JP2007213338A - メールサーバおよび電子メール通信システム - Google Patents
メールサーバおよび電子メール通信システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007213338A JP2007213338A JP2006032834A JP2006032834A JP2007213338A JP 2007213338 A JP2007213338 A JP 2007213338A JP 2006032834 A JP2006032834 A JP 2006032834A JP 2006032834 A JP2006032834 A JP 2006032834A JP 2007213338 A JP2007213338 A JP 2007213338A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- file
- attached file
- user
- past
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
【課題】従来よりもメールサーバの使用効率化の向上およびネットワークの通信トラフィックの抑制を図ることができるメール通信システムを提供すること。
【解決手段】メールサーバは、電子メールを利用者A宛に送信する場合に、過去に受信したメールのうち、利用者Aが送信元になっているメールの添付ファイルを検索し(S14)、添付ファイルが検索されると、これから送信しようとする電子メールの添付ファイルの中に、検索されたファイルと同一のものがあるか否かを判断する(S16)。同一のものがあると判断すると、送信しようとする電子メールから、同一と判断された添付ファイルを削除した後(S17)、利用者A宛てに送信する(S19)。
【選択図】図5
【解決手段】メールサーバは、電子メールを利用者A宛に送信する場合に、過去に受信したメールのうち、利用者Aが送信元になっているメールの添付ファイルを検索し(S14)、添付ファイルが検索されると、これから送信しようとする電子メールの添付ファイルの中に、検索されたファイルと同一のものがあるか否かを判断する(S16)。同一のものがあると判断すると、送信しようとする電子メールから、同一と判断された添付ファイルを削除した後(S17)、利用者A宛てに送信する(S19)。
【選択図】図5
Description
本発明は、メールサーバを介して第1と第2の端末装置間で電子メールを送受信する電子メール通信システムおよびメールサーバに関する。
電子メール通信システムでは、メールサーバは、受信した電子メール(以下、「メール」という。)を記憶部に一旦格納しておき、ユーザが利用する端末装置から当該ユーザ宛てのメールの受信要求があると、要求されたメールを読み出して当該端末装置に送る構成になっている。このような構成をとる場合、メールの通信量が増加すると、メールサーバに格納しておくメールの量も増えるため、メールサーバの記憶容量を予め大きくしておくことが必要である。
ところが、メールサーバの記憶容量を無限に大きくすることは不可能であり、実際には限られた容量の中で効率良く使用することが求められる。
メールサーバを効率良く使用する技術として、特許文献1には、格納されている2つのメールについて、送信元、宛先および件名を比較し、これらが一致した場合に、通信日時が古い方のメールを削除する技術が開示されている。これによれば、例えばユーザAがユーザBに対し、誤った内容のメールを送信し、その直後に内容を訂正したメールを送信した場合に、メールサーバには2つのメールが一時的に格納されるが、古い内容のメールについては不要なものとして削除されることになる。従って、メールサーバに不要なメールが長時間格納されることを防止でき、また通信トラフィックの抑制を図ることができる。
特開2003−85104号公報
メールサーバを効率良く使用する技術として、特許文献1には、格納されている2つのメールについて、送信元、宛先および件名を比較し、これらが一致した場合に、通信日時が古い方のメールを削除する技術が開示されている。これによれば、例えばユーザAがユーザBに対し、誤った内容のメールを送信し、その直後に内容を訂正したメールを送信した場合に、メールサーバには2つのメールが一時的に格納されるが、古い内容のメールについては不要なものとして削除されることになる。従って、メールサーバに不要なメールが長時間格納されることを防止でき、また通信トラフィックの抑制を図ることができる。
しかしながら、上記特許文献1の技術では、同一宛先のメールについて古いものを削除できるだけであり、次のような場合には通信トラフィックの抑制等を図ることはできない。すなわち、例えばユーザBがユーザAからのメールに添付されていたファイルを、いわゆる転送機能を利用して、ユーザAを含む複数のユーザを宛先に指定して1回のメールで転送するという操作を行うような場合である。当該ファイルは、A以外のユーザにとっては初めて受け取るものかも知れないが、ユーザAにとっては、自己がもともと所有していたものであるから受け取っても見る必要がなく、結果的に無用なファイルがメールサーバを介して送信されることになる。
添付ファイルは、文書作成用アプリケーションにより作成された文書データや画像データなどからなるものが多く、メッセージ本体よりも一般的にデータサイズが大きい。
このようなデータサイズが大きい無用な添付ファイルが通信されることは、メールサーバにとって使用効率化の低下につながり、ネットワークにとって通信トラフィックの増大につながることになる。
このようなデータサイズが大きい無用な添付ファイルが通信されることは、メールサーバにとって使用効率化の低下につながり、ネットワークにとって通信トラフィックの増大につながることになる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、従来よりもメールサーバの使用効率化の向上およびネットワークの通信トラフィックの抑制を図ることができる電子メール通信システムおよびメールサーバを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明に係るメールサーバは、添付ファイル付きの電子メールを送受信する機能を有するメールサーバであって、送信しようとする第1の電子メールと、過去の電子メールのうち送信元が第1の電子メールの宛先と一致する第2の電子メールについて、第1の電子メールの添付ファイルの中に第2の電子メールの添付ファイルと同一のものがあるか否かを判断する判断手段と、同一と判断された添付ファイルがある場合には、第1の電子メールから当該同一と判断された添付ファイルを削除して送信するメール送信手段と、を備えることを特徴とする。
このように、宛先によっては不要と思われる添付ファイルを削除してから送信するので、添付ファイルを一律に送信する従来の構成に比べて、メールサーバの使用効率化の向上とネットワークの通信トラフィックの抑制を図ることができる。
また、過去の電子メールの送信元を含む履歴情報を記憶している履歴情報記憶手段を有し、前記判断手段は、前記履歴情報から過去の電子メールの送信元を取得することを特徴とする。
また、過去の電子メールの送信元を含む履歴情報を記憶している履歴情報記憶手段を有し、前記判断手段は、前記履歴情報から過去の電子メールの送信元を取得することを特徴とする。
このようにすれば、容易に過去の電子メールの送信元を取得することが可能になる。
また、受信した電子メールには、当該電子メールのオリジナルとなる過去の電子メールの送信元を含む履歴情報が書き込まれており、前記判断手段は、前記履歴情報から、過去の電子メールの送信元を取得することを特徴とする。
このようにすれば、過去の電子メールの送信元を記憶しておく記憶手段を装置に備えない構成をとることが可能になる。
また、受信した電子メールには、当該電子メールのオリジナルとなる過去の電子メールの送信元を含む履歴情報が書き込まれており、前記判断手段は、前記履歴情報から、過去の電子メールの送信元を取得することを特徴とする。
このようにすれば、過去の電子メールの送信元を記憶しておく記憶手段を装置に備えない構成をとることが可能になる。
さらに、前記判断手段は、添付ファイルの内容に関する情報として、添付ファイルのファイル名、拡張子、実データ、ファイル属性、ハッシュ値のいずれか1つ、または2以上を組み合わせた情報から前記判断を行うとすることができる。
ここで、過去の電子メールについて、前記添付ファイルの内容に関する情報を記憶しているファイル情報記憶手段を備え、前記判断手段は、過去の電子メールについては前記添付ファイルの内容に関する情報を前記ファイル情報記憶手段から取得し、第1の電子メールについては当該電子メールから取得し、取得した双方の情報を比較することにより前記判断を行うことを特徴とする。
ここで、過去の電子メールについて、前記添付ファイルの内容に関する情報を記憶しているファイル情報記憶手段を備え、前記判断手段は、過去の電子メールについては前記添付ファイルの内容に関する情報を前記ファイル情報記憶手段から取得し、第1の電子メールについては当該電子メールから取得し、取得した双方の情報を比較することにより前記判断を行うことを特徴とする。
このようにすれば、過去の電子メールについて添付ファイルの内容に関する情報を容易に取得することができる。
また、前記メール送信手段は、第1の電子メールの宛先に、過去の電子メールの送信元と一致しない別の宛先が含まれている場合には、当該別の宛先に送信する電子メールについて添付ファイルの削除を行わないことを特徴とする。
また、前記メール送信手段は、第1の電子メールの宛先に、過去の電子メールの送信元と一致しない別の宛先が含まれている場合には、当該別の宛先に送信する電子メールについて添付ファイルの削除を行わないことを特徴とする。
当該別の宛先には当該添付ファイルが過去に送信されていない蓋然性が高く、当該別の宛先のユーザにとって便利である。
さらに、前記メール送信手段は、前記削除に代えて添付ファイルを圧縮した後に前記電子メールを送信することを特徴とする。
このようにすれば、第1の電子メールの宛先となるユーザは解凍により添付ファイルを見ることができるので、通信トラフィックの抑制を図りつつ、当該ユーザにとって便利になる。
さらに、前記メール送信手段は、前記削除に代えて添付ファイルを圧縮した後に前記電子メールを送信することを特徴とする。
このようにすれば、第1の電子メールの宛先となるユーザは解凍により添付ファイルを見ることができるので、通信トラフィックの抑制を図りつつ、当該ユーザにとって便利になる。
また、前記メール送信手段は、添付ファイルの圧縮に際し、その圧縮方法を当該添付ファイルの種類に応じて変えることを特徴とする。
ここで、圧縮方法を当該添付ファイルの種類に応じて変えるとは、当該種類毎に別の圧縮方法を用いる場合と、ある種類については圧縮自体を行わない場合の両方を含む概念で用いられる。
ここで、圧縮方法を当該添付ファイルの種類に応じて変えるとは、当該種類毎に別の圧縮方法を用いる場合と、ある種類については圧縮自体を行わない場合の両方を含む概念で用いられる。
このようにすれば、ファイル毎に適正な圧縮を行うことが可能になる。
さらに、前記メール送信手段は、添付ファイルの圧縮に際し、その圧縮率を当該添付ファイルの前記宛先への送信済み回数に応じて変えることを特徴とする。
通常、ユーザは同じファイルであれば1回受信すれば十分なので、例えば送信済み回数が多くなると圧縮率を大きくするとすることにより、当該ユーザに不便をかけることなくより通信トラフィックの抑制を図ることが可能になる。
さらに、前記メール送信手段は、添付ファイルの圧縮に際し、その圧縮率を当該添付ファイルの前記宛先への送信済み回数に応じて変えることを特徴とする。
通常、ユーザは同じファイルであれば1回受信すれば十分なので、例えば送信済み回数が多くなると圧縮率を大きくするとすることにより、当該ユーザに不便をかけることなくより通信トラフィックの抑制を図ることが可能になる。
本発明に係る電子メール通信システムは、添付ファイル付きの電子メールを送受信する機能を有するメールサーバを介して端末装置間で電子メールを通信する電子メール通信システムであって、前記メールサーバは、送信しようとする第1の電子メールと、過去の電子メールのうち送信元が第1の電子メールの宛先と一致する第2の電子メールについて、第1の電子メールの添付ファイルの中に第2の電子メールの添付ファイルと同一のものがあるか否かを判断する判断手段と、同一と判断された添付ファイルがある場合には、第1の電子メールから当該同一と判断された添付ファイルを削除して送信するメール送信手段と、を備えることを特徴とする。
以下、本発明に係る電子メール通信システムおよびメールサーバの実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、電子メール通信システム10の構成を示す図である。
同図に示すように、電子メール通信システム10は、ネットワークシステム1,2,3が通信網、ここではインターネット400を介して接続されてなる。
(第1の実施の形態)
図1は、電子メール通信システム10の構成を示す図である。
同図に示すように、電子メール通信システム10は、ネットワークシステム1,2,3が通信網、ここではインターネット400を介して接続されてなる。
ネットワークシステム1は、端末装置101,102,103、メールサーバ110、ハブ111、ルーター112がLAN(Local Area Network)120を介して接続されてなる。また、ネットワークシステム2は、端末装置201,202,203、メールサーバ210、ハブ211、ルーター212がLAN220を介して接続されてなり、ネットワークシステム3は、端末装置301,302、メールサーバ310がLAN320を介して接続されてなる。
端末装置101、201等は、パーソナルコンピュータ(PC)であり、文書や図形等の作成のためのアプリケーションソフトウエア(以下、「アプリケーション」という。)がインストールされており、ユーザは当該アプリケーションにより文書や図形等のファイルを作成することができる。また、メール送受信のための通信ソフトウェア、いわゆるメーラーがインストールされており、ユーザは当該メーラーによりメールの作成や送信、受信、転送、返信等を行うことができる。さらに、アプリケーションにより作成した文書等のファイルを添付ファイルとしてメールに添付して送信する機能も有している。ここでは、利用者Xが端末装置101を、利用者Yが端末装置201を、利用者Zが端末装置301を、利用者αが端末装置302をそれぞれ使用するものとする。
メールサーバ110,210等は、端末装置間でメールを送受信するための中継装置として機能する。ここでは、メール送受信に公知のSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)およびPOP3(Post Office Protocol 3)が用いられる。なお、ハブ111,211とルーター112,212については、公知の中継装置であるので、ここでの説明を省略する。
以下、メールサーバの処理を詳しく説明するが、各メールサーバは基本的に同じ構成なので、ここではメールサーバ210について説明し、他のサーバについてはその説明を省略するものとする。
以下、メールサーバの処理を詳しく説明するが、各メールサーバは基本的に同じ構成なので、ここではメールサーバ210について説明し、他のサーバについてはその説明を省略するものとする。
図2は、メールサーバ210の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、メールサーバ210は、主な構成要素として、送受信部251、全体制御部252、記憶部253、メール検索部254、添付ファイル同一性判断部255、添付ファイル削除部256および送信メール格納部257を備え、バス258を介して各部間で通信が行えるようになっている。
同図に示すように、メールサーバ210は、主な構成要素として、送受信部251、全体制御部252、記憶部253、メール検索部254、添付ファイル同一性判断部255、添付ファイル削除部256および送信メール格納部257を備え、バス258を介して各部間で通信が行えるようになっている。
送受信部251は、LANカード、LANボードといったLAN220に接続するためのインターフェースである。
記憶部253は、HDD(ハードディスクドライブ)などの不揮発性の記憶手段からなり、各利用者宛てに届いたメール(以下、「受信メール」という。)を格納しておくためのアドレス単位で割り当てられたメールボックス(BOX)261、262等が設けられている。
記憶部253は、HDD(ハードディスクドライブ)などの不揮発性の記憶手段からなり、各利用者宛てに届いたメール(以下、「受信メール」という。)を格納しておくためのアドレス単位で割り当てられたメールボックス(BOX)261、262等が設けられている。
全体制御部252は、各部を制御し、メールサーバとしてのメール送受信等の機能を円滑に実行させる。具体的には、メール受信の場合、受信メールを、送受信部251を介して受信して、利用者用のメールボックス、例えば宛先が利用者Yの場合にはメールボックス261に格納させる。利用者Yが使用する端末装置、ここでは201からY宛てのメールの受信要求があると、メールボックス261から当該受信メールを読み出して端末装置201に送る。
また、メール送信の場合、端末装置201等から送信されたメール(以下、「送信メール」という。)を、送受信部251を介して受け付けて、送信メール格納部257に一旦格納させる。そして、当該送信メールを送信メール格納部257から読み出し、指定された宛先に送受信部251を介して送信する。
メール検索部254は、これから送信しようとする送信メールの宛先と同じアドレスが送信元になっている過去の受信メールを検索する。
メール検索部254は、これから送信しようとする送信メールの宛先と同じアドレスが送信元になっている過去の受信メールを検索する。
添付ファイル同一性判断部255は、これから送信しようとする送信メールの添付ファイルと、メール検索部254の検索により得られた過去の受信メールの添付ファイルについて、その同一性を判断する。この判断方法およびメール検索部254の検索方法の詳細については、後述する。
添付ファイル削除部256は、添付ファイル同一性判断部255により同一と判断された添付ファイルを送信メールから削除する処理を行う。
添付ファイル削除部256は、添付ファイル同一性判断部255により同一と判断された添付ファイルを送信メールから削除する処理を行う。
次に、メールサーバ210が送信メールを受け付けたときに実行する処理内容を説明するが、ここでは利用者XからY宛に添付ファイル付きのメールAが送信された後、Yがメーラーのいわゆる転送機能を利用して添付ファイル付きのメールBを送信メールとして利用者X、Z宛に送信する場合に、メールサーバ210が実行する処理の内容例を具体的に説明する。
図3は、メールAの構成例130を示す図である。また、図4(a)は、メールBが端末装置201からメールサーバ210に送られるときの構成例230を示す図であり、図4(b)は、メールBがメールサーバ210から利用者X宛に送信されるときの構成例240を示す図である。
図3に示すように、メールAには、To欄131、CC欄132、From欄133、Subject欄134、Date欄135、添付ファイル情報欄136、Original Mail(オリジナルメール)情報欄137およびメッセージ欄138が設けられている。なお、メールAには、添付ファイル139が添付されており、ここではメッセージ欄138の下に書き込まれている。
図3に示すように、メールAには、To欄131、CC欄132、From欄133、Subject欄134、Date欄135、添付ファイル情報欄136、Original Mail(オリジナルメール)情報欄137およびメッセージ欄138が設けられている。なお、メールAには、添付ファイル139が添付されており、ここではメッセージ欄138の下に書き込まれている。
To欄131には、メールAの宛先、CC欄132には、メールAと同じ内容のメール(コピー)を送信する場合の宛先、From欄133には、送信元のアドレスがそれぞれ書き込まれる。同図は、To欄131に利用者Y、From欄133に利用者Xのアドレスが書き込まれている場合の例を示している。
Subject欄134には、メールAの件名を示す情報が、Date欄135には、作成日時を示す情報が、添付ファイル情報欄136には、添付ファイルのファイル名とその拡張子を示す添付ファイル情報が書き込まれている。ここでは、添付ファイルとして、拡張子「bmp」のファイル名「サンプル画像1」というファイルがメールAに添付されていることが解る。
Subject欄134には、メールAの件名を示す情報が、Date欄135には、作成日時を示す情報が、添付ファイル情報欄136には、添付ファイルのファイル名とその拡張子を示す添付ファイル情報が書き込まれている。ここでは、添付ファイルとして、拡張子「bmp」のファイル名「サンプル画像1」というファイルがメールAに添付されていることが解る。
オリジナルメール情報欄137には、いわゆる転送や返信機能を利用する際のオリジナルとなるオリジナルメールについてその宛先や送信元、添付ファイルのファイル名、拡張子などの情報(図4(a)の欄237参照)がオリジナルメール情報として書き込まれる。メールAには、オリジナルメールとされるメールがないので空白になっている。
メッセージ欄138には、利用者Xにより入力されたメッセージが書き込まれる。
メッセージ欄138には、利用者Xにより入力されたメッセージが書き込まれる。
一方、図4(a)に示すように、端末装置201からメールサーバ210に送られるメールBには、To欄231〜メッセージ欄238が設けられている。Subject欄234、Date欄235を含めて各欄の内容は、基本的にメールAのものと同じであるが、To欄231には、利用者X、CC欄232には、利用者Z、From欄233には、利用者Yのアドレスが書き込まれている。なお、メールBにも添付ファイルが添付されており、メッセージ欄238の下に、その添付ファイル239が書き込まれている。
添付ファイル情報欄236には、メールBの添付ファイルについて、その添付ファイル情報が書き込まれている。同図は、メールAの添付ファイルと同じ情報になっている例を示している。オリジナルメール情報欄237には、メールAについてその送信元等のオリジナルメール情報が書き込まれている。メールAは、端末装置101のメーラーにより、メールBは、端末装置201のメーラーによりそれぞれ作成され、各装置から送信される。なお、図4(b)のメール構成例240については後述する。
図5は、端末装置201からメールBを受け付けたときにメールサーバ210が実行する処理内容の例を示すフローチャートである。
同図に示すように、送信メールとしてメールBを受け付けると(ステップS11)、変数iの値を「1」に設定する(ステップS12)。そして、メールBの全宛先のうち、i番目の宛先を確認する(ステップS13)。ここで、i番目とは、メールBのTo欄とCC欄に書き込まれている各宛先を上から1番目、2番目というように順番付けしたときの番号のことをいう。i=1の場合には、i番目の宛先は利用者Xということになる。
同図に示すように、送信メールとしてメールBを受け付けると(ステップS11)、変数iの値を「1」に設定する(ステップS12)。そして、メールBの全宛先のうち、i番目の宛先を確認する(ステップS13)。ここで、i番目とは、メールBのTo欄とCC欄に書き込まれている各宛先を上から1番目、2番目というように順番付けしたときの番号のことをいう。i=1の場合には、i番目の宛先は利用者Xということになる。
次に、記憶部253のメールボックスに格納されている過去の全受信メールのうち、送信元がi番目の宛先(利用者X)と一致する受信メールの添付ファイルを検索する(ステップS14)。送信元については、過去の受信メールのFrom欄に書き込まれている情報が履歴情報として参照される。ここでは図3に示すようにメールAの送信元が利用者Xになっており、従ってメールAの添付ファイル(ファイル名「サンプル画像1.bmp」)が検索されるものとする。この検索は、主にメール検索部254により実行される。
ファイル検索の有無を判断する(ステップS15)。添付ファイルが検索されたことを判断すると(ステップS15で「YES」)、メールBの添付ファイルの中に、検索された添付ファイルと同一のものがあるか否かを判断する(ステップS16)。
具体的には、メールBの添付ファイル(ファイル名「サンプル画像1.bmp」)と、検索された添付ファイル(ファイル名「サンプル画像1.bmp」)双方について、その本文内容を読み出し、両者の内容を比較して、内容が一致していれば同一、異なっていれば同一でないと判断される。ここでは、メールBの添付ファイルが1つの場合を例にしたが、複数ある場合には、個々のファイル毎に同一性が判断される。
具体的には、メールBの添付ファイル(ファイル名「サンプル画像1.bmp」)と、検索された添付ファイル(ファイル名「サンプル画像1.bmp」)双方について、その本文内容を読み出し、両者の内容を比較して、内容が一致していれば同一、異なっていれば同一でないと判断される。ここでは、メールBの添付ファイルが1つの場合を例にしたが、複数ある場合には、個々のファイル毎に同一性が判断される。
なお、同一性の判断方法は、これに限られない。例えば、添付ファイルの内容に関する情報として、ファイル名、属性情報、作成日時等のいずれか、または2以上を組み合わせて、ファイル名等の比較結果から判断するとしても良い。当該情報がメールに含まれていれば実現できる。この判断は、主に添付ファイル同一性判断部255により実行される。
また、過去の受信メールを記憶しておく構成になっていない場合には、例えばメールを受信する毎に、当該受信メールから当該情報を読み出し、その情報を記憶部のテーブル等に登録しておき、同一性の判断の際に当該テーブルを参照する構成をとるとしても良い。さらに、添付ファイルの内容に関する情報としては,例えば添付ファイルのデータのハッシュ値とすることもできる。この場合も、例えばメールの受信毎にその添付ファイルについてハッシュ値を計算し、得られたハッシュ値を登録する方法をとるとしても良い。
また、過去の受信メールを記憶しておく構成になっていない場合には、例えばメールを受信する毎に、当該受信メールから当該情報を読み出し、その情報を記憶部のテーブル等に登録しておき、同一性の判断の際に当該テーブルを参照する構成をとるとしても良い。さらに、添付ファイルの内容に関する情報としては,例えば添付ファイルのデータのハッシュ値とすることもできる。この場合も、例えばメールの受信毎にその添付ファイルについてハッシュ値を計算し、得られたハッシュ値を登録する方法をとるとしても良い。
添付ファイルが同じであることを判断すると(ステップS16で「YES」)、宛先をi番目とする(利用者X宛の)メールBから、同じと判断された添付ファイル、ここでは「サンプル画像1.bmp」の添付ファイルを削除する処理を行う(ステップS17)。具体的には、送信メール格納部257に格納されているメールBを読み出すと共に添付ファイル239に相当する部分のデータを削除して、これを利用者X宛のメールBとするものである。
そして、添付ファイルが削除された旨の情報(削除情報)を当該メールBに書き込む(ステップS18)。図4(b)は、添付ファイルが削除され、削除情報が書き込まれたメールBの構成例240を示す図である。なお、同図では、図4(a)の構成例230と同じ部分について省略してある。
図4(b)に示すように、当該メールBの添付ファイル欄236には、ファイル名「サンプル画像1」のファイルが削除されたこと、および削除されたファイルがどのメールに添付されているのかを知らせるメッセージが削除情報として書き込まれるようになっている。この削除情報は、ファイル名や日時、宛先に相当する部分を除いたメッセージに、当該削除されるファイルに対応するファイル名等を示す情報が追記されることにより生成される。また、同図に示すように、上記の削除により、メッセージ欄238の下部には、添付ファイルに相当する部分が存在していないことが解る。
図4(b)に示すように、当該メールBの添付ファイル欄236には、ファイル名「サンプル画像1」のファイルが削除されたこと、および削除されたファイルがどのメールに添付されているのかを知らせるメッセージが削除情報として書き込まれるようになっている。この削除情報は、ファイル名や日時、宛先に相当する部分を除いたメッセージに、当該削除されるファイルに対応するファイル名等を示す情報が追記されることにより生成される。また、同図に示すように、上記の削除により、メッセージ欄238の下部には、添付ファイルに相当する部分が存在していないことが解る。
利用者Xは、当該メールBを受信し、添付ファイル欄236を見れば、どの添付ファイルが削除され、削除されたファイルがどのメールに添付されていたものと同じであるかを知ることができる。なお、削除情報は、同図のものに限られず、削除された旨が示されるものであれば良い。この削除等は、主に添付ファイル削除部256において実行される。
図5に戻り、ステップS19では、i番目の宛先(利用者X宛)のメールBを送信して、ステップS20に移る。
図5に戻り、ステップS19では、i番目の宛先(利用者X宛)のメールBを送信して、ステップS20に移る。
ステップS20では、全ての宛先への送信が終了したか否かを判断する。ここでは、まだ終了していないと判断し、現在の変数iの値に「1」をインクリメントして(ステップS21)、ステップS13に戻る。ここではi=2となる。
ステップS13〜S15では、2番目の宛先(利用者Z)について、上記同様の方法により検索等を実行する。ここでは、過去の受信メールが検索されなかったとする。過去の受信メールがないことを判断すると(ステップS15で「NO」)、ステップS19に移り、添付ファイル付きのメールBを送信メール格納部257から読み出して利用者Z宛に送信する。過去の受信メールがないということは、利用者ZがメールBの添付ファイルを所有していない可能性があるので、削除せずに送信するものである。これより、利用者Zは、受信したメールBから添付ファイルを確認することができる。
ステップS13〜S15では、2番目の宛先(利用者Z)について、上記同様の方法により検索等を実行する。ここでは、過去の受信メールが検索されなかったとする。過去の受信メールがないことを判断すると(ステップS15で「NO」)、ステップS19に移り、添付ファイル付きのメールBを送信メール格納部257から読み出して利用者Z宛に送信する。過去の受信メールがないということは、利用者ZがメールBの添付ファイルを所有していない可能性があるので、削除せずに送信するものである。これより、利用者Zは、受信したメールBから添付ファイルを確認することができる。
ステップS19で全宛先について送信が終了したことを判断すると当該処理を終了する。なお、ステップS16で添付ファイルが同じでないことを判断した場合には、ステップS19に移り、添付ファイルを削除することなく指定の宛先にメールBを送信する。
このようにメールサーバ210は、送信メールの添付ファイルを必要に応じて削除してから送信するので、添付ファイルを一律に送信する従来の構成に比べて、通信トラフィックを抑制でき、もってネットワークにかかる負荷の低減を図ることができると共に、ネットワークに配されるメールサーバ(本例では110等)の使用効率化の向上を図ることが可能になる。
このようにメールサーバ210は、送信メールの添付ファイルを必要に応じて削除してから送信するので、添付ファイルを一律に送信する従来の構成に比べて、通信トラフィックを抑制でき、もってネットワークにかかる負荷の低減を図ることができると共に、ネットワークに配されるメールサーバ(本例では110等)の使用効率化の向上を図ることが可能になる。
なお、上記では、ステップS13〜S21において、宛先毎に、添付ファイルの削除の要否判断とメール送信を行うとしたが、送信メールから添付ファイルを必要に応じて削除して送信できる方法であれば良く、これに限定されない。
例えば、まず添付ファイル削除の要否を全宛先について判断し、その判断後に各宛先に順次メール送信を行う(もちろん添付ファイルの削除が必要とされた宛先についてはファイル削除が行われる)とすることもできる。
例えば、まず添付ファイル削除の要否を全宛先について判断し、その判断後に各宛先に順次メール送信を行う(もちろん添付ファイルの削除が必要とされた宛先についてはファイル削除が行われる)とすることもできる。
また、ステップS14では、過去の受信メールのうち、「送信元」が送信メールのi番目の宛先と一致する受信メールの添付ファイルを検索するとしたが、「送信元」に加えて「宛先」が一致する過去の受信メールをも検索するとしても良い。具体的には、例えばメールAのCC欄に利用者αのアドレスが記載されており、メールBの宛先に利用者αが含まれている場合を考える。この場合、利用者αは、メールAにて当該添付ファイルを所有済みということになる。従って、過去の受信メールのうち、利用者αを「宛先」に含む受信メール(ここではA)が存在すれば、利用者α宛のメールBについて添付ファイルを削除することで、利用者αに不便をかけることなく、上記同様にネットワークの通信トラフィック抑制等の効果を得ることができる。
(第2の実施の形態)
上記実施の形態では、添付ファイル同一性の判断対象の添付ファイルを、過去の受信メールの中から検索するとしたが、本実施の形態では、送信メールのオリジナル情報に記載の添付ファイルとしており、この点が第1の実施の形態と異なっている。以下、第1の実施の形態と異なる部分を中心に説明し、同じ部分についてはその説明を省略すると共に同符号を付すこととする。
上記実施の形態では、添付ファイル同一性の判断対象の添付ファイルを、過去の受信メールの中から検索するとしたが、本実施の形態では、送信メールのオリジナル情報に記載の添付ファイルとしており、この点が第1の実施の形態と異なっている。以下、第1の実施の形態と異なる部分を中心に説明し、同じ部分についてはその説明を省略すると共に同符号を付すこととする。
図6は、本実施の形態のメールサーバ210が端末装置201からの送信メールを受け付けたときに実行する処理内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、送信メールとしてメールBを受け付けると(ステップS11)、メールBの添付ファイルのファイル名、拡張子を添付ファイル情報欄236から読み出すと共に、オリジナルとなるメールの添付ファイルのファイル名、拡張子をオリジナルメール情報欄237から読み出す(ステップS31)。図4(a)の構成例230の場合、共にファイル名が「サンプル画像1」、拡張子が「bmp」になる。
同図に示すように、送信メールとしてメールBを受け付けると(ステップS11)、メールBの添付ファイルのファイル名、拡張子を添付ファイル情報欄236から読み出すと共に、オリジナルとなるメールの添付ファイルのファイル名、拡張子をオリジナルメール情報欄237から読み出す(ステップS31)。図4(a)の構成例230の場合、共にファイル名が「サンプル画像1」、拡張子が「bmp」になる。
双方のファイル名、拡張子が同じか否かを判断する(ステップS32)。同じと判断すると(ステップS32で「YES」)、変数iの値を「1」に設定し、メールBのi番目の宛先を確認し(ステップS12、S13)、ステップS33に移る。ここでは宛先を利用者Xとする。
ステップS33では、i番目の宛先(利用者X)と同アドレスが、オリジナルメール情報欄237のFromまたはTo欄に書き込まれているか否かを確認する。図4(a)の構成例230の場合、From欄に書き込まれているとされる。利用者XのアドレスがFrom欄に書き込まれている場合、当該添付ファイルの元々の所有者が利用者Xであり、To欄の場合、当該添付ファイルが利用者Xに送付済みであることが判る。この意味で、From欄の情報は、当該メールBのオリジナルとなる過去のメールの送信元を示す履歴情報ということができる。
ステップS33では、i番目の宛先(利用者X)と同アドレスが、オリジナルメール情報欄237のFromまたはTo欄に書き込まれているか否かを確認する。図4(a)の構成例230の場合、From欄に書き込まれているとされる。利用者XのアドレスがFrom欄に書き込まれている場合、当該添付ファイルの元々の所有者が利用者Xであり、To欄の場合、当該添付ファイルが利用者Xに送付済みであることが判る。この意味で、From欄の情報は、当該メールBのオリジナルとなる過去のメールの送信元を示す履歴情報ということができる。
FromまたはTo欄に書き込まれていることを判断すると(ステップS34で「YES」)、ステップS17〜S19の処理を実行する。すなわち、利用者X宛のメールBから添付ファイルを削除し、そのメールBを利用者X宛てに送信する。一方、書き込まれていないことを判断すると(ステップS34で「NO」)、ステップS19に移る。この場合、当該添付ファイルを所有していない可能性が高いので、添付ファイルが添付された状態でメールBが送信される。
ステップS20で全宛先への送信終了が判断されるまで、ステップS13〜S21の処理が繰り返し実行される。例えば、i=2、すなわち宛先を利用者Zとすると、利用者Zのアドレスは、オリジナルメール情報欄237のFromとTo欄のいずれにも書き込まれていないので、ステップS34で「NO」と判断される。これより、利用者Z宛のメールBは添付ファイルが添付された状態で送信されることになる。
なお、ステップS32で双方のファイル名、拡張子が同じでないことを判断すると、指定された各宛先にそのままメールBを送信して(ステップS35)、当該処理を終了する。ファイル名等が同じでない場合、各宛先の利用者が当該添付ファイルを所有していないとしてファイル削除を行わないものである。
このように本実施の形態では、送信メールのオリジナルメール情報だけを参照して添付ファイルの同一性を判断するとしたので、判断等の処理を簡易化することができる。
このように本実施の形態では、送信メールのオリジナルメール情報だけを参照して添付ファイルの同一性を判断するとしたので、判断等の処理を簡易化することができる。
なお、ステップS33では、送信メールのi番目の宛先と同アドレスがオリジナルメール情報のFrom、To欄に書き込まれているかを確認するとしたが、これに限られない。例えば、オリジナルメール情報のCC欄に宛先が書き込まれていれば、当該CC欄をも確認するとしても良い。CC欄の宛先には、当該オリジナルメールにて添付ファイルが送信済みであるから、送信メールのi番目の宛先と同アドレスがCC欄に書き込まれている場合にも、その宛先へのメールBについて添付ファイルを削除することで、上記同様に通信トラフィックの抑制等の効果を得ることができる。
(第3の実施の形態)
上記実施の形態では、添付ファイルを削除するとしたが、本実施の形態では、圧縮するとしており、この点が上記実施の形態と異なっている。
具体的には、メールサーバ210は、上記ステップS17でファイル削除に代えてファイル圧縮、ここではJPEG(Joint Photographic Experts Group)により非可逆圧縮を施し、ステップS18で、削除情報の書き込みに代えて、圧縮を施したことを示す情報(圧縮情報)を書き込む処理を行うものである。
上記実施の形態では、添付ファイルを削除するとしたが、本実施の形態では、圧縮するとしており、この点が上記実施の形態と異なっている。
具体的には、メールサーバ210は、上記ステップS17でファイル削除に代えてファイル圧縮、ここではJPEG(Joint Photographic Experts Group)により非可逆圧縮を施し、ステップS18で、削除情報の書き込みに代えて、圧縮を施したことを示す情報(圧縮情報)を書き込む処理を行うものである。
図7は、メールBの本実施の形態に係る構成例250を示す図である。同図の添付ファイル欄251には、圧縮情報が書き込まれた例が示されている。圧縮された添付ファイル253は、メッセージ欄252の下に書き込まれている。
なお、圧縮方法がJPEGに限られないことはいうまでもなく、他の非可逆または可逆圧縮の方法、例えばJBIG(Joint Bi-level Image experts Group)、MH(Modified Huffman)、MMR(Modified Modified Read)などを用いるとしても良い。その際、どの圧縮方法が用いられたのかを示す情報が記述される。同図の例では、添付ファイル欄251に、ファイルの拡張子として表わされている。利用者Xは、受信したメールBから拡張子等を確認することで圧縮方法を理解でき、必要があれば伸長(解凍)を行うことでファイルの内容を参照することができる。一方で、利用者Zは、圧縮されていない添付ファイルを受信できるので、解凍の手間をかけずにファイルの内容を確認することができる。
なお、圧縮方法がJPEGに限られないことはいうまでもなく、他の非可逆または可逆圧縮の方法、例えばJBIG(Joint Bi-level Image experts Group)、MH(Modified Huffman)、MMR(Modified Modified Read)などを用いるとしても良い。その際、どの圧縮方法が用いられたのかを示す情報が記述される。同図の例では、添付ファイル欄251に、ファイルの拡張子として表わされている。利用者Xは、受信したメールBから拡張子等を確認することで圧縮方法を理解でき、必要があれば伸長(解凍)を行うことでファイルの内容を参照することができる。一方で、利用者Zは、圧縮されていない添付ファイルを受信できるので、解凍の手間をかけずにファイルの内容を確認することができる。
このように添付ファイルの削除に代えて圧縮することでも、圧縮せず一律に添付ファイルを送信する構成に比べて、ネットワークの通信トラフィックの抑制とメールサーバの使用効率化の向上を図ることができる。
なお、利用者Xにとってはファイルがどのような内容だったかを知ることができれば十分ということもでき、従って圧縮をいわゆるサムネールとすることもできる。
なお、利用者Xにとってはファイルがどのような内容だったかを知ることができれば十分ということもでき、従って圧縮をいわゆるサムネールとすることもできる。
(第4の実施の形態)
本実施の形態では、第3の実施の形態で利用者Yから利用者XとZ宛に送信されたメールBを受け取った利用者Xが、端末装置101から転送機能によりメールCを利用者Y、α、Z宛に送信する場合に、メールサーバ110が実行する処理について説明する。
図8は、メールCの構成例140を示す図である。
本実施の形態では、第3の実施の形態で利用者Yから利用者XとZ宛に送信されたメールBを受け取った利用者Xが、端末装置101から転送機能によりメールCを利用者Y、α、Z宛に送信する場合に、メールサーバ110が実行する処理について説明する。
図8は、メールCの構成例140を示す図である。
同図に示すようにメールCは、To欄とCC欄に宛先として利用者Y、α、Zのアドレスが書き込まれている。また、オリジナルメール欄142には、2つのオリジナルメールがあることが書き込まれている。オリジナルメール1の情報は、端末装置201がメールBを送信する際にそのメーラーにより書き込まれ、オリジナルメール2の情報は、端末装置101がメールCを送信する際にそのメーラーにより書き込まれる。オリジナルメール欄142を見れば、メールCが、メールA、Bを元に作成されたもの(履歴)であることが解る。また、添付ファイル143が含まれている。メールCは、メールサーバ110の送信メール格納部(図2の257に相当)に格納される。
図9は、メールサーバ110が実行する処理内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、本処理は、第2の実施の形態におけるメールサーバ210の処理(図6)と基本的に同じであるが、ステップS33では「CC」欄をも確認することが追加され、ステップS17、18に代えてステップS50の圧縮処理を実行する点が異なっている。ステップS13でi=1とすると、宛先が利用者Yになり、ステップS33、S34では、利用者YのアドレスがメールCのオリジナルメール情報欄142のFrom、ToまたはCC欄に存在するか否かが判断される。図8の例では、存在すると判断されて(ステップS34で「YES」)、ステップS50の圧縮処理が実行される。
同図に示すように、本処理は、第2の実施の形態におけるメールサーバ210の処理(図6)と基本的に同じであるが、ステップS33では「CC」欄をも確認することが追加され、ステップS17、18に代えてステップS50の圧縮処理を実行する点が異なっている。ステップS13でi=1とすると、宛先が利用者Yになり、ステップS33、S34では、利用者YのアドレスがメールCのオリジナルメール情報欄142のFrom、ToまたはCC欄に存在するか否かが判断される。図8の例では、存在すると判断されて(ステップS34で「YES」)、ステップS50の圧縮処理が実行される。
図10は、圧縮処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、まず添付ファイルが画像または音声ファイルか否かを判断する(ステップS51)。ここでは、添付ファイルのファイル名の拡張子を参照して判断される。例えば、拡張子が「jpg」の場合に画像、「wav」の場合に音声などと予め決めておくことで判断できる。また、図示していないが、メールCのヘッダ部の「Content−Tpye」欄を参照するとしても良い。具体的には、当該欄の記載が例えば「image/jpeg」であれば画像、「audio/basic」とあれば音声、「video/mpeg」とあれば動画等のファイルであると判断するものである。
同図に示すように、まず添付ファイルが画像または音声ファイルか否かを判断する(ステップS51)。ここでは、添付ファイルのファイル名の拡張子を参照して判断される。例えば、拡張子が「jpg」の場合に画像、「wav」の場合に音声などと予め決めておくことで判断できる。また、図示していないが、メールCのヘッダ部の「Content−Tpye」欄を参照するとしても良い。具体的には、当該欄の記載が例えば「image/jpeg」であれば画像、「audio/basic」とあれば音声、「video/mpeg」とあれば動画等のファイルであると判断するものである。
画像、音声ファイルのいずれかと判断すると(ステップS51で「YES」)、1番目の宛先(利用者Y)について、今回のメールCの送信により、同一と判断された添付ファイルとファイル名が同じファイルの送信が2回目になるか、それとも3回目以上になるかを判断する(ステップS52)。ここでは、利用者Yが、各オリジナルメールの宛先になっている回数が計数される。具体的には、利用者Yは、オリジナルメール1の宛先になっているがオリジナルメール2の宛先にはなっていないので、利用者Yには当該添付ファイルが過去1回送信済みと判断され、従って今回の送信で2回目と判定される。
同様に、例えば利用者Zの場合には、オリジナルメール1、2共に宛先になっているので、今回の送信で3回目とされる。この回数とは、宛先ごとに、その宛先がファイル名の同じ添付ファイルを何回受信することになるのかを示すものといえる。
回数を2回目と判断すると(ステップS52で「YES」)、利用者Y宛のメールCについて、その添付ファイル143に、第3の実施の形態と同じ圧縮率Aの圧縮処理を施し(ステップS53)、圧縮した旨を示す圧縮情報を添付ファイル欄141(図8)に書きこんで(ステップS54)、メインルーチンにリターンする。この場合、2回目の圧縮ということになる(1回目は、メールBの添付の際にメールサーバ210で圧縮されたため)ので、その旨と圧縮率Aであることを示すメッセージが圧縮情報として追記される。当該メールCの送信は、図9のステップS19において実行される。
回数を2回目と判断すると(ステップS52で「YES」)、利用者Y宛のメールCについて、その添付ファイル143に、第3の実施の形態と同じ圧縮率Aの圧縮処理を施し(ステップS53)、圧縮した旨を示す圧縮情報を添付ファイル欄141(図8)に書きこんで(ステップS54)、メインルーチンにリターンする。この場合、2回目の圧縮ということになる(1回目は、メールBの添付の際にメールサーバ210で圧縮されたため)ので、その旨と圧縮率Aであることを示すメッセージが圧縮情報として追記される。当該メールCの送信は、図9のステップS19において実行される。
ルーチンが一巡してステップS13に移り、i=2(宛先が利用者α)の場合には、ステップS33では、利用者αのアドレスがオリジナルメール情報のFrom、ToまたはCC欄に書き込まれているかが確認される。ここでは書き込まれていないとし、ステップS34で「NO」と判断され、ステップS19に移る。この場合、ステップS50の圧縮処理が実行されない。従って、利用者α宛のメールCについては添付ファイル143の圧縮が施されず、添付ファイル欄141には、ファイル名(図8の例では「サンプル画像1.jpg」)だけが書き込まれ、圧縮情報としてのメッセージは書き込まれない。
さらに、ルーチンが一巡してステップS13に移り、i=3(宛先が利用者Z)になった場合には、ステップS33で利用者Zのアドレスがオリジナルメール情報のFrom、ToまたはCC欄に書き込まれているかが確認される。ここでは、書き込まれていると判断され、ステップS50の圧縮処理に移る。
この場合、図10の圧縮処理では、画像ファイルと判断され(ステップS51で「YES」)、ステップS52では、利用者Zについて回数が判定される。利用者Zについては上記のように3回目と判断され(ステップS52で「NO」)、利用者Z宛のメールCについては、その添付ファイル143に圧縮率がAよりも大きいBの圧縮を施し(ステップS55)、ステップS54に移る。このように回数が3回目以上の場合に圧縮率を大きくしているのは、利用者Zは過去に2回同じ名称の添付ファイルを受信しており、従って伸長したときにある程度の歪が残ってもその内容を参考にできれば十分と考えられ、高圧縮を行うことで通信トラフィックの抑制をより図ることができるからである。なお、回数が3回目以上の場合に同じ圧縮率Bとしているが、回数が増えるに従って圧縮率を大きくしていくとしても良いし、サムネールとしても良い。ステップS54では圧縮情報が書き込まれるが、ここでは圧縮率Bであることが追記される。
この場合、図10の圧縮処理では、画像ファイルと判断され(ステップS51で「YES」)、ステップS52では、利用者Zについて回数が判定される。利用者Zについては上記のように3回目と判断され(ステップS52で「NO」)、利用者Z宛のメールCについては、その添付ファイル143に圧縮率がAよりも大きいBの圧縮を施し(ステップS55)、ステップS54に移る。このように回数が3回目以上の場合に圧縮率を大きくしているのは、利用者Zは過去に2回同じ名称の添付ファイルを受信しており、従って伸長したときにある程度の歪が残ってもその内容を参考にできれば十分と考えられ、高圧縮を行うことで通信トラフィックの抑制をより図ることができるからである。なお、回数が3回目以上の場合に同じ圧縮率Bとしているが、回数が増えるに従って圧縮率を大きくしていくとしても良いし、サムネールとしても良い。ステップS54では圧縮情報が書き込まれるが、ここでは圧縮率Bであることが追記される。
ステップS51で、画像、音声以外のファイルであることを判断すると、圧縮等の処理を施すことなく、そのままメインルーチンにリターンする。画像、音声以外のファイルの場合、画像、音声に比べて圧縮、伸長による品質の劣化が目立つことが多いと考えられるからである。なお、ファイルの種類毎に別の方法を用いて圧縮する構成をとるとしても良い。また、どの種類のファイルをどの方法を用いて圧縮するかについて予め決めておいても良いし、管理者等からの設定入力を受け付ける構成をとるとしても良い。
このように本実施の形態では、添付ファイルの種類または送信済み回数に応じて圧縮方法を変える、ここでは圧縮の要否を決め、また圧縮率を変えるとしているので、受信側のユーザに不便をかけることなく、より通信トラフィックの抑制とメールサーバの使用効率化の向上を図ることができる。本実施の形態の処理はメールサーバ110に限られず、他のメールサーバ210等が実行するとしても良い。
なお、本発明は、メールサーバに限られず、メールサーバにおける上記のメール送受信方法であるとしてもよい。さらに、その方法をコンピュータが実行するプログラムであるとしてもよい。また、本発明に係るプログラムは、例えば磁気テープ、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、DVD−ROM、DVD−RAM、CD−ROM、CD−R、MO、PDなどの光記録媒体、フラッシュメモリ系記録媒体等、コンピュータ読み取り可能な各種記録媒体に記録することが可能であり、当該記録媒体の形態で生産、譲渡等がなされる場合もあるし、プログラムの形態でインターネットを含む有線、無線の各種ネットワーク、放送、電気通信回線、衛星通信等を介して伝送、供給される場合もある。
また、本発明に係るプログラムは、上記に説明した処理をコンピュータに実行させるための全てのモジュールを含んでいる必要はなく、例えば通信プログラムやオペレーティングシステム(OS)に含まれるプログラムなど、別途情報処理装置にインストールすることができる各種汎用的なプログラムを利用して、本発明の各処理をコンピュータに実行させるようにしても良い。従って、上記した本発明の記録媒体に必ずしも上記全てのモジュールを記録している必要はないし、また必ずしも全てのモジュールを伝送する必要もない。さらに所定の処理を専用ハードウェアを利用して実行させるようにすることができる場合もある。
(変形例)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
すなわち、上記実施の形態では、メールサーバが送信メールを送信する際に必要に応じて添付ファイルを削除する構成例を説明したが、例えば添付ファイル付きの受信メールを受信して指定された宛先用のメールボックスに格納する際に、当該添付ファイルを必要に応じて削除する構成をとるとすることもできる。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
すなわち、上記実施の形態では、メールサーバが送信メールを送信する際に必要に応じて添付ファイルを削除する構成例を説明したが、例えば添付ファイル付きの受信メールを受信して指定された宛先用のメールボックスに格納する際に、当該添付ファイルを必要に応じて削除する構成をとるとすることもできる。
第1の実施の形態を例にとると、メールサーバ110は、メールAを含む全ての送信メールについて、その送信元を含む履歴情報と添付ファイルの内容に関する情報を記憶手段に記憶しておく。メールサーバ210は、メールBをメールサーバ110に送信する際に、添付ファイルを削除せずにメールサーバ110宛に送信する(このメールサーバ210の処理は従来に同じ)。
メールサーバ110は、メールBを受信すると、メールBから宛先と添付ファイルの内容に関する情報を取得する。そして、記憶されている履歴情報と添付ファイルの内容に関する情報を読み出して、過去の送信メールのうち、その送信元が、メールBの宛先(利用者X)と一致するメールの添付ファイルを検索する。ここでは、メールAの添付ファイルが検索されることになる。メールAとメールBの添付ファイルの同一性を判断し、同一と判断すると、メールBから添付ファイルを削除し、利用者X用のメールボックスに格納させる。利用者Xから受信要求があると、メールサーバ110は、添付ファイルが削除されたメールBを利用者X宛てに送信するというものである。
このようにしても、メールサーバ110の無用なファイルの長期保存の防止による使用効率化の向上と、メールサーバ110と端末装置101間におけるネットワークの通信トラフィックの抑制を図ることができる。
また、上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしても良い。
また、上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしても良い。
本発明は、電子メールを送受信するメールサーバを含む電子メール通信システムにおいて、通信トラフィックの抑制を図る技術として有用である。
10 電子メール通信システム
101、102、103、201、202、203、301、302 端末装置
110、210、310 メールサーバ
139、143、239、253 添付ファイル
251 送受信部
252 全体制御部
253 記憶部
254 メール検索部
255 添付ファイル同一性判断部
256 添付ファイル削除部
101、102、103、201、202、203、301、302 端末装置
110、210、310 メールサーバ
139、143、239、253 添付ファイル
251 送受信部
252 全体制御部
253 記憶部
254 メール検索部
255 添付ファイル同一性判断部
256 添付ファイル削除部
Claims (10)
- 添付ファイル付きの電子メールを送受信する機能を有するメールサーバであって、
送信しようとする第1の電子メールと、過去の電子メールのうち送信元が第1の電子メールの宛先と一致する第2の電子メールについて、第1の電子メールの添付ファイルの中に第2の電子メールの添付ファイルと同一のものがあるか否かを判断する判断手段と、
同一と判断された添付ファイルがある場合には、第1の電子メールから当該同一と判断された添付ファイルを削除して送信するメール送信手段と、
を備えることを特徴とするメールサーバ。 - 過去の電子メールの送信元を含む履歴情報を記憶している履歴情報記憶手段を有し、
前記判断手段は、前記履歴情報から過去の電子メールの送信元を取得することを特徴とする請求項1に記載のメールサーバ。 - 受信した電子メールには、当該電子メールのオリジナルとなる過去の電子メールの送信元を含む履歴情報が書き込まれており、
前記判断手段は、前記履歴情報から、過去の電子メールの送信元を取得することを特徴とする請求項1に記載のメールサーバ。 - 前記判断手段は、
添付ファイルの内容に関する情報として、添付ファイルのファイル名、拡張子、実データ、ファイル属性、ハッシュ値のいずれか1つ、または2以上を組み合わせた情報から前記判断を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のメールサーバ。 - 過去の電子メールについて、前記添付ファイルの内容に関する情報を記憶しているファイル情報記憶手段を備え、
前記判断手段は、
過去の電子メールについては前記添付ファイルの内容に関する情報を前記ファイル情報記憶手段から取得し、第1の電子メールについては当該電子メールから取得し、取得した双方の情報を比較することにより前記判断を行うことを特徴とする請求項4に記載のメールサーバ。 - 前記メール送信手段は、
第1の電子メールの宛先に、過去の電子メールの送信元と一致しない別の宛先が含まれている場合には、当該別の宛先に送信する電子メールについて添付ファイルの削除を行わないことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のメールサーバ。 - 前記メール送信手段は、
前記削除に代えて添付ファイルを圧縮した後に前記電子メールを送信することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のメールサーバ。 - 前記メール送信手段は、添付ファイルの圧縮に際し、その圧縮方法を当該添付ファイルの種類に応じて変えることを特徴とする請求項7に記載のメールサーバ。
- 前記メール送信手段は、
添付ファイルの圧縮に際し、その圧縮率を当該添付ファイルの前記宛先への送信済み回数に応じて変えることを特徴とする請求項7または8に記載のメールサーバ。 - 添付ファイル付きの電子メールを送受信する機能を有するメールサーバを介して端末装置間で電子メールを通信する電子メール通信システムであって、
前記メールサーバは、
送信しようとする第1の電子メールと、過去の電子メールのうち送信元が第1の電子メールの宛先と一致する第2の電子メールについて、第1の電子メールの添付ファイルの中に第2の電子メールの添付ファイルと同一のものがあるか否かを判断する判断手段と、
同一と判断された添付ファイルがある場合には、第1の電子メールから当該同一と判断された添付ファイルを削除して送信するメール送信手段と、
を備えることを特徴とする電子メール通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006032834A JP2007213338A (ja) | 2006-02-09 | 2006-02-09 | メールサーバおよび電子メール通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006032834A JP2007213338A (ja) | 2006-02-09 | 2006-02-09 | メールサーバおよび電子メール通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007213338A true JP2007213338A (ja) | 2007-08-23 |
Family
ID=38491712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006032834A Pending JP2007213338A (ja) | 2006-02-09 | 2006-02-09 | メールサーバおよび電子メール通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007213338A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009093314A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Nec Corp | 電子メール送受信システム |
JP2009200999A (ja) * | 2008-02-25 | 2009-09-03 | Nec Corp | メールシステム、サーバ装置、メール管理方法、プログラム、及び記録媒体 |
WO2009144800A1 (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-03 | 富士通株式会社 | データ中継装置、データ中継プログラム、データ受信装置および通信システム |
JP2012198602A (ja) * | 2011-03-18 | 2012-10-18 | Fujitsu Ltd | 情報処理装置及びファイル管理プログラム |
WO2013080548A1 (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-06 | パナソニック株式会社 | 通信システム |
JP2019087902A (ja) * | 2017-11-08 | 2019-06-06 | ヤフー株式会社 | 不正メール判定装置、不正メール判定方法、およびプログラム |
-
2006
- 2006-02-09 JP JP2006032834A patent/JP2007213338A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009093314A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Nec Corp | 電子メール送受信システム |
JP2009200999A (ja) * | 2008-02-25 | 2009-09-03 | Nec Corp | メールシステム、サーバ装置、メール管理方法、プログラム、及び記録媒体 |
JP4692558B2 (ja) * | 2008-02-25 | 2011-06-01 | 日本電気株式会社 | メールシステム、サーバ装置、メール管理方法、プログラム、及び記録媒体 |
WO2009144800A1 (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-03 | 富士通株式会社 | データ中継装置、データ中継プログラム、データ受信装置および通信システム |
US8346970B2 (en) | 2008-05-29 | 2013-01-01 | Fujitsu Limited | Data relay device, data receiving device and communication system |
JP2012198602A (ja) * | 2011-03-18 | 2012-10-18 | Fujitsu Ltd | 情報処理装置及びファイル管理プログラム |
WO2013080548A1 (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-06 | パナソニック株式会社 | 通信システム |
JP2019087902A (ja) * | 2017-11-08 | 2019-06-06 | ヤフー株式会社 | 不正メール判定装置、不正メール判定方法、およびプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20070180035A1 (en) | E-mail attachment selectable download | |
US7827244B2 (en) | Storing message rules in global form for transfer between servers | |
US8225000B2 (en) | Method and apparatus for synchronizing messages between multiple terminals | |
US7634502B2 (en) | System and method for improved content delivery | |
US8150927B2 (en) | Processing of messages to be transmitted over communication networks | |
US20030084106A1 (en) | Efficient transmission of multi-media contents as electronic mail | |
US20050156873A1 (en) | Custom emoticons | |
US20030065724A1 (en) | Managing messages in unified messaging systems | |
US20020010748A1 (en) | System for transmission/reception of e-mail with attached files | |
US20130013703A1 (en) | Method and apparatus for efficiently managing "messages sent" file and resending of messages from mobile wireless communication device | |
US8775542B2 (en) | Device and method for user-based processing of electronic message comprising file attachments | |
JP2007213338A (ja) | メールサーバおよび電子メール通信システム | |
US20090113002A1 (en) | Electronic Message Attachment Options | |
US20090300121A1 (en) | Method, system, and apparatus for truncating markup language email messages | |
US7328244B1 (en) | Electronic mail system | |
KR101005986B1 (ko) | 이동통신 시스템에서의 멀티미디어 메시지 전송방법 | |
JP2007158687A (ja) | キャッシュ管理システム、キャッシュ管理方法、キャッシュ管理プログラムおよびキャッシュ管理サーバ | |
US20070211713A1 (en) | Content relay server, content replay system, content relay method, and program using the same | |
CN101610277B (zh) | 一种信息传输处理的方法 | |
WO2010015172A1 (zh) | 一种邮件转换、获取方法、邮件服务器、客户端及系统 | |
CN101008993B (zh) | 更改电子邮件附件名称的方法及系统 | |
JP2002091882A (ja) | 電子メール装置 | |
JP2009188805A (ja) | 電子メールシステム | |
JP6583934B2 (ja) | メールサーバ装置、メール管理方法、及びメール管理プログラム | |
JP5864133B2 (ja) | プログラム及びサーバ |