JP2007213242A - 被検体名管理機能を有する医療情報管理システム - Google Patents

被検体名管理機能を有する医療情報管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】モダリティと、ワークステーション、画像サーバ及びビューワの各情報機器とが接続されている医療情報管理システムにおいて、同一患者のローマ字表記の綴りが複数ある場合、このローマ字表記の患者氏名でソーティングを行うと、ビューワ上で分離されて表示されてしまう問題を解決する。
【解決手段】各モダリティ130a、130b、130c、130dと、ワークステーション135a、135b、135c、135d、画像サーバ150及びビューワ170a、170bの各情報機器とに、同一の又は2つの異なる綴りのローマ字表記の患者氏名を1つずつ記憶する機能を有する第1及び第2の記憶エリアの対を1対以上備えた記憶部を与えることにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被検体名管理機能を有する医療情報管理システムに係わり、特にローマ字表記の被検体名管理機能を備えたモダリティ又は情報機器が接続されている、医療情報管理システムに関する。
一般に、病院内の業務の効率化を図る1つの手法として、例えば、オフィスオートメーション(OA)化がある。代表的なものとしては、病院業務に導入されている病院情報システム(HIS)や、放射線部門情報管理システム(RIS)等が知られている。これらは、コンピュータシステムの他、サーバやビューワとして用いられるワークステーションなどの各種情報機器により構成されている。
HISは、病院内の業務を効率的に行うためのコンピュータシステム全体を指し、医事会計システム、検査オーダシステム、薬剤システム、電子カルテ入力システム等が含まれている。RISは、放射線部門の業務を効率的に進めるためのコンピュータシステムを指し、一般に、HISと接続され、HISからの検査オーダの参照やそれに基づいたスケジューリング、検査実施情報の記録などを行う。RISが管理する放射線部門では、モダリティと称される一群の画像診断装置が、ネットワークを介してRISに接続されている。
モダリティの例として、CT(コンピュータ断層撮影法)、MRI(磁気共鳴イメージング)、CRシステム(コンピューテッドラジオグラフィシステム)、RI検査(核医学的検査)などが挙げられる。各モダリティは、RISから撮影条件情報を受信し、RISへと撮影実績情報を送っている。また、各モダリティには、モダリティに撮影必要情報を直接入力するためのワークステーション(RIS端末)が、接続されている。
さらに、各モダリティで得られる画像をデジタルで保管、通信、表示及び読影できるシステムとしてPACS(医用画像保管通信システム)があり、通常HIS、RISと組み合わせて使用されている。PACSは、モダリティにネットワークを介して接続され、各モダリティから得られた画像を記録するファイルシステムと、このファイルシステムから読み出された読影用画像を保持する読影医用画像サーバと、読影医師が読影を行うビューワとして用いられるワークステーションとを備えている。
例えば、特許文献1は、HIS端末と、このHIS端末に接続されデータベースを有するRISデータベース端末と、このRISのデータベース端末に接続されたX線撮影を管理する撮影管理端末と、この撮影管理端末に接続されたX線撮影装置とからなるX線撮影管理システムを開示している。X線撮影必要情報は、大部分を放射線部門の撮影管理端末から行う必要があり、従来から簡便な入力が要望されていた。特許文献1に記載の発明では、X線撮影管理端末の互いに接続された各構成要素は、相互に通信可能である。この相互通信は、操作卓の設けられたX線撮影装置にも当てはまり、撮影管理端末と、X線撮影装置のこの操作卓相互間も双方向の情報伝達を行うことができる。この情報伝達が可能になると、X線撮影必要情報の入力を撮影管理端末又は操作卓のいずれか一方入力すれば、他方に通信伝達されることになる。よって、X線撮影必要情報の入力の省力化を図ることができる。さらに、X線撮影の都度、X線撮影必要情報の全てを新規に入力するのではなく、予め登録してある複数のX線撮影必要情報の中から選択して読み出し、入力することでさらに省力化を図ることができる。
本来、放射線部門における患者氏名(かな表記、ローマ字表記)、患者IDなどの情報は、RISで入力され、ネットワークを介してRISの管理する各モダリティやPACS内のサーバ・ビューワに格納して、放射線部門全体で共有されることが望ましい。ローマ字表記の患者氏名は、様々な綴りが想定される場合があるが、読影医師が患者名をソーティング等する際にローマ字表記を好むため、ローマ字表記が統一されていることが好ましいからである。
特開平10−277021
前述した患者氏名等の被検体名のローマ字表記には、同じ仮名を示す複数の表記が存在している。つまり、ローマ字表記には、異なるアルファベット綴りにより同じ仮名を表す、いわゆるヘボン式、訓令式及び日本式が存在している。
前述したRISにおける情報通信において、送信する情報の中に患者氏名のローマ字表記が含まれていない場合がある。この時には、医師等が、ローマ字表記を各モダリティに入力しなければならない。また、モダリティの中にはRISに接続されていないものもあるため、このような構成であれば、全ての情報を医師等が、入力しなければならない。この場合、それぞれの医師等が最初に入力されたアルファベット綴りと同じローマ字表記を行っているかは確認していないため、異なった綴りで入力されている可能性がある。
また、モダリティの中には、送信されてこない患者氏名のローマ字表記をかな表記の患者氏名から自動的に生成する機種もあるが、その機種別やメーカ別によりローマ字表記への変換規則が統一されていない。さらに、各モダリティやPACSの運用に際して読影医師が、送信され又は入力されたローマ字表記を変更することもある。
従って、読影医師が、読影するビューワ上で同一の患者氏名に対して、複数の異なるアルファベット綴りのローマ字表記が混在し、このようなローマ字表記に従って患者氏名をソーティングした時には、患者ID等の被検体IDが同一である、同一の患者の氏名が、分離されてソーティングされてしまうという問題が生じている。
上述の問題は、同一の被検体を表す被検体名の2つのローマ字綴りを対として、前記被検体の認識情報と共に記憶し、これら前記各ローマ字綴りの前記被検体名、又は、前記被検体の認識情報とのいずれか一方又は両方を入力することにより前記被検体に関わる情報を出力することを特徴とする医療情報管理システムにより解決される。
本発明により、各モダリティと、ワークステーション、画像サーバ及びビューワの各情報機器とで、同一の患者に患者氏名の同一のローマ字綴りを与えることができ、この患者氏名のローマ字綴りでソーティングを行うことができる。
また、この機能は、RISと本発明に係る医療情報管理システムとの通信で欠落する情報を補完することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る医療情報管理システム100の概略的な構成例を示している。この医療情報管理システム100は、HIS110と、RIS120とがネットワークを介して接続されている。
この図1において、モダリティ130a、130b、130cは、ネットワークを介してRISと接続されているが、モダリティ130dは、RISとは接続されていないスタンドアロンのモダリティである。
これら各モダリティは、直接、撮影必要情報などをモダリティに入力するための後述する入力部となる操作卓(図示せず)を備えている。もちろん、入力部は、操作卓に限定されず、表示画面にタッチパネル入力機能を持たせてもよい。また、各モダリティ130a、130b、130c、130dには、これらモダリティに撮影必要情報などを送信することができるワークステーション135a、135b、135c、135dの各情報機器が、それぞれ接続されている。
画像サーバ150、ファイルシステム160、ビューワ170a及びビューワ170bの各情報機器は、PACS140を構成し、モダリティ130a、130b、130c、130dとネットワークを介して接続されている。
このファイルシステム160は、各モダリティにより得られた画像を記憶する。また、この画像サーバ150は、ファイルシステム160から読み出された読影用画像を保持する読影医用画像サーバである。読影医は、画像サーバ150に保持された画像をビューワ170a、170bを用いて読影する。
これら画像サーバ150と、ビューワ170aと、ビューワ170bとは、直接、設定の変更などを行うことができるように端末を備えている。当業者は、本発明の請求の範囲で任意にネットワークに接続されたモダリティ又は各種類の情報機器を追加し、削除することができる。また、図1に示されていない他の種類の情報機器をネットワークに接続することができる。
図2は、図1の本発明の一実施の形態に係る医療情報管理システム100の一部を抜き出して、構成要素の内部の概略が見えるように示している。この図2には、医療情報管理システム100に接続されたRIS120と、この医療情報管理システム100のうち図1に示されていたモダリティ130a、130dと、これらモダリティに接続されているワークステーション135a、135dとが示されている。上述のように、このモダリティ130aは、RISに接続されている。一方、モダリティ130dは、スタンドアロンであり、RISとは接続されていない。
図3は、モダリティ130aの構成例を示している。
モダリティ130aは、少なくとも各種の検査を行う検査部と、撮影必要情報や指示等を入力し、ネットワークからの入出力を行う入力部と、検査結果など各種情報を表示する表示部(モニタ)と、検査を実行するためのプログラムや患者情報等を記憶する記憶部と、装置全体を制御する制御部とを備えている。記憶部は、基本記憶エリア、第1の記憶エリア及び第2の記憶エリアの3つの記憶エリアを1組として、1つ以上のこれら記憶エリアの組を有している。他のモダリティ又は情報機器の記憶部も同様に基本記憶エリア、第1の記憶エリア及び第2の記憶エリアの3つの記憶エリアを1組として、1つ以上のこれら記憶エリアの組を有している。
図2では、RIS120に患者情報が入力されており、これら患者情報のうち例として患者ID、かな(カタカナ又はひらがな)表記の患者氏名、ローマ字表記の患者氏名を示している。また、図示されているモダリティ130a、130dと、ワークステーション135a、135dの実線と破線で区切られた領域はこれらのモダリティ又は情報機器の記憶部の記憶エリアを模式的に示している。患者情報を記憶する記録媒体としては、着脱自在な外部取り付けメモリ又は光ディスク等のディスクを用いることができる。また、装置内に配置された半導体メモリ又はハードディスクの記憶領域の一部を利用してもよい。
図2において、モダリティ130aの記憶部内にある縦に並んだ3つの記憶エリア(テーブル)領域のうち、実線で区切られた最上段の記憶エリアには、患者情報のうちローマ字表記の患者氏名以外を記憶する基本記憶エリア133aである。図2に示された例では、患者IDと、かな表記の患者氏名を保持している。一方破線で区切られた下側の2つの記憶エリアは、上から順にそれぞれローマ字表記の患者氏名を記憶するための第1の記憶エリア132aと、第2の記憶エリア133aとを模式的に示している。
モダリティ130dと、ワークステーション135a、135dの記憶部においても同様な基本記憶エリアと、第1及び第2の記憶エリアとが設定されている。
図4は、モダリティ130aの記憶エリアの全体を概略的に示したものである。この図4に示されているように、各モダリティと、各ワークステーションとの、これら基本記憶エリアと、第1及び第2の記憶エリアとから構成されている記憶エリアは、1以上の患者情報を保持することができる。
また、図4の例では、「タカヤマ タクゾウ」以外の患者は、後述する手続きによって第1及び第2の記憶エリアにローマ字表記の患者氏名が保持されている。
図2には、各モダリティと、各ワークステーションとに対して示されている3つの記憶エリア(患者ID、かな表記及びローマ字表記)を1組とする各記憶エリアを示し、1組以上記憶されている患者情報のうちの1組の情報だけを抜き出して模式的に示している。
RIS120からネットワークを介してモダリティ130aに患者情報を送信する。図2に示されている例では、患者IDと、かな表記の患者氏名とが、モダリティ130aに送信されたが、ローマ字表記の患者氏名は、送信されていない。また、もちろんスタンドアロンのモダリティ130dには、いずれの患者情報も送信されていない。
図2に示した例では、送信後であって、モダリティ130aの基本記憶エリア131aには、患者ID及びかな表記の患者氏名は、保持されているが、ローマ字表記の患者氏名のための第1及び第2の記憶エリア132a、133a、137a及び138aには、何も保持されていない。
ワークステーション135aの基本記憶エリア136aは、モダリティ130aの記憶エリアからネットワークを介して受信した患者IDと、かな表記の患者氏名を保持している。また、モダリティ130dと、ワークステーション135dとの記憶エリアには、いずれの情報も保管されていない。このシステムの使用者は、モダリティ130aの入力部と、ワークステーション135aの端末装置とから、このモダリティ130aと、ワークステーション135aの第1の記憶エリアに直接ローマ字表記の患者氏名を入力することができる。この場合、入力されたローマ字表記の患者氏名は、このモダリティ130aと、ワークステーション135aの第1の記憶エリア132a、137aに保持される。
また、このシステムの使用者は、モダリティ130a又はワークステーション135aのいずれか一方だけに、直接上記のようにローマ字表記の患者氏名を入力して、残りの他方に第1の記憶エリアに保持しているローマ字表記を送信することができる。この場合、受信したローマ字表記の患者氏名は、それぞれワークステーション135a又はモダリティ130aは、第1の記憶エリアに保持する。
このように、本発明の一実施の形態において、医師等により直接入力され、又は、受信されたローマ字表記の患者氏名は、モダリティ又は各情報機器の第1の記憶エリアに保持される。モダリティ130dと、ワークステーション135dとにも同じような操作をして第1及び第2の記憶エリアにローマ字表記の患者氏名を保持させることができる。この場合、さらに、患者IDと、かな表記の患者氏名を入力して基本記憶エリアに保持させなければならない。
このシステムの使用者は、モダリティ又は情報機器の第2の記憶エリアに、第1の記憶エリアに保持されているローマ字表記の患者氏名を、変更しないで転送し、第2の記憶エリアに保持させることができる。この転送は、第1及び第2の記憶領域に対応している上述のメモリ等のそれぞれの記憶領域の間で転送することにより実現される。
さらに、モダリティ又は情報機器は、第2の記憶エリアが保持している患者氏名のローマ字綴りを同一の患者氏名の別のローマ字綴りに変更する変更機能を備えている。結果として、モダリティ又は情報機器の第2の記憶エリアは、第1の記憶エリアに保持されているローマ字綴りと同一のローマ字綴り、又は、患者氏名の変更されたローマ字綴りを保持している。変更機能は、第2の記憶エリアに、このシステムの使用者が、アクセスすることにより変更する。例えば、モダリティ又は情報機器の表示部に第2の記憶エリアが保持しているローマ字表記の患者氏名を表示させて、入力部から第2の記憶エリアにアクセスすることによりこの第2の記憶エリアが保持している患者氏名のローマ字綴りを変更し、変更された結果を表示部に再び表示させて確かに変更されたことを確認する。
表1は、複数の表記が可能なローマ字表記の例を示している。
Figure 2007213242
上記のローマ字表記の患者氏名の変更は、変更される患者氏名ごとに変更可能かどうか判断される。例えば、TAKUZO(たくぞう)の表記には、TAKUZOと、TAKUZOUと、TAKUZOOと、TAKUZOHとの4通りの表記が可能であるが、TOMOKO(ともこ)は、同じように語尾が「O」で終わっていてもこれ以外のローマ字表記は不可能である。
図5は、RISから受信できなかった情報を記憶エリアに補完した図2と同様の医療情報管理システムを概略的に示している。図5において、モダリティ130aの記憶部における第1及び第2の記憶エリアには、RISのローマ字表記の患者氏名と同一のTAKAYAMA TAKUZOが、登録されている。このモダリティ130aの第2の記憶エリアにおける患者氏名のローマ字綴りは変更されていないことが示されている。ワークステーション135aの第1の記憶エリア137aには、モダリティ130aの第1の記憶エリア132aと同一のローマ字表記の患者氏名TAKAYAMA TAKUZOが登録されている。
ところが、このワークステーション135aの記憶部における第2の記憶エリア138aには同一の患者氏名を表す、異なるローマ字綴りTAKAYAMA TAKUZOUが登録されている。つまり、このワークステーション135aの第2の記憶エリア138aに登録された際に患者氏名のローマ字綴りが、変更されていることを示している。
RISと接続されていないスタンドアロンのモダリティ130dにおいても、第2の記憶エリアの患者氏名のローマ字綴りが、このシステムの使用者によって、変更されている。各モダリティと、各ワークステーションとが、基本記憶エリア、第1及び第2の記憶エリアから構成されている記憶エリアを備えていることを前述している。これは、PACS140を形成している、画像サーバ150、ビューワ170a、170bにも該当する。これらの画像サーバ150、ビューワ170a、170bも、基本記憶エリア、第1及び第2の記憶エリアから構成されている記憶エリアを備えている。
PACS140の画像サーバ150と、ビューワ170a、170bとには、各モダリティから受信した、1以上の患者の1種類以上の読影用画像に対応する患者情報が保持されている。
上記のように各々のモダリティでは、元となるローマ字表記の患者氏名を第1及び第2の記憶エリアに保持し、さらに、第2の記憶エリアでは、可能な場合そのローマ字表記の患者氏名を同一の患者を表す、異なったローマ字綴りに任意に変更できる。
従って、サーバ150と、ビューワ170a、170bとの第1及び第2の記憶エリアには、一般に、同一の患者を表す、異なる1つ以上のローマ字表記の患者氏名が保持されている。
当業者は、本実施の形態の医療情報管理システムは、前述したモダリティ又はワークステーション、画像サーバ及びビューワの各情報機器に限定されるものではなく、これら以外の情報機器であっても、前述した基本記憶エリア、第1及び第2の記憶エリアとから構成されている記憶エリアを備えていれば、本システムに接続することができる。
本実施の形態において、このシステムの使用者は、各モダリティ、ワークステーション、画像サーバ及びビューワの各々において第2の記憶エリアに保持されている患者氏名のローマ字綴りを統一することができる。
図6Aと図6Bとは、ビューワ170a又は170bの画面に表示されているローマ字表記の患者氏名を概略的に示している。
図6Aと図6Bとにおいて、表示されているのは患者IDと、第2の記憶エリアに保持されているローマ字表記の患者氏名と、画像を撮影したモダリティの名称である。また、このビューワの画面上では、患者IDでソーティングし、同一の患者についてだけ表示している。
図6Aでは、同一の患者に対して異なる患者氏名のローマ字綴りが、混在している。図6Bでは、複数のローマ字表記のうちの1つの綴りに統一されている。これは、このビューワの第2の記憶エリアが保持しているローマ字表記の患者氏名が統一されたことを示している。
モダリティ、ワークステーション及び画像サーバなど本発明に係る医療情報管理システムに接続されている記憶エリアを備えた全ての情報機器において、上述のように、各々の第2の記憶エリアが保持している患者氏名のローマ字綴りを統一することができる。本発明の一実施の形態において、第2の記憶エリアの患者氏名のローマ字綴りの統一は、このシステムの使用者によって、患者IDを用いて挙げられた同一患者に対して第2の記憶エリアが保持している患者氏名のローマ字綴りの1つ1つを上述の変更機能を用いて変更することによって行うことができる。図6Bの例において、使用者が、各ローマ字表記の患者氏名を1つ1つ変更したものと考えることができる。
本発明の他の実施の形態において、第2の記憶エリアのローマ字表記の患者氏名の統一は、同一の患者IDに対して、混在しているアルファベット綴りの中から各モダリティと、ワークステーション、画像サーバ及びビューワの各情報機器とが、これらの記憶部に保持されているプログラムによって、第2の記憶エリアに保持されているローマ字表記の綴りから任意に選択して統一することにより行う。図6Bの例においては、全てのモダリティの患者氏名のローマ字綴りが、モダリティ1に対応する患者氏名のローマ字綴りに変更されていると考えることができる。
本発明の改良された実施の形態においては、PACS内の画像サーバ150で第2の記憶エリアに保持されているローマ字表記の患者氏名の綴りが統一されると、ネットワークを介して、同じPACS内に接続されている全てのビューワ170a、170bの同一患者の第2の記憶エリアに保持されているローマ字表記の患者氏名も同一のローマ字表記の患者氏名に統一されるように設定されている。
本発明の一実施の形態において、各モダリティと、ワークステーション、画像サーバ及びビューワの各情報機器の第2の記憶エリアは、これら第2の記憶エリアが保持する患者氏名のローマ字綴りに複数の可能性がある場合に、本発明に係る医療情報管理システムの使用者によって、モダリティ又は情報機器ごとに、どの表記に統一されるか選択される機能を有する。
一実施の形態において、システムの使用者は、同一の患者に複数のローマ字表記の綴りの可能性がある時に、そのいずれの表記に統一するか決定し、各々の記憶エリアの第2の記憶エリアのローマ字表記の患者氏名を統一することができる。
他の実施の形態において、各モダリティと、ワークステーション、画像サーバ及びビューワの情報機器とは、記憶部に保持されているプログラムにより、各々、同一患者に対する全ての第2の記憶エリアを検索し、その中に異なるローマ字表記の綴りがあった場合には、その全ての表記をこのシステムの使用者に対して表示し、どのローマ字表記の患者氏名に統一するか選択を促すように設定されている。
しかし、この実施の形態においては、検索した結果の中に患者氏名のローマ字綴りの全ての表記方法が偶然挙がっていなかった場合には、使用者の選択肢の数は、少なくなる。
本発明の一実施の形態において、各モダリティと、ワークステーション、画像サーバ、ビューワの各情報機器とは、各々の第2の記憶エリアが保持している患者氏名のローマ字表記でソーティングを行う機能を有する。
図7Aは、第2の記憶エリアに保持されているローマ字表記の患者氏名のソーティングの第1の方法を示している。この方法では、まず、第1の記憶エリアに医師等が直接入力することにより又はネットワークを介して送信することによりモダリティ又は情報機器の第1の記憶エリアにローマ字表記の患者氏名を保持させる。続いて、第2の記憶エリアにこの第1の記憶エリアに保持されているローマ字表記の患者氏名をそのまま転送する。この後、患者IDを用いて同一患者の第2の記憶エリアに保持されているローマ字表記の患者氏名の綴りの確認を行う。この工程で挙げられた患者氏名のアルファベットの綴りが、同一でなければ、病院の運用にあわせて第2の記憶エリアに保持されているローマ字表記の患者氏名の綴りを統一する。この患者氏名のアルファベット綴りの統一の工程を全ての患者に対して行う。そして、最後に第2の記憶エリアに保持されている患者ごとに統一されたローマ字表記の患者氏名でソーティングを行う。
図7Bは、第2の記憶エリアに保持されているローマ字表記の患者氏名のソーティングの第2の方法を示している。この方法では、まず、第1の記憶エリアに医師等が直接入力することにより又はネットワークを介して送信することによりモダリティ又は情報機器の第1の記憶エリアにローマ字表記の患者氏名を保持させる。続いて、第2の記憶エリアにこの第1の記憶エリアに保持されているローマ字表記の患者氏名をそのまま転送する。この後、上述の第2の記憶エリアが保持するローマ字表記の患者氏名を統一する方法に従って、第2の記憶エリアが保持するローマ字表記の患者氏名を病院の運用に合わせて統一する。それから、第2の記憶エリアが保持しているローマ字表記の患者氏名でソーティングする。最後に、患者IDを用いてソーティングで挙げられた患者の中に同姓同名の者がいないことを確認する。同一のローマ字表記の患者氏名を持つ者が、全て同一の患者IDを有していればソーティングを終了する。もし、同一のローマ字表記の患者氏名を持つ者の中に複数の患者IDが含まれている時は、患者IDを利用して同一患者ごとの組に分けてソーティングを終了する。
本発明の一実施の形態に係る医療情報管理システムの概略的な構成例を示している。 モダリティの概略的な構成例を示している。 図1の本発明の一実施の形態に係る医療情報管理システムの1つのエリアを抜き出して、構成要素の内部の概略が見えるように示している。 モダリティの記憶エリアの全体を概略的に示している。 RISから受信できなかった情報を記憶エリアに補完した図2と同一の医療情報管理システムを概略的に示している。 ビューワの画面に表示されているローマ字表記の患者氏名を概略的に示している。 ビューワの画面に表示されているローマ字表記の患者氏名を概略的に示している。 第2の記憶エリアに保持されているローマ字表記の患者氏名のソーティングの第1の方法を示している 第2の記憶エリアに保持されているローマ字表記の患者氏名のソーティングの第1の方法を示している
符号の説明
100…医療情報管理システム、120…RIS、130a…モダリティ、130d…モダリティ、135a…ワークステーション、135d…ワークステーション、140…PACS、150…画像サーバ、170a…ビューワ、170b…ビューワ、132a…第1の記憶エリア、133a…第2の記憶エリア。

Claims (7)

  1. 同一の被検体を表す被検体名の2つのローマ字綴りを対として、前記被検体の認識情報と共に記憶し、これら前記各ローマ字綴りの前記被検体名、又は、前記被検体の認識情報とのいずれか一方又は両方を入力することにより前記被検体に関わる情報を出力することを特徴とする医療情報管理システム。
  2. 前記2つのローマ字綴りのうちの第1のローマ字綴り変更せずに保持し、第2のローマ字綴りを、前記第1のローマ字綴りが表す前記被検体と同一の前記被検体を表す別のローマ字綴りに変更可能なことを特徴とする請求項1に記載の医療情報管理システム。
  3. 同一の被検体に付された前記被検体名の前記第1及び第2のローマ字綴りの対の全てにわたって前記第2のローマ字綴りを、同一のローマ字綴りに統一することを可能とすることを特徴とする請求項2に記載の医療情報管理システム。
  4. 被検体名のローマ字綴りを1つずつ記憶する第1及び第2の記憶エリアの対を1対以上備えた記憶部を有する医療機器を具備し、
    この医療機器は、
    前記第1の記憶エリアに入力された前記被検体名のローマ字綴りを第1のローマ字綴りとしてそのまま保持する機能と、
    前記第1の記憶エリアに保持されている前記被検体名のローマ字綴りを第2のローマ字綴りとして前記第2の記憶エリアにそのまま転送する機能と、
    この第2のローマ字綴りの変更機能と、
    同一の被検体名に対して複数の異なるローマ字綴りが可能な場合に、この医療機器ごとに、前記変更機能を用いて前記第2のローマ字綴りを変更することにより、同一の被検体に対する前記第2の記憶エリアの全てに渡って、これら複数のローマ字綴りのいずれか1つに統一されたローマ字綴りを前記第2の記憶エリアに保持する機能と、を有する、医療情報管理システム。
  5. 被検体名のローマ字綴りを1つずつ記憶する第1及び第2の記憶エリアの対を1対以上備えた記憶部を有する情報機器を具備し、
    この情報機器は、
    前記第1の記憶エリアに入力された前記被検体名のローマ字綴りを第1のローマ字綴りとしてそのまま保持する機能と、
    前記第1の記憶エリアに保持されている前記被検体名のローマ字綴りを第2のローマ字綴りとして前記第2の記憶エリアにそのまま転送する機能と、
    この第2のローマ字綴りの変更機能と、
    同一の被検体名に対して複数の異なるローマ字綴りが可能な場合に、この情報機器ごとに、前記変更機能を用いて前記第2のローマ字綴りを変更することにより、同一の被検体に対する前記第2の記憶エリアの全てに渡って、これら複数のローマ字綴りのいずれか1つに統一されたローマ字綴りを前記第2の記憶エリアに保持する機能と、を有する、医療情報管理システム。
  6. いずれの前記統一されたローマ字綴りの被検体名に統一されるか選択される機能を有する請求項3、4又は5の医療情報管理システム。
  7. 被検体名の前記第2のローマ字綴りでソーティングする機能を有する請求項3乃至6のいずれか1に係る医療情報管理システム。
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