JP2002290987A - 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 - Google Patents

映像信号処理装置及び映像信号処理方法

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JP2002290987A
JP2002290987A JP2001088043A JP2001088043A JP2002290987A JP 2002290987 A JP2002290987 A JP 2002290987A JP 2001088043 A JP2001088043 A JP 2001088043A JP 2001088043 A JP2001088043 A JP 2001088043A JP 2002290987 A JP2002290987 A JP 2002290987A
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white balance
signal
color
generating
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Application number
JP2001088043A
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English (en)
Inventor
Masayuki Serizawa
正之 芹沢
Kenji Tabei
憲治 田部井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号処理装置において、撮像素子の出力
が飽和したり、映像信号に含まれるノイズ成分の影響で
S/Nが劣化しても精度良くホワイトバランス調整が行
える良好な映像信号を得ることを目的とする。 【解決手段】 RGB分離手段1040出力の映像信号に対
して、予め撮像素子1010出力の飽和レベルに相当するし
きい値を飽和検出手段1070に設定し、さらに輝度信号生
成手段1050で生成した輝度信号に対して低輝度でS/N
の劣化しやすい領域を示すしきい値を信号レベルしきい
値設定手段1060に設定し、この両方のしきい値を超えな
い範囲の映像信号に対して累積データ加算手段11020で
RGB毎の累積データ加算処理を行うように論理積生成
手段1080出力とRGB分離手段1040出力のRGB毎の映
像信号との論理積を論理積生成手段1090〜1110で生成す
る。ホワイトバランスゲイン生成手段1130では累積デー
タ加算手段1120における累積データ加算処理結果を基に
ホワイトバランス補正ゲインを算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCCD等の撮像素子
を用いた映像信号処理装置において、表示画面を測光
し、その測光した結果(測光データ)に基づき、ホワイ
トバランス制御を行う映像信号処理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラなどに用いられるホ
ワイトバランス制御装置は、内部測光方式のものが主流
であり、例えばホワイトバランス制御装置に関しては、
特開平5-83727号公報が知られている。これは、画面を
複数の領域に分割し、それぞれの領域を測光し、領域毎
の測光データを基準に画面の各種制御をするものであ
る。
【0003】従来手法の画面の測光データを用いた映像
信号処理装置の例を図20に示す。これは、画面を複数
のブロックに分割し、それぞれの領域を測光し領域毎の
測光データを基準にホワイトバランス制御をするもので
ある。
【0004】図20は光を電気信号に変換するCCD1
と、CCD(撮像素子)1出力のアナログ映像信号のリセ
ットノイズを除去するCDS回路2と、輝度信号Yと色
信号(クロマ信号)Cとに分離するY/C分離回路3
と、輝度信号Yのみ信号処理するY信号処理回路4と、
色信号CをR−Y信号とB−Y信号である色差信号に分
離するC信号処理回路6と、ホワイトバランス制御手段
15出力に基きR−Y信号のゲイン制御を行いホワイトバ
ランスを制御するRGゲイン制御7と、ホワイトバラン
ス制御手段15出力に基きB−Y信号のゲイン制御を行い
ホワイトバランスを制御するBGゲイン制御8と、R−
Y信号と、B−Y信号をサブキャリア周波数で変調し、
変調後の信号をミックスさせて変調された色信号Cを作
り出す変調回路9と、Y信号処理回路4出力の輝度信号
Yと変調回路9出力の色信号Cをミックスする加算器5
と、Y/C分離回路3より得られるC信号を複数ブロッ
クに分割し、各ブロック単位にCCDの各色フィルタに
対応する出力信号を各色フィルタ毎に独立に平均化する
ブロック平均化回路10と、ブロック平均化回路10で得ら
れたデータを色差信号に分離した後、予め設定された色
温度曲線と比較する色温度曲線判定手段11と、色温度曲
線判定手段11によってブロック毎に比較判定された結果
を全画面に対して平均化する全画面平均検出回路12と、
予め設定された色温度判定用色差データと比較設定する
色温度設定手段13と、ブロック平均化回路10及び色温度
設定手段13出力から白信号を検出する白検出手段14と、
白検出手段14出力に基きホワイトバランスのゲインを設
定するホワイトバランス制御手段15とから構成される。
【0005】CCD1により出力された映像信号は、ア
ナログ映像信号のリセットノイズをCDS2で除去後、
Y/C分離回路3で輝度信号Y、色信号Cを生成し、輝
度信号YについてはY信号処理でガンマ補正等の信号処
理を施し、色信号CはC信号処理回路6によって色差信
号であるR−Y信号、B−Y信号に分離する。
【0006】ブロック平均化回路10では、Y/C分離回
路3より得られる色信号Cを複数ブロックに分割し、各
ブロック単位にCCDの各色フィルタに対応する出力信
号を各色フィルタ毎に独立に平均化処理し、色温度曲線
判定手段11に入力する。
【0007】そして、色温度曲線判定手段11で、ブロッ
ク毎に平均化されたデータを色差信号(R−Y,B−
Y)に分離する。ブロック毎の色差信号は予め設定され
た許容色温度範囲比較用色差データテーブルと比較し、
ブロックの色差信号(R−Y,B−Y)が許容範囲であ
れば無彩色(白)に近い信頼性の高いデータと判断し、
全画面平均検出手段12にデータを出力し、許容範囲外で
あればデータを排除するようにする。
【0008】色温度曲線判定手段11では、図21に示す
ようにデータ比較を行う。図21においてaは色差信号
であるR−Y信号、B−Y信号に対する色温度曲線であ
り、一般的なホワイトバランス制御では、3000K〜6000
Kであり、これを図21にbで示す。
【0009】色温度曲線を上下で挟むようにc:(R−
B)minとd:(R−B)maxのような領域を設定すれ
ば、この範囲(領域A)に入らない色差データは無彩色
(白)から遠い信頼性の低い無効データと判断できるた
め、この範囲(領域A)に入らないデータについては、
全画面平均値検出手段12に出力しない。
【0010】したがって、色温度曲線判定手段11によ
り、領域Aから外れたデータは排除されるので全画面平
均色差信号は、そのまま全てのデータを使用して全画面
平均色差を求めた場合より無彩色(白)に近い信頼性の
高いデータになり、色温度判定手段13で求める色温度も
同様に信頼性の高いものにできるため、色温度判定の誤
判定を防ぎ、以降の白検出手段14、ホワイトバランスゲ
イン制御15等の処理においても精度の高いホワイトバラ
ンス制御が実現できるという効果が得られるというもの
である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では様々な各種被写体に対応しようとすると画面の
分割数を多くすることが必要となり、回路規模が大きく
なるという問題がある。
【0012】また、CCDのような撮像素子の出力が飽
和しているような場合や、ノイズ成分の影響を受けてい
るような場合には、画面のブロック平均値の精度が低下
するため、これを基にホワイトバランス制御を行う場
合、精度の良いホワイトバランス制御ができない。
【0013】さらに、青い空や赤い夕焼けなど被写体が
特定の色に偏っている場合、従来のホワイトバランス制
御は、一般的には被写体にR(赤)成分が多い場合には
B(青)成分の割合を高めるように制御し、B(青)成
分が多い場合にはR(赤)成分の割合を高めるように制
御するため、赤い夕焼けや青い空のような被写体など
は、しだいに退色する傾向がある。
【0014】また、被写体の色温度が異なるような場
合、蛍光灯下の白、白熱電球下の白などは同じ白であっ
ても蛍光灯下の場合は色温度が高く、白熱電球下の場合
は色温度が低い傾向にあるが、ホワイトバランス制御
は、一般的な白の色温度(3000K〜6000K)をホワイトバ
ランスの開始基準として、フィールド単位でホワイトバ
ランス制御を行うため、色温度に応じてホワイトバラン
ス制御が安定収束するまでに時間がかかるという問題も
ある。
【0015】また、カメラなどの電源を同じような撮影
条件で電源を切ったり、入れたりするような場合ホワイ
トバランス制御は、その都度、画面の平均値等を基準に
ホワイトバランス制御を行うため、制御に時間がかかる
という問題がある。
【0016】また、暗い被写体などはAGC処理で映像
信号だけでなくノイズ成分まで増幅するためノイズ成分
の影響を受けやすいため、画面の平均値等を基準にホワ
イトバランス制御する場合、精度が低下する傾向があ
る。
【0017】また、AGCが急激に変化したり被写体の
明暗が急激に変換するような被写体は、画面をいくつか
のブロックに細部化して色毎に平均値を算出してホワイ
トバランス補正ゲインを算出しても、ブロック毎の色毎
の平均値が変動しやすいためホワイトバランスが安定収
束しにくいという問題もある。
【0018】そこで本発明は、撮像素子の出力が飽和し
たり、映像信号に含まれるノイズ成分の影響でS/Nが
劣化しても精度良くホワイトバランス調整が行える良好
な映像信号を得る映像信号処理装置及び映像信号処理方
法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
発明は、映像信号の飽和レベルを検出する飽和検出手段
と、輝度信号を生成する輝度信号生成手段と、輝度信号
に対してしきい値を設定し、輝度信号がしきい値を超え
たか否かを示すフラグを生成する信号レベルしきい値設
定手段と、映像信号の色毎のデータを累積加算する累積
データ加算手段と、前記累積データ加算手段で算出した
色毎の累積加算結果からホワイトバランス補正ゲインを
算出するホワイトバランスゲイン生成手段と、映像信号
に算出した前記ホワイトバランス補正ゲインを乗算する
ホワイトバランス制御手段を備えたことを特徴とする映
像信号処理装置であり、撮像素子出力の飽和や映像信号
に含まれるノイズ成分の影響によるS/Nの劣化の影響
を軽減した上で、精度の良いホワイトバランス補正ゲイ
ンを得ることができる。
【0020】本発明の請求項2記載の発明は、映像信号
の飽和レベルを検出する段階と、輝度信号を生成する段
階と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度信号が
しきい値を超えたか否かを示すフラグを生成する段階
と、映像信号の色毎のデータを累積加算する段階と、前
記色毎の累積加算結果からホワイトバランス補正ゲイン
を算出する段階と、映像信号に算出したホワイトバラン
ス補正ゲインを乗算する段階を含むことを特徴とする映
像信号処理方法であり、撮像素子出力の飽和や映像信号
に含まれるノイズ成分の影響によるS/Nの劣化の影響
を軽減した上で、精度の良いホワイトバランス補正ゲイ
ンを得ることができる。
【0021】本発明の請求項3記載の発明は、映像信号
の飽和レベルを検出する飽和検出手段と、輝度信号を生
成する輝度信号生成手段と、輝度信号に対してしきい値
を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否かを示すフ
ラグを生成する信号レベルしきい値設定手段と、映像信
号の色毎のデータを累積加算する累積データ加算手段
と、前記累積データ加算手段で算出した色毎の累積加算
結果を基に色差データを生成し、ホワイトバランス補正
ゲインを収束安定させる領域を設定する色差白検出手段
と、前記累積データ加算手段で算出した色毎の累積加算
結果と前記色差白検出手段で設定したホワイトバランス
補正ゲインを収束安定させる領域を基準にホワイトバラ
ンス補正ゲインを算出するホワイトバランスゲイン生成
手段と、映像信号に算出した前記ホワイトバランス補正
ゲインを乗算するホワイトバランス制御手段を備えたこ
とを特徴とする映像信号処理装置であり、撮像素子出力
の飽和や映像信号に含まれるノイズ成分の影響によるS
/Nの劣化の影響を軽減した上で、精度の良いホワイト
バランス補正ゲインを得ることができ、さらに色の退色
やホワイトバランス補正ゲインが安定するまでに要する
時間を短縮できる。
【0022】本発明の請求項4記載の発明は、映像信号
の飽和レベルを検出する段階と、輝度信号を生成する段
階と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度信号が
しきい値を超えたか否かを示すフラグを生成する段階
と、映像信号の色毎のデータを累積加算する段階と、前
記色毎の累積加算結果を基に色差データを生成し、ホワ
イトバランス補正ゲインを収束安定させる領域を設定す
る段階と、前記色毎の累積加算結果と前記で設定したホ
ワイトバランス補正ゲインを収束安定させる領域を基準
にホワイトバランス補正ゲインを算出する段階と、映像
信号に算出したホワイトバランス補正ゲインを乗算する
段階を含むことを特徴とする映像信号処理方法であり、
撮像素子出力の飽和や映像信号に含まれるノイズ成分の
影響によるS/Nの劣化の影響を軽減した上で、精度の
良いホワイトバランス補正ゲインを得ることができ、さ
らに色の退色やホワイトバランス補正ゲインが安定する
までに要する時間を短縮できる。
【0023】本発明の請求項5記載の発明は、映像信号
の飽和レベルを検出する飽和検出手段と、輝度信号を生
成する輝度信号生成手段と、輝度信号に対してしきい値
を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否かを示すフ
ラグを生成する信号レベルしきい値設定手段と、映像信
号の色毎のデータを累積加算する累積データ加算手段
と、前記累積データ加算手段で算出した色毎の累積加算
結果を基にΣG/ΣB、ΣG/ΣRを生成し、ホワイトバ
ランスゲインを収束安定させる領域を設定する色比率白
検出手段と、前記累積データ加算手段で算出した色毎の
累積加算結果と前記色比率白検出手段で設定したホワイ
トバランス補正ゲインを収束安定させる領域を基準にホ
ワイトバランス補正ゲインを算出するホワイトバランス
ゲイン生成手段と、映像信号に算出した前記ホワイトバ
ランス補正ゲインを乗算するホワイトバランス制御手段
を備えたことを特徴とする映像信号処理装置であり、撮
像素子出力の飽和や映像信号に含まれるノイズ成分の影
響によるS/Nの劣化の影響を軽減した上で、精度の良
いホワイトバランス補正ゲインを得ることができ、さら
に色の退色やホワイトバランス補正ゲインが安定するま
でに要する時間を短縮できる。
【0024】本発明の請求項6記載の発明は、映像信号
の飽和レベルを検出する段階と、輝度信号を生成する段
階と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度信号が
しきい値を超えたか否かを示すフラグを生成する段階
と、映像信号の色毎のデータを累積加算する段階と、前
記色毎の累積加算結果を基にΣG/ΣB、ΣG/ΣRを生
成し、ホワイトバランス補正ゲインを収束安定させる領
域を設定する段階と、前記色毎の累積加算結果と前記で
設定したホワイトバランス補正ゲインを収束安定させる
領域を基準にホワイトバランス補正ゲインを算出する段
階と、映像信号に算出したホワイトバランス補正ゲイン
を乗算する段階を含むことを特徴とする映像信号処理方
法であり、撮像素子出力の飽和や映像信号に含まれるノ
イズ成分の影響によるS/Nの劣化の影響を軽減した上
で、精度の良いホワイトバランス補正ゲインを得ること
ができ、さらに色の退色やホワイトバランス補正ゲイン
が安定するまでに要する時間を短縮できる。
【0025】本発明の請求項7記載の発明は、映像信号
の飽和レベルを検出する飽和検出手段と、輝度信号に対
してしきい値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか
否かを示すフラグを生成する信号レベルしきい値設定手
段と、映像信号の色毎のデータを累積加算する累積デー
タ加算手段と、予め、複数の被写体の色温度を記憶し、
前記累積データ加算手段で算出した色毎の累積加算結果
を基に被写体の色温度を推定する色温度推定手段と、前
記累積データ加算手段で算出した色毎の累積加算結果と
前記色温度推定手段で算出した色温度を基にホワイトバ
ランス補正ゲインを算出するホワイトバランスゲイン生
成手段と、映像信号に算出した前記ホワイトバランス補
正ゲインを乗算するホワイトバランス制御手段を備えた
ことを特徴とする映像信号処理装置であり、色温度推定
手段で推定した色温度を基準にホワイトバランス補正ゲ
インを算出することができるため、色の退色やホワイト
バランス補正ゲインが安定するまでに要する時間を短縮
できる。
【0026】本発明の請求項8記載の発明は、映像信号
の飽和レベルを検出する段階と、輝度信号に対してしき
い値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否かを示
すフラグを生成する段階と、映像信号の色毎のデータを
累積加算する段階と、予め、複数の被写体の色温度を記
憶し、前記色毎の累積加算結果を基に被写体の色温度を
推定する段階と、前記色毎の累積加算結果と前記色温度
を基にホワイトバランス補正ゲインを算出する段階と、
映像信号に算出したホワイトバランス補正ゲインを乗算
する段階を含むことを特徴とする映像信号処理方法であ
り、色温度推定手段で推定した色温度を基準にホワイト
バランス補正ゲインを算出することができるため、色の
退色やホワイトバランス補正ゲインが安定するまでに要
する時間を短縮できる。
【0027】本発明の請求項9記載の発明は、映像信号
の飽和レベルを検出する飽和検出手段と、輝度信号に対
してしきい値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか
否かを示すフラグを生成する信号レベルしきい値設定手
段と、映像信号の色毎のデータを累積加算する累積デー
タ加算手段と、輝度信号に対して1画面分の平均値を生
成し、さらにホワイトバランス補正ゲインを保持する基
準となる上限、下限となるしきい値を設定し、輝度信号
の1画面分の平均値の信号レベルがしきい値以内である
か否かを示すフラグを生成する信号レベル検出手段と、
前記累積データ加算手段で算出した色毎の累積加算結果
と前記信号レベル検出手段で設定した領域を基にホワイ
トバランス補正ゲインを算出するホワイトバランスゲイ
ン生成手段と、映像信号に算出した前記ホワイトバラン
ス補正ゲインを乗算するホワイトバランス制御手段を備
えたことを特徴とする映像信号処理装置であり、映像信
号の信号レベルの変化に追従した良好なホワイトバラン
ス補正ゲインを生成できる。
【0028】本発明の請求項10記載の発明は、映像信
号の飽和レベルを検出する段階と、輝度信号に対してし
きい値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否かを
示すフラグを生成する段階と、映像信号の色毎のデータ
を累積加算する段階と、輝度信号に対して1画面分の平
均値を生成し、さらにホワイトバランス補正ゲインを保
持する基準となる上限、下限のしきい値を設定し、輝度
信号の1画面分の平均値の信号レベルがしきい値以内で
あるか否かを示すフラグを生成する段階と、前記色毎の
累積加算結果と前記で設定した領域を基にホワイトバラ
ンス補正ゲインを算出する段階と、映像信号に算出した
ホワイトバランス補正ゲインを乗算する段階を含むこと
を特徴とする映像信号処理方法であり、映像信号の信号
レベルの変化に追従した良好なホワイトバランス補正ゲ
インを生成できる。
【0029】本発明の請求項11記載の発明は、映像信
号の飽和レベルを検出する飽和検出手段と、輝度信号に
対してしきい値を設定し、輝度信号がしきい値を超えた
か否かを示すフラグを生成する信号レベルしきい値設定
手段と、映像信号の色毎のデータを累積加算する累積デ
ータ加算手段と、電源が入っているか否かを判定する電
源判定手段と、前記累積データ加算手段で算出した色毎
の累積加算結果と前記電源判定情報を基にホワイトバラ
ンス補正ゲインを算出するホワイトバランスゲイン生成
手段と、映像信号に算出した前記ホワイトバランス補正
ゲインを乗算するホワイトバランス制御手段を備えたこ
とを特徴とする映像信号処理装置であり、電源をON/
OFFする頻度が高いような場合でも精度の良いホワイ
トバランス補正ゲインを得ることができ、撮像素子出力
の飽和や映像信号に含まれるノイズ成分の影響によるS
/Nの劣化の影響を軽減した上で、精度の良いホワイト
バランスゲインを得ることができる。
【0030】本発明の請求項12記載の発明は、映像信
号の飽和レベルを検出する段階と、輝度信号に対してし
きい値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否かを
示すフラグを生成する段階と、映像信号の色毎のデータ
を累積加算する段階と、電源が入っているか否かを判定
する段階と、前記色毎の累積加算結果と前記電源判定情
報を基にホワイトバランス補正ゲインを算出する段階
と、映像信号に算出したホワイトバランス補正ゲインを
乗算する段階を含むことを特徴とする映像信号処理方法
であり、電源をON/OFFする頻度が高いような場合
でも精度の良いホワイトバランス補正ゲインを得ること
ができ、撮像素子出力の飽和や映像信号に含まれるノイ
ズ成分の影響によるS/Nの劣化の影響を軽減した上
で、精度の良いホワイトバランスゲインを得ることがで
きる。
【0031】本発明の請求項13載の発明は、映像信号
の飽和レベルを検出する飽和検出手段と、輝度信号に対
してしきい値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか
否かを示すフラグを生成する信号レベルしきい値設定手
段と、映像信号の色毎のデータを累積加算する累積デー
タ加算手段と、前記累積データ加算手段で加算対象とし
たデータ数をカウントする累積データカウント手段と、
画面の信号レベルの平均値を算出する画面平均値生成手
段と、レンズの絞りを制御するレンズ絞り手段と、前記
累積データ加算手段で算出した色毎の累積加算結果から
ホワイトバランス補正ゲインを算出するホワイトバラン
スゲイン生成手段と、映像信号に算出した前記ホワイト
バランス補正ゲインを乗算するホワイトバランス制御手
段を備えたことを特徴とする映像信号処理装置であり、
被写体の撮影状況に応じた適切なホワイトバランス制御
とレンズの絞り制御ができる。
【0032】本発明の請求項14載の発明は、映像信号
の飽和レベルを検出する段階と、輝度信号に対してしき
い値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否かを示
すフラグを生成する段階と、映像信号の色毎のデータを
累積加算する段階と、前記で累積加算対象としたデータ
数をカウントする段階と、画面の信号レベルの平均値を
算出する段階と、レンズの絞りを制御する段階と、前記
色毎の累積加算結果からホワイトバランス補正ゲインを
算出する段階と、映像信号に算出したホワイトバランス
補正ゲインを乗算する段階を含むことを特徴とする映像
信号処理方法であり、被写体の撮影状況に応じた適切な
ホワイトバランス制御とレンズの絞り制御ができる。
【0033】本発明の請求項15の発明は、映像信号の
飽和レベルを検出する飽和検出手段と、輝度信号に対し
てしきい値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否
かを示すフラグを生成する信号レベルしきい値設定手段
と、映像信号の色毎のデータを累積加算する累積データ
加算手段と、前記累積データ加算手段で加算対象とした
データ数をカウントする累積データカウント手段と、画
面の信号レベルの平均値を算出する画面平均値生成手段
と、レンズの絞りを制御するレンズ絞り手段と、前記画
面平均値生成手段で算出した信号レベルの平均値の変化
量を検出する平均値変化量検出手段と、前記累積データ
加算手段で算出した色毎の累積加算結果からホワイトバ
ランス補正ゲインを算出するホワイトバランスゲイン生
成手段と、映像信号に算出した前記ホワイトバランス補
正ゲインを乗算するホワイトバランス制御手段を備えた
ことを特徴とする映像信号処理装置であり、被写体の明
るさが急激に変化するような場合であっても、ホワイト
バランスが急激に変化することを低減でき、さらにレン
ズの絞り制御ができる。
【0034】本発明の請求項16の発明は、映像信号の
飽和レベルを検出する段階と、輝度信号に対してしきい
値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否かを示す
フラグを生成する段階と、映像信号の色毎のデータを累
積加算する段階と、前記で累積加算対象としたデータ数
をカウントする段階と、画面の信号レベルの平均値を算
出する段階と、レンズの絞りを制御する段階と、前記で
算出した信号レベルの平均値の変化量を検出する段階
と、前記色毎の累積加算結果からホワイトバランス補正
ゲインを算出する段階と、映像信号に算出したホワイト
バランス補正ゲインを乗算する段階を含むことを特徴と
する映像信号処理方法であり、被写体の明るさが急激に
変化するような場合であっても、ホワイトバランスが急
激に変化することを低減でき、さらにレンズの絞り制御
ができる。
【0035】本発明の請求項17の発明は、映像信号の
飽和レベルを検出する飽和検出手段と、輝度信号に対し
てしきい値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否
かを示すフラグを生成する信号レベルしきい値設定手段
と、映像信号の色毎のデータを累積加算する累積データ
加算手段と、AGC処理におけるAGCゲイン量の変化
を検出するAGC変化量検出手段と、前記累積データ加
算手段で加算対象としたデータ数をカウントする累積デ
ータカウント手段と、前記累積データ加算手段で算出し
た色毎の累積加算結果と前記AGC変化量検出手段で生
成したAGCゲインの変化量とからホワイトバランス補
正ゲインを算出するホワイトバランスゲイン生成手段
と、映像信号に算出した前記ホワイトバランス補正ゲイ
ンを乗算するホワイトバランス制御手段を備えたことを
特徴とする映像信号処理装置であり、AGCゲインの変
化量が大きい場合であってもホワイトバランスを安定し
て保つことができる。
【0036】本発明の請求項18の発明は、映像信号の
飽和レベルを検出する段階と、輝度信号に対してしきい
値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否かを示す
フラグを生成する段階と、映像信号の色毎のデータを累
積加算する段階と、AGC処理におけるAGCゲイン量
の変化を検出する段階と、前記で累積加算対象としたデ
ータ数をカウントする段階と、前記色毎の累積加算結果
と前記で生成したAGCゲインの変化量とからホワイト
バランス補正ゲインを算出する段階と、映像信号に算出
したホワイトバランス補正ゲインを乗算する段階を含む
ことを特徴とする映像信号処理方法であり、AGCゲイ
ンの変化量が大きい場合であってもホワイトバランスを
安定して保つことができる。
【0037】本発明の請求項19の発明は、映像信号の
飽和レベルを検出する飽和検出手段と、輝度信号に対し
てしきい値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否
かを示すフラグを生成する信号レベルしきい値設定手段
と、映像信号の色毎のデータを累積加算する累積データ
加算手段と、色差信号を生成する色差信号生成手段と、
色差信号に対して白とみなす領域を設定する白領域設定
手段と、前記累積データ加算手段で算出した色毎の累積
加算結果からホワイトバランス補正ゲインを算出するホ
ワイトバランスゲイン生成手段と、映像信号に算出した
前記ホワイトバランス補正ゲインを乗算するホワイトバ
ランス制御手段を備えたことを特徴とする映像信号処理
装置であり、画面の極一部のみ白であるような被写体で
あってもホワイトバランス制御が適切に行え、さらに色
の退色を低減できる。
【0038】本発明の請求項20の発明は、映像信号の
飽和レベルを検出する段階と、輝度信号に対してしきい
値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否かを示す
フラグを生成する段階と、映像信号の色毎のデータを累
積加算する段階と、色差信号を生成する段階と、色差信
号に対して白とみなす領域を設定する段階と、前記色毎
の累積加算結果からホワイトバランス補正ゲインを算出
する段階と、映像信号に算出したホワイトバランス補正
ゲインを乗算する段階を含むことを特徴とする映像信号
処理方法であり、画面の極一部のみ白であるような被写
体であってもホワイトバランス制御が適切に行え、さら
に色の退色を低減できる。
【0039】本発明の請求項21の発明は、映像信号の
飽和レベルを検出する飽和検出手段と、輝度信号に対し
てしきい値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否
かを示すフラグを生成する信号レベルしきい値設定手段
と、映像信号の色毎のデータを累積加算する累積データ
加算手段と、色比率G/R、色比率G/Bを生成する色
比率信号生成手段と、色比率G/R、色比率G/Bに対
して白とみなす領域を設定する白領域設定手段と、前記
累積データ加算手段で算出した色毎の累積加算結果から
ホワイトバランス補正ゲインを算出するホワイトバラン
スゲイン生成手段と、映像信号に算出した前記ホワイト
バランス補正ゲインを乗算するホワイトバランス制御手
段を備えたことを特徴とする映像信号処理装置であり、
特定の色に偏った被写体の中の一部が白であるような被
写体であってもホワイトバランス制御が適切に行え、さ
らに色の退色を低減できる。
【0040】本発明の請求項22の発明は、映像信号の
飽和レベルを検出する段階と、輝度信号に対してしきい
値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否かを示す
フラグを生成する段階と、映像信号の色毎のデータを累
積加算する段階と、色比率G/R、色比率G/Bを生成
する段階と、色比率G/R、色比率G/Bに対して白と
みなす領域を設定する段階と、前記色毎の累積加算結果
からホワイトバランス補正ゲインを算出する段階と、映
像信号に算出したホワイトバランス補正ゲインを乗算す
る段階を含むことを特徴とする映像信号処理方法であ
り、特定の色に偏った被写体の中の一部が白であるよう
な被写体であってもホワイトバランス制御が適切に行
え、さらに色の退色を低減できる。
【0041】本発明の請求項23の発明は、映像信号の
飽和レベルを検出する飽和検出手段と、輝度信号に対し
てしきい値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否
かを示すフラグを生成する信号レベルしきい値設定手段
と、映像信号の色毎のデータを累積加算する累積データ
加算手段と、色差信号を生成する色差信号生成手段と、
色差信号に対して白とみなす領域を設定する白領域設定
手段と、AGC処理におけるAGCゲイン量の変化を検
出するAGC変化量検出手段と、前記累積データ加算手
段で算出した色毎の累積加算結果と前記AGC変化量検
出手段で生成したAGCゲインの変化量とからホワイト
バランス補正ゲインを算出するホワイトバランスゲイン
生成手段と、映像信号に算出した前記ホワイトバランス
補正ゲインを乗算するホワイトバランス制御手段を備え
たことを特徴とする映像信号処理装置であり、ホワイト
バランス制御による被写体の退色を低減でき、さらにA
GC処理でのAGCゲイン量の変化に追従し、ホワイト
バランス制御を適切に行うことができる。
【0042】本発明の請求項24の発明は、映像信号の
飽和レベルを検出する段階と、輝度信号に対してしきい
値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否かを示す
フラグを生成する段階と、映像信号の色毎のデータを累
積加算する段階と、色差信号を生成する段階と、色差信
号に対して白とみなす領域を設定する段階と、AGC処
理におけるAGCゲイン量の変化を検出する段階と、前
記色毎の累積加算結果と前記で生成したAGCゲインの
変化量とからホワイトバランス補正ゲインを算出する段
階と、映像信号に算出したホワイトバランス補正ゲイン
を乗算する段階を含むことを特徴とする映像信号処理方
法であり、ホワイトバランス制御による被写体の退色を
低減でき、さらにAGC処理でのAGCゲイン量の変化
に追従し、ホワイトバランス制御を適切に行うことがで
きる。
【0043】本発明の請求項25の発明は、映像信号の
飽和レベルを検出する飽和検出手段と、輝度信号に対し
てしきい値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否
かを示すフラグを生成する信号レベルしきい値設定手段
と、映像信号の色毎のデータを累積加算する累積データ
加算手段と、色差信号を生成する色差信号生成手段と、
色差信号に対して白とみなす領域を設定する白領域設定
手段と、前記累積データ加算手段で加算対象としたデー
タ数をカウントする累積データカウント手段と、画面の
信号レベルの平均値を算出する画面平均値生成手段と、
レンズの絞りを制御するレンズ絞り手段と、AGC処理
におけるAGCゲイン量の変化を検出するAGC変化量
検出手段と、前記累積データ加算手段で算出した色毎の
累積加算結果と前記AGC変化量検出手段で生成したA
GCゲインの変化量とからホワイトバランス補正ゲイン
を算出するホワイトバランスゲイン生成手段と、映像信
号に算出した前記ホワイトバランス補正ゲインを乗算す
るホワイトバランス制御手段を備えたことを特徴とする
映像信号処理装置であり、ホワイトバランス制御による
被写体の退色を低減でき、AGC処理でのAGCゲイン
量の変化に追従し、ホワイトバランス制御を適切に行
え、さらに露出制御も適切に行うことができる。
【0044】本発明の請求項26の発明は、映像信号の
飽和レベルを検出する段階と、輝度信号に対してしきい
値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否かを示す
フラグを生成する段階と、映像信号の色毎のデータを累
積加算する段階と、色差信号を生成する段階と、色差信
号に対して白とみなす領域を設定する段階と、前記で累
積加算対象としたデータ数をカウントする段階と、画面
の信号レベルの平均値を算出する段階と、レンズの絞り
を制御する段階と、AGC処理におけるAGCゲイン量
の変化を検出する段階と、前記色毎の累積加算結果と前
記で生成したAGCゲインの変化量とからホワイトバラ
ンス補正ゲインを算出する段階と、映像信号に算出した
ホワイトバランス補正ゲインを乗算する段階を含むこと
を特徴とする映像信号処理方法であり、ホワイトバラン
ス制御による被写体の退色を低減でき、AGC処理での
AGCゲイン量の変化に追従し、ホワイトバランス制御
を適切に行え、さらに露出制御も適切に行うことができ
る。
【0045】本発明の請求項27の発明は、映像信号の
飽和レベルを検出する飽和検出手段と、輝度信号に対し
てしきい値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否
かを示すフラグを生成する信号レベルしきい値設定手段
と、映像信号の色毎のデータを累積加算する累積データ
加算手段と、色差信号を生成する色差信号生成手段と、
色差信号に対して白とみなす領域を設定する白領域設定
手段と、前記累積データ加算手段で加算対象としたデー
タ数をカウントする累積データカウント手段と、画面の
信号レベルの平均値を算出する画面平均値生成手段と、
前記画面平均値生成手段で算出した信号レベルの平均値
の変化量を検出する平均値変化量検出手段と、レンズの
絞りを制御するレンズ絞り手段と、AGC処理における
AGCゲイン量の変化を検出するAGC変化量検出手段
と、前記累積データ加算手段で算出した色毎の累積加算
結果と前記AGC変化量検出手段で生成したAGCゲイ
ンの変化量と前記平均値変化量検出手段で算出した信号
レベルの平均値とからホワイトバランス補正ゲインを算
出するホワイトバランスゲイン生成手段と、映像信号に
算出した前記ホワイトバランス補正ゲインを乗算するホ
ワイトバランス制御手段を備えたことを特徴とする映像
信号処理装置であり、ホワイトバランス制御による被写
体の退色を低減でき、AGC処理でのAGCゲイン量の
変化に追従し、被写体の明るさが急激に変化するような
場合でもホワイトバランス制御を適切に行え、さらに露
出制御も適切に行うことができる。
【0046】本発明の請求項28の発明は、映像信号の
飽和レベルを検出する段階と、輝度信号に対してしきい
値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否かを示す
フラグを生成する段階と、映像信号の色毎のデータを累
積加算する段階と、色差信号を生成する段階と、色差信
号に対して白とみなす領域を設定する段階と、前記で累
積加算対象としたデータ数をカウントする段階と、画面
の信号レベルの平均値を算出する段階と、前記で算出し
た信号レベルの平均値の変化量を検出する段階と、レン
ズの絞りを制御する段階と、AGC処理におけるAGC
ゲイン量の変化を検出する段階と、前記色毎の累積加算
結果と前記で生成したAGCゲインの変化量と前記で算
出した信号レベルの平均値とからホワイトバランス補正
ゲインを算出する段階と、映像信号に算出したホワイト
バランス補正ゲインを乗算する段階を含むことを特徴と
する映像信号処理方法であり、ホワイトバランス制御に
よる被写体の退色を低減でき、AGC処理でのAGCゲ
イン量の変化に追従し、被写体の明るさが急激に変化す
るような場合でもホワイトバランス制御を適切に行え、
さらに露出制御も適切に行うことができる。
【0047】本発明の請求項29の発明は、映像信号の
飽和レベルを検出する飽和検出手段と、輝度信号に対し
てしきい値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否
かを示すフラグを生成する信号レベルしきい値設定手段
と、映像信号の色毎のデータを累積加算する累積データ
加算手段と、色差信号を生成する色差信号生成手段と、
色差信号に対して白とみなす領域を設定する白領域設定
手段と、前記累積データ加算手段で加算対象としたデー
タ数をカウントする累積データカウント手段と、画面の
信号レベルの平均値を算出する画面平均値生成手段と、
前記画面平均値生成手段で算出した信号レベルの平均値
の変化量を検出する平均値変化量検出手段と、レンズの
絞りを制御するレンズ絞り手段と、AGC処理における
AGCゲイン量の変化を検出するAGC変化量検出手段
と、電源が入っているか否かを判定する電源判定手段
と、前記累積データ加算手段で算出した色毎の累積加算
結果と前記累積データ加算手段で算出した色毎の累積加
算結果と前記AGC変化量検出手段で生成したAGCゲ
インの変化量と前記平均値変化量検出手段で算出した信
号レベルの平均値と前記電源判定手段で算出した電源が
入っているか否かの電源判定情報とからホワイトバラン
ス補正ゲインを算出するホワイトバランスゲイン生成手
段と、映像信号に算出した前記ホワイトバランス補正ゲ
インを乗算するホワイトバランス制御手段を備えたこと
を特徴とする映像信号処理装置であり、ホワイトバラン
ス制御による被写体の退色を低減でき、AGC処理での
AGCゲイン量の変化に追従し、被写体の明るさが急激
に変化するような場合や電源を頻繁に入れたり切ったり
するような場合であってもホワイトバランス制御を適切
に行え、さらに露出制御も適切に行うことができる。
【0048】本発明の請求項30の発明は、映像信号の
飽和レベルを検出する段階と、輝度信号に対してしきい
値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否かを示す
フラグを生成する段階と、映像信号の色毎のデータを累
積加算する段階と、色差信号を生成する段階と、色差信
号に対して白とみなす領域を設定する段階と、前記で累
積加算対象としたデータ数をカウントする段階と、画面
の信号レベルの平均値を算出する段階と、前記で算出し
た信号レベルの平均値の変化量を検出する段階と、レン
ズの絞りを制御する段階と、AGC処理におけるAGC
ゲイン量の変化を検出する段階と、電源が入っているか
否かを判定する段階と、前記色毎の累積加算結果と前記
で生成したAGCゲインの変化量と前記で算出した信号
レベルの平均値と前記電源判定情報とからホワイトバラ
ンス補正ゲインを算出する段階と、映像信号に算出した
ホワイトバランス補正ゲインを乗算する段階を含むこと
を特徴とする映像信号処理方法であり、ホワイトバラン
ス制御による被写体の退色を低減でき、AGC処理での
AGCゲイン量の変化に追従し、被写体の明るさが急激
に変化するような場合や電源を頻繁に入れたり切ったり
するような場合であってもホワイトバランス制御を適切
に行え、さらに露出制御も適切に行うことができる。
【0049】本発明の請求項31の発明は、前記請求項
23乃至29のいずれか一つに記載の映像信号処理装置
において、色差信号を生成する色差信号生成手段に代え
てRGB分離出力から色比率G/R、色比率G/Bを生
成する色比率信号生成手段を設けたことを特徴とする映
像信号処理装置であり、被写体の退色を低減し、精度の
良いホワイトバランス制御ができる。
【0050】本発明の請求項32の発明は、前記請求項
24乃至30のいずれか一つに記載の映像信号処理方法
において、色差信号を生成する段階に代えてRGB分離
出力から色比率G/R、色比率G/Bを生成する段階を
含むことを特徴とする映像信号処理方法であり、被写体
の退色を低減し、精度の良いホワイトバランス制御がで
きる。
【0051】本発明の請求項33の発明は、RGB毎に
1つの撮像素子を具備する請求項1乃至31のいずれか
一つに記載の映像信号処理装置であり、被写体の退色を
低減し、精度の良いホワイトバランス制御ができ、被写
体の退色を低減できる。
【0052】本発明の請求項34の発明は、RGB毎に
1つの撮像素子を具備し、RGB毎に映像信号を得る段
階を含むことを特徴とする請求項2乃至32のいずれか
一つに記載の映像信号処理方法であり、被写体の退色を
低減し、精度の良いホワイトバランス制御ができ、被写
体の退色を低減できる。
【0053】本発明の請求項35の発明は、前記請求項
1乃至33のいずれか一つに記載の映像信号処理装置を
含んで成る画像処理装置であり、精度の良いホワイトバ
ランス制御ができ、被写体の退色を低減できるため、精
度の良い画像処理ができる。
【0054】本発明の請求項36の発明は、前記請求項
2乃至34のいずれか一つに記載の映像信号処理方法を
含んで成る画像処理方法であり、精度の良いホワイトバ
ランス制御ができ、被写体の退色を低減できるため、精
度の良い画像処理ができる。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0056】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態における映像信号処理装置の構成を示すブ
ロック図である。図1は撮像素子に光を集積するための
レンズ1000と、光を電気信号に変換する撮像素子1010
と、撮像素子1010出力のアナログ映像信号のリセットノ
イズを除去するCDS回路とノイズ成分が除去されたア
ナログ映像信号が一定の信号レベルを保持するように振
幅調整を行うAGC回路と振幅調整されたアナログ映像
信号に対してA/D変換するためにクランプする回路で
構成される前処理手段1020と、前処理手段1020の出力を
ディジタル信号に変換するA/D変換器1030と、R、
G、Bの色信号に分離するRGB分離手段1040と、R、
G、B毎の色信号から輝度信号を以下に示す式(1)によ
り生成する輝度信号生成手段1050と、 輝度信号=0.11B+0.59G+0.3R--------(1) 輝度信号生成手段1050出力の輝度信号に対して、下限レ
ベルを設定し、それ以上の信号レベルの輝度信号に対し
ては、“H”、それ以外は“L”となるようなフラグ信
号を生成する信号レベルしきい値設定手段1060と、RG
B分離手段1040出力のR、G、B信号の飽和を検出し、
R、G、Bのいづれかが飽和していたら“L”、それ以
外は“H”となるような飽和を示すフラグ信号を生成す
る飽和レベル検出手段1070と、飽和検出手段1070と信号
レベルしきい値設定手段1060との論理積を生成する論理
積生成手段1080と、論理積生成手段1080出力とRGB分
離手段1040出力のR成分との論理積を生成する論理積生
成手段1090と、論理積生成手段1080出力とRGB分離手
段1040出力のG成分との論理積を生成する論理積生成手
段1100と、論理積生成手段1080出力とRGB分離手段10
40出力のB成分との論理積を生成する論理積生成手段11
10と、論理積生成手段1090出力のR成分と論理積生成手
段1100出力のB成分との論理積生成手段1110出力のB成
分のそれぞれぞれの出力を累積加算する累積データ加算
手段1120と、累積データ加算手段1120出力のR、G、
B、それぞれの累積加算結果(ΣR、ΣG、ΣB)から
ホワイトバランスを補正するためのホワイトバランス補
正ゲイン(WGAINR、WGAING、WGAIN
B)を以下に示す式(2)〜(4)のように生成するホワイ
トバランス生成手段1130と、 WGAINR=ΣG/ΣR--------------------(2) WGAING=ΣG/ΣG=1(基準)--------(3) WGAINB=ΣG/ΣB--------------------(4) ホワイトバランスゲイン生成手段1130で生成したホワイ
トバランス補正ゲイン(WGAINR、WGAING、
WGAINB)をRGB分離手段1040出力のRGB毎の
映像信号に対して、それぞれ乗算することによりホワイ
トバランスを調整するホワイトバランス制御手段1140
と、ホワイトバランスが調整されたホワイトバランス制
御手段1140出力を基に、ガンマ補正、輪郭補正等の信号
処理を行うカメラプロセス1150によって構成される。
【0057】図2(A)のように画面の一部に極端に明
るい画像や極端に暗い画像が混在するような被写体の場
合、撮像素子1010の出力は図2(B)のように明るい部
分の出力は飽和していたり、暗い部分はS/Nが悪い映
像になりやすい傾向がある。
【0058】そこで、RGB分離手段1040によってRG
Bに分離された映像信号に対して飽和検出手段1070では
予め、図2(B)に示すような撮像素子1010の飽和光量
近傍のような、撮像素子出力の信号レベルの上限となる
しきい値を設定しておき、これを超えるような信号レベ
ルの映像信号については、R、G、Bのいづれかが飽和
しても“L”となるような飽和を示すフラグ信号を生成
し、論理積生成手段1080に出力する。
【0059】一方の信号レベルしきい値設定手段1060で
は、RGB分離手段1040出力から輝度信号生成手段1050
で生成した輝度信号を基に、低輝度域のノイズ成分の影
響によりS/Nが劣化している領域を示す良好な映像信
号の下限となるような信号レベルしきい値を設定してお
き、輝度信号の信号レベルがこの信号レベルを下回るよ
うな場合に“L”となるように輝度信号の下限を示すフ
ラグ信号を生成し、論理積生成手段1080に出力する。
【0060】したがって、論理積生成手段1080出力が
“H”であれば、RGB分離手段1040出力が飽和してお
らず、かつS/Nの良好な映像信号と見なすことがで
き、“L”である場合は、RGB分離手段1040出力は飽
和している映像信号か、S/Nの悪い低輝度の映像信号
であると見なすことができる。
【0061】そこで“L”のときはRGB分離手段1040
出力を“0”にマスクし、“H”であればRGB分離手
段1040出力を累積加算するように論理積生成手段1090〜
論理積生成手段1110で制御することにより、累積データ
加算手段1120では、S/Nが良好な撮像素子1010出力が
飽和していない映像信号を基に累積加算データ(ΣR、
ΣG、ΣB)を生成することができるため、RGBの比
率が適切に保持された精度の良い累積加算データとする
ことができる。
【0062】よって、この累積データ加算手段1120で生
成した精度の良い累積加算データ(ΣR、ΣG、ΣB)
を基にホワイトバランスゲイン制御手段1130でホワイト
バランス補正ゲインを上記式(2)〜(4)のように生成す
れば、適切なホワイトバランス補正ゲイン(WGAIN
R、WGAING、WGAINB)を生成することがで
きる。
【0063】したがって、ホワイトバランス制御手段11
40では、RGB分離手段1040出力のRGB毎の映像信号
に対して、ホワイトバランス補正ゲイン(WGAIN
R、WGAING、WGAINB)をそれぞれ乗算する
ことにより、ホワイトバランス制御手段1140出力はホワ
イトバランスが精度良く適切に調整された良好な映像信
号とすることができる。
【0064】よって、被写体が飽和していたり暗い場合
でも、撮像素子1010の飽和やノイズの影響を軽減した上
で精度の高い画面平均値を生成することができる。
【0065】したがって、カメラプロセス1150でガンマ
補正、輪郭補正などの各種信号処理を施しても良好な映
像信号を生成することができる。
【0066】よって、画面分割数を細分化しなくても精
度の良い画面平均値を算出することができるため、回路
規模の増大を防ぐことができる。
【0067】なお、ここでは画面を分割しない場合の構
成を示したが、画面の分割数を増やし細分化しても良
い。
【0068】また、3板方式のカメラでもRGB各色毎
に同様に累積データ加算処理を行えば、良好なホワイト
バランス制御をすることができる。
【0069】(第2の実施の形態)図3は、本発明の第
2の実施の形態における映像信号処理装置の構成を示す
ブロック図であり、図1に示した第1の実施の形態の映
像信号処理装置に加えて、色差白検出手段1160を設けた
ものであり、この場合のホワイトバランスゲイン生成手
段1130は色差白検出手段1160によって制御される。その
他同じ構成で同じ名称で同じ番号の構成手段は同等の機
能を有するものとする。
【0070】たとえば、図4(A)のような青い空の一
部が白い雲のような被写体の場合、累積データ加算手段
1120出力はR成分、G成分に比べてB成分が大きいもの
となる。次に、色差白検出手段1160では、予め白と見な
す、図4(B)に示すような領域を|R−Y|、|B−
Y|として設定しておき、累積データ加算手段1120出力
よりR−Y、B−Yを生成し、これを予め設定した|R
−Y|、|B−Y|と比較し、この領域内まで累積デー
タ加算手段1120出力のRGBが収束している場合には、
ホワイトバランスゲイン生成手段1130出力を保持するよ
うに制御する。
【0071】たとえば、一般的なホワイトバランス制御
では図4(B)のAのように被写体のホワイトバランス
がずれている場合、R成分のゲインを大きく、B成分の
ゲインを小さくしようと制御し、最終的にホワイトバラ
ンスがA”になるように制御するため、図4(A)のよ
うな被写体では白い雲のような部分は白が赤っぽくな
り、青い空の部分も色が退色するような傾向があるが、
白色差検出手段1160でホワイトバランスゲイン生成手段
1130出力を制御し、|W(R−Y)|、|W(B−Y)|で設定
した領域以内にホワイトバランスが収束した時点でホワ
イトバランスゲイン生成手段1130出力を保持する。つま
り、ホワイトバランスが図4(B)のA’に示すような
状態でホワイトバランスゲイン生成手段1130出力を保持
する。
【0072】これによって、ホワイトバランス制御手段
1140でホワイトバランスを制御する範囲を制限すること
になるため、図4(A)のような青い空のような被写体
であっても青がしだいに退色していくことを軽減するこ
とができ、白い雲についても白が赤っぽくなることも軽
減できる。
【0073】このように図4(A)のような被写体であ
っても、ホワイトバランスゲイン生成手段1130で生成す
るホワイトバランス補正ゲイン(WGAINR、WGA
ING、WGAINB)を不必要にホワイトバランス制
御手段1140で乗算しなくて良いため、色の退色を抑制す
ることができる。
【0074】したがって、カメラプロセス1150でガンマ
補正、輪郭補正などの各種信号処理を施しても良好な映
像信号を生成することができる。また、被写体のホワイ
トバランスが図4(B)のAがA”になるようにホワイ
トバランス制御するよりもA’でホワイトバランス制御
を保持するため、ホワイトバランスが安定して収束する
までに要する時間を短縮することができる。
【0075】また、画面分割数を細分化しなくても精度
の良い画面平均値を算出することができるため、回路規
模の増大を防ぐことができる。
【0076】なお、3板方式のカメラでもRGB各色毎
に同様に色差白検出手段1160によるホワイトバランス制
御を行えば良好なホワイトバランス制御をすることがで
き、色の退色を軽減でき、さらにホワイトバランスの収
束時間を短縮することができる。
【0077】(第3の実施の形態)図5は、本発明の第
3の実施の形態における映像信号処理装置の構成を示す
ブロック図であり、図1に示した第1の実施の形態の映
像信号処理装置に対して色比率白検出手段1170を設けた
ものであり、この場合のホワイトバランスゲイン生成手
段1130は色比率白出手段1170によって制御される。その
他同じ構成で同じ名称で同じ番号の構成手段は同等の機
能を有するものとする。
【0078】この場合、色比率白検出手段1170では、累
積データ加算手段1120出力に対して、予め白とみなす領
域(WRmin、WBmin、WRmax、WBmax)を設定して
おき、累積データ加算手段1120で生成した累積データ加
算結果(ΣR、ΣG、ΣB)を基にΣG/ΣB、ΣG/Σ
Rを生成し、この結果と予め設定した白とみなす領域
(WRmin、WBmin、WRmax、WBmax)を比較し、以
下の条件式(5)、(6)にホワイトバランスが WRmin≦ΣG/ΣR≦WRmax------(5) WBmin≦ΣG/ΣB≦WBmax------(6) 収束したら、ホワイトバランスゲイン生成手段1130出力
を保持するように制御する。つまり、ホワイトバランス
が完全に収束している場合は、以下の式(7)、(8)のよ
うになるべきであるが、 ΣG/ΣR=1.0----------------(7) ΣG/ΣB=1.0----------------(8) 完全に式(7)、(8)のようにホワイトバランスが収束す
るには時間がかかるため、上記条件式(5)、(6)より色
比率白検出手段1170で設定する白とみなす領域を例えば
(WRmin=0.9、WBmin=0.9、WRmax=1.
1、WBmax=1.1)とすれば、白とみなす領域を以
下の式(9)、(10)のように上記式(7)、(8)に比べて広
げることができる。 0.9≦ΣG/ΣR≦1.1-------(9) 0.9≦ΣG/ΣB≦1.1-------(10)
【0079】よって、ΣG/ΣR、ΣG/ΣBが上記式
(9)、(10)の領域に存在することを示すフラグを色比率
白検出手段1170で生成し、ホワイトバランスゲイン生成
手段1130を制御する。
【0080】したがって、上記式(9)、(10)の領域にΣ
G/ΣB、ΣG/ΣRが存在すれば、ホワイトバランスゲ
イン生成手段1130出力で生成するホワイトバランス補正
ゲイン(WGAINR、WGAING、WGAINB)
を保持すれば良い。
【0081】よって、ホワイトバランスゲイン生成手段
1130で生成するホワイトバランス補正ゲイン(WGAI
NR、WGAING、WGAINB)をRGB分離手段
1040出力の映像信号に上記式(7)、(8)になるようにホ
ワイトバランス制御手段1140で不必要に乗算しなくて良
いため、色の退色を抑制することができ、ホワイトバラ
ンスが安定するまでの収束時間を短縮できる。
【0082】また、画面分割数を細分化しなくても精度
の良い画面平均値を算出することができるため、回路規
模の増大を防ぐことができる。
【0083】なお、3板方式のカメラでもRGB各色毎
に同様に色比率白検出手段1170によるホワイトバランス
制御を行えば良好なホワイトバランス制御をすることが
でき、色の退色を軽減でき、さらにホワイトバランスの
収束時間を短縮することができる。
【0084】(第4の実施の形態)図6は、本発明の第
4の実施の形態における映像信号処理装置の構成を示す
ブロック図であり、図1に示した第1の実施の形態の映
像信号処理装置に色温度推定手段1180を設けたものであ
り、この場合のホワイトバランスゲイン生成手段1130は
色温度推定手段1180によって制御される。その他同じ構
成で同じ名称で同じ番号の構成手段は同等の機能を有す
るものとする。
【0085】色温度推定手段手段1180は、予め、白色蛍
光灯、昼光色蛍光灯、電球、夕日等の色温度データとホ
ワイトバランス補正ゲイン(WCGAINR、WCGA
ING、WCGAINB)を記憶しておき、累積データ
加算手段1120出力(ΣR、ΣG、ΣB)を基に生成した
(ΣG/ΣR、ΣG/ΣB)を比較し、現在の被写体の色
温度を推定し判定する。
【0086】これによって、現在の被写体が予め、色温
度推定手段1180で記憶していた色温度である夕日である
と判定した場合には、夕日に適した夕日用のホワイトバ
ランス補正ゲイン(WCGAINR、WCGAING、
WCGAINB)をRGB分離手段1040出力の映像信号
に乗算するようにフラグ信号を制御するとともに、ホワ
イトバランス補正ゲイン(WCGAINR、WCGAI
NG、WCGAINB)についても、ホワイトバランス
ゲイン生成手段1130に出力する。
【0087】たとえば、色温度推定手段1180が予め記憶
しているホワイトバランスゲイン生成手段1130では、ホ
ワイトバランス補正ゲイン(WCGAINR、WCGA
ING、WCGAINB)である場合には、フラグ信号
を“H”にし、このフラグ信号を基に、ホワイトバラン
スゲイン生成手段1130出力はホワイトバランス補正ゲイ
ンとして、予め記憶しているホワイトバランス補正ゲイ
ン(WCGAINR、WCGAING、WCGAIN
B)をホワイトバランス制御手段1140に出力する。
【0088】よって、色温度推定手段手段1180で色温度
を推定判定し、その色温度に基き適切なホワイトバラン
ス補正ゲイン(WCGAINR、WCGAING、WC
GAINB)をホワイトバランス制御手段1140に出力で
き、ホワイトバランス制御手段1140でホワイトバランス
補正ゲイン(WGAINR、WGAING、WGAIN
B)をRGB分離手段1040出力の映像信号に不必要に乗
算しなくて良いため、ホワイトバランスが安定して収束
するまでの収束時間を短縮でき、色の退色を低減するこ
とがきる。
【0089】また、画面分割数を細分化しなくても精度
の良い画面平均値を算出することができるため、回路規
模の増大を防ぐことができる。
【0090】なお、3板方式のカメラでも色温度推定手
段1180によるホワイトバランス制御を行えば良好なホワ
イトバランス制御をすることができ、色の退色を軽減で
き、さらにホワイトバランスの収束時間を短縮すること
ができる。
【0091】(第5の実施の形態)図7は、本発明の第
5の実施の形態における映像信号処理装置の構成を示す
ブロック図であり、図1に示した第1の実施の形態の映
像信号処理装置に信号レベル検出手段1190を設けたもの
であり、この場合のホワイトバランスゲイン生成手段11
30は信号レベル検出手段1190によって制御される。その
他同じ構成で同じ名称で同じ番号の構成手段は同等の機
能を有するものとする。
【0092】信号レベル検出手段1190には、輝度信号に
対して1画面分の平均値を生成し、さらにホワイトバラ
ンスゲイン生成手段1130で生成するホワイトバランス補
正ゲイン(WGAINR、WGAING、WGAIN
B)を保持する基準となる上限、下限となるしきい値を
設定し、輝度信号の1画面分の平均値の信号レベルが、
しきい値以内であるか否かを示すフラグ信号を生成す
る。たとえば、この平均値が上限を超えるか、下限を下
回る場合には“H”となり、それ以外は“L”となるよ
うなフラグ信号を生成し、このフラグ信号をホワイトバ
ランスゲイン生成手段1130に出力する。
【0093】この場合、ホワイトバランスゲイン生成手
段1130では1フィールド前のホワイトバランスゲイン生
成手段1130出力を保持しておき、このフラグ信号に応じ
てフラグ信号が“H”であれば1フィールド前のホワイ
トバランスゲイン生成手段1130出力をホワイトバランス
ゲイン制御手段1140に出力し、フラグ信号が“L”であ
れば、現在のホワイトバランスゲイン生成手段1130出力
をホワイトバランスゲイン制御手段1140に出力する。
【0094】よって、映像信号の信号レベルの変化に追
従してホワイトバランス制御が行えるため、急に画面が
明るくなったり、暗くなったりしても、その直前のホワ
イトバランスゲイン生成手段1130出力を保持しているた
め、画面上のホワイトバランスを安定させることができ
る。
【0095】さらに、撮像素子1010にとって適度な光量
のときにホワイトバランスを取るため、信頼性の高いホ
ワイトバランス補正ゲイン(WGAINR、WGAIN
G、WGAINB)とすることができ、被写体が暗い場
合には、被写体が適度な光量時のホワイトバランス補正
ゲイン(WGAINR、WGAING、WGAINB)
を保持しているため、ホワイトバランスが発散してしま
うことがない。
【0096】また、画面分割数を細分化しなくても精度
の良い画面平均値を算出することができるため、回路規
模の増大を防ぐことができる。
【0097】なお、3板方式のカメラでもRGB各色毎
に同様にと信号レベル検出手段1190によるホワイトバラ
ンス制御を行えば輝度レベルに追従した良好なホワイト
バランス制御をすることができる。
【0098】また、ここではフィールド単位での処理を
示したが、フレーム単位の処理としても良い。
【0099】(第6の実施の形態)図8は、本発明の第
6の実施の形態における映像信号処理装置の構成を示す
ブロック図であり、図1に示した第1の実施の形態の映
像信号処理装置に電源判定手段1200を設けたものであ
り、この場合のホワイトバランスゲイン生成手段1130は
電源判定手段1200によって制御され、数フィールド分の
ホワイトバランス補正ゲイン(WGAINR、WGAI
NG、WGAINB)を保持しているものとする。その
他同じ構成で同じ名称で同じ番号の構成手段は同等の機
能を有するものとする。
【0100】この場合、電源判定手段1200では、撮像し
ないような電源がOFFになった場合、電源がOFFに
なっていることを示すフラグ信号をホワイトバランスゲ
イン生成手段1130に出力する。
【0101】ホワイトバランスゲイン生成手段1130で
は、電源OFFを示すフラグ信号が入った場合には、電
源OFF直前のフィールドのホワイトバランスゲイン生
成手段1130出力を保持し、電源がONの場合には、累積
データ加算手段1120を基準としたホワイトバランス補正
ゲイン(WGAINR、WGAING、WGAINB)
をホワイトバランス制御手段1140に出力し、電源がON
を示すフラグ信号が入っている場合には、累積データ加
算手段1120での累積データ加算結果(ΣR,ΣG、Σ
B)生成を待ってからホワイトバランス補正ゲイン(W
GAINR、WGAING、WGAINB)を算出す
る。
【0102】したがって、電源OFF時からONになる
場合には、ホワイトバランスゲイン生成手段1130には電
源OFF直前のホワイトバランス補正ゲイン(WGAI
NR、WGAING、WGAINB)が予め、保持され
ているため、再度累積データ加算手段1120での累積デー
タ加算結果(ΣR,ΣG、ΣB)生成を待ってからホワ
イトバランス補正ゲイン(WGAINR、WGAIN
G、WGAINB)を算出する必要がない。
【0103】したがって、ホワイトバランスが安定して
収束するまでに要する時間を短縮することができ、さら
に電源OFF時とON時で被写体がかわらなければ、電
源ONにした直後から良好な映像信号を得ることができ
る。
【0104】よって、カメラプロセス1150でガンマ補
正、輪郭補正などの各種信号処理を施しても良好な映像
信号を生成することができる。
【0105】また、画面分割数を細分化しなくても精度
の良い画面平均値を算出することができるため、回路規
模の増大を防ぐことができ、3板方式のカメラでもRG
B各色毎に同様に電源判定手段1200を設けることによ
り、良好なホワイトバランス制御をすることができる。
【0106】なお、ここではフィールド単位での処理を
示したが、フレーム単位の処理としても良い。
【0107】(第7の実施の形態)図9は、本発明の第
7の実施の形態における映像信号処理装置の構成を示す
ブロック図であり、図1に示した第1の実施の形態の映
像信号処理装置に、累積データ数カウント手段1210と画
面平均値生成手段1220とレンズ絞り制御手段1230とを設
けたものである。
【0108】この場合、累積データ数カウント手段1210
では、論理積生成手段1080出力を基に、累積データ加算
手段1120で加算対象とした画素の数をカウントし、RG
B毎の加算対象としたデータ数Nを算出する。
【0109】次に画面平均値生成手段1220では、累積デ
ータ加算手段1120出力(ΣR、ΣG、ΣB)とを累積デ
ータ数カウント手段1210出力から画面のRGB毎の平均
値を算出した後、輝度信号としての平均値を算出する。
たとえば、R成分の平均値をRave、G成分の平均値をGa
ve、B成分の平均値をBaveとすると、各平均値を以下の
式(11)〜(13)で求める。 Rave=ΣR/N------------(11) Gave=ΣG/N------------(12) Bave=ΣB/N------------(13) さらに輝度信号の平均値をYaveとすると式(14)で求め
る。 Yave=0.11Bave+0.59Gave+0.30Rave-----(14) この輝度の平均値Yaveを生成し、後段のレンズ絞り制御
手段1230に出力する。
【0110】次に、レンズ絞り制御手段1230では予め、
レンズの絞り量制御の基準となるしきい値を設けてお
き、輝度の平均Yaveがしきい値を超えたらレンズを絞
り、しきい値以下であればレンジの絞りを開くように制
御する。
【0111】したがって、被写体が極端に明るいよう被
写体については、輝度の平均値が上がるためレンズを絞
ることで被写体を見やすくでき、極端に暗い被写体につ
いては輝度の平均値が下がるためレンズの絞りを開くこ
とで被写体を見やすくできる。したがって、被写体の撮
影状況に応じた適切なホワイトバランス制御、レンズ絞
り制御を行うことができる。
【0112】また、映像信号の暗くS/Nの悪い領域を
除いた輝度平均値が求められるため、信頼性の高い露光
量制御ができる。
【0113】よって、後段のカメラプロセス1150でガン
マ補正、輪郭補正などの各種信号処理を施しても良好な
映像信号を生成することができる。
【0114】また、画面分割数を細分化しなくても精度
の良い画面平均値を算出することができるため、回路規
模の増大を防ぐことができる。
【0115】なお、3板方式のカメラでも同様に累積デ
ータ数カウント手段1210と、画面平均値生成手段1220
と、レンズ絞り制御手段1230を設けることにより、良好
なホワイトバランス制御とレンズ絞り制御を行うことが
できる。
【0116】(第8の実施の形態)図10は、本発明の
第8の実施の形態における映像信号処理装置の構成を示
すブロック図であり、図1に示した第1の実施の形態の
映像信号処理装置に、平均値変化量検出手段1240を設け
たものであり、この場合のホワイトバランスゲイン生成
手段1130は平均値変化量検出手段1240によって制御さ
れ、数フィールド分のホワイトバランス補正ゲイン(W
GAINR、WGAING、WGAINB)を保持して
いるものとする。その他、同じ構成で同じ名称で同じ番
号の構成手段は同等の機能を有するものとする。
【0117】この場合、平均値変化量検出手段1240で
は、予めホワイトバランスゲイン生成段1130で生成する
ホワイトバランス補正ゲイン(WGAINR、WGAI
NG、WGAINB)を保持するための基準とする輝度
変化量(Ylevel)を設定しておき、さらに画面平均値生
成手段1220で生成する輝度平均値についても数フィール
ド分の輝度平均値を保持し、数フィールド間隔でフィー
ルド毎に輝度平均値の差を検出する。
【0118】例えば、5フィールド間隔であれば、フィ
ールド(N)の輝度平均値Yave(N)とフィールド(N+5)
の輝度平均値Yave(N+5)などの輝度の平均値の差分Y(th)
を以下の式(15)のように求め、 |Yave(N+5)-Yave(N)|=|Y(th)|--------(15) この差分Y(th)が輝度変化量(Ylevel)より大きいか否
かを示すフラグ信号を生成しホワイトバランスゲイン生
成手段1130に出力する。
【0119】ホワイトバランス生成手段1130出力では、
この平均値変化量検出手段1240からのフラグ信号に基
き、Y(th)が輝度変化量(Ylevel)より大きい場合に
は、差分Y(th)が輝度変化量(Ylevel)を超える直前の
ホワイトバランス補正ゲイン(WGAINR、WGAI
NG、WGAINB)を出力するよう制御する。
【0120】したがって、急に画面の明るさが変化する
ような場合であっても、ホワイトバランスが急激に変動
することを低減でき、映像信号の暗くS/Nの悪い領域
や撮像素子の飽和の影響を除いた輝度平均値が求められ
るため、この輝度平均値を基にレンズ絞り制御手段1230
では信頼性の高い露光量制御もできる。
【0121】よって、後段のカメラプロセス1150でガン
マ補正、輪郭補正などの各種信号処理を施しても良好な
映像信号を生成することができる。
【0122】また、画面分割数を細分化しなくても精度
の良い画面平均値を算出することができるため、回路規
模の増大を防ぐことができ、3板方式のカメラでも平均
値変化量生成手段1240と累積データ数カウント手段1210
と画面平均値生成手段1220とレンズ絞り手段1230とを設
けることにより、良好なホワイトバランス制御とレンズ
絞り制御を行うことができる。
【0123】なお、ここではフィールド単位での処理を
示したが、フレーム単位の処理としても良い。
【0124】(第9の実施の形態)図11は、本発明の
第9の実施の形態における映像信号処理装置の構成を示
すブロック図であり、図1に示した第1の実施の形態の
映像信号処理装置に、AGCゲイン変化量検出手段1250
を設けたものであり、この場合のホワイトバランスゲイ
ン生成手段1130はAGCゲイン量検出手段1250によって
制御され、数フィールド分のホワイトバランス補正ゲイ
ン(WGAINR、WGAING、WGAINB)を保
持しているものとする。その他、同じ構成で同じ名称で
同じ番号の構成手段は同等の機能を有するものとする。
【0125】この場合、AGCゲイン量検出手段1250で
は、予めホワイトバランスゲイン生成手段1130を保持す
るための基準となるしきい値を設定して置き、さらに前
処理手段1020でのAGCゲインの変化量を検出し、その
検出結果と予め設定したホワイトバランスゲイン生成手
段1130を保持するための基準となるしきい値とAGCの
変化量を比較し、AGCの変化量が大きい場合には、ホ
ワイトバランスゲイン生成手段1130出力のホワイトバラ
ンスゲインはAGCゲインの変化量がしきい値を超える
1フィールド前の値で保持し、ホワイトバランス制御手
段1140に出力する。
【0126】これによって、AGCゲインの変化量が大
きい場合、つまり被写体の明るい状態から急に暗くなっ
たり、その逆に暗い状態から急に明るくなったりするよ
うな場合であっても、ホワイトバランスを明るさの急激
な変化に関係なく安定して保つことができる。
【0127】よって、後段のカメラプロセス1150でガン
マ補正、輪郭補正などの各種信号処理を施しても良好な
映像信号を生成することができる。
【0128】また、画面分割数を細分化しなくても精度
の良い画面平均値を算出することができるため、回路規
模の増大を防ぐことができる。
【0129】なお、3板方式のカメラでもRGB各色毎
に同様に、AGCゲイン変化量検出手段1250を設けれ
ば、被写体の明るさが急激に変化しても適切にホワイト
バランスを保持することができる。
【0130】(第10の実施の形態)図12は、本発明
の第10の実施の形態における映像信号処理装置の構成
を示すブロック図であり、図1に示した第1の実施の形
態の映像信号処理装置に、色差信号生成手段1260と白領
域検出手段1270とを設けたものである。
【0131】この場合、論理積生成手段1080では白領域
検出手段1270出力と飽和検出手段1070出力と信号レベル
しきい値設定手段1060出力との論理積を生成し、色差信
号検出手段1260では、RGB分離手段1040出力を基にR
−Y、B−Yの色差信号を生成するものとする。その
他、同じ構成で同じ名称で同じ番号の構成手段は同等の
機能を有するものとする。
【0132】白領域検出手段1270では、図13(A)の
ような赤い夕日の一部が白い雲のような被写体の場合、
累積データ加算手段1120出力はB成分、G成分に比べて
R成分が大きいものとなるため、図13(B)に示すよ
うに色差信号検出手段1260出力のR−Y成分、B−Y成
分に対して白とみなす領域|Wa(R−Y)|、|Wa
(B−Y)|を設定し、この領域に色差信号検出手段12
60で生成したR−Y、B−Y成分が存在する場合には被
写体を白とみなし、これを示すフラグ信号を生成する。
【0133】この白領域検出手段1270出力の白とみなす
フラグ信号と飽和検出手段1070出力と信号レベルしきい
値設定手段1060出力の論理積を論理積生成手段1080で生
成すれば、論理積生成手段1080出力は、白とみなせる領
域の映像信号であり、かつ映像信号は飽和しておらず、
低輝度域のS/Nの劣化した映像信号を除いた映像信号
とみなすことができる。
【0134】例えば、論理積生成手段1080出力が“H”
であれば、RGB分離手段1040出力の映像信号は白とみ
なせる領域の映像信号であり、かつ飽和しておらず、さ
らにS/Nの良好な映像信号と見なすことができ、
“L”である場合は、RGB分離手段1040出力の映像信
号は白でない領域の映像信号、あるいは飽和している
か、S/Nの劣化した低輝度域の映像信号と見なすこと
ができる。
【0135】そこで論理積生成手段1080出力が“L”の
ときはRGB分離手段1040出力を“0”にマスクし、
“H”であればRGB分離手段1040出力を累積加算する
ように論理積生成手段1090〜論理積生成手段1110で制御
することにより、累積データ加算手段1120では、白とみ
なせる領域にあるS/Nが良好な撮像素子1010出力の飽
和していない映像信号を基に累積加算データ(ΣR、Σ
G、ΣB)を生成することができるため、RGBの比率
が適切に保持された精度の良い累積加算データとするこ
とができる。
【0136】よって、白とみなせる領域に特化した映像
信号を基に累積データ加算手段1120で生成した精度の良
い累積加算データ(ΣR、ΣG、ΣB)を基準にホワイ
トバランスゲイン制御手段1130でホワイトバランス補正
ゲインを前記式(2)〜(4)のように生成すれば、適切な
ホワイトバランス補正ゲイン(WGAINR、WGAI
NG、WGAINB)を生成することができる。
【0137】よって、ホワイトバランスゲイン生成手段
1130で生成するホワイトバランス補正ゲイン(WGAI
NR、WGAING、WGAINB)を不必要にホワイ
トバランス制御手段1120でRGB分離手段1040出力の映
像信号に乗算しなくて良いため、色の退色を抑制するこ
とができる。
【0138】したがって、ホワイトバランス制御手段11
40では、白領域設定手段1270で設定した領域を基準にR
GB分離手段1040出力のRGB毎の映像信号に対して、
ホワイトバランス補正ゲイン(WGAINR、WGAI
NG、WGAINB)をそれぞれRGB毎に乗算するた
め、ホワイトバランス制御手段1140出力はホワイトバラ
ンスが精度良く適切に調整された良好な映像信号とする
ことができる。
【0139】よって、被写体が図13(A)のように赤
い夕日の中に白い雲が一部存在するような場合であって
も、図13(B)に示すように白い雲のBはB’でホワ
イトバランスは安定し、赤い夕日を示すCは、B’に収
束することがないため退色を改善できる。
【0140】したがって、後段のカメラプロセス1150で
ガンマ補正、輪郭補正などの各種信号処理を施しても良
好な映像信号を生成することができる。
【0141】また、画面分割数を細分化しなくても精度
の良い画面平均値を算出することができるため、回路規
模の増大を防ぐことができる。
【0142】なお、ここでは画面を分割しない場合の構
成を示したが、画面の分割数を増やし細分化しても良
い。
【0143】また、3板方式のカメラでも同様に色差信
号生成手段1260と白領域検出手段1270と飽和検出手段10
70と信号レベルしきい値設定手段1060とを用いて累積デ
ータ加算処理を行いホワイトバランス生成を行えば、良
好なホワイトバランス制御をすることができる。
【0144】(第11の実施の形態)図14は、本発明
の第11の実施の形態における映像信号処理装置の構成
を示すブロック図であり、図10に示した第1の実施の
形態の映像信号処理装置に、白領域検出手段1270と色比
率信号生成手段1280を設けたものである。
【0145】この場合、論理積生成手段1080では白領域
検出手段1270出力と飽和検出手段1070出力と信号レベル
しきい値設定手段1060出力との論理積を生成し、色比率
信号検出手段1280では、RGB分離手段1040出力を基に
G/R、G/Bを生成し、白領域検出手段1270では予め被
写体を白とみなす領域(WaBmin,WaRmin,WaBma
x、WaRmax)を設定しておき、この被写体を白とみな
す領域と色比率信号検出手段1280出力のG/R、G/Bを
以下の条件式(16)、(17)と比較し、この条件を満たす場
合には被写体を白とみなし、フラグ信号を生成する。そ
の他、同じ構成で同じ名称で同じ番号の構成手段は同等
の機能を有するものとする。 WaRmin≦G/R≦WaRmax--------(16) WaBmin≦G/B≦WaBmax--------(17)
【0146】したがって、この白領域検出手段1270出力
の白とみなすフラグ信号と飽和検出手段1070出力と信号
レベルしきい値設定手段1060出力の論理積を論理積生成
手段1080で生成すれば、論理積生成手段1080出力は、白
とみなせる領域の映像信号であり、かつ映像信号は飽和
しておらず、低輝度域のS/Nの劣化した映像信号を除
いた映像信号とみなすことができる。
【0147】例えば、論理積生成手段1080出力が“H”
であれば、RGB分離手段1040出力の映像信号は白とみ
なせる領域の映像信号であり、かつ飽和しておらず、S
/Nの良好な映像信号と見なすことができ、“L”であ
る場合は、RGB分離手段1040出力の映像信号は白でな
い領域の映像信号、あるいは飽和しているか、S/Nの
劣化した低輝度域の映像信号であると見なすことができ
る。
【0148】そこで論理積生成手段1080出力が“L”の
ときはRGB分離手段1040出力を“0”にマスクし、
“H”であればRGB分離手段1040出力を累積加算する
ように論理積生成手段1090〜1110で制御することによ
り、累積データ加算手段1120では、白とみなせる領域に
あるS/Nが良好な撮像素子1010出力が飽和していない
映像信号を基に累積加算データ(ΣR、ΣG、ΣB)を
生成することができるため、RGBの比率が適切に保持
された精度の良い累積加算データとすることができる。
【0149】よって、白とみなせる領域に特化した映像
信号を基に累積データ加算手段1120で生成した精度の良
い累積加算データ(ΣR、ΣG、ΣB)を基準にホワイ
トバランスゲイン制御手段1130でホワイトバランス補正
ゲインを前記式(2)〜(4)のように生成すれば、適切な
ホワイトバランス補正ゲイン(WGAINR、WGAI
NG、WGAINB)を生成することができる。
【0150】よって、ホワイトバランスゲイン生成手段
1130で生成するホワイトバランス補正ゲイン(WGAI
NR、WGAING、WGAINB)を不必要にホワイ
トバランス制御手段1120で乗算しなくて良いため、色の
退色を抑制することができる。
【0151】したがって、ホワイトバランス制御手段11
40では、白領域設定手段1270で設定した領域を基準にR
GB分離手段1040出力のRGB毎の映像信号に対して、
ホワイトバランス補正ゲイン(WGAINR、WGAI
NG、WGAINB)をそれぞれRGB毎に乗算するた
め、ホワイトバランス制御手段1140出力はホワイトバラ
ンスが精度良く適切に調整された良好な映像信号とする
ことができる。
【0152】よって、被写体が図13(A)のように赤
い夕日の中に白い雲が一部存在するような場合であって
も、図13(B)に示すように白い雲のBはB’でホワ
イトバランスは安定し、赤い夕日を示すCは、B’に収
束することがないため退色を改善できる。
【0153】したがって、後段のカメラプロセス1150で
ガンマ補正、輪郭補正などの各種信号処理を施しても良
好な映像信号を生成することができる。
【0154】また、画面分割数を細分化しなくても精度
の良い画面平均値を算出することができるため、回路規
模の増大を防ぐことができる。
【0155】なお、ここでは画面を分割しない場合の構
成を示したが、画面の分割数を増やし細分化しても良
い。
【0156】また、3板方式のカメラでも同様に、色比
率信号検出手段1280と白領域検出手段1270と飽和検出手
段1070と信号レベルしきい値設定手段1060とを用いて累
積データ加算処理を行いホワイトバランス生成を行え
ば、良好なホワイトバランス制御をすることができる。
【0157】(第12の実施の形態)図15は、本発明
の第12の実施の形態における映像信号処理装置を示す
ブロック図であり、図9に示した第9の実施の形態の映
像信号処理装置に、AGCゲイン変化量検出手段1250を
設けたものであり、この場合のホワイトバランスゲイン
生成手段1130はAGCゲイン量検出手段1250によって制
御され、数フィールド分のホワイトバランス補正ゲイン
(WGAINR、WGAING、WGAINB)を保持
しているものとする。その他、同じ構成で同じ名称で同
じ番号の構成手段は同等の機能を有するものとする。
【0158】この場合、累積データ加算手段1120で算出
したRGB毎の累積加算データは、映像信号のノイズ成
分の影響によるS/Nの劣化による影響及び撮像素子の
飽和による影響を低減したものであり、白領域設定手段
1270に設定した白領域を基準としたものであるため、後
段のホワイトバランスゲイン生成手段1130で算出するホ
ワイトバランス補正ゲイン(WGAINR、WGAIN
G、WGAINB)は適切なホワイトバランス補正ゲイ
ン(WGAINR、WGAING、WGAINB)とし
て生成でき、さらに特定の色に偏った被写体であっても
退色が低減でき、良好なホワイトバランス制御ができ
る。
【0159】さらに、AGCゲイン量検出手段1250でA
GC処理におけるゲイン量の変化を基にAGCゲインの
変化量がしきい値を超える1フィールド前の値で保持
し、ホワイトバランス制御手段1140を制御することによ
り、AGCゲインの変化量が大きい場合、つまり被写体
の明るい状態から急に暗くなったり、その逆に暗い状態
から急に明るくなったりするような場合であっても、ホ
ワイトバランスを明るさの急激な変化に関係なく安定し
て保つことができる。
【0160】よって、被写体の色の退色を低減でき、A
GC処理でのAGCゲインの変化量に追従したホワイト
バランス制御ができるため、後段のカメラプロセス1150
でガンマ補正、輪郭補正などの各種信号処理を施しても
良好な映像信号を生成することができる。
【0161】ここでは画面を分割しない場合の構成を示
したが、画面の分割数を増やし細分化しても良い。
【0162】また、3板方式のカメラでも同様に、色差
信号生成手段1260と白領域検出手段1270とAGCゲイン
変化量検出手段1250とを設ければ、被写体の明るさが急
激に変化しても適切にホワイトバランスを保持すること
ができる。
【0163】なお、ホワイトバランスゲイン生成手段11
30が数フレーム分のホワイトバランス補正ゲイン(WG
AINR、WGAING、WGAINB)を保持するよ
うに映像信号処理装置を構成しても良く、色差信号生成
手段1260に代えて色比率信号生成手段1280を用いて白領
域設定手段1270に白とみなす領域を設定しても良い。
【0164】(第13の実施の形態)図16は、本発明
の第13の実施の形態における映像信号処理装置を示す
ブロック図であり、図9に示した第9の実施の形態の映
像信号処理装置に、AGCゲイン変化量検出手段1250と
累積データ数カウント手段1210と画面平均値生成手段12
20とレンズ絞り手段1230を設けたものであり、この場合
のホワイトバランスゲイン生成手段1130はAGCゲイン
量検出手段1250によって制御され、数フィールド分のホ
ワイトバランス補正ゲイン(WGAINR、WGAIN
G、WGAINB)を保持しているものとする。その
他、同じ構成で同じ名称で同じ番号の構成手段は同等の
機能を有するものとする。
【0165】この場合、累積データ加算手段1120で算出
したRGB毎の累積加算データは、映像信号のノイズ成
分の影響によるS/Nの劣化による影響及び撮像素子の
飽和による影響を低減したものであり、白領域設定手段
1270に設定した白領域を基準としたものであるため、後
段のホワイトバランスゲイン生成手段1130で算出するホ
ワイトバランス補正ゲイン(WGAINR、WGAIN
G、WGAINB)は適切なホワイトバランス補正ゲイ
ン(WGAINR、WGAING、WGAINB)とし
て生成でき、さらに特定の色に偏った被写体であっても
退色が低減でき、良好なホワイトバランス制御ができ
る。
【0166】また、画面平均値生成手段1220では映像信
号が暗くS/Nの悪い領域や撮像素子の飽和の影響を除
いた輝度平均値が求められるため、この輝度平均値を基
にレンズ絞り制御手段1230は信頼性の高い露光量制御が
でき、さらに、AGCゲイン量検出手段1250でAGC処
理におけるゲイン量の変化を基にAGCゲインの変化量
がしきい値を超える1フィールド前の値で保持し、ホワ
イトバランス制御手段1140を制御することにより、AG
Cゲインの変化量が大きい場合、つまり被写体の明るい
状態から急に暗くなったり、その逆に暗い状態から急に
明るくなったりするような場合であっても、ホワイトバ
ランスを明るさの急激な変化に関係なく安定して保つこ
とができる。
【0167】よって、被写体の色の退色を低減でき、A
GC処理でのAGCゲインの変化量に追従したホワイト
バランス制御ができ、さらに適切な露出制御が行えるた
め、後段のカメラプロセス1150でガンマ補正、輪郭補正
などの各種信号処理を施しても良好な映像信号を生成す
ることができる。
【0168】ここでは画面を分割しない場合の構成を示
したが、画面の分割数を増やし細分化しても良い。
【0169】なお、3板方式のカメラでも同様に、色差
信号生成手段1260と白領域検出手段1270とAGCゲイン
変化量検出手段1250と累積データ数カウント手段1210と
画面平均値生成手段1220とレンズ絞り手段1230を設けれ
ば被写体の明るさが急激に変化しても露出制御もでき、
さらに適切にホワイトバランスを保持することができ
る。
【0170】また、ホワイトバランスゲイン生成手段11
30が数フレーム分のホワイトバランス補正ゲインを保持
するように映像信号処理装置を構成しても良く、色差信
号生成手段1260に代えて色比率信号生成手段1280を用い
て白領域設定手段1270に白とみなす領域を設定しても良
い。
【0171】(第14の実施の形態)図17は、本発明
の第14の実施の形態における映像信号処理装置を示す
ブロック図であり、図9に示した第9の実施の形態の映
像信号処理装置に、AGCゲイン変化量検出手段1250と
累積データ数カウント手段1210と画面平均値生成手段12
20とレンズ絞り手段1230と平均値変化量検出手段1240と
を設けたものであり、この場合のホワイトバランスゲイ
ン生成手段1130はAGCゲイン量検出手段1250と平均値
変化量検出手段1240によって制御され、数フィールド分
のホワイトバランス補正ゲイン(WGAINR、WGA
ING、WGAINB)を保持しているものとする。そ
の他、同じ構成で同じ名称で同じ番号の構成手段は同等
の機能を有するものとする。
【0172】この場合、累積データ加算手段1120で算出
したRGB毎の累積加算データは、映像信号のノイズ成
分の影響によるS/Nの劣化による影響及び撮像素子の
飽和による影響を低減したものであり、白領域設定手段
1270に設定した白領域を基準としたものであるため、後
段のホワイトバランスゲイン生成手段1130で算出するホ
ワイトバランス補正ゲイン(WGAINR、WGAIN
G、WGAINB)は適切なホワイトバランス補正ゲイ
ン(WGAINR、WGAING、WGAINB)とし
て生成でき、さらに特定の色に偏った被写体であっても
退色が低減でき、良好なホワイトバランス制御ができ
る。
【0173】また、画面平均値生成手段1220では映像信
号が暗くS/Nの悪い領域や撮像素子の飽和の影響を除
いた輝度平均値が求められるため、この輝度平均値を基
にレンズ絞り制御手段1230は信頼性の高い露光量制御が
でき、また、平均値変化量検出手段1240では予め、ホワ
イトバランスを保持するための基準となるしきい値を設
定しておき、画面平均値生成手段1220で生成した輝度平
均値を基に、変化量がしきい値を超えた場合には、1フ
ィールド前のホワイトバランスゲイン生成手段1130出力
を保持するように制御する。
【0174】さらに、AGCゲイン量検出手段1250でA
GC処理におけるゲイン量の変化を基にAGCゲインの
変化量がしきい値を超える1フィールド前の値で保持
し、ホワイトバランス制御手段1140を制御することによ
り、AGCゲインの変化量が大きい場合、つまり被写体
の明るい状態から急に暗くなったり、その逆に暗い状態
から急に明るくなったりするような場合であっても、ホ
ワイトバランスを明るさの急激な変化に関係なく安定し
て保つことができる。
【0175】よって、被写体の色の退色を低減でき、A
GC処理でのAGCゲインの変化量、画面の輝度信号の
変化量に追従したホワイトバランス制御ができ、さらに
適切な露出制御が行えるため、後段のカメラプロセス11
50でガンマ補正、輪郭補正などの各種信号処理を施して
も良好な映像信号を生成することができる。
【0176】ここでは画面を分割しない場合の構成を示
したが、画面の分割数を増やし細分化しても良い。
【0177】なお、3板方式のカメラでも同様に、色差
信号生成手段1260と白領域検出手段1270とAGCゲイン
変化量検出手段1250と累積データ数カウント手段1210と
画面平均値生成手段1220とレンズ絞り手段1230と平均輝
度変化量1240とを設ければ被写体の明るさが急激に変化
しても露出制御ができ、さらに適切にホワイトバランス
を保持することができる。
【0178】また、ホワイトバランスゲイン生成手段11
30が数フレーム分のホワイトバランス補正ゲインを保持
するように映像信号処理装置を構成しても良く、色差信
号生成手段1260に代えて色比率信号生成手段1280を用い
て白領域設定手段1270に白とみなす領域を設定しても良
い。
【0179】(第15の実施の形態)図18は、本発明
の第15の実施の形態における映像信号処理装置を示す
ブロック図であり、図9に示した第9の実施の形態の映
像信号処理装置に、AGCゲイン変化量検出手段1250と
累積データ数カウント手段1210と画面平均値生成手段12
20とレンズ絞り手段1230と平均値変化量検出手段1240と
電源判定手段1200とを設けたものであり、この場合のホ
ワイトバランスゲイン生成手段1130は電源判定手段1200
とAGCゲイン量検出手段1250と平均値変化量検出手段
1240によって制御され、数フィールド分のホワイトバラ
ンス補正ゲイン(WGAINR、WGAING、WGA
INB)を保持しているものとする。その他、同じ構成
で同じ名称で同じ番号の構成手段は同等の機能を有する
ものとする。
【0180】この場合、累積データ加算手段1120で算出
したRGB毎の累積加算データは、映像信号のノイズ成
分の影響によるS/Nの劣化による影響及び撮像素子の
飽和による影響を低減したものであり、白領域設定手段
1270に設定した白領域を基準としたものであるため、後
段のホワイトバランスゲイン生成手段1130で算出するホ
ワイトバランス補正ゲイン(WGAINR、WGAIN
G、WGAINB)は適切なホワイトバランス補正ゲイ
ン(WGAINR、WGAING、WGAINB)とし
て生成でき、さらに特定の色に偏った被写体であっても
退色が低減でき、良好なホワイトバランス制御ができ
る。
【0181】また、電源OFF時からONになる場合に
は、ホワイトバランスゲイン生成手段1130には電源OF
F直前のホワイトバランス補正ゲイン(WGAINR、
WGAING、WGAINB)が予め、保持されている
ため、再度累積データ加算手段1120での累積データ加算
結果(ΣR、ΣG、ΣB)生成を待ってからホワイトバ
ランス補正ゲイン(WGAINR、WGAING、WG
AINB)を算出する必要がないため、ホワイトトバラ
ンスの安定に要する時間を短縮することができ、さらに
電源OFF時とON時で被写体が変わらなければ、電源
ONにした直後から良好な映像信号を得ることができ
る。
【0182】また、画面平均値生成手段1220では映像信
号が暗くS/Nの悪い領域や撮像素子の飽和の影響を除
いた輝度平均値が求められるため、この輝度平均値を基
にレンズ絞り制御手段1230は信頼性の高い露光量制御が
でき、また、平均値変化量検出手段1240では予め、ホワ
イトバランスを保持するための基準となるしきい値を設
定しておき、画面平均値生成手段1220で生成した輝度平
均値を基に、変化量がしきい値を超えた場合には、1フ
ィールド前のホワイトバランスゲイン生成手段1130出力
を保持するように制御する。
【0183】さらに、AGCゲイン量検出手段1250でA
GC処理におけるゲイン量の変化を基にAGCゲインの
変化量がしきい値を超える1フィールド前の値で保持
し、ホワイトバランス制御手段1140を制御することによ
り、AGCゲインの変化量が大きい場合、つまり被写体
の明るい状態から急に暗くなったり、その逆に暗い状態
から急に明るくなったりするような場合であっても、ホ
ワイトバランスを明るさの急激な変化に関係なく安定し
て保つことができる。
【0184】よって、被写体の色の退色を低減でき、A
GC処理でのAGCゲインの変化量、画面の輝度信号の
変化量に追従したホワイトバランス制御ができ、さらに
電源OFF時とON時で被写体が変わらなければ、電源
ONにした直後から良好な映像信号を得ることができ、
適切な露出制御が行えるため、後段のカメラプロセス11
50でガンマ補正、輪郭補正などの各種信号処理を施して
も良好な映像信号を生成することができる。
【0185】ここでは画面を分割しない場合の構成を示
したが、画面の分割数を増やし細分化しても良い。
【0186】なお、3板方式のカメラでも同様に、色差
信号生成手段1260と白領域検出手段1270とAGCゲイン
変化量検出手段1250と累積データ数カウント手段1210と
画面平均値生成手段1220とレンズ絞り手段1230と平均輝
度変化量1240と電源判定手段1200とを設ければ、明るさ
が急激に変化しても適切な露出制御ができ、さらに適切
にホワイトバランスを保持することができる。
【0187】また、ホワイトバランスゲイン生成手段11
30が数フレーム分のホワイトバランス補正ゲインを保持
するように映像信号処理装置を構成しても良く、色差信
号生成手段1260に代えて色比率信号生成手段1280を用い
て白領域設定手段1270に白とみなす領域を設定しても良
い。
【0188】(第16の実施の形態)図19は、本発明
の第16の実施の形態における映像信号処理装置の構成
を示すブロック図であり、図1に示した第1の実施の形
態の映像信号処理装置に、画像処理装置1290を設けたも
のである。その他、同じ構成で同じ名称で同じ番号の構
成手段は同等の機能を有するものとする。
【0189】この場合、カメラプロセス1150出力は前記
第1の実施の形態で示したようにホワイトバランス制御
が良好に行われた映像信号とすることができる。したが
って画像処理装置1290では色の退色を抑えつつ、ホワイ
トバランスが良好に調整された映像信号を基に、被写体
の色彩認識など精度の良い画像処理が行える。
【0190】なお同様に、第2の実施の形態〜第15の
実施の形態で示した映像信号処理装置に対して画像処理
装置1290を設けることによっても色の退色を抑えつつ、
ホワイトバランスが適切に調整された、映像信号を基に
被写体の色彩認識など精度の良い画像処理が行える。
【0191】また、3板方式のカメラでも同様に、画像
処理装置1290を各々設けるように構成すればホワイトバ
ランスが適切に調整された、映像信号を基に色の被写体
の色彩認識など精度の良い画像処理が行える。
【0192】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、撮
像素子の飽和やS/Nの劣化によらずに精度良くホワイ
トバランスゲイン制御が行え、ホワイトバランスが安定
して収束するまでに要する時間を短縮でき、さらに被写
体の明るさが急激に変化するような場合であっても適切
にホワイトバランスを保つことができ、被写体の色の退
色を低減できる。
【0193】よって、ホワイトバランスの良好な映像信
号を得ることができるため、カメラプロセス出力を良好
な映像信号とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る映像信号処理
装置の構成を示すブロック図、
【図2】(A)被写体の一部に極端に明るい部分と暗い
部分が混在している様子を示す図、(B)撮像素子の出
力に対する飽和光量とS/Nの劣化している領域を示す
図、
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る映像信号処理
装置の構成を示すブロック図、
【図4】(A)青い空のような被写体の中に白い雲が存
在している様子を示す図、(B)色比率白検出手段にお
ける白とみなす領域とホワイトバランスの収束を示す
図、
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る映像信号処理
装置の構成を示すブロック図、
【図6】本発明の第4の実施の形態に係る映像信号処理
装置の構成を示すブロック図、
【図7】本発明の第5の実施の形態に係る映像信号処理
装置の構成を示すブロック図、
【図8】本発明の第6の実施の形態に係る映像信号処理
装置の構成を示すブロック図、
【図9】本発明の第7の実施の形態に係る映像信号処理
装置の構成を示すブロック図、
【図10】本発明の第8の実施の形態に係る映像信号処
理装置の構成を示すブロック図、
【図11】本発明の第9の実施の形態に係る映像信号処
理装置の構成を示すブロック図、
【図12】本発明の第10の実施の形態に係る映像信号
処理装置の構成を示すブロック図、
【図13】(A)夕日のような被写体の中に白い雲が存
在している様子を示す図、(B)白領域設定手段におけ
る白とみなす領域とホワイトバランスの収束を示す図、
【図14】本発明の第11の実施の形態に係る映像信号
処理装置の構成を示すブロック図、
【図15】本発明の第12の実施の形態に係る映像信号
処理装置の構成を示すブロック図、
【図16】本発明の第13の実施の形態に係る映像信号
処理装置の構成を示すブロック図、
【図17】本発明の第14の実施の形態に係る映像信号
処理装置の構成を示すブロック図、
【図18】本発明の第15の実施の形態に係る映像信号
処理装置の構成を示すブロック図、
【図19】本発明の第16の実施の形態に係る映像信号
処理装置の構成を示すブロック図、
【図20】従来の映像信号処理装置の構成の構成を示す
ブロック図、
【図21】従来の映像信号処理装置における色温度曲線
判定手段による処理を示す図である。
【符号の説明】
1 CCD 2 CDS 3 Y/C分離回路 4 輝度信号処理回路 5 加算器 6 C信号処理回路 7 RGゲイン制御 8 BGゲイン制御 9 変調回路 10 ブロック平均化回路 11 色温度曲線判定手段 12 全画面平均検出回路 13 色温度判定手段 14 白検出手段 15 ホワイトバランスゲイン制御手段 1000 レンズ 1010 撮像素子 1020 前処理手段 1030 A/D変換器 1040 RGB分離手段 1050 輝度信号生成手段 1060 信号レベルしきい値設定手段 1070 飽和検出手段 1080 論理積生成手段 1090 論理積生成手段 1100 論理積生成手段 1110 論理積生成手段 1120 累積データ加算手段 1130 ホワイトバランスゲイン生成手段 1140 ホワイトバランス制御手段 1150 カメラプロセス 1160 色差白検出手段 1170 色比率白検出手段 1180 色温度推定手段 1190 信号レベル検出手段 1200 電源判定手段 1210 累積データ数カウント手段 1220 画面平均値生成手段 1230 レンズ絞り制御手段 1240 平均値変化量検出手段 1250 AGCゲイン変化量検出手段 1260 色差信号生成手段 1270 白領域設定手段 1280 色比率信号生成手段 1290 画像処理装置
フロントページの続き Fターム(参考) 5C065 BB02 BB12 CC01 CC02 CC03 DD02 GG17 GG22 GG24 5C066 AA01 CA08 EA14 GA01 GA02 GB03 JA03 KD02 KD04 KE02 KE03 KE05

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号の飽和レベルを検出する飽和検
    出手段と、輝度信号を生成する輝度信号生成手段と、輝
    度信号に対してしきい値を設定し、輝度信号がしきい値
    を超えたか否かを示すフラグを生成する信号レベルしき
    い値設定手段と、映像信号の色毎のデータを累積加算す
    る累積データ加算手段と、前記累積データ加算手段で算
    出した色毎の累積加算結果からホワイトバランス補正ゲ
    インを算出するホワイトバランスゲイン生成手段と、映
    像信号に算出した前記ホワイトバランス補正ゲインを乗
    算するホワイトバランス制御手段を備えたことを特徴と
    する映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 映像信号の飽和レベルを検出する段階
    と、輝度信号を生成する段階と、輝度信号に対してしき
    い値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否かを示
    すフラグを生成する段階と、映像信号の色毎のデータを
    累積加算する段階と、前記色毎の累積加算結果からホワ
    イトバランス補正ゲインを算出する段階と、映像信号に
    算出したホワイトバランス補正ゲインを乗算する段階を
    含むことを特徴とする映像信号処理方法。
  3. 【請求項3】 映像信号の飽和レベルを検出する飽和検
    出手段と、輝度信号を生成する輝度信号生成手段と、輝
    度信号に対してしきい値を設定し、輝度信号がしきい値
    を超えたか否かを示すフラグを生成する信号レベルしき
    い値設定手段と、映像信号の色毎のデータを累積加算す
    る累積データ加算手段と、前記累積データ加算手段で算
    出した色毎の累積加算結果を基に色差データを生成し、
    ホワイトバランス補正ゲインを収束安定させる領域を設
    定する色差白検出手段と、前記累積データ加算手段で算
    出した色毎の累積加算結果と前記色差白検出手段で設定
    したホワイトバランス補正ゲインを収束安定させる領域
    を基準にホワイトバランス補正ゲインを算出するホワイ
    トバランスゲイン生成手段と、映像信号に算出した前記
    ホワイトバランス補正ゲインを乗算するホワイトバラン
    ス制御手段を備えたことを特徴とする映像信号処理装
    置。
  4. 【請求項4】 映像信号の飽和レベルを検出する段階
    と、輝度信号を生成する段階と、輝度信号に対してしき
    い値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否かを示
    すフラグを生成する段階と、映像信号の色毎のデータを
    累積加算する段階と、前記色毎の累積加算結果を基に色
    差データを生成し、ホワイトバランス補正ゲインを収束
    安定させる領域を設定する段階と、前記色毎の累積加算
    結果と前記で設定したホワイトバランス補正ゲインを収
    束安定させる領域を基準にホワイトバランス補正ゲイン
    を算出する段階と、映像信号に算出したホワイトバラン
    ス補正ゲインを乗算する段階を含むことを特徴とする映
    像信号処理方法。
  5. 【請求項5】 映像信号の飽和レベルを検出する飽和検
    出手段と、輝度信号を生成する輝度信号生成手段と、輝
    度信号に対してしきい値を設定し、輝度信号がしきい値
    を超えたか否かを示すフラグを生成する信号レベルしき
    い値設定手段と、映像信号の色毎のデータを累積加算す
    る累積データ加算手段と、前記累積データ加算手段で算
    出した色毎の累積加算結果を基にΣG/ΣB、ΣG/ΣR
    を生成し、ホワイトバランス補正ゲインを収束安定させ
    る領域を設定する色比率白検出手段と、前記累積データ
    加算手段で算出した色毎の累積加算結果と前記色比率白
    検出手段で設定したホワイトバランス補正ゲインを収束
    安定させる領域を基準にホワイトバランス補正ゲインを
    算出するホワイトバランスゲイン生成手段と、映像信号
    に算出した前記ホワイトバランス補正ゲインを乗算する
    ホワイトバランス制御手段を備えたことを特徴とする映
    像信号処理装置。
  6. 【請求項6】 映像信号の飽和レベルを検出する段階
    と、輝度信号を生成する段階と、輝度信号に対してしき
    い値を設定し、輝度信号がしきい値を超えたか否かを示
    すフラグを生成する段階と、映像信号の色毎のデータを
    累積加算する段階と、前記色毎の累積加算結果を基にΣ
    G/ΣB、ΣG/ΣRを生成し、ホワイトバランス補正ゲ
    インを収束安定させる領域を設定する段階と、前記色毎
    の累積加算結果と前記で設定したホワイトバランス補正
    ゲインを収束安定させる領域を基準にホワイトバランス
    補正ゲインを算出する段階と、映像信号に算出したホワ
    イトバランス補正ゲインを乗算する段階を含むことを特
    徴とする映像信号処理方法。
  7. 【請求項7】 映像信号の飽和レベルを検出する飽和検
    出手段と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度信
    号がしきい値を超えたか否かを示すフラグを生成する信
    号レベルしきい値設定手段と、映像信号の色毎のデータ
    を累積加算する累積データ加算手段と、予め、複数の被
    写体の色温度を記憶し、前記累積データ加算手段で算出
    した色毎の累積加算結果を基に被写体の色温度を推定す
    る色温度推定手段と、前記累積データ加算手段で算出し
    た色毎の累積加算結果と前記色温度推定手段で算出した
    色温度を基にホワイトバランス補正ゲインを算出するホ
    ワイトバランスゲイン生成手段と、映像信号に算出した
    前記ホワイトバランス補正ゲインを乗算するホワイトバ
    ランス制御手段を備えたことを特徴とする映像信号処理
    装置。
  8. 【請求項8】 映像信号の飽和レベルを検出する段階
    と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度信号がし
    きい値を超えたか否かを示すフラグを生成する段階と、
    映像信号の色毎のデータを累積加算する段階と、予め、
    複数の被写体の色温度を記憶し、前記色毎の累積加算結
    果を基に被写体の色温度を推定する段階と、前記色毎の
    累積加算結果と前記色温度を基にホワイトバランス補正
    ゲインを算出する段階と、映像信号に算出したホワイト
    バランス補正ゲインを乗算する段階を含むことを特徴と
    する映像信号処理方法。
  9. 【請求項9】 映像信号の飽和レベルを検出する飽和検
    出手段と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度信
    号がしきい値を超えたか否かを示すフラグを生成する信
    号レベルしきい値設定手段と、映像信号の色毎のデータ
    を累積加算する累積データ加算手段と、輝度信号に対し
    て1画面分の平均値を生成し、さらにホワイトバランス
    補正ゲインを保持する基準となる上限、下限となるしき
    い値を設定し、輝度信号の1画面分の平均値の信号レベ
    ルがしきい値以内であるか否かを示すフラグを生成する
    信号レベル検出手段と、前記累積データ加算手段で算出
    した色毎の累積加算結果と前記信号レベル検出手段で設
    定した領域を基にホワイトバランス補正ゲインを算出す
    るホワイトバランスゲイン生成手段と、映像信号に算出
    した前記ホワイトバランス補正ゲインを乗算するホワイ
    トバランス制御手段を備えたことを特徴とする映像信号
    処理装置。
  10. 【請求項10】 映像信号の飽和レベルを検出する段階
    と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度信号がし
    きい値を超えたか否かを示すフラグを生成する段階と、
    映像信号の色毎のデータを累積加算する段階と、輝度信
    号に対して1画面分の平均値を生成し、さらにホワイト
    バランス補正ゲインを保持する基準となる上限、下限の
    しきい値を設定し、輝度信号の1画面分の平均値の信号
    レベルがしきい値以内であるか否かを示すフラグを生成
    する段階と、前記色毎の累積加算結果と前記で設定した
    領域を基にホワイトバランス補正ゲインを算出する段階
    と、映像信号に算出したホワイトバランス補正ゲインを
    乗算する段階を含むことを特徴とする映像信号処理方
    法。
  11. 【請求項11】 映像信号の飽和レベルを検出する飽和
    検出手段と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度
    信号がしきい値を超えたか否かを示すフラグを生成する
    信号レベルしきい値設定手段と、映像信号の色毎のデー
    タを累積加算する累積データ加算手段と、電源が入って
    いるか否かを判定する電源判定手段と、前記累積データ
    加算手段で算出した色毎の累積加算結果と前記電源判定
    手段での電源判定情報を基にホワイトバランス補正ゲイ
    ンを算出するホワイトバランスゲイン生成手段と、映像
    信号に算出した前記ホワイトバランス補正ゲインを乗算
    するホワイトバランス制御手段を備えたことを特徴とす
    る映像信号処理装置。
  12. 【請求項12】 映像信号の飽和レベルを検出する段階
    と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度信号がし
    きい値を超えたか否かを示すフラグを生成する段階と、
    映像信号の色毎のデータを累積加算する段階と、電源が
    入っているか否かを判定する段階と、前記色毎の累積加
    算結果と前記電源判定情報を基にホワイトバランス補正
    ゲインを算出する段階と、映像信号に算出したホワイト
    バランス補正ゲインを乗算する段階を含むことを特徴と
    する映像信号処理方法。
  13. 【請求項13】 映像信号の飽和レベルを検出する飽和
    検出手段と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度
    信号がしきい値を超えたか否かを示すフラグを生成する
    信号レベルしきい値設定手段と、映像信号の色毎のデー
    タを累積加算する累積データ加算手段と、前記累積デー
    タ加算手段で加算対象としたデータ数をカウントする累
    積データカウント手段と、画面の信号レベルの平均値を
    算出する画面平均値生成手段と、レンズの絞りを制御す
    るレンズ絞り手段と、前記累積データ加算手段で算出し
    た色毎の累積加算結果からホワイトバランス補正ゲイン
    を算出するホワイトバランスゲイン生成手段と、映像信
    号に算出した前記ホワイトバランス補正ゲインを乗算す
    るホワイトバランス制御手段を備えたことを特徴とする
    映像信号処理装置。
  14. 【請求項14】 映像信号の飽和レベルを検出する段階
    と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度信号がし
    きい値を超えたか否かを示すフラグを生成する段階と、
    映像信号の色毎のデータを累積加算する段階と、前記で
    累積加算対象としたデータ数をカウントする段階と、画
    面の信号レベルの平均値を算出する段階と、レンズの絞
    りを制御する段階と、前記色毎の累積加算結果からホワ
    イトバランス補正ゲインを算出する段階と、映像信号に
    算出したホワイトバランス補正ゲインを乗算する段階を
    含むことを特徴とする映像信号処理方法。
  15. 【請求項15】 映像信号の飽和レベルを検出する飽和
    検出手段と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度
    信号がしきい値を超えたか否かを示すフラグを生成する
    信号レベルしきい値設定手段と、映像信号の色毎のデー
    タを累積加算する累積データ加算手段と、前記累積デー
    タ加算手段で加算対象としたデータ数をカウントする累
    積データカウント手段と、画面の信号レベルの平均値を
    算出する画面平均値生成手段と、レンズの絞りを制御す
    るレンズ絞り手段と、前記画面平均値生成手段で算出し
    た信号レベルの平均値の変化量を検出する平均値変化量
    検出手段と、前記累積データ加算手段で算出した色毎の
    累積加算結果からホワイトバランス補正ゲインを算出す
    るホワイトバランスゲイン生成手段と、映像信号に算出
    した前記ホワイトバランス補正ゲインを乗算するホワイ
    トバランス制御手段を備えたことを特徴とする映像信号
    処理装置。
  16. 【請求項16】 映像信号の飽和レベルを検出する段階
    と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度信号がし
    きい値を超えたか否かを示すフラグを生成する段階と、
    映像信号の色毎のデータを累積加算する段階と、前記で
    累積加算対象としたデータ数をカウントする段階と、画
    面の信号レベルの平均値を算出する段階と、レンズの絞
    りを制御する段階と、前記で算出した信号レベルの平均
    値の変化量を検出する段階と、前記色毎の累積加算結果
    からホワイトバランス補正ゲインを算出する段階と、映
    像信号に算出したホワイトバランス補正ゲインを乗算す
    る段階を含むことを特徴とする映像信号処理方法。
  17. 【請求項17】 映像信号の飽和レベルを検出する飽和
    検出手段と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度
    信号がしきい値を超えたか否かを示すフラグを生成する
    信号レベルしきい値設定手段と、映像信号の色毎のデー
    タを累積加算する累積データ加算手段と、AGC処理に
    おけるAGCゲイン量の変化を検出するAGC変化量検
    出手段と、前記累積データ加算手段で加算対象としたデ
    ータ数をカウントする累積データカウント手段と、前記
    累積データ加算手段で算出した色毎の累積加算結果と前
    記AGC変化量検出手段で生成したAGCゲインの変化
    量とからホワイトバランス補正ゲインを算出するホワイ
    トバランスゲイン生成手段と、映像信号に算出した前記
    ホワイトバランス補正ゲインを乗算するホワイトバラン
    ス制御手段を備えたことを特徴とする映像信号処理装
    置。
  18. 【請求項18】 映像信号の飽和レベルを検出する段階
    と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度信号がし
    きい値を超えたか否かを示すフラグを生成する段階と、
    映像信号の色毎のデータを累積加算する段階と、AGC
    処理におけるAGCゲイン量の変化を検出する段階と、
    前記で累積加算対象としたデータ数をカウントする段階
    と、前記色毎の累積加算結果と前記で生成したAGCゲ
    インの変化量とからホワイトバランス補正ゲインを算出
    する段階と、映像信号に算出したホワイトバランス補正
    ゲインを乗算する段階を含むことを特徴とする映像信号
    処理方法。
  19. 【請求項19】 映像信号の飽和レベルを検出する飽和
    検出手段と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度
    信号がしきい値を超えたか否かを示すフラグを生成する
    信号レベルしきい値設定手段と、映像信号の色毎のデー
    タを累積加算する累積データ加算手段と、色差信号を生
    成する色差信号生成手段と、色差信号に対して白とみな
    す領域を設定する白領域設定手段と、前記累積データ加
    算手段で算出した色毎の累積加算結果からホワイトバラ
    ンス補正ゲインを算出するホワイトバランスゲイン生成
    手段と、映像信号に算出した前記ホワイトバランス補正
    ゲインを乗算するホワイトバランス制御手段を備えたこ
    とを特徴とする映像信号処理装置。
  20. 【請求項20】 映像信号の飽和レベルを検出する段階
    と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度信号がし
    きい値を超えたか否かを示すフラグを生成する段階と、
    映像信号の色毎のデータを累積加算する段階と、色差信
    号を生成する段階と、色差信号に対して白とみなす領域
    を設定する段階と、前記色毎の累積加算結果からホワイ
    トバランス補正ゲインを算出する段階と、映像信号に算
    出したホワイトバランス補正ゲインを乗算する段階を含
    むことを特徴とする映像信号処理方法。
  21. 【請求項21】 映像信号の飽和レベルを検出する飽和
    検出手段と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度
    信号がしきい値を超えたか否かを示すフラグを生成する
    信号レベルしきい値設定手段と、映像信号の色毎のデー
    タを累積加算する累積データ加算手段と、色比率G/
    R、色比率G/Bを生成する色比率信号生成手段と、色
    比率G/R、色比率G/Bに対して白とみなす領域を設
    定する白領域設定手段と、前記累積データ加算手段で算
    出した色毎の累積加算結果からホワイトバランス補正ゲ
    インを算出するホワイトバランスゲイン生成手段と、映
    像信号に算出した前記ホワイトバランス補正ゲインを乗
    算するホワイトバランス制御手段を備えたことを特徴と
    する映像信号処理装置。
  22. 【請求項22】 映像信号の飽和レベルを検出する段階
    と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度信号がし
    きい値を超えたか否かを示すフラグを生成する段階と、
    映像信号の色毎のデータを累積加算する段階と、色比率
    G/R、色比率G/Bを生成する段階と、色比率G/
    R、色比率G/Bに対して白とみなす領域を設定する段
    階と、前記色毎の累積加算結果からホワイトバランス補
    正ゲインを算出する段階と、映像信号に算出したホワイ
    トバランス補正ゲインを乗算する段階を含むことを特徴
    とする映像信号処理方法。
  23. 【請求項23】 映像信号の飽和レベルを検出する飽和
    検出手段と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度
    信号がしきい値を超えたか否かを示すフラグを生成する
    信号レベルしきい値設定手段と、映像信号の色毎のデー
    タを累積加算する累積データ加算手段と、色差信号を生
    成する色差信号生成手段と、色差信号に対して白とみな
    す領域を設定する白領域設定手段と、AGC処理におけ
    るAGCゲイン量の変化を検出するAGC変化量検出手
    段と、前記累積データ加算手段で算出した色毎の累積加
    算結果と前記AGC変化量検出手段で生成したAGCゲ
    インの変化量とからホワイトバランス補正ゲインを算出
    するホワイトバランスゲイン生成手段と、映像信号に算
    出した前記ホワイトバランス補正ゲインを乗算するホワ
    イトバランス制御手段を備えたことを特徴とする映像信
    号処理装置。
  24. 【請求項24】 映像信号の飽和レベルを検出する段階
    と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度信号がし
    きい値を超えたか否かを示すフラグを生成する段階と、
    映像信号の色毎のデータを累積加算する段階と、色差信
    号を生成する段階と、色差信号に対して白とみなす領域
    を設定する段階と、AGC処理におけるAGCゲイン量
    の変化を検出する段階と、前記色毎の累積加算結果と前
    記で生成したAGCゲインの変化量とからホワイトバラ
    ンス補正ゲインを算出する段階と、映像信号に算出した
    ホワイトバランス補正ゲインを乗算する段階を含むこと
    を特徴とする映像信号処理方法。
  25. 【請求項25】 映像信号の飽和レベルを検出する飽和
    検出手段と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度
    信号がしきい値を超えたか否かを示すフラグを生成する
    信号レベルしきい値設定手段と、映像信号の色毎のデー
    タを累積加算する累積データ加算手段と、色差信号を生
    成する色差信号生成手段と、色差信号に対して白とみな
    す領域を設定する白領域設定手段と、前記累積データ加
    算手段で加算対象としたデータ数をカウントする累積デ
    ータカウント手段と、画面の信号レベルの平均値を算出
    する画面平均値生成手段と、レンズの絞りを制御するレ
    ンズ絞り手段と、AGC処理におけるAGCゲイン量の
    変化を検出するAGC変化量検出手段と、前記累積デー
    タ加算手段で算出した色毎の累積加算結果と前記AGC
    変化量検出手段で生成したAGCゲインの変化量とから
    ホワイトバランス補正ゲインを算出するホワイトバラン
    スゲイン生成手段と、映像信号に算出した前記ホワイト
    バランス補正ゲインを乗算するホワイトバランス制御手
    段を備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
  26. 【請求項26】 映像信号の飽和レベルを検出する段階
    と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度信号がし
    きい値を超えたか否かを示すフラグを生成する段階と、
    映像信号の色毎のデータを累積加算する段階と、色差信
    号を生成する段階と、色差信号に対して白とみなす領域
    を設定する段階と、前記で累積加算対象としたデータ数
    をカウントする段階と、画面の信号レベルの平均値を算
    出する段階と、レンズの絞りを制御する段階と、AGC
    処理におけるAGCゲイン量の変化を検出する段階と、
    前記色毎の累積加算結果と前記で生成したAGCゲイン
    の変化量とからホワイトバランス補正ゲインを算出する
    段階と、映像信号に算出したホワイトバランス補正ゲイ
    ンを乗算する段階を含むことを特徴とする映像信号処理
    方法。
  27. 【請求項27】 映像信号の飽和レベルを検出する飽和
    検出手段と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度
    信号がしきい値を超えたか否かを示すフラグを生成する
    信号レベルしきい値設定手段と、映像信号の色毎のデー
    タを累積加算する累積データ加算手段と、色差信号を生
    成する色差信号生成手段と、色差信号に対して白とみな
    す領域を設定する白領域設定手段と、前記累積データ加
    算手段で加算対象としたデータ数をカウントする累積デ
    ータカウント手段と、画面の信号レベルの平均値を算出
    する画面平均値生成手段と、前記画面平均値生成手段で
    算出した信号レベルの平均値の変化量を検出する平均値
    変化量検出手段と、レンズの絞りを制御するレンズ絞り
    手段と、AGC処理におけるAGCゲイン量の変化を検
    出するAGC変化量検出手段と、前記累積データ加算手
    段で算出した色毎の累積加算結果と前記AGC変化量検
    出手段で生成したAGCゲインの変化量と前記平均値変
    化量検出手段で算出した信号レベルの平均値とからホワ
    イトバランス補正ゲインを算出するホワイトバランスゲ
    イン生成手段と、映像信号に算出した前記ホワイトバラ
    ンス補正ゲインを乗算するホワイトバランス制御手段を
    備えたことを特徴とする映像信号処理装置。
  28. 【請求項28】 映像信号の飽和レベルを検出する段階
    と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度信号がし
    きい値を超えたか否かを示すフラグを生成する段階と、
    映像信号の色毎のデータを累積加算する段階と、色差信
    号を生成する段階と、色差信号に対して白とみなす領域
    を設定する段階と、前記で累積加算対象としたデータ数
    をカウントする段階と、画面の信号レベルの平均値を算
    出する段階と、前記で算出した信号レベルの平均値の変
    化量を検出する段階と、レンズの絞りを制御する段階
    と、AGC処理におけるAGCゲイン量の変化を検出す
    る段階と、前記色毎の累積加算結果と前記で生成したA
    GCゲインの変化量と前記で算出した信号レベルの平均
    値とからホワイトバランス補正ゲインを算出する段階
    と、映像信号に算出したホワイトバランス補正ゲインを
    乗算する段階を含むことを特徴とする映像信号処理方
    法。
  29. 【請求項29】 映像信号の飽和レベルを検出する飽和
    検出手段と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度
    信号がしきい値を超えたか否かを示すフラグを生成する
    信号レベルしきい値設定手段と、映像信号の色毎のデー
    タを累積加算する累積データ加算手段と、色差信号を生
    成する色差信号生成手段と、色差信号に対して白とみな
    す領域を設定する白領域設定手段と、前記累積データ加
    算手段で加算対象としたデータ数をカウントする累積デ
    ータカウント手段と、画面の信号レベルの平均値を算出
    する画面平均値生成手段と、前記画面平均値生成手段で
    算出した信号レベルの平均値の変化量を検出する平均値
    変化量検出手段と、レンズの絞りを制御するレンズ絞り
    手段と、AGC処理におけるAGCゲイン量の変化を検
    出するAGC変化量検出手段と、電源が入っているか否
    かを判定する電源判定手段と、前記累積データ加算手段
    で算出した色毎の累積加算結果と前記累積データ加算手
    段で算出した色毎の累積加算結果と前記AGC変化量検
    出手段で生成したAGCゲインの変化量と前記平均値変
    化量検出手段で算出した信号レベルの平均値と前記電源
    判定手段で算出した電源が入っているか否かの電源判定
    情報とからホワイトバランス補正ゲインを算出するホワ
    イトバランスゲイン生成手段と、映像信号に算出した前
    記ホワイトバランス補正ゲインを乗算するホワイトバラ
    ンス制御手段を備えたことを特徴とする映像信号処理装
    置。
  30. 【請求項30】 映像信号の飽和レベルを検出する段階
    と、輝度信号に対してしきい値を設定し、輝度信号がし
    きい値を超えたか否かを示すフラグを生成する段階と、
    映像信号の色毎のデータを累積加算する段階と、色差信
    号を生成する段階と、色差信号に対して白とみなす領域
    を設定する段階と、前記で累積加算対象としたデータ数
    をカウントする段階と、画面の信号レベルの平均値を算
    出する段階と、前記で算出した信号レベルの平均値の変
    化量を検出する段階と、レンズの絞りを制御する段階
    と、AGC処理におけるAGCゲイン量の変化を検出す
    る段階と、電源が入っているか否かを判定する段階と、
    前記色毎の累積加算結果と前記で生成したAGCゲイン
    の変化量と前記で算出した信号レベルの平均値と前記電
    源判定情報とからホワイトバランス補正ゲインを算出す
    る段階と、映像信号に算出したホワイトバランス補正ゲ
    インを乗算する段階を含むことを特徴とする映像信号処
    理方法。
  31. 【請求項31】 前記請求項23乃至29のいずれか一
    つに記載の映像信号処理装置において、色差信号を生成
    する色差信号生成手段に代えてRGB分離出力から色比
    率G/R、色比率G/Bを生成する色比率信号生成手段
    を設けたことを特徴とする映像信号処理装置。
  32. 【請求項32】 前記請求項24乃至30のいずれか一
    つに記載の映像信号処理方法において、色差信号を生成
    する段階に代えてRGB分離出力から色比率G/R、色
    比率G/Bを生成する段階を含むことを特徴とする映像
    信号処理方法。
  33. 【請求項33】 RGB毎に1つの撮像素子を具備する
    請求項1乃至31のいずれか一つに記載の映像信号処理
    装置。
  34. 【請求項34】 RGB毎に1つの撮像素子を具備し、
    RGB毎に映像信号を得る段階を含むことを特徴とする
    請求項2乃至32のいずれか一つに記載の映像信号処理
    方法。
  35. 【請求項35】 前記請求項1乃至33のいずれか一つ
    に記載の映像信号処理装置を含んで成る画像処理装置。
  36. 【請求項36】 前記請求項2乃至34のいずれか一つ
    に記載の映像信号処理方法を含んで成る画像処理方法。
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