JP2007208480A - Ddnsクライアント - Google Patents

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Abstract

【課題】既存のソフトを使用しつつ、DDNSサーバに対する周期的にIPアドレス登録変更を行うことを回避する。
【解決手段】DDNSサーバ30に対し登録変更を行っている既存のソフト001が、IPアドレスが変更されることによりルータ100a経由でDDNSサーバに対し自動で登録変更を行うことに注目し、新設ソフト101によりWebサーバ200aのローカルIPアドレスを変更しルータに通知する。ルータは、WebサーバのローカルIPアドレスを保存する手段、グローバルIPアドレスがDHCPサーバ40により変更されたことを検出し、それをWebサーバに通知する手段、Webサーバからの送信フレームの送信元IPアドレスとしてのローカルIPアドレをグローバルIPアドレスに変換する手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターネットのIPアドレスと、そのIPアドレスが付されたホスト名との対応を動的に変更することができるダイナミック・ドメインネームシステム(Dynamic Domain Name System:DDNS)におけるDDNSクライアントに関する。
近年の急速なインターネットの普及に伴い、ホームページ(HP)は動画や音楽等を使った、より複雑でデータ容量の大きなものになってきている。HPのデータはWebサーバに保存されるので、企業のように自身でWebサーバを保有している場合はともかく、個人でHPを公開する場合には、インターネット・サービスプロバイダ(Internet Service Provider:ISP)等からWebサーバの一部の容量を借用しなければならない。この場合、当然にデータ容量に制約を受けることがあり、またデータ容量が大きくなればなるほど借用代は高くなるため、個人でWebサーバを構築しHPを公開する者が増えてきている。
ところで、インターネット上では各Webサーバに対しグローバルIPアドレスという世界に1つしかないユニークな番号が割り振られている。そして、グローバルIPアドレスにより目的のHPが保存されているWebサーバにアクセスするが、グローバルIPアドレスは数字の羅列であるため利用者に非常にわかりにくい。そのため、一般的にはドメイン名が利用されている。
ドメイン名はダイナミック・ドメインシステム(Domain Name System:DNS)サーバにより管理されており、ドメイン名とグローバルIPアドレスが関連付けられている。利用者はドメイン名を入力することにより、DNSサーバからグローバルIPアドレスを取得し、そのグローバルIPアドレスにより目的のHPが保存されているWebサーバにアクセスすることができる。
個人でWebサーバを構築するにはグローバルIPアドレスが必要だが、上述のようにグローバルIPアドレスは世界に1つしかないユニークな番号であるため数に限りがある。そのため、個人に対して固定のグローバルIPアドレスを割り当ててもらえる場合はほとんどなく、通常、ISPのダイナミック・ホストコンフィガレーションプロトコル(Dynamic Host Configuration Protocol:DHCP)サーバにより動的なグローバルIPアドレスが割り当てられる。
DHCPサーバとは、DHCPクライアント(ここでは個人のWebサーバ)からインターネット接続、または電源ON時等により接続要求があった場合にのみグローバルIPアドレスを割り当てるサーバである。このサーバを使うことによりインターネット未接続時、および電源OFF時にはグローバルIPアドレスを割り当てずに済むため、有限であるグローバルIPアドレスを効率よく使用することができることになる。
また、DHCPサーバにはセキュリティ向上のため、割り当てるグローバルIPアドレスを定期的に変更する機能もある。しかし、個人でWebサーバを構築する場合、このようにDHCPサーバから割り当てられた動的なグローバルIPアドレスでは問題がある。例えば、インターネット利用者が一度アクセスしたHPに再度アクセスする場合に、WebサーバのグローバルIPアドレスが変更されていると、検索エンジンなどを使用して再度見つけなければならない。また、DNSサーバではドメイン名とグローバルIPアドレスの関連付けを容易に変更することができないため、動的なグローバルIPアドレスが割り当てられるWebサーバでは、HPをドメイン名で公開することができない。
そこで、近年、DDNSサーバによるドメイン名の管理が行われるようになってきている。DDNSサーバとは、ドメイン名と動的に変化するグローバルIPアドレスの関連付けを容易に変更できるDNSサーバである。以下にDDNSの動作について説明する。
先ず、DHCPクライアントにルータが無い場合、従来のDDNSを示す図4において、DHCPクライアントのWebサーバ200cからDDNSサーバ30に対しユーザ名,パスワードなどの認証情報、および希望するドメイン名等を登録する(図4のA)。その際に使用されるフレームフォーマットは図8に示すようなTCP/IPのフレームフォーマットである。DDNSサーバ30では、このフレームの送信元IPアドレス内にあるグローバルIPアドレス「a.a.a.a」、データ内にある認証情報、およびドメイン名等を関連付けし保存する。なお、グローバルIPアドレス「a.a.a.a」は、DHCPサーバ40によってWebサーバ20-1に付与されている。
次に、ISP内のDHCPサーバ40より、Webサーバ200cに割り当てられるグローバルIPアドレスが「b.b.b.b」に変更されたとする(図4のB)。Webサーバ200c内の既存のソフト001によりWebサーバ200cのグローバルIPアドレスが変更されたことを検出し、DDNSサーバ30に対し認証情報を送信する(図4のC)。DDNSサーバ30では、この受信したフレームより送信元IPアドレス内にあるグローバルIPアドレス「b.b.b.b」、およびデータ内にある認証情報を抽出する。抽出された認証情報を基に関連付け保存されているグローバルIPアドレス「a.a.a.a」を「b.b.b.b」に変更し保存する。
次に、DHCPクライアントにルータ100cがある場合、ルータ100cが無い場合と同様にDDNSサーバ2に対し認証情報、およびドメイン名等を登録する(図5のA)。この場合、Webサーバ200dのIPアドレスはローカルIPアドレス「c.c.c.c」となるため、送信フレームの送信元IPアドレスはローカルIPアドレス「c.c.c.c」となるが、ルータ100cのネットワーク・アドレスポートトランスレーション(Network Address Port Translation:NAPT、IPマスカレードとも呼ばれる)機能により送信フレームの送信元IPアドレスはインターネット上に出る前にグローバルIPアドレス「a.a.a.a」に変更される。
すなわち、NAPT機能とは、有限であるグローバルIPアドレスを有効に使用するための機能であり、ルータ配下にあるローカルIPアドレスを持った端末全てをインターネット上では一つのグローバルIPアドレスとして見せる機能である。DDNSサーバ2ではフレームの送信元IPアドレス内にあるグローバルIPアドレス「a.a.a.a」,データ内にある認証情報、およびドメイン名等を関連付けし保存する。
次に、ISP内のDHCPサーバ3より割り当てられているグローバルIPアドレスが「b.b.b.b」に変更されたとする(図5のB)。しかし、グローバルIPアドレスが変更されるのはルータ100cのIPアドレスであるので、この場合はWebサーバ200d内にあるソフト001ではグローバルIPアドレスの変更を検出することができない。そのため、ソフト001ではDDNSサーバ2に対し認証情報を周期的に送信する必要がある(図5のC)。送信する周期はDHCPサーバ2によるグローバルIPアドレスの変更周期より早く、早ければ早いほどリアルタイムにグローバルIPアドレスを変更することができる。
しかし、上記方法ではインターネット上の通信負荷の上昇や、DDNSサーバの負荷が増えてしまうという問題点がある。これらの問題を解消するために、従来、以下の二つの方法が考えられている。いずれの方法も、DDNSサーバに対し初めにユーザ名,パスワードなどの認証情報、および希望するドメイン名等をグローバルIPアドレスと関連付けて保存する手順に関しては前述と同様なため省略する。
一つ目の方法は、ソフト001と同等の機能を持ったソフト002をルータ内に実装するやり方である(文献公知発明に係るものではない)。図6において、ISP内のDHCPサーバ40より、割り当てられているグローバルIPアドレスが「a.a.a.a」から「b.b.b.b」に変更されたとする。ルータ100d内のソフト002によりルータ100dのグローバルIPアドレスが変更されたことを検出し、DDNSサーバ30に対し認証情報を送信する。DDNSサーバ30ではこの受信したフレームより送信元IPアドレス内にあるグローバルIPアドレス「b.b.b.b」、およびデータ内にある認証情報を抽出する。抽出された認証情報を基に関連付け保存されているグローバルIPアドレス「a.a.a.a」を「b.b.b.b」に変更し保存する。
図7は他の方法(例えば、特許文献1参照)を示す。ISP内のDHCPサーバ40より割り当てられているグローバルIPアドレスが「b.b.b.b」に変更されたとする。ルータ100e内のソフト003によりルータ100eのグローバルIPアドレスが変更されたことを検出し、Webサーバ200f内のソフト004にルータ100eのグローバルIPアドレスが変更されたことを通知する。
通知を受信したソフト004はDDNSサーバ30に対し認証情報を送信する。DDNSサーバ30ではこの受信したフレームより送信元IPアドレス内にあるグローバルIPアドレス「b.b.b.b」、およびデータ内にある認証情報を抽出する。抽出された認証情報を基に関連付け保存されているグローバルIPアドレス「a.a.a.a」を「b.b.b.b」に変更し保存する。
特開2004−007151号公報(第10頁−第12頁、図4)
しかしながら、図6に示した従来技術ではルータ100-3にソフト002を必要とし、また図7に示した従来技術ではルータ100-4にソフト003、Webサーバ200-4にソフト004を必要とし、既存のソフト001を使用することができない。ソフト002とソフト004は、DDNSサーバに対して登録内容の変更を行うが、DDNSサーバはインターネット上に複数あり、またそれぞれ登録方法や認証方法が異なるところ、それぞれのDDNSサーバに適した、登録方法や認証方法の機能が要求される。当然、DDNSサーバはインターネット上で増加、減少するため、これらのソフトのサポートは容易ではないという問題点がある。
そこで、本発明の目的は、DDNSクライアントにルータのあるDDNSの環境下において、インターネット上の通信負荷の上昇やDDNSサーバ負荷の増加を抑制し、かつ、DDNSサーバとの間で通信を行っている既存のソフトを使用することができるDDNSクライアントを提供することにある。
本発明の第1のDDNSクライアントは、ルータを介してWebサーバがインターネット網に接続されるDDNSクライアントにおいて、ルータは、グローバルIPアドレスと対応するWebサーバのローカルIPアドレスを保存する手段と、グローバルIPアドレスがDHCPサーバにより変更されるとWebサーバに通知する手段と、Webサーバからの送信フレームの送信元IPアドレスとしてのローカルIPアドレをグローバルIPアドレスに変換する手段を有し、Webサーバは、グローバルIPアドレスの変更通知を受けるとローカルIPアドレスを変更する手段と、ローカルIPアドレスの変更をルータに通知する手段と、ローカルIPアドレスの変更をルータ経由でDDNSサーバに通知する手段を有することを特徴とする。
本発明の第2のDDNSクライアントは、ルータを介してWebサーバがインターネット網に接続されるDDNSクライアントにおいて、ルータは、WebサーバのMACアドレスとローカルIPアドレスを保存する手段と、グローバルIPアドレスがDHCPサーバにより変更されるとMACアドレスのWebサーバのローカルIPアドレスを変更してMACアドレスのWebサーバに通知する手段と、Webサーバからの送信フレームの送信元IPアドレスとしてのローカルIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換する手段を有し、Webサーバは、MACアドレスをルータに通知する手段と、ローカルIPアドレスの変更通知を受けるとルータ経由でDDNSサーバに通知する手段を有することを特徴とする。
本発明では、グローバルIPアドレスが変更されると、WebサーバのローカルIPアドレスを変更して、DDNSサーバに対し登録内容の変更を行うための既存のソフトに通知することとしたので、インターネット上の通信負荷や、DDNSサーバの負荷を低減することができるという効果を得ることができる。それとともに、WebサーバのローカルIPアドレスを変更することにより、既存のソフトを使用することができるため、DDNSサーバの増加、減少等によるサポートを行う必要がなくなる。
本発明のDDNSクライアントにおけるルータは、ルータ自身のWAN (Wide Area Network)側IPアドレスを管理しているIPアドレス管理部と、ルータ自身のWAN側IPアドレスの履歴を保存しているIPアドレス管理テーブル、そのIPアドレス管理テーブルを制御している管理テーブル制御部、現在のグローバルIPアドレスとIPアドレス管理テーブル内に保存されているグローバルIPアドレスが一致しているかを判定するIPアドレス変更検出部、既存のソフトが内蔵されているWebサーバのローカルIPアドレスを保存している通知先保存部、IPアドレス変更検出部にて不一致と判定された場合に通知先保存部にて保存されているローカルIPアドレスに対し通知する変更通知送信部から成る。
また、本発明のWebサーバに新設されるソフトは、ルータの変更通知送信部からくるグローバルIPアドレス不一致情報を受信する変更通知受信部、WebサーバのローカルIPアドレスを変更するIPアドレス変更部、WebサーバのローカルIPアドレスを常時監視し、ローカルIPアドレスの変更を検出するIPアドレス変更検出部、WebサーバのローカルIPアドレスの変更を検出した場合にルータ内にある通知先保存部に対し変更されたローカルIPアドレスを送信するIPアドレス変更送信部から成る。以下、図面を参照しながら詳細に説明する。
[構成の説明]
図3は本発明が適用されるDDNSを示し、インターネット網40を介して、DDNSクライアント300のルータ100およびWebサーバ200と、DDNSサービス会社のDDNSサーバ30,ISPのDHCPサーバ40がそれぞれ接続可能である。DDNSサーバ30は、ドメイン名をグローバルIPアドレスに変換するDNSサーバにあって、ドメイン名と動的に変化するグローバルIPアドレスの関連付けを容易に変更できるDNSサーバである。また、DHCPサーバ40は、DDNSクライアント300からインターネット接続、または電源ON時等により接続要求があった場合にのみグローバルIPアドレスを割り当てる。
図1は、本発明のDDNSクライアント300の実施例1のブロック図を示す。このDDNSクライアント300は、インターネット網50に接続され、動的に変化のあるグローバルIPアドレスを割り当てられているルータ100aと、ルータ100aのLAN (Local Area Network)側に接続された端末であるWebサーバ200aとから成る。
ルータ100aは、ルータ100a自身のWAN側IPアドレス(グローバルIPアドレス)を管理しているIPアドレス管理部1aと、グローバルIPアドレスの履歴を保存しているIPアドレス管理テーブル3aと、IPアドレス管理テーブル3aを制御している管理テーブル制御部2aと、現在のグローバルIPアドレスとIPアドレス管理テーブル3a内に保存されているグローバルIPアドレスが一致しているかを判定するIPアドレス変更検出部4aと、Webサーバ200aのローカルIPアドレスを保存している通知先保存部6と、IPアドレス変更検出部4aにて不一致と判定された場合に通知先保存部6にて保存されているローカルIPアドレスに対し通知する変更通知送信部5から構成されている。
Webサーバ200aは、既存のソフト001と、端末のローカルIPアドレスを保存しているIPアドレス管理部9aと、Webブラウザ/専用ソフト等12aと、新設ソフト101を備えている。新設ソフト101は、ルータ100の変更通知送信部5からのグローバルIPアドレス不一致情報を受信する変更通知受信部7と、Webサーバ200aのローカルIPアドレスを変更するIPアドレス変更部8と、Webサーバ200aのローカルIPアドレスを常時監視し、ローカルIPアドレスの変更を検出するIPアドレス変更検出部10と、Webサーバ200aのローカルIPアドレスの変更を検出した場合にルータ100aの通知先保存部6に対し変更されたローカルIPアドレスを送信するIPアドレス変更送信部11から構成されている。
ソフト001は、図4および図5におけるソフト001と同じものであって、DDNSサーバ30に対してIPアドレスの登録・変更を行う。この場合、ソフト001から出力されるIPアドレスはローカルIPアドレスであり、ルータ100aのNAPT機能によりグローバルIPアドレスに変換される。また、IPアドレス管理部9aはWebサーバ200a内のOS(Operating System)等の一機能であってWebサーバ200aのローカルIPアドレスを管理している部位に相当する。
[動作の説明]
DHCPクライアント300からインターネット接続、または電源ON時等により接続要求があった場合、DHCPサーバ40によってルータ100aにグローバルIPアドレスが割り当てられる。このグローバルIPアドレス「a.a.a.a」がルータ100aのIPアドレス管理部1aに保存される。保存されたグローバルIPアドレス「a.a.a.a」は管理テーブル制御部2aにより、グローバルIPアドレス「a.a.a.a」とグローバルIPアドレス「a.a.a.a」が割り当てられた時間とともにIPアドレス管理テーブル3aに保存される。
DHCPクライアント300は、初めにユーザ名,パスワードなどの認証情報、および希望するドメイン名等をDDNSサーバ30に登録し、DDNSサーバ30にてグローバルIPアドレスと関連付けて保存するが、この点は既に知られている技術であるので、その説明を省略する。また、Webサーバ200aは、Webブラウザや専用ソフト等12aにより、ルータ100aの通知先保存部6に対してWebサーバ200aのローカルIPアドレス「x.x.x.x」を設定/保存する。
次に、DHCPサーバ40によりルータ100aに割り当てられているグローバルIPアドレスが「b.b.b.b」に変更されたとする。変更されたグローバルIPアドレス「b.b.b.b」は、先のグローバルIPアドレス「a.a.a.a」と同様、ルータ100aのIPアドレス管理部1aに保存され、管理テーブル制御部2aにより、グローバルIPアドレス「b.b.b.b」とグローバルIPアドレス「b.b.b.b」が割り当てられた時間とともにIPアドレス管理テーブル3aに保存される。
IPアドレス変更検出部4aではIPアドレス管理部1aにて保存されているルータ100aの現在のグローバルIPアドレスとIPアドレス管理テーブル3aに保存されているルータ100aのグローバルIPアドレスの履歴のうち、一つ前のグローバルIPアドレスを読み出し比較を行っている。そのため、IPアドレス管理部1aにて保存されているグローバルIPアドレスが「b.b.b.b」になると、ルータ100aのグローバルIPアドレスが変更されたことを検出し、変更通知送信部5に通知する。ルータ100aのグローバルIPアドレスが変更されたことの通知を受けた変更通知送信部5は通知先保存部6にて保存されているWebサーバ200aのローカルIPアドレス「x.x.x.x」に対し、ルータ100aのグローバルIPアドレスが変更されたことをTCP/IPのフレームフォーマットにて通知する。
ルータ100aの変更通知送信部5よりTCP/IPのフレームを受信したWebサーバ200aの変更通知受信部7は、TCP/IPのフレームフォーマットから、ルータ100aのグローバルIPアドレスが変更されたことを抽出し、IPアドレス変更部8に通知する。この通知を受けたIPアドレス変更部8は、IPアドレス管理部9aに対し、Webサーバ200aのローカルIPアドレス「x.x.x.x」をローカルIPアドレス「y.y.y.y」に変更するよう要求する。
要求を受けたIPアドレス管理部9aはWebサーバ200aのローカルIPアドレスを「y.y.y.y」へと変更する。変更を検出したソフト001はDDNSサーバ30に対し図8のTCP/IPフレームフォーマットにて認証情報、およびドメイン名等を送信する。その送信フレーム内送信元IPアドレスにはWebサーバ200aのローカルIPアドレス「y.y.y.y」が入るが、ルータ100aのNAPT機能により送信フレームの送信元IPアドレスはルータ100aのグローバルIPアドレス「b.b.b.b」に変更される。
このTCP/IPフレームを受信したDDNSサーバ30はフレーム内送信元IPアドレスにあるグローバルIPアドレス「b.b.b.b」と、データ内にある認証情報、およびドメイン名等を関連付けし保存する。そのため、ソフト001はルータ100aのグローバルIPアドレス「b.b.b.b」を直接知らなくとも DDNSサーバ30内に登録/関連付けされているグローバルIPアドレスを変更することができる。DDNSサーバ30の詳細動作に関しては既に知られている技術であるので、その詳細な動作については説明を省略する。
また、Webサーバ200aのIPアドレス変更検出部10では、常時Webサーバ200aのローカルIPアドレスを監視している。そのためWebサーバ200aのローカルIPアドレスが「x.x.x.x」から「y.y.y.y」に変更されると、IPアドレス変更検出部10は、Webサーバ200aのローカルIPアドレスの変更を検出し、変更されたWebサーバ200aのローカルIPアドレス「y.y.y.y」をIPアドレス変更送信部11に通知する。Webサーバ200aのローカルIPアドレスの変更通知を受けたIPアドレス変更送信部11は併せてIPアドレス変更検出部10より送信されてきた変更後のWebサーバ200aのローカルIPアドレス「y.y.y.y」をTCP/IPのフレームフォーマットに変換しルータ100aの通知先保存部6に送信する。
IPアドレス変更送信部11よりフレームを受信した通知先保存部6は、既に保存されているWebサーバ200aのローカルIPアドレス「x.x.x.x」をIPアドレス変更送信部11より受信したフレーム内にある変更後のWebサーバ200aのローカルIPアドレス「y.y.y.y」に変更し保存する。あとは同様の動作を繰り返す。
上記のDDNSは、Webサーバ200aのローカルIPアドレスを半固定のとして実現しているが、このDDNSは、図2に示すように、図1におけるルータ100にDHCPサーバ機能を実装し、Webサーバ200bをDHCPクライアントとして設定にする。この場合、新設ソフト101は不要となり、ルータ100aの通知先保存部6にはMAC(Message Authentication Code:メッセージ認証コード)アドレスを登録/保存することとなる。MACアドレスとは、イーサ(Ether)ポートに必ず割り振られている、世界に1つしかないユニークな番号であるが、グローバルIPアドレスのように変更することはできないアドレスである。
図2は、本実施の形態におけるDDNSクライアントの詳細を示す。このDDNSクライアントは、インターネット網50に接続され、動的に変化のあるグローバルIPアドレスを割り当てられているルータ100bと、ルータ100bのLAN (Local Area Network)側に接続された端末であるWebサーバ200bとから成る。ルータ100bにおいて、図1に示したルータ100aおよびWebサーバ200aにおけるのと同じ機能の構成要素には、同じ参照番号が付されている。ルータ100bでは、変更通知送信部5に代ってDHCPサーバ管理部13とDHCPサーバ部14が設けられ、Webサーバ200bでは、新設ソフト101が取り除かれている。
本DDNSの動作を簡単に説明する。図2において、先ずWebサーバ200bのWebブラウザやルータ100bに対し設定を行うための専用ソフト等12bにより、ルータ100bの通知先保存部15に対しWebサーバ200bのMACアドレス「m:m:m:m:m:m」を設定/保存する。またルータ100bにはDHCPサーバの機能が内蔵されており、ルータ100bのLAN側に接続されているWebサーバ200bのローカルIPアドレスは、ルータ100bのDHCPサーバ部14により割り当てられる。仮に、その割り当てられたローカルIPアドレスを「x.x.x.x」とすると、Webサーバ200bのIPアドレス管理部9bにはローカルIPアドレス「x.x.x.x」が保存される。
次に、ISPのDHCPサーバ40等によりルータ100bにグローバルIPアドレスが割り当てられるが、インターネット網50〜ルータ100b内のIPアドレス変更検出部4bまでは図1におけるのと同様であり、動作に関しても同じため説明を省略する。
IPアドレス変更検出部4bよりルータ100bのグローバルIPアドレスが変更されたことの通知を受けたDHCPサーバ管理部13は通知先保存部15にて保存されているMACアドレス「m:m:m:m:m:m」のWebサーバ200bに対し割り当てているローカルIPアドレス「x.x.x.x」を、ローカルIPアドレス「y.y.y.y」に変更するようDHCPサーバ部14に要求する。
要求を受けたDHCPサーバ部15は、Webサーバ200bに割り当てているローカルIPアドレス「x.x.x.x」をローカルIPアドレス「y.y.y.y」に変更する。そうすることにより、IPアドレス管理部9bに保存されているローカルIPアドレス「x.x.x.x」は「y.y.y.y」に変更/保存されるため、変更を検出したソフト001は DDNSサーバ30に対し登録内容の変更を行う。
本発明のDDNSクライアントの実施例1のブロック図 本発明のDDNSクライアントの実施例2のブロック図 本発明が適用されるDDNSを示す図 第1の従来技術によるルータがない場合のDDNSを示す図 第1の従来技術によるルータがある場合のDDNSを示す図 第2の従来技術によるルータがある場合のDDNSを示す図 第3の従来技術によるルータがある場合のDDNSを示す図 TCP/IPのフレームフォーマットを示す図
符号の説明
1a,1b IPアドレス管理部
2a,2b 管理テーブル制御部
3a,3b IPアドレス管理テーブル
4a,4b IPアドレス変更検出部
5 変更通知送信部
6 通知先保存部
7 変更通知受信部
8 IPアドレス変更部
9a,9b IPアドレス管理部
10 IPアドレス変更検出部
11 IPアドレス変更送信部
12a,12b Webブラウザ/専用ソフト等
13 DHCPサーバ管理部
14 DHCPサーバ部
15 通知先保存部
30 DDNSサーバ
40 DHCPサーバ
50 インターネット網
001 ソフト
100 ルータ
101 新設ソフト
200 Webサーバ

Claims (2)

  1. ルータを介してWebサーバがインターネット網に接続されるDDNSクライアントにおいて、
    前記ルータは、グローバルIPアドレスと対応する前記WebサーバのローカルIPアドレスを保存する手段と、
    前記グローバルIPアドレスがDHCPサーバにより変更されると前記Webサーバに通知する手段と、
    前記Webサーバからの送信フレームの送信元IPアドレスとしてのローカルIPアドレをグローバルIPアドレスに変換する手段を有し、
    前記Webサーバは、前記グローバルIPアドレスの変更通知を受けるとローカルIPアドレスを変更する手段と、
    前記ローカルIPアドレスの変更をルータに通知する手段と、
    前記ローカルIPアドレスの変更をルータ経由でDDNSサーバに通知する手段を有することを特徴とするDDNSクライアント。
  2. ルータを介してWebサーバがインターネット網に接続されるDDNSクライアントにおいて、
    前記ルータは、前記WebサーバのMACアドレスとローカルIPアドレスを保存する手段と、 グローバルIPアドレスがDHCPサーバにより変更されると前記MACアドレスのWebサーバのローカルIPアドレスを変更してMACアドレスのWebサーバに通知する手段と、
    前記Webサーバからの送信フレームの送信元IPアドレスとしてのローカルIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換する手段を有し、
    前記Webサーバは、MACアドレスをルータに通知する手段と、
    ローカルIPアドレスの変更通知を受けるとルータ経由でDDNSサーバに通知する手段を有することを特徴とするDDNSクライアント。
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