JP2007210583A - 航空鉄道 - Google Patents

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Yasuhiro Okamoto
安弘 岡本
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Abstract

【課題】航空機、鉄道などの騒音、又、自動車の排ガス、など従来の交通手段に於ける環境負荷が少なく、省エネルギーで、低空域の空中を利用し、搭乗者が鳥瞰の眺望を得られる新規なる交通手段を提供する。
【解決手段】地上の軌道16を走行する動力源たる曳航用車両11と、動力源車両に曳航されて低空域を飛行する航空機体13と、航空機体の制御を目的に、航空機体の後部と接続して地上の軌道を走行する車両12の基本的な構成を為す新規なる交通方法。
【選択図】図6

Description

本発明は輸送機関に関するものである
現在、世の中には航空機、鉄道、自動車、船舶、など種々な交通機関があるが、各々に長所と短所がある、航空機のスピード、鉄道の確実な連続輸送力、自動車の任意走行性、船舶の大輸送力などの長所がある、
然しながら航空機、及び鉄道の騒音、自動車の排気ガス、船舶の低速性などの短所もある、
そこで前述の航空機、鉄道などの騒音、自動車の排気ガス、などの軽減、解消を計り、低空を利用した、静粛で、保守性の有利な、地球環境に優しい、全く新規なる快適な交通機関の実現を目指すものである、
本発明は地上又は高架の、軌道を走行する動力源たる曳航用の車両とこの動力源の車両に、曳航され大気中を航行する航空機体と、この航空機体の後部と連結し航空機体の制御を目的とした地上の軌道を走行する制御車両とからなることを最大の特徴とするものである、
然るに地上の走行車両で航空機体の先端の曳航を為すだけなる場合、被曳航体の航空機体に対しての風の影響が航空機と同じく大であり機体が流される
また、曳航された航空機体が曳航車両にかぶさる状態になることがある、
そこで航空機体の風による流され現象、及びかぶさり現象などを、航空機体の後部と連結した後方軌道を走行する車両により制御するものである
尚、地上の軌道を走行する航空機体曳航用の車両及び後方の制御用車両は、航空機体が空中で航行中は上空に引っ張られ浮上の作用が働く、この為、従来の鉄道の軌道では、摩擦抵抗力が減少し曳航の目的を果たせない、この為
本発明の、特殊な軌道と車輪を有する機構により曳航するものである
即ち、例えば、第1図の1又は第2図の6の如き形状の軌道を設置し、第1図では車両の車輪が軌道内面の壁面に密着走行を為す形体、又、第2図では車両の車輪が軌道を挟み込んだ形体、などに為し、そして車輪は、例えば第1図の2,及び3、4および5、第2図の7及び8、9及び10、の如く複数の車輪を組み合わせ、上下、及び左右の壁面に車輪を接触、又は軌道を挟み込み、摩擦抵抗力を保持させ車輪の空転を防ぎ曳航走行させるものである
前述の如き、機構により、空転を防いだ車輪の機能を持った、曳航車両と後部制御車両を走らせる、この為、航空機体の浮力で車輪が空転することを防ぎ、動力車両の曳航力が常に保持されるものである
また、航空機体に浮力を得るためガスなどを封入させる方法も可能である
又、軌道にはリニアモーターカーなどを走行させ航空機体を曳航させても可能である
以上の如く航空機体が地上の軌道上を走行する動力源たる曳航車両に曳航されて低空を航行する為、本発明の航空機体では搭乗者に静粛な鳥瞰図が連続して得られるものであり
曳航車両が地上を走行するため信頼性、保守管理性、ランニングコスト、建設費用などに於いては、非常に優位、効率的であり、又、排ガスのない静粛で信頼性の高い電気モータを動力源に用いた車両を使用できる利点があり
動力源と航空機体とを分離させた機構のため曳航される航空機体に、エンジン、燃料などの重量が軽減され航空機体の搭載効率に優位をえることが出来、
曳航器具を利用して航空機体に送電が可能である為、ヘリコプター、又はジャイロスコープの如き、方式を翼と併用して航空機体の浮力を得ることも可能であり、
航空機体に液体燃料などの不搭載が可能になり非火災性に於いて優位をえるものである
図に従って説明を為すと
1、地上の軌道又は高架軌道を走行する動力源たる曳航用の車両、例えば第6図11と
2、曳航車両に曳航されて大気中を航行する航空機体、例えば第6図13と
3、航空機体の後部と連結し航空機体の制御の為、地上の軌道を走行する車両、例えば第6図12、の如く基本的に三者一体の構成をなし
4、第6図11の曳航車両により第6図13の航空機体を第6図14の如く曳航する、そして航空機体の風の影響、オーバーランニングなどの防止を図るため第6図13の航空機体の後部と第6図の15の如く連結した制御用の軌道走行車、第6図12の車両を走らせる
5 尚、地上を走行する曳航用の動力源の車両及び制御用の車両の11、及び12は、曳航して走行中は航空機体13の浮力により車両が引っ張られ上部に浮上する力が働く、そのため従来の軌道では車輪が空転をなし曳航が出来ないため、本発明の、車両の浮上を防止する新規なる軌道と、新規なる車輪をもちうるものである、
走行軌道正面図例、 走行軌道正面図例、 車輪機構の側面図例 車輪機構の平面図例、 車輪機構の平面図例、 本発明の構成図例
符号の説明
1及び6は走行軌道、2,3,4,5は車輪 ,7,8,9,10は車輪、11、12は走行車両 13は航空機体、14、15は曳航機具、16は走行軌道、17,18は車両本体

Claims (2)

  1. 1、地上の軌道を走行する動力源たる車両と、動力源の車両に曳航され大気中を航行する航空機体と、航空機体の制御を目的に航空機体の後部と連結し地上の軌道を走行する車両、の構成を為した交通方法
  2. 2、軌道の内面壁、外面壁、平面壁などに、上下、左右、水平、など任意の形状で車両の車輪を密着させ、車輪の浮上、及び横ぶれ、などを防ぎ走行を保持させる方法
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104554289A (zh) * 2014-12-02 2015-04-29 广西大学 一种在单一轨道上相向行驶会车的小火车轨道

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