JP2007209668A - ミシンの縫製模様表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の縫製模様を種類別の複数の模様群に分類しておき、複数の縫製模様から択一的に縫製模様を選択する際に、模様群の種類別や模様番号を作業者に容易に認識できるようにすること。
【解決手段】 操作パネル8の実用模様群キー10を操作すると、実用模様群モードが設定され、この実用模様群をイメージさせる実用模様群指示記号10Aの拡大表示データが記号メモリから読み込んで表示バッファに展開される。そして、この表示バッファの表示データに基づいて、実用模様群指示記号10Aが液晶ディスプレイ9の中央に、第1,第2表示行9a,9bに亙って拡大サイズで表示される。そして、0.5秒経過後に、この実用模様群指示記号10Aは、液晶ディスプレイ9の第2表示行9bの左端に、通常サイズで縮小表示される。
【選択図】 図11−1

Description

本発明は、複数の縫製模様のうちから所望の1つを選択するに際して、縫製模様の模様群の選択時にこの模様群指示記号を拡大表示し、更に、縫製模様の模様番号による選択時にこの模様番号を拡大表示するようにしたものである。
従来、電子制御式ミシン等の縫製装置では、多数の縫製模様(実用模様、文字模様、飾り模様等)の模様表示データと縫製データとを模様番号と対応づけて制御装置内のROMやROMカード等に格納しておき、模様選択画面を介して、模様選択装置により所望の縫製模様を指定して選択し、その選択した縫製模様を縫製できるようになっている。
例えば、特許文献1に記載の刺繍データ処理装置は、多数の縫製模様を模様選択画面の1画面分の表示可能個数毎に頁番号により分割しておき、模様選択に際して、所望の縫製模様が表示されるまで頁キーを操作し、所望の縫製模様をタッチキーを介して選択するようにしてある。
また、特許文献2に記載のミシンは、模様選択手段である操作パネルのテンキーを介して、模様番号を入力することで、複数の縫製模様のうちから所望の縫製模様を指定するようにしてある。
特開平9−132859号公報(第9〜14頁、図7,図8) 特開平3−60689号公報(第3〜6頁、図5)
特許文献1に記載の刺繍データ処理装置においては、ディスプレイに複数の模様を表示させる必要があるので、ディスプレイが大型化し高価になる。そして、複数個の縫製模様が表示された模様表示画面を頁キー操作により画面を切換えるにしても、この画面切換えは、キー操作に対して一定の切換え態様(1種類の切換え態様)であり、表示順が最後の方の模様を選択する際には、キー操作の操作回数が多くなって操作性に劣るという問題がある。
特に、小型のミシンや普及クラスのミシンの場合には、大型のディスプレイを採用することが困難のため、小型のディスプレイが採用される。このため、1画面に少数の縫製模様しか表示できず、頁数が多くなり、模様選択操作の操作性に劣るとする上記の問題が顕著になる。
一方、特許文献2に記載のミシンにおいては、テンキーを介して模様番号を入力することで模様選択するため、例えば縫製模様数が100を越える場合には、模様選択する為に3桁の数字キーを操作することになり、しかも、これら多数の縫製模様の中から所望する縫製模様の模様番号を入力する際、縫製模様毎の模様番号を示す模様一覧表からその模様番号を検索するのにも時間がかかり、模様選択の操作性に劣るという問題がある。
そこで、複数の縫製模様を複数の模様群に分類しておき、まず、所望する縫製模様が属する模様群を選択した後、その縫製模様の模様番号を入力することも考えられるが、小型のディスプレイでは、これらの情報を限られた表示スペースに表示させると、情報量が多くなって視認性が悪くなるという問題や、模様群や縫製模様数が多くなる程、模様選択操作の手順が階層化するので、模様選択の操作ミスが起こり易いという問題がある。
本発明の目的は、複数の縫製模様を種類別の複数の模様群に分類しておき、複数の縫製模様から択一的に縫製模様を選択する際に、模様群の種類別や模様番号を作業者に容易に認識できるようにすることである。
請求項1に係るミシンの縫製模様表示装置は、複数の縫製模様の模様表示データを縫製模様の種類別の複数の模様群に分類して記憶したデータ記憶手段と、複数の縫製模様のうちから択一的に縫製模様を選択する模様選択手段と、模様選択手段により選択された縫製模様を表示する表示手段とを備え、更に、複数の縫製模様の種類別に設定された複数の模様群指示記号の表示データであって、データ記憶手段に記憶された模様群指示記号の表示データと、模様選択手段により任意の1つの模様群が選択されたとき、その模様群に対応する模様群指示記号の表示データをデータ記憶手段から読出して表示手段に模様群指示記号を拡大サイズで表示させ、その後模様群指示記号を通常サイズに縮小して表示する表示制御手段とを備えたものである。
模様選択手段により、縫製模様の種類別に分類された複数の模様群のうちから任意の1つの模様群が選択されると、その選択された模様群に対応する模様群指示記号の表示データがデータ記憶手段から読出されて、模様群指示記号が表示手段に拡大サイズで表示される。それ故、作業者は、この拡大サイズで表示される模様群指示記号を認識して、現在、この模様群指示記号で表示される模様群の選択モードであることが分かる。
更に、この模様群指示記号は拡大表示の後、自動的に通常サイズに縮小して所定表示位置に表示されるので、常に通常サイズで所定表示位置に表示される模様群指示記号が示す模様群の種類が分かるのに加えて、模様群指示記号以外の各種の表示情報の表示を妨げることがない。
請求項2に係るミシンの縫製模様表示装置は、請求項1において、前記表示制御手段は、模様群指示記号を拡大サイズで所定時間表示後に通常サイズに切り換えるように構成されたものである。
請求項3に係るミシンの縫製模様表示装置は、請求項1又は2において、前記複数群の群別に複数の縫製模様に模様番号が付与されており、模様選択手段は番号入力手段を有し、この番号入力手段により模様群の選択後に模様番号が入力されたとき、表示制御手段は模様番号を模様群指示記号と共に拡大サイズで表示手段に表示させるものである。
請求項4に係るミシンの縫製模様表示装置は、請求項3において、前記表示制御手段は、模様群指示記号の拡大サイズの表示を模様番号の入力完了時から所定時間経過後に通常サイズの表示に切り換え、模様番号で指示される縫製模様の模様表示データをデータ記憶手段から読出して表示手段に表示させるものである。
請求項5に係るミシンの縫製模様表示装置は、請求項1〜4の何れかにおいて、前記模様群指示記号又は模様番号の拡大サイズの表示は、通常サイズを所定倍率で拡大して表示するように構成されたものである。
請求項1の発明によれば、複数の縫製模様の模様表示データを縫製模様の種類別の複数の模様群に分類して記憶したデータ記憶手段と、複数の縫製模様のうちから択一的に縫製模様を選択する模様選択手段と、模様選択手段により選択された縫製模様を表示する表示手段とを備えたミシンの縫製模様表示装置において、データ記憶手段に記憶された模様群指示記号の表示データと、表示制御手段とを備えたので、縫製模様の種類別に分類された複数の模様群のうちから任意の1つの模様群が選択されると、その選択された模様群に対応する模様群指示記号の表示データがデータ記憶手段から読出されて、模様群指示記号が表示手段に拡大サイズで表示されるため、作業者は、この拡大サイズで表示される模様群指示記号を容易に認識することができ、現在、この模様群指示記号で示される模様群の選択モードであることが容易に分かる。
更に、この模様群指示記号は拡大サイズによる表示の後、自動的に通常サイズに縮小して所定表示位置に表示されるので、常に通常サイズで所定表示位置に表示される模様群指示記号が示す模様群の種類が認識できるようになるのに加えて、模様群指示記号以外の各種の表示情報の表示が妨げられることがない。
請求項2の発明によれば、前記表示制御手段は、模様群指示記号を拡大サイズで所定時間表示後に通常サイズに切り換えるので、拡大サイズで表示される模様群指示記号を、所定時間に亙って十分に確認することができる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
請求項3の発明によれば、前記複数群の群別に複数の縫製模様に模様番号が付与されており、模様選択手段は番号入力手段を有し、この番号入力手段により模様群の選択後に模様番号が入力されたとき、表示制御手段は模様番号を模様群指示記号と共に拡大サイズで表示手段に表示させるので、作業者は、この拡大サイズで表示される模様群指示記号を認識して、現在の模様群選択モードと、模様番号とを対応させて容易に確認することができる。その他請求項1又は2と同様の効果を奏する。
請求項4の発明によれば、前記表示制御手段は、模様群指示記号の拡大サイズの表示を模様番号の入力完了時から所定時間経過後に通常サイズの表示に切り換え、模様番号で指示される縫製模様の模様表示データを前記データ記憶手段から読出して表示手段に表示させるので、模様群指示記号の通常サイズによる表示により、模様群指示記号以外の各種の表示情報の表示が妨げられることがなく、しかも模様番号により選択した縫製模様を確認することができる。その他請求項3と同様の効果を奏する。
請求項5の発明によれば、前記模様群指示記号又は模様番号の拡大サイズの表示は、通常サイズを所定倍率で拡大した表示なので、拡大サイズの模様群指示記号と通常サイズの模様群指示記号とが相似形になり、模様群指示記号を、ズームイン的に拡大表示させたり、ズームアウト的に縮小表示させることができ、作業者による模様群指示記号の理解や認識が容易になる。その他請求項1〜4の何れかと同様の効果を奏する。
本実施例におけるミシンの縫製模様表示装置は、複数の縫製模様のうちから任意の1つを選択するに際して、模様群が選択されたときに模様群指示記号が拡大サイズで表示されると共に、模様番号の入力時に、この模様番号と模様群指示記号とが拡大サイズで表示されるようにしてある。
電子制御式ジグザグミシン(以下、単にミシンと言う)Mについて簡単に説明する。
図1に示すように、このミシンMは、一般的な家庭用の電子制御ミシンと同様のもで、ベッド部1と、ベッド部1の右端部から立設された脚柱部2と、脚柱部2の上端からミシンベッド部1に対向するように左方へ延びるアーム部3と、そのアーム部3の左部に設けられた頭部4とを有する。
アーム部3には、ミシンモータ(図2参照)で回転駆動される左右方向向きのミシン主軸(図示略)と、このミシン主軸を作業者により手動で回転操作可能なハンドプーリ(図示略)と、下端に縫針5を装着した針棒(図示略)を上下動させる針棒駆動機構(図示略)と、針棒を布送り方向と直交する左右方向に針振り揺動させる針振り機構(図示略)と、天秤を針棒の上下動に調時して上下動させる天秤駆動機構(図示略)等が設けられている。
アーム部3の前面側には、縫製作業の起動と停止を指令する起動停止スイッチ7等、各種のスイッチが設けられている。脚柱部2の前面には、縦型の操作パネル8が設けられている。この操作パネル8の上段部に小型(2行表示)の液晶ディスプレイ9が設けられている。
この液晶ディスプレイ9には、縫製模様の模様選択に際して複数種類の実用模様や飾り模様や文字模様が表示されるとともに、縫製作業に必要な布押えの種類と、糸調子や針振り幅や縫目長さの数値が表示される。ここで、液晶ディスプレイ9の上側の第1表示行9aは上下方向に16ドットで構成され、液晶ディスプレイの下側の第2表示行9bも上下方向に16ドットで構成されている。
操作パネル8の下段部には、図10に示すように、複数の実用模様の中でも特に使用頻度の高い10個の実用模様からなる優先実用模様群を選択する優先実用模様群キー13、その他の複数の実用模様からなる実用模様群を選択する実用模様群キー10、複数の飾り模様からなる飾り模様群を選択する飾り模様群キー11、複数のアルファベット文字模様からなる文字模様群を選択する文字模様群キー12、OKキー15と、0から9までの数字と前記10個の優先実用模様の記号を併記した数字キー14等が設けられている。
ベッド部1には、送り歯(図示略)を上下動及び前後動させる布送り機構に加えて、下糸ボビンを収容し縫針5と協働する水平回転釜(図示略)、糸切り機構(図示略)等が設けられている。
次に、電子制御式ジグザグミシンMの制御系について説明する。
図2に示すように、制御装置30は、入力インターフェース16と、CPU17とROM18及びRAM19と電気的に書換え可能な不揮発性のフラッシュメモリ20とを含むコンピュータと、出力インターフェース21と、これらを電気的に接続するデータバス等のバス22と、複数の駆動回路23,24等から構成されている。
入力インターフェース16には、起動停止スイッチ7と、操作パネル8等が接続されている。出力インターフェース21には、ミシンモータ25と、針振りモータ26と、これらモータ25,26を駆動させる駆動回路23,24と、液晶ディスプレイ(LCD)9の為のディスプレイコントローラ(LCDC)27等が接続されている。
ROM18には、ミシンモータ25や針振りモータ26を駆動させる駆動制御プログラム、後述する縫製模様表示制御プログラム等が予め格納されている。RAM19には、選択されて縫製に供する縫製模様の縫製データを記憶する縫製データメモリ、液晶ディスプレイ9に表示させる表示データを記憶する表示バッファ、その他各種のメモリやバッファ等が設けられている。
フラッシュメモリ20には、図3に示す模様表示メモリ20a(これがデータ記憶手段に相当する)と、図4に示す記号メモリ20bと、図5に示す数字メモリ20cが設けられ、電源が遮断されても、これらメモリ20a〜20cに格納されたデータは記憶されている。
模様表示メモリ20aには、「優先実用模様群」と「実用模様群」と、「飾り模様群」と「文字模様群」の各々について、模様番号「1、2、・・・」と、縫製模様を表示する為の模様表示データと、縫製条件表示データとがテーブル形式で記憶されている。ここで、縫製条件は、縫製模様を縫製するに際して最適な縫製条件(布押えの種類、糸調子度合い、針振り幅、縫目長さ)であり、縫製条件表示データは、デフォルトとして予め設定されている布押えの種類と糸調子度合いと針振り幅と縫目長さを表示する表示データである。
記号メモリ20bには、「優先実用模様群」と「実用模様群」と、「飾り模様群」と「文字模様群」の各々について、模様群指示記号の通常表示データと拡大表示データとがテーブル形式で記憶されている。ここで、通常表示データは液晶ディスプレイ9の1行に表示可能な16ドット×16ドット構成であり、拡大表示データは液晶ディスプレイ9の第1,第2表示行9a,9bに表示可能な24ドット×24ドット構成である。即ち、模様群指示記号は通常サイズの1.5倍の倍率である。
数字メモリ20cには、1〜0の数字の各々について、通常表示データと拡大表示データとがテーブル形式で記憶されている。ここで、数字の通常表示データは液晶ディスプレイ9の1行分に対応する16ドット×7ドット構成であり、数字の拡大表示データは液晶ディスプレイ9の上下2行分に亙る24ドット×17ドット構成である。即ち、数字の高さ方向の拡大サイズは通常サイズの1.5倍の倍率である。
次に、制御装置30で実行される縫製模様表示制御について、図6〜図9のフローチャートに基づいて説明する。但し、図中の符号Si(i=11、12、13・・・)は各ステップである。
電源投入後に縫製模様表示制御が開始されると、先ず、2桁数字のうちの第1数字(10の桁数字)の入力を指示する第1数字入力フラグについて、フラグデータとして「1」が記憶されて、第1数字入力フラグがセットされ、第1数字入力状態が指示される(S11)。次に、操作パネル8の何れのキー10〜14が操作されたか否かを検出するキースキャン処理が実行される(S12)。
次に、模様群キー10〜13又は数字キー14の操作時点でタイマーの計時動作の開始を指示するキー操作フラグについて、フラグデータとして「1」が記憶されて、キー操作フラグがセットされ、タイマーによる計時開始可能状態が指示される(S13)。次に、キースキャン処理した結果、キー操作がなされた場合には(S14:Yes)、操作されたキー10〜14に対応する選択模様表示データ作成制御(図7参照)が実行される(S15)。
この選択模様表示データ作成制御が開始されると、先ず、模様群キー10〜13(実用模様群キー10、飾り模様群キー11、文字模様群キー12、優先実用模様群キー13)の何れかが操作された場合に(S21:Yes)、キー操作フラグがセット(フラグデータ=1)されている場合には(S22:Yes)、キー操作フラグがリセット(フラグデータ←0)され(S23)、タイマーの計時が開始される(S24)。
次に、模様群選択モードとして、操作された模様群キー10〜13に対応する模様群選択モードが設定される(S25)。次に、設定された模様群選択モードに最適な縫製条件(デフォルトの布押えの種類、糸調子状態、針振り幅、縫目長さ)の為の縫製条件表示データが模様表示メモリ20aから読み込んで表示バッファに展開される(S26)。次に、設定された模様群選択モードに対応する模様群指示記号10A〜13Aの拡大表示データが記号メモリ20bから読み込まれる(S27)。
次に、模様群指示記号10A〜13Aを液晶ディスプレイ9の中央に上下2行に亙って表示するように、模様群指示記号10A〜13Aの拡大表示データが表示バッファに上書き展開される(S28)。そして、一連の表示処理の実行中を指示する表示処理中フラグについて、フラグデータとして「1」が記憶され、表示処理中が指示される(S29)。その後、数字キー14が操作されず(S41:No)、OKキー15も操作されていないので(S61:No)、この制御を終了して縫製模様表示制御にリターンする。
縫製模様表示制御においては、表示バッファに展開された表示データが液晶ディスプレイ9に表示され(S16)、表示処理中フラグがセット(フラグデータ=1)されている場合には(S17:Yes)、S14以降が繰返して実行される。この場合、S14では、「Yes」と判定され、選択模様表示データ作成処理が繰返して実行される。
それ故、選択模様表示データ作成制御が実行され、タイマーの計時時間に基づいて、0.5秒が経過していない場合には(S30:No)、S29が実行されて、この制御を終了する。しかし、選択模様表示データ作成制御が実行されて、タイマーの計時時間が0.5秒を経過した場合には(S30:Yes)、S26と同様に、模様表示メモリ20aから縫製条件表示データが読み込まれて表示バッファに展開される(S31)。
次に、設定された模様群選択モードに対応する模様群指示記号10A〜13Aの通常表示データが記号メモリ20bから読み込まれる(S32)。次に、模様群指示記号10A〜13Aを液晶ディスプレイ9の第2表示行9bの左端に表示するように、模様群指示記号10A〜13Aの通常データが表示バッファに上書き展開される(S33)。次に、表示処理フラグについて、フラグデータとして「0」が記憶され、表示処理終了が指示される(S34)。
その後、数字キー14が操作されず(S41:No)、OKキー15も操作されていないので(S61:No)、この制御を終了して縫製模様表示制御にリターンする。縫製模様表示制御においては、表示バッファに展開された表示データが液晶ディスプレイ9に表示され(S16)、表示処理中フラグがセット(フラグデータ=1)されていない場合には(S17:No)、S12以降が繰返して実行される。
次に、実用模様群モード、飾り模様群モード、又は文字模様群モードのときに数字キー14が操作された場合に(S41:Yes)、第1数字入力フラグがセット(フラグデータ=1)されている場合、つまり10の桁の数字入力状態のときには(S42:Yes)、第1数字入力フラグがリセット(フラグデータ←0)される(S43)。次に、S26と同様に、模様表示メモリ20aから縫製条件表示データが読み込まれて表示バッファに展開される(S44)。
次に、設定された模様群選択モードに対応する模様群指示記号10A〜12Aの拡大表示データが記号メモリ20bから読み込まれ且つ第1数字(10の桁数字)の拡大表示データが数字メモリ20cから読み込まれ、模様群指示記号10A〜12Aと第1数字とを液晶ディスプレイ9の中央に上下2行に亙って表示するように、模様群指示記号10A〜12Aと第1数字の拡大表示データが表示バッファに上書き展開される(S45)。
そして、表示処理フラグがリセット(フラグデータ=0)される(S46)。その後、OKキー15が操作されていないので(S61:No)、この制御を終了して模様選択表示制御にリターンする。
縫製模様表示制御においては、前述したように、表示バッファに展開された表示データが液晶ディスプレイ9に表示され(S16)、表示処理中フラグがセットされていない場合には(S17:No)、S12以降が繰返して実行される。この場合、キースキャン処理されて(S12)、次の第2数字キー14が操作された場合(S14:Yes)、S41においてYesと判定され、S42においてNoと判定される。
次に、キー操作フラグがセット(フラグデータ=1)されている場合には(S47:Yes)、このキー操作フラグがリセット(フラグデータ←0)され(S48)、タイマーの計時が開始される(S49)。次に、S26と同様に、模様表示メモリ20aから縫製条件表示データが読み込まれて表示バッファに展開される(S50)。
次に、設定された模様群選択モードに対応する模様群指示記号10A〜12Aの拡大表示データが記号メモリ20bから読み込まれ且つ第1数字(10の桁数字)と第2数字(1の桁数字)の拡大表示データが数字メモリ20cから読み込まれ、模様群指示記号10A〜12Aと第1数字と第2数字とを液晶ディスプレイ9の中央に上下2行に亙って表示するように、模様群指示記号10A〜12Aと第1数字と第2数字の拡大表示データが表示バッファに上書き展開される(S51)。
そして、表示処理フラグがセットされる(S52)。その後、OKキー15が操作されていないので(S61:No)、この制御を終了して縫製模様表示制御にリターンする。縫製模様表示制御においては、前述したように、表示バッファに展開された表示データが液晶ディスプレイ9に表示され(S16)、表示処理中フラグがセットされている場合には(S17:Yes)、S14以降が繰返して実行される。この場合、S14ではYesと判定され、選択模様表示データ作成処理が繰返して実行される。
それ故、タイマーの計時が0.5秒経過するまで、S41:Yes、S42:No、S47:No、S53:No、S52、が繰返して実行される。タイマーの計時が0.5秒経過したときには(S53:Yes)、S26と同様に、模様表示メモリ20aから縫製条件表示データが読み込まれて表示バッファに展開される(S54)。次に、設定された模様群選択モードに対応する模様群指示記号10A〜12Aの通常表示データが記号メモリ20bから読み込まれる(S55)。
次に、模様群指示記号10A〜12Aを液晶ディスプレイ9の第2表示行9bの左端に表示するように、模様群指示記号10A〜12Aの通常データが表示バッファに上書き展開され(S56)、模様群選択モードに対応する模様群のうちの2桁数字で指示される模様番号の模様表示データが模様表示メモリ20aから読み込まれて表示バッファに上書き展開される(S57)。そして、第1数字入力フラグがセットされ(S58)、更に、表示処理中フラグがリセットされる(S59)。
その後、OKキー15が操作されていないので(S61:No)、この制御を終了して縫製模様表示制御にリターンする。縫製模様表示制御においては、前述したように、表示バッファに展開された表示データが液晶ディスプレイ9に表示され(S16)、表示処理中フラグがセットされていない場合には(S17:No)、S12以降が繰返して実行される。
ところで、前述したように、第1数字キー14が操作され、S42:Yes、S43〜S46が実行された後、OKキー15が操作された場合で(S61:Yes)、第1数字入力フラグがリセットされている場合、つまり10の桁の数字が既に入力されている場合には(S62:Yes)、S26と同様に、模様表示メモリ20aから縫製条件データが読み込まれて表示バッファに展開される(S63)。
次に、設定された模様群選択モードに対応する模様群指示記号10A〜12Aの通常表示データが記号メモリ20bから読み込まれる(S64)。次に、模様群指示記号10A〜12Aを液晶ディスプレイ9の第2表示行9bの左端に表示するように、模様群指示記号10A〜12Aの通常表示データが表示バッファに上書き展開され(S65)、模様群選択モードに対応する1桁で指示される模様番号の模様表示データが模様表示メモリ20aから読み込まれて表示バッファに上書き展開される(S66)。
そして、第1数字入力フラグがセットされ(S67)、更に、表示処理中フラグがリセットされ(S68)、この制御を終了して縫製模様表示制御にリターンする。縫製模様表示制御においては、前述したように、表示バッファに展開された表示データが液晶ディスプレイ9に表示され(S16)、表示処理中フラグがセットされていない場合には(S17:No)、S12以降が繰返して実行される。
ここで、S14とS21とS41とS42とS47を実行する制御装置30が模様選択手段に相当する。S21とS27とS28とS30とS32とS33とS45とS51とS55〜S57を実行する制御装置30が表示制御手段に相当する。S14とS41とS42とS47を実行する制御装置30が番号入力手段に相当する。
次に、このように構成された、電子制御式ジグザグミシンMの作用及び効果について説明する。
このジグザグミシンMに電源が投入されると、図10に示すように、初期画面が液晶ディスプレイ9に表示される。この初期画面においては、「布押えの記号」と、模様番号「01」の「左基線の直線模様」とが上側の第1表示行9aに表示され、優先実用模様群指示記号13Aと、「糸調子記号」及びこの数値「4.0」と、「針振り幅記号」及びこの数値「0.0」と、「縫目長さ記号」及びこの数値「2.5」からなる縫製条件とが下側の第2表示10bに表示される。
そこで、作業者が「実用模様群キー10」を操作すると、図11−1に示すように、この選択された実用模様群の実用模様群指示記号10Aが、液晶ディスプレイ9の中央に、第1表示行9aと第2表示行9bとに亙って拡大サイズで表示される。そして、この拡大された実用模様群指示記号10Aが0.5秒間表示され後、図11−2に示すように、実用模様群指示記号10Aが液晶ディスプレイ9の第2表示行9bの左端に通常サイズに縮小して表示される。
それ故、作業者は、実用模様群指示記号10Aの拡大サイズの表示により、現在、実用模様群を選択する状態であることが明確に分かる。更に、実用模様群指示記号10Aが拡大サイズで表示された後、約0.5秒後に通常サイズに縮小されて第2表示行9bの左端に表示されるので、作業者は、第2表示行9bの左端に表示された記号が「実用模様群指示記号10A」であることが分かり、模様選択途中においても、「実用模様群指示記号10A」が表示されている限り、現在の模様群選択モードが実用模様群選択モードであることが容易に分かる。
その後、「38番」の実用模様を選択する為に、10の桁の第1数字「3」に対応する「3」キーを操作すると、図11−3に示すように、「実用模様群指示記号10A」と数字「3」とが液晶ディスプレイ9の中央に、第1表示行9aと第2表示行9bとに亙って拡大サイズで表示される。その為、作業者は、この拡大サイズの表示を介して、実用模様群の選択モードであり、しかも入力した10の桁数字が「3」であることを容易に確認することができる。
更に、1の桁の第2数字「8」に対応する「8」キーを操作すると、図11−4に示すように、「実用模様群指示記号10A」と数字「3」と数字「8」とが液晶ディスプレイ9の中央に、第1表示行9aと第2表示行9bとに亙って拡大サイズで表示される。その為、作業者は、この拡大サイズの表示を介して、実用模様群の選択であり、しかも入力した2桁数字が「38」であることを容易に確認することができる。
そして、この表示の後、約0.5秒後に、図11−5に示すように、「実用模様群指示記号10A」が元の表示位置に通常サイズで縮小表示され、しかも模様番号「38番」の実用模様が液晶ディスプレイ9の第1表示行9aに表示される。その為、作業者は、表示された縫製模様が、模様番号「38」の実用模様であることを容易に且つ確実に分かる。
次に、作業者が「飾り模様群キー11」を操作すると、図12−1に示すように、この選択された飾り模様群の飾り模様群指示記号11Aが、液晶ディスプレイ9の中央に、第1,第2表示行9a,9bに亙って拡大サイズで表示される。そして、この拡大された飾り模様群指示記号11Aが0.5秒間表示され後、図12−2に示すように、飾り模様群指示記号11Aが液晶ディスプレイ9の第2表示行9bの左端に通常サイズに縮小して表示される。
それ故、作業者は、飾り模様群指示記号11Aの拡大サイズ表示により、現在、飾り模様群を選択する状態であることが明確に分かる。更に、飾り模様群指示記号11Aが拡大サイズで表示された後、約0.5秒後に通常サイズに縮小されて第2表示行9bの左端に表示されるので、作業者は、第2表示行9bの左端に表示された記号が「飾り模様群指示記号11A」であることが分かり、模様選択途中においても、「飾り模様群指示記号11A」が表示されている限り、現在の模様群選択モードが飾り模様群選択モードであることが容易に分かる。
その後、「52番」の飾り模様を選択する為に、10の桁の第1数字「5」に対応する「5」キーを操作すると、図12−3に示すように、「飾り模様群指示記号11A」と数字「5」とが液晶ディスプレイ9の中央に、第1,第2表示行9a,9bに亙って拡大サイズで表示される。その為、作業者は、この拡大サイズの表示を介して、飾り模様群の選択であり、しかも入力した数字が「5」であることを容易に確認することができる。
更に、1の桁の第2数字「2」に対応する「2」キーを操作すると、図12−4に示すように、「飾り模様群指示記号11A」と数字「5」と数字「2」とが液晶ディスプレイ9の中央に、第1,第2表示行9a,9bに亙って拡大サイズで表示される。その為、作業者は、この拡大サイズの表示を介して、飾り模様群の選択であり、しかも入力した2桁数字が「52」であることを容易に確認することができる。
そして、この表示の後、約0.5秒後に、図12−5に示すように、「飾り模様群指示記号11A」が元の表示位置に通常サイズで縮小表示され、しかも模様番号「52」の飾り模様が液晶ディスプレイ9の第1表示行9aに表示される。その為、作業者は、表示された縫目模様が、模様番号「38」の飾り模様であることを容易に且つ確実に分かる。
更に、作業者が「文字模様群キー12」を操作すると、図13−1に示すように、この選択された文字模様群の文字模様群指示記号12Aが、液晶ディスプレイ9の中央に、第1,第2表示行9a,9bに亙って拡大サイズで表示される。そして、この拡大された文字模様群指示記号12Aが0.5秒間表示された後、図13−2に示すように、文字模様群指示記号12Aが液晶ディスプレイ9の第2表示行9bの左端に通常サイズに縮小して表示される。
それ故、作業者は、文字模様群指示記号12Aの拡大サイズ表示により、現在、文字模様群を選択する状態であることが明確に分かる。更に、文字模様群指示記号12Aが拡大サイズで表示された後、約0.5秒後に通常サイズに縮小されて第2表示行9bの左端に表示されるので、作業者は、第2表示行9bの左端に表示された記号が「文字模様群指示記号12A」であることが分かり、模様選択途中においても、「文字模様群指示記号12A」が表示されている限り、現在の模様群選択モードが文字模様群選択モードであることが容易に分かる。
その後、「1番」の文字模様を選択する為に、10の桁の第1数字「0」に対応する「0」キーを操作すると、図13−3に示すように、「文字模様群指示記号12A」と数字「0」とが液晶ディスプレイ9の中央に、第1,第2表示行9a,9bに亙って拡大サイズで表示される。その為、作業者は、この拡大サイズの表示を介して、文字模様群の選択であり、しかも入力した数字が「0」であることを容易に確認することができる。
更に、1の桁の第2数字「1」に対応する「1」キーを操作すると、図13−4に示すように、「文字模様群指示記号12A」と数字「0」と数字「1」とが液晶ディスプレイ9の中央に、第1,第2表示行9a,9bに亙って拡大サイズで表示される。その為、作業者は、この拡大サイズの表示を介して、文字模様群の選択であり、しかも入力した2桁数字が「01」であることを容易に確認することができる。
そして、この表示の後、約0.5秒後に、図13−5に示すように、「文字模様群指示記号12A」が元の表示位置に通常サイズで縮小表示され、しかも模様番号「01」の文字模様が液晶ディスプレイ9の第1表示行9aに表示される。その為、作業者は、表示された縫目模様が、模様番号「01」の文字模様であることを容易に且つ確実に分かる。また。「1番〜9番」の1桁の模様番号を入力するときは、「1〜9」の数字を入力した後に、OKキー15を操作しても良い。
ところで、優先実用模様群のうちの3番目の実用模様を選択する場合には、優先実用模様群キー13を操作すると、優先実用模様群指示記号13Aが、液晶ディスプレイ9の中央に、第1,第2表示行9a,9bに亙って拡大サイズで表示される。そして、この拡大された文字模様群指示記号13Aが0.5秒間表示された後、図10に示すように、文字模様群指示記号13Aが液晶ディスプレイ9の第2表示行9bの左端に通常サイズに縮小して表示される。
その後、「3」の数字キー14を操作すると、優先実用模様群のうちの模様番号「3」に対応する優先実用模様が液晶ディスプレイ9の第1表示行9aに表示される。ところで、存在しない模様番号が誤って入力された場合には、ミシンMに内蔵されたスピーカから「ピッピッ」と警告音が鳴り、警告される。
このように、複数の縫製模様の種類別に設定された複数の模様群指示記号10A〜13Aの表示データであって、模様表示メモリ20aに記憶された模様群指示記号10A〜13Aの表示データと、模様群キー10〜13により任意の1つの模様群が選択されたとき、その模様群に対応する模様群指示記号10A〜13Aの表示データが模様表示メモリ20aから読出して液晶ディスプレイ9に模様群指示記号10A〜13Aを拡大サイズで表示させ、その後模様群指示記号10A〜12Aを通常サイズに縮小して表示するので、作業者は、この拡大サイズで表示される模様群指示記号10A〜13Aを容易に認識することができ、現在、この模様群指示記号10A〜13Aで示される模様群の選択モードであることが容易に分かる。
更に、この模様群指示記号10A〜13Aは拡大サイズによる表示の後、自動的に通常サイズに縮小して所定表示位置に表示されるので、常に通常サイズで所定表示位置に表示される模様群指示記号10A〜13Aが示す模様群の種類が認識できるようになるのに加えて、模様群指示記号10A〜13A以外の縫製条件の表示が妨げられることがない。
また、模様群指示記号10A〜13Aは、拡大サイズで所定時間表示後に通常サイズに切り換えて表示されるので、拡大サイズで表示される模様群指示記号10A〜13Aを、約0.5秒間に亙って十分に確認することができる。
また、複数群の群別に複数の縫製模様に模様番号が付与されており、模様群の選択後に模様番号が入力されたとき、模様番号が模様群指示記号10A〜12Aと共に拡大サイズで液晶ディスプレイ9に表示されるので、作業者は、この拡大サイズで表示される模様群指示記号10A〜12Aを認識して、現在の模様群選択モードと、模様番号とを対応させて容易に確認することができる。
また、模様群指示記号10A〜12Aの拡大サイズの表示は、模様番号の入力完了時から0.5秒経過後に通常サイズの表示に切り換えられ、同時に模様番号で指示される縫製模様の模様表示データが模様表示メモリ20aから読出して液晶ディスプレイ9に表示されるので、模様群指示記号10A〜12Aの通常サイズによる表示により、模様群指示記号10A〜12A以外の縫製条件の表示が妨げられることがなく、しかも模様番号により選択した縫製模様を確認することができる。
更に、模様群指示記号10A〜12A又は模様番号の拡大サイズの表示は、通常サイズを約1.5倍の倍率で拡大した表示なので、拡大サイズの模様群指示記号10A〜12Aと通常サイズの模様群指示記号10A〜12Aとがほぼ相似形になり、模様群指示記号10A〜12Aを、ズームイン的に拡大表示させたり、ズームアウト的に縮小表示させることができ、作業者による模様群指示記号10A〜12Aの理解や認識が容易になる。
次に、前記実施例の変更形態について説明する。
1)模様群指示記号10A〜13Aや模様番号の拡大サイズは、小型の液晶ディスプレイ9であっても、第1,第2表示行9a,9bの表示行に亙る最大の拡大倍率でもって、通常サイズを拡大して表示させるようにしてもよい。
2)液晶ディスプレイ9がカラー表示可能な場合には、これら拡大サイズの模様群指示記号10A〜13Aや模様番号を、背景の表示色とは異なる色で、且つ視認性の高い赤色系や黄色系の表示色で表示させてもよい。また、これら拡大サイズの模様群指示記号10A〜13Aや模様番号を点滅表示させたり、表示位置が徐々に移動するように表示させてもよい。
3)模様群指示記号10A〜13Aや模様番号を拡大サイズで表示させる所定時間は、0.5秒に限るものではなく、作業者の熟練度合いに応じて表示時間を任意に設定可能に構成するようにしてもよく、選択する模様群の選択回数に応じて、拡大サイズによる表示時間を徐々に短くするように構成してもよい。
4)各模様群に設ける縫製模様数が多い為に、各模様群の下層において、複数の縫製模様を分類する複数のページ模様群を設け、各ページ模様群に複数の縫製模様を設ける場合には、模様群キー10〜13を操作する毎に、これら複数のページ模様群を、サイクリックに切換えながら選択するようにしてもよい。
5)本発明は以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施形態に種々の変更を付加して実施することができ、本発明はそれらの変更形態をも包含するものである。
本発明の実施例に係る電子制御式ジグザグミシンの斜視図である。 電子制御式ジグザグミシンの制御系のブロック図である。 模様表示メモリのデータ構成を説明する図表である。 記号メモリのデータ構成を説明する図表である。 数字メモリのデータ構成を説明する図表である。 縫製模様表示制御のフローチャートである。 選択模様表示データ作成制御の一部である。 選択模様表示データ作成制御の一部である。 選択模様表示データ作成制御の残部である。 初期画面が表示された操作パネルの正面図である。 実用模様群指示記号が拡大表示された操作パネルの正面図である。 実用模様群指示記号が縮小表示された操作パネルの正面図である。 実用模様群指示記号と第1数字とが拡大表示された操作パネルの正面図である。 実用模様群指示記号と第1数字と第2数字とが拡大表示された操作パネルの正面図である。 通常サイズの実用模様群指示記号と実用模様とが表示された操作パネルの正面図である。 飾り模様群指示記号が拡大表示された操作パネルの正面図である。 飾り模様群指示記号が縮小表示された操作パネルの正面図である。 飾り模様群指示記号と第1数字とが拡大表示された操作パネルの正面図である。 飾り模様群指示記号と第1数字と第2数字とが拡大表示された操作パネルの正面図である。 通常サイズの飾り模様群指示記号と飾り模様とが表示された操作パネルの正面図である。 文字模様群指示記号が拡大表示された操作パネルの正面図である。 文字模様群指示記号が縮小表示された操作パネルの正面図である。 文字模様群指示記号と第1数字とが拡大表示された操作パネルの正面図である。 文字模様群指示記号と第1数字と第2数字とが拡大表示された操作パネルの正面図である。 通常サイズの文字模様群指示記号と文字模様とが表示された操作パネルの正面図である。
符号の説明
M 電子制御式ジグザグミシン
8 操作パネル
9 液晶ディスプレイ
10 実用模様群キー
11 飾り模様キー
12 文字模様群キー
13 優先実用模様群キー
30 制御装置

Claims (5)

  1. 複数の縫製模様の模様表示データを縫製模様の種類別の複数の模様群に分類して記憶したデータ記憶手段と、前記複数の縫製模様のうちから択一的に縫製模様を選択する模様選択手段と、前記模様選択手段により選択された縫製模様を表示する表示手段とを備えたミシンの縫製模様表示装置において、
    複数の縫製模様の種類別に設定された複数の模様群指示記号の表示データであって、前記データ記憶手段に記憶された模様群指示記号の表示データと、
    前記模様選択手段により任意の1つの模様群が選択されたとき、その模様群に対応する模様群指示記号の表示データを前記データ記憶手段から読出して前記表示手段に前記模様群指示記号を拡大サイズで表示させ、その後前記模様群指示記号を通常サイズに縮小して表示する表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とするミシンの縫製模様表示装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記模様群指示記号を拡大サイズで所定時間表示後に通常サイズに切り換えることを特徴とする請求項1に記載のミシンの縫製模様表示装置。
  3. 前記複数群の群別に複数の縫製模様に模様番号が付与されており、前記模様選択手段は番号入力手段を有し、この番号入力手段により前記模様群の選択後に模様番号が入力されたとき、前記表示制御手段は前記模様番号を前記模様群指示記号と共に拡大サイズで前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載のミシンの縫製模様表示装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記模様群指示記号の拡大サイズの表示を模様番号の入力完了時から所定時間経過後に通常サイズの表示に切り換え、前記模様番号で指示される縫製模様の模様表示データを前記データ記憶手段から読出して前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項3に記載のミシンの縫製模様表示装置。
  5. 前記模様群指示記号又は模様番号の前記拡大サイズの表示は、前記通常サイズを所定倍率で拡大した表示であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のミシンの縫製模様表示装置。
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