JP2007214733A - アンテナ受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナ特性を改善させることができるアンテナ受信装置を提供する。
【解決手段】所定の周波数帯域内でアンテナによるリアクタンスを打ち消すとともにこの周波数帯域内の所定の周波数に同調する第1同調回路16と、第1同調回路16によるリアクタンスを打ち消すとともに第1同調回路16の同調周波数に同調する第3同調回路18とを備えたアンテナ受信装置1である。第1同調回路16と第3同調回路18とは、直列に接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルTV(UHF)放送、アナログTV(VHF)放送、FM放送等の複数の放送に対応した携帯電話等の携帯無線機に用いられるアンテナ受信装置に関するものである。
携帯電話に代表される近年の携帯無線機は、複数の周波数帯を使用可能になっている。例えば、セルラ帯(「GSM:Global System Mobile communications」、「W−CDMA:Wideband Code Division Multiple Access」、「PDC:Personal Digital Cellular」、「CDMA:Code Division Multiple Access」)及び、低周波ノンセルラ帯(FM放送、アナログTV放送、デジタルTV放送)等の複数の周波数帯に対応可能になっている。そのため、このような携帯無線機に搭載されるアンテナも、これらの周波数帯に対応した小型で単一のアンテナが求められている。
複数の周波数帯に対応したアンテナとして、長さを可変にして所定の周波数帯に対応させるロッドアンテナ、或いは、例えば特許文献1で公開されている複数の周波数帯域で共振可能な線状アンテナが知られている。
特開2001−223518号公報
特許文献1に開示されるようなアンテナは、外付け構造で形状も長くなりがちであり、デザイン性、携帯性が求められる現在の携帯電話には不向きなものとなっている。そのために現在の携帯電話には、筐体に内蔵可能で長さが1/4λ以下で放送帯に対応した小型アンテナが強く要望されている。しかしこのような小型アンテナは、アンテナ入力インピーダンスが非常に小さく、アンテナ共振周波数のQが非常に高くなる。そのために所望の周波数帯域を確保することが困難であり、大きな不整合損が生じてしまうことがある。
一般に、周波数帯域が確保できない場合には、アンテナに同調回路を付加しておき、アンテナ共振周波数を可変にすることで所定の周波数帯域に対応させる。従来の携帯無線機に用いられるアンテナの広帯域同調の先行技術として、特許文献2に記載されている技術がある。
特開2004−320611号公報
特許文献2には、アンテナと1個の同調回路とを直列接続した装置が開示されている。しかし、このような装置のアンテナに長さが1/4λ以下の携帯無線機に内蔵可能な小型アンテナを用いてデジタルTV放送帯(470MHz〜770MHz)に対応させた場合、高域でアンテナ特性が劣化しがちである。
これは、アンテナ入力インピーダンスが非常に小さくなるために、所定の同調範囲を確保しようとすると同調回路の共振周波数とアンテナ共振周波数とが近接となり、同調回路の共振周波数での急激なインピーダンス変化によりアンテナ特性が劣化してしまうためである。
本発明はこのような問題を解決するものであり、携帯無線機の筐体に内蔵可能な長さが1/4λ以下の小型アンテナを用いた場合に、同調範囲を確保しながら同調回路の共振周波数の急激なインピーダンス変化を抑止して、アンテナ特性を改善させることができるアンテナ受信装置を提供することを主たる課題とする。
本発明のアンテナ受信装置は、携帯無線機の筐体に内蔵可能なアンテナに接続されるアンテナ受信装置であって、所定の周波数帯域内で前記アンテナによるリアクタンスを打ち消すとともに前記周波数帯域内の所定の周波数に同調する第1同調手段と、この第1同調手段によるリアクタンスを打ち消すとともに前記第1同調手段の同調周波数に同調する第2同調手段と、を備えており、前記第1同調手段と前記第2同調手段とが直列に接続されている。
本発明のアンテナ受信装置に接続されるアンテナは、携帯電話等の携帯無線機の筐体に内蔵可能な大きさであり、アンテナ入力インピーダンスが非常に小さくなる。そのため、第1同調手段だけで所定の周波数帯域に対応させるためには、第1同調手段の共振周波数をこの周波数帯域に近づけなければならず、アンテナ特性が劣化してしまう。そこで、第1同調手段の共振周波数を同調させるための第2同調手段を第1同調手段に直列接続することで、アンテナの特性劣化を防止する。
このようなアンテナ受信装置において、前記第1同調手段及び前記第2同調手段は、例えば、それぞれ、並列接続された誘導性素子及び可変容量素子を有して構成される。このような構成では、前記第1同調手段の前記誘導性素子及び前記可変容量素子の合成リアクタンスが、前記周波数帯域内で、前記アンテナによるリアクタンスを打ち消すとともに、この可変容量素子の容量を変化させることで前記アンテナの容量性リアクタンスを可変して同調するようになる。また、前記第2同調手段の前記誘導性素子及び前記可変容量素子の合成リアクタンスが、前記周波数帯域内で、前記第1同調手段によるリアクタンスを打ち消すとともに、この可変容量素子の容量を変化させることで前記第1同調手段の容量性リアクタンスを可変して同調するようになる。
本発明の他のアンテナ受信装置は、携帯無線機の筐体に内蔵可能で且つ複数の周波数帯で共振可能なアンテナに接続されるアンテナ受信装置であって、前記アンテナの実効長を可変にするための誘導性素子が介装される経路と短絡される経路とを切り替えるための切替手段と、前記誘導性素子が介装される経路に接続されており、所定の第1周波数帯域内で前記アンテナ及び前記切替手段の合成リアクタンスを打ち消すとともに、前記第1周波数帯域内の所定の周波数に同調する第1同調手段と、前記誘導性素子が短絡される経路に接続されており、前記第1周波数帯域とは異なる第2周波数帯域内で前記アンテナ及び前記切替手段の合成リアクタンスを打ち消すとともに、前記第2周波数帯域内の所定の周波数に同調する第2同調手段と、前記第1同調手段及び前記第2同調手段のそれぞれに直列に接続されており、前記第1周波数帯域を受信する場合には前記第1同調手段によるリアクタンスを打ち消すとともに前記第1同調手段の同調周波数に同調し、前記第2周波数帯域を受信する場合には前記第2同調手段によるリアクタンスを打ち消すとともに前記第2同調手段の同調周波数に同調する第3同調手段と、を備えている。
このアンテナ受信装置は、誘導性素子を有する切替手段を備えるために、アンテナが共振可能な複数の周波数帯を第1周波数帯域と第2周波数帯域に分けて同調させることができるため、第1、第2同調手段のそれぞれの同調範囲は、比較的狭く設定できる。そのために、第1、第2同調手段の共振周波数をアンテナの共振周波数に近接させなくてもすむために、アンテナ特性の劣化を防ぐことができる。
このようなアンテナ受信装置は、例えば、前記第1周波数帯域が前記第2周波数帯域よりも相対的に低い周波数帯域である。このような場合には、前記切替手段が、前記第1周波数帯域を受信する場合に前記誘導性素子が介装される経路を選択し、前記第2周波数帯域を受信する場合に前記誘導性素子が短絡される経路を選択するように構成される。
前記第1同調手段、前記第2同調手段、及び前記第3同調手段は、例えば、それぞれ、並列接続された誘導性素子及び可変容量素子を有して構成される。この場合、第1〜第3同調手段は以下のようになる。前記第1同調手段は、前記誘導性素子及び前記可変容量素子の合成リアクタンスが、前記第1周波数帯域内で、前記アンテナ及び前記切替手段の誘電性素子によるリアクタンスを打ち消すとともに、この可変容量素子の容量を変化させることで前記アンテナの容量性リアクタンスを可変して同調する。前記第2同調手段は、前記誘導性素子及び前記可変容量素子の合成リアクタンスが、前記第2周波数帯域内で、前記アンテナ及び前記切替手段の誘電性素子によるリアクタンスを打ち消すとともに、この可変容量素子の容量を変化させることで前記アンテナの容量性リアクタンスを可変して同調する。前記第3同調手段は、前記誘導性素子及び前記可変容量素子の合成リアクタンスが、前記第1周波数帯域内で、前記第1同調手段の合成リアクタンスを打ち消すとともにこの可変容量素子の容量を変化させることで前記第1同調手段の容量性リアクタンスを可変して同調し、前記第2周波数帯域内で、前記第2同調手段の合成リアクタンスを打ち消すとともにこの可変容量素子の容量を変化させることで前記第2同調手段の容量性リアクタンスを可変して同調する。
FM、VHF、及びUHFの3つの周波数帯域で使用する場合の本発明のアンテナ受信装置は、以下のようになる。このアンテナ受信装置は、携帯無線機の筐体に内蔵可能で且つFM帯、VHF帯、及びUHF帯で共振可能なアンテナに接続されるアンテナ受信装置であって、前記FM帯及び前記VHF帯を受信する場合に、前記アンテナの実効長を可変にするための第1誘導性素子が介装される経路を選択し、前記UHF帯を受信する場合に、前記第1誘導性素子が短絡される経路を選択する第1切替手段と、前記第1誘導性素子が介装される経路に接続されており、前記FM帯及び前記VHF帯内で前記アンテナ及び前記第1切替手段の合成リアクタンスを打ち消すとともに、前記FM帯及び前記VHF帯内の所定の周波数に同調するFM、VHF同調手段と、前記第1誘導性素子が短絡される経路に接続されており、前記UHF帯内の所定の周波数未満の帯域であるUHF−L帯を受信する場合に、前記アンテナの実効長を可変にするための第2誘導性素子が介装される経路を選択し、前記UHF帯内の所定の周波数以上の帯域であるUHF−H帯を受信する場合に、前記第2誘導性素子が短絡される経路を選択する第2切替手段と、前記第2誘導性素子が介装される経路に接続されており、前記UHF−L帯内で前記アンテナ、前記第1切替手段、及び前記第2切替手段の合成リアクタンスを打ち消すとともに、前記UHF−L帯内の所定の周波数に同調する第1同調手段と、前記第2誘導性素子が短絡される経路に接続されており、前記UHF−H帯内で前記アンテナ、前記第1切替手段、及び前記第2切替手段の合成リアクタンスを打ち消すとともに、前記UHF−H帯内の所定の周波数に同調する第2同調手段と、前記第1同調手段及び前記第2同調手段の各々に直列になるように接続されており、前記UHF−L帯を受信する場合には、前記第1同調手段によるリアクタンスを打ち消すとともに前記第1同調手段の同調周波数に同調し、前記UHF−H帯を受信する場合には、前記第2同調手段によるリアクタンスを打ち消すとともに前記第2同調手段の同調周波数に同調する第3同調手段と、を備えている。
本発明によれば、携帯電話等の携帯無線機の筐体に内蔵可能な小型アンテナで各放送帯に対応ができ、携帯無線機及び移動無線機の用途を大幅に拡張することができる。その結果、携帯、移動端末などの多様化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態のアンテナ受信回路1の構成図である。このアンテナ受信回路1は、UHF帯に同調するためのUHF回路10と、FM、VHF帯に同調するためのFM、VHF回路11と、UHF回路10とFM、VHF回路11とを切り替えるためのFM、VHF/UHF切替回路12と、UHF回路10及びFM、VHF回路11の出力を合成するための合成器13と、を備えている。このアンテナ受信回路1は、長さが1/4λ以下の小型アンテナに対応したFM、VHF、UHF放送帯用となっている。
このようなアンテナ受信回路1は受信装置に用いられる。図2は、アンテナ受信回路1を用いた受信装置の構成図である。この受信装置は、図1のアンテナ受信回路1の他に、複数の周波数帯で共振可能で長さが1/4λ以下の小型アンテナ2と、制御回路3と、FM/VHF/UHFチューナモジュール4と、受信部5と、を備えている。制御回路3は、FM/VHF/UHFチューナモジュール4及び受信部5からの制御信号に応じて第1、第2切替信号及び同調信号を生成して、アンテナ受信回路1に供給するようになっている。小型アンテナ2は、この受信装置を搭載する携帯無線機の筐体に内蔵可能であり、メアンダ、板状、或いはチップ等で構成することができる。
アンテナ受信回路1のFM、VHF/UHF切替回路12は、UHF回路10及びFM、VHF回路11に接続される。FM、VHF/UHF切替回路12は、誘電性素子及び切替素子を有しており、第1切替信号により切替素子が操作されて、入力から、誘電性素子が介装されるFM、VHF回路11への経路と、誘電性素子が短絡されるUHF回路10への経路と、が切り替えられるようになっている。
長さが1/4λ以下の小型アンテナ2では、アンテナの実効長を可変にしてアンテナ共振周波数を切り替える方式がアンテナ特性の劣化を軽減できるために有効である。アンテナ受信回路1では、FM、VHF/UHF切替回路12の誘導性素子の有無によりアンテナの実効長を変えて、UHF帯とFM、VHF帯とが切り替えられるようになっている。UHF帯が選択された場合には、誘導性素子がUHF帯に対して高インピーダンス素子として働くために、FM、VHF回路11の影響を軽減できる。
なお、誘導性素子の設定によっては、UHF帯で十分に高いインピーダンスとならない場合がある。この場合、誘導性素子が介装される経路に接続されたFM、VHF回路11をUHF帯に対して高インピーダンスになるように設定することで、誘導性素子との合成により高インピーダンスを得るとともに、アンテナ共振周波数を可変させるようにしてもよい。
UHF回路10は、UHF−L/UHF−H切替回路14及びUHF帯同調回路15を備えており、UHF帯同調回路15は、第1〜第3同調回路16〜18を備えて構成されている。第1同調回路16と第2同調回路17は、UHF−L/UHF−H切替回路14と第3同調回路との間に並列になるように接続されている。第1同調回路16と第3同調回路18とは直列に接続されており、第2同調回路17と第3同調回路18とは直列に接続されている。つまりUHF回路10には、UHF−L/UHF−H切替回路14から第1同調回路16を介して第3同調回路18に至る経路と、UHF−L/UHF−H切替回路14から第2同調回路17を介して第3同調回路18に至る経路とがある。UHF回路10は、これら2つの経路をUHF−L/UHF−H切替回路14により切り替えながら同調する切替型同調回路である。
UHF−L/UHF−H切替回路14は、誘導性素子及び切替素子を有しており、第2切替信号により切替素子が操作されて、入力から、誘電性素子が介装される第2同調回路17への経路と、誘電性素子が短絡される第1同調回路16への経路と、が切り替えられるようになっている。第1同調回路16への経路がUHFの所定の周波数以上の高帯域(UHF−H)に対応し、第2同調回路17への経路がUHFの所定の周波数未満の低帯域(UHF−L)に対応する。第1同調回路16への経路が選択された場合には、UHF−L/UHF−H切替回路14の誘導性素子が高インピーダンス素子として働き、第2同調回路17の影響を軽減する。
なお、誘導性素子の設定によっては、UHF−H帯で十分に高いインピーダンスとならない場合がある。この場合、第2同調回路17をUHF−H帯に対して高インピーダンスになるように設定することで、誘導性素子との合成により高インピーダンスを得るとともに、アンテナ共振周波数を可変させるようにしてもよい。
UHF−L/UHF−H切替回路14の誘導性素子の有無によりアンテナの実効長を変化させることができるために、UHF帯を、更にUHF−L帯とUHF−H帯の2つの帯域に分けて同調させることができる。このような構成により、第1、第2同調回路16、17のそれぞれの同調範囲を比較的小さく設定でき、第1、第2同調回路16、17の共振周波数とアンテナ2の共振周波数とが近接しなくてもすむようになる。そのために、アンテナ特性を劣化させずに同調することができる。
UHF帯同調回路15は、第1、第2同調回路16、17と第3同調回路18との直列回路で構成される。第1〜第3同調回路16〜18は、それぞれ誘導性素子(例えばインダクタ)と可変容量素子(例えば、可変容量ダイオード)の並列回路で構成される。第1〜第3同調回路16〜18を同時に可変し、アンテナ入力インピーダンスを可変にして、それぞれ同調可能な周波数帯域に対応させている。UHF帯同調回路15で同調された信号は、合成器13に送られるようになっている。なお、この実施形態では第3同調回路18を第1、第2同調回路16、17のそれぞれに共通する直列接続の同調回路としているが、これに限らず、第1、第2同調回路16、17にそれぞれ別の同調回路を直列接続するように構成しても、同様の効果が得られる。
第1、第2同調回路16、17の各々は、誘導性素子と可変容量素子の合成リアクタンスが、対応する周波数帯域(UHF−L帯、UHF−H帯)内で小型アンテナ2と誘導性素子(FM、VHF/UHF切替回路12、UHF−L/UHF−H切替回路14)の合成リアクタンスを打ち消すように設定されており、可変容量素子の可変容量で小型アンテナ2の容量性リアクタンスを可変して同調する。可変容量素子の容量値は、同調信号により、第1、第2同調回路16、17のそれぞれの同調可能な周波数帯に応じた値になるようになっている。
長さが1/4λ以下の小型アンテナ2を使用するため、アンテナ入力インピーダンスが非常に小さくなる。そのために、第1、第2同調回路16、17だけで所望の周波数帯域に対応させるためには、誘導性素子と可変容量素子による並列共振周波数を、所望の周波数帯域に近づけなければならず、アンテナ特性が劣化してしまう。このため、並列共振周波数を同調させる第3同調回路18を、第1、第2同調回路16、17のそれぞれに直列になるように接続する。
第3同調回路18は、第1、第2同調回路16、17のそれぞれの合成リアクタンスを打ち消すように、誘導性素子と可変容量素子の合成リアクタンス値が設定されており、可変容量素子の可変容量により第1、第2同調回路16、17の容量性リアクタンスを可変し同調させている。第3同調回路は、同調信号により、UHF−L/UHF−H切替回路14が誘導性素子が介装された経路を選択している場合に、この経路に接続された第2同調回路17の合成リアクタンスを打ち消すように合成リアクタンスが設定され、誘導性素子が短絡される経路を選択している場合に、この経路に接続された第1同調回路16の合成リアクタンスを打ち消すように合成リアクタンス値が設定される。同調信号により可変容量素子の容量値が決まるようになっている。
第1〜第3同調回路16〜18を1つの同調信号により同時に動作させることでアンテナ共振周波数を同調させて、UHF帯に対応させている。
合成リアクタンスでアンテナ共振周波数を変える第1同調回路16と、第1同調回路16の共振周波数を合成リアクタンスで変える第3同調回路18を直列に接続して構成する2共振型同調回路について更に詳述する。なお、第2同調回路17と第3同調回路18も同様に2共振型同調回路であり、以下の説明は、この間でも同様である。
第1同調回路16でアンテナ共振周波数を変え、その際に生じる第1同調回路16の共振周波数を第3同調回路18の合成リアクタンスで可変させるとともに、共振周波数のQが低くなるように第3同調回路18を設定することにより、第1同調回路16の共振周波数での急激なインピーダンス変化を抑制して、アンテナ特性を改善することができる。このとき、第3同調回路18の共振周波数はアンテナ共振周波数に対して十分低く設定する。アンテナ共振周波数をfant、第1同調回路16の共振周波数をf1、第3同調回路18の共振周波数をf2とすると、共振周波数の関係はf2<f1<fantとなる。第3同調回路18の共振周波数は、アンテナ共振周波数に比べて低く設定されるために、第3同調回路18の共振周波数の影響によるアンテナ特性の劣化は受けづらくなる。
図3にこの2共振型同調回路によるアンテナ特性の例示図を示す。図4は、UHF回路10のアンテナ特性の例示図である。また、参考として図5に従来の広帯域同調回路によるアンテナ特性の例示図を示す。これらの図からわかるように、2共振型同調回路により、高域のアンテナ特性が改善される。また、切替型同調回路であるUHF回路10により、全体的なアンテナ特性が更に改善される。
このようなアンテナ特性が得られるために、アンテナ入力インピーダンスが低い小型アンテナ2であっても、広帯域にアンテナ特性の劣化を押さえながら同調させることができるようになる。また、UHF−L/UHF−H切替回路14の誘導性素子を大きくすることにより、より離れた周波数帯域でも同調可能である。
FM、VHF回路11は、FM、VHF同調回路19及びFM、VHF−L/VHF−H切替回路20を備えている。FM、VHF同調回路19で同調された信号が、FM、VHF−L/VHF−H切替回路19に送られるようになっている。
FM、VHF同調回路19は、同調信号により、FM、VHF帯域の所定の周波数に同調するようになっている。FM、VHF−L/VHF−H切替回路20は、誘導性素子及び切替素子を有しており、第2切替信号により切替素子が操作されて、入力から、誘電性素子が介装されてFM、VHFの低帯域(VHF−L)に対応する経路と、誘電性素子が短絡されてVHFの高帯域(VHF−H)に対応する経路と、が切り替えられるようになっている。誘導性素子の介装の有無により小型アンテナ2の実効長を可変にして、FM、VHF−L帯とVHF−H帯とを切り替えている。FM、VHF同調回路19で同調された信号は、いずれかの経路を介して合成器13に送られるようになっている。
FM、VHF同調回路19も、第1〜第3同調回路16〜18と同じく、誘導性素子と可変容量素子(例えば、可変容量ダイオード)の並列回路で構成されている。FM、VHF同調回路19によるリアクタンスは容量性或いは誘導性になるように設定されており、可変容量素子の容量値を変えることにより容量性リアクタンス或いは誘導性リアクタンスを可変して同調させている。可変容量素子は、同調信号により所定の容量値になる。これはアンテナ条件によりそれぞれ選択可能である。
なお、FM、VHF同調回路19を、UHF同調回路10のように切替型同調回路により構成してもよい。
合成器13は、UHF回路10から送られてくるUHF帯の信号とFM、VHF回路11から送られてくるFM、VHF帯の信号とを合成すると共に、所定の周波数帯域でFM/VHF/UHFチューナモジュール4の入力インピーダンスと整合をとっている。
アンテナ受信回路1に用いられるFM、VHF/UHF切替回路12、UHF−L/UHF−H切替回路14、及びFM、VHF−L/VHF−H切替回路20の構成を、図6により詳細に説明する。これらの切替回路は、図6に説明する2つの切替回路のいずれでも実現することができ、構築するシステムにより適宜選択可能である。図6(a)は、短絡切替方式の切替回路を示す構成図であり、図6(b)は、線路切替方式の切替回路を示す図である。
図6(a)、(b)のいずれの切替回路も、前述の通り、誘導性素子21、25及び切替素子22、24を含んで構成されている。誘導性素子21、25の介装の有無により、アンテナの実効長を変化させて、異なる周波数帯に共振させるようになっている。切替素子22、24は、第1切替信号又は第2切替信号により切り替わるようになっている。第1切替信号及び第2切替信号は、例えば図7に示すような組み合わせで、制御回路3からアンテナ受信回路1に供給される。
誘導性素子21、25は、アンテナの実効長を長くするものであり、分布定数素子又は集中定数素子で構成される。分布定数素子はメアンダ等のパターン、集中定数素子はチップコイルやフェライト材をコア材として形成された巻き型コイル等の表面実装素子で構成することができる。
切替素子22、24には、例えば半導体スイッチ素子を用いることができる。切替素子22、24は切替信号によりオン、オフが制御される。切替素子22、24の入力端子には所定の周波数帯において高インピーダンスとなる高インピーダンス素子23、26、例えば抵抗器、コイルなどが介装接続されており、切替信号は高インピーダンス素子23、26を介して入力される。切替素子22、24には、汎用のショットキーダイオードの他に、アイソレーションを重視する用途の場合にはPINダイオード、低電流動作を重視する用途の場合にはFETやSW−IC、また強電界や低ひずみを重視する用途の場合にはMEMSスイッチなど用いることができる。また方式により、SPST(Single Pole Single Throw)、SPDT(Single Pole Double Throw)等の複数経路を選択可能に構成してもよい。
図6(a)は、切替素子22の導通と非導通により誘導性素子21を介装又は短絡させて切替える方式である。誘導性素子21が、介装時にアンテナ実効長の延長素子としての働きをすると共に、短絡時に所定の周波数帯に対して高インピーダンスとなるように設定されることにより、回路に影響を与えず高いアイソレーション値を得ることができる。
図6(b)は、誘導性素子25が介装された線路及び介装されない線路を切り替える方式である。一般に図6(b)のアイソレーションは切替素子24に依存するために、アイソレーションの高い切替素子24を選択することにより高いアイソレーション値を得ることができる。
図2の受信装置において、制御回路3は、アンテナ受信回路1のFM、VHF/UHF切替回路12、UHF−L/UHF−H切替回路14、FM、VHF−L/VHF−H切替回路20の各切替素子の制御を行うための第1、第2切替信号及び第1〜第3同調回路16〜18、FM、VHF同調回路19の制御を行うための同調信号を生成するものである。第1、第2切替信号により、FM、VHF/UHF切替回路12、UHF−L/UHF−H切替回路14、FM、VHF−L/VHF−H切替回路20の各誘導性素子が介装されるか否かが決まる。所定の放送帯の選択(第1、第2切替信号)及び所定の周波数の選択(同調信号)に応じて第1、第2切替信号、同調信号が出力される。なお制御回路3は、受信部5と一体に構成されてもよい。
以上のような受信装置において、FM、VHF−L帯を受信する場合には、制御回路3から第1切替信号、第2切替信号が共にLレベルで、FM、VHF同調回路19に同調させるような同調信号が出力される。これにより、アンテナ受信回路1は、FM、VHF同調回路19により同調する。FM、VHF−H帯を受信する場合には、制御回路3から第1切替信号がLレベル、第2切替信号がHレベルで、FM、VHF同調回路19に同調させるような同調信号が出力される。これにより、アンテナ受信回路1は、FM、VHF同調回路19により同調する。UHF−L帯を受信する場合には、制御回路3から第1切替信号がHレベル、第2切替信号がLレベルで、第2、第3同調回路17、18に同調させるような同調信号が出力される。これにより、アンテナ受信回路1は、第2、第3同調回路17、18により同調する。UHF−H帯を受信する場合には、制御回路3から第1切替信号、第2切替信号が共にHレベルで、第1、第3同調回路16、18に同調させるような同調信号が出力される。これにより、アンテナ受信回路1は、第1、第3同調回路16、18により同調する。
図8にアンテナ共振周波数の詳細図を示す。切替回路により所定の周波数帯域にアンテナ共振周波数を可変し、同調回路により同調させ所定の帯域に対応させている。アンテナ共振周波数は、アンテナと切替回路内の誘導性素子の電気的な長さの和で決まり、この長さは筐体基体の条件によりアンテナ共振周波数をλとすると、略(2n+1)λ/8(n=0,1,2・・・)、或いは略(2n+1)λ/4(n=0,1,2・・・)になるように設定される。
図9は、セルラ帯及び放送帯を共有するための受信装置の構成例である。図2の受信装置とは、分波器6及び増幅器7を設けたことを除いて同じ構成である。分波器6は、小型アンテナ2とアンテナ受信回路1との間に設けられており、セルラ帯と放送帯とを分波する。分波したセルラ帯の信号は、直接受信部5に送られ、放送帯の信号はアンテナ受信回路1に送られるようになっている。増幅器7は、必要に応じてアンテナ受信回路1とFM/VHF/UHFチューナモジュール4との間に設けられるものであり、所定の帯域の信号を増幅するようになっている。
本実施形態のアンテナ受信回路の構成図である。 本実施形態の受信装置の構成図である。 2共振型同調回路によるアンテナ特性を示す図である。 UHF回路によるアンテナ特性を示す図である。 従来の広帯域同調回路によるアンテナ特性図である。 切替回路の例示図であり、図6(a)は、短絡切替方式の切替回路を示す構成図であり、図6(b)は、線路切替方式の切替回路を示す図である。 第1切替信号と第2切替信号との組み合わせの例示図である。 アンテナ共振周波数の説明図である。 セルラ帯及び放送帯を共有するための受信装置の構成図である。
符号の説明
1 アンテナ受信回路
2 小型アンテナ
3 制御回路
4 FM/VHF/UHFチューナモジュール
5 受信部
6 分波器
7 増幅器
10 UHF回路
11 FM、VHF回路
12 FM、VHF/UHF切替回路
13 合成器
14 UHF−L/UHF−H切替回路
15 UHF帯同調回路
16 第1同調回路
17 第2同調回路
18 第3同調回路
19 FM、VHF同調回路
20 FM、VHF−L/VHF−H切替回路
21、25 誘導性素子
22、24 切替素子
23、26 高インピーダンス素子

Claims (6)

  1. 携帯無線機の筐体に内蔵可能なアンテナに接続されるアンテナ受信装置であって、
    所定の周波数帯域内で前記アンテナによるリアクタンスを打ち消すとともに前記周波数帯域内の所定の周波数に同調する第1同調手段と、
    この第1同調手段によるリアクタンスを打ち消すとともに前記第1同調手段の同調周波数に同調する第2同調手段と、を備えており、
    前記第1同調手段と前記第2同調手段とが直列に接続されている、
    アンテナ受信装置。
  2. 前記第1同調手段及び前記第2同調手段は、それぞれ、並列接続された誘導性素子及び可変容量素子を有しており、
    前記第1同調手段の前記誘導性素子及び前記可変容量素子の合成リアクタンスが、前記周波数帯域内で、前記アンテナによるリアクタンスを打ち消すとともに、この可変容量素子の容量を変化させることで前記アンテナの容量性リアクタンスを可変して同調するように構成されており、
    前記第2同調手段の前記誘導性素子及び前記可変容量素子の合成リアクタンスが、前記周波数帯域内で、前記第1同調手段によるリアクタンスを打ち消すとともに、この可変容量素子の容量を変化させることで前記第1同調手段の容量性リアクタンスを可変して同調するように構成されている、
    請求項1記載のアンテナ受信装置。
  3. 携帯無線機の筐体に内蔵可能で且つ複数の周波数帯で共振可能なアンテナに接続されるアンテナ受信装置であって、
    前記アンテナの実効長を可変にするための誘導性素子が介装される経路と短絡される経路とを切り替えるための切替手段と、
    前記誘導性素子が介装される経路に接続されており、所定の第1周波数帯域内で前記アンテナ及び前記切替手段の合成リアクタンスを打ち消すとともに、前記第1周波数帯域内の所定の周波数に同調する第1同調手段と、
    前記誘導性素子が短絡される経路に接続されており、前記第1周波数帯域とは異なる第2周波数帯域内で前記アンテナ及び前記切替手段の合成リアクタンスを打ち消すとともに、前記第2周波数帯域内の所定の周波数に同調する第2同調手段と、
    前記第1同調手段及び前記第2同調手段のそれぞれに直列に接続されており、前記第1周波数帯域を受信する場合には前記第1同調手段によるリアクタンスを打ち消すとともに前記第1同調手段の同調周波数に同調し、前記第2周波数帯域を受信する場合には前記第2同調手段によるリアクタンスを打ち消すとともに前記第2同調手段の同調周波数に同調する第3同調手段と、を備えている、
    アンテナ受信装置。
  4. 前記第1周波数帯域が前記第2周波数帯域よりも相対的に低い周波数帯域であり、
    前記切替手段は、前記第1周波数帯域を受信する場合に前記誘導性素子が介装される経路を選択し、前記第2周波数帯域を受信する場合に前記誘導性素子が短絡される経路を選択するように構成されている、
    請求項3記載のアンテナ受信装置。
  5. 前記第1同調手段、前記第2同調手段、及び前記第3同調手段は、それぞれ、並列接続された誘導性素子及び可変容量素子を有しており、
    前記第1同調手段の前記誘導性素子及び前記可変容量素子の合成リアクタンスが、前記第1周波数帯域内で、前記アンテナ及び前記切替手段の誘電性素子によるリアクタンスを打ち消すとともに、この可変容量素子の容量を変化させることで前記アンテナの容量性リアクタンスを可変して同調するように構成されており、
    前記第2同調手段の前記誘導性素子及び前記可変容量素子の合成リアクタンスが、前記第2周波数帯域内で、前記アンテナ及び前記切替手段の誘電性素子によるリアクタンスを打ち消すとともに、この可変容量素子の容量を変化させることで前記アンテナの容量性リアクタンスを可変して同調するように構成されており、
    前記第3同調手段の前記誘導性素子及び前記可変容量素子の合成リアクタンスが、前記第1周波数帯域内で、前記第1同調手段の合成リアクタンスを打ち消すとともにこの可変容量素子の容量を変化させることで前記第1同調手段の容量性リアクタンスを可変して同調し、前記第2周波数帯域内で、前記第2同調手段の合成リアクタンスを打ち消すとともにこの可変容量素子の容量を変化させることで前記第2同調手段の容量性リアクタンスを可変して同調するように構成されている、
    請求項3記載のアンテナ受信装置。
  6. 携帯無線機の筐体に内蔵可能で且つFM帯、VHF帯、及びUHF帯で共振可能なアンテナに接続されるアンテナ受信装置であって、
    前記FM帯及び前記VHF帯を受信する場合に、前記アンテナの実効長を可変にするための第1誘導性素子が介装される経路を選択し、前記UHF帯を受信する場合に、前記第1誘導性素子が短絡される経路を選択する第1切替手段と、
    前記第1誘導性素子が介装される経路に接続されており、前記FM帯及び前記VHF帯内で前記アンテナ及び前記第1切替手段の合成リアクタンスを打ち消すとともに、前記FM帯及び前記VHF帯内の所定の周波数に同調するFM、VHF同調手段と、
    前記第1誘導性素子が短絡される経路に接続されており、前記UHF帯内の所定の周波数未満の帯域であるUHF−L帯を受信する場合に、前記アンテナの実効長を可変にするための第2誘導性素子が介装される経路を選択し、前記UHF帯内の所定の周波数以上の帯域であるUHF−H帯を受信する場合に、前記第2誘導性素子が短絡される経路を選択する第2切替手段と、
    前記第2誘導性素子が介装される経路に接続されており、前記UHF−L帯内で前記アンテナ、前記第1切替手段、及び前記第2切替手段の合成リアクタンスを打ち消すとともに、前記UHF−L帯内の所定の周波数に同調する第1同調手段と、
    前記第2誘導性素子が短絡される経路に接続されており、前記UHF−H帯内で前記アンテナ、前記第1切替手段、及び前記第2切替手段の合成リアクタンスを打ち消すとともに、前記UHF−H帯内の所定の周波数に同調する第2同調手段と、
    前記第1同調手段及び前記第2同調手段の各々に直列になるように接続されており、前記UHF−L帯を受信する場合には、前記第1同調手段によるリアクタンスを打ち消すとともに前記第1同調手段の同調周波数に同調し、前記UHF−H帯を受信する場合には、前記第2同調手段によるリアクタンスを打ち消すとともに前記第2同調手段の同調周波数に同調する第3同調手段と、を備えている、
    アンテナ受信装置。
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