JP2007214612A - 立体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】立体撮像装置を構成する一対の撮像手段の光軸間隔を任意に設定できる立体撮像装置。
【解決手段】本発明による立体撮像装置では、撮像レンズと固体撮像素子を含んだ一対の撮像手段と被検物の間の空間に半透鏡を配置し、第1の撮像手段は半透鏡を透過する光路で被検物を撮像する位置に配置し、第2の撮像手段は半透鏡で反射された光路で被検物を撮像する位置に配置する構造を持たせることで立体撮像に適した所定の光軸間隔を得られるようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、被検体の立体撮像をおこなう装置に関するもので、特に観察に適した撮像装置の視差を容易に設定可能な構造を有する立体撮像装置に関する。
被検体を立体視しようとする試みは内視鏡の分野をはじめ産業用分野でも行われてきており、これまでもいろいろな立体撮像装置が提案されている。近年CCDやCMOSの様な固体撮像素子が広く使われるようになり、立体撮像装置も固体撮像素子を用いた電子立体撮像装置が実用化されている。固体撮像素子を用いた立体撮像装置では、立体視しようとする画像は撮影レンズとCCDやCMOSの様な固体撮像素子を含んだ第1の撮像手段と、撮影レンズと固体撮像素子を含んだ第2の撮像手段を視差を持つように左右一対として配置し、撮像された固体撮像素子の映像信号を信号処理し視差のある画像として取り出し、この左右一対の画像をモニター上に時分割で交互に表示し、液晶シャッター等を持った眼鏡を用い左右画像を交互に観察する等の方式がとられている。
立体撮像装置に用いられる前記一対の撮像手段、即ち第1の撮像手段と第2の撮像手段は、基本的には視差が生じるよう所定の光軸間隔を持って配置されるが、撮像手段の光軸間隔が立体視の見え方を左右するので適切な光軸間隔を選ぶことが重要になる。特に被検体までの距離に対応した光軸間隔が大きい場合には、輻輳角が大きくなり立体感が誇張され、立体視が困難になる。
撮影レンズと固体撮像素子を含んだ撮像手段は、撮影レンズの大きさや固体撮像素子の大きさの制約のために、撮像手段を一対平行に配置した場合には設定できる光軸間隔は機械的に制約される。撮像レンズは使用する固体撮像素子に合わせて有る程度まで小型化することは容易であるが、固体撮像素子の寸法・形状を変えることは困難な場合が多い。被検物を立体で観察しようとする場合は、被検物が比較的に近距離にある場合が多く、これに適した光軸間隔で一対の撮像手段を配置するのが難しい場合が多い。このために、光軸間隔を狭く設定する工夫が立体内視鏡等でいろいろ提案されているが、これらは光軸間隔を任意に設定することは出来ず、設定出来る光軸間隔には制約があった。
特開平6−331937号公報 特開平11−56757号公報 特許第3257640号公報
前述のように立体撮像装置を構成する一対の撮像手段は光軸間隔を設定するに当たって、撮像手段を構成する撮像レンズ、固体撮像素子の機械的な形状の制約を受けていた。そのために内視鏡のような比較的小さい外形を持つ撮像レンズや、特殊な小型固体撮像素子を使用する機器への応用は多く開示されているが、しかし口径の大きい撮像レンズや外形の大きな一般的な固体撮像素子を用いた立体撮像装置は光軸間隔を小さくすることが困難なため、具体的な提案は無く良好な立体視の出来る被検体までの距離を大きくする等の制約を受けるといった問題がある。
本発明は上記問題点に注目し、撮像手段を構成する撮像レンズや固体撮像素子の形状の大きさに制約されず、良好な立体視が得られる光軸間隔を得られるような構造を持った立体撮像装置を提示することを課題とする。
上記目的を達成するために、請求項1に関わる発明は、第1の撮影レンズと第1の固体撮像素子を含んだ第1の撮像手段と、第2の撮影レンズと第2の固体撮像素子を含んだ第2の撮像手段を視差を有するように配置した立体撮像装置において、被検体と第1,第2の撮像手段の間に半透鏡を配置し第1の撮像手段は半透鏡を透過した光路で被検体を撮像する位置に配置し、第2の撮像手段は半透鏡で反射した光路で被検体を撮像する位置に配置し所定の視差が得られるような構造を有することを特徴とした立体撮像装置に関するものである。
さらに詳細な説明を加えると、第1、第2の撮像手段を構成する対物レンズと被検体の間に光路を2分する半透鏡を配置し、被検体と半透鏡までの空間では各撮像手段の光軸を所定の間隔に設定し半透鏡を通過した後の各撮像手段の光軸方向をそれぞれ異なった方向に設定することで、各々の撮像手段の機械的外形の干渉を避ける構造を有している。また第1の撮像手段と第2の撮像手段は半透鏡によって各々の光軸方向が異なった方向に設定されるので、第1の撮像手段と第2の撮像手段の相対的な位置を干渉を避けながら容易に設定可能になる。
前述のように本発明による立体撮像装置は、立体内視鏡のように細い先端部を要求する機器には適しないが、立体顕微鏡をはじめ一般の立体撮像機器には広く適用出来る。
本発明による立体撮像装置では、第1,第2の撮像手段に使用する撮像レンズや固体撮像素子の機械的な大きさに制約されずに、立体撮像に適した一対の撮像装置の光軸間隔を設定出来るので立体撮像装置の設計・製作の自由度が大きくなり、良好な立体視が可能な立体撮像装置が得られるので実用上の効果は非常に大きい。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお実施例の説明で使用する図面は理解を容易にするために、被検体とその像の関係を容易に把握出来るよう撮影レンズ、固体撮像素子の大きさ等は実際のものと異なる誇張したスケールで示してある。
図1は立体撮像装置の基本的な構成を示すもので図中100は第1の撮像手段、200は第2の撮像手段を示しており、第1の撮像手段100と第2の撮像手段200で一対の立体撮像系を構成している。第1の撮像手段、第2の撮像手段の名称は一対の撮像手段を区別するためにあくまでも便宜上付けたもので特に数値の意味はない。第1の撮像手段は光軸103を持つ撮像レンズ101と固体撮像素子102を含んでおり、第2の撮像手段は光軸203を持つ撮像レンズ201と固体撮像素子202を含んでいる。各々の撮像手段には、このほかにも回路の一部等が含まれるが省略して図示していない。
第1の撮像手段100と第2の撮像手段200はd1の光軸間隔をもって配置されており、13は第1の撮像手段と第2の撮像手段の中心を通る軸を表しており、10は被検体を表している。この撮像手段の輻輳角は第1の撮像レンズ中心P1を通り被検物と軸13の交点を結ぶ直線11と、第2の撮像レンズ中心P2を通り被検物と軸13の交点を結ぶ直線12のなす角2θで表している。各撮像レンズの中心P1、P2から被検物までの距離をSとすれば輻輳角の半分θは tan(θ)=(d/2)/S で表せる。
1例として固体撮像素子に6分の1インチCCDを使用した場合をみると、CCDのチップ寸法(3.3×3ミリ)よりもパッケージは大きな形状をしており、パッケージの寸法は9.3×8ミリ程度になっている。CCDを図のように水平方向に2個並べて配置すると光軸間隔は最少でも10ミリ程度となり50ミリ離れた被検体を観察しようとすると、輻輳角は22.6度となり立体視が困難となる。
良好な立体視を得ようとすれば、輻輳角は2度から3度位が望ましい。この角度で光軸間隔を逆算すると輻輳角3度とした場合には、光軸間隔は2.6mmとなり一般に市販されているCCDでは満足する解は得られない。
小さい輻輳角を得るためにCCDとして10分の1インチ(外形寸法2×2mm)を使用した例もあるが、画素数も少なく特殊な形状をしており内視鏡のような機器に使われているが一般的ではない。
図2はこの問題を解決する本発明の基本的な構成を説明するもので、図1の光軸間隔d1を所定の間隔d2まで狭くした様子を示している。この様にすると当然のことであるが第1の撮像手段100と点線で表示した第2の撮像手段200は機械的に干渉して配置出来なくなる。ここで薄い半透鏡等を用いて第1の撮像手段100の光軸103は透過させ、第2の撮像手段200の光軸203を撮像レンズ201と被検物10の空間内の一点Q2で紙面に直角に曲げれば、第1の撮像手段と第2の撮像手段は機械的に干渉せずに配置できる。
図3(A),(B)は第1の撮像手段と第2の撮像手段を機械的に干渉せずに配置する具体的な構造の1例を示す。第1の撮像手段100の撮像レンズ101と被検体10の間に薄い半透鏡14を光軸103及び軸13に対して45度の角度で配置することで、第2の撮像手段200の光軸203を反射点Q2で203aと203bに分割し、第2の撮像手段200の光軸203の半透鏡14で反射された後の光軸203bを点Q2で紙面に直角に紙面の後方に曲げた様子を示している。図3(B)中、光軸103と光軸203aは重なって表示されている。なを(B)は(A)の側面図である。
第1の撮像手段100は、光軸103は図に見られるように半透鏡14上の点Q1を通過して配置されているので、半透鏡を透過した光路で被検体を撮像している。一方第2の撮像手段200は半透鏡で反射した光路で被検体を撮像する。第2の撮像手段200を水平(点Q1,点Q2を結ぶ直線)方向に移動可能な機構に設置することで、反射点Q2は水平方向に選択可能となり、第1の撮像手段100の光軸103が半透鏡を通過する点Q1に対して点Q2は水平方向にかなり自由に選ぶことが出来るので、光軸203aと光軸201の間隔は撮像手段100,撮像手段200の機械的寸法に制約されずに立体視に適した所定の位置に配置可能となる。
以上の説明では薄い半透鏡用いたが、厚い透明板に半透膜を形成した半透鏡を用いた場合には入射する光線と透過する光線の位置がシフトするのでシフト量だけ光軸位置を補正する必用がある。また半透鏡として直角プリズムを2個斜面で貼り合わせ、接合面に半透膜を形成したハーフプリズムを用いることが出来るには言うまでもない。また第2の撮像手段の光軸は半透鏡の反射点で90度に曲げた状態を示したが、機器の構成によっては90度前後の曲げ方向を選択する構造をとることも可能である。
立体計測装置の基本的な配置を示す概略説明図である。 本発明による撮像装置の基本的な構成を説明する概略説明図である。 本発明による撮像装置の具体的な構成を示す概略説明図である。
符号の説明
10 被検物
14 半透鏡
100 第1の撮像手段
101 第1の撮像レンズ
102 第1の固体撮像素子
103 第1の撮像手段の光軸
200 第2の撮像手段
201 第2の撮像レンズ
202 第2の固体撮像素子
203 第2の撮像手段の光軸

Claims (1)

  1. 第1の撮影レンズと第1の固体撮像素子を含んだ第1の撮像手段と、第2の撮影レンズと第2の固体撮像素子を含んだ第2の撮像手段を視差を有するように配置した立体撮像装置において、被検体と第1,第2の撮像手段の間に半透鏡を配置し第1の撮像手段は半透鏡を透過した光路で被検体を撮像する位置に配置し、第2の撮像手段は半透鏡で反射した光路で被検体を撮像する位置に配置し所定の視差が得られるような構造を有することを特徴とした立体撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012053197A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Canon Inc 撮影システム
WO2014115489A1 (ja) * 2013-01-25 2014-07-31 パナソニック株式会社 ステレオカメラ

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