JP2007211440A - 擦り上げ障子戸 - Google Patents

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【課題】本発明は、「雪見障子」あるいは「猫間障子」と通称される擦り上げ障子戸であり、金属製の中框により強度を向上してサッシの代わりに使用できる共に、座位での目線の高さに硝子をはめ、内側にすり上げや引き違いにした小障子を付けたもので、部屋に居ながらにして庭の景色を眺められる、和室の知恵と趣を感じさせる擦り上げ障子戸に関するものである。
【解決手段】建具枠体1内に硝子20を配し、かつ上下方向引き違いとなると共に建具枠体1開口αの全面を閉塞する関係の大きさに規制して分割形成された複数枚の障子戸30を配すると共に、硝子20は中框7により支持されていると共に、中框7の両端は縦框4に固定されている擦り上げ障子戸Aである。
【選択図】図1

Description

本発明は、「雪見障子」あるいは「猫間障子」と通称される擦り上げ障子戸であり、金属製の中框により強度を向上してサッシの代わりに使用できる共に、座位での目線の高さに硝子をはめ、内側にすり上げや引き違いにした小障子を付けたもので、部屋に居ながらにして庭の景色を眺められる、和室の知恵と趣を感じさせる擦り上げ障子戸に関するものである。
従来の雪見障子は、上框と下框間に中框を形成し、上部に障子枠体、下部に硝子を着脱可能に形成し、内側には上下に移動可能かつ着脱可能に障子枠体を形成したものであった。このために、下部に形成した硝子部分を移動可能な障子枠体により遮蔽したり、開放したりすることにより、断熱性と気密性を保ちながら、直接の太陽光を遮断したり、障子戸越しの柔らかい光を取り入れたり、庭等の観賞が可能なものであった。また、上下方向に硝子を着脱可能に形成し、内側の障子戸は上下方向に移動可能で着脱可能な構成とした擦り上げ障子戸も提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−199922号公報
しかしながら、特許文献1においては、上下2枚の硝子枠体で構成されているために、美観上サッシを屋外側に設けないような構造で使用した場合には、一枚の擦り上げ障子戸に上下2枚の硝子が存在する構造となるために、断熱性、防水性、気密性、強度、等の点において不安があった。その上、建具枠と硝子枠体の一体化は、取り外しの容易性を重要視する特殊な雇い実嵌合構造であるために、断熱性、気密性、防水性、等に問題があった。さらに、障子戸を屋外側に形成し、サッシを設けない構造で形成した場合には、木製の中框では硝子の補強としては強度的に問題があった。また、建具枠のガタツキにより障子戸と建具枠との間に隙間が生じ、障子戸が自重により落ちてきてしまう不具合があった。
本発明はこのような欠点を解決するために、建具枠体内に硝子を配し、かつ上下方向引き違いとなると共に建具枠体開口の全面を閉塞する関係の大きさに規制して分割形成された複数枚の障子戸を配すると共に、硝子は中框により支持されていると共に、中框の両端は縦框に固定されている擦り上げ障子戸を提供するものである。
本発明に係る擦り上げ障子戸によれば、(1)全面を一枚硝子で形成すると共に少なくとも硝子は金属製の中框により支持されているために、強度、防水性、気密性、断熱性、等の点において優れる。(2)2×4構造、パネル建築構造、ユニット構造、あるいはこれらを組み合わせた構造等からなる高気密・高断熱の住宅に採用されても、機能上劣ることがない。(3)適宜な部分を遮蔽、開放できるので、居住者の生活形態にマッチした擦り上げ障子戸となる。(4)我が国の伝統和風建具の利点を有しながら、強度、防水性、気密性、断熱性、等の点において優れた擦り上げ障子戸を形成できる。(5)障子戸を開放した場合に、硝子枠体の縦額縁と横額縁、中框が見えず、視界が圧迫されることがない。(6)サッシを使用しなくとも高気密・高断熱の住宅に採用できる性能を有する。(7)中框により縦框間を固定するために、強度が向上して変形を防止し、硝子や障子戸のガタツキ、障子戸の緩みを防止し、障子戸が自重により落ちてきたりしない。等の特徴、効果がある。
以下に図面を用いて本発明に係る擦り上げ障子戸について詳細に説明する。図1〜図13は擦り上げ障子戸Aを示す説明図であり、建具枠体1、硝子20、障子戸30より構成されるものである。図1は図11のa−a線拡大断面図(一部省略)、図2は建具枠体1部分のみのa−a線拡大断面図(一部省略)である。
図3(a)、(b)〜図6(a)〜(e)は中框7の一実施例を示す説明図、図7(a)は図11のb−b線拡大断面図、図7(b)は図11のc−c線拡大断面図、図8(a)は建具枠体1部分のみのb−b線拡大断面図、図8(b)は建具枠体1部分のみのc−c線拡大断面図、図8(c)は図11の拡大平面図(一部省略)、図9(a)は図14(建具枠体1のみを示す説明図)の平面図、図9(b)は図14のd−d線断面図、図9(c)は図14のe−e線断面図である。
また、図10(a)、(b)において、Aは擦り上げ障子戸、Kは鴨居、Sは敷居である。なお、鴨居K、敷居Sは従来から使用されている一般的なものであるが、擦り上げ障子戸Aの素材により、木材、プラスチック材、金属材(例えば、アルミニウム等)等から形成されるものである。勿論、車輪3aが付いている場合には敷居Sにはレール3bが形成されるものである。また、図1においてUは硝子20移動防止用の硝子固定部材である。硝子固定部材Uは、万が一に硝子20が破損した場合には取り外しができるように形成するものであり、その素材としては建具枠体1と同一部材でも良いし、別部材、例えばゴム系のパッキンを連続状に形成しても良いものである。さらに、擦り上げ障子戸Aの建具枠体1の下框3に戸車が形成された構造、あるいは建具枠体1がアルミニウム等の金属材で形成されるような場合には、鴨居K、敷居Sにレールが形成されるものである。
さらに詳説すると、建具枠体1は図9(a)〜(c)に示すように上框2、下框3、縦框4、左縦框5、右縦框6、金属製の中框7、図1〜図9(a)〜(c)に示すように縦框硝子挿入溝10、上框硝子挿入溝11、下框硝子挿入溝12、障子枠体案内溝13、外障子枠体案内溝14、内障子枠体案内溝15より形成したものである。その建具枠体1の素材としては、通常は木材であるが、プラスチック材、金属材(例えば、アルミニウム等)、これらの組み合わせ、等任意である。
中框7は主に金属製であり、図3(a)、(b)に示すように、図4(a)〜(d)に示すように縦框4に形成された中框固定孔7a、中框支持孔7b、切り欠き7cよりなる左右の孔に、図5(a)〜(c)、図6(a)〜(e)に示すような中框7を挿入し、図では両端部を螺合することにより、左縦框5と右縦框6間を一定間隔Xで固定するものである。なお、7dは中框固定孔7aを塞ぐフタである。
中框7は図5(a)〜(c)に示すような硝子固定部材8と、図6(a)〜(e)に示すような中框固定部材9よりなり、硝子固定部材8は主体部8a、両端部に形成した雄ネジ部8bとからなる棒状長尺材であり、中框固定部材9は主体部9a、雌ネジ部9b、ドライバ用溝9cとからなる部材である。
さらに詳説すると、硝子固定部材8は、縦框4に形成された中框固定孔7aと中框支持孔7b間の段差を利用し、硝子固定部材8の雄ネジ部8bに、中框固定部材9の雌ネジ部9bを螺合することにより、縦框4に中框7を固定するものである。このように固定することにより、左縦框5と右縦框6間の幅が中框7の中框固定部材9の閉め具合でにより微妙に調整でき、硝子20や障子戸30のガタツキ、障子戸30の緩みを防止できるものである。
縦框硝子挿入溝10は、縦框4の左縦框5、右縦框6の屋外側となる部分に縦に溝を形成し、硝子20の左右部分が挿入されて、硝子20を建具枠体1に建具枠体1内の開口α全面を閉塞、密閉するように固定する部分である。上框硝子挿入溝11は図8(c)、図9(a)〜(c)に示すように、上框2の屋外側となる部分に上框2を貫通するように溝穴を形成し、硝子20が挿入できるように形成したものである。建具枠体1と硝子20の一体化は図16(a)、(b)、図17に示すように上部より硝子20を上框硝子挿入溝11、縦框硝子挿入溝10、下框硝子挿入溝12に挿入し、図1、図2に示すように硝子固定部材Uで上框硝子挿入溝11で閉塞、密閉して一体化するものである。
下框硝子挿入溝12は下框3の屋外側となる部分に幅Wの溝を形成することにより形成したものであり、硝子20の下端部分を挿入し、硝子20の下端部分を建具枠体1に固定する部分である。勿論、縦框硝子挿入溝10、上框硝子挿入溝11、下框硝子挿入溝12の溝の幅は、硝子20がガタつかないように、硝子20が挿入可能で硝子20の厚さとほぼ等しいものである。
上框硝子挿入溝11の幅をW、図15に示すように硝子20の幅をwとすると、W=w+0.5〜2mm位の関係である。なお、硝子20と建具枠体1間の接触する部分に、断熱用、気密用あるいは防水用の弾性パッキング材、あるいは防水シーリング材、衝撃防止用の緩衝材、等を形成することにより、断熱性、気密性、防水性、強度を向上すると共に、硝子20の破損防止を図ることもできるものである。勿論、硝子20は、建具枠体1内に嵌め込まれているために、擦り上げ障子戸Aが鴨居Kと敷居Sに嵌め込まれた状態では取り外すことができないような「嵌め殺し」の状態となるものである。
なお、図では上框硝子挿入溝11部分より硝子20を挿入して建具枠体1と硝子20を一体化しているが、上框2に形成した上框硝子挿入溝11の形状を縦框4(左縦框5、あるいは右縦框6)に形成し、下框3に形成した下框硝子挿入溝12の形状を上框2に形成することにより、横方向から硝子20を建具枠体1と一体に形成することもできるものである。
外障子枠体案内溝14と内外障子枠体案内溝15よりなる障子枠体案内溝13は、図7(a)、(b)、図8(a)、(b)に示すように縦框4の屋内側に縦方向に溝を形成することにより障子戸30が上下方向に移動可能にするために形成した溝である。勿論、障子枠体案内溝13の幅をH、障子戸30の幅をhとすると、H>hとし、障子戸30が障子枠体案内溝13内を移動可能に形成するものである。
ここで、図18(a)〜(d)を用いて、障子戸30の形成方法について簡単に説明する。図18(a)に示すように、板バネ39aを形成した内障子戸32の板バネ39a部分を左縦框5の内障子枠体案内溝15に挿入する。次に、図18(b)に示すように、板バネ39aの弾性変形を利用して内障子戸32を内障子枠体案内溝15に挿入する。
その後、図18(c)に示すように右縦框6に内障子戸32の右部分を、板バネ39aの弾性変形を利用して図18(d)に示すように形成するものである。このために、図7(a)、(b)に示すように、板バネ39a部分の深さをT、板バネ39aの反対側の内障子枠体案内溝15の深さをtとすると、T>tの関係である。勿論、左右の障子枠体案内溝13の深さが逆の場合には、板バネ39aの取付位置も左右逆になるものである。
障子戸30は図19(a)、(b)に示すように形成されるものであり、図では外障子戸31、内障子戸32の2枚により形成されたものである。
さらに詳説すると、障子戸30は縦枠体34と横枠体35よりなる障子枠体33と、縦桟36と横桟37と、障子紙38と、金属製の板バネ39aよりなる弾性摩擦部材39より形成されたものである。その縦枠体34と横枠体35よりなる障子枠体33と、縦桟36と横桟37の素材としては、通常は木材であるが、プラスチック材、金属材(例えば、アルミニウム等)、あるいはこれらの組み合わせ、等任意である。
障子紙38は外部の光を透過する採光機能と、外部から内部が見えないようにするための遮蔽機能を具備するものであり、通常は和紙であるが、この機能を有する部材であれば、プラスチック材でも良いものである。
障子紙38としては、手すき楮障子紙、マニラ麻・レーヨン・ビニロン等の混抄障子紙、レーヨン障子紙、レーヨン入り障子紙、パルプ障子紙、プラスチック障子紙、アイロン障子紙、破れにくい障子紙、消臭障子紙、難燃障子紙、模様入り障子紙、カラー障子紙、等よりなるものである。
弾性摩擦部材39は図では金属製の板バネ39aで形成しているが、障子戸30が障子枠体案内溝13内で自重により下降しないような圧力下で常時固定されるものであればよいものである。勿論、スライドされる部分であるので、耐摩耗性の部材が好ましい。
以上説明したのは本発明に係る擦り上げ障子戸Aの一実施例に過ぎず、図20(a)〜(k)〜図26に示すように形成することができる。
すなわち、図20(a)〜(k)、図21(a)〜(e)は中框7のその他の実施例を示す説明図であり、図20(a)〜(k)において、(a)図は両端で調整するように形成した中框7、(b)図は片方のみに中框固定部材9を形成した中框7、(c)図は中框固定部材9を六角ボルトで形成した中框7、(d)図はスプリングワッシャー9dを形成した中框7、(e)図は片方のみに六角ボルトで形成した中框固定部材9を形成した中框7、(f)図は雄ネジ部8bと雌ネジ部9bを逆に形成した中框7、(g)図は中空に形成した中框7、(h)図は中空で、かつ片方のみに中框固定部材9を形成した中框7、(i)〜(k)は両端部の雄ネジ部8bと雌ネジ部9bを逆ネジに形成し、主体部8aを回転させることにより締まるように形成した中框7である。
図21(a)〜(e)は片方の中框固定部材9を最後まで締めた状態にし、片方の中框固定部材9により締め具合を調整するようにした中框7である。
図22(a)〜(f)は中框固定孔7aの実施例を示す説明図であり、(a)図は円、(b)図は三角形、(c)図は四角形、(d)図は五角形、(e)図は六角形、(f)図は八角形、の中框固定孔7aである。
図23(a)〜(f)は中框固定部材9の実施例を示す説明図であり、(a)図は円、(b)図は三角形、(c)図は四角形、(d)図は五角形、(e)図は六角形、(f)図は八角形、の中框固定部材9である。
なお、図22(a)〜(f)、図23(a)〜(f)においては、(a)図以外はその組合せにより、中框固定部材9が中框固定孔7a内で回転しないように形成することができるものである。
図24は内側にのみ中框7を形成した擦り上げ障子戸Aである。また、図25は中框7に緩衝材40を形成し硝子20と金属製の中框7間の接触による硝子20の割れを防止した擦り上げ障子戸Aである。
図26は中框7を複数本(図では3本)形成し、強度を向上し、硝子20の補強を強化した擦り上げ障子戸Aである。
なお、図では障子戸30を上下方向に移動する実施例を示しているが、障子枠体案内溝13を上框2、下框3に形成することにより、障子戸30を左右に移動できるように形成することもできるものである。
さらに、本発明に係る擦り上げ障子戸Aは、建具枠体1に鍵を形成して施錠できるように形成することにより、防犯にも対応できるものである。
また、外障子戸31、内障子戸32の少なくともどちらか一方に光の透過率が0%の障子紙38(遮光紙)を形成し、他方に、光の透過率が40〜50%である従来から使用されている障子紙を形成してもよいものである。この場合には、遮光と採光を同時に行えるものである。勿論、外障子戸31、内障子戸32の両方に光の透過率が0%の障子紙38を形成することもできるものである。
本発明に係る擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸の建具枠体の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸の硝子の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸の硝子の形成方法の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸の硝子の形成方法の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸の障子戸の形成方法の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸の障子戸の代表的一例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸に使用する中框のその他の実施例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸に使用する中框のその他の実施例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸のその他の実施例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸のその他の実施例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸のその他の実施例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸のその他の実施例を示す説明図である。 本発明に係る擦り上げ障子戸のその他の実施例を示す説明図である。
符号の説明
α 開口
A 擦り上げ障子戸
K 鴨居
P パッキング材
S 敷居
U 硝子固定部材
1 建具枠体
2 上框
3 下框
3a 車輪
3b レール
4 縦框
5 左縦框
6 右縦框
7 中框
7a 中框固定孔
7b 中框支持孔
7c 切り欠き
7d フタ
8 硝子固定部材
8a 主体部
8b 雄ネジ部
9 中框固定部材
9a 主体部
9b 雌ネジ部
9c ドライバ用溝
9d スプリングワッシャー
10 縦框硝子挿入溝
11 上框硝子挿入溝
12 下框硝子挿入溝
13 障子枠体案内溝
14 外障子枠体案内溝
15 内障子枠体案内溝
20 硝子
30 障子戸
31 外障子戸
32 内障子戸
33 障子枠体
34 縦枠体
35 横枠体
36 縦桟
37 横桟
38 障子紙
39 弾性摩擦部材
39a 板バネ
40 緩衝材

Claims (1)

  1. 建具枠体内に硝子を配し、かつ上下方向引き違いとなると共に建具枠体開口の全面を閉塞する関係の大きさに規制して分割形成された複数枚の障子戸を配すると共に、硝子は中框により支持されていると共に、中框の両端は縦框に固定されていることを特徴とする擦り上げ障子戸。
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