JP2015064877A - 契約のサービス合意に関連するリスクを評価するためのシステムおよび方法 - Google Patents

契約のサービス合意に関連するリスクを評価するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】契約のサービス合意に関連するリスクを評価するシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】システムは、契約のサービス合意に関連するリスクカテゴリを決定するために、契約のサービス合意を分析するように構成されたプロセッサを含む。1つ以上のリスクカテゴリに関連するリスクパラメータ、および1つ以上のリスクパラメータに関連する重みを、受け取る。重みは、重み付けされたリスクパラメータを生成するために、リスクパラメータに関連付けられる。契約のサービス合意に関連するリスクは、重み付けされたリスクパラメータを加算することによって評価される。
【選択図】図3

Description

本開示は、概してデータ処理に関し、より具体的には、契約のサービス合意に関連するリスクを評価するためのシステムおよび方法に関する。
増加する市場競争により、発電会社は、発電所の運用と保守を、設備の製造業者に委託しながら、各会社の中核事業に力を集中することを余儀なくされている。この手法により、収益性を高め、運用と保守に関連するリスクを減少させることが可能である。電力供給業者と設備の製造業者との間の、長期のサービス合意は、多くの場合、合意の条件を明記する必要がある。一般に、長期のサービス合意によって、その先数年間の、稼働率、信頼性、保守費用、発電出力、発熱率等を含む、一定の保証を、各顧客に提供することができる。また、合意の条件には、プラント運用の一定水準を保証し、運用中に起こり得るすべての機能停止や故障を防ぐために、定期保守手順および緊急保守手順、ならびに頻度が明記されるかもしれない。
長期のサービス合意は、数百万ドルを必要とする可能性があるため、場合によっては、いずれかの決定がなされる前に、詳細な費用分析が行われる。長期のサービス合意は、ほとんどの保守を対象に含めることができるにもかかわらず、予定外の保守に関連するリスク、顧客の信用度に関連するリスク、およびいずれかの関係者の制御の範囲外にある外部条件に関連するリスクが、非常に高い場合がある。
本開示は、契約のサービス合意に関連するリスクを評価するためのシステムおよび方法に関する。一実施形態によれば、契約のサービス合意に関連するリスクを評価するためのシステムが、提供され得る。このシステムは、プロセッサと、プロセッサにより実行されるコンピュータ可読命令を有するメモリを含むことができる。このプロセッサは、契約のサービス合意に関連する1つ以上のリスクカテゴリを決定するために、契約のサービス合意を分析するように構成され得る。このプロセッサは、さらに、1つ以上のリスクカテゴリに関連する1つ以上のリスクパラメータを受け取り、1つ以上のリスクパラメータに関連する1つ以上の重みを受け取るように、構成されてもよい。このプロセッサは、さらに、1つ以上の重み付けされたリスクパラメータを生成するために、1つ以上の重みを1つ以上のリスクパラメータに関連付け、そして、契約のサービス合意に関連するリスクスコアを生成するために、1つ以上の重み付けされたリスクパラメータを加算することによってリスクのスコアを決定するように、構成されてもよい。
一実施形態において、契約のサービス合意に関連するリスクを評価するための方法が、提供され得る。この方法は、契約のサービス合意に関連する1つ以上のリスクカテゴリを決定するために、契約のサービス合意を分析するステップで開始することができる。この方法は、1つ以上のリスクカテゴリに関連する1つ以上のリスクパラメータを受け取るステップと、1つ以上のリスクパラメータに関連する1つ以上の重みを受け取るステップを含むことができる。この方法は、1つ以上の重み付けされたリスクパラメータを生成するために、1つ以上の重みを1つ以上のリスクパラメータに関連付けるステップを、さらに含むことができる。最後に、契約のサービス合意に関連するリスクスコアを生成するために、1つ以上の重み付けされたリスクパラメータを加算することによって、このリスクのスコアが決定され得る。
一実施形態において、命令が書き込まれている非一時的なコンピュータ可読媒体であって、この命令が1つ以上のプロセッサにより実行されると、後述の動作を実行する命令を有する、非一時的なコンピュータ可読媒体が提供されている。一動作において、1つ以上のリスクカテゴリに関連する、1つ以上のリスクパラメータを受け取ることができる。さらなる動作において、この1つ以上のリスクパラメータに関連する1つ以上の重みを受け取ることができる。別の動作において、1つ以上の重み付けされたリスクパラメータを生成するために、1つ以上の重みを、1つ以上のリスクパラメータに関連付けることができる。さらに別の動作において、1回以上のアップグレードする機会の財務的価値を計算することができる。さらに別の動作において、契約のサービス合意に関連するリスクスコアを生成するために、1つ以上の重み付けされたリスクパラメータを加算することによって、リスクのスコアを決定することができる。
他の実施形態、特徴、および態様が、以下の図と合わせて、以下の説明により明らかになろう。
本開示の実施形態に従って、契約のサービス合意に関連するリスクを評価するためのシステムおよび方法が実現され得る、例示的な環境を示す、簡略ブロック図である。 本開示の実施形態に従って、契約のサービス合意に関連するリスクを評価するための、例示的なシステムのモジュールを示す、簡略ブロック図である。 本開示の実施形態に従って、契約のサービス合意に関連するリスクを評価するための、例示的な方法を示す、プロセスフロー図である。 本開示の実施形態に従って、例示的な発電所におけるリスクスコアと稼働率との間の、例示的な関係を示す、グラフである。 本開示の実施形態に従って、カテゴリごとのポートフォリオの繰延残高を示す、例示的なレポートである。 本明細書に考察される任意の1つ以上の方法を実行するための、例示的なコンピュータシステムを示す、概略図である。
以下の詳細な説明は、この詳細な説明の一部を構成している、添付の図面を参照することを含む。この図面は、例示的実施形態に従った図を表している。「例」としても本発明に参照されている例示的実施形態は、当業者が本発明の主題を実施することを可能にするように、十分に詳しく記載されている。特許請求する主題の範囲から逸脱することなく、これらの複数の例示的実施形態を組み合わせることが可能であり、他の実施形態を利用することが可能であり、また、構造的、論理的、および電気的な変化を加えることが可能である。したがって、以下の詳細な説明は、限定的な意味で解釈されるべきではなく、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される。
本明細書に記載されている実施形態は、契約のサービス合意に関連するリスクを評価するためのシステムおよび方法に関する。電力エネルギー供給業者は、可能な限り効率的にプラントを運用しながら、運用費用を低く維持することを目指している。運用費用は、プラントの収益性を決定するうえで、非常に重要であるにもかかわらず、予定外に保守する事象によって、費用が増加し得、プラントを運用することが経済的に不安定になり得る。このため、顧客は、多くの場合、利益を増加させ、かつリスクを低減するために、運用および/または保守をプラントの製造業者に委託している。運用および保守に関連する費用を見積もるために、製造業者は、予定される保守活動の費用と予定外の保守活動の費用を見積もることができる。この費用は、例えば、設備の通常の摩耗、突然の過渡事象、製造または品質の問題、修理、および点検によって発生する場合があり、これらすべてが、ある期間にわたって、相当な費用を追加する可能性がある。
多くの場合、顧客が、延長保証を提供すること、および/または、長期契約のサービス合意を結ぶことを、製造業者に要求するであろう。長期契約のサービス合意は、延長された年数の間続くことが可能であり、多くの利点を提供することができる。顧客は、保守費用の見積もりを提供され、そして、効率的な保守、定期的な更新、および教育を保証されることが可能である。製造業者は、契約上、数百万(ドル)費やす可能性があるが、さらなる、予定外の高い費用がかかるかもしれない。場合によっては、いずれの決定も、決定がなされる前に、詳細な費用およびリスクの評価分析を実施することができる。
一実施形態において、契約のサービス合意に関連するリスクを評価するためのシステムが提供される。このシステムは、契約のサービス合意に関連するリスクを評価するように構成されたプロセッサと、このプロセッサによって実行されるコンピュータ可読命令を含むメモリを含むことができる。リスクには、商業リスクとオペレーショナルリスクの、主に2種類が存在する可能性がある。商業リスクには、合意の全部または一部を失うリスク(解除または中断)、または合意の再編(再交渉)をするリスクが含まれ得る。オペレーショナルリスクには、合意の収益率が変動しやすいこと(例えば、マージン漏れまたはマージン調整)が含まれ得る。長期契約のサービス合意のために、商業リスクとオペレーショナルリスクの両方が、様々な関数パラメータとしてリスクを定義することによって測定され得る。この複数のパラメータは、知的に選択され、異なる重みを与えられ、そして、可算されることができ、それによって、商業リスクとオペレーショナルリスクを測定するための、契約のサービス合意に関連する単一のリスクスコアが得られる。
契約のサービス合意に関連するリスクスコアを評価することにより、相手先ブランドによる生産(OEM)は、契約レベル、顧客レベル、ポートフォリオレベルのそれぞれにおいて、合意の、既存のおよび今後のリスクを特定し、調査し、そして管理することが可能である。評価されたリスクに基づいて、今後の戦略を、以下の要点の一部または全部に関して示すことができる。
・マクロ経済リスク、信用リスク、顧客行動のリスク、および技術的な実行リスクのカテゴリにおける、リスクの査定と測定
・事業ビジョン、事業戦略、および事業目標に合わせた、許容できるリスクの査定
・新たなリスクの周りに透明性を提供し、リスク要因の管理委員会を設置し、そして、契約レベル、顧客レベル、およびポートフォリオレベルでのリスク要因を審査するための、オペレーティングリズムの作成
・リスクの優先順位付け、リスクの対処、許容できるリスクレベルの査定、および、リスクを受け入れるかまたはリスクを軽減することによる事業利益の把握
・知識移転のためのプロセスの確立
例示的な一実施形態において、前述のリスクカテゴリ(マクロ経済リスク、信用リスク、顧客行動のリスク、および技術的な実行リスク)は、さらにサブカテゴリに分割され、各カテゴリと各サブカテゴリは、特定の重みに関連付けられることが可能である。
例示的な一実施形態において、サブカテゴリは、製品の発達度のリスクを含んでもよい。より発達した設備に対して、合意サードパーティの提供者からの利益が、長期のサービス合意の下で製造業者によって発電事業者に提供される利点と同程度である場合には、発電事業者はサードバーティーの提供者からの利益を得ることを試みるかもしれない。比較して、より新しい技術を求めて、顧客は、長期のサービス合意の範囲内で、製造業者にとどまる傾向が強い。
例示的な一実施形態において、サブカテゴリは、機械の熱性能を含んでもよい。機械が、より高い効率と出力で運用している場合、燃料および運用にかかるかなりの金額を節約できるため、顧客は、長期のサービス合意による関係を継続するかもしれない。
例示的な一実施形態において、サブカテゴリは、顧客行動を含んでもよい。技術的に健全である顧客、または比較的良好な運用、および発電所の管理員を確立している顧客は、この技術の管理方法を知ることができると、長期のサービス合意を解除することを選択するかもしれない。一方、銀行等の顧客は、発電所を所有している可能性があり、長期のサービス合意の下でプラントの運用と管理を継続するために、OEMを望むかもしれない。
例示的な一実施形態において、サブカテゴリは、OEMと顧客との関係を含んでもよい。顧客は、顧客と供給業者の両者にとって付加価値の低い単なる顧客と供給業者の関係を確立するよりも、OEMと連携してプラントを運用し、それによって、長期のサービス合意を通じて、長期的なパートナーシップにつながる強力な相互関係を作り、さらに強化することを希望するかもしれない。本開示の例示的実施形態は、次に、添付の図面を参照して説明される。
図1を参照すると、簡略化されたブロック図が、例示的な環境100を示しており、この環境100内で、1つ以上の例示的実施形態に従って、契約のサービス合意に関連するリスクを評価するためのシステムおよび方法が実現され得る。
図1に示されるように、契約のサービス合意のリスク評価システム150が、1つ以上の既存の契約のサービス合意に関連するリスクを評価するように構成されている。このリスクは、個別の契約のサービス合意に対して、同じ顧客120が有するいくつかの契約のサービス合意に対して、あるいは、特定の地域、国、または技術に関連するサービス合意のポートフォリオに対して、評価され得る。
例示的な一実施形態において、契約のサービス合意130に関連するデータが、顧客120によって、リスク評価システム150に提供され得る。このデータは、ネットワーク140経由で提供され得る。このネットワーク140は、いずれのネットワークにも相当し得るものであり、ネットワークには以下の種類のネットワークが含まれるが、これらに限定されるものではない。すなわち、ダイヤルインネットワーク、ユーティリティネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、仮想プライベートネットワーク(VPN)、キャンパスエリアネットワーク(CAN)、ストレージエリアネットワーク(SAN)、インターネット、イントラネットまたはイーサネット(登録商標)といった種類のネットワーク、およびこれらの種類のネットワークのうち、2つ以上の組み合わせ、またはその他のネットワークであって、1つ以上有線および/または無線通信リンクの組み合わせによる、任意の様々なネットワークトポロジで実現され得るネットワークである。
あるいは、契約のサービス合意130に関連するデータは、リスク評価システム150に関連付けられているサーバに格納され得る。例示的な一実施形態において、リスク評価システム150は、さらに、ネットワーク140経由で、契約のサービス合意130のリスク評価に影響し得る、異なる複数の経済および金融的見地に関連するデータを受け取るように、構成されてもよい。このデータとは、国の経済ランキング、顧客の信用情報、顧客の財務状況、サービス実行レベル、および1つ以上の外部データソース110からの他の統計情報等である。この外部データソース110は、例えばERAM(ムーディーズ)システム、顧客の信用情報のウェブサイト、国際金融公社のウェブサイト、国際通貨基金のウェブサイト等である。
例示的な一実施形態において、リスク評価システム150は、プラントの様々な動作パラメータを追跡して取り込むために、当該プラント内に設けられている複数のセンサとインタフェースする現場の監視システム(不図示)を含んでもよい。この監視システムは、プラントの運用データを監視して収集し、この運用データをリスク評価システム150に関連付けられたサーバに転送するように構成され得る。この運用データは、年次報告が発表された最新の年のプラントの運用データだけでなく、プラントの過去の運用データも含み得る。
契約のサービス合意130、外部ソースからのデータ、およびプラントの運用データに関連するデータに基づいて、リスク評価システム150は、契約のサービス合意130のためのリスクスコアを算出することができる。リスク評価の結果は、レポートの形式で、設備およびサービスの提供者160に提供され得る。レポートは、契約レポート、ポートフォリオの比較レポート、トータルリスクスコアレポート、繰延残高レポート、リスク加重スコアのダッシュボードレポート、および/またはこれらの組み合わせを含み得る。
図2は、本開示の実施形態に従って、図1の130等の、契約のサービス合意に関連するリスクを評価するためのシステム200のモジュールを示す、簡略化されたブロック図を表している。より具体的には、契約のサービス合意に関連するリスクを評価するためのシステム200は、プロセッサ205とメモリ210を含むことができる。プロセッサ205は、メモリ210に読み込まれ得るソフトウェア用の命令を実行することが可能である。プロセッサ205は、特定の実装に応じて、1つ以上のプロセッサの集合であってもよいし、複数のプロセッサコアを含んでもよい。さらに、プロセッサ205は、単一のチップ上に、メインプロセッサが2次プロセッサと共に存在する、異種プロセッサシステムの1つ以上を使用して実装され得る。別の実施形態において、プロセッサ205は、同じ種類のプロセッサを複数含む、同種プロセッサシステムであってもよい。オペレーティングシステムとアプリケーションのための命令、すなわちプログラムが、メモリ210に含まれていてもよい。この命令は、プロセッサ205によって実行されるために、メモリ210に読み込まれ得る。異なる実施形態のプロセスは、コンピュータに実装された命令、および/またはメモリ210に含まれ得るコンピュータで実行可能な命令を用いて、プロセッサ205によって実行され得る。この命令は、プログラムコード(例えば、オブジェクトコードおよび/またはソースコード)と呼ばれることもあり、プロセッサ205によって読み出されて実行され得る。異なる実施形態のプログラムコードは、異なる、物理的な、または有形のコンピュータ可読媒体上で実現され得る。
例示的な一実施形態において、プロセッサ205は、契約のサービス合意を分析して、契約のサービス合意に関連する1つ以上のリスクカテゴリを決定するように構成され得る。この1つ以上のリスクカテゴリは、信用リスク、顧客行動のリスク、マクロ経済リスクおよび技術的な実行リスクの1つ以上を含むことができる。
信用リスクのカテゴリの下で、システム200は、顧客の財務健全性、および、この財務健全性が、契約上の義務(例えば、支払い)を果たすための顧客の能力にどう影響するかを測ることができる。この出力は、顧客の警戒リスト、倒産指標、顧客の信用または期日を過ぎた未払い額、顧客の財務健全性等であってもよい。
顧客行動のリスクのカテゴリの下で、システム200は、市場における、合意の競争力および資産の競争力を測ることができる。この出力は、合意のマージンに影響し得る、取引サービスの準備合意、および取引サービスの利用における運用変更に対する、契約の価値合意であってもよい。
マクロ経済リスクのカテゴリの下で、システム200は、顧客が運用している全体的な市場環境、および、この市場環境が顧客または合意に、どのように広く影響し得るかを測ることができる。この出力は、国の経済の、全体的な健全性の尺度を提供する経済指標であってもよい。
技術的な実行リスクのカテゴリの下で、システム200は、企業の製品とサービスの、実行度を測ることができる。この出力は、計画外の停止およびトリップの頻度であってもよい。
例示的な一実施形態において、プロセッサ205は、さらに、1つ以上のリスクカテゴリに関連する、1つ以上のリスクパラメータを受け取るように、構成されてもよい。この1つ以上のリスクパラメータは、合意顧客、および契約のサービス合意に関連する、サービスのポートフォリオに、少なくとも部分的に基づき得る。
例示的な一実施形態において、さらに、プロセッサ205は、1つ以上のリスクパラメータに関連付けられた、1つ以上の重みを受け取るように、構成されてもよい。この1つ以上の重みは、当該1つ以上のリスクカテゴリに関連する過去のデータ、事業ビジョン、事業戦略、および事業目標に、少なくとも部分的に基づき得る。
例示的な一実施形態において、プロセッサ205は、さらに、1つ以上の重み付けされたリスクパラメータを生成するために、1つ以上の重みを1つ以上のリスクパラメータに関連付けるように、構成されてもよい。例示的な一実施形態において、プロセッサ205は、さらに、契約のサービス合意に関連付けられたリスクスコアを生成するために、1つ以上の重み付けされたリスクパラメータを加算することによって、リスクのスコアを決定するように、構成されてもよい。例示的な一実施形態において、プロセッサ205は、さらに、このスコアに基づいて将来の戦略を設定するように、構成されている。
例示的な一実施形態において、プロセッサ205は、さらに、契約のサービス合意に関連付けられたフィードバックを受け取り、そのフィードバックに基づいてリスクを再評価するように、構成されてもよい。例示的な一実施形態において、プロセッサ205は、さらに、このリスクを、1つ以上のさらなる契約のサービス合意に関連する1つ以上のリスクと比較し、この比較に少なくとも部分的に基づいて、契約のサービス合意に優先順位を付けるように、構成されてもよい。例示的な一実施形態において、プロセッサ205は、さらに、前述のリスクスコアを許容スコアの閾値と比較し、そして、この比較に基づいて、契約のサービス合意を継続するかどうかを決定するように、構成されている。
例示的な一実施形態において、プロセッサ205は、さらに、契約のサービス合意に関連するリスクスコアに基づいて、1つ以上のレポートを生成するように、構成されている。この1つ以上のレポートは、契約レポート、ポートフォリオの比較レポート、トータルリスクスコアレポート、繰延残高レポート、およびリスク加重スコアのダッシュボードレポートの1つ以上を含むことができる。
例示的な一実施形態において、メモリ210は、記憶デバイスを含むことができる。本明細書で用いる場合、この記憶デバイスは、一時的におよび/または永続的に情報を記憶することができる、いかなるハードウェア部品であってもよい。メモリ210は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、および/または、いかなる他の適した揮発性記憶デバイスまたは不揮発性記憶デバイスであってもよい。さらに、メモリ210は、特定の実装に応じて様々な形態をとることが可能であり、そして、メモリ210は、1つ以上の構成要素またはデバイスを含んでもよい。また、メモリ210によって使用される媒体は、取り外し可能(例えば、取り外し可能なハードディスク)であってもよい。メモリ210は、本明細書に記載されているプロセスで使用するためのデータを格納するように構成され得る。例えば、メモリ210は、仮想マシンおよび/または他のソフトウェアアプリケーションならびに/もしくは本明細書に記載されている方法で使用するのに適した任意の他の情報等の、1つ以上のソフトウェアアプリケーション(例えば、ソースコードおよび/またはコンピュータで実行可能な命令を含む)を格納することが可能である。
図3は、本開示の実施形態に従って、契約のサービス合意に関連するリスクを評価するための、例示的な方法を示すプロセスフロー図を表している。この方法300は、ハードウェア(例えば、専用ロジック、プログラマブルロジック、およびマイクロコード)、ソフトウェア(例えば、汎用コンピュータシステムまたは専用マシンで実行されるソフトウェア)、またはハードウェアとソフトウェアの組み合わせを含み得る、ロジックを処理することによって実行され得る。
図3に示されているように、この方法300は、契約のサービス合意に関連する1つ以上のリスクカテゴリを決定するために、動作305で、契約のサービス合意を解析するステップを開始することができる。契約のサービス合意に大きな影響を与え得る主なリスクカテゴリは、信用リスク、顧客行動のリスク、マクロ経済リスク、および技術的な実行リスクを含み得るが、これに限定されるものではない。
例示的な一実施形態において、この方法300は、動作310における、1つ以上のリスクカテゴリに関連する1つ以上のリスクパラメータを受け取るステップに進むことができる。このリスクパラメータは、信用機関によって報告される格付けと債務不履行の頻度、警戒リスト、顧客の支払い能力がないことによって発生する未払い金、経済ランキング、経済指標(年間成長、国内生産の成長、失業率)、市場環境、顧客の財務健全性、操業度、正味現在価値(NPV)、年次報告が発表された最新の年のプラント運用に対する過去のプラントの運用、強制停止の長さと頻度、ユニットの稼働率、ユニットの信頼性等を含んでもよい。
例示的な一実施形態において、この方法300は、動作315における、1つ以上のリスクパラメータに関連付けられた1つ以上の重みを受け取るステップに進むことができる。重みは、顧客によって提供されてもよいし、リスクカテゴリ、事業ビジョン、事業戦略、事業目標等に関連付けられた過去のデータに、少なくとも部分的に基づいて決定されてもよい。動作320で、1つ以上の重み付けされたリスクパラメータを生成するために、1つ以上の重みが、1つ以上のリスクパラメータに関連付けられることが可能である。
最後に、動作325において、契約のサービス合意に関連付けられたリスクスコアを生成するために、1つ以上の重み付けされたリスクパラメータを加算することによって、リスクスコアが決定される。このリスクスコアは、次に、リスクを受け入れるかまたはリスクを軽減する、将来の戦略を設定するために使用されてもよい。
図4は、本開示の実施形態に従って、ユニットまたは発電所の、リスクスコアと稼働率との間の例示的な関係を示す、グラフ400を表している。具体的には、図4は、ユニット稼働率に対するリスクスコアの依存性を示している。ユニット稼働率は、強制停止事象の回数やユニットごとの総トリップ数等の、当該ユニットに関連する運用データを使用して、一定の時間間隔で計算され得る。グラフ400は、リスクレベルの3つの領域である、低リスク(領域A)、中リスク(領域B)、および高リスク(領域C)を含んでいる。例えば、最新の4つの四半期間のユニット稼働率の計算結果が約90.9%である場合、リスクスコアは中リスク領域に該当し得る。
図5は、本開示の実施形態に従って、カテゴリごとのポートフォリオの繰延残高を示す例示的なレポート500を表している。例示的な一実施形態において、契約のサービス合意に関連付けられたリスクを評価するための、図2の200等のシステムが、契約のサービス合意に関連付けられたリスクスコアに少なくとも部分的に基づいて、1つ以上のレポートを生成するように構成され得る。この1つ以上のレポートは、契約レポート、ポートフォリオの比較レポート、トータルリスクスコアレポート、繰延残高レポート、リスク加重スコアのダッシュボードレポート、および/または、これらの組み合わせを含み得る。
例示的な一実施形態において、契約レポートは、ユーザがポートフォリオ内のあらゆる個別合意を分析することを、可能にし得る。契約レポートを生成するために、システムは、ユーザにモデルIDを提供するように要求する場合がある。システムは、このモデルIDに基づいて、すべてのリスクカテゴリにおける、重み付けされたリスクパラメータを加算することによって、リスクスコアを計算することができる。例示的な一実施形態において、ポートフォリオの比較レポートは、ユーザが、特定の地域、国、または技術の下で、高リスクの合意と中リスクの合意と低リスクの合意の総数を確認することを可能にし得る。さらに、ユーザは、同じシート内で、4四半期データと3四半期データとの間の比較を行うことが可能である。
例示的な一実施形態において、トータルリスクスコアレポートは、リスクカテゴリごとの現状のリスクスコア、また、前の四半期のリスクスコアを示すことが可能である。さらに、ユーザは、特定の地域、国、または技術を選択することができる。例示的な一実施形態において、繰延残高レポートは、ユーザに、各カテゴリの下で、リスクレベルによる繰延残高の分布を示すことが可能である。さらに、繰延残高レポートは、特定の地域、国、または技術の下で、繰延残高を示すことができる。
繰延残高レポート500の例が、図5に概略的に表されている。4つの円形図505、510、515、および520が、それぞれ特定のリスクカテゴリに対応して、示されている。この特定のリスクカテゴリとは、信用リスク、顧客行動のリスク、マクロ経済リスク、および技術的な実行リスクである。円形図の各区分が、ポートフォリオにおける、契約のサービス合意について、低リスク、中リスク、または高リスクを有するものの割合を表している。例えば、ポートフォリオにおいて、信用リスクのカテゴリに関するグラフ505は、高リスクの合意の割合が低いことを示し、技術的な実行リスクのカテゴリに関するグラフ520は、高リスクの合意の割合が高いことを示している。例示的な一実施形態において、リスク加重スコアのダッシュレポートは、1つ以上のリスクカテゴリまたは地域の下で、最もリスクの高い合意のリスクレベルを示すことができる。また、リスク加重スコアのダッシュレポートは、選択された地域に対して、繰延残高による最もリスクの高い合意を示すことも可能である。
図6は、本開示の様々な実施形態に従って、本明細書に考察される任意の1つ以上の方法を実行するための、例示的なコンピュータシステム600を表している。より具体的には、コンピュータシステム600の複数の要素が、契約のサービス合意に関連するリスクを評価するシステムおよび方法を実現するために使用され得る。コンピュータシステム600は、プログラムロジック620(例えば、ソフトウェア)を格納し、またデータ630を格納し得る、メモリ610を含み得る。また、メモリ610は、オペレーティングシステム640も含み得る。プロセッサ650が、プログラムロジック620を実行するためにオペレーティングシステム640を利用することが可能であり、その際に、さらにデータ630を利用することも可能である。データバス660は、メモリ610とプロセッサ650と間の、通信を可能にすることができる。ユーザは、キーボード、マウス、タッチスクリーン、ジェスチャ制御デバイス、ウェアラブルコンピュータ、コントロールパネル、または、コンピュータシステム600との間でデータを双方向に通信することができる任意の他のデバイス等の、少なくとも1つのインタフェースデバイス670を介して、コンピュータシステム600とインタフェースすることが可能である。コンピュータシステム600は、入出力(I/O)インタフェース680を介して、稼働中にはオンラインで、また非稼働中にはオフラインで、顧客の設備およびその関連デバイスと通信することができる。より具体的には、コンピュータシステム600は、モデルベースの命令を実行することが可能である。このモデルベースの命令は、顧客の設備および/またはその関連デバイスの、特定のデバイスにコマンド信号を提供するための命令であるが、この目的に限定されるものではない。コンピュータシステム600およびコンピュータシステム600により実装されるプログラムロジック620は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、または、これらの任意の組み合わせを含み得る。コンピュータシステム600において、複数のコントローラまたはプロセッサが使用されてもよく、それによって、本明細書に記載されている異なる機能が、1つ以上の異なるコントローラまたはプロセッサ上で実行され得ることもまた理解されるべきである。
このように、本明細書に記載されている実施形態は、契約のサービス合意に関連するリスクを評価するためのシステムおよび方法を容易にする。例示的な実施形態に係る、システムのブロック図、方法、装置、および、コンピュータプログラム製品が参照される。ブロック図の少なくともいくつかのブロック、およびブロック図における複数のブロックの組み合わせが、それぞれ、少なくとも部分的にはコンピュータプログラムの命令によって、実装され得ることが理解されよう。コンピュータプログラムの命令は、マシンを製造するために、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、専用のハードウェアベースのコンピュータ、その他のプログラマブルデータ処理装置に読み込まれる場合がある。それによって、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置で実行される前述のような命令が、ブロック図の少なくともいくつかのブロック、またはブロック図における複数のブロックの組み合わせの機能を実装するための手段を生成する。
本明細書に記載のコンピュータプログラム命令は、コンピュータ可読メモリに格納されることもまた可能であり、この命令は、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置に、特定の態様で機能するように指示することができる。それによって、1つまたは複数のブロックに示された機能を実装する命令手段を有する製品が作られる。また、このコンピュータプログラム命令は、一連の動作ステップがコンピュータその他のプログラマブル装置上で実行されて、コンピュータに実装されたプロセスを生成するために、コンピュータその他のプログラマブルデータ処理装置に読み込まれることも可能である。それによってコンピュータその他のプログラマブル装置上で実行されるこの命令が、1つまたは複数のブロックに示された機能を実装するためのステップを提供する。
本明細書に記載されている、システムの1つ以上の構成要素および方法の1つ以上の要素は、コンピュータのオペレーティングシステム上で実行されるアプリケーションプログラムによって、実装されてもよい。また、システムの1つ以上の構成要素および方法の1つ以上の要素は、携帯型のデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのまたはプログラム可能な家電製品、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ等を含む、他のコンピュータシステム構成で実施されてもよい。
本明細書に記載されているシステムおよび方法の構成要素であるアプリケーションプログラムは、特定の抽象データ型を実装し、特定のタスクすなわち動作を実行する、ルーチン、プログラム、構成要素、およびデータ構造等を含むことができる。分散コンピューティング環境では、(全体または一部の)アプリケーションプログラムが、ローカルメモリその他の記憶装置に配置されてもよい。加えて、あるいは代替で、(全体または一部の)アプリケーションプログラムは、通信ネットワークを介して接続された遠隔処理デバイスによりタスクが実行される状況を可能にするために、遠隔メモリまたは記憶装置に配置されてもよい。
前述の説明および関連する図面に示された教示の利益があるため、本明細書に示される例示的な説明に対する多くの変形例や他の実施形態が、思い浮かぶであろう。したがって、本開示は、多くの態様で実現されることが可能であり、前述の例示的な実施形態に限定されるべきではないことが、理解されよう。このため、本開示は、開示されている特定の実施形態に限定されるものではなく、その変形例や他の実施形態が、添付の特許請求の範囲に含まれるように意図されていることが、理解されるべきである。本明細書中に特定の用語が使用されているが、この特定の用語は、一般的かつ記述的な意味で使用されているだけであり、限定の目的で使用されていない。
最後に、本発明における代表的な実施態様について以下に述べる。
[実施態様1]
契約のサービス合意に関連するリスクを評価するための、コンピュータに実装される方法であって、
前記契約のサービス合意に関連する1つ以上のリスクカテゴリを決定するために、プロセッサが、前記契約のサービス合意を分析するステップと、
前記プロセッサが、前記1つ以上のリスクカテゴリに関連する1つ以上のリスクパラメータを受け取るステップと、
前記プロセッサが、前記1つ以上のリスクパラメータに関連する1つ以上の重みを受け取るステップと、
前記プロセッサが、1つ以上の重み付けされたリスクパラメータを生成するために、前記1つ以上の重みを前記1つ以上のリスクパラメータに関連付けるステップと、
前記プロセッサが、前記契約のサービス合意に関連するリスクスコアを生成するために、前記1つ以上の重み付けされたリスクパラメータを加算することによって、前記リスクのスコアを決定するステップと、
を含む方法。
[実施態様2]
前記1つ以上のリスクカテゴリが、信用リスク、顧客行動のリスク、マクロ経済リスク、および技術的な実行リスクの1つ以上を含む、実施態様1に記載の方法。
[実施態様3]
前記1つ以上の重みが、前記1つ以上のリスクカテゴリに関連する過去のデータ、事業ビジョン、事業戦略、および事業目標に、少なくとも部分的に基づいている、実施態様1に記載の方法。
[実施態様4]
前記スコアに基づいて将来の戦略を設定するステップをさらに含む、実施態様1に記載の方法。
[実施態様5]
前記契約のサービス合意に関連するフィードバックを受け取るステップと、
前記フィードバックに基づいて前記リスクを再評価するステップと
をさらに含む、実施態様1に記載の方法。
[実施態様6]
前記1つ以上のリスクパラメータが、顧客、および前記契約のサービス合意に関連するサービスポートフォリオに、少なくとも部分的に基づいている、実施態様1に記載の方法。
[実施態様7]
前記リスクを、1つ以上のさらなる契約のサービス合意に関連する1つ以上のさらなるリスクと比較するステップと、
前記比較に基づいて、前記契約のサービス合意に優先順位を付けるステップと
をさらに含む、実施態様1に記載の方法。
[実施態様8]
前記リスクスコアを許容スコアの閾値と比較するステップと、
前記比較に少なくとも部分的に基づいて、前記契約のサービス合意を継続するかどうかを決定するステップと
をさらに含む、実施態様1に記載の方法。
[実施態様9]
前記契約のサービス合意に関連する前記リスクスコアに少なくとも部分的に基づいて、1つ以上のレポートを生成するステップをさらに含む、実施態様1に記載の方法。
[実施態様10]
前記1つ以上のレポートが、契約レポート、ポートフォリオの比較レポート、トータルリスクスコアレポート、繰延残高レポート、およびリスク加重スコアのダッシュボードレポートの1つ以上を含む、実施態様9に記載の方法。
[実施態様11]
契約のサービス合意に関連するリスクを評価するためのシステムであって、
プロセッサと、
前記プロセッサによって実行するための、コンピュータ可読命令が書き込まれたメモリとを備え、
前記プロセッサが、
前記契約のサービス合意に関連する1つ以上のリスクカテゴリを決定するために、前記契約のサービス合意を分析し、
前記1つ以上のリスクカテゴリに関連する1つ以上のリスクパラメータを受け取り、
前記1つ以上のリスクパラメータに関連する1つ以上の重みを受け取り、
1つ以上の重み付けされたリスクパラメータを生成するために、前記1つ以上の重みを前記1つ以上のリスクパラメータに関連付け、
前記契約のサービス合意に関連するリスクスコアを生成するために、前記1つ以上の重み付けされたリスクパラメータを加算することによって、前記リスクのスコアを決定するように、構成されているシステム。
[実施態様12]
前記1つ以上のリスクカテゴリが、信用リスク、顧客行動のリスク、マクロ経済リスク、および技術的な実行リスクの1つ以上を含む、実施態様11に記載のシステム。
[実施態様13]
前記1つ以上の重みが、前記1つ以上のリスクカテゴリに関連する過去のデータ、事業ビジョン、事業戦略、および事業目標に、少なくとも部分的に基づいている、実施態様11に記載のシステム。
[実施態様14]
前記プロセッサが、さらに、前記スコアに基づいて将来の戦略を設定するように構成されている、実施態様11に記載のシステム。
[実施態様15]
前記プロセッサが、さらに、
前記契約のサービス合意に関連するフィードバックを受け取り、
前記フィードバックに基づいて前記リスクを再評価する
ように構成されている、実施態様11に記載のシステム。
[実施態様16]
前記1つ以上のリスクパラメータが、顧客、および前記契約のサービス合意に関連するサービスポートフォリオに、少なくとも部分的に基づいている、実施態様11に記載のシステム。
[実施態様17]
前記プロセッサが、さらに、
前記リスクを、1つ以上のさらなる契約のサービス合意に関連する1つ以上のリスクと比較し、
前記比較に少なくとも部分的に基づいて、前記契約のサービス合意に優先順位を付ける
ように構成されている、実施態様11に記載のシステム。
[実施態様18]
前記プロセッサが、さらに、
前記リスクスコアを許容スコアの閾値と比較し、
前記比較に基づいて、前記契約のサービス合意を継続するかどうかを決定する
ように構成されている、実施態様11に記載のシステム。
[実施態様19]
前記プロセッサが、さらに、前記契約のサービス合意に関連する前記リスクスコアに基づいて、1つ以上のレポートを生成するように構成され、
前記1つ以上のレポートが、契約レポート、ポートフォリオの比較レポート、トータルリスクスコアレポート、繰延残高レポート、およびリスク加重スコアのダッシュボードレポートの1つ以上を含む、実施態様11に記載のシステム。
[実施態様20]
命令が書き込まれている、非一時的なコンピュータ可読媒体であって、該命令が1つ以上のプロセッサにより実行されると、
契約のサービス合意に関連する1つ以上のリスクカテゴリを決定するために、契約のサービス合意を分析する動作と、
前記1つ以上のリスクカテゴリに関連する1つ以上のリスクパラメータを受け取る動作と、
前記1つ以上のリスクパラメータに関連する1つ以上の重みを受け取る動作と、
1つ以上の重み付けされたリスクパラメータを生成するために、前記1つ以上の重みを、前記1つ以上のリスクパラメータに関連付ける動作と、
前記契約のサービス合意に関連するリスクスコアを生成するために、前記1つ以上の重み付けされたリスクパラメータを加算することによって、リスクのスコアを決定する動作と
が行われる、非一時的なコンピュータ可読媒体。
100 環境
110 データソース
120 顧客
130 契約のサービス合意
140 ネットワーク
150 リスク評価システム
160 設備およびサービスの提供者
200 システム
205 プロセッサ
210 メモリ
300 方法
305 動作
310 動作
315 動作
320 動作
325 動作
400 グラフ
500 レポート
505 図
510 図
515 図
520 図
600 コンピュータシステム
610 メモリ
620 プログラムロジック
630 データ
640 オペレーティングシステム
650 プロセッサ
660 データバス
670 ユーザインタフェースデバイス
680 入出力インタフェース

Claims (10)

  1. 契約のサービス合意に関連するリスクを評価するための、コンピュータに実装される方法(300)であって、
    前記契約のサービス合意(130)に関連する1つ以上のリスクカテゴリを決定するために、プロセッサ(205)が、前記契約のサービス合意(130)を分析するステップ(305)と、
    前記プロセッサ(205)が、前記1つ以上のリスクカテゴリに関連する1つ以上のリスクパラメータを受け取るステップ(310)と、
    前記プロセッサ(205)が、前記1つ以上のリスクパラメータに関連する1つ以上の重みを受け取るステップ(315)と、
    前記プロセッサ(205)が、1つ以上の重み付けされたリスクパラメータを生成するために、前記1つ以上の重みを前記1つ以上のリスクパラメータに関連付けるステップ(320)と、
    前記プロセッサ(205)が、前記契約のサービス合意(130)に関連するリスクスコアを生成するために、前記1つ以上の重み付けされたリスクパラメータを加算することによって、前記リスクのスコアを決定するステップ(325)と、
    を含む方法。
  2. 契約のサービス合意(130)に関連するリスクを評価するためのシステム(200)であって、
    プロセッサ(205)と、
    前記プロセッサ(205)によって実行されるコンピュータ可読命令が書き込まれたメモリ(210)とを備え、
    前記プロセッサ(205)が、
    前記契約のサービス合意(130)に関連する1つ以上のリスクカテゴリを決定するために、前記契約のサービス合意(130)を分析し(305)、
    前記1つ以上のリスクカテゴリに関連する1つ以上のリスクパラメータを受け取り(310)、
    前記1つ以上のリスクパラメータに関連する1つ以上の重みを受け取り(315)、
    1つ以上の重み付けされたリスクパラメータを生成するために、前記1つ以上の重みを前記1つ以上のリスクパラメータに関連付け(320)、
    前記契約のサービス合意(130)に関連するリスクスコアを生成するために、前記1つ以上の重み付けされたリスクパラメータを加算ことによって、前記リスクのスコアを決定する(325)ように構成されている、システム(200)。
  3. 前記1つ以上のリスクカテゴリが、信用リスク、顧客行動のリスク、マクロ経済リスク、および技術的な実行リスクの1つ以上を含む、請求項2に記載のシステム(200)。
  4. 前記1つ以上の重みが、前記1つ以上のリスクカテゴリに関連する過去のデータ、事業ビジョン、事業戦略、および事業目標に、少なくとも部分的に基づいている、請求項2に記載のシステム(200)。
  5. 前記プロセッサ(205)が、さらに、前記スコアに基づいて将来の戦略を設定するように構成されている、請求項2に記載のシステム(200)。
  6. 前記プロセッサ(205)が、さらに、
    前記契約のサービス合意(130)に関連するフィードバックを受け取り、
    前記フィードバックに基づいて前記リスクを再評価する、
    ように構成されている、請求項2に記載のシステム(200)。
  7. 前記1つ以上のリスクパラメータが、顧客(120)、および前記契約のサービス合意(130)に関連するサービスポートフォリオに、少なくとも部分的に基づいている、請求項2に記載のシステム(200)。
  8. 前記プロセッサ(205)が、さらに、
    前記リスクを、1つ以上のさらなる契約のサービス合意に関連する1つ以上のリスクと比較し、
    前記比較に少なくとも部分的に基づいて、前記契約のサービス合意(130)に優先順位を付ける
    ように構成されている、請求項2に記載のシステム(200)。
  9. 前記プロセッサ(205)が、さらに、
    前記リスクスコアを許容スコアの閾値と比較し、
    前記比較に基づいて、前記契約のサービス合意(130)を継続するかどうかを決定する
    ように構成されている、請求項2に記載のシステム(200)。
  10. 前記プロセッサ(205)が、さらに、前記契約のサービス合意(130)に関連する前記リスクスコアに基づいて、1つ以上のレポートを生成するように構成され、
    前記1つ以上のレポートが、契約レポート、ポートフォリオの比較レポート、トータルリスクスコアレポート、繰延残高レポート、およびリスク加重スコアのダッシュボードレポートの1つ以上を含む、請求項2に記載のシステム(200)。
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