JP2007218462A - ヒートポンプ蓄熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒートポンプ回路と蓄熱槽を1つの筐体に収納する構成において、装置の奥行き寸法を小さく、無駄な空間を低減して、小型で薄型の装置を提供すること。
【解決手段】圧縮機1、放熱器2、絞り手段3、蒸発器4を有するヒートポンプ回路5と、前記放熱器2に接続され、少なくとも略角部を有する蓄熱部6と、前記蓄熱部6の略角部と略相似形状の略角部を有する筐体7とを備え、前記ヒートポンプ回路5と前記蓄熱部6とを、前記蓄熱部6の略角部と前記筐体7の略角部とが対向するように前記筐体7内に配設する構成としたもので、前記蓄熱部6の略角部と前記筐体7の略角部とが対向することで、装置内部の無駄な空間を低減し蓄熱部の厚みを小さくすることとなり、小型で薄い装置を実現することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、給湯および暖房等に利用するヒートポンプ蓄熱装置に関するものである。
従来、この種のヒートポンプ蓄熱装置は、ヒートポンプ回路とヒートポンプ回路の放熱器に接続する丸型の蓄熱槽とを1つの筐体に収納していた。この時、施工現場においてヒートポンプ回路と蓄熱槽との接続配管工事を省略することにより、ヒートポンプ回路と蓄熱槽とを分離した装置に対して施工性に優れた一体型ヒートポンプ給湯機を構成していた(例えば、非特許文献1参照)。
図10は、非特許文献1に記載された従来のヒートポンプ蓄熱装置を示すものである。
図10に示すように、圧縮機1と放熱器2と絞り手段3と蒸発器4とを順に接続して構成するヒートポンプ回路5と、丸型の蓄熱槽6と、筐体7とから構成されている。
「2005年度日本冷凍空調学会年次大会講演論文集」2005年10月23日 C204-1〜4
しかしながら、前記従来の構成では、装置の奥行き寸法は丸型の蓄熱槽の直径より小さくすることが出来ないため、装置の奥行き寸法が大きくなるとともに筐体に丸型の蓄熱槽を収納することにより、装置のコーナー部などに無駄な空間が生じ、装置全体の寸法も大きくなり、狭小地等の住宅立地条件では設置が困難で、設置性が悪いという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ヒートポンプ回路と蓄熱槽を1つの筐体に収納する構成において、装置の奥行き寸法を小さく、無駄な空間を低減して、小型で薄型の装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のヒートポンプ蓄熱装置は、圧縮機、放熱器、絞り手段、蒸発器を有するヒートポンプ回路と、前記放熱器に接続され、少なくとも略角部を有する蓄熱部と、前記蓄熱部の略角部と略相似形状の略角部を有する筐体とを備え、前記ヒートポンプ回路と前記蓄熱部とを、前記蓄熱部の略角部と前記筐体の略角部とが対向するように前記筐体内に配設する構成としたもので、前記蓄熱部の略角部と前記筐体の略角部とが対向することで、同一内容積の丸型の蓄熱槽の直径に比較して、角型の蓄熱層の厚みを大幅に小さくしコーナー部などに発生する無駄な空間を低減することになり、装置全体の小型化と薄型化を実現することができる。
本発明のヒートポンプ蓄熱装置は、ヒートポンプ回路と蓄熱部を1つの筐体に収納することにより、狭小地等の住宅立地条件に設置可能な施工性と設置性に優れた小型で薄型の装置を実現することができる。
第1の発明は、圧縮機、放熱器、絞り手段、蒸発器を有するヒートポンプ回路と、前記放熱器に接続され、少なくとも略角部を有する蓄熱部と、前記蓄熱部の略角部と略相似形
状の略角部を有する筐体とを備え、前記ヒートポンプ回路と前記蓄熱部とを、前記蓄熱部の略角部と前記筐体の略角部とが対向するように前記筐体内に配設する構成としたもので、前記蓄熱部の略角部と前記筐体の略角部とが対向することで、装置内部の無駄な空間を低減し蓄熱部の厚みを小さくすることとなり、小型で薄い装置を実現することができる。
第2の発明は、特に第1の発明の蓄熱部の内部に、波板と平板とを接合積層した複数の補強板を設けたもので、蓄熱部の耐圧性能が向上することとなり、給水圧の高い水道等に装置を直接接続して大量出湯することができる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明の蓄熱部に、波板と平板とを接合積層して形成する空間部に蓄熱体を設けたもので、角型の蓄熱層の蓄熱能力を拡大することとなり、水を蓄熱する装置に比較して角型の蓄熱層と装置全体を大幅に小型化することができる。
第4の発明は、特に第1から第3の発明のいずれかの蓄熱部を、蓄熱体を埋め込んだ複数の穴を有する板状多穴管を積層して形成したもので、簡易な構造で大きな蓄熱容量を実現することとなり、装置を小型化して耐圧性を向上することができる。
第5の発明は、特に第1から第4の発明のいずれかの蓄熱部と放熱器とを一体に断熱する断熱体を設けたもので、蓄熱部と放熱器とから放熱する熱量を低減することとなり、熱損失の少ない高効率の蓄熱運転をすることができる。
第6の発明は、特に第1から第4の発明のいずれかのヒートポンプ回路の高圧側と低圧側とを熱交換する内部熱交換器を備え、蓄熱部と前記内部熱交換器とを一体に断熱する断熱体を設けたもので、蓄熱部と内部熱交換器とから放熱する熱量を低減することとなり、熱損失の少ない高効率の蓄熱運転をすることができる。
第7の発明は、特に第1から第4のいずれかの発明の蓄熱部の周囲を覆う真空断熱材を設けたもので、断熱剤を曲げ加工することなく厚みの薄い高性能の断熱材で蓄熱部から放熱する熱量を低減することとなり、真空断熱材の性能を低下させることなく装置を小型化することができる。
第8の発明は、特に第1から第7のいずれかの発明の筐体の底部に、蓄熱部を配設したもので、装置の重心を低い位置に設定することとなり、奥行き寸法の小さい薄い形状の装置においても転倒を防止して安定した設置をすることができる。
第9の発明は、特に第1から第8の発明の蒸発器と蓄熱部とで、前記蒸発器の送風流路を形成する構成としたもので、蒸発器と風回路の占有空間を低減して装置を小型化することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものでない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態におけるヒートポンプ蓄熱装置の構成図を示すものである。
図1において、圧縮機1と放熱器2と絞り手段3と送風ファン8を備えた蒸発器4とを順に接続して構成するヒートポンプ回路5と、循環ポンプ9を介して放熱器2に接続する略角型の蓄熱部6とを、角型の1つの筐体7に、蓄熱部6の略角部と筐体7の略角部とが対向するように収納して構成している。なお、蓄熱部6の略角部と筐体7の略角部とは略
相似形状となっている。
以上のように構成されたヒートポンプ蓄熱装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、蓄熱運転においては、ヒートポンプ回路5の圧縮機1を運転して冷媒を循環し、絞り手段3によって低圧低温にした冷媒を蒸発器4に流すことにより、送風ファン8で送られた空気から熱を吸収する。蒸発器4で得られた熱は放熱器2において、循環ポンプ9で循環する蓄熱部6内の貯水に伝えて蓄熱部6内に蓄える。一方、給湯等の放熱運転においては、水道水を蓄熱部6の下側の入口に給水することにより上側の出口より給湯する。
この時、ヒートポンプ回路5と蓄熱部6は1つの筐体7に収納して構成することにより、装置のコーナー部等に生じる無駄な空間を最少にし、丸型の蓄熱槽の直径に比較して蓄熱部6の厚みを薄くして装置の奥行き寸法を小さくすることができる。
以上のように、本実施の形態においては、蓄熱部6の厚みを薄くし、筐体7内の無駄な空間を低減することとなり、現場での配管工事を省略して施工性と設置性に優れた小型で薄い一体型のヒートポンプ蓄熱装置を実現することができる。
(実施の形態2)
図2は本発明の第2の実施の形態のヒートポンプ蓄熱装置の構成図を示すものである。
図2において、蓄熱部6は波板10と平板11を接合積層した複数の補強板12を設けて構成している。
以上のように構成されたヒートポンプ蓄熱装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、蓄熱部6は、銅またはステンレスの金属性の波板10と平板11を接触面にてロー付け等の加工により接合した補強板12を複数枚積層して内部に設け、さらに個々の補強板12と蓄熱部6の内壁の接触部をロー付け等の加工により接合して構成することにより、槽内の圧力が上昇する場合においても変形を少なくして破損を防止することができる。
以上のように、本実施の形態においては、蓄熱部6の内部に補強板12を接合して複数枚積層することにより、耐圧性を向上することとなり、装置の小型化を図れる小型化構造においても給水圧の高い水道などを直接接続して利用することができる。
(実施の形態3)
図3は本発明の第3の実施の形態のヒートポンプ蓄熱装置の構成図を示すものである。
図3において、蓄熱部6は内部に波板10と平板11を接合積層して構成する補強板12の空間部13に潜熱蓄熱剤を有する蓄熱体14を設けて構成している。
以上のように構成されたヒートポンプ蓄熱装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、蓄熱運転においては、蓄熱部6の上部から高温の湯を入れて内部を流して蓄熱体14に放熱したあと低温になった水を下部から出してヒートポンプ回路等の熱源に戻すように温水を循環して蓄熱体14に蓄熱し、放熱運転は蓄熱部6の下部に給水して内部を流
して蓄熱体14から熱を取り出して高温となった湯を上部からとり出して給湯等に供することとなる。この時、水より比熱の大きな潜熱蓄熱剤等を蓄熱体14として用いることにより蓄熱能力を向上して装置を小型化することができる。
以上のように、本実施の形態においては、蓄熱部6の内部に波板10と平板11を接合積層して構成する補強板12の空間部13に蓄熱体14を有する構成とすることにより、蓄熱能力の大きな耐圧性に優れた小型の装置を実現することができる。
(実施の形態4)
図4は本発明の第4の実施の形態のヒートポンプ蓄熱装置の構成図を示すものである。
図4において、蓄熱部6は、長さ方向に複数の穴15を有する銅またはアルミなどの金属性の板状多穴管16を複数枚積層し、1部の穴に潜熱蓄熱剤を有する蓄熱体14を埋め込んで構成している。
以上のように構成されたヒートポンプ蓄熱装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、蓄熱運転時は、蓄熱部6の上部に温水を供給し板状多穴管16の穴15に流して穴15の1部に埋め込んだ蓄熱体14に放熱し低温になった水を下部より排出するように循環し、放熱運転は蓄熱部6の下部に給水して板状多穴管16の穴15に流して穴15の1部に埋め込んだ蓄熱体14から熱を取り出して高温となった湯を上部からとり出して給湯等に供することとなる。この時、水より比熱の大きな潜熱蓄熱剤等を蓄熱体14として用いることにより、蓄熱能力を向上して装置を小型化することができる。
以上のように、本実施の形態においては、板状多穴管16を複数枚積層し1部の穴に潜熱蓄熱剤を有する蓄熱体14を埋め込むことにより耐圧性と蓄熱能力を向上し、装置を小型化することができる。
(実施の形態5)
図5は本発明の第5の実施の形態のヒートポンプ蓄熱装置の構成図を示すものである。
図5において、蓄熱部6と、平板に穴を設けて形成した水流路17と高温冷媒流路18aを有する平板状の放熱器2とを一体に断熱する断熱体17を設けて構成している。
以上のように構成されたヒートポンプ蓄熱装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、蓄熱部6内の水を循環する水流路17とヒートポンプ回路の冷媒を循環する高温冷媒流路18aとを有する平板状の放熱器2を、高温冷媒流路18a側を蓄熱部6に接する用に設け、外周をグラスウールまたは樹脂の成型品で構成する断熱体17で覆うことにより、放熱器2から外部への放熱を低減し特に高温となる高温冷媒流路18aからの放熱を防止することができる。
以上のように、本実施の形態においては蓄熱部6と平板状の放熱器2とを一体に断熱する断熱体17を設けることにより、外部への放熱を低減して、配管スペースなどを低減することができるので、蓄熱性能を向上し装置を小型化することができる。
(実施の形態6)
図6は本発明の第6の実施の形態のヒートポンプ蓄熱装置の構成図を示すものである。
図6において、蓄熱部6と、平板に穴を設けて形成した高温冷媒流路18aと低温冷媒流路18bとを有する平板状の内部熱交換器20とを一体に断熱する断熱体17を設けて構成している。
以上のように構成されたヒートポンプ蓄熱装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、ヒートポンプ回路の冷媒を循環する高温冷媒流路18aと低温冷媒流路18bを有する平板状の内部熱交換器20を、高温冷媒流路18a側を蓄熱部6に接する用に設け、外周をグラスウールまたは樹脂の成型品で構成する断熱体17で覆うことにより、内部熱交換器20から外部へ放熱する熱量を低減することができる。
以上のように、本実施の形態においては蓄熱部6と平板状の内部熱交換器20とを一体に断熱する断熱体17を設けることにより、外部への放熱を低減して、配管スペースなどを低減することができるので、蓄熱性能を向上し装置を小型化することができる。
(実施の形態7)
図7は本発明の第7の実施の形態のヒートポンプ蓄熱装置の構成図を示すものである。
図7において、筐体7の内部には圧縮機1や蒸発器4などのヒートポンプ回路の部品を上部に配し、蓄熱部6を底部に配して構成している。
以上のように構成されたヒートポンプ蓄熱装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、筐体7の低部に最も重量の重い蓄熱部6を配することにより、装置の重心は低い位置に設定することとなり、転倒を防止して安定した設置を行うことができる。
この時、筐体7の底面寸法に近づけた寸法に蓄熱部6を設計することにより筐体7のコーナー部に発生する無効な空間を大幅に低減することができる。
以上のように、本実施の形態においては、筐体7の低部に蓄熱部6を設けることにより、地震などにおける装置の転倒を防止して、装置を小型化することができる。
(実施の形態8)
図8は本発明の第8の実施の形態のヒートポンプ蓄熱装置の構成図を示すものである。
図8において、蓄熱部6の周囲を覆う平板状真空断熱材21を設けて構成している。
以上のように構成されたヒートポンプ蓄熱装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、蓄熱部6の平面状の周囲面を平板形状を保った状態で平板状真空断熱材21で覆うことにより、曲げ加工等を行う必要がなく、真空断熱剤の密閉度を低下させることがないので、高断熱性能を維持した状態で断熱施工することとなる。この時、断熱体として真空断熱剤を用いることにより断熱体の厚みも薄くすることができる。
以上のように、本実施の形態においては、周囲が平面形状である蓄熱部6を平板状真空断熱材21で覆うことにより、真空断熱材の高断熱性能を損なうことなく蓄熱部6を断熱して放熱を低減することとなり、蓄熱性能を向上して装置を小型化することができる。
(実施の形態9)
図9は本発明の第9の実施の形態のヒートポンプ蓄熱装置の構成図を示すものである。
図9において、U字状蒸発器22の開口部を蓄熱部6の1面で塞いで風回路を形成し、筐体7の上部に送風ファン8を設けて構成している。
以上のように構成されたヒートポンプ蓄熱装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、送風ファン8を運転することにより、空気はU字状蒸発器4の周囲から吸い込まれ筐体7の上部から外に排出される。この時、筐体7の底部と蓄熱部6の1面が風回路の壁面を構成することにより、特別な風回路部品を追加することなく簡易な構成で安定した空気の流れを形成することができる。
以上のように、本実施の形態においては、蒸発器をU字型に加工して形成し、筐体7の底部と蓄熱部6で風回路を構成することにより、風回路空間とU字状蒸発器22の占有する容積を低減することとなり、装置を小型化することができる。
以上のように、本発明にかかるヒートポンプ蓄熱装置は、高効率な蓄熱運転が可能となるので、住宅の暖房、浴室暖房乾燥、衣類乾燥機および産業用の廃熱回収装置などの用途にも適用できる。
(a)本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ蓄熱装置の回路図(b)同ヒートポンプ蓄熱装置の斜視図 (a)本発明の実施の形態2における蓄熱装置の断面図(図2(b)のA−A断面図)(b)同蓄熱装置の正面図 (a)本発明の実施の形態3における蓄熱装置の断面図(図3(b)のA−A断面図)(b)同蓄熱装置の正面図 (a)本発明の実施の形態4における蓄熱装置の断面図(図4(b)のA−A断面図)(b)同蓄熱装置の正面図 (a)本発明の実施の形態5における蓄熱装置の断面図(図5(b)のA−A断面図)(b)同蓄熱装置の正面図 (a)本発明の実施の形態6における蓄熱装置の断面図(図6(b)のA−A断面図)(b)同蓄熱装置の正面図 本発明の実施の形態7におけるヒートポンプ蓄熱装置の斜視図 (a)本発明の実施の形態8における蓄熱装置の断面図(図8(b)のA−A断面図)(b)同蓄熱装置の正面図 本発明の実施の形態8におけるヒートポンプ蓄熱装置の斜視図 (a)従来のヒートポンプ蓄熱装置の回路図(図10(b)のA−A断面図)(b)同ヒートポンプ蓄熱装置の斜視図
符号の説明
1 圧縮機
2 放熱器
3 絞り手段
4 蒸発器
5 ヒートポンプ回路
6 蓄熱部
7 筐体
8 ファン
9 循環ポンプ
10 波板
11 平板
12 補強板
13 空間部
14 蓄熱体
15 穴
16 平板多穴管
17 水流路
18a 高温冷媒流路
18b 低温冷媒流路
19 断熱体
20 内部熱交換器
21 平板状真空断熱剤
22 U字状蒸発器

Claims (9)

  1. 圧縮機、放熱器、絞り手段、蒸発器を有するヒートポンプ回路と、前記放熱器に接続され、少なくとも略角部を有する蓄熱部と、前記蓄熱部の略角部と略相似形状の略角部を有する筐体とを備え、前記ヒートポンプ回路と前記蓄熱部とを、前記蓄熱部の略角部と前記筐体の略角部とが対向するように前記筐体内に配設する構成としたヒートポンプ蓄熱装置。
  2. 蓄熱部は、波板と平板とを接合積層した補強板を有する請求項1に記載のヒートポンプ蓄熱装置。
  3. 蓄熱部は、波板と平板とを接合積層して形成される空間部に蓄熱体を設ける構成とした請求項1または2に記載のヒートポンプ蓄熱装置。
  4. 蓄熱部は、蓄熱体を埋め込んだ複数の穴を有する板状多穴管を積層して形成する構成とした請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒートポンプ蓄熱装置。
  5. 蓄熱部と放熱器とを一体に断熱する断熱体を設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載のヒートポンプ蓄熱装置。
  6. ヒートポンプ回路の高圧側と低圧側とを熱交換する内部熱交換器を備え、蓄熱部と前記内部熱交換器とを一体に断熱する断熱体を設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載のヒートポンプ蓄熱装置。
  7. 蓄熱部の周囲を、真空断熱材で覆う構成とした請求項1〜4のいずれか1項に記載のヒートポンプ蓄熱装置
  8. 筐体の底部に蓄熱部を配設する構成とした請求項1〜7のいずれか1項に記載のヒートポンプ蓄熱装置
  9. 蒸発器と蓄熱部とで、前記蒸発器の送風流路を形成する構成とした請求項1〜8のいずれか1項に記載のヒートポンプ蓄熱装置。
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