JP2007216832A - タイヤ空気圧監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤ内空間に設置されている送信装置へアクセスするための専用の工具が無くても、送信装置との有線接続が可能に構成されたタイヤ空気圧監視システムを提供する。
【解決手段】空気圧測定手段、タイヤの属性に関する識別情報を記憶可能な記憶手段、及び、識別情報を空気圧測定手段による測定結果情報に関連付けて外部に無線送信する送信手段を有し、タイヤ内空間4に設置される送信装置20と、送信装置20から送信される測定結果情報及び識別情報を受信する受信装置11とを備えるタイヤ空気圧監視システム10であって、送信装置20は、タイヤ1とホイール2とが組み付けられた状態でタイヤ内空間4の外部に露出して、タイヤ内空間4の外部との間での有線接続による通信を可能にする有線接続用端子22を備え、記憶手段は、有線接続用端子22を介した通信により識別情報を記憶するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のタイヤとホイールとによって形成されるタイヤ内空間の空気圧を測定するタイヤ空気圧監視システムに関する。
走行中の車両において、タイヤとホイールとによって形成されるタイヤ内空間の空気圧を測定し、その空気圧の測定結果情報を車両の乗員に提示可能なタイヤ空気圧監視システムがある。このようなタイヤ空気圧監視システムは、タイヤ内空間の空気圧を測定する空気圧測定手段と、その空気圧の測定結果情報を外部に無線送信する送信手段とを有する送信装置、及び、送信装置から送信される測定結果情報を受信する受信装置を備えている。送信装置はタイヤ内空間に設置され、受信装置は車体側に設置されている。つまり、タイヤ空気圧監視システムは、一台の車両に搭載されている。このようなタイヤ空気圧監視システムを搭載した車両が複数台隣接して走行している場合、受信装置は、他の車両の送信装置が送信した測定結果情報を受信することもある。よって、受信装置は、受信した測定結果情報が自車の送信装置から送信された情報であるのか、又は、他車の送信装置から送信された情報であるのかを識別しなければならない。そこで、特許文献1に記載のタイヤ空気圧監視システムは、固有の識別情報を送信装置と受信装置とに記憶させておき、送信装置から上記測定結果情報と上記識別情報とを併せて送信させるように構成されている。その結果、受信装置は、上記識別情報を解析することで、受信した測定結果情報が自車の送信装置から送信されたものであるのか否かを判定できる。
また、特許文献1に記載のタイヤ空気圧監視システムにおいて、送信装置の記憶部に上記識別情報を記憶させる作業は、識別情報設定装置を用いて行われる。この識別情報設定装置は、その記憶部に、受信装置が記憶しているのと同じ上記識別情報を記憶しており、作業者が操作することで、記憶している識別情報を送信装置に送信して記憶させることができる。但し、特許文献1に記載のタイヤ空気圧監視システムでは、送信装置と識別情報設定装置とは有線接続によってのみ通信可能であるにも拘わらず、送信装置はタイヤとホイールとによって形成されるタイヤ内空間の内部に設けられている。そのため、作業者は、タイヤがホイールから取り外され、タイヤ内空間の内部に設けられていた送信装置が露出された状態になって初めて、この送信装置に対して識別情報設定装置を有線接続できる。そして、作業者は、識別情報設定装置を入力モードに切り換えて識別情報を内部で呼び出した後、識別情報設定装置を書き換えモードに切り換えてその識別情報を送信装置に送信して、送信装置の記憶部に識別情報を記憶させる。その結果、送信装置が記憶している識別情報と受信装置が記憶している識別情報とが一致することになる。そして、次に送信装置が測定結果情報と識別情報とを併せて送信すると、受信装置は、その測定結果情報が自車の送信装置から送信された情報であると認識できる。
尚、送信装置と識別情報設定装置との間の通信を無線通信により確立して、識別情報設定装置から送信装置の記憶部に識別情報を記憶させることも可能である。しかし、識別情報設定装置から送信される自車の識別情報を含む無線信号は、自車の送信装置のみに選択的に到達する訳ではなく、他車の送信装置にも到達して記憶されるという問題がある。そのため、タイヤ空気圧監視システムの送信装置に識別情報を記憶させるとき、送信装置と識別情報設定装置との間の通信を有線通信により確立することが必要である。
再公表特許WO02/094588号
上述した識別情報を送信装置に記憶させる作業は、例えば、タイヤ及びホイールを購入し、自身で車両に取り付けようとする一般ユーザが行う場合もある。しかし、特許文献1に記載のタイヤ空気圧監視システムでは、送信装置はタイヤとホイールとによって形成されるタイヤ内空間に設けられているので、タイヤがホイールから取り外された状態でしかこの識別情報を記憶させる作業を行うことはできない。よって、タイヤとホイールとの取外し及び組み付けを行うための専用の工具及び技術を持っていない一般ユーザは、特許文献1に記載のタイヤ空気圧監視システムを実施できないことになる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、タイヤ内空間に設置されている送信装置へアクセスするための専用の工具が無くても、送信装置との有線接続が可能に構成されたタイヤ空気圧監視システムを提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係るタイヤ空気圧監視システムの特徴構成は、車両のタイヤとホイールとによって形成されるタイヤ内空間の空気圧を測定する空気圧測定手段、前記タイヤの属性に関する識別情報を記憶する記憶手段、及び、前記識別情報を前記空気圧測定手段による測定結果情報に関連付けて外部に無線送信する送信手段を有し、前記タイヤ内空間に設置される送信装置と、
前記送信装置から送信される前記測定結果情報及び前記識別情報を受信する受信装置とを備えるタイヤ空気圧監視システムであって、
前記送信装置は、前記タイヤと前記ホイールとが組み付けられた状態で前記タイヤ内空間の外部に露出して、前記タイヤ内空間の外部との間での有線接続による通信を可能にする有線接続用端子を備え、前記記憶手段は、前記有線接続用端子を介した通信により前記識別情報を記憶するように構成されている点にある。
ここで、タイヤの属性に関する識別情報とは、タイヤがどの車両に装着されているか等を識別可能な情報である。
上記特徴構成によれば、送信装置が備える有線接続用端子は、タイヤとホイールとが組み付けられた状態でタイヤ内空間の外部に露出して、タイヤ内空間の外部との間での有線接続による通信を可能にするので、タイヤ内空間に設置されている送信装置へアクセスするための専用の工具や技術などがなくても、送信装置に対する有線接続が可能になる。つまり、タイヤ内空間に設置されている送信装置へアクセスするための専用の工具や技術などを所持していなくても、上記識別情報の送信装置の記憶手段への書き込み作業や、送信装置の記憶手段に記憶されている識別情報の書き換え作業などを実施できる。その結果、タイヤ空気圧監視システムにおいて、送信装置から無線送信された測定結果情報が、自車に装着されているタイヤの空気圧に関する情報であるか否かが正確に識別されるようになる。
本発明に係るタイヤ空気圧監視システムの別の特徴構成は、予め記憶した前記タイヤの属性に関する識別情報を、前記有線接続用端子に有線接続された状態で、前記送信装置の前記記憶手段に記憶させる識別情報設定装置を備える点にある。
上記特徴構成によれば、識別情報設定装置は、予め記憶した上記タイヤの属性に関する識別情報を、有線接続用端子に有線接続された状態で、送信装置の記憶手段に記憶させることが可能であるので、識別情報設定装置を用いれば、送信装置の記憶手段への上記識別情報の書き込み作業や、送信装置の記憶手段に記憶されている識別情報の書き換え作業を容易に行うことができる。よって、送信装置の記憶手段への上記識別情報の書き込み間違いや、送信装置の記憶手段に記憶されている識別情報の書き換え間違いなどが発生しないようにできる。
本発明に係るタイヤ空気圧監視システムの別の特徴構成は、前記識別情報は、前記車両において前記タイヤが装着される位置に関するタイヤ位置情報を含み、
前記識別情報設定装置は、予め記憶した前記タイヤ位置情報を、前記有線接続用端子に有線接続された状態で、前記送信装置の前記記憶手段に記憶させる点にある。
上記特徴構成によれば、識別情報設定装置は、予め記憶した上記タイヤ位置情報を、有線接続用端子に有線接続された状態で、送信装置の記憶手段に記憶させる。よって、識別情報設定装置を用いれば、送信装置の記憶手段への上記タイヤ位置情報の書き込み作業や、送信装置の記憶手段に記憶されているタイヤ位置情報の書き換え作業を容易に行うことができる。そして、送信装置の記憶手段への上記タイヤ位置情報の書き込み間違いや、送信装置の記憶手段に記憶されているタイヤ位置情報の書き換え間違いなどが発生しないようにできる。そして、タイヤ空気圧監視システムにおいて、送信装置から無線送信された測定結果情報が、自車のどの位置に装着されているタイヤの空気圧に関する情報であるか否かが正確に識別されるようになる。
本発明に係るタイヤ空気圧監視システムの別の特徴構成は、前記送信装置は、前記タイヤ及び前記ホイールの回転に応じた加速度を測定可能な加速度測定手段を有し、
前記送信装置は、前記記憶手段に記憶されている情報を維持したまま前記測定結果情報の送信を休止可能であり、及び、前記加速度測定手段による測定結果に基づいて、前記測定結果情報の送信を再開するように構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、タイヤ及びホイールを車両から取り外したときには、送信装置から外部への上記測定結果情報の無線送信は不要であるので、それを休止することができる。その結果、送信装置の内部電源の消耗を抑制できる。また、送信装置は、加速度測定手段の測定結果に基づいて、タイヤ及びホイールが回転しているのか又は静止しているのかを判定できる。つまり、送信装置は、タイヤ及びホイールが再び車両に装着され、その車両が走行しているか否かを判定できる。また、測定結果情報の送信が休止されている間、送信装置の記憶手段に記憶されている情報は維持されている。よって、送信装置は、タイヤ及びホイールが再び同じ車両に装着され、その車両が走行しているときには、記憶手段に記憶していた識別情報と測定結果情報との無線送信を自動的に再開できる。
<第1実施形態>
以下に、図面を参照して本発明のタイヤ空気圧監視システムの構成について説明する。
図1は、タイヤ空気圧監視システム10の機能ブロック図である。また、図2は、送信装置20の機能ブロック図である。
図1に示すように、第1実施形態のタイヤ空気圧監視システム10は、車両のタイヤ1とホイール2とによって形成されるタイヤ内空間4に設置される送信装置20と、その送信装置20から送信される情報を受信する受信装置11とを備える。受信装置11は車両(図示せず)に搭載されており、送信装置20から送信された情報を受信して、車両内の各部へその情報を送信する。例えば、送信装置20からタイヤ1の空気圧の測定結果情報を受信した場合、車両内のタイヤ空気圧表示部(図示せず)で表示されるようにその情報を送信する。また、タイヤ1への空気の圧入はタイヤバルブ3を介して行われる。
送信装置20は、上記タイヤ内空間4の空気圧を測定する圧力センサ21と、この送信装置20の内部での情報処理及び外部との通信制御を行うコントローラ23とを備える。コントローラ23は、送信装置20で取り扱われる情報を記憶する記憶部24と、上記情報処理及び上記通信制御を行う制御部25とを備える。本実施形態では、圧力センサ21は、所定タイミングでタイヤ内空間4の空気圧を測定し、その都度、測定結果をコントローラ23に送信して記憶部24に記憶させるように構成されている。また、送信装置20は、外部との有線接続による通信を可能にする通信部26と、外部へ無線接続によって情報送信を可能にする無線送信部27とを備える。図1及び図2に示すように、通信部26は、送信装置20が備える有線接続用端子22と接続され、無線送信部27は、送信装置20が備えるアンテナ28と接続されている。
有線接続用端子22は、タイヤ1とホイール2とが組み付けられた状態でタイヤ内空間4の外部に露出して、タイヤ内空間4の外部との間での有線接続による通信を可能にする。本実施形態では、有線接続用端子22は、ホイール2に設けられた貫通孔にタイヤ内空間4の内部から外部に向けて挿入されることで、外部に露出している。ホイール2に貫通孔が設けられていない場合には、新たに貫通孔を設ければよい。また、アンテナ28は、タイヤ内空間4の中から外部へ電波を送信可能にする。
以上のように、上記圧力センサ21は本発明の空気圧測定手段に相当し、上記記憶手段は本発明の記憶部24に相当し、上記無線送信部27と上記アンテナ28とは本発明の送信手段に相当する。
送信装置20の記憶部24には、圧力センサ21による空気圧の測定結果情報及びタイヤ1の属性に関する識別情報が記憶されている。ここで、タイヤ1の属性に関する識別情報とは、タイヤがどの車両に装着されているのかを識別可能な情報であり、言い換えると、タイヤが装着されている車両を識別可能な車両識別情報である。よって、以下の実施形態ではタイヤ1の属性を識別可能な識別情報のことを、車両識別情報と記す。そして、上記送信装置20が走行中のタイヤ1に設置され、上記受信装置11が車両に搭載されているとき、タイヤ空気圧の測定結果情報が送信装置20から受信装置11へ所定のタイミングで上記無線送信部27及びアンテナ28を介して無線送信される。
通常、上記送信装置20は車両が備える4個の車輪のそれぞれに設置されている。そして、各送信装置20は、それぞれ個別にタイヤ空気圧の測定結果情報を、車両の車体側に搭載された受信装置11に送信する。よって、受信装置11は、4個のタイヤ1の空気圧に関する測定結果情報を受信することになる。また、自車の付近に他の車両が存在している場合、他車の車輪に設置された送信装置20からも、他車のタイヤ1の空気圧に関する測定結果情報を受信することもある。
但し、本発明のタイヤ空気圧監視システム10では、送信装置20は、タイヤ1が装着される自車を識別可能な車両識別情報(以下、「車両ID」と記すこともある)をタイヤ1の空気圧の測定結果情報と関連付けて無線送信する。受信装置11も、同じ車両IDを記憶している。そのため、受信装置11は、受信した車両IDを参照して、その測定結果情報が自車のタイヤ1に関するものであるのか否かの判定を行える。
以下に、送信装置20の記憶部24に車両ID等を記憶させる作業手順について説明する。
図3は、本発明のタイヤ空気圧監視システム10において車両ID等を設定するために用いられる識別情報設定装置30の機能ブロック図である。識別情報設定装置30は、車両に付属する別体の装置であるが、車両に組み込まれた装置であってもよい。識別情報設定装置30は、予め車両IDを記憶し、有線接続用端子22に有線接続されると、送信装置20の記憶部24にその車両IDを書き込んで記憶させるための通信が可能になる。具体的には、図3に示すように、識別情報設定装置30は、送信装置20の有線接続用端子22に接続される設定装置側端子31と、装置本体33と、これら設定装置側端子31と装置本体33とを接続するケーブル32とを備える。また、装置本体33は、外部との有線通信による通信を可能にする通信部34と、この装置本体33の内部での情報処理及び外部との通信制御を行うコントローラ35を備える。コントローラ35は、識別情報設定装置30で取り扱われる情報を記憶する記憶部36と、上記情報処理及び上記通信制御を行う制御部37とを備える。また、装置本体33は、送信装置20の記憶部24に車両ID等を記憶させる作業において、作業者からの情報の入力を受け付ける入力受付部39と、取り扱われる情報を作業者に対して表示する表示部38とを備える。
図4は、識別情報設定装置30において車両ID及び後述するタイヤ位置情報(以下、「タイヤ位置ID」と記すこともある)を設定するときの識別情報設定装置30の表示部38における表示画面例である。本実施形態において、表示部38は、タッチパネル式の入力受付部39を兼用しているが、表示部38と入力受付部39とが別体であっても構わない。
表示部38には、タイヤ1の位置を特定するための左前輪ボタン40、左後輪ボタン41、右前輪ボタン42、右後輪ボタン43、車両IDの設定モードにする車両IDボタン44、タイヤ位置IDの設定モードにするタイヤ位置IDボタン45、設定を指令するための設定ボタン46、送信装置20からの送信の休止を指令するための送信休止ボタン47、及び、送信装置20からの送信の開始(又は送信の再開)を指令するための送信開始ボタン48が表示されている。
〔車両IDの設定〕
新たなタイヤ1及びホイール2が車両に装着されるとき、以後、そのタイヤ内空間4に配置される送信装置20が自車に属するものであることが認識されるように、その新たな送信装置20の記憶部24に自車の車両IDを記憶させる。つまり、送信装置20が送信した測定結果情報が、受信装置11において自車のタイヤ1の空気圧であることが認識されるように、送信装置20の記憶部24に自車の車両IDを記憶させる。そのときの作業手順としては以下のようなものである。但し、新たなタイヤ1及びホイール2が、車両の左前輪に装着予定である場合を例に説明する。
まず、作業者は、識別情報設定装置30の設定装置側端子31を、タイヤ内空間4の外部に露出した送信装置20の有線接続用端子22に接続する。これにより、識別情報設定装置30の通信部34及び制御部37は自身が送信装置20に有線接続されたことを認識し、識別情報設定装置30から送信装置20の記憶部24に車両IDを書き込んで記憶させるための通信が可能になる。次に、作業者は、図4に例示した車両IDボタン44と左前輪ボタン40とを押し操作し、引き続いて設定ボタン46を押し操作する。これにより、識別情報設定装置30の制御部37は上記各種ボタンの押し操作を認識して、識別情報設定装置30の記憶部36に予め記憶されている自車の車両IDを呼び出し、通信部34とケーブル32と設定装置側端子31とを介して、その車両IDを送信装置20に送信する。
送信装置20の制御部25は、有線接続用端子22と通信部26とを介して受信した車両IDを記憶部24に記憶する。このとき、制御部25は、既に別の車両IDが記憶されている場合には、その車両IDを書き換えさせる。
以上のようにして、車両の左前輪に装着予定であるタイヤ1及びホイール2のタイヤ内空間4に設置されている送信装置20の記憶部24に、その車両の車両IDが記憶される。
〔タイヤ位置IDの設定〕
本実施形態のタイヤ空気圧監視システムでは、新たなタイヤ1及びホイール2が車両に装着されるとき、そのタイヤ内空間4に配置される送信装置20が自車のどのタイヤ位置に装着されるものであるのかが認識されるように、その新たな送信装置20の記憶部24にタイヤ位置IDを記憶させることもできる。受信装置11も、同じタイヤ位置IDと、そのタイヤ位置IDに対応する自車のタイヤ位置に関する情報とを記憶している。或いは、既に車両に装着されており、タイヤ位置IDを記憶している送信装置20が設置されたタイヤ1及びホイール2を別のタイヤ位置に移動させるとき、新たなタイヤ位置IDを送信装置20の記憶部24に記憶させることもできる。つまり、送信装置20が送信した測定結果情報が、受信装置11において自車のどの位置のタイヤ1の空気圧であるかが認識されるように、送信装置20の記憶部24にタイヤ位置IDを記憶させる。そのときの作業手順としては以下のようなものである。但し、新たなタイヤ1及びホイール2が、車両の左前輪に装着予定である場合を例に説明する。
まず、作業者は、識別情報設定装置30の設定装置側端子31を、タイヤ内空間4の外部に露出した送信装置20の有線接続用端子22に接続する。これにより、識別情報設定装置30の通信部34及び制御部37は自身が送信装置20に有線接続されたことを認識し、識別情報設定装置30から送信装置20の記憶部24にタイヤ位置IDを書き込んで記憶させるための通信が可能になる。次に、作業者は、図4に例示したタイヤ位置IDボタン45と左前輪ボタン40とを押し操作し、引き続いて設定ボタン46を押し操作する。これにより、識別情報設定装置30の制御部37は上記各種ボタンの押し操作を認識して、識別情報設定装置30の記憶部36に予め記憶されている左前輪のタイヤ位置IDを呼び出し、通信部34とケーブル32と設定装置側端子31とを介して、そのタイヤ位置IDを送信装置20に送信する。
送信装置20の制御部25は、有線接続用端子22と通信部26とを介して受信したタイヤ位置IDを記憶部24に記憶する。このとき、制御部25は、既に別のタイヤ位置IDが記憶されている場合には、そのタイヤ位置IDを書き換えさせる。
以上のようにして、車両の左前輪に装着予定であるタイヤ1及びホイール2のタイヤ内空間4に設置されている送信装置20の記憶部24に、新たなタイヤ位置IDが記憶される。
また、識別情報設定装置30から送信装置20へ、車両IDとタイヤ位置IDとを併せて送信して、送信装置20の記憶部24に記憶させることもできる。その場合、左前輪ボタン40と車両IDボタン44とタイヤ位置IDボタン45とを両方押し操作した後で設定ボタン46を押し操作すればよい。
〔送信装置からの送信の開始〕
識別情報設定装置30は、車両IDを記憶部24に記憶した送信装置20から(又は、車両ID及びタイヤ位置IDの両方を記憶部24に記憶した送信装置20から)、タイヤ1の空気圧の測定結果情報と、それに関連付けられた車両ID(又は、車両ID及びタイヤ位置ID)との送信を開始させることができる。具体的には、作業者は、識別情報設定装置30の設定装置側端子31が、送信を開始させたい送信装置20の有線接続用端子22に接続された状態で、送信開始ボタン48を押し操作すればよい。これにより、識別情報設定装置30の制御部37は、上記送信開始ボタン48の押し操作を認識して、識別情報設定装置30の記憶部36に記憶されている送信開始指令を呼び出し、通信部34とケーブル32と設定装置側端子31とを介して、その送信開始指令を送信装置20に送信する。
送信装置20の制御部25は、有線接続用端子22と通信部26とを介して受信した送信開始指令を記憶部24に記憶する。更に、送信装置20の制御部25は、送信開始指令を受信して以降、所定のタイミングで、記憶部24に記憶されているタイヤ1の空気圧の最新の測定結果情報及び車両ID(又は、車両ID及びタイヤ位置ID)を呼び出し、無線送信部27に対して測定結果情報及び車両ID(又は、車両ID及びタイヤ位置ID)をアンテナ28から無線送信させる。これにより、受信装置11は、送信装置20から送信される測定結果情報及び車両ID(又は、車両ID及びタイヤ位置ID)を受信する。そして、車両内のタイヤ空気圧表示部(図示せず)で表示されるようにその情報を転送する。
〔送信装置からの送信の休止〕
識別情報設定装置30は、送信装置20からの測定結果情報及び車両ID(又は、車両ID及びタイヤ位置ID)の送信を休止させることができる。具体的には、作業者は、識別情報設定装置30の設定装置側端子31が、送信を休止させたい送信装置20の有線接続用端子22に接続された状態で、送信休止ボタン47を押し操作すればよい。これにより、識別情報設定装置30の制御部37は、上記送信休止ボタン47の押し操作を認識して、識別情報設定装置30の記憶部36に記憶されている送信休止指令を呼び出し、通信部34とケーブル32と設定装置側端子31とを介して、その送信休止指令を送信装置20に送信する。
送信装置20の制御部25は、有線接続用端子22と通信部26とを介して受信した送信休止指令を記憶部24に記憶する。更に、送信装置20の制御部25は、送信休止指令を受信して以降、記憶部24に記憶されているタイヤ1の空気圧の最新の測定結果情報及び車両ID(又は、車両ID及びタイヤ位置ID)の呼び出しを休止し、無線送信部27に対して測定結果情報及び車両ID(又は、車両ID及びタイヤ位置ID)をアンテナ28から無線送信させないようにする。送信装置20の制御部25は、送信休止指令を受けたとき、送信装置20の記憶部24に記憶されている車両ID(又は、車両ID及びタイヤ位置ID)などの情報をそのまま維持してもよく、或いは、それらの情報を消去してもよい。
〔送信装置からの送信の再開〕
識別情報設定装置30は、送信装置20からの測定結果情報及び車両ID(又は、車両ID及びタイヤ位置ID)の送信を休止させた後、再び測定結果情報及び車両ID(又は、車両ID及びタイヤ位置ID)の送信を再開させることができる。但し、その作業手順は上述した送信の開始の手順と同じであるため、説明を省略する。
<第2実施形態>
第2実施形態のタイヤ空気圧監視システムは、送信装置が、タイヤ1及びホイール2の回転に応じた加速度を測定可能な加速度測定手段としての加速度センサ59を備えている点で、上記第1実施形態のタイヤ空気圧監視システムと異なっている。以下に、第2実施形態のタイヤ空気圧監視システムについて説明するが、第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図5は、加速度センサ59を有する送信装置50を備えたタイヤ空気圧監視システムの送信装置の機能ブロック図である。上述したように、送信装置50は加速度センサ59を備えている。そして、加速度センサ59が測定した、タイヤ1及びホイール2に作用する加速度は、送信装置50のコントローラ53に送信され、コントローラ53の制御部55は、記憶部54にその情報を記憶させる。本実施形態において、有線接続用端子52、通信部56、無線送信部57及びアンテナ58の構成は、第1実施形態の有線接続用端子22、通信部26、無線送信部27及びアンテナ28の構成と同様である。
このように、加速度センサ59は、組み付けられたタイヤ1及びホイール2に作用する加速度を測定するので、送信装置50の制御部55は、加速度センサ59の測定結果に基づいて、タイヤ1及びホイール2の動作状態、つまり、タイヤ1及びホイール2が回転しているのか又は静止しているのかを判定できる。例えば、タイヤ1及びホイール2が車両に装着された状態で車両が走行しているとき、加速度センサ59が測定した加速度は一定時間以上の間、設定値以上になる。他方で、タイヤ1及びホイール2が車両から取りはずされた状態で単に持ち運びされるとき、加速度センサ59が測定した加速度が設定値以上になったとしても、それが継続するのは一定時間未満である。よって、送信装置50の制御部55は、加速度センサ59が測定した加速度が一定時間以上の間、設定時間以上であるとき、タイヤ1及びホイール2が車両に装着され、車両が走行していると判定できる。
第2実施形態のタイヤ空気圧監視システムは、2セットのタイヤ1及びホイール2を季節毎に使い分ける場合などに有効である。例えば、冬用のタイヤ(スタッドレスタイヤなど)1及びホイール2のセットを車両に装着しているとき、夏用のタイヤ1及びホイール2のセットは、車両から取り外され保管されている。ここで、車両から取り外されている状態では受信装置11へタイヤ1の空気圧の測定結果情報を送信する必要は無い。そのため、夏用のタイヤ1及びホイール2によって形成されるタイヤ内空間4に設けられた送信装置50に対して、第1実施形態で説明した手順に従って測定結果情報の送信休止指令を与え、例えば小型電池で構成される内部電源(図示せず)の消耗を抑制することが好ましい。また、夏用のタイヤ1及びホイール2は季節が変われば再び車両に装着されるため、送信装置50の記憶部54に記憶されている測定結果情報及び車両ID(又は、車両ID及びタイヤ位置ID)などの情報は、送信休止中においてそのまま維持しておく。
図6は、送信装置50により行われる無線送信の休止及び再開制御のフローチャートである。ステップ#100において送信装置50の制御部55は、受信装置11に対して、圧力センサ51によって測定された空気圧の測定結果情報及び車両ID(又は、車両ID及びタイヤ位置ID)の送信を行っているか否かを判定する。そして、制御部55は、受信装置11に対してそれらの情報を送信中である場合(ステップ#100において「Yes」の場合)、ステップ#110に移行する。ステップ#110において制御部55は、第1実施形態において説明したような形態で識別情報設定装置30から送信休止指令を受け取ったか否かを判定する。制御部55は、識別情報設定装置30から送信休止指令を受け取っていない場合(ステップ#110において「No」の場合)、この制御の初めにリターンする。つまり、送信装置50は、識別情報設定装置30から送信休止指令を受け取るまでは、所定のタイミングで測定結果情報及び車両ID(又は、車両ID及びタイヤ位置ID)を外部に無線送信し続ける。
一方で、ステップ#110において送信装置50の制御部55は、識別情報設定装置30から送信休止指令を受け取った場合、ステップ#130に移行して、測定結果情報及び車両ID(又は、車両ID及びタイヤ位置ID)の無線送信を休止する。そして、制御部55は、ステップ#140に移行する。但し、送信装置50の記憶部54に記憶されている測定結果情報及び車両ID(又は、車両ID及びタイヤ位置ID)などの情報は送信休止中においてそのまま維持しておく。
このようにして、例えば夏用のタイヤ1及びホイール2が、冬期に車両から取り外されて保管されているとき、そのタイヤ内空間4に設けられている送信装置50が、測定結果情報及び車両ID(又は、車両ID及びタイヤ位置ID)などの情報を無線送信しないようにできる。
また、ステップ#100において送信装置50の制御部55は、送信休止中である場合、ステップ#120に移行する。次に、ステップ#120において制御部55は、第1実施形態において説明したような形態で識別情報設定装置30から送信開始(再開)指令を受け取ったか否かを判定する。そして、制御部55は、識別情報設定装置30から送信開始(再開)指令を受け取った場合、ステップ#160に移行して、測定結果情報及び車両ID(又は、車両ID及びタイヤ位置ID)などの情報の無線送信を再開する。
ステップ#140において送信装置50の制御部55は、測定結果情報及び車両ID(又は、車両ID及びタイヤ位置ID)などの情報の送信休止中であって、識別情報設定装置30から送信開始(再開)指令を受け取っていないとき、加速度センサ59によって測定される加速度が設定値以上であるか否か、つまり、タイヤ1及びホイール2が動いているか否かを判定する。そして、制御部55は、加速度が設定値未満であるとき、タイヤ1及びホイール2が動いていない(つまり、保管されたままである)と判定して、この制御の初めにリターンする。また、制御部55は、加速度が設定値以上であるとき、タイヤ1及びホイール2が動いていると判定して、ステップ#150に移行する。
ステップ#150において送信装置50の制御部55は、加速度センサ59によって測定された加速度が一定時間以上の間、設定値以上であるか否かを判定する。つまり、制御部55は、タイヤ1及びホイール2が車両に装着され、車両が走行しているか否かを判定する。そして、制御部55は、加速度が一定時間以上の間、設定値以上であるとき、ステップ#160に移行し、測定結果情報及び車両ID(又は、車両ID及びタイヤ位置ID)などの情報の無線送信を再開する。他方で、制御部55は、加速度が設定値以上である期間が一定期間未満であるとき、つまり、タイヤ1及びホイール2が一時的に動かされただけであるとき、この制御の初めにリターンする。
以上のように、第2実施形態のタイヤ空気圧監視システムでは、送信装置50から外部の受信装置11への無線送信は、送信装置50に有線接続される識別情報設定装置30を用いて休止及び再開が可能に構成されている。また、送信装置50は、送信装置50が備える加速度センサ59で測定された加速度に基づいて、自動的に無線送信を再開するように構成されている。
従って、タイヤ1及びホイール2が車両から取り外されて保管されるときは、送信装置50からの無線送信を休止させて、送信装置50の内部電源(例えば、小型電池など)の消耗を抑制するようにできる。また、タイヤ1及びホイール2が再び車両に装着されたときには、作業者が識別情報設定装置30を用いて手動で、或いは、送信装置50が備える加速度センサ59の測定結果に基づいて自動的に、送信装置50からの無線送信を再開させることができる。
<別実施形態>
<1>
送信装置が備える有線接続用端子の構成は上記実施形態において説明したものに限定されず、様々な改変が可能である。例えば、図7は、有線接続用端子62がタイヤバルブを兼用する場合の改変例である。図7に示す例では、タイヤバルブ(有線接続用端子)62と送信装置60とは一体化されてホイールに固定されている。有線接続用端子62がタイヤバルブを兼用するように構成することで、タイヤバルブ用の貫通孔が形成されている汎用のホイールに対して、有線接続用端子62を挿入するための特別な加工を施すこと無く、送信装置60をタイヤ内空間4に装着することが可能となる。
<2>
上記実施形態において、識別情報設定装置30の記憶部36に車両IDが予め記憶されている場合について説明したが、この記憶部36は識別情報設定装置30に対して取り外し可能な記憶手段であってもよい。例えば、車両のドアやトランクの施錠や解錠を行うための無線信号を記憶したキーを記憶手段として用いてもよい。具体的には、識別情報設定装置30にキーの設置部位を設けておき、キーがその設置部位に置かれている場合に限って、そのキーの無線信号(車両ID)を読み出した識別情報設定装置30から送信装置20、50に対して車両IDを送信するように構成することができる。但し、車両にイモビライザなどの装置が搭載されている場合、自車のキーには識別コードが記憶されているが、その識別コードを車両IDとして用いることは望ましくない。
<3>
上記実施形態において、送信装置20、50は、タイヤ内空間4の空気圧を補正する目的で温度センサを備えていてもよい。その場合、送信装置20、50の制御部25、55は、温度センサの測定結果に基づいて空気圧の測定結果を補正し、記憶部24、54に記憶する。
また、送信装置20、50は、自身の内部電源(図示せず)の電圧値を監視するための電圧センサを備えていてもよい。そして、送信装置20、50の制御部25、55は、電圧センサの測定結果に基づいて電圧が低下したことを検知すると、空気圧の測定結果情報に加えて電圧の測定結果情報を受信装置11に送信し、車両の乗員に電圧が低下したことの警報を行わせる。
<4>
上記第2実施形態において、送信装置50が、加速度センサ59の測定結果に基づいて自動的に無線送信を再開する例について説明したが、自動的に無線送信を再開した後、更に自動的に無線送信を休止するように構成してもよい。例えば、加速度センサ59によって一定時間以上の間、設定値以上の加速度が検出されたものの、実際にはタイヤ及びホイールは車両に装着されていなかった場合、その後、加速度センサ59は長時間、加速度を検出しない。そこで、送信装置50の制御部55は、加速度センサ59の測定結果に基づいて自動的に無線送信を再開した後、所定期間(例えば、2日間など)の間に加速度が設定値以下の時間が所定時間(例えば、24時間など)継続すれば、自動的に無線送信を休止するように構成してもよい。
<5>
上記実施形態において、識別情報設定装置30を用いて送信装置20、50の記憶部24、54に車両ID及びタイヤ位置IDなどを書き込むとき、識別情報設定装置30においてパスワードの入力を要求するように構成してもよい。或いは、送信装置20、50の記憶部24、54に既に記憶されている車両ID及びタイヤ位置IDなどを書き換えるときにのみパスワードの入力を要求するように構成し、車両ID及びタイヤ位置IDなどを新規に書き込むときにはパスワードの入力を要求しないように構成してもよい。
第1実施形態のタイヤ空気圧監視システムの機能ブロック図 送信装置の機能ブロック図 識別情報設定装置の機能ブロック図 識別情報設定装置の表示部における表示画面例 第2実施形態のタイヤ空気圧監視システムの送信装置の機能ブロック図 送信装置により行われる無線送信の休止及び再開制御のフローチャート 有線接続用端子がタイヤバルブを兼用する場合の改変例
符号の説明
1 タイヤ
2 ホイール
4 タイヤ内空間
10 タイヤ空気圧監視システム
11 受信装置
20 送信装置
21 圧力センサ(空気圧測定手段)
22 有線接続用端子
24 記憶部(記憶手段)
27 無線送信部(送信手段)
28 アンテナ(送信手段)
30 識別情報設定装置
59 加速度センサ(加速度測定手段)

Claims (4)

  1. 車両のタイヤとホイールとによって形成されるタイヤ内空間の空気圧を測定する空気圧測定手段、前記タイヤの属性に関する識別情報を記憶する記憶手段、及び、前記識別情報を前記空気圧測定手段による測定結果情報に関連付けて外部に無線送信する送信手段を有し、前記タイヤ内空間に設置される送信装置と、
    前記送信装置から送信される前記測定結果情報及び前記識別情報を受信する受信装置とを備えるタイヤ空気圧監視システムであって、
    前記送信装置は、前記タイヤと前記ホイールとが組み付けられた状態で前記タイヤ内空間の外部に露出して、前記タイヤ内空間の外部との間での有線接続による通信を可能にする有線接続用端子を備え、前記記憶手段は、前記有線接続用端子を介した通信により前記識別情報を記憶するように構成されているタイヤ空気圧監視システム。
  2. 予め記憶した前記タイヤの属性に関する識別情報を、前記有線接続用端子に有線接続された状態で、前記送信装置の前記記憶手段に記憶させる識別情報設定装置を備える請求項1記載のタイヤ空気圧監視システム。
  3. 前記識別情報は、前記車両において前記タイヤが装着される位置に関するタイヤ位置情報を含み、
    前記識別情報設定装置は、予め記憶した前記タイヤ位置情報を、前記有線接続用端子に有線接続された状態で、前記送信装置の前記記憶手段に記憶させる請求項2記載のタイヤ空気圧監視システム。
  4. 前記送信装置は、前記タイヤ及び前記ホイールの回転に応じた加速度を測定可能な加速度測定手段を有し、
    前記送信装置は、前記記憶手段に記憶されている情報を維持したまま前記測定結果情報の送信を休止可能であり、及び、前記加速度測定手段による測定結果に基づいて、前記測定結果情報の送信を再開するように構成されている請求項1〜3の何れか一項に記載のタイヤ空気圧監視システム。
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