JP2007218808A - 複数のクロック発生回路を含むテスト可能な集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】クロックドメイン間のデータ転送においてリリース・キャプチャクロックの到着時間がクロックドメイン毎に異なっていても、受信側のスキャンラッチが本来のデータをリリースできるようにする。
【解決手段】それぞれが別個のクロック発生回路によりテスト用のクロックを供給される複数のクロックドメインを含み、各クロックドメインにおいて、他のクロックドメインから入力を受け取るクロックドメイン境界のスキャンラッチが、第1クロックに応答して入力をラッチするマスターラッチ30と、第2クロックに応答してマスターラッチの出力をラッチするスレーブラッチ32と、モード切替信号が第1レベルのときにスキャン入力をマスターラッチに供給し第2レベルのときにシステム入力をマスターラッチに供給するセレクタ34と、モード切替信号が第1レベルから第2レベルに遷移したときに第1クロックをオフにするクロック制御回路36とを含む。
【選択図】 図4

Description

本発明は、モード切替信号に応じてスキャン入力またはシステム入力を選択的に受け取るスキャンラッチを用いたスキャンテストが可能な集積回路に関するものであり、特に、それぞれが別個のクロック発生回路によりテスト用のクロックを供給される複数のクロックドメインを含む集積回路に関するものである。
集積回路は多種多様な製品に使用されており、その多くはマイクロプロセッサ等の複雑な論理設計を含んでいる。それらの論理設計は一般にチップに埋め込まれた形になっているため、何らかの対策をとっておかないと、埋め込まれた回路を外部からテストするのは難しい。そのため、レベルセンシティブスキャンデザイン(LSSD)と呼ばれる設計手法が考え出された。これは、シフト機能を持ったシーケンシャルスキャンラッチを用いて内部の組み合わせ回路をテストするようにしたもので、組み合わせ回路へのテストパターンの入力(スキャンイン)及び組み合わせ回路からのテスト結果の出力(スキャンアウト)はテスト用のクロック信号により制御される。
集積回路のテスト用クロックは一般に外部のテスト装置から供給されるが、その周波数は、様々な物理的制約から、被テスト装置(DUT)である集積回路の実動作周波数よりも低く設定されている。しかし近年になって、集積回路の実動作周波数でのテスト、いわゆるアットスピードテストが重要視されており、そのため、例えば米国特許第第6598192号に記載されているように、オンチップのPLLで高速のテスト用クロックを発生させる技術が提案されている。
従来のアットスピードテストの手順は、まず、各スキャンラッチの動作モードをスキャンモードまたは通常動作モードに設定するモード切替信号(スキャンゲートまたはスキャンイネーブルと呼ばれる)を‘0’にしてスキャンモードにした後、スキャンチェーンを用いてスキャンラッチにテストデータをロードすなわちスキャンインする。次にモード切替信号を‘1’にしてスキャンラッチを通常動作モードに戻す。そして、リリース・キャプチャクロックをPLLから各スキャンラッチに供給する。その後、再びモード切替信号を‘0’に戻して、各スキャンラッチがキャプチャしたテスト結果をスキャンアウトから観測する。リリース・キャプチャクロックをPLLから作ること以外は静的なスキャンテストと手順は全く同じである。静的なスキャンテストでは、そのオペレーションを行うにあたって制御信号等がタイミング制約を満たす必要は全くないが、アットスピードテストを行うためには、モード切替信号の‘0’から‘1’への遷移をすべてのスキャンラッチに1サイクル以内で到達させる必要がある。この問題は、例えば特開2001−4710号公報に記載されているように、スキャンラッチに追加のラッチを設けて、スキャンラッチ内で選択信号を生成することによって解決できる。
しかし、アットスピードテストには、上述のようなタイミング制約の問題の他に、テスト対象が複数のオンチップPLLを含んでいる場合に解決しなければならない問題もある。すなわち、各PLLが制御する回路領域すなわちクロックドメインの間のデータ転送に関するタイミングの問題である。図1および図2を参照してこの問題を説明する。図1は、PLL1を含むクロックドメイン1のスキャンラッチFF1の出力が、PLL2を含むクロックドメイン2のスキャンラッチFF2のスキャン入力SCIおよびシステム入力SYIの両方に接続されているようなクロックドメイン境界を示し、図2はスキャンラッチに供給されるクロックCLKと、スキャンラッチのスキャン入力SCIおよびシステム入力SYIを切り換えるためのスキャンゲート信号SGの波形を示す。各スキャンラッチが受け取るクロックCLKは、スキャンゲート信号がローレベルのときは外部からのスキャンクロックであり、スキャンゲート信号SGがハイレベルのときはPLLからのリリース・キャプチャクロックである。各PLLは、スキャンゲート信号SGの立ち上がり遷移で、2つのパルスP1およびP2からなるリリース・キャプチャクロックを発生するようになっている。しかし、リリース・キャプチャクロックがスキャンラッチに到着する時間は、PLLとスキャンラッチの間のクロックツリーの段数などに依存しているため、PLL1からのリリース・キャプチャクロックがスキャンラッチFF1に到着する時間と、PLL2からのリリース・キャプチャクロックがスキャンラッチFF2に到着する時間を一致させることはまず不可能である。
ここで、スキャンラッチFF1からの最後のスキャンデータがスキャンラッチFF2に受け取られ、それが次のリリース・キャプチャクロックでスキャンラッチFF2からリリースされる場合を考えてみる。このときスキャンゲート信号SGは通常動作モードを示すハイレベルになっており、従ってスキャンラッチFF2はシステム入力SYIを受け取り得る状態になっている。この場合、スキャンラッチFF2へのリリース・キャプチャクロックがスキャンラッチFF1へのリリース・キャプチャクロックよりも先に到着すると、スキャンラッチFF2は本来のスキャンデータをリリースすることができるが、到着が遅れた場合には、スキャンラッチFF1がリリースしたデータがシステム入力SYIとしてスキャンラッチFF2にキャプチャされ、それがリリースされてしまう。スキャンラッチFF2のシステム入力SYIおよびスキャン入力SCIが、クロックドメイン1に含まれる異なった2つのスキャンラッチの出力に別々に接続されている場合も同じことが言える。従って、リリース・キャプチャクロックの到着時間が前後しても、スキャンラッチFF2が常に正しいデータをリリースできるようにするための対策が求められる。
米国特許第6598192号 特開2001−4710号公報
以上のことから、本発明の目的は、クロックドメイン間のデータ転送においてリリース・キャプチャクロックの到着時間がクロックドメイン毎に異なっていても、受信側のスキャンラッチが本来のデータをリリースできるようにすることにある。
本発明は、モード切替信号に応じてスキャン入力またはシステム入力を選択的に受け取るスキャンラッチを用いたスキャンテストが可能な集積回路を提供する。この集積回路は、それぞれが別個のクロック発生回路によりテスト用のクロックを供給される複数のクロックドメインを含み、各クロックドメインにおいて、他のクロックドメインから入力を受け取るクロックドメイン境界のスキャンラッチが、第1クロックに応答して入力をラッチするマスターラッチと、第2クロックに応答してマスターラッチの出力をラッチするスレーブラッチと、モード切替信号が第1レベルのときにスキャン入力をマスターラッチに供給し、モード切替信号が第2レベルのときにシステム入力をマスターラッチに供給するセレクタと、モード切替信号が第1レベルから第2レベルに遷移したときに第1クロックをオフにするクロック制御回路とを含んでいる。
モード切替信号が第1レベルから第2レベルに遷移したとき、すなわちモードがスキャンモードから通常動作モードに切り替わったときに、第1クロックをオフにすることで、マスターラッチに誤ったデータが入るのを阻止することができる。
本発明に従う集積回路のテスト構成部分の一例を図3に示す。図3の集積回路は、それぞれ別個のPLLを備えた2つのクロックドメイン10を含んでいる。クロックドメインの構成は基本的に同じであり、PLL12、スキャンゲート信号SGの立ち上がり遷移でPLL12の出力から2パルスのリリース・キャプチャクロックを生成する2パルス生成器14、スキャンゲート信号SGに応じてリリース・キャプチャクロックまたは外部からのスキャンクロックを選択するセレクタ16、およびセレクタ16からのクロックCLKをそれぞれのスキャンラッチ20に分配するクロックツリー18を備える。このうち、PLL12、2パルス生成器14およびセレクタ16がクロック発生回路を構成する。スキャンクロックおよびスキャンゲートは両方のクロックドメイン10A、10Bに共通であり、外部のテスト装置(図示せず)から供給される。図中の点線22は、クロックドメイン10Aからクロックドメイン10Bへのスキャンパスを示し、破線24は、クロックドメイン10Aのスキャンラッチ20Aからクロックドメイン10Bのスキャンラッチ20Bへのファンクションパスを示す。ファンクションパス24は、クロックドメイン10Aからクロックドメイン10Bへのシステム入力を与える。なお、図面が繁雑になるのを避けるため、図3では、被テスト回路(通常は組み合わせ論理回路)ならびに各スキャンラッチのスキャン入力SCIおよびシステム入力SYIを省略している。
本発明は、クロックドメイン境界にある受信側のスキャンラッチ、すなわちクロックドメイン10Bの先頭のスキャンラッチ20B’を工夫することによって上述の目的を達成する。本発明に従うスキャンラッチ20B’の構成例を図4に示す。図4のスキャンラッチは、第1クロックNCLKに応答して入力をラッチするマスターラッチ30と、第2クロックCLKに応答してマスターラッチ30の出力をラッチするスレーブラッチ32と、モード切替信号として働くスキャンゲート信号SGが第1レベル(‘0’)のときにスキャン入力SCIをマスターラッチ30に供給し、スキャンゲート信号SGが第2レベル(‘1’)のときにシステム入力SYIをマスターラッチに供給するセレクタ34と、スキャンゲート信号SGが第1レベルから第2レベルに遷移したときに第1クロックNCKをオフにするクロック制御回路36とを含む。第2クロックCLKは図3のセレクタ16から供給される。本実施形態では、スキャンラッチ20B’のスキャン入力SCIおよびシステム入力SYIは、クロックドメイン10Aの最終段のスキャンラッチ20Aの出力に接続されているものとする。
クロック制御回路36は、第2クロックCLKを反転する反転回路38と、反転回路38の出力を第1入力に受け取るアンドゲート40と、スキャンゲート信号SGが第1レベルから第2レベルに遷移したときにアンドゲート40の第2入力をディセーブルするゲート制御回路42とを含み、アンドゲート40の出力が第1クロックNCLKとなる。ゲート制御回路42は、図3の例では反転回路である。次に、図5の波形図を参照しながら、図4のスキャンラッチの動作について説明する。
最初はスキャンゲート信号SGが第1レベルすなわちローレベルにあり、アンドゲート40の第2入力が反転回路42の出力により条件付けられるので、アンドゲート40は、反転回路38の働きによって、第2クロックCLKと相補的な第1クロックNCLKを発生し、マスターラッチ30に供給する。これにより、マスターラッチ30およびスレーブラッチ32が順次にイネーブルされ、クロックドメイン10Aのスキャンラッチ20Aからのスキャンデータを後続のスキャンラッチ20Bに送る。
スキャンモードが終わってスキャンゲート信号SGが第2レベルすなわちハイレベルになると、アンドゲート40の第2入力が反転回路42の出力によりディセーブルされるので、第1クロックNCLKはオフになり、以後スキャンゲート信号SGが再びローレベルになるまでその状態を保つ。このとき、マスターラッチ30には、最後の第1クロックNCLKでロードされたスキャンデータが保持されている。スキャンゲート信号SGの立ち上がりによって、2つのパルスP1およびP2からなるリリース・キャプチャクロックがクロック発生回路から発生されると、スレーブラッチ32はマスターラッチ30に保持されていたスキャンデータをリリースする。このとき、スキャンラッチ20B’へのリリース・キャプチャクロックの到着が、クロックドメイン10Aに含まれる送信側スキャンラッチ20Aへのリリース・キャプチャクロックの到着より遅れたとしても、第1クロックがオフになっているため、マスターラッチ30は、スキャンデータのリリース前に、クロックドメイン10Aの送信側スキャンラッチ20Aからリリースされたデータを受け取ることはない。
上述のように、図4のスキャンラッチは、リリース・キャプチャクロックの到着時間には関係なく、最後にロードされたスキャンデータを正しくリリースできる。ただし、スキャンゲート信号SGがハイレベルの間は、第1クロックNCLKがずっとオフになっているため、システム入力SYIに有効なデータがあっても、それがマスターラッチ30にロードされることはなく、従って図3に示すファンクションパス24のテストができないことになる。しかし、スキャンラッチ20B’の後ろに続く内部ドメイン側のパスはテストできるので、テストカバレージの犠牲は最低限ですむ。
ファンクションパス24のテストも行いたい場合は、ラッチが1つ余分に増えるが、図6に示すスキャンラッチを使用できる。このスキャンラッチは、図4の反転回路42の代わりに、SRラッチ42およびオアゲート44で構成されたゲート制御回路を含んでいる。SRラッチ42は、セット入力Sがリセット入力RNよりも優勢なラッチである。すなわち、セット入力Sがイネーブルされている限り、SRラッチ42がリセットされることはない。SRラッチ42は、セット入力Sに第2クロックCLKを受け取り、リセット入力RNにスキャンゲート信号SGを受け取る。スキャンゲート信号SGは、リセット入力RNの他に、セレクタ34の選択入力およびオアゲート44の反転入力にも供給される。オアゲート44のもう一方の入力にはSRラッチの出力が供給される。オアゲート44は、SRラッチ44の出力と反転スキャンゲート信号の論理和であるゲート制御信号Gを発生し、アンドゲート40の第2入力に供給する。
次に、図7の波形図を参照しながら、図6のスキャンラッチの動作について説明する。スキャンゲート信号SGがローレベルであるスキャンモードの動作は図4のスキャンラッチと同じである。スキャンゲート信号SGが通常動作モードを示すハイレベルに移行すると、クロック発生回路からの第2クロックCLKがローレベルになっているため、SRラッチ42がリセットされ、その結果、オアゲート44の入力が両方ともローベルになって、ゲート制御信号Gもローレベルになる。これによりアンドゲート40の第2入力がディセーブルされるので、マスターラッチ30は最後の第1クロックNCLKでロードされたスキャンデータを保持している。
次に、クロック発生回路からリリース・キャプチャクロックP1、P2が到着すると、まずリリースクロックP1によりスレーブラッチ32はマスターラッチ30に保持されていたスキャンデータをリリースする。さらに、SRラッチ42がセットされるので、オアゲート44からのゲート制御信号Gがハイレベルになり、この結果、リリースパルスP1がローレベルになったときに第1クロックNCLKがハイレベルになって、パルスP3によりマスターラッチ30へのシステム入力SYIのキャプチャが可能になる。この場合、リリース・キャプチャクロックの到着がクロックドメイン10Aの送信側スキャンラッチより遅れたとしても、マスターラッチ30がキャプチャ可能になったときは既にスキャンデータのリリースが終わっているので問題はない。このように、図6のスキャンラッチをクロックドメイン境界の受信側に用いた場合は、ファンクションパス24も含めた完全なスキャンテストが可能である。
図6のスキャンラッチは、ラッチ1個分の増加が許されるのであれば、クロックドメイン境界だけでなく、クロックドメインの内部スキャンラッチとしても使用可能である。前述のように、アットスピードテストでは、スキャンゲート信号SGの立ち上がり遷移を1サイクル内にすべてのスキャンラッチに到達させる必要があるが、図6のスキャンラッチを使用すれば、このようなタイミング制約を気にせずにスキャンテストを実行することができる。テストに必要な信号、すなわちゲート制御信号Gをスキャンラッチ内部で生成しているからである。ただし、ゲート制御信号Gを正しく立ち上げるためには、SRラッチ42への第2クロックCLKの入力からアンドゲート40までの伝播遅延を1/2サイクル以下に抑える必要がある。例えば、動作周波数が2GHzであれば、この伝播時間を250ps以下にすればよく、これを満たす回路は現在のテクノロジーでも容易に設計が可能である。
以上、本発明の最良の実施形態を説明してきたが、本発明はそのような実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内で様々な修正・変更が可能なことは言うまでもない。
クロックドメイン境界における送信側および受信側のスキャンラッチを示す回路ブロック図。 図1で使用されるクロック信号およびスキャンゲート信号の波形図。 本発明を適用できる集積回路のテスト構成を示す回路ブロック図。 本発明に従うクロックドメイン境界の受信側スキャンラッチの1実施形態を示す回路ブロック図。 図4のスキャンラッチを制御するためのクロック信号およびスキャンゲート信号の波形図。 本発明に従うスキャンラッチの他の実施形態を示す回路ブロック図。 図6のスキャンラッチを制御するためのクロック信号、スキャンゲート信号およびゲート制御信号の波形図。

Claims (10)

  1. モード切替信号に応じてスキャン入力またはシステム入力を選択的に受け取るスキャンラッチを用いたスキャンテストが可能な集積回路であって、
    それぞれが別個のクロック発生回路によりテスト用のクロックを供給される複数のクロックドメインを含み、
    所与のクロックドメインにおいて、他のクロックドメインからの出力を受け取るクロックドメイン境界のスキャンラッチが、
    第1クロックに応答して入力をラッチするマスターラッチと、
    第2クロックに応答して前記マスターラッチの出力をラッチするスレーブラッチと、
    モード切替信号が第1レベルのときにスキャン入力を前記マスターラッチに供給し、前記モード切替信号が第2レベルのときにシステム入力を前記マスターラッチに供給するセレクタと、
    前記モード切替信号が前記第1レベルから前記第2レベルに遷移したときに前記第1クロックをオフにするクロック制御回路とを含む、
    集積回路。
  2. 前記クロックドメイン境界のスキャンラッチは、前記所与のクロックドメインのクロック発生回路から前記第2クロックを受け取る、請求項1に記載の集積回路
  3. 前記クロック制御回路は、
    前記第2クロックを反転する反転回路と、
    前記反転回路の出力を第1入力に受け取るアンドゲートと、
    前記モード切替信号が前記第1レベルから前記第2レベルに遷移したときに前記アンドゲートの第2入力をディセーブルするゲート制御回路とを含み、
    前記アンドゲートの出力が前記第1クロックとなる、
    請求項1または請求項2に記載の集積回路。
  4. 前記ゲート制御回路は、前記モード切替信号を反転する反転回路である、請求項3に記載の集積回路。
  5. 前記クロックドメイン境界のスキャンラッチは、前記他のクロックドメインのスキャンラッチからの出力を前記スキャン入力および前記システム入力に受け取る、請求項4に記載の集積回路。
  6. 前記ゲート制御回路は、前記モード切替信号が前記第2レベルのときに、前記第2クロックの立ち上がりに応答して前記アンドゲートの第2入力をイネーブルする、請求項3に記載の集積回路
  7. 前記第1レベルから前記第2レベルへの遷移が立ち上がりであり、
    前記ゲート制御回路は、
    前記第2クロックの立ち上がりによりセットされ、前記第2クロックがオフのときに前記モード切替信号の立ち上がりによりリセットされるSRラッチと、
    前記SRラッチの出力および前記モード切替信号の反転信号を入力として受け取り、出力を前記アンドゲートの第2入力に供給するオアゲートとを含む、
    請求項6に記載の集積回路。
  8. 前記クロックドメイン境界のスキャンラッチは、前記他のクロックドメインのスキャンラッチからの出力を前記スキャン入力に受け取る、請求項6または請求項7に記載の集積回路。
  9. 前記クロックドメイン境界のスキャンラッチとは異なる内部スキャンラッチが、
    第1クロックに応答して入力をラッチするマスターラッチと、
    第2クロックに応答して前記マスターラッチの出力をラッチするスレーブラッチと、
    前記モード切替信号が第1レベルのときにスキャン入力を前記マスターラッチに供給し、前記モード切替信号が第2レベルのときにシステム入力を前記マスターラッチに供給するセレクタと、
    前記第2クロックを反転する反転回路と、
    前記反転回路の出力を第1入力に受け取るアンドゲートと、
    前記第2クロックの立ち上がりによりセットされ、前記第2クロックがオフのときに前記モード切替信号の立ち上がりによりリセットされるSRラッチと、
    前記SRラッチの出力および前記モード切替信号の反転信号を入力として受け取り、出力を前記アンドゲートの第2入力に供給するオアゲートとを含み、
    前記アンドゲートの出力が前記第1クロックとなる、
    請求項1〜請求項8のいずれかに記載の集積回路。
  10. 前記内部スキャンラッチは、前記内部スキャンラッチが属するクロックドメインのクロック発生回路から前記第2クロックを受け取る、請求項9に記載の集積回路。
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