JP2007216393A - 回転印 - Google Patents

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JP2007216393A
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Hirotoshi Ishikawa
宏敏 石川
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Abstract

【課題】 無数の連続気泡を有する多孔質印材からなる無端印字ベルトを使用し、スタンプ台が不要となる連続捺印が可能な浸透印タイプの回転印であって、かつ、回転子を回転させても多孔質無端印字ベルトが空転することがなく確実に駆動する回転印を提供することを目的とする。
【解決手段】 枠主体の中間部間に固定軸を架設し、前記固定軸に回転自在に回転子を軸支させ、前記回転子に突起部を有するスポンジ材を被装し、枠主体の先端部間には橋架片を架設し、前記スポンジ材と前記橋架片との間には多孔質印材からなる無端印字ベルトを懸装してなる回転印において、前記スポンジ材が連続気泡を有する多孔質体からなり、かつ、インキを含浸させたインキ吸蔵体も兼用することを特徴とする回転印。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無数の連続気泡を有する多孔質印材からなる無端印字ベルトを使用した浸透印タイプの回転印に関するものである。
回転印は、日付、数字、文字等を変えて並列させた無端印字ベルトを枠主体中間部間に設けた回転子と枠主体の先端部間に架設した橋架片との間に緊張状態に懸装し、回転子に対する摩擦抵抗によって随時駆動できるようにしたものであって、事務用に便宜なものとして広く普及している。また、無端印字ベルトの切断を防止するために、実開昭47−36413号などの様に無端印字ベルトを懸装する回転子にスポンジ材を被装し、回転子自体に弾力性を持たせる回転印が提案されている。
実開昭47−36413号に用いられる無端印字ベルトは、外面に数字、文字等を鋳刻した非多孔質印材の裏面に補強布を合着したものなので、別途スタンプ台等を用意する必要があった。
そこで、非多孔質印材を連続気泡を有する多孔質印材に変更して多孔質無端印字ベルトとなし、実開昭47−36413号のスポンジ材にインキを保持させ、連続捺印可能な浸透印タイプの回転印を作成することが考えられる。
しかし、インキが潤滑剤として作用し、回転子を回転させても無端印字ベルトが徒らに空転するだけで駆動しない欠点があった。そこで、枠主体に固定軸の位置調整装置を設け、回転子を軸支している固定軸の位置を橋架片から若干遠去けることによって無端印字ベルトに懸かる張力を大きくする構成を試みたところ、多孔質無端印字ベルトは強度的に劣るので切断され易く、大きな張力をかけることができない欠点があった。
実開昭47−36413号公報 実開昭48−46711号公報
そこで本発明は、無数の連続気泡を有する多孔質印材からなる無端印字ベルトが確実に駆動する浸透印タイプの回転印を提供することを目的とする。
枠主体の中間部間に固定軸を架設し、前記固定軸に回転自在に回転子を軸支させ、前記回転子に突起部を有するスポンジ材を被装し、枠主体の先端部間には橋架片を架設し、前記スポンジ材と前記橋架片との間には多孔質印材からなる無端印字ベルトを懸装してなる回転印において、前記スポンジ材が連続気泡を有する多孔質体からなり、かつ、インキを含浸させたインキ吸蔵体も兼用することを特徴とする回転印。
本発明は、無数の連続気泡を有する多孔質印材からなる無端印字ベルトを使用した回転印であって、回転子に被装した連続気泡を有する多孔質体からなるスポンジ材にインキを含浸させてインキ吸蔵体としたので、スタンプ台が不要となる連続捺印が可能な浸透印タイプの回転印が得られ、かつ、スポンジ材に突起部を設けたので、回転子を回転させても多孔質無端印字ベルトが空転することがなく確実に駆動させることができる。
以下、図を用いながら詳細に説明する。
1は枠主体であって、その中間部間に固定軸2を架設し、固定軸2に回転自在に回転子3を軸支させてある。回転子3は、その周縁を歯状に形成してあり、また一側面中央部に短筒部4を設けてある。回転子3の短筒部4の外周には、短冊状に形成し、その角を突起部6としたスポンジ材5を被装してある。スポンジ材5の材質は、連続気泡を有する多孔質体である。また、枠主体1の先端部間には橋架片7を架設してある。スポンジ材5と橋架片7との間には、多孔質印材からなる無端印字ベルト9を懸装し、スポンジ材5にインキを含浸させたインキ吸蔵体を兼用させて本発明の回転印となる。
スポンジ材5は、SBR、NBR、CRなどの合成ゴムやNRなどの天然ゴム、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、PET、PBT、POM、PVAなどのプラスチックやポリエチレン系熱可塑性エラストマー、ポリウレタン系熱可塑性エラストマーなどの機能性プラスチック等、一般に広く使用されているゴムやプラスチックを用いることができ、これらを粒子同士を結合する焼結法や、発泡剤を混入させて形成する発泡法や、混在させた水溶性化合物を除去する溶出法などを用いて連続気泡を有する多孔質体としたものが使用される。
本発明のスポンジ材5は無端印字ベルト9を空転させることなく回転させるために、突起部6を形成することが必須であるが、短冊状に形成してその角を突起部とする以外にも、全周に亙って円周状のスポンジ材を作成し、その表面に突起部を形成することも可能である。
また、スポンジ材5には、通常の浸透印用インキを含浸させてインキ吸蔵体とし、無端印字ベルト9の裏面からインキを供給する構成としている。浸透印用インキとしては、ヒマシ油誘導体を主溶剤とする粘度700mPa・S(25℃)の油性顔料インキなどが例示できる。
無端印字ベルト9は、SBR、NBR、CRなどの合成ゴムやNRなどの天然ゴム、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、PET、PBT、POM、PVAなどのプラスチックやポリエチレン系熱可塑性エラストマー、ポリウレタン系熱可塑性エラストマーなどの機能性プラスチック等、一般に広く使用されているゴムやプラスチックを用いることができ、これらを粒子同士を結合する焼結法や、発泡剤を混入させて形成する発泡法や、混在させた水溶性化合物を除去する溶出法などを用いて連続気泡を有する多孔質体とすると同時に、外面に数字、文字等を形成し、裏面に補強布を合着したものが使用される。
特に、数字やアルファベットなどからなる鏡像文字をインキ滲出部とし鏡像文字以外の余白部分を非インキ滲出部として平版状の印面を形成した多孔質熱可塑性樹脂の裏面を織編物又は不織布からなる基布によって補強してなる多孔質無端印字ベルトであって、多孔質熱可塑性樹脂の厚さを0.1mm〜5.0mmにした多孔質無端印字ベルトは、引っ張り強度が比較的弱く、強い張力を懸けることができないので、本発明の構成を用いることは有用である。
なお、8は橋架片7を金属板をもってした場合にその外面に添装する潤滑性シートであり、9は多孔質印材の裏面に合着した補強布であり、11は枠主体1の基端に取り付ける把手である。
本発明のように構成されたものは、枠主体1の中間部間に架設した固定軸2に回転自在に軸支した回転子3の歯状に形成した周縁を手動により回転させれば、回転子3の一側面中央部に形成した短筒部4に被装したスポンジ材5と枠主体1の先端部間に架設した橋架片7との間に複数懸装された無端印字ベルト9が駆動され、無端印字ベルト9の外面に形成された捺印数字、文字等が随時変えられるものとなる。この際、スポンジ材5は懸装した無端印字ベルト9によって強制的に圧縮された状態となっているために、この圧縮状態から伸張復元しようとする弾発力を常に無端印字ベルト9の裏面に対し付加するものであって、その結果、無端印字ベルト9には無理な引張力がかからず、常に適度の緊張状態を保持される。その後、相当期間に亙る使用によって無端印字ベルト9が損耗したり或いは全体的な老化によって当該無端印字ベルト9に弛緩現象を生じるようになっても、この弛緩現象に即応して強制的に圧縮状態をとっていたスポンジ材5は逐次伸張するので、依然として無端印字ベルト9には弛緩なく、引き続き適正な緊張状態を保ったまま使用できるものであり、従って従来のこの種回転印のように無端印字ベルトの伸張度に応じ固定軸2と橋架片7との間隔を調整するため固定軸2を枠主体1に対し位置調整自在なものとしておく必要はなく、固定軸2を枠主体1にビスをもって固着する等の手段により固定軸2を枠主体1に架設する構成を用いればよいから組み立てが容易なものとなる利点もある。
また、スポンジ材5にインキを含浸させたインキ吸蔵体の機能を兼ねさせたので、連続捺印可能な回転印を得られることができ、かつ、スポンジ材5に突起部6を設けてあるので、回転子3を回転させても無端印字ベルト9が空転することがなく確実に駆動させることができる。
本発明の一部切欠側面図
符号の説明
1 枠主体
2 固定軸
3 回転子
4 短筒部
5 スポンジ材
6 突起部
7 橋架片
8 潤滑性シート
9 無端印字ベルト
10 補強布
11 把手

Claims (1)

  1. 枠主体の中間部間に固定軸を架設し、前記固定軸に回転自在に回転子を軸支させ、前記回転子に突起部を有するスポンジ材を被装し、枠主体の先端部間には橋架片を架設し、前記スポンジ材と前記橋架片との間には多孔質印材からなる無端印字ベルトを懸装してなる回転印において、前記スポンジ材が連続気泡を有する多孔質体からなり、かつ、インキを含浸させたインキ吸蔵体も兼用することを特徴とする回転印。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4834607A (ja) * 1971-09-08 1973-05-21
JPS514414A (ja) * 1974-06-27 1976-01-14 Nissan Motor

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4834607A (ja) * 1971-09-08 1973-05-21
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