すれば、配電線と電柱との位置関係が変化しない場合や、その位置関係が変化してもそれらの接続を見直す必要がない場合には、配電設備データ52の更新は行われない。なお、この更新処理においては、記憶部5の配電系統データ51および配電設備データ52をそのまま更新してもよいし、現状のデータを残すべく別のデータを新たに生成して保存するようにしてもよい。
続いて、処理部4の建設費算出部46は、記憶部5の配電系統データ51および配電設備データ52の更新内容に応じた建設費を算出する(ステップS603)。具体的には、記憶部5の工事費データ55に含まれる、単位距離あたりの配電線の工事費や開閉器の設置工事費を用いて、建設費を算出する。そして、算出した建設費を損失料金算出部44に出力する。
次に、入力部2は、変電所名、フィーダ名、事故区間および停電時間を入力する(ステップS604)。この処理は、図2のステップS201と同様である。そして、処理部4の停電区間特定部42は、入力部2から変電所名、フィーダ名および事故区間を受けて、停電区間を特定する(ステップS605)。この処理は、ステップS602で更新された配電系統データ51を参照して行われる。それ以外は、図2のステップS202と同様である。
続いて、電力量算出部43は、停電区間特定部42によって特定された停電区間および入力部2によって入力された停電時間から各需要家に係る供給支障電力量を算出する(ステップS606)。この処理は、ステップS602で更新された配電設備データ52を参照して行われる。それ以外は、図2のステップS203と同様である。さらに、損失料金算出部44は、電力量算出部43によって算出された供給支障電力量および建設費算出部46によって算出された建設費から、損失料金を算出する(ステップS607)。具体的には、まず、各需要家の供給支障電力量と需要家データ53の単位電力あたりの電気料金531とを掛け合わせて損失額を算出する。次に、各需要家の損失額を合計して、その合計値に建設費を加えた値を損失料金とする。
そして、損失料金算出部44は、損失料金を表示部3に渡す。これを受けて、表示部3は、その損失料金を表示する(ステップS608)。この処理は、図2のステップS205と同様である。
以上本発明の実施の形態について説明したが、図1に示す配電系統評価装置1内の各部を機能させるために、処理部4で実行されるプログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録し、その記録したプログラムをコンピュータに読み込ませ、実行させることにより、本発明の実施の形態に係る配電系統評価装置が実現されるものとする。なお、プログラムをインターネットなどのネットワーク経由でコンピュータに提供してもよいし、プログラムが書き込まれた半導体チップなどをコンピュータに組み込んでもよい。
以上説明した本発明の実施の形態によれば、配電系統評価装置1の処理部4が、事故による停電がなければ得られるはずの需要家からの電気料金を、事故が発生した場合の電力会社の損失料金として計算し、表示部3がその損失料金を表示するので、ユーザはその損失料金を考慮しながら配電系統に対する設備投資について効率的に検討することができる。次に、記憶部5の需要家データ53が、一律固定の実績データ(平均値)である電力使用量だけでなく、季節や時間帯など時期ごとの実績データを含むことで、処理部4の電力量算出部43がその時期ごとの電力使用量を用いて事故による供給支障電力量を算出できるので、供給支障電力量の精度がよくなり、ひいては損失料金算出部44が算出する損失料金の精度が高くなる。そして、損失料金算出部44が、配電系統を変更した場合の事故発生による損失料金を、建設費算出部46が配電系統の変更に応じて算出した建設費を含めて計算し、表示部3がその損失料金を表示するので、ユーザは総計された損失料金を考慮しながら配電系統に対する設備投資についてさらに効率的に検討することができる。
≪その他の実施の形態≫
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明したが、上記実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。例えば、以下のような実施の形態が考えられる。
(1)前記実施の形態では、配電系統における事故区間などを入力して処理を行った結果として、表示部3が供給支障電力量、損失料金および停電お客さまを表示するように記載したが、損失料金算出部44がそれらに加えて事故の影響を受けない各区間における料金収入額や、料金収入額および損失料金から得られる全体の利益または損失を算出し、表示部3がそれらを表示するようにしてもよい。これによれば、事故発生による損失だけでなく事故が発生しても得られる利益を含めて表示されるので、ユーザは配電系統に対する設備投資について総合的な検討を行うことができる。また、損失料金算出部44が各区間の供給支障電力量および損失料金、または料金収入額を算出し、表示部3がそれらを電子地図上に表示してもよい。これによれば、損失が発生する区間および利益が確保される区間の分布状況やそれらの額がビジュアルに表現されることになるので、ユーザは各地域における配電系統の状態を容易に把握することができ、配電系統に対する設備投資について効率的に検討することができる。
(2)前記実施の形態では、現状の配電系統の評価と、配電系統の変更を想定した評価とを個別に行って、その評価結果を表示するように記載したが、同一の事故発生条件(事故区間や停電時間など)に関して、現状の配電系統の評価結果(供給支障電力量、損失料金など)と、配電系統の変更を想定した評価結果とを対比して表示してもよい。また、後者には、配電系統の変更に応じた建設費を含めて表示してもよい。これによれば、配電系統の変更の前後における、事故発生時の供給支障電力量、損失料金などが対比して表示されるので、ユーザは配電系統の変更について効率的に検討を行うことができる。
(3)前記実施の形態では、配電系統の変更を想定した評価の場合に、配電系統の変更に応じた建設費を損失料金に含めて表示するように記載したが、その建設費を損失料金に含めることなく、個別に表示するようにしてもよい。これによれば、配電系統の変更後の停電による損失料金と、配電系統の変更に応じた建設費とを別に表示するので、ユーザは配電系統の変更についてきめ細かく検討を行うことができる。
本発明の実施の形態に係る配電系統評価装置の構成を示す図である。 現状の配電系統の評価を行う場合の、配電系統評価装置の処理を示すフローチャートである。 変電所、フィーダ、配電線および開閉器の構成を示す図であり、(a)は現状の構成を示し、(b)は配電線が故障で停止した場合の影響を示す。 配電系統図の表示イメージを示す図である。 配電系統図の地図上表示イメージ(拡大表示イメージ)を示す図である。 配電系統の変更を想定した評価を行う場合の、配電系統評価装置の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 配電系統評価装置
2 入力部
3 表示部
4 処理部
41 全体制御部
42 停電区間特定部
43 電力量算出部
44 損失料金算出部
45 配電構成データ更新部
46 建設費算出部
5 記憶部
51 配電系統データ
52 配電設備データ
53 需要家データ
531 単位電力あたりの電気料金(契約条件)
532 電力使用量
54 地図データ
55 工事費データ

Claims (8)

  1. 配電系統において想定される事故による電力会社の損失料金を計算する配電系統評価装置であって、
    少なくとも、配電系統の構成を含む配電系統データ、配電系統および需要家の接続構成を含む配電設備データならびに需要家ごとの契約条件および電力使用量を含む需要家データを格納する記憶部と、
    事故区間および停電時間を入力する入力部と、
    前記入力部によって入力された事故区間から、前記配電系統データに基づいて停電区間を特定する停電区間特定部と、
    前記停電区間特定部によって特定された停電区間から、前記配電設備データに基づいて前記停電区間に含まれる需要家を特定し、その特定した需要家ごとに、前記入力部によって入力された停電時間から、当該需要家データの電力使用量に基づいて事故による供給支障電力量を算出する電力量算出部と、
    前記電力量算出部によって算出された需要家ごとの供給支障電力量から、当該需要家データの契約条件に基づいて需要家ごとの損失額を算出し、その損失額を合計して損失料金を算出する損失料金算出部と、
    前記損失料金算出部によって算出された損失料金を表示する表示部と、
    を備えることを特徴とする配電系統評価装置。
  2. 前記記憶部に格納された需要家データは、時期ごとの電力使用量をさらに含み、
    前記入力部は、事故発生時期をさらに入力し、
    前記電力量算出部は、前記需要家ごとの供給支障電力量を算出する場合に、前記入力部によって入力された停電時間および前記入力部によって入力された事故発生時期に応じた電力使用量に基づいて供給支障電力量を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の配電系統評価装置。
  3. 前記記憶部は、配電系統の変更に応じた建設費の算出に必要な工事費データをさらに格納し、
    前記入力部は、配電系統の変更内容をさらに入力し、
    前記配電系統評価装置は、
    前記入力部によって入力された配電系統の変更内容に従って、前記記憶部に格納された配電系統データおよび配電設備データを更新する配電構成データ更新部と、
    前記入力部によって入力された配電系統の変更内容から、前記工事費データに基づいて前記配電系統の変更に応じた建設費を算出する建設費算出部と、
    をさらに備え、
    前記損失料金算出部は、前記需要家ごとの損失額を合計した値に、前記建設費算出部によって算出された建設費を加えて損失料金を算出する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配電系統評価装置。
  4. 前記記憶部は、前記配電系統データおよび前記配電設備データに対応した地図データをさらに格納し、
    前記損失料金算出部は、さらに前記需要家ごとの損失額を区間ごとに合計して区間ごとの損失料金を算出し、
    前記表示部は、さらに前記地図データを表示するとともに、前記損失料金算出部によって算出された区間ごとの損失料金を、前記地図データ上の区間ごとに対応させて表示する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の配電系統評価装置。
  5. 配電系統において想定される事故による電力会社の損失料金を計算する配電系統評価方法であって、
    コンピュータが、
    少なくとも、配電系統の構成を含む配電系統データ、配電系統および需要家の接続構成を含む配電設備データならびに需要家ごとの契約条件および電力使用量を含む需要家データを格納する記憶部を備え、
    事故区間および停電時間を入力する第1のステップと、
    前記入力された事故区間から、前記配電系統データに基づいて停電区間を特定する第2のステップと、
    前記特定された停電区間から、前記配電設備データに基づいて前記停電区間に含まれる需要家を特定し、その特定した需要家ごとに、前記入力された停電時間から、当該需要家データの電力使用量に基づいて事故による供給支障電力量を算出する第3のステップと、
    前記算出された需要家ごとの供給支障電力量から、当該需要家データの契約条件に基づいて需要家ごとの損失額を算出し、その損失額を合計して損失料金を算出する第4のステップと、
    前記算出された損失料金を表示する第5のステップと、
    を含んで実行することを特徴とする配電系統評価方法。
  6. 前記記憶部に格納された需要家データは、時期ごとの電力使用量をさらに含み、
    前記コンピュータは、
    前記第1のステップでは、事故発生時期をさらに入力し、
    前記第3のステップでは、前記需要家ごとの供給支障電力量を算出する場合に、前記入力された停電時間および前記入力された事故発生時期に応じた電力使用量に基づいて供給支障電力量を算出する
    ことを特徴とする請求項5に記載の配電系統評価方法。
  7. 前記記憶部は、配電系統の変更に応じた建設費の算出に必要な工事費データをさらに格納し、
    前記コンピュータは、
    前記第1のステップの前に、
    配電系統の変更内容を入力するステップと、
    前記入力された配電系統の変更内容に従って、前記記憶部に格納された配電系統データおよび配電設備データを更新するステップと、
    前記入力された配電系統の変更内容から、前記工事費データに基づいて前記配電系統の変更に応じた建設費を算出するステップと、
    をさらに含んで実行し、
    前記第4のステップでは、前記需要家ごとの損失額を合計した値に、前記算出された建設費を加えて損失料金を算出する
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の配電系統評価方法。
  8. 前記記憶部は、前記配電系統データおよび前記配電設備データに対応した地図データをさらに格納し、
    前記コンピュータは、
    前記第4のステップでは、さらに前記需要家ごとの損失額を区間ごとに合計して区間ごとの損失料金を算出し、
    前記第5のステップでは、さらに前記地図データを表示するとともに、前記算出された区間ごとの損失料金を、前記地図データ上の区間ごとに対応させて表示する
    ことを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれか一項に記載の配電系統評価方法。

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