JP2007208642A - 画像信号処理回路および撮像システム - Google Patents

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Abstract

【課題】暗い画面で撮影されたハレーションによる不自然な画像の破綻を軽減する。
【解決手段】画像の光源の輝度レベルを測定するため上記光源を囲む位置に検知枠を設定する検知枠設定手段と、上記検知枠内の上記画像の輝度を測定する検知手段と、上記検知手段で得られた結果に基づき、上記検知枠に対する上記検知枠内で所定の輝度レベル以上の画像の割合を求め利得を設定する利得設定手段と、上記利得設定手段から出力された制御信号により画像信号の利得が制御される利得制御手段とを有し、検知枠の高輝度画素の割合を求め線形補間して求められた利得制御データにより輝度信号の利得を制御することにより、画面上の高輝度溢れ状態を軽減させる。
【選択図】図7

Description

本発明は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等で構成された固体撮像装置で発生するブルーミング(ハレーション)を軽減する画像信号処理回路および撮像システムに関する。
従来のハレーション対策は、特許文献1(特開2004−48345号公報)に開示されているように2重露光制御を用いて、長時間露光と短時間露光の2枚の画像を作成し、この2枚の画像を合成することで、高輝度画の軽減対策を行っていた。これは、長時間露光側を基準に2枚のGain(ゲイン;利得)調整を行うことで高輝度の画像は暗めに、逆に短時間露光側はゲインを上げる(掛ける)ことでランプによるハレーションの軽減を行っていた。この方式は常に、高輝度の画を基準にゲイン調整が出来る為、ハレーション発生時でも、安定して高輝度溢れを抑えることができ、画像を自然に調整することが出来る。
特開2004−48345号公報
しかし上述したハレーション対策による撮像システムの方式では、常に2枚の画像を処理しなくてはならない為、2つの画処理回路及びそれを合成する回路が必要となり、システムのコストは増大する。
また、2枚の画が必要であるため、2回の撮像によりフレームレートが遅くなるのと同時に、2枚の画には時間的な差があるため、車載撮像装置による撮影のような高速に状況の変化する画像では、画像の合成に破綻が生じることがあり、場合によっては不自然な画を招く結果も伴っていた。
これを懸念して、システムの軽量化と、時間的な差による問題を無くす為、2枚の画像を合成せずに、1枚の現フレーム画像から高輝度溢れ状態を検出するような対策が必要であった。
また、車載撮像装置において、自動露光制御が動作している夜間の撮像では、高いゲインが掛かっている為、自動車のウィンカーなどの明るい物体を撮像してしまうと、ウィンカーライトの大きさをはるかに超えた高輝度溢れ状態が周辺に発生する。また、ウィンカーではランプが点滅を繰り返す為、自動露光制御でこれに追従させてしまうと、ゲインの掛かる/掛からない状況が繰り返し発生してしまう為、周辺画の破綻が生じてしまい、画として成り立たなくなってしまう。
本発明の目的は、画像を破綻させること無くまた2重露光回路を不要として回路規模を削減してハレーションを軽減させることである。
本発明の画像信号処理回路は、画像の光源の輝度レベルを測定するため上記光源を囲む位置に検知枠を設定する検知枠設定手段と、上記検知枠内の上記画像の輝度を測定する検知手段と、上記検知手段で得られた結果に基づき、上記検知枠に対する上記検知枠内で所定の輝度レベル以上の画像の割合を求め利得を設定する利得設定手段と、上記利得設定手段から出力された制御信号により画像信号の利得が制御される利得制御手段とを有する。
本発明の撮像システムは、撮像装置により撮像された画像の光源の輝度に応じて画像全体の輝度を調整する撮像システムであって、上記撮像された画像の固定位置に光源の輝度を検知する検知枠を設定する検知枠設定手段と、上記検知枠内で上記画像を測定し、閾値以上の画像を検知する検知手段と、上記検知手段から出力された結果に基き、上記閾値以上の画像の割合を導出して利得を設定する利得設定手段と、上記利得設定手段から出力された制御信号により画像信号の利得が制御される利得制御手段とを有する。
暗い場所で撮像したときハレーションによる画像の破綻を緩和することができる。また、長時間・短時間露光の2つの画像を用いない回路構成とし2重露光回路を不要とすることにより回路規模を削減でき、これに伴いコストの削減ができる。さらに、高輝度状態の状況によってシステム、回路などのモードの切り替えを必要とせずに高輝度溢れ状態を軽減することができる。
また、輝度レベル調節を輝度検出して得られた割合から、線形補間により、次フレーム画面の輝度のレベルを調整することができる。
図1を用いて、固定されたカメラ装置等に用いられるハレーション削減のための動作原理について説明する。
図1に示すように、撮像された画面に光源(ランプ)と人形が存在し、光は人形の一方向から所定時間間隔で放射されている。この光源の周囲に、画面の高輝度状態を判別するため所定の大きさの検知枠を設ける。検知枠の大きさは、まず光源の大きさを特定してそれを囲む必要があり、少なくとも検知枠内の一部の領域が閾値a以下になるように設定する必要がある。このように設定しないと、たとえば検知枠が小さ過ぎ検知枠内が全て高輝度であると、常時ハレーション対策(調整)が行われることになり、画面全体が暗くなり、正常な動作が行われなくなる可能性がある。このように、高輝度測定用の検知枠は光源の大きさや輝度に応じて設定する必要がある。
またこの他、車載用カメラシステムの例があり、例えば車のフロントミラーにリヤウィンカーが映っている画像を車載カメラでフロントミラーを一部に含む前方を撮影する。撮影するときのウィンカーの位置は既知であるので、予め検知枠を設定する。
これらのハレーション軽減対策は、たとえば以下の条件にて機能する。
車載装置のウィンカーやランプなどのハレーション発生源を、固定位置で撮像する撮像装置を前提とする。また、ウィンカーの点滅動作よりもはるかに長い時間(時定数の大きい露光制御)で安定する自動露光制御の入った撮像システムとする。さらに、夜間ではない昼間などの普段の画では、自動露光制御により、画面全体のゲインを低く抑えている為、ウィンカーなどのランプや太陽光が写っても、画面上に大きな高輝度溢れ状態は発生しない。よって、このハレーション軽減対策は、自動露光制御がある程度高いゲインを掛けている状態で機能するシステムである。
図2に高輝度判定を行うための輝度レベルを示す。ここで行う画面の輝度判定は検知枠内に閾値aを設定し、この閾値aよりも大きな輝度レベルの画素を高輝度画素と判別する。
通常画素の輝度レベルは0から閾値aまでの間に存在し、高輝度画素の輝度レベルは閾値aからMAX Level(最大レベル)の範囲に存在する。
たとえば、ウィンカー、ランプなどの光源の周囲に検知枠を設定し、検知枠内で全ての画素の輝度レベルを調べ、その画素の輝度レベルが閾値aより大きいとき高輝度としてカウントする。一方、画素の輝度レベルが閾値a以下のときは高輝度としてカウントされない。
閾値aは光源の大きさ、明るさ等に影響し、それに応じてCPU(パーソナルコンピュータ)等で任意にパラメータとして可変設定できるようにする。
図3〜5に、光源(ランプ)の周囲に設定した検知枠内に存在する高輝度画素数をカウントした結果を表したレベル別ヒストグラムを示す。このヒストグラムの縦軸は画素数(データ数)を0から8000個まで1000個単位の目盛で示し、横軸は各画素の輝度レベル(入力データ)で128レベル単位の目盛で0〜1024まで示す。
図3に、光源を囲んだ検知枠内の全画素数を例えば7800個としたとき、検知枠内に3から5個の閾値a以上の画素が存在したときのヒストグラムを示す。輝度レベル0〜127の範囲に、約7800個の画素数が存在し、輝度レベル896〜1024ではグラフ上無視できる。
図4に、同じ検知枠内で光源から光が溢れ始めた状態で、約2000個の画素数が高輝度状態となった例を示す。
この例では、輝度レベル0〜127の範囲に存在する画素数は100個以下、また輝度レベル128〜895の範囲では、128レベル単位目盛毎に画素数は約1000個、高輝度状態を示す輝度レベル896〜1024の範囲では約2000個の画素数が計測された。
この輝度状態では、光源から照射された光により、対象物の人形の陰影は識別しにくくなっている。
図5にさらに光源の輝度レベルが高くなったときのヒストグラムを示す。検知枠内の約半分が高輝度状態で、ほぼ光が溢れた状態を示す。このとき画面の光源と対象物の人形はハレーションでほとんど識別できない。
ヒストグラムにおいて、輝度レベル256から画素数が増加し始め、輝度レベル640〜767の範囲で約1000個、768〜895の範囲で約1600個、輝度レベル896〜1024の範囲で約4200個の高輝度の画素数が測定される。
このように、光源の周囲に設定された高輝度測定用の検知枠の枠全体の画素数を求め、また高輝度レベルを決める閾値aを設定し、検知枠内の各画素に対する輝度レベルを測定し、各輝度レベルに対応する画素数を計測する。
設定した閾値a、例えば図3〜5の場合、輝度レベル896〜1024の範囲にある画素数を計測して、検知枠内の高輝度画素数の割合を求め、この割合を用いて利得を線形補間により求める。
次に、図6に利得制御を行うためのGain(利得)−高輝度画素数の関係を表したグラフを示す。検知枠内の高輝度画素数に対するGain(利得)を線形補間したグラフを示す。このグラフの横軸に検知枠内の高輝度画素数(個数)を示し、縦軸にGainを1倍(0dB(デシベル))、0.5倍(−6dB)、0.25(−12dB)、0倍とした目盛を示す。
高輝度画素数が増加するに伴いゲインを小さくするために、検知枠の全画素数に対する検知枠内の高輝度画素数の割合を求め、この値を1から減算するようにしている。
しかしながら、検知枠内で高輝度画素数が増加し、所定以上あるいは全て高輝度になると、図6に示すグラフの破線はGain(ゲイン)が0倍となり、その結果画面全体が黒くなってしまう現象が生じる。
この現象を避けるため、高輝度画素が増加し一定の画素数以上になるとゲインが固定(一定に)されるようにしている。具体的には、図6のグラフにおいて、高輝度画素数が0からn1までの範囲は高輝度画素数が増加するとともにゲインは直線的に減少する。しかし、高輝度画素の個数がn1以上になるとゲインは0.25(−12dB)と固定され、検知枠全体の個数n2まで一定とする。
高輝度画素数0からn1までのゲインは、高輝度画素数を検知枠全体の画素数で規格化し、下記式(1)と表すことができる。
[数1]
Gain=b=1−(高輝度画素数/検知枠全体画素数) ・・・(1)
また高輝度画素数n1からn2までのGain(またはリミット値c)は、式(2)に示すとおりである。
[数2]
Gain=c=const(一定) ・・・(2)
ゲインと高輝度画素数を表す関係は、CPU(パーソナルコンピュータ)などを用いて制御プログラムに従い計算することができ、またパラメータを設定してこの最小リミット値cのゲインを設定する。図6に示すように、例えばデフォルトの場合、高輝度画素数がn1以上のとき、Gainは0.25倍と設定する。
またこの最小リミット値cはソフトウェアーのパラメータ設定以外に、明らかにハードウェアーでも設定することができる。
図7に、ハレーション対策H/W(ハードウェアー)回路100の概略ブロック構成を示す。ハレーション対策H/W回路100はセンサ部101、DSP(Digital Signal Processor;ディジタル演算処理装置)102で構成されている。さらに、このDSP102は、前処理(PRE)ブロック103、Y(輝度信号)ブロック104、C(色信号)ブロック107、OPD(光検出)ブロック110、ファームウェアー(F/W)部113で構成されている。
センサ部101はCCDやCMOS等の固体撮像素子と、この固体撮像素子から出力された画素信号を処理するゲイン(利得)制御回路や露光時間を電気的に制御する電子シャッターなどで構成されている。
DSP102の前処理ブロック103(ディジタルGain)では、センサ部101から出力されたディジタル画像信号をディジタル的にゲインを調整して、出力レベルを一定にする。またディジタルゲインの調整以外に黒レベル調整部、画素欠陥補正部、シェーディング補正部などで構成されているが、これらについての詳細な説明は後述する。
Y(輝度信号)ブロック104は、輝度信号利得(ゲイン)制御部105、ガンマ補正部106で構成されている。さらに詳細には、図9に示すように、Yゲイン(輝度信号利得制御)部105は、IR(赤外線)カット対策輝度バランス部321、アパコン(アパーチャーコントロール)生成部322、ハレーション対策用ゲイン部323、γ(ガンマ)補正部324などで構成される。
Cブロック107は、ホワイトバランスゲイン制御部108、ガンマ補正部109等で構成されている。さらに詳細には、図9に示すように、色分離・クランプ部331、フィルタ332、RGB(赤・緑・青色)マトリクス部333、WB(ホワイトバランス)/γ(ガンマ)補正部334、R−G/B−G変換・色偽抑圧部335、Cr/Cb形成部336などで構成される。
OPD(光検出)ブロック110は、ハレーション枠検波(高輝度ヒストグラム)部111と通常検波部112で構成される。
また、F/W(ファームウェアー)部113は、CPU等で制御プログラムに従い、OPDブロック110の通常検波部112で検波された画像信号の検波レベルに基づいてセンサ部101の利得と前処理ブロック部103の利得を制御する。
次に、ハレーション対策H/W回路100の動作について説明する。センサ部101から出力された画像信号は、前処理ブロック部103に供給され、通常検波部112で検出された画像信号がF/W部113に出力される。F/W部113に供給された検出信号レベルに応じてセンサ部101のゲインがアナログまたはディジタル的に制御され、また前処理ブロック103のゲインがディジタル的に利得制御される。
前処理ブロック103で利得制御された画像信号はYブロック104、Cブロック107、OPDブロック110にそれぞれ供給される。
Yブロック104の輝度信号利得制御(YGain)部105に入力された画像信号はOPDブロック110のハレーション枠検波(高輝度ヒストグラム)部111で検出された検出結果によって利得制御される。
具体例として、ハレーション枠検波(高輝度ヒストグラム)部111に入力された画像信号は図1〜3で示したように、車載カメラ装置の場合は、撮影された画面上の例えばウィンカーなどの光源の周囲に検知枠を予め設け、この検知枠内の閾値a(所定レベル)以上の高輝度画素数を計数する。
この計数した高輝度画素数に対応して、数式(1)、(2)から導出されたゲイン(利得)を求め、YGain(輝度信号利得制御)部105に出力し、輝度信号のゲイン(利得)を制御する。
利得制御された輝度信号はγ(ガンマ)補正部106に出力され、表示装置に対応するγ係数に従って入力レベル−出力レベルの関係によりY(輝度)信号が変換される。その結果、γ補正されたY信号が出力される。
C(色信号)ブロック107に入力された画像信号は、WBGain(ホワイトバランスゲイン)制御部108でRGB(赤・緑・青色)回路の係数を色温度に応じて設定し、ホワイトバランスの調整を行う。ホワイトバランス調整された色信号はγ(ガンマ)補正部109でγ補正され、またその他の色信号処理が行われ色差信号Cr/Cbが出力される。
光検出(OPD)ブロック110のハレーション枠検波(高輝度ヒストグラム)部111は、上述したように撮像画面上の光源の周囲に予め設定された検知枠内の閾値a以上の高輝度画素数を計数する。その計数した高輝度画素数と設定された検知枠全体の画素数との比を求め、検知枠内の高輝度画素数に対応するGain(利得)を数式(1)、(2)から求める。このハレーション枠検波(高輝度ヒストグラム)部111については後述する。
一方、前処理ブロック103から出力された画像信号は通常検波部112に供給され、画像信号の信号レベルが検出される。この検出された信号レベルをファームウェアー(F/W)部113に出力し、CPU等を用いて内蔵された制御プログラムに従い制御信号が出力される。センサ部101にはアナログまたはディジタル制御信号が出力され、画像信号のアンプ(増幅回路)の利得調整が行われる。また、前処理(PRE)ブロック(ディジタルGain)103にもディジタル制御信号が供給され、利得調整が行われる。
図8に、ハレーション対策H/W回路200のYGAIN(輝度信号利得制御)部202のハードウェアー構成の概略ブロック構成とYAPMIX(輝度信号アパーチャーコントロール混合;アパコン付加)部201、OPD(光検出)部204を示す。
YAPMIX(アパコン付加)部201では、アパコン生成部(322)で画像の輪郭を抽出し、この抽出した画像の輪郭(エッジ)信号が元の画像信号に付加され、画像の輪郭が強調された輝度信号が出力される。
YGAIN(輝度信号利得制御部)部202は、乗算器210、丸め処理部(回路)211、ハレーションゲイン設定ブロック220で構成されている。
乗算器210は、YAPMIX(アパコン付加)部201から出力された輪郭補正された輝度信号とハレーションゲイン設定ブロック220から出力された利得制御信号が供給され、乗算処理されることにより利得制御が行われる。
乗算器210から出力されたY(輝度)信号は、アパコン付加部201から出力されたY輝度信号と利得制御信号がディジタル的に乗算される。しかし、この乗算処理によりビット数が増加する。丸め処理部211に入力された利得制御された輝度信号は下位ビットを除去して(丸め処理されて)ビット数を減らしている。
丸め処理された輝度信号は、後段のγ(ガンマ)補正部203に供給され、そこでガンマ補正されて出力される。
上述したハレーションゲイン設定ブロック220は、定数設定部222、加算(減算)器223、DIV部(割算器)221、ゲイン(Gain)リミッタ224で構成されている。
定数設定部222は、上述した数式(1)の数値1を設定する回路であり、ハードウェアーまたはCPU等を用いてソフトウェアーで設定する。
DIV部221は、各フレーム毎にハレーションを測定するため、検知枠内の高輝度画素数と検知枠サイズ(検知枠内の全画素数)の各データが入力され、ハレーション枠サイズ(検知枠内全画素数)に対するハレーション枠(検知枠)内の高輝度画素数の割合、即ち検知枠内の高輝度画素数/検知枠内全画素数=bが求められ、その結果を加算器223に出力する。
加算器223は、定数設定部222から出力されたデータとDIV部221から出力されたデータ(b)が供給され、1−bの演算処理が行われ、数式(1)が求められる。
加算器223から出力された数式(1)のデータがGain(ゲイン)リミッタ224に供給されて、ゲインが一定以下になると利得が固定値に設定される。ゲインリミットパラメータ「C」でゲイン(利得)の下限を設定する。この利得の下限は図6で示したように、検知枠内の高輝度画素数が例えば高輝度画素数がn1以上になった場合、一定利得として画面が一定以上暗くならないようにしている。
もし下限の利得を制限しないと、ゲインリミッタ224からたとえば0倍の利得制御信号が乗算器210に出力され、輝度信号と乗算され0倍の輝度信号が出力される。
その結果、線形補間した利得が図6の破線で示すように、横軸の高輝度画素数がn1以上になってもそのまま利得が減少し、0.25より小さくなり最終的には0倍となり、その結果、画面全体が暗くなってしまう。
図8に示す光検出(OPD)部204は、ハレーション枠高輝度画素数計測部231とハレーション枠サイズ(検知枠内全画素数)設定部232で構成される。ここで、ハレーション枠高輝度画素数計測部231は検知枠内で計測された閾値a以上の高輝度画素数のデータが記憶され、またハレーション枠サイズ設定部232は検知枠の全画素数のデータが記憶されている。
撮影画面の光源の周囲に予め設定されたハレーション枠サイズ(枠内全体画素数)を計測または設定し、そのデータはDIV部221に出力される。また、ハレーション枠高輝度画素数計測部231から出力された高輝度画素数のデータもDIV部221に出力される。
次に、図8に示したハレーション対策H/W回路200の動作について説明する。
アパコン付加部201から出力された輪郭補正された画像信号(Y(輝度)信号)が乗算器210に供給される。一方、輝度信号利得制御部202は、自動露光制御により制御されてON状態になると、光検出部204でハレーション枠高輝度画素数のデータが計数され、この計数データと予め設定されたハレーション枠サイズ(検知枠内全体画素数)のデータが毎フレームDIV部221に供給される。
DIV部221において、フレーム毎にハレーション枠サイズ(枠内全体画素数)に対するハレーション枠内の高輝度画素数の割合、即ち検知枠内高輝度画素数/検知枠内全画素数=bが求められる。このbの値を加算器223に出力し、そこで演算処理して数式(1)の値を求める。
このとき、高輝度画素数が所定画素数より多いとき、ゲインが下限値以下にならないようにゲインリミッタ224で制御する。
ゲインリミッタ224から出力されたゲイン制御用信号(係数値)は次のフレーム期間に乗算器210に供給され、Y(輝度)信号とディジタル的に乗算処理され、丸め処理部211で丸め処理されてビット数を削減してγ(ガンマ)補正部203に出力される。そしてガンマ補正部203でガンマ補正された輝度信号が出力される。
上述したハレーション対策H/W回路200は自動露光制御によりON/OFF制御され、ON状態になると、毎フレーム検知枠内の高輝度画素の割合(b)を求め、この情報を元に次フレームのゲインを決定する。
次フレームとの切り替わり時に、(1−b)の計算を完了し、これを次フレームでのゲイン値とする。このゲインを、画面全体の輝度に対して乗算することで、画面全体のゲインを下げる調整を行う。
つまり、高輝度数が増える程、画面全体に掛けるゲイン値が減っていくので、高輝度の溢れ状態を抑えることが出来る。逆にいえば、例えば車載カメラ装置において、ウィンカーの点滅の暗い状態のときには、画面全体に掛けるゲイン値は増える(1倍に近づく)方向になるので、暗い背景などが見えなくなる症状も防ぐことができる。
従って、このゲイン調整を毎フレーム行うことで、ウィンカーなどの点滅によるハレーション状況の不自然な画の破綻を低減させることができ、動画出力においても、画を自然に見せることが出来る。
図9に、カメラ装置に用いられるハレーション対策H/W回路を備えた信号処理回路300の全体ブロック構成を示す。
図9のカメラ装置は不図示の撮像素子部、信号処理回路300で構成される。
カメラ装置において、不図示撮像素子部のレンズを介して入力された被写体の画像が撮像素子(センサー)の撮像面上に投写される。撮像素子(センサー)は、例えば、CCDやCMOSなどで構成され、レンズを透過した画像を電気信号に変換し、画像信号としてCDS(相関二重サンプリング)やプリアンプなどを介して信号処理回路300に供給する。
信号処理部300は、図9に示すように、前処理(PRE)ブロック310、Y(輝度信号)ブロック320とC(色信号;クロマ信号)ブロック330、パラレルインターフェース340、CPU(マイクロコンピュータ)ブロック350等で構成される。
前処理ブロック310は、ビット順変換部311、ディジタルAGC(Automatic Gain Control)部312、シェーディング補正部313、欠陥検出・補正部314、ディレイライン315、パターン生成部316、黒(色信号)積分部317等で構成される。
ビット順変換部311はセンサから出力された画素信号のビット順の変換を行う。ディジタルAGC部312は、黒積分部317などで黒レベル補正された画像信号をディジタル的に自動ゲイン調整する。シェーディング補正部313は不図示のレンズで生じるシェーディングの補正を行う。ディレイライン(遅延線)315は、画像信号を遅延させ、元の画像信号と演算して画素欠陥補正等を行う。
Y(輝度信号)ブロック320は、IRカット対策輝度バランス部321、アパコン生成部322、ハレーション対策用ゲイン部323、ガンマ(γ)補正部324等で構成されている。
IRカット対策輝度バランス部321は、画像信号に含まれる赤外線をカットし輝度調整を行う。アパコン生成部322はY(輝度)信号の画像の垂直・水平(方向)輪郭補正信号を導出し、アパコン付加部で元のY輝度信号と垂直・水平輪郭補正信号をMix(混合;加算)処理する。輪郭補正された輝度信号は、ハレーション対策用ゲイン部323に入力される。
ハレーション対策用ゲイン部323は、上述したように、撮像された画面にハレーション測定の検知枠を予め設定し、さらに高輝度レベルを判定するために閾値aを設ける。
不図示の自動露光制御部により、ハレーション対策用ゲイン部323がON(動作状態)になると、その枠内の所定レベル(閾値a)以上の画素数を計測し、その計測した画素数を枠内全体の画素数で割算する。この割算した値を値1から減算し利得を線形補間する。
線形補間で得られた利得制御信号を乗算器(210)に供給して、次のフレームの期間、元の輝度信号レベルに乗算処理(掛けて)して、輝度信号の利得を制御する。この利得制御される増幅回路はガンマ補正部324の前段に設けている。また、この輝度信号の利得制御信号は線形補間し、かつ高輝度画素数が所定個以上になったとき、画面が一定以上暗くならないように下限リミットを設けている。
ガンマ補正部324は、ハレーション対策された輝度信号のガンマ補正を行う。その後、ルミナンス(輝度)キー処理、画像の一部領域を任意の輝度などに処理するソラリ、また画像を反転するネガ処理などの種々の画像処理を行われ、輝度信号YがYブロック320から出力される。
C(色信号)ブロック330は、色分離・クランプ部331、フィルタ332、RGBマトリクス部333、WB/γ補正部334、R−G/B−G変換・色偽抑圧部335、Cr/Cb形成部336などで構成されている。
色分離・クランプ部331は画像信号から色信号を分離し、その色信号のレベルを所定レベルにクランプする。フィルタ332は色信号のノイズや色偽信号を除去する。RGBマトリクス部333は色(画素)信号を演算処理してRGBの3原色を得る。WB/γ補正部334はRGB信号のホワイトバランスの設定とガンマ補正を行う。R−G/B−G変換・色偽抑圧部335は、RGBマトリクスから出力されたRGB信号をR−G,B−G信号に変換し、偽色信号を除去する。Cr/Cb形成部336は、CrとCbの色差信号を生成する。
前処理ブロック310のディレイライン315から出力された画像信号はC(色信号)ブロックに入力され、色分離・クランプ部331に入力される。色分離やクランプ処理が行われ、フィルタ332で色信号のノイズや色偽信号が除去される。
フィルタ332から出力された色信号は、RGBマトリクス部33に出力されRGBマトリックス(Matrix)処理される。RGBマトリクス処理された後、WB/γ補正部334でR,G,Bの各回路の利得係数を可変するホワイトバランス(WB)調整を行い、その後γ(ガンマ)補正が行われる。R−G/B−G変換・色偽抑圧部335でR−G/B−G変換と色偽信号の抑圧処理が行われ、Cr/Cb形成部336で色差信号(Cr/Cb)が生成された後、クロマサプレス(抑制)処理、Hue/Gain調整などが行われ、その結果得られた色信号Cが出力される。
そして、Yブロック320とCブロック330から出力されたY信号とC信号を用いて復号され、ディジタルコンポジット信号、ディジタルY(輝度)、C(色)信号などが出力される。
次に、ハレーション対策に関する信号処理回路300の動作について説明する。
センサから出力された画素信号はビット順の変換が行われ、黒レベルの検出が行われる。黒レベル補正された画像信号は、ディジタル的に自動ゲイン調整された後、不図示のレンズで生じるシェーディングの補正や、ディレイライン(遅延線)315を用いて画素欠陥の補正が行われる。
前処理ブロック310から出力された輝度信号は、赤外線をカットして輝度調整を行い、Y(輝度)信号の垂直・水平(方向)輪郭補正信号を導出し、元のY輝度信号と垂直・水平輪郭補正信号をMix(混合;加算)処理する。
輪郭補正された輝度信号は、ハレーション対策用ゲイン部323に入力される。ハレーション対策用ゲイン部323は、撮像される画面にハレーション測定の検知枠を予め設定し、また高輝度レベルを判定するために閾値aを設ける。
自動露光制御により、ハレーション軽減対策回路がON(動作状態)になると、その検知枠内の所定レベル(閾値a)以上の画素数を計測し、その計測した画素数を枠内全体の画素数で割算する。この割算した値を値1から減算し利得を線形補間する。線形補間して得られた利得(データ)は、次のフレームの期間、元の輝度信号レベルに乗算処理され、その結果、元の輝度信号は利得制御される。
この輝度信号の利得制御は線形補間しているが、高輝度画素数が所定個以上になったとき、画面が一定以上暗くならないように下限リミットを設けている。これにより、画面全体の輝度レベルを調整して、ハレーション状態を軽減する。
ハレーション対策された輝度信号は、γ(ガンマ)補正部324でガンマ補正され出力される。
上述したYブロック320に備えられたハレーション対策用ゲイン部323の動作に係わるハレーション枠(検知枠)の設定やゲインリミットのパラメータCの設定は、CPUを用いたソフトウェアーで行うことができる。
図9に示すように、CPUブロック350から出力された制御信号は、パラレルインターフェース(PIO)部340を介してハレーション対策用ゲイン部323に供給される。供給された制御信号により、光源の周囲に設ける検知枠を任意に設定する。例えば、光源の位置または大きさにより、検知枠の設定位置を変えたりまたその大きさを変えたりする。
またゲインリミットパラメータCを変えて、画面の暗さの最低レベルを設定することができる。例えば、光源を変更したり、また上述した枠の設定位置、大きさなどを変更したとき、これに応じてパラメータCを変化することにより画面の最低レベルの明るさを調整することができる。
以上述べたように、暗い場所で撮像したときハレーションによる画像の破綻を緩和することができる。また、長時間・短時間露光の2つの画像を用いない回路構成とし2重露光回路を不要とすることにより回路規模を削減でき、それに伴いコスト削減もできる。さらに、高輝度状態の状況によってシステム、回路などのモードの切り替えを必要とせずに高輝度溢れ状態を軽減することができる。
また、輝度レベル調節を輝度検出した高輝度画素数の割合から、線形補間により、次フレーム画面の輝度のレベルを調整することができる。
ゲイン調整を毎フレーム行うことで、車載カメラ装置において、ウィンカーなどの点滅によるハレーション状況の不自然な画の破綻を低減させることができ、動画出力においても、画を自然に見せることができる。
高輝度画素を検出するための検知枠を設定した画像を示す。 画素の高輝度レベルを判定するための輝度レベルを示す図である。 ハレーションと高輝度画素数の関係を示すヒストグラムである。 ハレーションと高輝度画素数の関係を示すヒストグラムである。 ハレーションと高輝度画素数の関係を示すヒストグラムである。 線形補間された利得−輝度の関係を示すグラフである。 ハレーション対策ハードウェアー回路のブロック構成を示した図である。 輝度信号利得制御部のブロック構成を示した図である。 カメラ装置の信号処理回路のブロック構成を示す図である。
符号の説明
100…ハレーション対策H/W(ハードウェアー)回路、101…センサ部、102…DSP(ディジタル演算処理装置)、103…前処理(PRE)ブロック、104…Y(輝度信号)ブロック、105…YGain(輝度信号利得制御)部、106,109,203…γ(ガンマ)補正部、108…WB(ホワイトバランス)ゲイン制御部、110…光検出(OPD)ブロック、111…ハレーション枠検波部、112…通常検波部、113…ファームウェアー(F/W)部、200…ハレーション対策H/W(ハードウェアー)回路、201…アパコン付加(YAPMIX;輝度・アパーチャー信号混合)部、202…YGAIN(輝度信号利得制御)部、204…光検出部、210…乗算器、211…丸め処理部、220…ハレーションゲイン(利得)設定ブロック、221…DIV部(割算器)、222…定数設定部、223…加算器、224…ゲイン(利得)リミッタ、231…ハレーション枠高輝度画素数計測部、232…ハレーション枠サイズ設定部、300…信号処理回路、310…前処理(PRE)ブロック、311…ビット順変換部、312…ディジタルAGC部、313…シェーディング補正部、314…欠陥検出・補正部、315…ディレイライン、316…パターン生成部、317…黒積分部、320…Y(輝度信号)ブロック、321…IR(赤外)カット対策輝度バランス部、322…アパコン(アパーチャーコントロール)生成部、323…ハレーション対策用ゲイン部、324…γ(ガンマ)補正部、330…C(クロマ信号)ブロック、331…色分離・クランプ部、332…フィルタ、333…RGBマトリクス部、343…WB(ホワイトバランス)/γ(ガンマ)補正部、335…R−G/B−G変換・色偽抑圧部、336…Cr/Cb形成部、340…パラレルインターフェース(PIO)部、350…CPU(パーソナルコンピュータ)ブロック。

Claims (14)

  1. 画像の光源の輝度レベルを測定するため上記光源を囲む位置に検知枠を設定する検知枠設定手段と、
    上記検知枠内の上記画像の輝度を測定する検知手段と、
    上記検知手段で得られた結果に基づき、上記検知枠に対する上記検知枠内で所定の輝度レベル以上の画像の割合を求め利得を設定する利得設定手段と、
    上記利得設定手段から出力された制御信号により画像信号の利得が制御される利得制御手段と
    を有する画像信号処理回路。
  2. 上記検知枠は、予め上記光源を囲む固定された位置に設定される請求項1記載の画像信号処理回路。
  3. 上記検知枠内の輝度測定は、フレーム毎に行われ、該測定結果を用いて次のフレームの画像の輝度を制御する請求項1記載の画像信号処理回路。
  4. 上記利得制御手段は、ガンマ補正手段より前段に供えられて利得制御される請求項1記載の画像信号処理回路。
  5. 上記検知手段は、上記検知枠内の画素の輝度レベルを測定し上記検知枠内の所定の輝度レベル以上の割合を求める請求項1記載の画像信号処理回路。
  6. 上記利得設定手段は、上記検知手段で測定された結果を用いて線形補間して上記利得を導出する請求項1記載の画像信号処理回路。
  7. 上記線形補間は、上記検知枠内で所定の輝度レベル以上の画像の割合が増加するに伴い上記利得は減少し、上記割合が所定値以上のとき該利得を一定とする請求項6記載の画像信号処理回路。
  8. 撮像装置により撮像された画像の光源の輝度に応じて画像全体の輝度を調整する撮像システムであって、
    上記撮像された画像の固定位置に光源の輝度を検知する検知枠を設定する検知枠設定手段と、
    上記検知枠内で上記画像を測定し、閾値以上の画像を検知する検知手段と、
    上記検知手段から出力された結果に基き、上記閾値以上の画像の割合を導出して利得を設定する利得設定手段と、
    上記利得設定手段から出力された制御信号により画像信号の利得が制御される利得制御手段と
    を有する撮像システム。
  9. 上記検知手段は、1フレーム内の動画で、上記検知枠内の画素の輝度レベルを測定して上記閾値以上の画素数を検知する請求項8記載の撮像システム。
  10. 上記利得設定手段は、上記検知枠内の全体画素数に対する閾値以上の輝度レベルを有する画素数の割合により利得が設定される請求項8記載の撮像システム。
  11. 上記利得設定手段は、現フレーム画像の上記検知枠内の閾値以上の画素数の輝度割合を求め、次フレーム画像について上記利得制御手段の利得を制御する請求項8記載の撮像システム。
  12. 上記利得設定手段は、上記輝度測定された結果を用いて線形補間して上記利得を導出する請求項8記載の撮像システム。
  13. 上記線形補間は、上記検知枠の閾値以上の画素数の割合が増加するに伴い上記利得は減少し、所定値以上のとき該利得は一定とする請求項8記載の撮像システム。
  14. 上記光源はウィンカーとし、車のフロントミラーに映った上記ウィンカーを有する画像を車載用カメラで撮影し、該ウィンカーの光の周囲に上記検知枠設定手段により上記検知枠を設ける請求項8記載の撮像システム。
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