JP2007214245A - 基板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】放熱性を高めるとともに照射効率を高めるLED用基板を安価に提供することを目的としている。
【解決手段】凹部2aを有する樹脂構造物よりなる絶縁体2の表面に反射率の高い表面を持つ、部品素子5に有する少なくとも1つの半導体層平面の全面を、導電層66を介して電気的接続する導電性金属板からなる回路パターン3を貼り付けることを特徴とする基板の製造方法であり、高い放熱性と回路パターンが反射板を兼ねることによる低コストを実現した。
【選択図】図7
【解決手段】凹部2aを有する樹脂構造物よりなる絶縁体2の表面に反射率の高い表面を持つ、部品素子5に有する少なくとも1つの半導体層平面の全面を、導電層66を介して電気的接続する導電性金属板からなる回路パターン3を貼り付けることを特徴とする基板の製造方法であり、高い放熱性と回路パターンが反射板を兼ねることによる低コストを実現した。
【選択図】図7
Description
本発明は、例えば、LED発光機器に用い、LEDを装着して、LEDから生ずる熱を放熱するとともに、LEDから生ずる光の照射効率を高めた基板の製造方法に関するものである。
近年、電子機器の高性能化、小型化の要求に従い、電子部品の高密度、高機能化が一層叫ばれている。そのため、電子部品の小型化、高機能化、また高密度実装により、電子部品の温度上昇が大きな問題となり、電子部品の放熱を高める方法が重要な課題となってきている。
電子部品の中でもLEDは温度が上がりすぎると発光量が減少するという特性があり、発光量を上げるためには放熱が不可欠である。
LEDの放熱を高める技術として、LEDを金属基板に装着し、LEDの背面から熱を拡散する方式が知られている。
図12は従来の金属基板30にLEDを装着した状態の断面図である。図12において、従来の構成では、LED5aが、金属基板30上の配線パターン32に装着されている。金属板31と配線パターン32の間には絶縁層33がある。LED5aは配線パターン32と絶縁層33を介して金属板31へ放熱を行うことができる。
また、金属基板30上には円錐形の穴を持つ樹脂ブロック34が積層されており、この円錐形の穴の内側には光沢めっき35が施されている。これはLED5aの側面から出る光を反射させて上面に出すための反射板の役目をするものである。
なお、この出願に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2005−159045号公報
上記従来の構成では、配線パターン32は50μm程度の厚さの銅箔であり、また絶縁層33は樹脂フィルムであり熱伝導率が低いため十分な放熱ができないという問題点を有していた。また、LED5aの発光は基板に垂直方向だけでなく平行方向にも行われるため平行方向に照射される光を生かすためにわざわざ反射板の機能を持つ部分めっきされたブロックを基板上に設置しなければならずコストアップになっていた。
本発明は上記問題点を解決するもので、放熱性を高めるとともに照射効率を高めるLED用基板を安価に提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明は、円錐形の凹部を有する樹脂構造物とその表面に反射率の高い表面を持つ、部品素子となるLED素子に有する少なくとも1つの半導体層平面の全面を、導電層を介して電気的接続する導電性金属板からなる回路パターンを貼り付ける基板の製造方法を特徴とするものである。
上記製造方法により、凹部の底部に装着されたLEDの側面から照射された光は凹部がリフレクターとなり基板と垂直方向に反射するため照射効率を上げることができる。また、LED素子に有する少なくとも1つの半導体層平面の全面を、導電層を介して電気的接続する導電性金属板からなる回路パターンを有していることにより、LED素子から発生する熱を効率よく放熱することができる。また、このリフレクターを構成している導電性金属板からなる回路パターンは肉厚を厚くできるため熱伝導率が大きく、放熱性を高めることができる。放熱性や発光性の必要度に応じて、凹部を有する樹脂構造物の材料を選択したり、導電性金属板からなる回路パターンの面積を変えたり厚みを変えたりあるいは表面のめっきの種類を選択して反射率を変えるなどして、所望の特性を自由に得ることができる。
以下、実施の形態を用いて、本発明の全請求項に記載の発明について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明のLED用基板にLEDを装着した状態の断面図、図2は同斜視図である。
図1は本発明のLED用基板にLEDを装着した状態の断面図、図2は同斜視図である。
図1において、アルミ製の基台1の上には、無機フィラーを含有した熱伝導性樹脂でできた絶縁体2がすり鉢状(円錐形状)の凹み2aを有した状態で接合されており、その表面には厚さ0.5mmの銅板でできた回路パターン3が貼り付けられている。前記回路パターン3の表面にはニッケル下地の錫めっき処理が施されている。LED5はこの基板の凹み2a部の底にフェイスダウンの状態で導電層となるバンプ6を介して接合されている。図1の矢印はLED5から出る光の道筋を示す。この絶縁体2は、無機フィラーを含有した絶縁樹脂からなるとともに、この無機フィラーの熱伝導率を絶縁樹脂の熱伝導率よりも大きくしたものである。
なお、LED素子(部品素子)となるLED5は、図示していないが、基台1平面と平行な平面を有する半導体層(n型半導体層5a、p型半導体層5b)を積層して形成されている。n型半導体層5a平面は、LED5の平面外形とほぼ同じ面積を有した形状であり、p型半導体層5b平面は、n型半導体層5aが電源側との電気的接続をする電極部を設けるようにして残った平面の形状(面積)を有しており、n型半導体層5aの平面より小さい形状をしている。このLED5の半導体層(n型半導体層5a、p型半導体層5b)から回路パターン3への電気的接続は、図1に示すように導電層となるバンプ6で行っており、積層形成後の各半導体層の平面形状サイズに応じて複数のバンプを設けるなどして、各平面を全体的(全面的)に電気的接続させるようにしている。これにより、LED5からそれに対向する回路パターン3への接続が、熱伝導性の高い金属成分を主体とした導電層により広い接続面積(あるいは導電層の平面)で直接接続することができ、LED5から回路パターン3への熱伝導特性(放熱性)を格段に向上させることができる。
なお、LED5からバンプ6、あるいはバンプ6から回路パターン3への電気的接続に際して、必要に応じて金などの光の反射率の高い金属めっきによる電極層を介して行っていいということは言うまでも無い。
また、各半導体層(n型半導体層、p型半導体層)の電気的接続を行う接続平面形状は、長方形や台形などの四角形、L字形状、円弧形状など、互いにn型半導体層、p型半導体層で異なるようにして組み合わせることで接続面積を大きくすることができ、放熱性がより高められる。
特に、p型半導体層との接続は、円弧形状あるいは四角形とし、n型半導体層との接続は、p型半導体層の接続形状(円弧形状あるいは四角形)を切欠き残った形状とすることで、接続面積を大きくすることができ、放熱性がより高められる。
なお上記のように、2つの半導体層(n型半導体層5a、p型半導体層5b)に対してその各平面全体を導電層を介して電気的に回路パターン3に接続しなくても、少なくとも1つの半導体層平面の全体を同様に回路パターン3に接続しても同様な効果を奏する。特に、LED素子の少なくとも一方の半導体層が、LED素子の平面外形とほぼ同じ面積を有した形状であり、その平面全体を導電層を介して回路パターン3へ直接接続できる(すなわち、もう一方の接続は同一方向とは異なる方向に電気的接続する)構成の場合は、格段に放熱性を高めることができる。
また上記では、導電層はバンプ6としたが、それに限らず、導電性接着剤、あるいは一部にワイヤーボンディングで電気的接続を併用するなどして行ってもいいということは言うまでも無い。
無機フィラーは、Al2O3、MgO、SiO2、BNおよびAlNから選ばれる少なくとも一つを含んでいる。無機フィラーを用いると、放熱性が優れるが、特に、MgOを用いると線膨張係数を大きくでき、SiO2を用いると誘電率を小さくでき、BNを用いると線膨張係数を小さくできる。
無機フィラーは略球形状で、その直径は0.1〜100μmであるが、粒径が小さいほど絶縁樹脂への充填率を向上できる。絶縁体2に占める無機フィラーの充填量は、熱伝導率を上げるために、70〜95重量%と高濃度に充填している。特に、本実施の形態では、無機フィラーは、平均粒径3μmと平均粒径12μmの2種類のAl2O3を混合したものを用いている。この大小2種類の粒径のAl2O3を用いることによって、大きな粒径のAl2O3の隙間に小さな粒径のAl2O3を充填できるので、Al2O3を90重量%近くまで高濃度に充填できるものである。この場合、絶縁体2の熱伝導率は5W/mK程度となる。
熱硬化性の絶縁樹脂は、エポキシ樹脂、フェノール樹脂およびシアネート樹脂の内、少なくとも1種類の樹脂を含んでいる。これらの樹脂は耐熱性や電気絶縁性に優れている。
絶縁体2の厚さは、薄くすれば、回路パターン3に装着したLED5に生じる熱を基台1に伝えやすいが、逆に絶縁耐圧が問題となり、厚すぎると、熱抵抗が大きくなるので、絶縁耐圧と、熱抵抗を考慮して最適な厚さに設定すれば良い。
金属製の基台1としては、熱伝導の良いアルミニウム、銅またはそれらを主成分とする合金からできている。特に、本実施の形態では、基台1の厚みを1mmとしている。また、基台1としては、単なる板状のものだけでなく、より放熱性を高めるため、絶縁体2を積層した面とは反対側の面に、表面積を広げるためにフィン部を形成しても良い。全膨張係数は8×10-6/℃〜20×10-6/℃としており、基台1やLED5の線膨張係数に近づけることにより、基板全体の反りや歪みを小さくできる。
(実施の形態2)
図3は本発明の他の実施形態を示す断面図、図4は同斜視図である。
図3は本発明の他の実施形態を示す断面図、図4は同斜視図である。
図3において、アルミ製の基台1の上には、無機フィラーを含有した熱伝導性樹脂でできた絶縁体2がすり鉢状の凹み2aを有した状態で接合されており、その表面には厚さ0.5mmの銅板でできた回路パターン3が貼り付けられている。前記回路パターン3の表面にはニッケル下地の錫めっき処理が施されている。LED5はこの基板の凹み2a部の底に設置されている。図3の矢印はLED5から出る光の道筋を示す。LED5と回路パターン3との電気的配線はワイヤ7を用いたワイヤボンディング方式でも形成されている。
なお、LED素子(部品素子)となるLED5は、図示していないが、基台1平面と平行な平面を有する半導体層(n型半導体層、p型半導体層)を積層して形成されている。n型半導体層平面は、LED5の平面外形とほぼ同じ面積を有した形状を有している。このLED5の半導体層から回路パターン3への電気的接続は、図3に示すように金属層よりなる導電層66で行っており、平面を全体的(全面的)に電気的接続させるようにしている。これにより、LED5から回路パターン3への接続が、熱伝導性の高い金属成分を主体とした導電層66により広い接続面積(あるいは導電層の平面)で接続することができ、LED5から回路パターン3への熱伝導特性(放熱性)を格段に向上させることができる。
なお、LED5からバンプ6、あるいはバンプ6から回路パターン3への電気的接続に際して、必要に応じて金などの金属めっきによる電極層を介して行っていいということは言うまでも無い。
このように、LED素子の少なくとも一方の半導体層が、LED素子の平面外形とほぼ同じ面積を有した形状であり、その平面全体を導電層を介して回路パターン3へ直接接続できる(すなわち、もう一方の接続は同一方向とは異なる方向に電気的接続する)構成の場合は、格段に放熱性を高めることができる。
(実施の形態3)
図5は本発明の他の実施形態を示す断面図である。
図5は本発明の他の実施形態を示す断面図である。
図5において、アルミ製の基台1の上には、無機フィラーを含有した熱伝導性樹脂でできた絶縁体2がすり鉢状の凹み2aを有した状態で接合されており、その表面には厚さ0.5mmの銅板でできた回路パターン3が埋め込まれている。前記回路パターン3の表面にはニッケル下地の錫めっき処理が施されている。LED5はこの基板の凹み2a部の底に設置されている。図5の矢印はLED5から出る光の道筋を示す。LED5と回路パターン3との電気的配線はワイヤ7を用いたワイヤボンディング方式でも形成されている。
なお、LED素子(部品素子)となるLED5は、図示していないが、基台1平面と平行な平面を有する半導体層(n型半導体層、p型半導体層)を積層して形成されている。n型半導体層平面は、LED5の平面外形とほぼ同じ面積を有した形状を有している。このLED5の半導体層から回路パターン3への電気的接続は、図3に示すように金属層よりなる導電層66で行っており、平面を全体的(全面的)に電気的接続させるようにしている。これにより、LED5から回路パターン3への接続が、熱伝導性の高い金属成分を主体とした導電層66により広い接続面積(あるいは導電層の平面)で接続することができ、LED5から回路パターン3への熱伝導特性(放熱性)を格段に向上させることができる。
なお、LED5からバンプ6、あるいはバンプ6から回路パターン3への電気的接続に際して、必要に応じて金などの金属めっきによる電極層を介して行っていいということは言うまでも無い。
このように、LED素子の少なくとも一方の半導体層が、LED素子の平面外形とほぼ同じ面積を有した形状であり、その平面全体を導電層を介して回路パターン3へ直接接続できる(すなわち、もう一方の接続は同一方向とは異なる方向に電気的接続する)構成の場合は、格段に放熱性を高めることができる。
(実施の形態4)
図6は本発明の他の実施形態を示す断面図である。
図6は本発明の他の実施形態を示す断面図である。
図6において、アルミ製の基台1の上には、無機フィラーを含有した熱伝導性樹脂でできた絶縁体2がすり鉢状の凹み2aを有した状態で接合されており、その表面には無電解めっきによる回路パターン4が形成されている。この図6では図示していないが図5と同じく、LED5はこの基板の凹み2a部の底に設置され、LED5と回路パターン4との電気的配線はワイヤ7を用いたワイヤボンディング方式でも接続される。
なお、LED素子(部品素子)となるLED5は、図示していないが、基台1平面と平行な平面を有する半導体層(n型半導体層、p型半導体層)を積層して形成されている。n型半導体層平面は、LED5の平面外形とほぼ同じ面積を有した形状を有している。このLED5の半導体層から回路パターン3への電気的接続は、図3に示すように金属層よりなる導電層66で行っており、平面を全体的(全面的)に電気的接続させるようにしている。これにより、LED5から回路パターン3への接続が、熱伝導性の高い金属成分を主体とした導電層66により広い接続面積(あるいは導電層の平面)で接続することができ、LED5から回路パターン3への熱伝導特性(放熱性)を格段に向上させることができる。
なお、LED5からバンプ6、あるいはバンプ6から回路パターン3への電気的接続に際して、必要に応じて金などの金属めっきによる電極層を介して行っていいということは言うまでも無い。
このように、LED素子の少なくとも一方の半導体層が、LED素子の平面外形とほぼ同じ面積を有した形状であり、その平面全体を導電層を介して回路パターン3へ直接接続できる(すなわち、もう一方の接続は同一方向とは異なる方向に電気的接続する)構成の場合は、格段に放熱性を高めることができる。
このようなLED用基板の製造工程は次の通りである。
図7は本発明のLED用基板の製造工程を示す図である。
図7(a)において、表面にはニッケル下地の錫めっき処理が施されている厚さ0.5mmの銅板でできた回路パターン3が円錐形の凹部3aを有するように成形されており、その円錐形の凹部3aと嵌め合う凸部11aを有する下金型に固定された状態にあり、絶縁体2が積層されたアルミ製の基台1を上金型12でガイドしながら押し板13で押し込み、図7(b)のごとく金型内で加圧と加熱を行い、未硬化の絶縁体2を硬化することにより回路パターン3が絶縁体2に埋め込まれ、一体化したLED用基板が形成される。この時、絶縁体2に含まれる未硬化の熱硬化性の絶縁樹脂を上下金型11,12から取り出すに十分な硬さに硬化させるには120℃で10分以上の時間を有する。そこでこの時間を短縮して生産性を上げるためにプレゲル材を混ぜる。プレゲル材は、熱可塑性樹脂パウダーであり、未硬化の熱硬化性の絶縁樹脂の液状成分を吸収して膨張し、未硬化の絶縁樹脂がゲルとなるように作用する働きをする。プレゲル材は120℃の温度では1分程度で作用し、金型から取り出すに十分な硬さにすることができるため生産性を上げることができる。
上記のように、回路パターン3と基台1を形成した後に、図示はしていないがLED5を導電層となるバンプあるいは導電性接着剤を介して回路パターン3に接続固定する。
図8は本発明のLED用基板の他の製造工程を示す図である。
図8のように、表面にはニッケル下地の錫めっき処理が施されている厚さ0.5mmの銅板でできた回路パターン3が円錐形の凹部3aを有するように成形されており、その円錐形の凹部3aと嵌め合う凹部2aを有する、すでに硬化した状態にある絶縁体2の上に接着剤(図示せず)を介して積層することにより回路パターン3を絶縁体2の上に貼り付けるものである。
そして、回路パターン3と基台1を形成した後、図示はしていないがLED5を導電層となるバンプあるいは導電性接着剤を介して回路パターン3に接続固定する。
図9は本発明のLED用基板の他の製造工程を示す図である。
図9のように、表面にはニッケル下地の錫めっき処理が施されている厚さ0.5mmの銅板でできた回路パターン3が、円錐形の凹部3aを有するように成形されており、その円錐形の凹部3aと嵌め合う凹部2aを有する、未だ重合反応しておらずプレゲル材によって半硬化状態にある絶縁体2の上に積層した後に加熱することにより、回路パターン3を絶縁体2の上に貼り付けるものである。
そして、回路パターン3と基台1を形成した後、図示はしていないがLED5を導電層となるバンプあるいは導電性接着剤を介して回路パターン3に接続固定する。
図10は本発明のLED用基板の他の製造工程を示す図である。
図10のように、表面にはニッケル下地の錫めっき処理が施されている厚さ0.5mmの銅板でできた回路パターン3が円錐形の凹部3aを有するように成形されており、その円錐形の凹部3aと嵌め合う凹部2aを有する、未だ重合反応しておらずプレゲル材によって半硬化状態にある絶縁体2の上に積層した後に加熱することにより図11のように、回路パターン3を絶縁体2の上に埋め込むものである。
そして、回路パターン3と基台1を形成した後、図示はしていないがLED5を導電層となるバンプあるいは導電性接着剤を介して回路パターン3に接続固定する。
以上のように本発明のLED用基板は、放熱性と光の反射による集光機能を持つことにより、また、回路パターンと反射板が一体となることにより低コストでLEDの性能を十分引き出すことのできる基板を製造する用途などに有用である。
1 基台
2 絶縁体
3 回路パターン
4 めっきによる回路パターン
5 LED素子
6 バンプ
7 ワイヤ
11 下金型
12 上金型
13 押し板
66 導電層
2 絶縁体
3 回路パターン
4 めっきによる回路パターン
5 LED素子
6 バンプ
7 ワイヤ
11 下金型
12 上金型
13 押し板
66 導電層
Claims (8)
- 部品素子に有する少なくとも1つの半導体層平面の全面を、導電層を介して電気的接続する導電性金属板からなる回路パターンが凹部を有するようにあらかじめ成形されており、前記凹部と嵌め合う凸部を有する金型に固定された状態で樹脂を積層し、金型内で加圧と加熱を行い、未硬化の前記樹脂を硬化することを特徴とする基板の製造方法。
- 部品素子に有する2つ以上の半導体層平面の各全面を、導電層を介して電気的接続する導電性金属板からなる回路パターンが、凹部を有するようにあらかじめ成形されていることを特徴とする請求項1に記載の基板の製造方法。
- 導電層はバンプであることを特徴とする請求項1または2のいずれか1つに記載の基板の製造方法。
- 樹脂がプレゲル材を含んでおり、半硬化状態にして金型から取り出すことを特徴とする請求項1に記載の基板の製造方法。
- 樹脂を、凹部を有する樹脂構造物に成形した後硬化させ、その表面に、部品素子に有する少なくとも1つの半導体層平面の全面を、導電層を介して電気的接続する導電性金属板からなる回路パターンを、熱伝導性接着剤を用いて貼り付けることを特徴とする基板の製造方法。
- プレゲル材を含んだ樹脂を、凹部を有する樹脂構造物に、成形時に重合反応がほとんど進んでいない半硬化状態にしておき、その表面に、部品素子に有する少なくとも1つの半導体層平面の全面を、導電層を介して電気的接続する導電性金属板からなる回路パターンを貼り付けた後加熱して硬化させることを特徴とする基板の製造方法。
- 凹部を有する樹脂構造物の成形時に半硬化状態にしておき、その表面に、部品素子に有する少なくとも1つの半導体層平面の全面を、導電層を介して電気的接続する導電性金属板からなる回路パターンを埋め込んだ後加熱して硬化させることを特徴とする基板の製造方法。
- 50000Pa以下の圧力の真空雰囲気中で行う請求項1〜7のいずれか一つに記載の基板の製造方法。
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2006
- 2006-02-08 JP JP2006030786A patent/JP2007214245A/ja active Pending
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