JP2007207279A - 会計処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 振替伝票入力の簡易化を実現すると共に、各帳簿や元帳に記帳した振替伝票入力データの参照や検証を容易とした、会計処理装置、振替伝票入力処理方法、プログラム及び記憶媒体の提供
【解決手段】 振替伝票データの入力終了時に振替伝票の仕訳(複合仕訳)を定型的な仕訳(定型仕訳)として登録できる(S5)。また、振替伝票データの入力時に「定型呼出」指示を行ない、伝票名称を指定すると、登録されている複合仕訳が振替伝票入力/表示画面上に表示されるので、複合仕訳をしなくても振替伝票データを入力できる(S6)。また、元帳等の表示時に、振替伝票データの参照操作を行うと振替伝票入力/表示画面上に元の複合仕訳を再現、表示する(S7、S8)。
【選択図】 図8

Description

本発明は会計処理技術に関し、特に、簡易な振替伝票入力処理技術と各帳簿や元帳に転記した振替伝票データの検証技術に関する。
従来、会計事務所とその顧問先(会計事務所との契約により会計処理又は会計処理にかかわる指導を委託した個人又は企業をいう)間で会計処理を行う方式として、顧問先で入力したある期間(日、週、月)内の会計データ(会計処理時に会計伝票メモからデータ入力されたデータや仕訳データをいう)を会計事務所に通信回線を介して送信したり、記憶媒体に記憶して郵送したりして会計事務所側で会計処理を行う方式がある。
しかしながら、専門的な会計・税務知識のない小規模法人や個人事業者の場合は会計データ入力をできるだけ容易にする必要があるので、従来、様々な会計データ/仕訳方式が提案されている。
例えば、消費税区分などの選択・入力を支援するものとして、(1)取引区分を入力し、取引区分に対応する科目と消費税区分を自動的に入力するように構成し、さらに、取引区分の管理テーブルにはその取引を行った場合の「勘定科目」とその勘定科目に標準的に設定される「消費税課税区分」を記憶しておき、取引区分の選択によって、「勘定科目」と「消費税課税区分」が自動的に記帳されるようにし、(2)また、該当する取引区分がない場合は、「その他」という取引区分を選択し、その後、摘要文字列を入力していた。そして、この摘要文字列を見出し文字列として、予め登録してある摘要辞書ファイルと比較し、一致しているものを一覧表示することで他の会計システムでよく行われている取引の摘要文字列全体を入力する必要をなくしていた。更に、摘要辞書ファイルにはその摘要で示される取引を行った場合に想定される「勘定科目」とその勘定科目に標準的に設定される「消費税課税区分」を記憶しておき、摘要を選択することによって、「勘定科目」と「消費税課税区分」が自動的に記帳されるようにしていた。
また、(3)多種のデータを仕訳レスで入力可能とする会計プログラムを記憶した記憶媒体が開示されている。この会計プログラムは、取引区分相当の選択を各取引の入力伝票上で行なうことで複式簿記に必須の複合仕訳を入力させるものであり、帳簿の選択、取引区分の選択、決済区分の選択と進むことで、借方勘定科目、貸方勘定科目、消費税額などを順次決定するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、(4)取引名称の一覧から選択した結果により仕訳を行う自動仕訳記帳システムが開示されている。この自動仕訳記帳システムでは、取引名称の一覧から選択された取引種別に応じた取引の名称をさらに一覧表示し、段階を踏むことで、複式簿記の仕訳を確定する方式をとっているものがある(例えば、特許文献2参照)。
また、(5)仕訳の組み合せを自動仕訳設定表に設定して呼び出し可能とする会計簿記システムが開示されている。この会計簿記システムでは自動仕訳の設定表と取引別仕訳関連定義表を持ち、自動仕訳を入力する場合には自動仕訳設定表から該当する取引を選択することで複合仕訳を入力し、自動仕訳の入力で無い場合には取引別仕訳関連定義表から取引名称を選択したうえで定義表に示される勘定科目範囲の選択入力を行なうようにしているものがある(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−155097号公報 特開2001−167221号公報 特開平7−85169号公報
しかしながら、振替伝票データの入力については入力操作を容易にするための入力画面の工夫や入力順序の工夫等がなされているもの、取引日、借方勘定科目、借方金額、摘要、貸方勘定科目及び貸方金額を、振替伝票の記載に従って入力するという入力方式には変わりがなく、入力に手間が掛かるといった問題点は解消されていない。また、振替伝票による仕訳データと各帳簿や元帳に記帳されたデータとの関係が不明であり、入力データの参照や検証に手間がかかるといった問題点もあった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたものであり、定型的な複合仕訳を登録(定型仕訳登録)しておき、振替伝票入力の入力時に登録した定型仕訳を呼出して(定型仕訳呼出)データ入力することにより振替伝票入力の簡略化を実現すると共に、入力済みの振替伝票を呼び出し可能とする(複合仕訳呼出)ことにより各帳簿や元帳に転記した振替伝票入力データの参照や検証を容易とした振替伝票入力処理を実行し得る会計処理装置、会計処理方法、プログラム及び記憶媒体の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、第1の発明の振替伝票入力処理システムは、振替伝票データを入力/表示する振替伝票入力/表示画面と振替伝票データを入力する振替伝票データ入力手段を備えた振替伝票入力処理システムであって、振替伝票データ入力手段によって入力された振替伝票1枚分の振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳情報を入力する定型仕訳情報入力手段と、定型仕訳情報入力手段によって入力された定型仕訳情報を定型仕訳に関連付けて定型仕訳情報メモリに記憶する定型仕訳情報登録手段と、登録指示された定型仕訳を構成する複合仕訳データから複数の定型仕訳データを生成する定型仕訳データ生成手段と、定型仕訳データ生成手段によって生成された各定型仕訳データを定型仕訳情報に関連付けて定型仕訳登録メモリに記憶する定型仕訳データ記憶手段と、を備えたことを特徴とする。
また、第2の発明は上記第1の発明の振替伝票入力処理システムにおいて、定型仕訳情報入力手段は、登録指示された定型仕訳を識別する定型仕訳識別情報入力手段と、その定型仕訳の金額を定型仕訳登録メモリに登録するか否かを選択・指定する金額登録要否選択・指定手段とを備えていることを特徴とする。
また、第3の発明は上記第2の発明の振替伝票入力処理システムにおいて、定型仕訳情報入力手段は、更に、登録指示された定型仕訳の用途等を示す説明情報を入力する説明情報入力手段を備えたことを特徴とする。
また、第4の発明は上記第2又は第3の発明の振替伝票入力処理システムにおいて、定型仕訳情報入力手段は、更に、登録指示された定型仕訳の形態分類を選択・指定する形態分類選択・指定手段を備えたことを特徴とする。
また、第5の発明は上記第1の発明の振替伝票入力処理システムにおいて、定型仕訳情報入力手段は、登録指示された定型仕訳を識別する定型仕訳識別情報入力領域と、その定型仕訳の用途等を示す説明情報を入力する説明情報入力領域と、その定型仕訳の金額を定型仕訳登録メモリに登録するか否かを選択・指定する金額登録要否選択指定情報と、その定型仕訳の形態分類を選択・指定する複数の形態分類選択指定情報と、を備えた定型仕訳情報登録画面と、定型仕訳識別情報入力領域及び説明情報入力領域に情報を入力する情報入力手段と、金額登録要否選択指定情報及び形態分類選択指定情報を選択・指定する情報選択・指定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、第6の発明は上記第1の発明の振替伝票入力処理システムにおいて、定型仕訳情報メモリに記憶される定型仕訳情報は、振替伝票データ入力手段によって入力された振替伝票1枚分毎に定型仕訳登録時に発行される定型仕訳番号を記憶する定型仕訳番号記憶領域と、定型仕訳情報入力手段によって入力された定型仕訳識別情報を記憶する定型仕訳識別情報記憶領域を含むことを特徴とする。
また、第7の発明の振替伝票入力処理システムは、振替伝票データを入力/表示する振替伝票入力/表示画面と振替伝票データを入力する振替伝票データ入力手段を備えた振替伝票入力処理システムであって、定型仕訳情報メモリに登録されている複数の定型仕訳情報のうちから所望の定型仕訳情報を選択する定型仕訳情報選択手段と、定型仕訳登録メモリに記憶されている定型仕訳データの中から選択された定型仕訳情報に関連付けられている複数の定型仕訳データを取得する定型仕訳データ取得手段と、選択された定型仕訳情報に基いて、定型仕訳データ取得手段によって取得された複数の定型仕訳データからなる定型仕訳を定型仕訳入力/表示画面に表示する定型仕訳表示手段と、を備え、定型仕訳表示手段によって振替伝票入力/表示画面に表示された定型仕訳に基いて振替伝票データ入力手段による振替伝票データの入力ができる、ことを特徴とする。
また、第8の発明は上記第7の発明の振替伝票入力処理システムにおいて、定型仕訳入力/表示画面は振替伝票入力/表示画面であることを特徴とする。
また、第9の発明は上記第7の発明の振替伝票入力処理システムにおいて、定型仕訳情報選択手段は、定型仕訳情報メモリから定型仕訳情報を取得する定型仕訳情報取得手段と、定型仕訳情報取得手段によって取得された定型仕訳情報に含まれる定型仕訳名称を取り出して一覧表示する定型仕訳名称表示手段と、一覧表示された定型仕訳名称の中から所望の定型仕訳名称を選択する定型仕訳名称選択手段と、を備えたことを特徴とする。
また、第10の発明は上記第7の発明の振替伝票入力処理システムにおいて、定型仕訳情報メモリから定型仕訳情報を取得するための定型仕訳情報検索文字列を入力する検索文字列入力領域と、定型仕訳情報メモリから取得した定型仕訳情報の定型仕訳名称を一覧表示する定型仕訳名称一覧表示領域と、定型仕訳名称一覧表示領域に一覧表示された定型仕訳名称の中から選択された定型仕訳名称に対応する定型仕訳を定型仕訳登録メモリから呼び出して表示するための指示を行う定型仕訳表示指示情報と、を備えた定型仕訳呼出画面と、定型仕訳情報選択手段は、定型仕訳呼出画面の検索文字列入力領域に文字列を入力して定型仕訳情報メモリから定型仕訳情報を取得し、定型仕訳名称一覧表示領域に前記取得した各定型仕訳情報に含まれる定型仕訳名称を一覧表示し、該一覧表示した定型仕訳名称の中から所望の定型仕訳名称を選択する手段であることを特徴とする。
また、第11の発明の振替伝票入力処理システムは、振替伝票データを入力/表示する振替伝票入力/表示画面と、仕訳メモリに記憶されている取引データを所定のフォーマットの出納帳又は元帳に表示する出納帳/元帳表示手段と、出納帳/元帳表示手段によって出納帳又は元帳に表示されている取引データのうち振替伝票データとして入力された取引データを指定して複合仕訳された入力時の振替伝票データの再現を指示する複合仕訳呼出指示手段と、複合仕訳呼出指示手段によって指定された取引データ入力時の振替伝票データを仕訳メモリから取り出す複合仕訳データ取得手段と、複合仕訳データ取得手段によって取得された振替伝票データを振替伝票入力/表示画面に表示して複合仕訳を再現する複合仕訳再現手段と、を備え、複合仕訳された振替伝票データを振替伝票入力/表示画面上で参照又は検証した結果に応じて複合仕訳データの訂正を可能としたこと、を特徴とする。
また、第12の発明の定型仕訳登録方法は、振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行う工程と、定型仕訳登録指示があると、振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳情報を入力する工程と、入力された定型仕訳情報を定型仕訳に関連付けて定型仕訳情報メモリに記憶する工程と、登録指示された定型仕訳を構成する複合仕訳データから複数の定型仕訳データを生成する工程と、生成された各定型仕訳データを定型仕訳情報に関連付けて定型仕訳登録メモリに記憶する工程と、を備えたことを特徴とする。
また、第13の発明の定型仕訳呼出方法は、定型仕訳呼出指示を行う工程と、定型仕訳呼出指示があると、定型仕訳情報メモリに登録されている複数の定型仕訳情報のうちから所望の定型仕訳情報を選択する工程と、定型仕訳登録メモリに記憶されている定型仕訳データの中から選択された定型仕訳情報に関連付けられている複数の定型仕訳データを取得する工程と、選択された定型仕訳情報に基いて、取得された複数の定型仕訳データからなる定型仕訳を定型仕訳入力/表示画面に表示する工程と、定型仕訳入力/表示画面に表示された定型仕訳を用いて振替伝票データ入力を行う工程と、を備えたことを特徴とする。
また、第14の発明の振替伝票入力処理方法は、振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行う工程と、定型仕訳登録指示があると、定型仕訳情報を入力するための定型仕訳情報入力画面を表示する工程と、定型仕訳情報入力画面から定型仕訳情報を入力する工程と、入力された定型仕訳情報を定型仕訳に関連付けて定型仕訳情報メモリに記憶する工程と、登録指示された定型仕訳を構成する複合仕訳データから複数の定型仕訳データを生成する工程と、生成された各定型仕訳データを定型仕訳情報に関連付けて定型仕訳登録メモリに記憶する工程と、定型仕訳呼出指示を行う工程と、定型仕訳呼出指示があると、定型仕訳情報を取得するための定型仕訳呼出画面を表示する工程と、定型仕訳呼出画面の検索文字列入力領域に文字列を入力する工程と、入力した文字列により定型仕訳情報メモリから定型仕訳情報を取得する工程と、定型仕訳名称一覧表示領域に取得した各定型仕訳情報に含まれる定型仕訳名称を一覧表示する工程と、一覧表示した定型仕訳名称の中から所望の定型仕訳名称を選択する工程と、選択した定型仕訳情報に基いて、取得された複数の定型仕訳データからなる定型仕訳を定型仕訳入力/表示画面に表示する工程と、定型仕訳入力/表示画面に表示された定型仕訳を用いて振替伝票データ入力を行う工程と、を備えたことを特徴とする。
また、第15の発明は上記第12又は第14の発明の振替伝票入力処理方法において、定型仕訳登録指示を行う工程は、振替伝票入力/表示画面から入力された1枚分の振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行う工程であることを特徴とする。
また、第16の発明は上記第12又は第14の発明の振替伝票入力処理方法において、定型仕訳登録指示を行う工程は、仕訳データを表示する仕訳帳表示画面に表示されている仕訳データを含む同一振替伝票の複合仕訳を定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行う工程であることを特徴とする。
また、第17の発明は上記第12又は第14の発明の振替伝票入力処理方法において、定型仕訳登録指示を行う工程は、仕訳データを表示する仕訳帳表示画面に表示されている仕訳データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行う工程であることを特徴とする。
また、第18の発明は上記第12又は第14の発明の振替伝票入力処理方法において、定型仕訳登録指示を行う工程は、振替伝票入力されたデータを表示する振替伝票一覧画面に表示されている振替伝票データを含む同一振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行う工程であることを特徴とする。
また、第19の発明は上記第13又は第14の発明の振替伝票入力処理方法において、定型仕訳呼出指示は、振替伝票入力/表示画面から行うことを特徴とする。
また、第20の発明の振替伝票入力処理方法は、仕訳メモリに記憶されている取引データを所定のフォーマットの出納帳又は元帳に表示する工程と、出納帳又は元帳に表示されている取引データのうち振替伝票データとして入力された取引データを指定する工程と、指定された取引データについて、複合仕訳された入力時の振替伝票データの再現を指示する工程と、指定された取引データの入力時の振替伝票データを仕訳メモリから取得する工程と、取得された複合仕訳データを振替伝票入力/表示画面に表示して複合仕訳を再現する工程と、再現された複合仕訳データを振替伝票入力/表示画面上で参照又は検証する工程と、を備え、検証の結果より再現された複合仕訳データの訂正を可能としたこと、を特徴とする。
また、第21の発明の定型仕訳登録プログラムは、複数の仕訳データ入力/表示行を有する振替伝票データを入力/表示する振替伝票入力/表示画面と振替伝票データを入力する振替伝票データ入力手段を備えた会計処理装置で実行可能なプログラムであって、振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を検出するステップと、定型仕訳登録指示を検出したとき、振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳情報を入力するステップと、入力された定型仕訳情報を定型仕訳に関連付けて定型仕訳情報メモリに記憶するステップと、登録指示された定型仕訳を構成する複合仕訳データから複数の定型仕訳データを生成するステップと、生成された各定型仕訳データを定型仕訳情報に関連付けて定型仕訳登録メモリに記憶するステップと、を備えたことを特徴とする。
また、第22の発明の定型仕訳呼出プログラムは、複数の仕訳データ入力/表示行を有する振替伝票データを入力/表示する振替伝票入力/表示画面と振替伝票データを入力する振替伝票データ入力手段を備えた会計処理装置で実行可能なプログラムであって、定型仕訳呼出指示を検出するステップと、定型仕訳呼出指示を検出したとき、定型仕訳情報メモリに登録されている複数の定型仕訳情報のうちから所望の定型仕訳情報を選択するステップと、定型仕訳登録メモリに記憶されている定型仕訳データの中から選択された定型仕訳情報に関連付けられている複数の定型仕訳データを取得するステップと、選択された定型仕訳情報に基いて、取得された複数の定型仕訳データからなる定型仕訳を定型仕訳入力/表示画面に表示するステップと、定型仕訳入力/表示画面に表示された定型仕訳を用いて振替伝票データ入力を行うステップと、を備えたことを特徴とする。
また、第23の発明の振替伝票入力処理プログラムは、複数の仕訳データ入力/表示行を有する振替伝票データを入力/表示する振替伝票入力/表示画面と振替伝票データを入力する振替伝票データ入力手段を備えた会計処理装置で実行可能なプログラムであって、振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を検出するステップと、定型仕訳登録指示を検出すると、定型仕訳情報を入力するための定型仕訳情報入力画面を表示するステップと、定型仕訳情報入力画面から定型仕訳情報を入力するステップと、入力された定型仕訳情報を定型仕訳に関連付けて定型仕訳情報メモリに記憶するステップと、登録指示された定型仕訳を構成する複合仕訳データから複数の定型仕訳データを生成するステップと、生成された各定型仕訳データを定型仕訳情報に関連付けて定型仕訳登録メモリに記憶するステップと、定型仕訳呼出指示を検出するステップと、定型仕訳呼出指示を検出すると、定型仕訳情報を取得するための定型仕訳呼出画面を表示するステップと、定型仕訳呼出画面の検索文字列入力領域に文字列を入力するステップと、入力した文字列により定型仕訳情報メモリから定型仕訳情報を取得するステップと、定型仕訳名称一覧表示領域に取得した各定型仕訳情報に含まれる定型仕訳名称を一覧表示するステップと、一覧表示した定型仕訳名称の中から所望の定型仕訳名称を選択するステップと、選択した定型仕訳情報に基いて取得された複数の定型仕訳データからなる定型仕訳を定型仕訳入力/表示画面に表示するステップと、定型仕訳入力/表示画面に表示された定型仕訳を用いての振替伝票データ入力指示を検出するステップと、振替伝票データ入力指示を検出したとき、定型仕訳入力/表示画面に表示された定型仕訳を用いて振替伝票データ入力を行うステップと、を備えたことを特徴とする。
また、第24の発明は上記第21の発明の定型仕訳登録プログラムにおいて、定型仕訳登録指示を行うステップは、振替伝票入力/表示画面から入力された1枚分の振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行うステップであることを特徴とする。
また、第25の発明は上記第21の発明の定型仕訳登録プログラムにおいて、定型仕訳登録指示を行うステップは、仕訳データを表示する仕訳帳表示画面に表示されている仕訳データを含む同一振替伝票の複合仕訳を定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行うステップであることを特徴とする。
また、第26の発明は上記第21の発明の定型仕訳登録プログラムにおいて、定型仕訳登録指示を行うステップは、振替伝票入力されたデータを表示する振替伝票一覧画面に表示されている振替伝票データを含む同一振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行うステップであることを特徴とする。
また、第27の発明は上記第22の発明の定型仕訳呼出プログラムにおいて、定型仕訳呼出指示は、振替伝票入力/表示画面から行うことを特徴とする。
また、第28の発明は上記第23の発明の振替伝票入力処理プログラムにおいて、定型仕訳登録指示を行うステップは、振替伝票入力/表示画面から入力された1枚分の振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行うステップであり、定型仕訳呼出指示は、振替伝票入力/表示画面から行うことを特徴とする。
また、第29の発明は上記第23の発明の振替伝票入力処理プログラムにおいて、定型仕訳登録指示を行うステップは、仕訳データを表示する仕訳帳表示画面に表示されている仕訳データを含む同一振替伝票の複合仕訳を定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行うステップであり、定型仕訳呼出指示は、振替伝票入力/表示画面から行うことを特徴とする。
また、第30の発明は上記第23の発明の振替伝票入力処理プログラムにおいて、定型仕訳登録指示を行うステップは、振替伝票入力されたデータを表示する振替伝票一覧画面に表示されている振替伝票データを含む同一振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行うステップであり、定型仕訳呼出指示は、振替伝票入力/表示画面から行うことを特徴とする。
また、第31の発明の複合仕訳呼出プログラムは、複数の仕訳データ入力/表示行を有する振替伝票データを入力/表示する振替伝票入力/表示画面と、振替伝票データを入力する振替伝票データ入力手段と、仕訳メモリに記憶されている取引データを所定のフォーマットで表示する、複数の出納帳表示画面又は元帳表示画面と、を備えた会計処理装置で実行可能なプログラムであって、出納帳表示画面又は元帳表示画面のうちのある出納帳表示画面又は元帳表示画面の表示時に複合仕訳呼出指示を検出するステップと、出納帳又は元帳に表示されている取引データのうち指定された振替伝票データを検出するステップと、指定された取引データについて、複合仕訳された入力時の振替伝票データの再現指示を検出するステップと、振替伝票データの再現指示を検出したとき、指定された取引データの入力時の振替伝票データを仕訳メモリから取得するステップと、取得された複合仕訳データを振替伝票入力/表示画面に表示して複合仕訳を再現するステップと、を備えたことを特徴とする。
また、第32の発明の記憶媒体は、コンピュータによって記憶内容が読取可能な記憶媒体であって、第21の発明の定型仕訳登録プログラムを記憶したことを特徴とする。
また、第33の発明の記憶媒体は、コンピュータによって記憶内容が読取可能な記憶媒体であって、第22の発明の定型仕訳呼出プログラムを記憶したことを特徴とする。
また、第34の発明の記憶媒体は、コンピュータによって記憶内容が読取可能な記憶媒体であって、第23の発明の振替伝票入力処理プログラムを記憶したことを特徴とする。
また、第35の発明の記憶媒体は、コンピュータによって記憶内容が読取可能な記憶媒体であって、第31の発明の複合仕訳呼出プログラムを記憶したことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザは定型的な複合仕訳を定型仕訳としてメモリに登録(定型仕訳登録)しておき、振替伝票データの入力時にメモリに登録されている定型仕訳を呼出して(定型仕訳呼出)データ入力できるので振替伝票入力時に複合仕訳が容易になることから振替伝票入力作業が簡略化できる。また、入力済みの振替伝票データを呼び出して振替伝票形式で表示することができる(複合仕訳呼出)ので、各帳簿や元帳に転記した振替伝票入力データの参照や検証が簡単かつ容易になった。
図1は本発明の記帳システムを適用可能な会計処理装置のハードウエア構成を示すブロック図であり、会計処理装置1は、制御部10、キー入力部11、ポインティングデバイスとしてのマウス12、記憶媒体アクセス部13、表示部14、保存記憶メモリ15及びプリンタ17を備えている。なお、ネットワークと接続して外部装置とデータ授受を行う通信制御部16を備えるようにしてもよい。また、小規模法人や小規模事業者の使用する会計処理装置として、同様の構成を備えたパーソナルコンピュータ(パソコン)を用いることができる。
制御部10は、CPU、プログラム格納メモリおよびRAM等の周辺回路(図示せず)からなり、上述の各構成部分の動作及び会計処理装置1全体の動作を制御する。また、プログラム格納メモリには制御プログラム等を格納している。制御部10はジョブが選択されると制御プログラムの制御に基き保存記憶メモリ15に記憶されている各プログラムの中から必要なプログラムを取り出してRAMに駐在させ、そのプログラムに従って会計処理装置1の各構成部分を動作させたり、判定や計算等を行って処理を実行する。
キー入力部11はデータ入力用のキーボードやファンクションキー等を備え、オペレータはキーボードやファンクションキー等を用いて振替伝票データの入力や、定型仕訳登録時の定型仕訳名称や説明文の入力、定型仕訳呼出時の定型仕訳名称検索用の検索文字列の入力や選択用のキー入力等を行う。キー操作が行われると制御部10に選択又は指定されたキーのコード及び状態信号等が送出される。
マウス12は画面上に表示される選択ボタンやアイコン、メニュー等を選択する選択手段や、ウインドウに一覧表示される取引名や摘要名等の選択手段等として用いられ、オペレータによりクリック操作が行われると制御部10に選択又は指定された画面上の位置情報が送出される。
記憶媒体アクセス部13は、CDやFD等の記憶媒体を着脱自在に構成され、本発明の記帳システムのインストール時に、CD等の記憶媒体に記憶された本発明の定型仕訳登録プログラム、定型仕訳呼出プログラム(及び複合仕訳呼出プログラム)を含む振替伝票入力処理プログラム等のプログラム又はプログラムモジュールを含む会計処理システムプログラムや各帳簿毎のデータ入力/表示画面(或いは会計データの入力画面)のフォーマットデータや定数を取り込んだり、会計年度の切替え時に前年度データを記憶媒体に書き込んだりする際に駆動される。なお、プログラムや画面データ及び定数は制御部10のプログラム格納メモリに記憶するようにしてもよい。
表示部14はディスプレイ等の表示装置からなり、処理選択用のアイコンやボタン、或いはメニューやメッセージを表示すると共に、入力画面や帳簿等の表示を行う。また、キー入力された帳簿データや、摘要及び科目情報等を入力/表示画面の所定の位置に表示する。
保存記憶メモリ15は、HD(ハードディスク)やMO(光磁気ディスク)等のようにデータの保存記憶及び読み出しが可能なメモリであり、保存記憶メモリ15の一部にはプログラム記憶領域及び各帳簿毎のデータ入力/表示画面(或いは会計データの入力画面)のフォーマットデータや定数を記憶する領域及び他のシステムで規定されたファイル領域が確保されており、会計処理システムのプログラムのインストール時にCD等の記憶媒体から取り込んだ本発明の振替伝票入力処理プログラム等のプログラム又はプログラムモジュールを含む会計処理システムプログラム、画面データ及び定数等や、会計処理システム用の、各帳簿ファイル、元帳ファイル、・・・仕訳ファイル2、定型仕訳情報ファイル3、定型仕訳登録ファイル4、科目名ファイル5、・・等のファイルが記憶される。なお、プログラムや画面データ及び定数は制御部10のプログラム格納メモリに記憶するようにしてもよい。
振替伝票入力処理プログラムは定型仕訳登録プログラム、定型仕訳呼出プログラム(及び複合仕訳呼出プログラム)をサブプログラムとして含んでいる。
振替伝票入力処理プログラムは、会計処理装置1で記帳入力システムプログラム(或いは、会計データ入力システムプログラムが起動されると表示されるジョブ選択メニュー画面(図示せず)のメニューのうちの振替伝票入力指示がなされると(実施例では「振替伝票」メニューが選択されるか、各入力/表示画面の処理選択欄で「振替伝票」を意味するボタン又はアイコンがクリックされると)起動し、会計処理装置1に図7に示すような定型仕訳入力/表示画面(=振替伝票入力/表示画面60)を表示部14に表示させる。そして、オペレータが振替伝票入力/表示画面60の処理選択欄62の「定型登録」ボタン62−8をマウス12でクリックすると、図9に示すような定型仕訳登録画面80を振替伝票入力/表示画面60上にウインドウ表示し、振替伝票入力/表示画面60に表示された複合仕訳を保存記憶メモリ15の定型仕訳情報ファイル3(図3)及び定型仕訳登録ファイル4(図4)に登録させる(図10に定型仕訳登録時の会計処理装置の動作例を示す)。
また、オペレータが振替伝票データの入力を行う際に定型仕訳入力/表示画面60の処理選択欄62の「定型呼出」ボタン62−7をマウス12でクリックすると、会計処理装置1に図11(a)に示すような定型仕訳呼出画面110を振替伝票入力/表示画面60にウインドウ表示し、オペレータが選択した定型仕訳を振替伝票入力/表示画面60に表示させる。これにより、ユーザは仕訳をしなくても表示されている仕訳行に金額や必要な摘要文字列を追加入力するだけで振替伝票データの入力を簡単に行うことができる(図12に定型仕訳呼出時の会計処理装置の動作例を示す)。
図2は仕訳ファイルに記憶される仕訳データの一実施例を示す図である。
仕訳データ20は、日付を記憶する日付領域(日付欄、以下、レコードやデータ内の記憶領域を単に欄と記す)21、入力時に自動発行又はキー入力される仕訳伝票番号を記憶する伝票番号欄22、借方科目情報欄23、貸方科目情報欄24、摘要を記憶する摘要欄25、仕訳データが振替伝票入力によって生成された仕訳データの場合に、振替伝票入力/表示画面上の位置情報(行番号)を記憶する伝票展開番号欄26及び訂正フラグ欄27を有している。
なお、実施例では仕訳データ20は仕訳ファイル2にファイル形式で格納されているが、データベース形式で格納してもよい。また、必要に応じてRAM上に展開されている。
また、借方科目情報欄23及び貸方科目情報欄24は、科目コードを記憶する科目コード欄23−1、24−1と、科目を細分した補助科目コードを記憶する補助コード欄23−2、24−2と、金額を記憶する金額欄23−3、24−3と、課税区分コードを記憶する課区欄23−4、24−4と、消費税率を記憶する税区欄23−5、24−5と、消費税が内税か、外税か、課税対象外かを示すコードを記憶する税種区分欄23−6、24−6と、消費税額を記憶する消費税額欄23−7、24−7とからなっている。
なお、訂正フラグ欄27の値は仕訳時はオフ(=「0」)であるが訂正(追加、修正、削除)記帳入力がなされると該当する仕訳データ20の訂正フラグ欄27の値はオン(=「1」)となる。
また、伝票展開番号欄26に記憶されている伝票展開番号を用いることにより、仕訳データ入力/表示欄の各行及び借方、貸方欄に仕訳データを振り分けて表示することができる。また、仕訳データ20が振替伝票入力によるものでない場合は、伝票展開番号欄26にはスペース(空白)が記憶されている。従って、伝票展開番号欄26の内容がスペースでない場合はその仕訳データが振替伝票入力データであることを判別できる。これにより、各帳簿画面に表示されるデータが振替伝票入力データの場合はその行の先頭欄を青色等の色彩で差別表示してオペレータにその行のデータが振替伝票入力データであることを知らせて、処理ボタン選択時の目安にすることができる。
図3は定型仕訳情報ファイルに登録される定型仕訳情報レコードの構成例を示す図であり、定型仕訳情報レコード30は、定型仕訳対象の振替伝票の登録時に自動発行された定型仕訳番号を記憶する定型仕訳番号欄31と、取引形態の分類(例えば、毎月の取引、特定の取引、決算の取引等)に対応付けられたコードを記憶する分類コード欄32と、定型仕訳情報の登録時に入力される伝票名称を定型仕訳名称として記憶する定型仕訳名称欄33と、定型仕訳の登録時に入力される説明文を記憶する説明文欄34とを備えている。
なお、実施例では定型仕訳情報レコード30は定型仕訳情報ファイル3にファイル形式で格納されているが、データベース形式で格納してもよい。また、必要に応じてRAM上に展開されている。
また、定型仕訳番号欄31に記憶されている定型仕訳番号は定型仕訳データ40の定型仕訳番号欄41に記憶されている定型仕訳番号と対応している。つまり、同じ振替伝票入力画面で入力されて生成され、定型仕訳登録ファイルに登録された各定型仕訳データは定型仕訳情報レコード30の定型仕訳番号で特定できることとなる。
図4は定型仕訳登録ファイルに登録される定型仕訳データの構成例を示す図であり、定型仕訳データ40は、登録時に自動発行される定型仕訳番号を記憶する定型仕訳番号欄41、科目コード、補助科目コード、金額、課税区分コード、消費税率等の科目情報を記憶する、借方科目情報欄42及び貸方科目情報欄43、摘要を記憶する摘要欄44、仕訳データが振替伝票入力によって生成された仕訳データの場合に、振替伝票入力/表示画面上の位置情報を記憶する伝票展開番号欄45を有している。
なお、実施例では定型仕訳データ40は定型仕訳登録ファイル4にファイル形式で格納されているが、データベース形式で格納してもよい。また、必要に応じてRAM上に展開されている。
また、伝票展開番号欄45に記憶されている伝票展開番号を用いることにより、後述(図7)する定型仕訳呼出時に、定型仕訳入力/表示画面(=実施例では振替伝票入力/表示画面)のデータ入力/表示欄の各行及び借方、貸方欄に仕訳データを振り分けて表示することができる。
図5は科目名ファイル5に記憶される科目名レコード70の構成例を示す図である。図5で、科目名レコード70は勘定科目コードを記憶した勘定科目コード欄71、補助科目コードを記憶した補助科目コード欄72、勘定科目名、補助科目名、課区(課税区分名)等の科目情報の名称を記憶した科目情報名称欄73及びこのレコードの勘定科目が借方科目か貸方科目かを示す貸借コードを記憶した貸借コード欄74からなる。科目名ファイル5は勘定科目コードをキーとして検索され、勘定科目コードが一致したレコードの科目情報名称欄73の記憶内容(=科目情報名称)が記帳画面上の科目情報名称表示欄に表示される。
なお、実施例では科目名レコード70は科目名ファイル5にファイル形式で格納されているが、データベース形式で格納してもよい。また、必要に応じてRAM上に展開されている。
図6は入力/表示画面としての記帳画面の一実施例を示す図であり、記帳画面(この例では出納帳画面のうちの現金出納帳画面)50は、記帳入力処理する帳簿等の種類(現金出納帳、小口現金出納帳、預金出納帳、売掛帳、買掛帳、応用帳、振替伝票、仕訳帳、元帳、補助元帳、日計表、試算表、・・・)を示すボタンやアイコン等が表示されている帳簿処理選択領域(帳簿処理選択欄;以下、表示部14に表示される画面上に割り当てられたデータ入力領域やデータ表示領域も単に欄と称する)51と、帳簿データの記帳処理等の種類、例えば、追加、訂正、削除、検索、摘要登録、・・、印刷、を示すボタン等が設けられた記帳処理選択欄52と、入力/表示する帳簿データが消費税抜きか消費税込みかを表示する消費税入力方法表示欄53(消費税入力方法表示欄53が表示されない記帳画面もある)と、取引科目名等を表示する取引科目表示欄54と、見出しを表示する見出表示欄55と、期首残高入力/表示欄56と、複数の行からなるデータ入力/表示欄57と、合計欄58を配置してなる。なお、帳簿処理選択欄51及び記帳処理選択欄52に表示されるボタン等の種類や名称は記帳画面の種類や仕様変更によって異なる場合がある。
上記図6の記帳画面50から入力された帳簿データは仕訳処理されて帳簿データファイルに格納される。また、帳簿データの訂正処理や検証時にはこれらの入力画面上に帳簿データファイル等に記憶されているデータを1行1仕訳で表示できる。また、帳簿処理選択欄51に表示されているボタン(又はアイコン)をクリックすることにより、記帳画面50で入力又は表示中であっても選択された帳簿の処理画面(記帳画面等)の表示を行い、当該処理を実行することができる。また、記帳処理選択欄52のボタンをクリックすることにより、特定の処理、例えば、新規データの入力、訂正、削除、挿入、検索、摘要登録、印刷、・・・等の処理を実行できる。
例えば、帳簿処理選択欄51に表示されている「振替伝票」ボタン59をマウス12でクリックすると、図7に示すような振替伝票入力/表示画面60を表示し、振替伝票一覧参照、定型仕訳呼出、振替伝票入力、定型仕訳登録等の処理を行うことができる。
図7は定型仕訳入力/表示画面の一実施例を示す図であり、振替伝票入力/表示画面を例とした図である。振替伝票入力/表示画面60は、処理する帳簿の種類(現金出納帳、小口現金出納帳、預金出納帳、売掛帳、買掛帳、応用帳、振替伝票、仕訳帳、元帳、補助元帳、日計表、試算表、・・・)を示すボタンやアイコン等が表示されている帳簿処理選択欄61と、振替伝票入力/表示画面60での指定処理等の種類、例えば、追加、訂正、削除、検索、ソート、表示、定型呼出、定型登録、借方入力、貸方入力、印刷、一覧、環境設定、編集等の処理への移行指示を示すボタン等が設けられた振替伝票入力処理選択欄62と、入力/表示対象となる期間(年間、各月、決算月等)を選択できる期間選択欄63と、取引日を入力する日付欄64と、自動発行或いはキー入力される振替伝票番号を表示する伝票番号欄65と、見出しを表示する見出表示欄66と、複数の行からなるデータ入力/表示欄67と、合計欄68を配置してなる。なお、帳簿処理選択欄61及び振替伝票入力処理選択欄62に表示されるボタン等の種類や名称は仕様変更によって異なる場合がある。
また、データ入力/表示欄67は、借方金額を入力/表示する借方金額欄67−1、借方科目及び補助科目を入力/表示する借方・補助科目欄67−2、摘要等を入力/表示する摘要欄67−3A、消費税率等の消費税関連情報を表示する消費税欄67−3B、貸方科目及び補助科目を入力/表示する貸方・補助科目欄67−4、貸方金額を入力/表示する貸方金額欄67−5が配置されている。
図8は振替伝票入力処理時の会計処理装置の概略動作例を示すフローチャートである。
会計処理装置1の起動時に振替伝票入力処理の選択指示を行うと振替伝票入力処理プログラムが呼び出される。
振替伝票入力処理の選択指示は、例えば、表示部14に表示される総合メニュー(図示せず)で振替伝票入力処理を選択するか、帳簿入力処理や集計表等の表示時に表示される画面上の帳簿処理選択欄に設けられた「振替伝票」ボタンをクリックすることにより行うことができる。
制御部10は振替伝票入力処理プログラムに従って図7に示したような振替伝票入力/表示画面60を表示する。図7の例は、振替伝票入力/表示画面60の帳簿処理選択欄61に設けられた「振替伝票」ボタン61−7がクリックされた状態を示している(ステップS1)。
次に、制御部10は振替伝票入力処理選択欄62でどのボタンが選択されたかを調べ、データ入力を意味する「追加」ボタン62−1が選択された場合はステップS3に遷移し、仕訳データの仕訳ファイル2への書き込み指示を行う「伝票登録」ボタン62−15が選択された場合はステップS4に遷移し、定型仕訳登録指示を行う「定型登録」ボタン62−8が選択された場合はステップS5に遷移し、定型仕訳呼出指示を行う「定型呼出」ボタン62−7が選択された場合にはステップS6に遷移し、振替伝票データ一覧表表示指示を行う「一覧」ボタン62−12が選択された場合はステップS7に遷移し、その他のボタンが選択された場合にはステップS9に遷移する(ステップS2)。
新規振替伝票データの入力指示があった場合、つまり、オペレータが「追加」ボタン62−1をマウス12でクリックした場合には、制御部10は振替伝票データの入力処理を行なう。制御部10は、振替伝票入力/表示画面60に入力された振替伝票データの自動仕訳を行い、1伝票分の入力が終わるまでデータ入力動作を繰り返し、1伝票分の入力が終わるとステップS2に戻る(ステップS3)。
仕訳データの書き込み指示があった場合、つまり、オペレータが1枚分のデータ入力の終了時に「伝票登録」ボタン62−15をマウス12でクリックした場合には、制御部10は入力された振替伝票データを分解して複数の仕訳データ20を生成する。入力され、仕訳された振替伝票データの分解は公知の方法、例えば、仕訳された振替伝票データの個々の要素をそれぞれ仕訳データ20の該当する欄に記憶していく方法、で行うことができ、借方に入力されたデータ分+貸方に入力されたデータ分の数の仕訳データ20(図2)を生成し、RAMに保持(一時)する。また、この際、自動発行又はキー入力された振替伝票番号を生成された各仕訳データの伝票番号欄22に記憶する。次に、RAMに保持している各仕訳データを仕訳ファイル2に順次書き込み、書き込みが終わるとRAMに保持している各仕訳データをクリアして無効にし、次の振替伝票のデータを入力できるように振替伝票入力/表示画面60のデータ入力/表示欄67のデータを消去し、入力カーソルを日付欄に移動させてステップS2に戻る(ステップS4)。
定型仕訳登録指示があった場合、つまり、上記ステップS3の振替伝票1枚の入力終了時に、オペレータが「定型登録」ボタン62−8をマウス12でクリックした場合は、定型仕訳登録プログラムが呼び出される。制御部10は定型仕訳登録プログラムの手順に従って図9に示すような定型仕訳登録画面80を表示部14に表示してオペレータに伝票名称及び説明文の入力を促し、入力があると振替伝票入力/表示画面60のデータ入力/表示欄67に現在表示されている仕訳に名称及び説明文をつけて図3及び図4に示したような定型仕訳情報ファイル3及び定型仕訳登録ファイル4に登録し、ステップS2に戻る。なお、実施例では定型仕訳登録画面80は振替伝票入力/表示画面60上にウインドウ表示するようにしているが、これに限定されない(定型仕訳登録時の動作例を図10のフローチャートに示す)(ステップS5)。
また、上記ステップS2で定型仕訳呼出指示があった場合、つまり、オペレータが「定型呼出」ボタン62−7をマウス12でクリックした場合は、定型仕訳呼出プログラムが呼出される。制御部10は、定型仕訳呼出プログラムの手順に従って図11(a)に示すような定型仕訳呼出画面110を表示部14に表示して伝票名称の選択を促し、伝票名称が選択されると、図11(b)に示すように振替伝票入力/表示画面60を表示し、選択された伝票名称の登録済み定型仕訳の振替伝票入力/表示画面を表示し、ステップS2に戻る。なお、実施例では定型仕訳呼出画面110は振替伝票入力/表示画面60上にウインドウ表示するようにしているが、これに限定されない(定型仕訳呼出時の動作例を図12のフローチャートに示す)(ステップS6)。
また、上記ステップS2で振替伝票データ一覧画面表示処理が指示された場合、つまり、オペレータが「一覧」ボタン62−12をマウス12でクリックした場合は、振替伝票一覧処理プログラムが呼出される。制御部10は振替伝票一覧処理プログラムに従って、図13(a)に示すような振替伝票一覧画面130を表示し(ステップS7)、オペレータが表示された仕訳データを選択すると図13(b)に示すようにその仕訳データを含む振替伝票入力/表示画面60を表示し、ステップS2に戻る(「一覧」時の動作例を図14のフローチャートに示す)(ステップS8)。
上記ステップS2で振替伝票入力処理選択欄62のその他のボタン(「追加」ボタン62−1、伝票登録ボタン62−15、「定型登録」ボタン62−8、定型仕訳呼出指示を行う「定型呼出」ボタン62−7、又は「一覧」ボタン62−12、以外のボタン)が選択された場合は、そのボタンで指示される処理に遷移する(ステップS9)。
なお、上記図8のフローチャートのステップS3で1伝票分の入力の途中でも定型仕訳登録できるようにしてもよい。
図9は定型仕訳登録画面の一実施例を示す図であり、定型仕訳登録画面80は図7に示した振替伝票入力/表示画面60で「定型登録」ボタン62−8がクリックされたり、図15に示す仕訳帳表示画面150で「定型登録」ボタン152−3がクリックされるとそれらの画面上にウインドウ表示される。
定型仕訳登録画面80は、伝票名称や説明文の入力を促す案内メッセージ81と、定型仕訳として登録する定型仕訳名称を入力する伝票名称入力欄82と、その定型仕訳の用途等の説明を入力する説明文入力欄83と、取引の形態を選択する取引分類選択ボタン84と、金額を定型仕訳データに登録するか否かを選択する金額登録選択ボタン86と、登録指示ボタン87およびキャンセルボタン88を備えている。
なお、図9の定型仕訳登録画面80に示した例は、図7に示した振替伝票入力/表示画面60のデータ入力/表示欄67に入力した複合仕訳に「給与の支払−振込み」という伝票名称を付けて定型仕訳を登録する場合を例としている。
図10は定型仕訳登録時の会計処理装置1の動作例を示すフローチャートであり、図8のフローチャートのステップS5の詳細動作例を示すフローチャートである。また、定型仕訳登録処理はプログラム格納メモリに格納されている定型仕訳登録プログラム(サブプログラム)に基いて実行される。以下、図3に示した定型仕訳情報レコード30、図4に示した定型仕訳データ40、図7に示した振替伝票入力/表示画面60及び図9の定型仕訳登録画面80を基に説明する。
会計処理装置1の制御部10は図8のステップS2で定型登録ボタン62−8がマウス12でクリックされたことを検出すると、現在表示部14に表示されている画面の種類、つまり、帳簿の種類を調べ、表示されている画面が振替伝票入力/表示画面60の場合はステップU2に遷移し、仕訳帳表示画面150の場合は図8のステップS2に戻る(ステップU1)。
表示されている画面が振替伝票入力/表示画面60の場合は、振替伝票入力/表示画面60上に定型仕訳登録画面80をウインドウ表示して入力を促し、ステップU3に遷移する(ステップU2)。
オペレータが定型仕訳登録画面80の伝票名称入力欄82及び説明文入力欄83に伝票名称(=定型仕訳名称)及び説明文を入力した後(ステップU3)、該当する取引形態分類を選択する取引分類選択ボタン84及び金額登録選択ボタン86を選択し(ステップU4)、登録指示ボタン87をマウス12でクリックするか改行キーを操作するとステップU6に遷移する。また、キャンセルボタン88を操作するとステップU14に遷移する(ステップU5)。
上記ステップU5で登録指示ボタン87がクリックされるか改行キーの操作があると、制御部10は入力された伝票名称をキーとして定型仕訳情報ファイル3に記憶されている定型仕訳情報レコード30の定型仕訳名称欄33を検索し、定型仕訳名称欄33に記憶されている定型仕訳名称が入力された伝票名称と一致する伝票名称の定型仕訳データが存在しない場合はステップU8に遷移し、存在する場合はステップU7に遷移する(ステップU6)。
登録されている定型仕訳名称と入力した伝票名称が一致する場合、つまり、入力した伝票名称が重複している場合は、伝票名称の再入力を促すメッセージ(例えば、「伝票名称が重複しています。再入力してください」)を表示し、ステップU3に戻る(ステップU7)。
図8のステップS4で自動発行またはキー入力された定型仕訳番号を定型仕訳番号欄31に、上記ステップU4で選択した取引形態分類コードを分類コード欄32に、ステップU3で入力した伝票名称及び説明文を定型仕訳名称欄33及び説明文欄34に記憶した定型仕訳情報レコードを生成し(ステップU8)、定型仕訳情報ファイル3に書き込む(ステップU9)。
次に、上記ステップU4で選択した金額登録選択の結果を調べ、金額を登録するボタンを選択していた場合はステップU11に遷移し、金額を登録しないボタンを選択していた場合は、ステップU12に遷移する(ステップU10)。
金額を登録するとした場合は、制御部10は入力された振替伝票データを分解して複数の定型仕訳データ40(図4)を生成する。入力され、仕訳された振替伝票データの分解は公知の方法で行うことができ、借方に入力されたデータ分+貸方に入力されたデータ分の数の定型仕訳データ40を生成し、RAMに保持(一時)する。また、この際、上記ステップU8で定型仕訳番号欄31に記憶した定型仕訳番号をRAMに保持された各定型仕訳データの定型仕訳番号欄41に上書き記憶してステップU13に遷移する(ステップU11)。
金額を登録しないとした場合は、制御部10は入力された振替伝票データを分解して複数の定型仕訳データ40を生成し、RAMに保持(一時)する。また、この際、上記ステップU8で定型仕訳番号欄31に記憶した定型仕訳番号をRAMに保持された各定型仕訳データの定型仕訳番号欄41に上書き記憶すると共に、借方欄42及び貸方欄43に記憶する金額を0とし(借方欄42及び貸方欄43に記憶する金額に0を上書き記憶し)、伝票展開番号欄45に画面表示する際の行番号を記憶させてステップU13に遷移する(ステップU12)。
次に、上記ステップU11又はU12でRAMに保持した各定型仕訳データを定型仕訳登録ファイル4に順次書き込み(ステップU13)、定型仕訳登録ファイル4への定型仕訳データの書き込みが終了した場合、または上記ステップU5でキャンセルボタン88がクリックされた場合は、RAMに保持したデータを消去して無効にすると共に、ウインドウ表示されている定型仕訳登録画面80を消去して図8のステップS2に遷移する(ステップU14)。
上記図9の定型仕訳登録画面80及び図10のフローチャートの構成により、取引形態を登録できるので後述する定型仕訳呼出の際に「毎月の取引」、「決算の取引」などの選択を行うことができる。また、金額登録の要否を選択できるので金額が固定の場合は金額の登録を行うこともできる。更に、仕訳の組み合わせは同じでも金額が変わる場合には金額を登録しないことを選択することにより金額を0円として表示することもできる。
また、メーカー側で、一般的な複合仕訳を予め定型仕訳情報ファイル3及び定型仕訳登録ファイル4に登録しておくことができる。このようにした場合は定型仕訳登録処理が更に簡単になる。
なお、上記図10のフローチャートでは、ステップU10で金額登録の要否(ステップU4の選択結果)を調べ、金額登録をしないこととされている場合はステップU12で生成する定型仕訳レコードの借方欄42及び貸方欄43の金額をゼロとするようにしたが、図3の定型仕訳情報レコード30に金額表示の要否を示すフラグ欄を設け、ステップU4で選択した結果を示すフラグを定型仕訳情報レコード30に記憶するようにした場合は、上記ステップU10及びU12は不用である。つまり、ステップU9の次に、ステップU10として振替伝票データを分解して複数の定型仕訳データ40を生成し、RAMに保持(一時)するステップを設け、図9のステップU13をステップU11とし、図10のステップU14をステップU12とすればよい。
図11は定型仕訳呼出画面及び呼び出された定型仕訳伝票画面の一実施例を示す図であり、図11(a)は定型仕訳呼出画面110を示し、図11(b)は定型仕訳呼出により呼び出され、定型仕訳が表示された定型仕訳伝票画面(=振替伝票入力/表示画面)60を示す。
定型仕訳呼出画面110は、図11(a)に示すように取引形態を選択する取引形態分類選択欄111と、登録されている定型仕訳名称を検索する文字列を入力する検索文字列入力欄112と、検索された定型仕訳名称を表示し、定型仕訳名称を選択するスクロール可能な伝票名称選択欄113と、伝票名称選択欄113で選択される定型仕訳名称に対応付けて登録されている説明文を表示する説明文表示欄114と、定型仕訳名称及び説明文の訂正指示を行う名称・説明訂正指示ボタン115と、定型仕訳情報ファイル3及び定型仕訳登録ファイル4に登録されている定型仕訳情報レコード30及び定型仕訳データ40の削除指示を行う定型仕訳削除指示ボタン116と、伝票名称選択欄113で選択された定型仕訳伝票画面60の呼出指示を行う「呼出」指示ボタン117と、キャンセルボタン118を備えている。
なお、名称・説明訂正指示ボタン115をマウス12でクリックすると、訂正用ウインドウ(図示せず)が表示される。これにより、オペレータは定型仕訳名称および説明文を訂正することができる(但し、メーカー提供の定型仕訳を登録するようにした場合は、メーカー提供の定型仕訳の訂正を禁止するようにする)。また、定型仕訳名称および説明文の訂正は訂正用ウインドウを用いて行う方法に限定されない。
また、図11(a)の定型仕訳呼出画面110に示した例は、検索文字列入力欄112に「支払」と入力した場合を示し、これにより、伝票名称選択欄113には「支払」という文字列を含む定型仕訳名称一覧が表示される。この例では、カーソル119で伝票名称選択欄113に表示された定型仕訳名称のうち「給与の支払−振込み」を指定している例である。
また、図11(b)の定型仕訳伝票画面(=この例では振替伝票入力/表示画面)60には図11(a)の定型仕訳呼出画面110で選択・指定した伝票名称(この例では、伝票名称=「給与の支払−振込み」)の定型仕訳が表示される。なお、図11(b)の例では登録時に「金額=登録しない」を選択したので、各仕訳の借方、貸方の金額欄には「0」が表示されている。
従って、オペレータは複合仕訳方法を知らなくても、振替対象となる取引の内容が図11(a)の定型仕訳呼出画面110に表示される定型仕訳名称や説明文からわかるので、該当する定型仕訳名称を選択して定型仕訳伝票画面60を表示させ、金額を入力するだけで複合仕訳ができることとなる。金額入力後、「伝票登録」ボタン62−15をマウス12でクリックすると、各仕訳データが生成され、仕訳ファイル2に記憶される。また、定型登録ボタン62−8をクリックすると図9に示したような定型仕訳登録画面80が表示されるので画面に表示されている振替伝票を定型仕訳として登録することもできる。
また、登録時に「金額=登録する」を選択した場合は、定型仕訳呼出時に選択した各仕訳の借方、貸方の金額欄には登録時にデータ入力された金額がそれぞれ表示される。家賃や駐車場代等のように金額が毎回同じであるような場合には、金額を登録するようにして表示すると、金額入力の手間を省くことができる。家賃の更改等により金額を変更する場合は該当する金額欄をマウス12でクリックして金額の訂正を行い、金額入力後、「伝票登録」ボタン62−15をマウス12でクリックすると、各仕訳データが生成され、仕訳ファイル2に記憶される。また、金額入力後、定型登録ボタン62−8をクリックして定型仕訳登録画面80を表示させ、金額訂正された定型仕訳の再登録をすることもできる。
また、図11(b)で「編集取消」ボタン62−11をクリックすると現在入力中の振替伝票データが仕訳ファイル2に記憶されることなく破棄され、現在表示されている振替伝票入力/表示画面をクリア(消去)する。
図12は定型仕訳呼出時の会計処理装置1の定型仕訳動作例を示すフローチャートであり、図8のフローチャートのステップS6の詳細動作例を示すフローチャートである。また、定型仕訳呼出処理はプログラム格納メモリに格納されている定型仕訳呼出プログラム(サブプログラム)に基いて実行される。以下、図11に示した定型仕訳呼出画面110と定型仕訳伝票画面(=振替伝票入力/表示画面)60を基に説明する。
図8のステップS2で「定型呼出」ボタン62−7がマウス12でクリックされると、振替伝票入力/表示画面60上に定型仕訳呼出画面110をウインドウ表示し、取引分類の選択及び伝票名称を検索するための検索文字列の入力を促す(ステップV1)。
オペレータが取引分類選択欄111の取引分類の選択を行い、検索文字列入力欄112へ検索文字列(2文字以上)をキー入力すると(ステップV2)、入力された検索文字列及び選択された取引形態の分類コードをキーとして定型仕訳情報ファイル3の全体検索を行い、入力された検索文字列が定型仕訳情報ファイル3に記憶されている定型仕訳情報レコード30の定型仕訳名称欄33の記憶内容(=定型仕訳名称)に全部又は部分一致し(つまり、入力した検索文字列が登録されている定型仕訳名称に含まれ)且つ選択された取引形態分類コードと一致する定型仕訳情報レコードが存在する場合は、その定型仕訳情報レコードを順次RAMに記憶し、定型仕訳情報ファイル3の全体検索が終わるとステップV5に遷移する。また、そのような定型仕訳データが存在しない場合はステップV4に遷移する(ステップV3)。
上記ステップV3で条件に一致する定型仕訳情報レコードが存在しなかった場合には、再入力を促すメッセージ(例えば、「一致する伝票名称がありません。再入力してください」)を表示してステップV2に遷移する(ステップV4)。
上記ステップV3で条件に一致する定型仕訳情報レコードが存在した場合には、RAMに記憶した定型仕訳情報レコードの定型仕訳名称欄33に記憶されている定型仕訳名称を順次取り出して伝票名称選択欄113に一覧表示する。又、オペレータはカーソル上下ボタン113−1、113−2をクリックして伝票名称選択欄113に表示される定型仕訳名称をスクロールすることができる(ステップV5)。
オペレータがカーソルを移動させるか、表示されている定型仕訳名称をクリックして定型仕訳名称を選択すると(ステップV6)、選択された定型仕訳名称を記憶した定型仕訳情報レコードの説明文欄34に記憶されている説明文(文字列)をRAMに記憶されている定型仕訳情報レコードから取り出して説明文表示欄114に表示する(ステップV7)。
次に、制御部10は、「名称説明訂正」ボタン115、「定型仕訳削除」ボタン116、「呼出」指示ボタン117及び「キャンセル」ボタン118のどれがマウス12でクリックされたかを調べ、「呼出」指示ボタン117がクリックされた場合はステップV10に遷移し(ステップV8)、その他のボタン115、116がクリックされた場合はステップV8に戻り、ボタン118がクリックされた場合は、対応する処理(つまり、名称・説明訂正処理、定型仕訳削除処理、及び定型仕訳呼出画面のキャンセル)を実行して図8のステップS2に遷移する(ステップV9)。
上記ステップV8で、「呼出」指示ボタン117がクリックされた場合は、図11(b)に示すような定型仕訳伝票画面(この例では、振替伝票入力/表示画面60)を表示すると共に(ステップV10)、上記ステップV6で選択された定型仕訳名称を記憶した定型仕訳情報レコード30の定型仕訳番号欄31に記憶されている定型仕訳番号をキーとして定型仕訳登録ファイル4に記憶されている各定型仕訳データの定型仕訳番号欄41を検索し、キーとした定型仕訳番号が定型仕訳番号欄41に記憶されている伝票番号と一致する定型仕訳データを順次定型仕訳登録ファイル4から読み出してRAMに順次記憶する(ステップV11)。
次に、RAMから読み出した定型仕訳データの借方欄42又は貸方欄43に記憶されている勘定科目コードをキーとして科目名ファイル5を検索して科目名を取り出し、図11(b)に示すように行番号順に振替伝票入力/表示画面60の借方欄、貸方欄に振り分けて表示し、ステップV13に遷移する。これにより、例えば、図7の振替伝票入力/表示画面60の複合仕訳を定型仕訳登録した場合は、図11(b)のように登録した複合仕訳が再現されて表示される(ステップV12)。
次に、制御部10は、定型仕訳入力/表示画面(=振替伝票入力/表示画面60)に表示された定型仕訳を用いてデータを入力するか否かを問うメッセージ(又は、図11(b)に示すようなウインドウ69)を表示し、オペレータが入力する(「YES」)を選択した場合はステップV14に遷移し、入力しない(「NO」)を選択した場合は図8のステップS2に遷移する(ステップV13)。
オペレータは上記ステップV12で表示された(呼び出した)定型仕訳を用いて振替伝票データの入力を行ない、図8のステップS2に遷移する。この場合、金額欄が「0」の場合は各行の金額の入力を行い、金額欄に金額が表示されている場合はオペレータによる確認操作を行うか金額訂正入力を行なう。なお、表示されている摘要や勘定科目及び仕訳の追加入力もできる(ステップV14)。
ここで、オペレータが伝票登録操作(例えば、振替伝票入力/表示画面60の「伝票登録」ボタン62−15のクリック)を行うと図8のステップS4に遷移して、上記ステップV14で振替伝票入力/表示画面60に入力した複合仕訳を仕訳データとして登録することができる。
このように、ユーザにとって定型的な複合仕訳を定型仕訳登録により登録しておけば、上記図12のフローチャートに基く動作(定型仕訳呼出)により振替伝票形式の入力画面に呼出し、金額入力、或いは確認入力をするだけで、人手による仕訳過程を経なくても振替伝票データ入力を行うことができる。つまり、複合仕訳をしたことのない人でも簡単に振替伝票データの入力を行うことができる。
なお、前述したように定型仕訳情報レコード30に金額表示フラグを設けるように構成した場合は、上記ステップV12の前段で選択された定型仕訳名称を記憶した定型仕訳情報レコードの金額表示フラグ欄に記憶されているフラグを調べ、表示することを意味している場合(例えば、フラグ値→1)はステップV12で、RAMから読み出した定型仕訳データの借方欄42又は貸方欄43に記憶されている勘定科目コードをキーとして科目名ファイル5を検索して科目名を取り出し、図11(b)に示すように行番号順に振替伝票入力/表示画面60の借方欄、貸方欄に振り分けて表示し、金額を表示しないことを示している場合(例えば、フラグ値→0)は表示の際に金額をゼロにして表示するようにしてもよい。
また、ステップV8でキャンセルボタン118が押された場合、図8のステップS2に遷移してもよい。さらにステップV9において、その他のボタンに対応する処理を実行した後、ステップV8に遷移するようにしてもよい。
図13は振替伝票一覧画面及び指定された振替伝票データを含む複合仕訳データを表示した振替伝票入力/表示画面の一実施例を示す図であり、振替伝票一覧画面130は図8のフローチャートのステップS2、S7、S8の説明で述べたように図7や図11(b)で示した振替伝票入力/表示画面60で振替伝票データ一覧表示指示を行う(例えば、「一覧」ボタン62−12をマウス12でクリックする)と表示される。
振替伝票一覧画面130は、処理する帳簿の種類(現金出納帳、小口現金出納帳、預金出納帳、売掛帳、買掛帳、応用帳、振替伝票、仕訳帳、元帳、補助元帳、日計表、試算表、・・・)を示すボタンやアイコン等が表示されている帳簿処理選択欄131と、振替伝票一覧画面130の指定処理等の種類、例えば、追加、訂正、削除、検索、ソート、・・・、印刷、伝票、環境設定等の処理への移行指示を示すボタン等が設けられた振替伝票一覧処理選択欄132と、一覧表示するデータの期間を選択する期間選択欄133と、見出しを表示する見出表示欄134と、複数の行からなる表示欄135を配置してなる。なお、帳簿処理選択欄131及び振替伝票一覧処理選択欄132に表示されるボタン等の種類や名称は仕様変更によって異なる場合がある。
図14は振替伝票一覧処理時の会計処理装置の動作例を示すフローチャートであり、図8のフローチャートのステップS7、S8の詳細動作例を示すフローチャートである。また、振替伝票一覧処理はプログラム格納メモリに格納されている振替伝票一覧処理プログラム(サブプログラム)に基いて実行される。以下、図13の振替伝票一覧画面130及び振替伝票入力/表示画面60を基に説明する。
図8のステップS2で、図7に示した振替伝票入力/表示画面60の「一覧」ボタン62−12がクリックされると、図13(a)に示したようなフォーマットの振替伝票一覧画面130を表示し、必要ならば、振替伝票データを表示する期間の選択を促す(ステップW1)。
オペレータが期間選択ボタン133−1をマウスでクリックして期間選択欄に表示される期間(この例では、「年間」)を選択すると(ステップW2)、制御部10は仕訳ファイル2から伝票展開番号欄26が「空白」でない仕訳データ(つまり、振替伝票データ入力や定型仕訳呼出によってデータ入力され仕訳された仕訳データ)で、且つ上記ステップW2で選択された期間内の仕訳データを仕訳ファイル2から順次取り出してRAMに順次記憶する(ステップW3)。
仕訳データの取り出しが終わると、RAMに記憶した各仕訳データの勘定科目コードをキーとして科目名ファイル5を検索して科目名を取り出し、それぞれの仕訳データに対応付けてRAMに記憶する(ステップW4)。
次に、RAMに記憶した各仕訳データ及び勘定科目名から表示データを作成し、ステップW1で表示した振替伝票一覧画面130の表示欄135に表示する(ステップW5)。
オペレータが複合仕訳呼出指示(例えば、カーソル139を移動するか、マウス12で所望の行に表示された取引内容(図13の例では振替伝票データ)を指定し、所定の呼び出しボタン(図13の例では「伝票」ボタン132−7)をクリックする)とステップW7に遷移し、複合仕訳呼出指示を行わない場合はステップW11に遷移する(ステップW6)。
複合仕訳呼出指示があると、図13(b)に示すように振替伝票入力/表示画面60を表示すると共に(ステップW7)、上記ステップW6で指定された仕訳データの伝票番号(=振替伝票番号)をキーとしてRAMに記憶されている各仕訳データを検索し、キーとした伝票番号が伝票番号欄22に記憶されている伝票番号(=振替伝票番号)と一致する仕訳データ、つまり、同一振替伝票で複合仕訳された仕訳データを順次読み出し(ステップW8)、図13(b)に示すように伝票展開番号欄26に記憶されている行番号順に振替伝票入力/表示画面60の借方欄、貸方欄に振り分けて対応する仕訳データを表示する。これにより、振替伝票入力/表示画面60に指定された取引データ(仕訳データ)を含む入力時の複合仕訳が再現される(ステップW9)。
オペレータは再現された複合仕訳の内容を参照して振替データ入力の正否の検証を行うことができる。また、検証の結果誤りがあった場合は、その行に入力カーソルを移動させて訂正入力を行う(ステップW10)。また、入力終了操作や表示終了操作或いは上記ステップS6からの遷移があるとRAMに記憶した仕訳データ等及び振替伝票入力/表示画面60を消去して図8のステップS2に戻る(ステップW11)。
上記図14のフローチャートの動作により、ユーザは指定した期間内に発生した振替伝票データを一覧表示し、指定された振替伝票データについて、更に、振替伝票形式で複合仕訳を呼出して再現、表示するので、再現された複合仕訳の内容を参照して振替データ入力の正否の検証を行うことができる。また、検証の結果誤りがあった場合は、その行に入力カーソルを移動させて訂正入力を行うことができる。
なお、上記図14のフローチャートでは振替伝票一覧表から複合仕訳を呼び出す場合を例としたが、複合仕訳の呼び出しは振替伝票一覧表からに限定されない。例えば、図14のフローチャートのステップW1〜W5と同様の手順で仕訳帳画面や各勘定元帳画面及び各補助元帳等の元帳表示画面や、現金出納帳画面、小口現金出納帳画面、売掛帳画面、買掛帳画面、応用帳画面等の出納帳入力/表示画面を表示し、夫々の画面で図14のフローチャートのステップW6と同様に所定の複合呼出指示を行うことにより、図14のフローチャートのステップW7〜W9と同様の動作で複合仕訳の呼び出しを行うことができる。また、オペレータはステップW10で振替伝票入力/表示画面60に再現された複合仕訳を参照したり、検証して誤りがあれば訂正入力を行うことができる。
つまり、振替伝票データはどの帳簿や元帳からでも入力時の形式の複合仕訳を呼び出して参照することができ、検証の結果誤りがあれば呼び出された振替伝票で訂正できる(図15に元帳表示画面からの複合仕訳呼び出しの一実施例を示し、図16に出納帳表示画面からの複合仕訳呼び出しの一実施例を示す)。
また、図13(b)の振替伝票入力/表示画面60で「定型登録」ボタン62−8をマウス12でクリックすることにより、定型仕訳登録画面80(図9)を呼出し、表示されている複合仕訳を定型仕訳として定型仕訳情報ファイル3及び定型仕訳登録ファイル4に登録することができる。
図15は定型仕訳登録及び複合仕訳データの一括呼出が可能な元帳表示画面の一実施例を示す図であり、図15(a)は元帳画面の一実施例としての仕訳帳画面150を示し、図15(b)は仕訳帳表示画面150からの複合仕訳呼び出しの一実施例を示す図である。
図15(a)の仕訳帳表示画面150で「定型登録」ボタン152−3をマウス12でクリックすることにより、指定した仕訳を定型仕訳として定型仕訳情報レコード30及び定型仕訳データ40を生成して定型仕訳情報ファイル3及び定型仕訳登録ファイル4に登録することができる。仕訳登録時に表示される定型仕訳登録画面は図9に示した定型仕訳登録画面80と同様である。
仕訳帳表示画面150は、処理する帳簿の種類(現金出納帳、小口現金出納帳、預金出納帳、売掛帳、買掛帳、応用帳、振替伝票、仕訳帳、元帳、補助元帳、日計表、試算表、・・・)を示すボタンやアイコン等が表示されている帳簿処理選択欄151と、仕訳帳表示画面150の指定処理等の種類、例えば、入力元、検索、定型登録、・・・、印刷等の処理への移行指示を示すボタン等が設けられた仕訳帳表示処理選択欄152と、表示する仕訳データの期間を選択する期間選択欄153と、見出しを表示する見出表示欄154と、複数の行からなる表示欄155を配置してなる。また、表示欄155の各行の先頭にはその行に表示されているデータが振替伝票入力データの場合は色表示等によって明示する入力区分欄155−1が設けられている。なお、帳簿処理選択欄151及び仕訳帳表示処理選択欄152に表示されるボタン等の種類や名称は仕様変更によって異なる場合がある。
図15(a)で「定型登録」ボタン152−3が選択されると、図9に示したようなフォーマットの定型仕訳登録画面80を表示し、図10のフローチャートステップU3〜ステップU10と同様の手順で、仕訳帳表示画面150に表示された仕訳データのうち、カーソル159又はマウス12で指定された仕訳データを定型仕訳登録画面80で入力した伝票名称、説明文、取引形態分類、金額条件で定型仕訳情報ファイル3及び定型仕訳登録ファイル4に登録することができる。
また、図15(a)の仕訳帳表示画面150を、図14のフローチャートのステップW1〜W5と同様の手順で表示部14に表示し、入力区分欄155−1に青色表示されている行のデータをマウス12でクリックする(クリックされた行の表示内容は差別表示(この例では反転表示)される)か、カーソルをその行に移動させた後、ステップW6と同様にオペレータが定型複合呼出指示(図15(a)の例では「入力元」ボタン152−1のクリック)を行うと、図14に示したフローチャートのステップW7と同様の手順で、図15(b)に示すように振替伝票入力/表示画面60が表示される。
次に、図10のフローチャートステップW8、W9と同様の手順で、仕訳帳表示画面150に表示された仕訳データのうち、カーソル159又はマウス12で指定された仕訳データ(図15(a)で丸付き符号1(丸付き数字の1)で示した仕訳データ)と同じ複合仕訳データとして入力された仕訳データ(図15(a)で丸付き符号2(丸付き数字の1)で示した仕訳データ)からなる入力時の複合仕訳データ(丸付き符号1、2(丸付き数字の1、2))が図15(b)の振替伝票入力/表示画面60に再現表示される。これにより、オペレータはステップW10と同様に図15(b)の振替伝票入力/表示画面60に再現された複合仕訳を参照又は検証し、誤りがあれば訂正入力を行うことができる。
つまり、振替伝票データはどの元帳表示画面からでも複合仕訳呼出指示(図15の例では「入力元」ボタン152−1のクリック)を行うことにより入力時の複合仕訳データを振替伝票入力/表示画面60上に呼び出して参照することができ、検証の結果誤りがあれば振替伝票入力/表示画面60上で訂正できる。
図16は、出納帳表示画面からの複合仕訳データ呼び出しの一実施例を示す図であり、図16(a)は出納帳表示画面として現金出納帳を示した図であり、画面フォーマットは図6の現金出納帳50と同様である。また、図16(b)は出納帳表示画面からの複合仕訳呼び出しの一実施例を示す図である。
図16(a)の仕訳帳表示画面160を、図14のフローチャートのステップW1〜W5と同様の手順で表示部14に表示し、入力区分欄57−1に表示されている行のデータ160−1、160−2のうちのいずれか(この例ではデータ160−2)に対し、ステップW6と同様にオペレータが定型複合呼出指示(図16(a)の例では対象とするデータ160−2をマウス12でダブルクリックするか、データ160−2をクリックしてから「訂正」ボタン52−2のクリック)を行うとその行の表示内容が差別表示(この例では反転表示)され、図14に示したフローチャートのステップW7と同様の手順で、図16(b)に示すように振替伝票入力/表示画面60が表示される。
次に、図10のフローチャートのステップW8、W9と同様の手順で、現金出納帳160で複合呼出指示がなされたデータのうち、呼出指示されたデータ(図16(a)で丸付き符号1(丸付き数字の1)で示した仕訳データ)と同じ複合仕訳データとして入力されたデータからなる入力時の複合仕訳データ(丸付き符号1、2(丸付き数字の1、2))が図16(b)の振替伝票入力/表示画面60に再現表示される。これにより、オペレータはステップW10と同様に図16(b)の振替伝票入力/表示画面60に再現された複合仕訳を参照又は検証し、誤りがあれば訂正入力を行うことができる。
つまり、振替伝票データはどの出納帳表示画面からでも複合仕訳呼出指示(図16の例では対照データのダブルクリック等)を行うことにより入力時の複合仕訳データを振替伝票入力/表示画面60上に呼び出して参照することができ、検証の結果誤りがあれば振替伝票入力/表示画面60上で訂正できる。
上記図13の振替伝票一覧画面での複合仕訳呼出指示、図15の元帳表示画面での複合仕訳呼出指示、図16の出納帳表示画面での複合仕訳呼出指示により、どのような元帳や帳簿からでも表示されているデータが振替伝票データであれば振替伝票形式で入力時の複合仕訳データを呼び出して再現し、参照又は検証し、検証の結果誤りがあれば振替伝票入力/表示画面60上で訂正できる。
なお、上記各実施例の説明では、出納帳データや補助簿データを1行1取引で入力/表示するデータ入力/表示画面の記帳入力処理で自動仕訳を行う場合を例として示したが、本発明は帳簿データの記帳入力の場合に限定されず、伝票等のメモを基に会計データを入力する場合についても適用できる。
以上、本発明のいくつかの実施例について説明したが本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
本発明の振替伝票の定型仕訳プログラムを実行可能な会計処理装置のハードウエア構成を示すブロック図である。 仕訳ファイルに記憶される仕訳データの一実施例を示す図である。 定型仕訳情報ファイルに登録される定型仕訳情報レコードの構成例を示す図である。 定型仕訳登録ファイルに登録される定型仕訳データの構成例を示す図である。 科目名ファイルに記憶されている科目名レコードの構成例を示す図である。 入力/表示画面としての記帳画面の一実施例を示す図である。 定型仕訳入力/表示画面の一実施例を示す図である。 振替伝票入力処理時の会計処理装置の概略動作例を示すフローチャートである。 定型仕訳登録画面の一実施例を示す図である。 定型仕訳登録時の定型仕訳登録プログラムによる会計処理装置の動作例を示すフローチャートである。 定型仕訳呼出画面及び呼び出された振替伝票入力/表示画面の一実施例を示す図である。 定型仕訳呼出時の定型仕訳呼出プログラムによる会計処理装置の動作例を示すフローチャートである。 振替伝票一覧画面及び指定された振替伝票データを含む複合仕訳データを表示した振替伝票入力/表示画面の一実施例を示す図である。 振替伝票一覧処理時の会計処理装置の動作例を示すフローチャートである。 定型仕訳登録及び複合仕訳データの一括呼出が可能な元帳表示画面の一実施例を示す図である。 出納帳表示画面からの複合仕訳データ呼び出しの一実施例を示す図である。
符号の説明
1 会計処理装置
2 仕訳ファイル
3 定型仕訳情報ファイル
4 定型仕訳登録ファイル
10 制御部
11 キー入力部
12 マウス
14 表示部
30 定型仕訳情報レコード
60 振替伝票入力/表示画面
80 定型仕訳登録画面
82 伝票名称入力欄
83 説明文入力欄
84 取引形態分類選択ボタン
86 金額登録選択ボタン
110 定型仕訳呼出画面
112 検索文字列入力領域
113 定型仕訳名称一覧領域
117 呼出指示ボタン
152−1 呼出指示ボタン

Claims (35)

  1. 振替伝票データを入力/表示する振替伝票入力/表示画面と振替伝票データを入力する振替伝票データ入力手段を備えた振替伝票入力処理システムであって、
    前記振替伝票データ入力手段によって入力された振替伝票1枚分の振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳情報を入力する定型仕訳情報入力手段と、
    前記定型仕訳情報入力手段によって入力された定型仕訳情報を前記定型仕訳に関連付けて定型仕訳情報メモリに記憶する定型仕訳情報登録手段と、
    前記登録指示された定型仕訳を構成する複合仕訳データから複数の定型仕訳データを生成する定型仕訳データ生成手段と、
    前記定型仕訳データ生成手段によって生成された各定型仕訳データを前記定型仕訳情報に関連付けて定型仕訳登録メモリに記憶する定型仕訳データ記憶手段と、
    を備えたことを特徴とする振替伝票入力処理システム。
  2. 前記定型仕訳情報入力手段は、前記登録指示された定型仕訳を識別する定型仕訳識別情報入力手段と、その定型仕訳の金額を前記定型仕訳登録メモリに登録するか否かを選択・指定する金額登録要否選択・指定手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の振替伝票入力処理システム。
  3. 前記定型仕訳情報入力手段は、更に、前記登録指示された定型仕訳の用途等を示す説明情報を入力する説明情報入力手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の振替伝票入力処理システム。
  4. 前記定型仕訳情報入力手段は、更に、前記登録指示された定型仕訳の形態分類を選択・指定する形態分類選択・指定手段を備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の振替伝票入力処理システム。
  5. 前記定型仕訳情報入力手段は、前記登録指示された定型仕訳を識別する定型仕訳識別情報入力領域と、その定型仕訳の用途等を示す説明情報を入力する説明情報入力領域と、その定型仕訳の金額を前記定型仕訳登録メモリに登録するか否かを選択・指定する金額登録要否選択指定情報と、その定型仕訳の形態分類を選択・指定する複数の形態分類選択指定情報と、を備えた定型仕訳情報登録画面と、
    前記定型仕訳識別情報入力領域及び前記説明情報入力領域に情報を入力する情報入力手段と、前記金額登録要否選択指定情報及び前記形態分類選択指定情報を選択・指定する情報選択・指定手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の振替伝票入力処理システム。
  6. 前記定型仕訳情報メモリに記憶される定型仕訳情報は、前記振替伝票データ入力手段によって入力された振替伝票1枚分毎に定型仕訳登録時に発行される定型仕訳番号を記憶する定型仕訳番号記憶領域と、定型仕訳情報入力手段によって入力された定型仕訳識別情報を記憶する定型仕訳識別情報記憶領域を含むことを特徴とする請求項1記載の振替伝票入力処理システム。
  7. 振替伝票データを入力/表示する振替伝票入力/表示画面と振替伝票データを入力する振替伝票データ入力手段を備えた振替伝票入力処理システムであって、
    定型仕訳情報メモリに登録されている複数の定型仕訳情報のうちから所望の定型仕訳情報を選択する定型仕訳情報選択手段と、
    定型仕訳登録メモリに記憶されている定型仕訳データの中から前記選択された定型仕訳情報に関連付けられている複数の定型仕訳データを取得する定型仕訳データ取得手段と、
    前記選択された定型仕訳情報に基いて、前記定型仕訳データ取得手段によって取得された複数の定型仕訳データからなる定型仕訳を定型仕訳入力/表示画面に表示する定型仕訳表示手段と、
    を備え、
    前記定型仕訳表示手段によって前記振替伝票入力/表示画面に表示された定型仕訳に基いて前記振替伝票データ入力手段による振替伝票データの入力ができる、
    ことを特徴とする振替伝票入力処理システム。
  8. 前記定型仕訳入力/表示画面は前記振替伝票入力/表示画面であることを特徴とする請求項7記載の振替伝票入力処理システム。
  9. 前記定型仕訳情報選択手段は、前記定型仕訳情報メモリから定型仕訳情報を取得する定型仕訳情報取得手段と、前記定型仕訳情報取得手段によって取得された定型仕訳情報に含まれる定型仕訳名称を取り出して一覧表示する定型仕訳名称表示手段と、一覧表示された定型仕訳名称の中から所望の定型仕訳名称を選択する定型仕訳名称選択手段と、を備えたことを特徴とする請求項7記載の振替伝票入力処理システム。
  10. 前記定型仕訳情報メモリから定型仕訳情報を取得するための定型仕訳情報検索文字列を入力する検索文字列入力領域と、前記定型仕訳情報メモリから取得した定型仕訳情報の定型仕訳名称を一覧表示する定型仕訳名称一覧表示領域と、前記定型仕訳名称一覧表示領域に一覧表示された定型仕訳名称の中から選択された定型仕訳名称に対応する定型仕訳を前記定型仕訳登録メモリから呼び出して表示するための指示を行う定型仕訳表示指示情報と、を備えた定型仕訳呼出画面と、
    前記定型仕訳情報選択手段は、前記定型仕訳呼出画面の検索文字列入力領域に文字列を入力して前記定型仕訳情報メモリから定型仕訳情報を取得し、前記定型仕訳名称一覧表示領域に前記取得した各定型仕訳情報に含まれる定型仕訳名称を一覧表示し、該一覧表示した定型仕訳名称の中から所望の定型仕訳名称を選択する手段であることを特徴とする、請求項7記載の振替伝票入力処理システム。
  11. 振替伝票データを入力/表示する振替伝票入力/表示画面と、仕訳メモリに記憶されている取引データを所定のフォーマットの出納帳又は元帳に表示する出納帳/元帳表示手段と、
    前記出納帳/元帳表示手段によって出納帳又は元帳に表示されている取引データのうち振替伝票データとして入力された取引データを指定して複合仕訳された入力時の振替伝票データの再現を指示する複合仕訳呼出指示手段と、
    前記複合仕訳呼出指示手段によって指定された取引データ入力時の振替伝票データを前記仕訳メモリから取り出す複合仕訳データ取得手段と、
    前記複合仕訳データ取得手段によって取得された振替伝票データを前記振替伝票入力/表示画面に表示して複合仕訳を再現する複合仕訳再現手段と、
    を備え、前記複合仕訳された振替伝票データを前記振替伝票入力/表示画面上で参照又は検証した結果に応じて前記複合仕訳データの訂正を可能としたこと、を特徴とする振替伝票入力処理システム。
  12. 振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行う工程と、
    前記定型仕訳登録指示があると、振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳情報を入力する工程と、前記入力された定型仕訳情報を前記定型仕訳に関連付けて定型仕訳情報メモリに記憶する工程と、前記登録指示された定型仕訳を構成する複合仕訳データから複数の定型仕訳データを生成する工程と、前記生成された各定型仕訳データを前記定型仕訳情報に関連付けて定型仕訳登録メモリに記憶する工程と、
    を備えたことを特徴とする定型仕訳登録方法。
  13. 定型仕訳呼出指示を行う工程と、
    前記定型仕訳呼出指示があると、定型仕訳情報メモリに登録されている複数の定型仕訳情報のうちから所望の定型仕訳情報を選択する工程と、定型仕訳登録メモリに記憶されている定型仕訳データの中から前記選択された定型仕訳情報に関連付けられている複数の定型仕訳データを取得する工程と、前記選択された定型仕訳情報に基いて、前記取得された複数の定型仕訳データからなる定型仕訳を定型仕訳入力/表示画面に表示する工程と、前記定型仕訳入力/表示画面に表示された定型仕訳を用いて振替伝票データ入力を行う工程と、
    を備えたことを特徴とする定型仕訳呼出方法。
  14. 振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行う工程と、
    前記定型仕訳登録指示があると、定型仕訳情報を入力するための定型仕訳情報入力画面を表示する工程と、前記定型仕訳情報入力画面から定型仕訳情報を入力する工程と、前記入力された定型仕訳情報を前記定型仕訳に関連付けて定型仕訳情報メモリに記憶する工程と、前記登録指示された定型仕訳を構成する複合仕訳データから複数の定型仕訳データを生成する工程と、前記生成された各定型仕訳データを前記定型仕訳情報に関連付けて定型仕訳登録メモリに記憶する工程と、
    定型仕訳呼出指示を行う工程と、
    前記定型仕訳呼出指示があると、定型仕訳情報を取得するための定型仕訳呼出画面を表示する工程と、前記定型仕訳呼出画面の検索文字列入力領域に文字列を入力する工程と、前記入力した文字列により前記定型仕訳情報メモリから定型仕訳情報を取得する工程と、前記定型仕訳名称一覧表示領域に前記取得した各定型仕訳情報に含まれる定型仕訳名称を一覧表示する工程と、前記一覧表示した定型仕訳名称の中から所望の定型仕訳名称を選択する工程と、前記選択した定型仕訳情報に基いて、前記取得された複数の定型仕訳データからなる定型仕訳を定型仕訳入力/表示画面に表示する工程と、前記定型仕訳入力/表示画面に表示された定型仕訳を用いて振替伝票データ入力を行う工程と、
    を備えたことを特徴とする振替伝票入力処理方法。
  15. 前記定型仕訳登録指示を行う工程は、前記振替伝票入力/表示画面から入力された1枚分の振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行う工程であることを特徴とする請求項12又は14に記載の振替伝票入力処理方法。
  16. 前記定型仕訳登録指示を行う工程は、仕訳データを表示する仕訳帳表示画面に表示されている仕訳データを含む同一振替伝票の複合仕訳を定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行う工程であることを特徴とする請求項12又は14に記載の振替伝票入力処理方法。
  17. 前記定型仕訳登録指示を行う工程は、仕訳データを表示する仕訳帳表示画面に表示されている仕訳データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行う工程であることを特徴とする請求項12又は14に記載の振替伝票入力処理方法。
  18. 前記定型仕訳登録指示を行う工程は、振替伝票入力されたデータを表示する振替伝票一覧画面に表示されている振替伝票データを含む同一振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行う工程であることを特徴とする請求項12又は14に記載の振替伝票入力処理方法。
  19. 前記定型仕訳呼出指示は、前記振替伝票入力/表示画面から行うことを特徴とする請求項13又は14に記載の振替伝票入力処理方法。
  20. 仕訳メモリに記憶されている取引データを所定のフォーマットの出納帳又は元帳に表示する工程と、
    前記出納帳又は元帳に表示されている取引データのうち振替伝票データとして入力された取引データを指定する工程と、
    前記指定された取引データについて、複合仕訳された入力時の振替伝票データの再現を指示する工程と、
    前記指定された取引データの入力時の振替伝票データを前記仕訳メモリから取得する工程と、
    前記取得された複合仕訳データを振替伝票入力/表示画面に表示して複合仕訳を再現する工程と、
    再現された複合仕訳データを前記振替伝票入力/表示画面上で参照又は検証する工程と、
    を備え、検証の結果より前記再現された複合仕訳データの訂正を可能としたこと、
    を特徴とする振替伝票入力処理方法。
  21. 複数の仕訳データ入力/表示行を有する振替伝票データを入力/表示する振替伝票入力/表示画面と振替伝票データを入力する振替伝票データ入力手段と、を備えた会計処理装置で実行可能なプログラムであって、
    振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を検出するステップと、
    前記定型仕訳登録指示を検出したとき、振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳情報を入力するステップと、前記入力された定型仕訳情報を前記定型仕訳に関連付けて定型仕訳情報メモリに記憶するステップと、前記登録指示された定型仕訳を構成する複合仕訳データから複数の定型仕訳データを生成するステップと、前記生成された各定型仕訳データを前記定型仕訳情報に関連付けて定型仕訳登録メモリに記憶するステップと、
    を備えたことを特徴とする定型仕訳登録プログラム。
  22. 複数の仕訳データ入力/表示行を有する振替伝票データを入力/表示する振替伝票入力/表示画面と振替伝票データを入力する振替伝票データ入力手段を備えた会計処理装置で実行可能なプログラムであって、
    定型仕訳呼出指示を検出するステップと、前記定型仕訳呼出指示を検出したとき、定型仕訳情報メモリに登録されている複数の定型仕訳情報のうちから所望の定型仕訳情報を選択するステップと、定型仕訳登録メモリに記憶されている定型仕訳データの中から前記選択された定型仕訳情報に関連付けられている複数の定型仕訳データを取得するステップと、前記選択された定型仕訳情報に基いて、前記取得された複数の定型仕訳データからなる定型仕訳を定型仕訳入力/表示画面に表示するステップと、前記定型仕訳入力/表示画面に表示された定型仕訳を用いて振替伝票データ入力を行うステップと、
    を備えたことを特徴とする定型仕訳呼出プログラム。
  23. 複数の仕訳データ入力/表示行を有する振替伝票データを入力/表示する振替伝票入力/表示画面と振替伝票データを入力する振替伝票データ入力手段を備えた会計処理装置で実行可能なプログラムであって、
    振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を検出するステップと、
    前記定型仕訳登録指示を検出すると、定型仕訳情報を入力するための定型仕訳情報入力画面を表示するステップと、前記定型仕訳情報入力画面から定型仕訳情報を入力するステップと、前記入力された定型仕訳情報を前記定型仕訳に関連付けて定型仕訳情報メモリに記憶するステップと、前記登録指示された定型仕訳を構成する複合仕訳データから複数の定型仕訳データを生成するステップと、前記生成された各定型仕訳データを前記定型仕訳情報に関連付けて定型仕訳登録メモリに記憶するステップと、
    定型仕訳呼出指示を検出するステップと、
    前記定型仕訳呼出指示を検出すると、定型仕訳情報を取得するための定型仕訳呼出画面を表示するステップと、前記定型仕訳呼出画面の検索文字列入力領域に文字列を入力するステップと、前記入力した文字列により前記定型仕訳情報メモリから定型仕訳情報を取得するステップと、前記定型仕訳名称一覧表示領域に前記取得した各定型仕訳情報に含まれる定型仕訳名称を一覧表示するステップと、前記一覧表示した定型仕訳名称の中から所望の定型仕訳名称を選択するステップと、前記選択した定型仕訳情報に基いて前記取得された複数の定型仕訳データからなる定型仕訳を定型仕訳入力/表示画面に表示するステップと、前記定型仕訳入力/表示画面に表示された定型仕訳を用いての振替伝票データ入力指示を検出するステップと、
    前記振替伝票データ入力指示を検出したとき、前記定型仕訳入力/表示画面に表示された定型仕訳を用いて振替伝票データ入力を行うステップと、
    を備えたことを特徴とする振替伝票入力処理プログラム。
  24. 前記定型仕訳登録指示を行うステップは、前記振替伝票入力/表示画面から入力された1枚分の振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行うステップであることを特徴とする請求項21記載の定型仕訳登録プログラム。
  25. 前記定型仕訳登録指示を行うステップは、仕訳データを表示する仕訳帳表示画面に表示されている仕訳データを含む同一振替伝票の複合仕訳を定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行うステップであることを特徴とする請求項21記載の定型仕訳登録プログラム。
  26. 前記定型仕訳登録指示を行うステップは、振替伝票入力されたデータを表示する振替伝票一覧画面に表示されている振替伝票データを含む同一振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行うステップであることを特徴とする請求項21記載の定型仕訳登録プログラム。
  27. 前記定型仕訳呼出指示は、振替伝票入力/表示画面から行うことを特徴とする請求項22記載の定型仕訳呼出プログラム。
  28. 前記定型仕訳登録指示を行うステップは、前記振替伝票入力/表示画面から入力された1枚分の振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行うステップであり、前記定型仕訳呼出指示は、振替伝票入力/表示画面から行うことを特徴とする請求項23記載の振替伝票入力処理プログラム。
  29. 前記定型仕訳登録指示を行うステップは、仕訳データを表示する仕訳帳表示画面に表示されている仕訳データを含む同一振替伝票の複合仕訳を定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行うステップであり、前記定型仕訳呼出指示は、振替伝票入力/表示画面から行うことを特徴とする請求項23記載の振替伝票入力処理プログラム。
  30. 前記定型仕訳登録指示を行うステップは、振替伝票入力されたデータを表示する振替伝票一覧画面に表示されている振替伝票データを含む同一振替伝票データを定型仕訳として登録するための定型仕訳登録指示を行うステップであり、前記定型仕訳呼出指示は、振替伝票入力/表示画面から行うことを特徴とする請求項23記載の振替伝票入力処理プログラム。
  31. 複数の仕訳データ入力/表示行を有する振替伝票データを入力/表示する振替伝票入力/表示画面と、振替伝票データを入力する振替伝票データ入力手段と、仕訳メモリに記憶されている取引データを所定のフォーマットで表示する、複数の出納帳表示画面又は元帳表示画面と、を備えた会計処理装置で実行可能なプログラムであって、
    前記出納帳表示画面又は元帳表示画面のうちのある出納帳表示画面又は元帳表示画面の表示時に複合仕訳呼出指示を検出するステップと、
    前記出納帳又は元帳に表示されている取引データのうち指定された振替伝票データを検出するステップと、
    前記指定された取引データについて、複合仕訳された入力時の振替伝票データの再現指示を検出するステップと、
    前記振替伝票データの再現指示を検出したとき、前記指定された取引データの入力時の振替伝票データを前記仕訳メモリから取得するステップと、
    前記取得された複合仕訳データを振替伝票入力/表示画面に表示して複合仕訳を再現するステップと、
    を備えたことを特徴とする複合仕訳呼出プログラム。
  32. コンピュータによって記憶内容が読取可能な記憶媒体であって、請求項21記載の定型仕訳登録プログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  33. コンピュータによって記憶内容が読取可能な記憶媒体であって、請求項22記載の定型仕訳呼出プログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  34. コンピュータによって記憶内容が読取可能な記憶媒体であって、請求項23記載の振替伝票入力処理プログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  35. コンピュータによって記憶内容が読取可能な記憶媒体であって、請求項31記載の複合仕訳呼出プログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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