JP2007216175A - 中空糸膜モジュールとその製造方法 - Google Patents

中空糸膜モジュールとその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】中空糸膜モジュールの形状などに対する制約が多い場合であっても、中空糸膜モジュールとして効率よく機能させる。
【解決手段】モジュールケース5内に収容している中空糸膜束7は、各中空糸膜の両端が端板9,11の表面に開口しており、この開口部から被加湿ガスを供給する。一方、第1ガス導入管17から導入する加湿ガスは、モジュールケース5の一端側部の第1ガス流入口5aから中空糸膜の外部に供給する。中空糸膜モジュール1の両端の各端板9,11には、中空糸膜モジュール1の中心側に向けて突出する円錐形状の凸部13,15を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の中空糸膜からなる中空糸膜束を容器内に収容して構成した中空糸膜モジュールおよびその製造方法に関する。
従来、中空糸膜モジュールとして、例えば下記特許文献1には、燃料電池への供給ガスを加湿するための加湿装置に適用したものが記載されている。この中空糸膜モジュールは、複数の中空糸膜からなる中空糸膜束を容器内に収容し、各中空糸膜の両端部を、樹脂からなる端板で固着し、その際各中空糸膜の両端を開口した状態とする。
そして、容器内の中空糸膜の外部に第1のガスを、中空糸膜の内部に第2のガスをそれぞれ供給し、この際、それぞれのガスは中空糸膜の内外の表面に接触して流れるので、水蒸気分圧の高いガス側の水蒸気が、水蒸気分圧の低いガス側へ中空糸膜を選択して通過ことによって加湿が行われる。
このとき、中空糸膜モジュールは、中空糸膜束の有効長をL、容器の内径をDとすると、L/Dが1.8以上、特に2〜6となるように設定することで、ガスの圧力損失を抑制しながら加湿効率を高めようとしている。
特開2004−55534号公報(段落0018,図3参照)
ところで、燃料電池を、各種部品のレイアウト制約の多い車両に搭載する場合、燃料電池とともに車両に搭載することになる加湿装置については、上記したような中空糸膜モジュールの必要な寸法設定を確保できないケースが発生し、また、中空糸膜モジュールは、通常全体の形状が円筒形であるが、矩形とする場合には、前述の寸法設定の要求を満たせない場合もあり、加湿効率が充分得られないことになる。
そこで、本発明は、中空糸膜モジュールの形状などに対する制約が多い場合であっても、中空糸膜モジュールを効率よく機能させることを目的としている。
本発明は、複数の中空糸膜からなる中空糸膜束の両端部を、前記各中空糸膜の両端を開口した状態で固着する固着部を設けて、前記中空糸膜束を容器内に収容し、この容器内の前記中空糸膜の外部に第1のガスを流通させるとともに、前記中空糸膜の内部に第2のガスを流通させる中空糸膜モジュールにおいて、前記固着部の少なくとも一方に前記中空糸膜束の他方の端部に向けて突出する凸部を設け、前記中空糸膜の端部を前記容器の内壁側に寄せることを主要な特徴とする。
本発明によれば、中空糸膜の外部を流れる第1のガスが充分行き届かない位置に凸部を設けることで、中空糸膜束の加湿に寄与しない領域を極力少なくし、中空糸膜モジュールとして効率よく機能させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる中空糸膜モジュール1を備える加湿装置の平面図である図2のA−A断面図である。この加湿装置は、図示しない燃料電池に供給するガスを加湿するもので、加湿により、燃料電池に使用するパーフルオロカーボンスルホン酸のような固体高分子電解質膜を適度な湿潤状態に保ち、これによりプロトン導電性の低下を防ぐとともに、固体高分子電解質膜と電極との接触不良を防止して、出力向上を図っている。
このような加湿装置は、全体が円筒形状を呈しており、円筒形のハウジング3の内部に前記した中空糸膜モジュール1を収容している。中空糸膜モジュール1は、図1中で両端が開口する円筒形の容器としてのモジュールケース5内に、複数の中空糸膜からなる中空糸膜束7を収容している。
中空糸膜束7の図1中で両端部は、モジュールケース5の両端部の開口部を閉塞するようにして設けてある固着部としての端板9,11によって固着してある。この端板9,11は、後述する方法で溶融状態の樹脂からなる固着剤を固化した、いわゆるポッティング部で構成してあり、その内部を各中空糸膜が図1中で上下に貫通し、端板9の上面および端板11の下面のそれぞれに、各中空糸膜の上端および下端の各開口部が露出している。
すなわち、上記した各中空糸膜の図1中で上端のガス供給口となる開口部から第2のガスとしての乾燥した被加湿ガスが流入し、中空糸膜内を流通することで、中空糸膜の外部に供給される第1のガスとしての湿潤状態の加湿ガスにより加湿された後、下端のガス放出口となる開口部からモジュール外部へ流出する。
また、上記した各端板9,11の中央には、互いに対向する方向に突出する凸部13,15を設けている。凸部13,15は、いずれも先端側程断面積が徐々に小さくなるよう例えば円錐形状としている。なお、凸部13,15は、円錐形状に限らず、多角錐形状や球形状の一部あるいはこれらを組み合わせた形状もしくはそれらに準ずる形状でも構わない。
凸部13,15を各端板9,11の中央に設けることで、中空糸膜束5の中央部分に位置する中空糸膜の両端部は、円錐形状に沿って屈曲するように、直径方向外側すなわちモジュールケース5の内壁側に寄せられた状態となる。したがって、この凸部13,15により、中空糸膜を配置しない領域を形成することになる。
上記したモジュールケース5の凸部13および凸部15にそれぞれ対応する位置には、第1ガス供給口としての第1ガス流入口5aおよび第1ガス流出口5bを、円周方向に沿って複数設けている。そして、図1中で左側の第1ガス流入口5aに対応する位置のハウジング3には、第1ガス導入管17を接続する。また、図1中で右側の第1ガス流出口5bに対応する位置のハウジング3には、第1ガス流出管19を接続する。
第1ガス導入管17と第1ガス流出管19との間における、ハウジング3とモジュールケース5との間には、円筒形状のシール材21を嵌入する一方、ハウジング3とモジュールケース5との間の図1中で両端には、環状の端部シール材23,25をそれぞれ嵌入している。
これにより、シール材21と端部シール材23との間に環状の第1ガス導入空間27が形成されるとともに、シール材21と端部シール材25との間に環状の第1ガス流出空間29がそれぞれ形成される。
すなわち、第1ガス導入管17から第1ガス導入空間27および第1ガス流入口5aを経て、モジュールケース5内の中空糸膜の外部に、第1のガスとしての加湿ガスが流入して流通し、中空糸膜の内部に供給される前記した第2のガスとしての被加湿ガスを加湿した後、第1ガス流出口5bおよび第1ガス流出空間29を経て第1ガス流出管19から外部へ流出する。
次に、上記した中空糸膜モジュール1の製造方法について、図3,図4を用いて説明する。図3,図4は、図1に示す中空糸膜モジュール1の両端の双方についての製造方法に対応しており、また製造する際の中空糸膜モジュール1の一部を省略している。
まず、図3(a)に示すように、多数の中空糸膜からなる中空糸膜束7をモジュールケース5内に収容した状態で、これら中空糸膜束7およびモジュールケース5の下端を、上部が開放している円形の固着剤収容キャップ31内に挿入する。このとき、各中空糸膜の端部開口は、加熱したり、あるいは樹脂を接着するなどして閉塞した状態とし、また中空糸膜束7およびモジュールケース5の下端は、固着剤収容キャップ31の底部に対して離間させる。
固着剤収容キャップ31は、底部中央に円錐形状の凸部形成用突起33を一体化して設けてあり、先端(上端)は、第1ガス流入口5aや第1ガス流出口5bより僅かに上方となるように設定している。上記した凸部形成用突起33が中空糸膜束7の中央部に入り込むことで、この中央部分の中空糸膜束7が、モジュールケース5の内壁側に寄せられた状態となる。
また、固着剤収容キャップ31の外周縁に設けた側壁31aの一部には、開口31bを設け、この開口31bに固着剤注入口となる固着剤注入管35を接続する。
次に、図3(b)に示すように、固着剤注入管35から、溶融状態のポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂やエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂からなるポッティング剤を、固着剤収容キャップ31内に注入する。この際、注入した溶融樹脂は、中空糸膜相互間に入り込んで行くが、中空糸膜の端部開口は閉塞しているので、中空糸膜の内部に入り込むことはない。
このとき注入する溶融状態の樹脂は、図3(b)に示すように、第1ガス流入口5aや第1ガス流出口5bより下方位置でかつ、中空糸膜の下端部と凸部形成用突起33の先端との間に相当する位置までとする。なお、溶融樹脂を注入する際には、モジュールケース5の外周面と固着剤収容キャップ31の側壁31aの内周面との間は、ほぼ密着状態としており、これら両者間からの溶融樹脂の漏れを防止している。
その後、上記注入した溶融樹脂が固化することで、複数の中空糸膜を固着させるとともに、凸部形成用突起33を固着させ、さらにモジュールケース5に対しても樹脂が固着し、これらが一体化する。
そして、これら固化した樹脂によって一体化したものを、図4(a)に示すように、固着剤収容キャップ31の側壁31a上端位置とほぼ同位置にて水平方向に切断することで、図4(b)に示すように、モジュールケース5の端部開口を、上記した樹脂からなる端板9,11および凸部13,15によって閉塞した中空糸膜モジュール1が得られる。この切断作業の際には、中空糸膜については、先端の閉塞した部分を切断することになるので、切断後の中空糸膜モジュール1は、各中空糸膜の端部が、端板9,11の表面にて開口した状態となる。
次に作用を説明する。図5に示すように、図中で上部における、端板9の表面に開口している各中空糸膜の端部開口から、第2のガスである被加湿ガスを供給する一方、同上部における第1ガス導入管17から第1のガスである加湿ガスを導入する。
中空糸膜の上端開口から供給する被加湿ガスは、中空糸膜内を図中で下方に向け流れ、下端開口から外部に流出する。
一方、第1ガス導入管17から導入する加湿ガスは、環状の第1ガス導入空間27に流入した後、第1ガス流入口5aから中空糸膜の外部、すなわち中空糸膜束7における各中空糸膜相互間を図中で下方に向けて流れ、第1ガス流出口5bから環状の第1ガス流出空間29に流出しつつ、第1ガス流出管19から外部へ流出する。
このとき、中空糸膜の外部を流れる加湿ガス中の水蒸気が中空糸膜を透過し、中空糸膜内を流れる被加湿ガスを加湿する。
ここで、中空糸膜の外部を流れる加湿ガスは、第1ガス流入口5aからモジュールケース5内に流入した後、図5中の曲線状の矢印で示すように、中空糸膜束におけるガスの流れやすい部位を、大きな円弧を描くように、中空糸膜内を流れる被加湿ガスの流れと並行した状態で流れる。
図6および図7は、上記した本実施形態の凸部13,15を設けていない中空糸膜モジュール10での中空糸膜の外部を流れるガスの流速分布を、中空糸膜モジュールの正面断面図および平面図としてそれぞれ示している。図7の平面図では、中心部が最も遅く、その外側が中速で、さらにその外側が最も速くなっている。一方、図6の正面断面図をみると、両端の直径方向中央が最も遅く、上下方向の中央でかつ直径方向中央部が中速で、直径方向外側付近が最も速くなっている。
上記した図6および図7を総合してみると、ガス流速が遅い部分は、図6中で両端付近における直径方向中心部であり、この部分は、本実施形態における凸部13,15を設けた部位に相当する。
図6,図7のように、中空糸膜の外部を流れるガスの流速が遅い部位は、ガスが行き届きにくく、中空糸膜が有効に利用されていないことになり、中空糸膜モジュール10として効率よく機能していないことになる。
一方、本実施形態においては、図1に示すように、上記したガスの行き届きにくい両端の中央部に凸部13,15を、特に円錐形状として設けることで、中空糸膜の両端部がモジュールケース5の内壁に寄せられ第1のガスが多く流れる部位に中空糸膜を配置することができる。これにより、中空糸膜モジュール1を加湿装置として車両に搭載するなど、中空糸膜モジュール1の形状に対する制約が多い場合であっても、中空糸膜束の無駄になる領域を極力少なくし、中空糸膜を有効利用して加湿性能を向上させ、中空糸膜モジュール1として効率よく機能させることができる。
また、第1の実施形態では、第1のガスと第2のガスを同方向の並行流としたが、図8に示すように、第1のガスと第2のガスを逆行流としてもよい。こうすることで、中空糸膜モジュール1全域で第1のガスと第2のガスとの温度差を保つことができ、第1のガスと第2のガスとの間での水蒸気の透過性能を維持できる。従って、第1の実施形態と同じ効果に加え、同方向の並行流れの場合と比較して加湿性能を向上させることができる。
図9は、本発明の第2の実施形態に係わる中空糸膜モジュール1Aを備える加湿装置の、前記図5に相当する断面図である。この中空糸膜モジュール1Aは、前記図1に示した中空糸膜モジュール1における図中で下部の凸部15を排除したものに相当する。その他の構成は、図1,図2に示した第1の実施形態における中空糸膜モジュール1と同様であり、第1の実施形態と同一部位に対しては同一符号を付してある。
第2の実施形態においても、上部に凸部13を設けているので、第1ガス導入管17から導入されて中空糸膜の外部を流れる加湿ガスは、第1ガス流入口5aからモジュールケース5内に流入した後、図5とほぼ同様に、図9中の曲線状の矢印で示すように、中空糸膜束7におけるガスの流れやすい部位を、大きな円弧を描くように、中空糸膜内を流れる被加湿ガスの流れと並行して流れる。
これにより、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、加湿装置を車両に搭載するなど、中空糸膜モジュール1の形状に対する制約が多い場合であっても、中空糸膜束の無駄になる領域を極力少なくし、中空糸膜を有効利用して加湿性能を向上させ、中空糸膜モジュール1として効率よく機能させることができる。
なお、第2の実施形態では、被加湿ガスと加湿ガスとが、共に図9中上方から下方に向けて並行流として流れている。このような場合、加湿性能としては、ガス流入側が高いが、ガス流出側では低くなる。このため、第2の実施形態のように、ガス流出側には、第1の実施形態におけるような凸部15をあえて設けずに、ガス流入側のみ凸部13を設けることで、加湿性能を所望に維持することができる。
上記した第2の実施形態のように、前記図1における両端の凸部13,15のうち一方のみ設ける場合の中空糸膜モジュールを製造するに際し、図5中の凸部を有しない下部については、前記図3,図4における固着剤収容キャップ31として、凸部形成用突起33を削除したものを使用する。これにより、中空糸膜モジュール1Aの図9中の下部においては、端板11が図1のような凸部15を有しないものとなり、中空糸膜束7の図9中で下端部の中央部分が、モジュールケース5の内壁側に寄ることなく、中央部分も含めて全体に均一に配置されることになり、各中空糸膜の下端開口は、端板11の下部表面全域に開口することになる。
なお、上記図9の例とは逆に、前記図1における上部の凸部13を設けずに、下部にのみ凸部15を設けるようにしてもよく、このように上下のいずれか一方にのみ凸部を設けることで、両方に凸部を設ける場合に比較して中空糸膜モジュールとして製造が容易となる。
図10は、本発明の第3の実施形態に係わる中空糸膜モジュール1Bを備える加湿装置の、前記図5に相当する断面図である。この中空糸膜モジュール1Bは、前記図1に示した中空糸膜モジュール1における両端の凸部13,15に代えて中空凸部37,39とし、中空凸部37,39の円錐面のほぼ全域にわたり連通孔37a,39aをそれぞれ設けている。
上記した中空糸膜モジュール1Bの製造方法について、図11,図12を用いて説明する。図11,図12は、前記した図3,図4と同様に、図10に示す中空糸膜モジュール1Bの両端の双方についての製造方法に対応しており、また製造する際の中空糸膜モジュール11Bの上部を省略している。
この場合には、図3,図4における固着剤収容キャップ31に代えて、図13に示すような、上部が開放した円形のキャップ本体41と、下部が開放した中空円錐形状の凸部形成用突起としての凸部形成用部材43とかなる固着剤収容キャップ45を使用する。固着剤収容キャップ45は、外周縁に設けた側壁41aの一部に開口41bを設け、この開口41bに固着剤注入口となる固着剤注入管47を接続する。また、キャップ本体41の底部中央には、凸部形成用部材43を設置するための環状のガイド突起41cを設けている。
凸部形成用部材43には、円錐面のほぼ全域に前記した連通孔37a,39aを形成している。この凸部形成用部材43を、キャップ本体41のガイド突起41cの内側に嵌め込み固定することで、図11(a)に示す固着剤収容キャップ45となる。
この固着剤収容キャップ45に、前記した図3(a)と同様に、図11(a)に示すように、中空糸膜束7およびモジュールケース5の一端を挿入することで、凸部形成用部材43が中空糸膜束7の中央部に入り込み、この中央部分の中空糸膜束7がモジュールケース5の内壁側に寄せられた状態となる。なお、凸部形成用部材43を中空糸膜束7の中央部に挿入する際には、中空糸膜が連通孔37a,39aに入り込まないようにする必要がある。
次に、図11(b)に示すように、固着剤注入管47から、図3(b)と同様に、溶融状態のポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂やエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂を、固着剤収容キャップ45内に注入する。このとき、本実施形態では、凸部形成用部材43に多数の連通孔37a(39a)を形成しているので、この連通孔37a(39a)から溶融状態の樹脂が凸部形成用部材43内にも入り込む。
その後、上記注入した溶融樹脂が固化すると、第1の実施形態と同様に、複数の中空糸膜を固着させるとともに、凸部形成用部材43もその内外から固着させ、さらにモジュールケース5に対しても樹脂が固着し、これらが一体化する。
そして、これら固化した樹脂によって一体化したものを、前記図4(a)と同様に、図12(a)に示すように、固着剤収容キャップ45の側壁41aの上端位置とほぼ同位置にて切断することで、図12(b)に示すように、モジュールケース5の端部開口を、上記した端板9,11によって閉塞した中空糸膜モジュール1Bが得られる。この切断作業の際には、中空糸膜については、先端の閉塞した部分を切断することになるので、切断後の中空糸膜モジュール1Bは、各中空糸膜の端部が、端板9,11の中空凸部37,39より外周側の表面にて開口した状態となる。
上記した第3の実施形態においても、前記した第1の実施形態と同様に、図10中で上部における、端板9の表面に開口している各中空糸膜の端部開口から、第2のガスである被加湿ガスを供給する一方、同上部における第1ガス導入管17から第1のガスである加湿ガスを導入することで、中空糸膜モジュール1B内にて、被加湿ガスが加湿ガスによって加湿される。
この際第3の実施形態においては、第1ガス導入管17から第1ガス流入口5aを経て中空糸膜束7に流入した加湿ガスの一部は、中空凸部37に設けてある複数の連通孔37aの図10中で主に上部から中空凸部37内に流入した後、下部の連通孔37aから中空凸部37の外部に流出する。
中空凸部37内から外部に流出するガスは、中空糸膜モジュール1Bの中心軸に沿った下方に向く流れとなり、下部の中空凸部39内に、その上部にある連通孔39aから主として流入してから、下部の連通孔39aから中空凸部39の外部に流出する。
中空凸部39外に流出したガスは、第1ガス導入管17から中空糸膜束7内に導入されて中空凸部37内に流入せずに第1の実施形態と同様にして下方に向けて流れるガス(図10中で曲線状の矢印で示す)とともに、第1ガス流出口5bおよび第1ガス流出管19から外部に流出する。
このように、第3の実施形態の中空糸膜モジュール1Bによれば、第1ガス導入管17から導入した加湿ガスの一部が、中空凸部37内に入り込むことから、加湿ガスが中空糸膜束7の中心部にも効率よく流れ、中空糸膜束7をより有効に利用することができ、加湿装置としての性能がより向上する。
なお、中空凸部37,39についても、前記図1に示した凸部13,15と同様に、円錐形状に限らず、多角錐形状や球形状の一部あるいはこれらを組み合わせた形状もしくはそれらに準ずる形状でも構わない。
図14は、本発明の第4の実施形態に係わる中空糸膜モジュール1Cを示す斜視図である。この中空糸膜モジュール1Cは、前記した各実施形態における中空糸膜モジュール1,1A,1Bのような円筒形ではなく、直方体形状としている。
すなわち、この中空糸膜モジュール1Cは、モジュールケース50が中空の直方体形状であり、このモジュールケース50内に中空糸膜束70を収容している。そして、図1の円錐形の凸部13,15に代えて、四角錐形の凸部49,51を中空糸膜束70の両端部から内部に挿入している。
図14に示す第4の実施形態のように、モジュールケース50が直方体形状の場合には、凸部49,51の基端側の底面の外形形状を長方形としており、またモジュールケース5が前記第1〜第3の実施形態のように円筒形の場合には、凸部(13,15),(37,39)の基端側の底面の形状を円形としている。すなわち、凸部(13,15),(37,39)の基端側の外形形状を、その外側のモジュールケース5,50内側の凸部(13,15),(37,39)を囲む形状に対してほぼ相似形としている。
ここで、中空糸膜モジュール内部での中空糸膜の外部を流れるガスが到達しにくい部位は、第1ガス流入口5a,50aからの距離により決まり、つまり中空糸膜モジュールの軸方向に直交する断面形状に大きく左右されることになる。そのため、上記のように凸部(13,15),(37,39),(49,51)の基端側の底面の形状とモジュールケース5,50の端部の形状とを互いに相似形とすることで、中空糸膜をガスが流れやすい部位に効果的に配置することができ、加湿性能向上に寄与することができる。
なお、上記図14の例においても、凸部49,51の形状は、四角錐形状に限らず、円錐形状や球形状の一部あるいはこれらを組み合わせた形状もしくはそれらに準ずる形状でもよく、また図10の凸部37,39のように中空としてもよい。
上記した本発明の各実施形態によれば、凸部(13,15),(37,39),(49,51)の先端側が基端側に比較して断面積が小さくなるよう形成しているので、加湿ガスが第1ガス流入口5aから第1ガス流出口5bに向かう際の流れに沿って中空糸膜を配置することができ、中空糸膜としての有効膜面積を大きく取れ、加湿性能を高めることができる。
ここで、第1ガス流入口5a,50aから流入するガスおよび、第1ガス流出口5b,50bから流出するガスは、中空糸膜モジュール端部付近では、外周寄りに流れるが、中空糸膜束7,70の中央付近では比較的断面内で一様な流れを形成しており、その流れを妨げないようにする必要がある。そのため、凸部(13,15),(37,39),(49,51)は、中空糸膜モジュール1,1A,1B,1Cの中央に向かって徐々に断面積が小さくなる仕様が好ましい。このような形状とすることにより、中空糸膜の被設置領域を極力低減した状態で中空糸膜とガスとを効率よく接触させることができ、中空糸膜の有効膜面積を大きく採ることができる。
また、凸部(13,15),(37,39),(49,51)を、中空糸膜束7,70の端部の中央に設けることで、中空糸膜を、その外部を流れる加湿ガスの導入側である外周寄りに配置することができ、加湿性能の向上に寄与すると同時に、第1〜第3の実施形態のように、中空糸膜モジュール1,1A,1Bを特に円筒形状とした場合には、凸部(13,15),(37,39),(49,51)の加工が容易となる。
なお、上記した各実施形態では、中空糸膜の内部に被加湿ガスを、同外部に加湿ガスを流す例を示したが、これとは逆に中空糸膜の内部に加湿ガスを、同外部に被加湿ガスを流すようにしてもよい。また、中空糸膜モジュール1,1A,1B,1Cを、加湿装置としてだけでなく、濾過器として利用することもできる。
図2のA−A断面図である。 本発明の第1の実施形態に係わる中空糸膜モジュールを備える加湿装置の平面図である。 図1,2の中空糸膜モジュールの製造工程図で、(a)は中空糸膜束およびモジュールケースの下端を固着剤収容キャップに挿入した状態を示し、(b)は溶融状態の樹脂を固着剤収容キャップ内に注入した状態を示す。 図1,2の中空糸膜モジュールの製造工程図で、(a)は樹脂が固化した状態で不要部位を切断する状態を示し、(b)は切断後の完成した状態を示す。 第1の実施形態における加湿装置でのガスの流れを示す作用説明図である。 第1の実施形態における凸部を設けない場合の中空糸膜の外部を流れるガスの流速分布を示す中空糸膜モジュールの正面断面図である。 第1の実施形態における凸部を設けない場合の中空糸膜の外部を流れるガスの流速分布を示す中空糸膜モジュールの平面図である。 第1の実施形態の変形例における加湿装置でのガスの流れを示す作用説明図である。 本発明の第2の実施形態に係わる中空糸膜モジュールを備える加湿装置の、図5に相当する断面図である。 本発明の第3の実施形態に係わる中空糸膜モジュールを備える加湿装置の、図5に相当する断面図である。 図10の中空糸膜モジュールの製造工程図で、(a)は中空糸膜束およびモジュールケースの下端を固着剤収容キャップに挿入した状態を示し、(b)は溶融状態の樹脂を固着剤収容キャップ内に注入した状態を示す。 図10の中空糸膜モジュールの製造工程図で、(a)は樹脂が固化した状態で不要部位を切断する状態を示し、(b)は切断後の完成した状態を示す。 図10の中空糸膜モジュールに使用する固着剤収容キャップの分解斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係わる中空糸膜モジュールを示す斜視図である。
符号の説明
1,1A,1B,1C 中空糸膜モジュール
5,50 モジュールケース(容器)
5a,50a 第1ガス流入口(第1ガス供給口)
7,70 中空糸膜束
9,11 端板(固着部)
13,15,49,51 凸部
31,45 固着剤収容キャップ
33 凸部形成用突起
37,39 中空凸部
37a,39a 中空凸部の連通孔
43 凸部形成用部材(凸部形成用突起)

Claims (11)

  1. 複数の中空糸膜からなる中空糸膜束の両端部を、前記各中空糸膜の両端を開口した状態で固着する固着部を設けて、前記中空糸膜束を容器内に収容し、この容器内の前記中空糸膜の外部に第1のガスを流通させるとともに、前記中空糸膜の内部に第2のガスを流通させる中空糸膜モジュールにおいて、前記固着部の少なくとも一方に前記中空糸膜束の他方の端部に向けて突出する凸部を設け、前記中空糸膜の端部を前記容器の内壁側に寄せることを特徴とする中空糸膜モジュール。
  2. 前記凸部は、前記中空糸膜モジュールの端部から中央部に向かい断面積が徐々に小さくなるよう形成したことを特徴とする請求項1に記載の中空糸膜モジュール。
  3. 前記凸部は、円錐形状、多角錐形状、球形状の一部、またはこれらの組合せ形状であることを特徴とする請求項2に記載の中空糸膜モジュール。
  4. 前記凸部の基端側の外形形状を、その外側の前記容器内側の前記凸部を囲む形状に対してほぼ相似形としたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
  5. 前記凸部は、前記中空糸膜束の端部の中央に設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
  6. 前記凸部を前記中空糸膜束の一方の端部にのみ設け、前記第1のガスを前記容器内の中空糸膜の外部に供給する第1ガス供給口を、前記凸部側の端部付近に設けたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
  7. 前記第1のガスは、加湿ガスとこの加湿ガスによって加湿される被加湿ガスとのいずれか一方で、前記第2のガスは、前記加湿ガスと被加湿ガスとのいずれか他方であり、前記第2のガスのガス供給口を、前記凸部側の端部に設け、前記第1のガスと前記第2のガスとを互い並行して同方向に流れる並行流とすることを特徴とする請求項6に記載の中空糸膜モジュール。
  8. 前記凸部の内部を中空とし、かつこの中空内部と中空外部とを連通する連通孔を設けたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
  9. 複数の中空糸膜からなる中空糸膜束の両端部を、前記各中空糸膜の両端を開口した状態で固着する固着部を設けて、前記中空糸膜束を容器内に収容し、この容器内の前記中空糸膜の外部に第1のガスを流通させるとともに、前記中空糸膜の内部に第2のガスを流通させる中空糸膜モジュールの製造方法において、前記中空糸膜束を前記容器内に収容した状態で、これら中空糸膜束および容器の一端を上方に向けた凸部形成用突起を底部に設けた固着剤収容キャップ内に挿入し、前記中空糸膜の端部を前記容器の内壁側に寄せ、前記中空糸膜の下端部と前記凸部形成用突起の上端との間に相当する位置まで固着剤を流し込み、この固着剤が固化して前記固着部を形成した後に、前記各中空糸膜の下端開口を閉塞している閉塞部を除去し、かつ、前記凸部形成用突起が、前記中空糸膜束内に残るように、前記中空糸膜および前記凸部形成用突起の一部を切断することを特徴とする中空糸膜モジュールの製造方法。
  10. 前記凸部形成用突起の内部を中空として前記凸部形成用突起の内部と外部とを連通する連通孔を設け、前記固着剤を前記固着剤収容キャップ内に流し込む際に、前記連通孔を通して前記凸部形成用突起の内部にも流し込むことを特徴とする請求項9に記載の中空糸膜モジュールの製造方法。
  11. 前記固着剤収容キャップは、前記凸部形成用突起が前記底部に対して別体となっていることを特徴とする請求項10に記載の中空糸膜モジュールの製造方法。
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