JP2007221406A - パイプライン型a/d変換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】参照電圧選択用のスイッチのスイッチングノイズを低減させてセトリングを向上させたパイプライン型A/D変換器を提供する。
【解決手段】デジタル誤差補正回路へ出力するサブADCと次段へアナログ信号を出力するDACとを有したパイプライン型A/D変換器において、初段ステージから終段の1つ前のステージのサブDACのそれぞれ3個の参照信号選択用のスイッチSW5,SW6,SW7を、並列接続されたm個(mは2以上の整数)のスイッチでそれぞれ構成し、且つ該m個のスイッチのオンタイミングをずらせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、小ビットのA/D変換ステージ(以下、単に「ステージ」と呼ぶ。)をn段縦列接続し、各ステージで得られたデジタル値を演算して最終デジタル値を得るパイプライン型A/D変換器に係り、特に精度向上を図ったパイプライン型A/D変換器に関するものである。
従来の技術
図3に、従来から使われているパイプライン型A/D変換器(例えば、非特許文献1参照)の概略構成を示し、その動作を説明する。サンプルホールド回路10に入力したアナログ信号Vinは、その後段に縦列接続されているn数段のステージ201,202,・・・,20n内で信号処理が行われ、また各ステージの内のサブADC(サブA/D変換器)によってデジタル信号に変換される。
通常、多く用いられる方式においては、第1ステージ201から最終の第nステージの1つ前のステージ20n−1では、0.5ビットの冗長を持った1.5ビット(00,01,10)のデジタル信号Dout1〜Doutn-1に変換され、最終ステージ20nでは2ビット(00,01,10,11)のデジタル信号Doutnに変換される。これらのデジタル信号Dout1〜Doutnは、デジタル誤差補正回路30に入力される。デジタル誤差補正回路30では、各ステージ201,202,・・・,20nで変換された1.5ビットもしくは2ビットのデジタル信号Dout1〜Doutnの値を重み付けして加算し、最終デジタル信号Doutを出力する。通常のパイプライン型A/Dの変換器は、これらの構成によって入力アナログ信号Vinをデジタル信号Doutに変換している。40は各ステージ201〜20nに供給すべき参照電圧+Vref,SG,−Vrefを発生する参照電圧発生回路、50は動作クロックCLKを発生するクロック発生回路である。
図4は、第1ステージ201に多く用いられている構成の一例の概略図である。これは第1ステージ201から最終の第nステージの1つ前のステージ20n−1に多く用いられる。図4において、21はサブDAC(サブD/A変換器)であり、スイッチSW1〜SW7とキャパシタCf,Csからなり、入力アナログ信号Vinをサンプルホールドするサンプルホールド部22とオペアンプ23を有し、入力アナログ信号Vinをサンプリングしホールドする。+Vref,−Vrefは前記した参照電圧、SGは信号接地(0V)である。24はサブADC(サブA/D変換器)であり、入力アナログ信号Vinを参照電圧+Vref/4,−Vref/4と比較するコンパレータ25と、その比較結果をデコードおよびエンコードするデコーダ/エンコーダ26を有する。
まず、サンプリング期間中には、サブDAC21において、スイッチSW1,SW3,SW4をオンにし、これら以外の全てのスイッチをオフにして、入力アナログ信号Vinの電荷をキャパシタCf,Csに蓄える。また、このサンプリング期間中において、サブADC24のコンパレータ25では入力アナログ信号Vinのレベルを参照電圧+Vref/4,−Vref/4と比較する。
次に、ホールド期間中には、サブDAC21において、スイッチSW1,SW3,SW4をオフにしてSW2をオンにする。また、サブADC24では、サンプリング期間中にコンパレータ25で比較した結果に応じてスイッチSW5,SW6,SW7のいずれか1つをオンにする制御信号をサブDAC21に対して出力するとともに、0.5ビットの冗長を持った1.5ビットのデジタル信号Dout1をデコーダ/エンコーダ26からデジタル誤差補正回路30に対して出力する。
すなわち、サンプリングした入力アナログ信号Vinに対して、次のように処理する。
Vin>+Vref/4の時は、スイッチSW5をオン、Dout1=10
−Vref/4<Vin≦+Vref/4の時は、スイッチSW6をオン、Dout1=01
Vin<−Vref/4の時は、スイッチSW7をオン、Dout1=00
これにより、スイッチSW5,SW6,SW7によって、Vref、SG(=0V)、−Vrefのいずれか1つがキャパシタCsの片端に接続される。
以上により、サンプル時に蓄えられる電荷Qsampleと、ホールド時に蓄えられる電荷Qholdは、次のようになる。
Qsample=Vin×(Cf+Cs)
Qhold =Cf×Vout1+Cs×Ref
Vout1はオペアンプ23の出力電圧である。Refはサンプリング期間中にサブADC24のコンパレータ25において、入力アナログ信号Vinのレベルと参照電圧+Vref/4,−Vref/4とを比較した結果によって選択されたVref、SG(=0V)、−Vrefのいずれか1つであり、スイッチSW5〜SW7で決まる。
ここで電荷保存則により、Qsample=Qholdが成立するので、
Vin×(Cf+Cs)=Cf×Vout1+Cs×Ref
となり、Vout1は次の通りとなる。
Vout1=Vin×(Cf+Cs)/Cf−(Cs/Cf)×Ref
=Vin×(1+Cs/Cf)−(Cs/Cf)×Ref (1)
この式(1)より、入出力特性は次のようになる。
Vin>+Vref/4の時は Vout1=Vin×(1+Cs/Cf)−(Cs/Cf)×Vref
−Vref/4<Vin≦+Vref/4の時は Vout1=Vin×(1+Cs/Cf)
Vin<−Vref/4の時は Vout1=Vin×(1+Cs/Cf)+(Cs/Cf)×Vref
従って、Cs=Cfとすると、入出力特性は次のようになる。
Vin>+Vref/4の時は Vout1=2Vin−Vref
−Vref/4<Vin≦+Vref/4の時は Vout1=2Vin
Vin<−Vref/4の時は Vout1=2Vin+Vref
このように、Cs=Cfとした場合の入出力特性では、出力電圧Vout1は入力アナログ信号Vinを2倍して、それからサンプリング期間中に比較したVinのレベルに応じてVrefを演算(減算、加算、又は何もしない)したものとなり、このVout1が次段の第2ステージ402の入力アナログ信号となる。
なお、最終ステージ20nでは、前段ステージから入力する出力アナログ電圧Voutn-1のレベルを参照電圧+Vref/4,SG(0V),−Vref/4と比較して、2ビット(00,01,10,11)のデジタル信号Doutnをデジタル誤差補正回路30に対して出力する。この最終ステージ20nにはサブDAC21は設けられていない。
図3に述べたステージを用いたパイプライン型A/D変換器のタイミングチャートを図5に示す。このように、従来使われているパイプライン型A/Dの変換器では、図4に示す構成のステージを、第1ステージ201から最終の第nステージの1つ前のステージ20n−1内に備え、デジタル誤差補正回路30で図6に示す演算処理を行い、その結果をA/D変換器の出力Doutとしている。図6では、ステージの段数を7段とし、各ステージの出力デジタル値を(0,1)としたときの例を示す図であり、A/D変換値としては(01111111)が出力する。
Andrew M.Abo and Paul R.Gray, "A 1.5-V,10-bit,14.3-MS/s CMOS Pipeline Analog-to-Digital Converter" IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CIRCUITS,VOL.34,NO.5,MAY 1999
ところで、上記したパイプライン型A/D変換器を動作させる場合に、各ステージ210〜20n−1でのサブADC21の参照電圧選択用のスイッチSW5,SW6,SW7が、参照電圧+Vref,SG,−Vrefの選択時にオン,オフするとき、スイッチイングノイズが発生し、このためにセトリングが悪化し、A/D変換器の分解能を向上させることが困難となる。
本発明の目的は、参照電圧選択用のスイッチのスイッチングノイズを低減させてセトリングを向上させたパイプライン型A/D変換器を提供することである。
請求項1にかかる発明のパイプライン型A/D変換器は、入力アナログ信号をサンプルホールドするサンプルホールド回路と、該サンプルホールド回路の出力側に前段からの出力アナログ信号を入力するよう縦列接続された複数のステージと、該各ステージで得られたデジタル信号を入力して演算し最終デジタル信号を出力するデジタル誤差補正回路とを具備し、前記複数のステージの内の初段ステージから終段ステージの1つ前のステージまでの各ステージは、前記出力アナログ信号を入力しA/D変換してデジタル信号として前記デジタル誤差補正回路に出力するサブADCと、オペアンプをもち前記サブADCで得られたデジタル信号に応じて参照信号選択用の3個のスイッチの1個により選択される参照電圧と前記出力アナログ信号とによって決まる次段への出力アナログ信号を出力するサブDACとを有し、且つ前記複数のステージの内の終段ステージは、該終段ステージの1つ前のステージの出力アナログ信号をA/D変換してデジタル信号として前記デジタル誤差補正回路に出力するサブADCを有するパイプライン型A/D変換器において、前記初段ステージから終段の1つ前のステージの前記サブDACのそれぞれ3個の前記参照信号選択用のスイッチは、並列接続されたm個(mは2以上の整数)のスイッチでそれぞれ構成され、該m個のスイッチはオンタイミングがずれていることを特徴とする。
請求項2にかかる発明のパイプライン型A/D変換器は、入力アナログ信号をサンプルホールドするサンプルホールド回路と、該サンプルホールド回路の出力側に前段からの出力アナログ信号を入力するよう縦列接続された複数のステージと、該各ステージで得られたデジタル信号を入力して演算し最終デジタル信号を出力するデジタル誤差補正回路とを具備し、前記複数のステージの内の初段ステージから終段ステージの1つ前のステージまでの各ステージは、前記出力アナログ信号を入力しA/D変換してデジタル信号として前記デジタル誤差補正回路に出力するサブADCと、オペアンプをもち前記サブADCで得られたデジタル信号に応じて参照信号選択用の3個のスイッチの1個により選択される参照電圧と前記出力アナログ信号とによって決まる次段への出力アナログ信号を出力するサブDACとを有し、且つ前記複数のステージの内の終段ステージは、該終段ステージの1つ前のステージの出力アナログ信号をA/D変換してデジタル信号として前記デジタル誤差補正回路に出力するサブADCを有するパイプライン型A/D変換器において、前記初段ステージから終段の1つ前のステージの前記サブDACのそれぞれ3個の前記参照信号選択用のスイッチの内のオンすべきスイッチは、前記初段ステージから終段の1つ前のステージ毎に、そのオンタイミングがずれ、且つ終段に至るほどオンタイミングが遅くなっていることを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項2に記載のパイプライン型A/D変換器において、前記初段ステージから終段の1つ前のステージの前記サブDACのそれぞれ3個の前記参照信号選択用のスイッチは、並列接続されたm個(mは2以上の整数)のスイッチでそれぞれ構成され、該m個のスイッチはオンタイミングがずれていることを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項3に記載のパイプライン型A/D変換器において、前記初段ステージから終段ステージの1つ前のステージまでの各ステージのそれぞれ3個の前記参照信号選択用のスイッチの内のオンすべき全てのスイッチは、オンタイミングが互いにずれていることを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項1、3又は4に記載のパイプライン型A/D変換器において、前記m個のスイッチは、それが1個のスイッチで構成されるときのオン抵抗のm倍のオン抵抗を有することを特徴とする。
本発明によれば、参照電圧選択用のスイッチがオンするとき、そのオンタイミングがずれるように動作するので、スイッチングノイズを低減させてセトリングを向上させることができ、分解能を向上させることができる。
本発明の実施例では、第1ステージから最終の前のステージの参照電圧選択用の各スイッチを2個の並列スイッチで構成して(すなわち、m=2とする)、オンすべきときにそのオンタイミングをずらし、および/又は、オンすべき2以上のスイッチがあるときには後段のステージのスイッチほどオンタイミングを遅くする。これにより、電荷の移動を緩和させてスイッチノイズの低減をはかる。
図1は本発明のパイプライン型A/D変換器の最終段ステージ20nを除く各ステージ201〜20n−1のサブDAC21の参照電圧選択用のスイッチSW5,SW6,SW7の説明図である。従来では図1(a)に示すように、スイッチSW5,SW6,SW7をそれぞれ1個のスイッチで構成してスイッチングを行っていたので、オンタイミングでのキャパシタCsや参照電圧発生回路40に対する電荷の移動が急峻となって、前記したようにスイッチングノイズが発生してセトリング悪化の問題が生じていた。
そこで、実施例1では、図1(b)に示すように、スイッチSW5を2個の並列接続スイッチSW5A,SW5Bにより構成する。このスイッチSW5A,SW5BをMOSトランジスタで構成するときは、スイッチSW5を1個のMOSトランジスタで構成するときのゲート幅の1/2とする。つまり、スイッチSW5A,SW5Bのオン抵抗の値を、1個のスイッチSW5のオン抵抗の値の2倍にする。
スイッチSW5をオンさせるときは、最初にスイッチSW5Aをオンさせ、それから若干の時間t1が経過した後に、スイッチSW5Bをオンさせる。この時間t1は、それが短すぎると電荷移動をずらす効果が減殺され、長すぎるとセトリングが悪くなるので、両者を考慮して適当な時間に設定する。スイッチSW5をオフさせるときは、両スイッチSW5A,SW5Bを同時にオフさせる。
各ステージ201〜20n−1のサブDAC21の参照電圧選択用の他のスイッチSW6,SW7についても、スイッチSW5と同様に2個のスイッチで構成し、オンのタイミングを時間t1だけずらせる。以上により、参照電圧選択用のスイッチSW5、SW6,SW7をオンさせるときのキャパシタCsや参照電圧発生回路40に対する電荷の移動を緩和させて、スイッチングノイズを低減させることができ、セトリングを向上させることができる。
図2は本発明のパイプライン型A/D変換器の最終段ステージ20nを除く各ステージ201〜20n−1のサブDAC21の参照電圧選択用のスイッチSW5の説明図である。ここでは、図2(a)に示すように、各ステージ201〜20n−1のスイッチSW5が同時にオン/オフする場合について説明する。参照電圧選択用のスイッチSW5,SW6,SW7のオンタイミングは各ステージ201〜20n−1で同じであるが、後段のステージになるほど必要とされるセトリングが緩和されるというパイプライン型A/D変換器特有の性質がある。
そこで、実施例2では、各ステージ201〜20n−1のサブDAC21の参照電圧選択用のスイッチSW5が同時にオンする場合、そのオンのタイミングを、各ステージ201〜20n−1で異ならせて、ステージの後段になるほど大きく遅らせるようにする。図2(b)はこれを示す図であり、第1ステージ201のスイッチSW5のオンタイミングに対して、第2ステージ202のスイッチSW5のオンタイミングを時間t1だけ遅らせ、以下後段のステージになるほど時間t1づつ遅らせる。このずらせる時間t1は必ずしも同一である必要はない。
参照電圧選択用のスイッチSW5,SW6,SW7は、各ステージ201〜20n−1のサブDAC21において、前記したスイッチSW5のように同一のものがオンされるとは限らないが、各ステージ201〜20n−1でオンするスイッチについて、上記のようにそのオンタイミングを後段のステージに至るほど遅くする。これによって、キャパシタCsや参照電圧発生回路40に対する電荷の移動が緩和され、スイッチノイズを低減できる。
なお、前記実施例1と前記実施例2を組み合わせて構成することもできる。この場合は、オンすべき全スイッチについて、オンタイミングが必要に応じてずれて、重ならないようにすることで、参照電圧発生回路40からの電荷の移動がより緩和され、スイッチノイズをより低減できる。
本発明の実施例1のパイプライン型A/D変換器の各ステージ201〜20n−1の参照電圧選択用のスイッチの説明図である。 本発明の実施例2のパイプライン型A/D変換器の各ステージ201〜20n−1の参照電圧選択用のスイッチの説明図である。 従来のパイプライン型A/D変換器のブロック図である。 図3のパイプライン型A/D変換器のステージ201のブロック図である。 図3のパイプライン型A/D変換器の動作のタイミングチャートである。 図3のパイプライン型A/D変換器のデジタル誤差補正回路の動作説明図である。
符号の説明
10:サンプルホールド回路
201:第1ステージ、202:第2ステージ、20n−1:終段の1段前のステージ、20n:最終ステージ、21:サブDAC、22:サンプルホールド部、23:オペアンプ、24:サブADC、25:コンパレータ、26:デコーダ/エンコーダ
30:デジタル誤差補正回路
40:参照電圧発生回路
50:クロック発生回路

Claims (5)

  1. 入力アナログ信号をサンプルホールドするサンプルホールド回路と、該サンプルホールド回路の出力側に前段からの出力アナログ信号を入力するよう縦列接続された複数のステージと、該各ステージで得られたデジタル信号を入力して演算し最終デジタル信号を出力するデジタル誤差補正回路とを具備し、
    前記複数のステージの内の初段ステージから終段ステージの1つ前のステージまでの各ステージは、前記出力アナログ信号を入力しA/D変換してデジタル信号として前記デジタル誤差補正回路に出力するサブADCと、オペアンプをもち前記サブADCで得られたデジタル信号に応じて参照信号選択用の3個のスイッチの1個により選択される参照電圧と前記出力アナログ信号とによって決まる次段への出力アナログ信号を出力するサブDACとを有し、
    且つ前記複数のステージの内の終段ステージは、該終段ステージの1つ前のステージの出力アナログ信号をA/D変換してデジタル信号として前記デジタル誤差補正回路に出力するサブADCを有するパイプライン型A/D変換器において、
    前記初段ステージから終段の1つ前のステージの前記サブDACのそれぞれ3個の前記参照信号選択用のスイッチは、並列接続されたm個(mは2以上の整数)のスイッチでそれぞれ構成され、該m個のスイッチはオンタイミングがずれていることを特徴とするパイプライン型A/D変換器。
  2. 入力アナログ信号をサンプルホールドするサンプルホールド回路と、該サンプルホールド回路の出力側に前段からの出力アナログ信号を入力するよう縦列接続された複数のステージと、該各ステージで得られたデジタル信号を入力して演算し最終デジタル信号を出力するデジタル誤差補正回路とを具備し、
    前記複数のステージの内の初段ステージから終段ステージの1つ前のステージまでの各ステージは、前記出力アナログ信号を入力しA/D変換してデジタル信号として前記デジタル誤差補正回路に出力するサブADCと、オペアンプをもち前記サブADCで得られたデジタル信号に応じて参照信号選択用の3個のスイッチの1個により選択される参照電圧と前記出力アナログ信号とによって決まる次段への出力アナログ信号を出力するサブDACとを有し、
    且つ前記複数のステージの内の終段ステージは、該終段ステージの1つ前のステージの出力アナログ信号をA/D変換してデジタル信号として前記デジタル誤差補正回路に出力するサブADCを有するパイプライン型A/D変換器において、
    前記初段ステージから終段の1つ前のステージの前記サブDACのそれぞれ3個の前記参照信号選択用のスイッチの内のオンすべきスイッチは、前記初段ステージから終段の1つ前のステージ毎に、そのオンタイミングがずれ、且つ終段に至るほどオンタイミングが遅くなっていることを特徴とするパイプライン型A/D変換器。
  3. 請求項2に記載のパイプライン型A/D変換器において、
    前記初段ステージから終段の1つ前のステージの前記サブDACのそれぞれ3個の前記参照信号選択用のスイッチは、並列接続されたm個(mは2以上の整数)のスイッチでそれぞれ構成され、該m個のスイッチはオンタイミングがずれていることを特徴とするパイプライン型A/D変換器。
  4. 請求項3に記載のパイプライン型A/D変換器において、
    前記初段ステージから終段ステージの1つ前のステージまでの各ステージのそれぞれ3個の前記参照信号選択用のスイッチの内のオンすべき全てのスイッチは、オンタイミングが互いにずれていることを特徴とするパイプライン型A/D変換器。
  5. 請求項1、3又は4に記載のパイプライン型A/D変換器において、
    前記m個のスイッチは、それが1個のスイッチで構成されるときのオン抵抗のm倍のオン抵抗を有することを特徴とするパイプライン型A/D変換器。
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KR101287097B1 (ko) 2012-01-17 2013-07-16 서강대학교산학협력단 채널 간 부정합 문제를 최소화한 4채널 파이프라인 sar adc

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