JP2007220525A - コネクタ装置 - Google Patents

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Yoshinobu Ito
能宣 伊藤
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Abstract

【課題】外部から大きな外力が作用した場合であっても半連結状態となることを防止する構成を、小形で省スペースであると共に、簡単な構造でコストが低く、さらに分解してリサイクル可能に実施可能なコネクタ装置を提供する。
【解決手段】第1コネクタ2と第2コネクタ3とを連結することにより両方のコネクタ2,3に接続されたワイヤ5,6を電気的に接続することができる。第1コネクタ2に固定用部材4を装着すると、固定用部材4に形成された孔部10が第1コネクタ2の両側面に突出形成された爪部11に係止される。この状態では、固定用部材4が第1コネクタ2と第2コネクタ3に対して蓋のように機能するので、コネクタ2,3の組付け時に、第2コネクタ3に第1コネクタ2に対して傾いてしまうような大きな外力が作用するにしても、第2コネクタ3が傾いてしまうことを規制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、第1コネクタと第2コネクタとを連結することにより両者を電気的に接続するコネクタ装置に関する。
例えば電気信号用ハーネス、或いは電源用ハーネスでは、オスコネクタとメスコネクタとを連結させることにより両方のコネクタ同士を電気的に接続するようにしている(特許文献1参照)。
特開平7−106018号公報
ところで、ハーネス類の組付けを行うときに、連結したコネクタに大きな外力が作用した場合は、両者のコネクタが半連結状態としまうことがある。特に、コネクタの連結方向に対して斜め方向に大きな外力が作用した場合は、一方のコネクタに対して他方のコネクタが傾いてしまい、半連結状態となりやすい。このようにコネクタが半連結状態となってしまった場合は、両方のコネクタの電気的接続に支障を生じることがある。
そこで、両方のコネクタ同士を当該コネクタに一体に構成された固定用部品により固定することにより、組付け後の外力による半連結状態の発生を防止することが行われている。
しかしながら、このような半連結防止機能を有したコネクタは、構造が複雑であったり、金属部品を使ったりしていたため、以下のような問題点がある。
1.大形のものが多く、省スペースで実施することが困難である。
2.量産効果を考えた場合、通常のコネクタで十分な箇所にも高価なコネクタを使用しなければならない。また、外形が同一であっても異なる種類のコネクタを使用すると、管理の手間が増える。
3.固定用部品がコネクタと一体構造であり、分解作業や分別作業が必要なため、リサイクルに手間やコストが掛かる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、外部から大きな外力が作用した場合であっても半連結状態となることを防止する構成を、小形で省スペースであると共に、簡単な構造でコストが低く、さらに分解してリサイクル可能に実施可能なコネクタ装置を提供することにある。
請求項1の発明によれば、第1コネクタと第2コネクタとを連結することにより両者を電気的に接続することができる。ここで、一方のコネクタに固定用部材を装着すると、この固定用部材の傾き規制部により他方のコネクタが連結方向と直交する方向に傾くことが規制される。これにより、ハーネス類の組付け時に連結したコネクタに連結方向と直交する方向に力が作用するにしても、他方のコネクタが一方のコネクタに対して傾いてしまうことにより半連結状態となってしまうことを防止できる。
請求項2の発明によれば、固定用部材の抜き規制部により他方のコネクタが一方のコネクタから抜け出ることが規制される。これにより、ハーネス類の組付け時に連結したコネクタに連結方向と反対方向への力が作用するにしても、他方のコネクタが一方のコネクタに対して抜け出てしまうことにより半連結状態となってしまうことを防止できる。
請求項3の発明によれば、固定用部材の窓部によりコネクタ同士の連結部を外部から視認することができることから、固定用部材をコネクタに装着した状態でありながら、コネクタ同士の連結状態を外部から確認することができる。
以下、本発明の一実施例について図1ないし図4を参照して説明する。
図1ないし図3は、固定用部材を取外して示すコネクタ装置の斜視図、側面図、正面図である。これらの図1ないし図3において、コネクタ装置1は、第1コネクタ2、第2コネクタ3、固定用部材4から構成されている。第1コネクタ2及び第2コネクタ3は直方体形状をなしており、一方がオスコネクタ、他方がメスコネクタからなる周知構成のものである。第1コネクタ2と第2コネクタ3とを連結することにより、両者のコネクタ2,3が嵌合されて電気的に接続可能となっている。これらのコネクタ2,3は、ワイヤハーネスの連結用コネクタであり、両者のコネクタ2,3の連結状態で第1コネクタ2に接続されたワイヤ5と第2コネクタ3に接続されたワイヤ6とを電気的に接続することができる。また、第1コネクタ2から第2コネクタ3を強く引き抜くことにより両者の連結状態を解除することができる。
本実施例では、第1コネクタ2に固定用部材4を装着可能となっている。この固定用部材4は、矩形板状の天部7の外周縁部を図示下方に突出した鍔部8が囲繞する蓋形状をなしており、コネクタ2,3のハウジングと同一の材質(PC(ポリカーボネイト)樹脂、或いはABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂など)が使用されている。固定用部材4の鍔部8において長手方向となる鍔部8には、図示下方に突出した係止部9が一体に形成されており、その係止部9に孔部10が形成されている。第1コネクタ2の側面において長手方向となる両側の側面には爪部11が突出形成されており、固定用部材4の係止部9に形成された孔部10が係止されるようになっている。
ここで、第1コネクタ2に固定用部材4が装着された形態では、図4に示すように第1コネクタ2と第2コネクタ3の上面全体を固定用部材4が蓋のように被さるようになっている。この場合、固定用部材4の鍔部8のうち第2コネクタ3の長手方向となる側面に対向する鍔部8は、当該側面の上部に密着することにより傾き規制部として機能する。また、固定用部材4の鍔部8のうち第2コネクタ3の連結方向と反対方向となる端面に対向する鍔部8は、当該端面に密着することにより抜き規制部として機能する。
固定用部材4の天部7には窓部12が形成されている。この窓部12は、固定用部材4が第1コネクタ2に装着された形態で、図4に示すように第1コネクタ2に対する第2コネクタ3の連結部を外部から視認可能なように形成されている。
次に上記構成の作用について説明する。
第1コネクタ2に接続されたワイヤ5と第2コネクタに接続されたワイヤ6とを電気的に接続するには、第1コネクタ2と第2コネクタ3とを連結する。この場合、第1コネクタ2及び第2コネクタ3の一方がオスコネクタ、他方がメスコネクタの関係にあることから、それらのコネクタ2,3同士の嵌合力により両者の連結が図られている。
このようにして第1コネクタ2と第2コネクタ3とを連結して組付けることができるものの、組付け時に第1コネクタ2に連結された第2コネクタ3に対して大きな外力が作用した場合、特に第2コネクタ3の長手方向に大きな外力が作用した場合は、両者のコネクタ2,3が半連結状態となってそれらの間の導通が不確実となる虞がある。
そこで、第1コネクタ2と第2コネクタ3とを連結したときは、第1コネクタ2に固定用部材4を装着する。つまり、第1コネクタ2の側面に形成された爪部11に固定用部材4の係止部9に形成された孔部10を係止する。これにより、第1コネクタ2及び第2コネクタ3の上面全体に固定用部材4が蓋のように被さるようになるので、固定用部材4の鍔部8が第1コネクタ2及び第2コネクタ3の長手方向となる両側面及び連結方向と反対方向となる両端面に密着するようになる。
以上のように固定用部材4が第1コネクタ2に装着された形態では、固定用部材4が、連結状態の第1コネクタ2及び第2コネクタ3に対して蓋のように機能する。これにより、第2コネクタ3に第1コネクタ2に対する連結方向と直交する方向に傾く力が作用するにしても、第2コネクタ3の長手方向となる側面に密着する鍔部8が傾き規制部として機能するようになるので、第2コネクタ3が第1コネクタ2に対して傾いてしまうことはなく、もって両方のコネクタ2,3が半連結状態となってしまうことを確実に防止できる。
また、コネクタ2,3の組付け時に、第2コネクタ3に対して第1コネクタ2から抜き出る力が作用するにしても、固定用部材4の鍔部8においてコネクタ2,3の連結方向と反対方向となる端面に密着する鍔部8が抜き規制部として機能するようになるので、第2コネクタ3が第1コネクタ2から抜き出てしまうことを確実に防止できる。
尚、固定用部材4の天部7に窓部12を形成し、第1コネクタ2と第2コネクタ3との連結部を外部から視認可能としたので、作業者は、コネクタ2,3同士の連結状態を確認することができる。
一方、第1コネクタ2から第2コネクタ3を離脱させたい場合は、まず、固定用部材4を第1コネクタ2から離脱させてから、第2コネクタ3を第1コネクタ2から強く引張ることにより、第2コネクタ3を第1コネクタ2から離脱させることができる。
このような実施例によれば、第2コネクタ3が連結された第1コネクタ2に固定用部材4を装着することにより、固定用部材4の鍔部8により第2コネクタ3が第1コネクタ2に対して傾いてしまったり、抜き出てしまったりすることを規制するようにしたので、第1コネクタ2と第2コネクタ3とが単に連結されているだけの構成に比較して、傾きによるコネクタ2,3の半連結状態、或いはコネクタ2,3の離脱を防止でき、コネクタ2,3によるワイヤ5,6の電気的な接続状態を確実に担保することができる。
しかも、固定用部材4は、蓋のような扁平形状に形成されているので、全体形状を小形に形成でき、省スペースで実施することができる。
また、種類が異なるコネクタを複数用意する場合であっても、コネクタの外形形状を統一することにより、固定用部材4を共通化して使用することができ、管理が容易となる。
さらに、固定用部材4はコネクタ2,3と別部材であるので、分解作業や分別作業が容易であり、リサイクルが容易である。この場合、固定用部材4の材質はコネクタ2,3のハウジングと同一の材質であることから、リサイクルが一層容易である。
本発明は、上記実施例に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
第1コネクタ2としては、図5に示すようにプリント配線基板21にリード22を介して実装するタイプのものに適用するようにしてもよい。
第2コネクタ3にも爪部11を形成し、第1コネクタ2に加えて第2コネクタ3の両方のコネクタに固定用部材4を装着するようにしてもよい。
第1コネクタ及び第2コネクタ3の両側方向から2つの固定用部材を装着することにより、コネクタ2,3の側面全体を固定用部材で完全に囲繞するようにしてもよい。この場合、2つの固定用部材の形状を同一形状とすることにより管理が容易となる。
本発明の一実施例における固定用部材を取外して示すコネクタ装置の斜視図 固定用部材を取外して示すコネクタ装置の側面図 固定用部材を取外して示すコネクタ装置の正面図 固定用部材の装着状態で示すコネクタ装置の平面図 本発明の変形例を示す図2相当図
符号の説明
図面中、1はコネクタ装置、2は第1コネクタ、3は第2コネクタ、4は固定用部材、5,6はワイヤ、8は鍔部(傾き規制部、抜き規制部)、12は窓部である。

Claims (3)

  1. 第1コネクタと第2コネクタとを連結することにより両者を電気的に接続するコネクタ装置において、
    前記第1コネクタ及び第2コネクタの少なくとも一方のコネクタに装着される固定用部材を備え、
    前記固定用部材は、前記一方のコネクタへの装着状態で当該コネクタに連結された他方のコネクタが連結方向と直交する方向に傾くことを規制する傾き規制部を備えて構成されていることを特徴とするコネクタ装置。
  2. 前記固定用部材は、前記一方のコネクタへの装着状態で当該コネクタに連結された前記他方のコネクタが連結方向と反対方向に抜き出ることを規制する抜き規制部を備えて構成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ装置。
  3. 前記固定用部材は、前記一方のコネクタへの装着状態で当該コネクタに連結された他方のコネクタとの連結部を外部から視認可能とする窓部を備えて構成されていることを特徴とする請求項1または2記載のコネクタ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008126712A1 (ja) * 2007-04-10 2008-10-23 Tyco Electronics Amp K.K. 電気コネクタ組立体
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