JP2007221851A - 空気調和機用インバータ装置 - Google Patents
空気調和機用インバータ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007221851A JP2007221851A JP2006036302A JP2006036302A JP2007221851A JP 2007221851 A JP2007221851 A JP 2007221851A JP 2006036302 A JP2006036302 A JP 2006036302A JP 2006036302 A JP2006036302 A JP 2006036302A JP 2007221851 A JP2007221851 A JP 2007221851A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leakage current
- carrier frequency
- voltage
- inverter
- compressor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
【課題】高周波漏れ電流の低減を目的とした空気調和機用インバータ装置を提供すること。
【解決手段】圧縮機1と、圧縮機1とアース間に浮遊する浮遊容量2と、交流電源3を直流電圧に変換するコンバータ4と、直流電圧を平滑する平滑コンデンサ5と、直流電圧をキャリア周波数でチョッピングして、圧縮機1を駆動するモータに印加される電圧を制御する電圧型PWM方式のインバータ6と、交流電源3とコンバータ4との間に設けられ、浮遊容量2に流れる漏れ電流を検出する漏れ電流検出器7と、漏れ電流検出器7の出力と第1の閾値との差を比較する第1の比較器8と、第1の比較器8の出力に応じて前記キャリア周波数を可変するキャリア周波数制御器9と、インバータ6を駆動するドライバ10とを備え、高周波漏れ電流が第1の閾値よりも大きければキャリア周波数を低下させることで、高周波漏れ電流の低減が可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】圧縮機1と、圧縮機1とアース間に浮遊する浮遊容量2と、交流電源3を直流電圧に変換するコンバータ4と、直流電圧を平滑する平滑コンデンサ5と、直流電圧をキャリア周波数でチョッピングして、圧縮機1を駆動するモータに印加される電圧を制御する電圧型PWM方式のインバータ6と、交流電源3とコンバータ4との間に設けられ、浮遊容量2に流れる漏れ電流を検出する漏れ電流検出器7と、漏れ電流検出器7の出力と第1の閾値との差を比較する第1の比較器8と、第1の比較器8の出力に応じて前記キャリア周波数を可変するキャリア周波数制御器9と、インバータ6を駆動するドライバ10とを備え、高周波漏れ電流が第1の閾値よりも大きければキャリア周波数を低下させることで、高周波漏れ電流の低減が可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、圧縮機駆動用モータの巻線からアースに浮遊容量を介して流れる高周波漏れ電流の低減を目的とした空気調和機用インバータ装置に関するものである。
従来、この種の空気調和機用インバータ装置は、漏れ電流の如何に関わらず、一定のキャリア周波数でインバータを駆動している(例えば、特許文献1参照)。そのため、インバータのチョッピングに伴い、圧縮機とアース間の浮遊容量を介して高周波の漏れ電流が流れる。
この高周波漏れ電流は、交流電源へと誘電的に伝わり、当該空気調和機用インバータ装置に悪影響を及ぼしたり、他の機器やブレーカなどの誤動作を引き起こす恐れがある。
図4は、特許文献1に記載された従来の空気調和機用インバータ装置を示すものである。図4に示すように、三相巻線を有するモータを密閉ケースに収容した圧縮機1と、供給電源12と、コンバータ4と、平滑コンデンサ5と、インバータ6と、電流センサ13と、制御装置14から構成されている。
特開平3−178595号公報
しかしながら、前記従来の構成では、漏れ電流を検知していないので、周囲環境(温度・湿度)に伴う浮遊容量の誘電率の変化や、経年変化による漏れ電流の増加には対処できず、当該空気調和機用インバータ装置に悪影響を及ぼしたり、他の機器やブレーカなどの誤動作を引き起こす、という課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、圧縮機駆動用モータの巻線からアースに浮遊容量を介して流れる高周波漏れ電流の低減を目的とした空気調和機用インバータ装置を提供するものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機用インバータ装置は、三相巻線を有するモータを密閉ケースに収容しアースとの間に浮遊容量が存在する圧縮機と、交流電源の電圧を直流電圧に変換するコンバータと、直流電圧を前記圧縮機の運転周波数よりも高いキャリア周波数でチョッピングして、前記圧縮機を駆動するモータに印加される電圧を制御する電圧型PWM方式のインバータと、前記交流電源とコンバータとの間に設けられ、前記浮遊容量に流れる漏れ電流を検出する漏れ電流検出器と、この漏れ電流検出器の出力と内部であらかじめ設定された第1の閾値との差を比較する第1の比較器と、この第1の比較器の出力に応じて前記キャリア周波数を可変するキャリア周波数制御器と、前記インバータを駆動するドライバとを備え、前記漏れ電流が第1の閾値よりも大きければ、キャリア周波数を低下させることとしたものである。
これによって、周囲環境や経年変化などで高周波漏れ電流が増加した場合、キャリア周波数を下げることで高周波漏れ電流を低減させることが可能となる。
また、本発明の空気調和機用インバータ装置は、三相巻線を有するモータを密閉ケースに収容しアースとの間に浮遊容量が存在する圧縮機と、交流電源の電圧を直流電圧に変換
するコンバータと、直流電圧を前記圧縮機の運転周波数よりも高いキャリア周波数でチョッピングして、前記圧縮機を駆動するモータに印加される電圧を制御する電圧型PWM方式のインバータと、前記交流電源とコンバータとの間に設けられ、前記浮遊容量に流れる漏れ電流を検出する漏れ電流検出器と、この漏れ電流検出器の出力とあらかじめ設定された第1の閾値との差を比較する第1の比較器と、前記漏れ電流検出器の出力とあらかじめ設定された第1の閾値よりも小さい第2の閾値との差を比較する第2の比較器と、前記第1の比較器及び第2の比較器の出力に応じて前記キャリア周波数を可変するキャリア周波数制御器と、前記インバータを駆動するドライバとを備え、前記漏れ電流が第1の閾値よりも大きければ、キャリア周波数を低下させ、第2の閾値よりも小さければ、キャリア周波数を上昇させることとしたものである。
するコンバータと、直流電圧を前記圧縮機の運転周波数よりも高いキャリア周波数でチョッピングして、前記圧縮機を駆動するモータに印加される電圧を制御する電圧型PWM方式のインバータと、前記交流電源とコンバータとの間に設けられ、前記浮遊容量に流れる漏れ電流を検出する漏れ電流検出器と、この漏れ電流検出器の出力とあらかじめ設定された第1の閾値との差を比較する第1の比較器と、前記漏れ電流検出器の出力とあらかじめ設定された第1の閾値よりも小さい第2の閾値との差を比較する第2の比較器と、前記第1の比較器及び第2の比較器の出力に応じて前記キャリア周波数を可変するキャリア周波数制御器と、前記インバータを駆動するドライバとを備え、前記漏れ電流が第1の閾値よりも大きければ、キャリア周波数を低下させ、第2の閾値よりも小さければ、キャリア周波数を上昇させることとしたものである。
これによって、周囲環境や経年変化などで高周波漏れ電流が増加した場合、キャリア周波数を下げることで高周波漏れ電流を低減させることが可能となるとともに、高周波漏れ電流が低下した場合には、再度キャリア周波数を上昇させることが可能となる。
本発明の空気調和機用インバータ装置は、高周波漏れ電流があらかじめ設定された閾値を超えると、キャリア周波数を低下させ、結果、高周波漏れ電流の低減を図ることが可能となる。
第1の発明は、三相巻線を有するモータを密閉ケースに収容しアースとの間に浮遊容量が存在する圧縮機と、交流電源の電圧を直流電圧に変換するコンバータと、直流電圧を前記圧縮機の運転周波数よりも高いキャリア周波数でチョッピングして、前記圧縮機を駆動するモータに印加される電圧を制御する電圧型PWM方式のインバータと、前記交流電源とコンバータとの間に設けられ、前記浮遊容量に流れる漏れ電流を検出する漏れ電流検出器と、この漏れ電流検出器の出力と内部であらかじめ設定された第1の閾値との差を比較する第1の比較器と、この第1の比較器の出力に応じて前記キャリア周波数を可変するキャリア周波数制御器と、前記インバータを駆動するドライバとを備え、前記漏れ電流が第1の閾値よりも大きければ、キャリア周波数を低下させることを特徴とした空気調和機用インバータ装置とすることにより、高周波漏れ電流が増加した場合、キャリア周波数を下げることで高周波漏れ電流を低減させることが可能となる。
第2の発明は、三相巻線を有するモータを密閉ケースに収容しアースとの間に浮遊容量が存在する圧縮機と、交流電源の電圧を直流電圧に変換するコンバータと、直流電圧を前記圧縮機の運転周波数よりも高いキャリア周波数でチョッピングして、前記圧縮機を駆動するモータに印加される電圧を制御する電圧型PWM方式のインバータと、前記交流電源とコンバータとの間に設けられ、前記浮遊容量に流れる漏れ電流を検出する漏れ電流検出器と、この漏れ電流検出器の出力とあらかじめ設定された第1の閾値との差を比較する第1の比較器と、前記漏れ電流検出器の出力とあらかじめ設定された第1の閾値よりも小さい第2の閾値との差を比較する第2の比較器と、前記第1の比較器及び第2の比較器の出力に応じて前記キャリア周波数を可変するキャリア周波数制御器と、前記インバータを駆動するドライバとを備え、前記漏れ電流が第1の閾値よりも大きければ、キャリア周波数を低下させ、第2の閾値よりも小さければ、キャリア周波数を上昇させることを特徴とした空気調和機用インバータ装置とすることにより、高周波漏れ電流が増加した場合、キャリア周波数を下げることで高周波漏れ電流を低減させることが可能となるとともに、高周波漏れ電流が低下した場合には、再度キャリア周波数を上昇させることが可能となる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の漏れ電流検出器を、平滑コンデンサとインバータの間に設けることにより、交流側と直流側の絶縁が不要となり、低コストを図る
ことができる。
ことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機用インバータ装置のブロック図を示すものである。
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機用インバータ装置のブロック図を示すものである。
図1において、1は三相巻線を有するモータを密閉ケースに収容した圧縮機、2は圧縮機1とアースとの間に浮遊する浮遊容量、3は交流電源、4は交流電源3の電圧を直流電圧に変換するコンバータ、5はコンバータ4で変換された直流電圧を平滑する平滑コンデンサ、6は直流電圧をキャリア周波数でチョッピングして圧縮機1を駆動するモータに印加される電圧を制御する電圧型PWM方式のインバータ、7は浮遊容量2に流れる高周波漏れ電流を検出する漏れ電流検出器、8は漏れ電流検出器7の出力と第1の閾値との差を比較する第1の比較器、9は第1の比較器8の出力に応じてキャリア周波数を可変するキャリア周波数制御器、10はインバータ6を駆動するドライバである。
以上のように構成された空気調和機用インバータ装置について、以下にその動作、作用を説明する。
交流電源3の電圧をコンバータ4で直流電源に変換したのち、平滑コンデンサ5で平滑し、リプルの小さい直流電圧に整流する。この直流電圧をインバータ6でキャリア周波数にてチョッピングして、圧縮機駆動用モータに印加される電圧を制御し、圧縮機1の運転周波数を制御している。
ここで、浮遊容量2に流れる高周波漏れ電流が増加すると、漏れ電流検出器7の出力が増加する。この出力が第1の閾値よりも大きくなると、第1の比較器8の出力が反転する。第1の比較器8の出力が反転すると、キャリア周波数制御器9はキャリア周波数を低下させる動作を行う。キャリア周波数が低下すると、周波数に比例した高周波漏れ電流が低下する。この低下した高周波漏れ電流による漏れ電流検出器7の出力が、まだ第1の閾値よりも大きいと、一層のキャリア周波数の低下を図り、逆に第1の閾値よりも小さいと、そのキャリア周波数で固定する。
以上のように、本実施の形態においては、高周波漏れ電流が増加した場合、キャリア周波数を下げることで高周波漏れ電流を低減させることが可能となる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態における空気調和機用インバータ装置のブロック図を示すものである。
図2は、本発明の第2の実施の形態における空気調和機用インバータ装置のブロック図を示すものである。
図1において、1は三相巻線を有するモータを密閉ケースに収容した圧縮機、2は圧縮機1とアースとの間に浮遊する浮遊容量、3は交流電源、4は交流電源3の電圧を直流電圧に変換するコンバータ、5はコンバータ4で変換された直流電圧を平滑する平滑コンデンサ、6は直流電圧をキャリア周波数でチョッピングして圧縮機1を駆動するモータに印加される電圧を制御する電圧型PWM方式のインバータ、7は浮遊容量2に流れる高周波漏れ電流を検出する漏れ電流検出器、8は漏れ電流検出器7の出力と第1の閾値との差を比較する第1の比較器、11は漏れ電流検出器7の出力と第2の閾値との差を比較する第2の比較器、9は第1の比較器8の出力及び第2の比較器11の出力に応じてキャリア周波数を可変するキャリア周波数制御器、10はインバータ6を駆動するドライバである。
以上のように構成された空気調和機用インバータ装置について、以下にその動作、作用を説明する。
交流電源3の電圧をコンバータ4で直流電源に変換したのち、平滑コンデンサ5で平滑し、リプルの小さい直流電圧に整流する。この直流電圧をインバータ6でキャリア周波数にてチョッピングして、圧縮機駆動用モータに印加される電圧を制御し、圧縮機1の運転周波数を制御している。
ここで、浮遊容量2に流れる高周波漏れ電流が増加すると、漏れ電流検出器7の出力が増加する。この出力が第1の閾値よりも大きくなると、第1の比較器8の出力が反転する。第1の比較器8の出力が反転すると、キャリア周波数制御器9はキャリア周波数を低下させる動作を行う。キャリア周波数が低下すると、周波数に比例した高周波漏れ電流が低下する。この低下した高周波漏れ電流による漏れ電流検出器7の出力が、まだ第1の閾値よりも大きいと、一層のキャリア周波数の低下を図り、逆に第1の閾値よりも小さいと、そのキャリア周波数で固定する。
また、漏れ電流検出器7の出力が第2の閾値よりも小さくなると、第2の比較器11の出力が反転する。第2の比較器の出力が反転すると、キャリア周波数制御器9はキャリア周波数を上昇させる動作を行う。キャリア周波数が上昇すると、周波数に比例した高周波漏れ電流が上昇する。この上昇した高周波漏れ電流による漏れ電流検出器7の出力が、まだ第2の閾値よりも小さいと、一層のキャリア周波数の上昇を図り、逆に第2の閾値よりも大きく、第1の閾値よりも小さいと、そのキャリア周波数で固定する。
以上のように、本実施の形態においては、高周波漏れ電流が増加した場合、キャリア周波数を下げることで高周波漏れ電流を低減させることが可能となるとともに、高周波漏れ電流が低下した場合には、再度キャリア周波数を上昇させることが可能となり、高周波漏れ電流をある一定の幅に制御することが可能となる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の第3の実施の形態における空気調和機用インバータ装置のブロック図を示すものである。本実施の形態において実施の形態1と異なる点は、漏れ電流検出器7を平滑コンデンサとインバータの間に設けている点である。
図3は、本発明の第3の実施の形態における空気調和機用インバータ装置のブロック図を示すものである。本実施の形態において実施の形態1と異なる点は、漏れ電流検出器7を平滑コンデンサとインバータの間に設けている点である。
以上のように構成された空気調和機用インバータ装置についも、実施の形態1と同様に、高周波漏れ電流が増加した場合、キャリア周波数を下げることで高周波漏れ電流を低減させることが可能となる。また、全て直流側で構成が可能なため、交流側と直流側の絶縁が不要となり、低コストを図ることができる。
図示はしていないが、実施の形態2においても、漏れ電流検出器を平滑コンデンサとインバータの間に設けることで同様の効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機用インバータ装置は、高周波漏れ電流があらかじめ設定された閾値を超えると、キャリア周波数を低下させ、結果、高周波漏れ電流の低減を図ることが可能となるので、冷凍装置や冷蔵庫、ヒートポンプ式給湯機、ヒートポンプ式洗濯乾燥機等の用途にも適用できる。
1 圧縮機
2 浮遊容量
3 交流電源
4 コンバータ
5 平滑コンデンサ
6 インバータ
7 漏れ電流検出器
8 第1の比較器
9 キャリア周波数制御器
10 ドライバ
11 第2の比較器
12 3相供給電源
13 電流センサ
14 制御装置
2 浮遊容量
3 交流電源
4 コンバータ
5 平滑コンデンサ
6 インバータ
7 漏れ電流検出器
8 第1の比較器
9 キャリア周波数制御器
10 ドライバ
11 第2の比較器
12 3相供給電源
13 電流センサ
14 制御装置
Claims (3)
- 三相巻線を有するモータを密閉ケースに収容しアースとの間に浮遊容量が存在する圧縮機と、交流電源の電圧を直流電圧に変換するコンバータと、直流電圧を前記圧縮機の運転周波数よりも高いキャリア周波数でチョッピングして、前記圧縮機を駆動するモータに印加される電圧を制御する電圧型PWM方式のインバータと、前記交流電源とコンバータとの間に設けられ、前記浮遊容量に流れる漏れ電流を検出する漏れ電流検出器と、この漏れ電流検出器の出力とあらかじめ設定された第1の閾値との差を比較する第1の比較器と、この第1の比較器の出力に応じて前記キャリア周波数を可変するキャリア周波数制御器と、前記インバータを駆動するドライバとを備え、前記漏れ電流が前記第1の閾値よりも大きければ、前記キャリア周波数を低下させることを特徴とした空気調和機用インバータ装置。
- 三相巻線を有するモータを密閉ケースに収容しアースとの間に浮遊容量が存在する圧縮機と、交流電源の電圧を直流電圧に変換するコンバータと、直流電圧を前記圧縮機の運転周波数よりも高いキャリア周波数でチョッピングして、前記圧縮機を駆動するモータに印加される電圧を制御する電圧型PWM方式のインバータと、前記交流電源とコンバータとの間に設けられ、前記浮遊容量に流れる漏れ電流を検出する漏れ電流検出器と、この漏れ電流検出器の出力とあらかじめ設定された第1の閾値との差を比較する第1の比較器と、前記漏れ電流検出器の出力とあらかじめ設定された第1の閾値よりも小さい第2の閾値との差を比較する第2の比較器と、前記第1の比較器及び第2の比較器の出力に応じて前記キャリア周波数を可変するキャリア周波数制御器と、前記インバータを駆動するドライバとを備え、前記漏れ電流が前記第1の閾値よりも大きければ、前記キャリア周波数を低下させ、前記第2の閾値よりも小さければ、前記キャリア周波数を上昇させることを特徴とした空気調和機用インバータ装置。
- 前記漏れ電流検出器を、平滑コンデンサとインバータの間に設けることを特徴とした請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の空気調和機用インバータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006036302A JP2007221851A (ja) | 2006-02-14 | 2006-02-14 | 空気調和機用インバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006036302A JP2007221851A (ja) | 2006-02-14 | 2006-02-14 | 空気調和機用インバータ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007221851A true JP2007221851A (ja) | 2007-08-30 |
Family
ID=38498498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006036302A Pending JP2007221851A (ja) | 2006-02-14 | 2006-02-14 | 空気調和機用インバータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007221851A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104676889A (zh) * | 2013-12-03 | 2015-06-03 | 北京航空航天大学 | 无蓄电池的太阳能光伏热泵热水器 |
JP2019135473A (ja) * | 2018-02-05 | 2019-08-15 | ファナック株式会社 | 浮遊容量を推定するモータ駆動装置 |
-
2006
- 2006-02-14 JP JP2006036302A patent/JP2007221851A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104676889A (zh) * | 2013-12-03 | 2015-06-03 | 北京航空航天大学 | 无蓄电池的太阳能光伏热泵热水器 |
JP2019135473A (ja) * | 2018-02-05 | 2019-08-15 | ファナック株式会社 | 浮遊容量を推定するモータ駆動装置 |
US10972035B2 (en) | 2018-02-05 | 2021-04-06 | Fanuc Corporation | Motor drive apparatus for estimating stray capacitance |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN106464172B (zh) | 压缩机驱动装置、具有它的压缩机和具有它们的制冷循环装置 | |
US10236805B2 (en) | Methods and systems for controlling an electric motor | |
EP2750279B1 (en) | Converter circuit and motor drive control apparatus, air-conditioner, refrigerator, and induction heating cooker provided with the circuit | |
WO2016047019A1 (ja) | 電力変換装置 | |
US9641115B2 (en) | Methods and systems for envelope and efficiency control in an electric motor | |
US9964111B2 (en) | Motor-driven compressor with switching element | |
JP4792849B2 (ja) | 空気調和機の直流電源装置 | |
KR100664085B1 (ko) | 공기 조화기의 제어 장치 | |
JP2008099505A (ja) | 空気調和機用インバータ装置 | |
KR20020016758A (ko) | 공기조화기 | |
JP2008099507A (ja) | 空気調和機用インバータ装置 | |
JP2007221851A (ja) | 空気調和機用インバータ装置 | |
JP5796620B2 (ja) | コンテナ用冷凍装置 | |
CN111256279B (zh) | 过调制方法及系统、压缩机、空调器、计算机存储介质 | |
JP2007003082A (ja) | 空気調和機 | |
JP4882358B2 (ja) | インバータ制御装置 | |
KR100395945B1 (ko) | 인버터 공기조화기의 캐리어주파수제어방법 | |
KR20010037408A (ko) | 인버터 공기조화기의 실외팬제어방법 | |
JP2009228955A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2000297764A (ja) | 空気調和機用電動機のインバータ装置およびその制御方法 | |
US10008968B2 (en) | Systems and methods for sensing a line powering an electric motor | |
JP2011234466A (ja) | モータ制御装置及びこれを備えた機器 | |
US9790944B2 (en) | Motor-driven compressor with switching element | |
JP5593214B2 (ja) | 空気調和機 | |
KR20050014287A (ko) | 공기 조화기의 소음 방지장치 및 그 방법 |