JP2007207084A - 携帯端末装置および制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】各々が異なる複数の方向からでも見易い複数の画像を表示でき、画像の表示状態を迅速に変更させることが可能な携帯端末装置および制御プログラムを提供する。
【解決手段】複数の画像を表示する表示手段と、指示入力を受付ける受付手段と、受付手段が指示入力を受付けた場合、表示手段により表示される複数の画像のうち、少なくとも1つの画像の表示状態を変更する変更処理を行なう変更手段とを備える。
【選択図】図13
【解決手段】複数の画像を表示する表示手段と、指示入力を受付ける受付手段と、受付手段が指示入力を受付けた場合、表示手段により表示される複数の画像のうち、少なくとも1つの画像の表示状態を変更する変更処理を行なう変更手段とを備える。
【選択図】図13
Description
本発明は、携帯端末装置および制御プログラムに関し、特に、画像の表示状態を変更する携帯端末装置および制御プログラムに関する。
ユーザが気軽に持ち運び可能な、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistance)等の携帯端末装置の高機能化が急速な勢いで進みつつある。その一例として、携帯端末装置では、同時に、複数のアプリケーションプログラムを実行させ、携帯端末装置の表示部に、複数のアプリケーションプログラムにそれぞれ対応する複数の画像を表示させる処理が行なわれる。
しかし、表示部に表示される複数の画像は必ずしも、ユーザの希望する位置に表示されるとは限らない。そこで、表示部に表示される複数の画像の位置を、任意の位置に移動させる技術、すなわち、表示部に表示される画像の表示状態を変更させる技術が、特開2001−241961号公報(特許文献1)に開示されている。
特開2001−241961号公報
しかしながら、上記の従来技術では、一人のユーザが見る場合を考慮して、表示部に表示される複数の画像の位置を移動させる。そのため、たとえば、表示部に表示される2つの画像を、それぞれ、二人のユーザが異なる方向から見る場合、一方のユーザが見やすいように2つの画像両方の位置を変更すると、他方のユーザが見ている画像が見難くなるという問題が発生する。
また、上記の従来技術では、表示部に表示される画像の表示状態を変更させるために、サブメニューを表示させるといった操作が必要であった。そのため、画像の表示状態を、素早く変更させるということは困難であった。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、各々が異なる複数の方向からでも見易い複数の画像を表示可能な携帯端末装置および制御プログラムを提供することである。
本発明の他の目的は、画像の表示状態を迅速に変更させることが可能な携帯端末装置および制御プログラムを提供することである。
上述の課題を解決するために、この発明のある局面に従う携帯端末装置は、複数の画像を表示する表示手段と、指示入力を受付ける受付手段と、受付手段が指示入力を受付けた場合、表示手段により表示される複数の画像のうち、少なくとも1つの画像の表示状態を変更する変更処理を行なう変更手段とを備える。
好ましくは、複数のプログラムを実行するための実行手段をさらに備え、複数の画像は、複数のプログラムにそれぞれ対応する画像である。
好ましくは、変更処理は、各々が異なる複数の方向にそれぞれ対応する複数の画像の各々が、対応する方向に対しほぼ正対状態になるように、複数の画像のうち、少なくとも1つの画像の表示状態を変更する処理である。
好ましくは、変更手段は、受付手段が指示入力を受付けた場合、複数の画像のうちの特定の画像の表示位置を、異なる位置へ変更する。
好ましくは、変更手段は、受付手段が指示入力を受付けた場合、特定の画像の表示位置を、複数の画像のうちの特定の画像以外の画像の表示位置と入替える。
好ましくは、複数のプログラムを実行するための実行手段と、複数のプログラムのうち、指示入力を受付け可能な状態のプログラムを判定する判定手段とをさらに備え、実行手段は、複数のプログラムが実行中でも、実行可能な割込み可能プログラムをさらに実行し、複数の画像は、複数のプログラムにそれぞれ対応する画像であり、変更手段は、割込み可能プログラムが実行された場合、複数のプログラムのうち、指示入力を受付け可能な状態のプログラム以外のプログラムに対応する画像内に、割込み可能プログラムの実行に基づく画像を表示させる。
この発明の他の局面に従うと、画像を表示する表示部が設けられたコンピュータに実行させるための制御プログラムであって、制御プログラムは、指示入力を受付けるステップと、指示入力を受付けた場合、表示部により表示される複数の画像のうち、少なくとも1つの画像の表示状態を変更する変更処理を行なうステップとを備える。
本発明に係る携帯端末装置は、指示入力を受付けた場合、表示手段により表示される複数の画像のうち、少なくとも1つの画像の表示状態を変更する変更処理を行なう。
したがって、各々が異なる複数の方向からでも見易い複数の画像を表示できるという効果を奏する。また、画像の表示状態を迅速に変更させることができるという効果を奏する。
本発明に係る制御プログラムは、指示入力を受付けた場合、表示部により表示される複数の画像のうち、少なくとも1つの画像の表示状態を変更する変更処理を行なう。
したがって、各々が異なる複数の方向からでも見易い複数の画像を表示できるという効果を奏する。また、画像の表示状態を迅速に変更させることができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
本発明の携帯端末装置は、一例として、携帯電話機であるとする。なお、携帯端末装置は、携帯電話機に限定されることなく、小型で携帯可能な装置であればどのような装置であってもよい。たとえば、携帯端末装置は、PDA(Personal Digital Assistance)等であってもよい。
<第1の実施の形態>
図1は、開いた状態の携帯端末装置1000を正面から示した図である。図1を参照して、携帯端末装置1000は、第1の筐体100と、第2の筐体200とから構成される。第1の筐体100と、第2の筐体200とは、連結部50により折り畳み可能なように連結される。
図1は、開いた状態の携帯端末装置1000を正面から示した図である。図1を参照して、携帯端末装置1000は、第1の筐体100と、第2の筐体200とから構成される。第1の筐体100と、第2の筐体200とは、連結部50により折り畳み可能なように連結される。
図2は、閉じた状態の携帯端末装置1000の斜視図である。図2を参照して、図1の開いた状態の携帯端末装置1000を折りたたむと、図2のような状態になる。
再び、図1を参照して、第1の筐体100は、メイン表示部110Aと、スピーカ150とを備える。メイン表示部110Aは、各種情報を、文字や画像等で表示する機能を有する。メイン表示部110Aは、液晶ディスプレイ(LCD(Liquid Crystal Display))であるとする。なお、メイン表示部110Aは、液晶ディスプレイに限定されることなく、FED(Field Emission Display)、有機ELディスプレイ(Organic Electro luminescence Display)、ドットマトリクス等その他の画像表示方式の表示機器のいずれであってもよい。なお、メイン表示部110Aに表示される画像は、メイン表示部110Aの正面から所定の視野角(たとえば、左右70度、上下70度)以下でないと、ユーザが見ることができないものとする。
スピーカ150は、通話の時に使用されるスピーカである。
第2の筐体200は、メイン操作ボタン群である機能ボタン群230と、メイン操作ボタン群である入力ボタン群240と、マイク260とを備える。
第2の筐体200は、メイン操作ボタン群である機能ボタン群230と、メイン操作ボタン群である入力ボタン群240と、マイク260とを備える。
機能ボタン群230は、携帯端末装置1000の各種設定、機能切替等を行なうための複数のボタンを含む。機能ボタン群230は、機能ボタン231,232と、ボタン233,234と、マルチガイドボタン235とを含む。
詳細は後述するが、携帯端末装置1000は、カメラモードと、音楽モードと、ラジオモードと、テレビモードと、リモコンモードと、通常モードとを有する。カメラモードは、携帯端末装置1000において撮像処理を行なうことが可能なモードである。音楽モードは、携帯端末装置1000において音楽を聴取可能なモードである。ラジオモードは、携帯端末装置1000においてラジオを聴取可能なモードである。テレビモードは、携帯端末装置1000においてテレビを視聴可能なモードである。リモコンモードは、電気機器を無線(たとえば、赤外線)により制御するモードである。なお、リモコンモードにおいても、端末装置1000において、ラジオの聴取、テレビの視聴は可能である。
通常モードは、携帯端末装置1000が、カメラモード、音楽モード、ラジオモード、テレビモードおよびリモコンモードのいずれでもないときのモードである。
機能ボタン231は、ユーザによる短時間(たとえば、0.5秒未満)の押下操作(以下、短押操作ともいう)によりネットワーク関連等のプログラムを起動させるためのボタンである。また、機能ボタン231は、ユーザによる長時間(たとえば、1秒以上)の押下操作(以下、長押操作ともいう)により、携帯端末装置1000をカメラモードに設定するためのボタンである。なお、携帯端末装置1000がカメラモードである場合に、機能ボタン231の長押操作があると、携帯端末装置1000は、カメラモードから通常モードにモードが変更される。
機能ボタン232は、短押操作により電子メールのプログラムを起動させるためのボタンである。
機能ボタン232は、携帯端末装置1000が通常モードである場合、長押操作毎に、携帯端末装置1000を、音楽モード、ラジオモード、テレビモード、リモコンモード、通常モードの順に切替えるためのボタンである。なお、モードの切替わる順序は、上記の順に限定されることなく、任意の順序でもよい。
ボタン233は、携帯端末装置1000に電話がかかってきた場合、短押操作により通話開始を行なうためのボタンである。
ボタン234は、携帯端末装置1000が通話中である場合、短押操作により通話を終了させるためのボタンである。また、ボタン234は、長押操作により、携帯端末装置1000の電源のオンとオフとの切替えを行なうためのボタンである。
マルチガイドボタン235は、方向ボタン235A,235B,235C,235Dと、決定ボタン235Eとを含む。方向ボタン235A,235B,235C,235Dは、短押操作により、メイン表示部110Aに画像が表示されている場合、画像内の移動させる対象となる物(たとえば、カーソル等)を上下左右に移動させるためのボタンである。具体的には、短押操作があった、方向ボタン235A,235B,235C,235Dは、たとえば、カーソルを、それぞれ、上,下,左,右に移動させるためのボタンである。
決定ボタン235Eは、短押操作により、たとえば、方向ボタン235A,235B,235C,235Dの短押操作により選択された項目等を決定するためのボタンである。
入力ボタン群240は、短押操作により、数字、文字および記号等を入力するための複数のボタンから構成される。
マイク260は、通話の時に使用されるマイクである。
再び、図2を参照して、第2の筐体200は、サブ表示部110Bと、サブ操作ボタン群130と、サイドボタン132と、LED140と、スピーカ152と、記録媒体挿入部180とを備える。
再び、図2を参照して、第2の筐体200は、サブ表示部110Bと、サブ操作ボタン群130と、サイドボタン132と、LED140と、スピーカ152と、記録媒体挿入部180とを備える。
サブ表示部110Bは、各種情報を、文字や画像等で表示する機能を有する。サブ表示部110Bは、メイン表示部110Aと同様の表示機器であるので詳細な説明は繰り返さない。サブ表示部110Bの解像度は、メイン表示部110Aの解像度よりも低い。なお、サブ表示部110Bの解像度は、メイン表示部110Aの解像度以上であってもよい。
サブ操作ボタン群130は、ボタン130A,130B,130C,130Dを含む。ボタン130Aは、携帯端末装置1000が音楽モードであり、かつ、音楽データが再生中の場合、短押操作により、再生中の音楽データの先頭から再生を開始させるためのボタンである。また、ボタン130Aは、短押操作により、サブ表示部110Bに画像が表示されている場合、画像内の移動させる対象となる物(たとえば、カーソル等)を左に移動させるためのボタンである。
ボタン130Bは、携帯端末装置1000が、カメラモード、音楽モード、ラジオモード、テレビモード、リモコンモード、通常モードおよび電源オフ状態のいずれであっても使用可能なボタンである。詳細は後述するが、ボタン130Bは、たとえば、携帯端末装置1000が音楽モードであり、かつ、音楽データが再生中の場合、短押操作により、音楽データの再生を一時停止させるためのボタンである。また、ボタン130Bは、たとえば、携帯端末装置1000が音楽モードであり、かつ、音楽データが再生されていない場合、短押操作により、音楽データの再生を開始させるためのボタンである。
ボタン130Cは、携帯端末装置1000が音楽モードであり、かつ、音楽データが再生中の場合、短押操作により、再生中の音楽データの次の音楽データの先頭から再生を開始させるためのボタンである。また、ボタン130Cは、短押操作により、サブ表示部110Bに画像が表示されている場合、画像内の移動させる対象となる物(たとえば、カーソル等)を右に移動させるためのボタンである。
ボタン130Dは、短押操作により、サブ表示部110Bに、たとえば、画像Aが表示されている場合、サブ表示部110Bに、画像Aが表示される前の画像(たとえば、画像B)を表示させるためのボタンである。
LED140は、携帯端末装置1000で行なわれる処理に応じて、光による報知を行なう。たとえば、LED140は、電話の着信があった場合、光を点滅させる。
スピーカ152は、携帯端末装置1000のモード対応した音声を出力する機能を有する。たとえば、携帯端末装置1000が音楽モードの場合、スピーカ152は、再生されている音楽データの音声を出力する。
サイドボタン132は、アップボタン132Aと、ダウンボタン132Bとを含む。アップボタン132Aは、短押操作により、携帯端末装置1000のモードに関わらず、携帯端末装置1000から出力される音声の音量を大きくするためのボタンである。また、アップボタン132Aは、短押操作により、サブ表示部110Bに画像が表示されている場合、画像内の移動させる対象となる物(たとえば、カーソル等)を上に移動させるためのボタンである。
ダウンボタン132Bは、短押操作により、携帯端末装置1000のモードに関わらず、携帯端末装置1000から出力される音声の音量を小さくするためのボタンである。また、ダウンボタン132Bは、短押操作により、短押操作により、サブ表示部110Bに画像が表示されている場合、画像内の移動させる対象となる物(たとえば、カーソル等)を下に移動させるためのボタンである。
記録媒体挿入部180は、携帯端末装置1000に後述する記録媒体を挿入する部分である。
なお、携帯端末装置1000は、上記構成に限定されることなく、たとえば、メイン表示部110Aおよびサブ表示部110Bのいずれか一方のみを備える構成であってもよい。
図3は、閉じた状態の携帯端末装置1000の背面図である。図3を参照して、第2の筐体200は、さらに、撮像部270と、発光部272とを備える。
撮像部270は、撮像対象となる被写体を撮像する撮像処理を行なう機能を有する。撮像部270は、図示しない、撮像レンズ、受光部およびカラーフィルタ部とを含む。受光部は、入力された光を電気信号に変換する機能を有する。受光部は、複数の受光素子から構成される。受光素子は、たとえば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサまたはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等を使用した素子である。
カラーフィルタ部は、複数のカラーフィルタから構成される。カラーフィルタは、R、G、Bの各々に対応したフィルタである。複数のカラーフィルタは、複数の受光素子にそれぞれ対応して設けられる。
撮像処理では以下の処理が行なわれる。まず、撮像部270が、撮像対象となる被写体に反射されて撮像レンズに入射した光を、カラーフィルタ部を介して、受光部に入力させる。受光部は入力された光を電気信号に変換する。そして、撮像部270は、変換した電気信号をデジタルデータ(以下、撮像画像データともいう)に変換する。
発光部272は、撮像部270が撮像するときに、必要に応じて、光を発する。
図4は、携帯端末装置1000の内部構成を示したブロック図である。図4を参照して、携帯端末装置1000は、さらに、通信部310と、チューナ320と、記憶部330と、一時記憶部332と、記録媒体アクセス部334と、記録媒体70と、制御部340と、音声処理部350と、VDP(Video Display Processor)360と、VRAM(Video Random Access Memory)362と、振動部370と、傾斜測定部380とを備える。
図4は、携帯端末装置1000の内部構成を示したブロック図である。図4を参照して、携帯端末装置1000は、さらに、通信部310と、チューナ320と、記憶部330と、一時記憶部332と、記録媒体アクセス部334と、記録媒体70と、制御部340と、音声処理部350と、VDP(Video Display Processor)360と、VRAM(Video Random Access Memory)362と、振動部370と、傾斜測定部380とを備える。
記憶部330には、制御部340に後述する処理を行なわせるためのプログラム72、その他各種プログラムおよびデータ等が記憶されている。プログラム72は、たとえば、OS(Operating System)、制御プログラム、画像処理プログラム、カメラプログラム、音楽再生プログラム、ラジオプログラム、テレビプログラム、電子メールプログラム、通話プログラム、電話帳編集プログラム、電卓プログラム、ゲームプログラム、WEBブラウザプログラム、動画再生プログラム、リモコンプログラム等を含む。
OSは、他のプログラムの管理、各種インタフェース等の管理を行なうための各種処理を行なう。OSは、携帯端末装置1000の電源オン時に、携帯端末装置1000のモードに関わらず、常に実行される。カメラプログラムは、携帯端末装置1000がカメラモードの場合に実行されるプログラムである。音楽再生プログラムは、携帯端末装置1000が音楽モードの場合に実行されるプログラムである。
ラジオプログラムは、携帯端末装置1000がラジオモードまたはリモコンモードの場合に実行されるプログラムである。テレビプログラムは、携帯端末装置1000がテレビモードの場合に実行されるプログラムである。電子メールプログラムは、受信した電子メールの閲覧または電子メールの作成等を行なうプログラムである。通話プログラムは通話をする際に実行されるプログラムである。電話帳編集プログラムは、電話帳を表示および編集するためのプログラムである。電卓プログラムは、計算を行なうためのプログラムである。
電子メールプログラム、電話帳編集プログラム、電卓プログラム、ゲームプログラム、WEBブラウザプログラムおよび動画再生プログラムの各々は、携帯端末装置1000が通常モードの場合に実行可能なプログラムである。なお、WEBブラウザプログラムは、端末装置1000がリモコンモードの場合にも実行可能なプログラムである。
以下においては、カメラプログラム、音楽再生プログラム、ラジオプログラム、テレビプログラム、電子メールプログラム、通話プログラム、電話帳編集プログラム、電卓プログラム、ゲームプログラム、WEBブラウザプログラム、動画再生プログラムおよびリモコンプログラムを、アプリケーションプログラムともいう。なお、アプリケーションプログラムは、上記プログラムのみに限定されることはない。
なお、携帯端末装置1000が、通常モード、カメラモード、音楽モード、ラジオモード、テレビモードおよびリモコンモードのいずれのモードであっても、アプリケーションプログラムは実行可能であるとする。
また、プログラム72は、さらに、割込み可能プログラムを含む。割込み可能プログラムは、アプリケーションプログラムが実行中であっても、実行可能なプログラムである。割込み可能プログラムは、たとえば、電話着信プログラム、アラームプログラム、メール受信プログラム等を含む。
電話着信プログラムは、電話の着信処理を行なうプログラムである。アラームプログラムは、アラーム音をスピーカ152から出力させるための処理を行なうプログラムである。メール受信プログラムは、電子メールの受信処理を行なうためのプログラムである。
記憶部330は、制御部340によりデータアクセスされる。記憶部330は、電源を供給されなくてもデータを不揮発的に保持可能な媒体(たとえば、フラッシュメモリ)である。
制御部340は、記憶部330に記憶されたプログラム72に従って、携帯端末装置1000内の各部に対する各種処理や、演算処理等を行なう機能を有する。制御部340は、マイクロプロセッサ(Microprocessor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、その他の演算機能を有する回路のいずれであってもよい。
制御部340は、機能ボタン群230のうち、短押操作または長押操作があったボタンに対応するボタン信号を受信する。また、制御部340は、入力ボタン群240のうち、短押操作または長押操作があったボタンに対応するボタン信号を受信する。また、制御部340は、サブボタン群130のうち、短押操作または長押操作があったボタンに対応するボタン信号を受信する。制御部340は、短押操作または長押操作があったサイドボタン132のアップボタン132Aおよびダウンボタン132Bのいずれかに対応する信号を受信する。制御部340は、受信したボタン信号に応じた処理を行なう。
また、制御部340は、記憶部330に記憶されたプログラム72に従って、VDP360に対し、画像を生成させ、生成させた画像を、メイン表示部110Aおよびサブ表示部110Bの少なくとも一方に表示させる指示(以下においては、「描画指示」ともいう)をだす。
VDP360はメイン表示部110Aおよびサブ表示部110Bと接続されている。VDP360は、制御部340からの描画指示に応じて、VRAM362を利用して画像を生成する。そして、VDP360は、VRAM362に記憶された画像データを読出し、描画指示に基づいて、メイン表示部110Aおよびサブ表示部110Bの少なくとも一方に、当該画像データを送信する。
メイン表示部110Aは、VDP360から送信された画像データを受信すると、受信した画像データに基づく画像を表示する。サブ表示部110Bは、VDP360から送信された画像データを受信すると、受信した画像データに基づく画像を表示する。
VRAM362は、VDP360が生成した画像を一時的に記憶する機能を有する。
通信部310は、無線通信により電波の送受信処理を行なう。電波は、無線通信用電波と、放送信号電波とに分類される。無線通信用電波は、音声データ、文字データおよび画像データ等を含む電波である。放送信号電波は、さらに、テレビジョン信号と、ラジオ信号とに分類される。なお、通信部310は、電波が放送信号電波の場合は、受信処理のみ行なう。
通信部310は、無線通信により電波の送受信処理を行なう。電波は、無線通信用電波と、放送信号電波とに分類される。無線通信用電波は、音声データ、文字データおよび画像データ等を含む電波である。放送信号電波は、さらに、テレビジョン信号と、ラジオ信号とに分類される。なお、通信部310は、電波が放送信号電波の場合は、受信処理のみ行なう。
通信部310は、無線通信用電波により基地局と通信を行なう。通信部310は、無線通信用電波を受信した場合、当該無線通信用電波を復調し、復調した無線通信用電波に基づくデータを、制御部340へ送信する。また、通信部310は、無線通信用電波を送信する場合、制御部340からデータ(たとえば、音声データ)を受信し、当該データを、所定のプロトコルに基づいて、無線通信用電波に変換する。そして、通信部310は、変換した無線通信用電波を、送信先となる基地局へ送信する。
通信部310は、基地局と通信を行なうことで、基地局の位置を示す情報(以下、基地局位置情報ともいう)も取得可能である。通信部310は、制御部340からの制御指示に応じて、取得した基地局位置情報を、制御部340へ送信する。制御部340は、受信した基地局位置情報に基づいて、携帯端末装置1000の位置を大まかに把握することができる。
また、通信部310は、GPS(Global Positioning System)機能を有する。GPS(Global Positioning System)機能とは、人口衛星と通信して、携帯端末装置1000の位置(緯度、経度、高度等に基づく位置)の情報(以下、GPS位置情報ともいう)を取得する機能である。通信部310は、制御部340からの制御指示に応じて、GPS位置情報を取得し、制御部340へ送信する。
また、通信部310は、無線データ通信機能を有する。無線データ通信機能は、ブルートゥース(Bluetooth)を使用して、無線でデータ通信を行なう機能である。通信部310は、制御部340からの制御指示に応じて、他の端末と無線でデータ通信を行なう。なお、無線データ通信は、ブルートゥースに限定されることなく、他の通信方式を使用してもよい。
また、無線データ通信機能は、赤外線を使用して、無線でデータ通信を行なう機能も有する。通信部310は、制御部340からの制御指示に応じて、赤外線を使用して、電気機器に対応したリモコン信号を、対応する電気機器へ送信する。これにより、端末装置1000は、電気機器のリモコン制御も行なうことができる。なお、電気機器のリモコン信号のデータは、予め、記憶部330に記憶されている。
また、電気機器のリモコン信号は、通信部310を利用して、端末装置1000に学習させることもできる。以下においては、端末装置1000に学習させたリモコン信号を学習リモコン信号ともいう。端末装置1000にリモコン信号を学習させるためには、まず、リモコン信号を、通信部310により受信させる。制御部340は、受信したリモコン信号のデータを、学習リモコン信号のデータとして、記憶部330に記憶させる。
また、通信部310は、テレビジョン信号である放送信号電波を受信した場合、放送信号電波を、チューナ320へ送信する。チューナ320は、テレビジョン信号である放送信号電波を受信した場合、制御部340により指示された、チャンネルの信号をデジタルデータ(以下、テレビジョンデータともいう)に変換して、制御部340へ送信する。変換されたテレビジョンデータには、画像データと、音声データとが含まれる。
制御部340は、携帯端末装置1000がテレビモードである場合、テレビジョンデータを受信し、VDP360を利用して、メイン表示部110Aに、テレビジョンデータに基づく画像を表示させる処理を行なう。同時に、制御部340は、スピーカ152から、テレビジョンデータに基づく音声を出力させる。
また、通信部310は、ラジオ信号である放送信号電波を受信した場合、放送信号電波を、チューナ320へ送信する。チューナ320は、ラジオの信号である放送信号電波を受信した場合、制御部340により指示された、周波数のラジオ局の音声信号をデジタルデータ(以下、ラジオデータともいう)に変換して、制御部340へ送信する。変換されたラジオデータには、音声データが含まれる。なお、テレビジョンデータおよびラジオデータは、コンテンツデータである。
制御部340は、携帯端末装置1000がラジオモードである場合、ラジオデータを受信し、スピーカ152から、ラジオデータに基づく音声を出力させる。
なお、携帯端末装置1000は、ラジオ局のオートスキャンおよびテレビチャンネルのオートスキャンを行なう機能を有する。ラジオ局のオートスキャンは、基地局位置情報またはGPS位置情報に基づく位置において、制御部340が、受信可能な複数のラジオ局を自動で設定する処理である。
具体的には、制御部340が、所定の周波数ずつ変化させた周波数の情報をチューナ320へ、所定の時間(たとえば、2秒)間隔で、順次、送信する。チューナ340は、周波数の情報を受信する毎に、周波数の情報に基づいたラジオデータを制御部340へ送信する。制御部340は、順次受信するラジオデータに基づく音声のノイズのレベルが所定レベル以下であれば、対応するラジオデータの周波数を記憶部330に記憶させる。以上の処理が繰り返されることにより、複数のラジオ局の周波数の情報が自動で記憶(登録)される。
また、テレビチャンネルのオートスキャンは、基地局位置情報またはGPS位置情報に基づく位置において、制御部340が、受信可能な複数のテレビのチャンネルを自動で設定する処理である。複数のテレビのチャンネルを自動で設定する処理は、前述のラジオ局を自動で登録する処理と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
一時記憶部332は、データを一時的に記憶する機能を有する。一時記憶部332は、制御部340によってデータアクセスされ、ワークメモリとして動作する。一時記憶部332は、RAM(Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)、DDR−SDRAM(Double Data Rate SDRAM)、RDRAM(Rambus Dynamic Random Access Memory)、Direct−RDRAM(Direct Rambus Dynamic Random Access Memory)、その他、データを揮発的に記憶保持可能な構成を有する回路のいずれであってもよい。
記録媒体70には、前述したプログラム72、コンテンツデータ等が記録されている。コンテンツデータは、たとえば、音楽データ、動画像データ等である。記録媒体70が、前述の記録媒体挿入部180から携帯端末装置1000に挿入(装着)されると、記録媒体アクセス部334は、記録媒体70にデータアクセス可能となる。
記録媒体アクセス部334は、プログラム72が記録された記録媒体70から、制御部340の制御指示に応じて、プログラム72を読出す機能を有する。記録媒体70に記憶されているプログラム72は、制御部340のインストール処理により、記録媒体アクセス部334で読み出され、記憶部330に記憶される。
このインストール処理用プログラムは、予め、記憶部330に格納されており、インストール処理は、制御部340が、インストール処理用プログラムに基づいて行なう。
なお、記憶部330には、プログラム72が記憶されていなくてもよい。この場合、制御部340は、記録媒体アクセス部334を介して、記録媒体70に記憶されたプログラム72を読み出して、プログラム72に基づいた所定の処理を行なう。
また、通信部310を利用して、基地局またはインターネットなどの外部のネットワークから、プログラムのダウンロード処理を行ない、記憶部330に格納することもできる。この場合、当該ダウンロードしたプログラムは、プログラム72である。
制御部340は、基地局またはインターネットなどの外部のネットワークからダウンロードしたプログラム(プログラム72)に従って、所定の処理を行なう。このダウンロード用プログラムは、予め、記憶部330に格納されており、ダウンロード処理は、制御部340が、ダウンロード用プログラムに基づいて行なう。
記録媒体70は、携帯端末装置1000から着脱可能な媒体である。すなわち、記録媒体70に記録されているプログラム72は、媒体等に記録されてプログラム製品として流通される。また、記録媒体70もプログラム製品として流通される。
記録媒体70は、CF(Compact Flash) カード、SM(Smart Media(登録商標))、MMC(Multi Media Card)、SD(Secure Digital)メモリーカード、メモリースティック(登録商標)、xDピクチャーカードおよびUSBメモリ、その他不揮発性メモリのいずれであってもよい。
このように、携帯端末装置1000から着脱可能な記録媒体を使用することにより、ユーザが設定したデータ、プログラム、その他各種データを、他の携帯端末装置に移送することができる。
音声処理部350は、デジタルデータである音声データ(以下、デジタル音声データともいう)をアナログ信号に変換する処理および音声データを含むアナログ信号(以下、アナログ音声信号ともいう)をデジタル音声データに変換する処理等を行なう。
制御部340が、デジタル音声データを音声処理部350へ送信すると、音声処理部350は受信したデジタル音声データをアナログ音声信号に変換する。そして、音声処理部350は変換したアナログ音声信号を制御部340により指示されたスピーカから出力させる。
また、ユーザがマイク260に対して音声を発すると、当該音声に応じたアナログ音声信号が、音声処理部350へ送信される。音声処理部350は、マイク260から、アナログ音声信号を受信すると、受信したアナログ音声信号をデジタル音声データに変換して、制御部340へ送信する。
また、制御部340は、ユーザがマイク260に対して発した言葉からなる音声をボイスデータとして、記憶部330に登録する機能を有する。そして、ユーザが、記憶部330に登録されたボイスデータに基づく音声と同等な言葉からなる音声を、マイク260を使用して入力させることで、制御部340は、ボイスデータに対応した処理を行なう。記憶部330に登録されているボイスデータは、たとえば、「メール」という言葉からなる音声であるとする。この場合、制御部340は、「メール」という言葉からなる音声が、マイク260から入力されると、たとえば、電子メールのプログラムを起動させる。
LED140は、制御部340からの制御指示に基づいて、光を発する。
撮像部270は、制御部340からの制御指示に基づいて、前述の撮像処理を行ない、撮像画像データを制御部340へ送信する。制御部340は、撮像画像データを受信すると、撮像画像データを、一時記憶部332、記憶部330および記録媒体70のいずれかに記憶させる。
撮像部270は、制御部340からの制御指示に基づいて、前述の撮像処理を行ない、撮像画像データを制御部340へ送信する。制御部340は、撮像画像データを受信すると、撮像画像データを、一時記憶部332、記憶部330および記録媒体70のいずれかに記憶させる。
振動部370は、制御部340からの制御指示に基づいて、携帯端末装置1000を振動させる機能を有する。振動部370は、たとえば、電話の着信、電子メールの受信時に、制御部340からの制御指示に基づいて、携帯端末装置1000を振動させる。
傾斜測定部380は、2方向の重力加速度を検出することにより、携帯端末装置1000の傾斜状態を測定する機能を有する。傾斜測定部380は、たとえば、重力加速度センサーである。
重力加速度センサーは、重力加速度を検出する1以上の方向を有する。この検出方向を軸と呼ぶ。1個の軸を有する重力加速度センサーを、1軸の重力加速度センサーと呼ぶ。2個および3個の軸を有する重力加速度センサーを、それぞれ、2軸の重力加速度センサーおよび3軸の重力加速度センサーと呼ぶ。重力加速度センサーが有する2個以上の軸は、互いに直交する。本実施の形態における傾斜測定部380は、2軸の重力加速度センサーである。なお、傾斜測定部380は、2軸の重力加速度センサーに限定されることなく、1軸または3軸の重力加速度センサーであってもよい。
傾斜測定部380は、所定時間(たとえば、0.2秒)毎に、携帯端末装置1000の傾斜状態を示す傾斜状態データを、制御部340へ送信する。制御部340は、傾斜状態データを受信することで、携帯端末装置1000の傾斜状態を判定することが可能となる。
次に、制御部340が、前述のアプリケーションプログラムに基づいて行なう処理(以下、アプリケーション処理ともいう)の具体的な処理内容について説明する。
アプリケーション処理に基づく画像は、携帯端末装置1000が図1の状態の場合、メイン表示部110Aに表示される。アプリケーション処理に基づく画像は、携帯端末装置1000が図2の状態の場合、サブ表示部110Bに表示される。
アプリケーションプログラムが、カメラプログラムの場合、アプリケーション処理では、たとえば、ユーザのボタン操作に応じて、撮像部270が、前述した撮像処理を行なう。撮像処理により、撮像部270が変換した撮像画像データは、制御部340へ送信される。
アプリケーションプログラムが、音楽再生プログラムの場合、アプリケーション処理では、たとえば、ユーザのボタン操作に応じて、音楽データの再生処理および停止処理、音楽データのリスト表示処理等が行なわれる。
アプリケーションプログラムが、ラジオプログラムの場合、アプリケーション処理では、たとえば、ユーザのボタン操作に応じて、選局されたラジオ局の音声がスピーカ152から出力される。
アプリケーションプログラムが、テレビプログラムの場合、アプリケーション処理では、たとえば、ユーザのボタン操作に応じて、選局されたチャンネルの画像が、メイン表示部110Aに表示される。また、同時に、選局されたチャンネルの音声がスピーカ152から出力される。
アプリケーションプログラムが、電子メールプログラムの場合、アプリケーション処理では、たとえば、ユーザのボタン操作に応じて、電子メールの作成処理、電子メールの送信処理、電子メールの閲覧処理等が行なわれる。
アプリケーションプログラムが、ゲームプログラムの場合、アプリケーション処理では、たとえば、ユーザのボタン操作に応じて、ゲームが実行される。
アプリケーションプログラムが、WEBブラウザプログラムの場合、アプリケーション処理では、たとえば、ユーザのボタン操作に応じて、WEBサイトにアクセスし、WEBページがメイン表示部110Aに表示される。
アプリケーションプログラムが、動画再生プログラムの場合、アプリケーション処理では、たとえば、ユーザのボタン操作に応じて、動画像(たとえば、MPEG2形式の動画像)ファイルに基づく動画が、表示部110Aに表示される。
アプリケーションプログラムが、リモコンプログラムの場合、アプリケーション処理では、たとえば、ユーザのボタン操作に応じて、予め設定されたリモコン信号が、通信部310から出力される。電気機器は、リモコン信号を受信すると、受信したリモコン信号に応じた処理を行なう。
図5は、制御部340により実行されるアプリケーションプログラム、割込み可能プログラムの一例を示す。図5を参照して、アプリケーションプログラムは、一例として、テレビプログラム、音楽再生プログラム、電話帳編集プログラム、電卓プログラム、WEBブラウザプログラムおよび電子メールプログラムであるとする。
また、割込み可能プログラムは、一例として、電話着信プログラム、アラームプログラム、メール受信プログラムであるとする。以下においては、アプリケーションプログラムおよび割込み可能プログラムを、それぞれ、第1プログラムおよび第2プログラムともいう。
本実施の形態では、第1プログラムおよび第2プログラムの各々の実行時に使用される一時記憶部332内の領域は予め割り当てられている。
図6は、第1プログラムおよび第2プログラムの各々の実行時に使用される一時記憶部332内の領域を示す図である。図6を参照して、一時記憶部332は、第1プログラムの実行時に使用される、第1プログラム用領域R110,R112を含む。第1プログラム用領域R110および第1プログラム用領域R112の各々は、1つの第1プログラムの実行時に使用される領域である。すなわち、本実施の形態では、第1プログラムは、同時に、2つまで実行可能である。なお、一時記憶部332内の領域の設定の変更により、第1プログラムは、同時に、3つ以上実行されてもよい。
一時記憶部332は、さらに、第2プログラム用領域R120を含む。第2プログラム用領域R120は、図5に示す、全ての第2プログラム(割込み可能プログラム)を同時に実行可能な容量を有する領域である。したがって、たとえば、第2プログラムである、電話着信プログラムの実行中に、アラームプログラムは実行可能である。なお、第2プログラムの実行による制御部340の処理負荷は、第1プログラムの実行による制御部340の処理負荷より、遥かに小さいものとする。すなわち、第2プログラムの実行に必要な容量は、第1プログラムの実行に必要な容量よりも遥かに小さいものとする。
第1プログラム用領域R110,R112および第2プログラム用領域R120の各々の容量は、一例として、10メガバイトであるとする。
次に、メイン表示部110Aに表示される画像の表示状態を変更させる処理(以下、画像表示状態変更処理ともいう)について説明する。
図7は、メイン表示部110Aに表示される画像を複数のユーザで同時に見る場合の状態を示した図である。図7では、図1の状態の携帯端末装置1000のメイン表示部110Aに表示される画像を、ユーザU100およびユーザU200が見ている状態を示す。以下においては、メイン表示部110Aに表示される画像をメイン画像ともいう。
ユーザU100およびユーザU200の各々は、メイン画像を、互いに反対となる方向から見ている。すなわち、ユーザU100がメイン画像を見る方向は、ユーザU200がメイン画像を見る方向を、180度回転した方向となる。
次に、複数の第1プログラムが、それぞれ実行される、メイン表示部110A内の複数の領域を示す。
図8は、複数のプログラムが、それぞれ実行される、メイン表示部110A内の複数の領域を示す図である。本実施の形態では、2つの第1プログラムが同時に実行されることとして説明する。なお、3つ以上の第1プログラムが同時に実行されてもよい。
図8を参照して、領域RAには、2つの第1プログラムのうち、一方の第1プログラムが実行されることにより生成される画像が表示される。また、領域RBには、2つの第1プログラムのうち、他方の第1プログラムが実行されることにより生成される画像が表示される。すなわち、メイン表示部110Aには、複数の第1プログラムにそれぞれ対応する複数の画像が表示される。
次に、複数の画像が配置された画像の表示状態を変更するための情報(以下、表示状態変更情報ともいう)を設定するための処理について説明する。表示状態変更情報の設定は、ユーザのボタン操作により、以下の表示状態変更情報設定画像を、メイン表示部110Aに表示することで行なわれる。以下においては、表示状態変更情報を設定する処理を、表示状態変更情報設定処理ともいう。また、表示状態変更情報を示すデータを表示状態変更情報データともいう。
図9は、表示状態変更情報設定処理において、メイン表示部110Aに表示される画像を示す図である。図9(A)は、表示状態変更情報設定画像ST100を示す図である。図9(A)を参照して、表示状態変更情報設定画像ST100には、一例として、「変更対象領域」の文字列と、「回転角度」の文字列と、「画像入替え」の文字列とが表示される。
「変更対象領域」の文字列は、表示状態の変更対象となる領域(以下、変更対象領域ともいう)を設定するための文字列である。「回転角度」の文字列は、変更対象領域に表示される画像の回転角度を設定するための文字列である。「画像入替え」の文字列は、前述の図8の領域RAに表示される画像と、領域RBに表示される画像との入替えを許可するか否かを設定するための文字列である。
なお、表示状態変更情報設定画像ST100は、ユーザによる前述のマルチガイドボタン235の操作により、一例として、「回転角度」の文字列が選択されている状態を示す画像である。
メイン表示部110Aに表示状態変更情報設定画像ST100が表示されているときに、マルチガイドボタン235の決定ボタン235Eの短押操作があると、制御部340は、メイン表示部110Aに、図9(B)の回転角度設定画像ST110を表示する。
回転角度設定画像ST110には、一例として、「90」の文字列と、「180」の文字列とが表示される。「90」の文字列は、変更対象領域に表示される画像の回転角度を90度に設定するための文字列である。「180」の文字列は、変更対象領域に表示される画像の回転角度を180度に設定するための文字列である。
なお、回転角度設定画像ST110は、ユーザによる前述のマルチガイドボタン235の操作により、一例として、「180」の文字列が選択されている状態を示す画像である。
メイン表示部110Aに回転角度設定画像ST110が表示されているときに、マルチガイドボタン235の決定ボタン235Eの短押操作があると、制御部340は、変更対象領域に表示される画像の回転角度を180度に設定する。当該回転角度の設定情報は、表示状態変更情報データにより示される。すなわち、制御部340は、回転角度の設定情報を有する表示状態変更情報データを、記憶部330に記憶させる。
なお、前述の変更対象領域の設定、画像入替えを許可するか否かの設定は、メイン表示部110Aに回転角度設定画像ST110が表示されているときに、ユーザによる、マルチガイドボタン235の操作により、前述の回転角度の設定と同様、制御部340により行なわれるものとする。なお、表示状態変更情報データは、予め設定されていてもよい。
なお、本実施の形態では、前述した、変更対象領域、回転角度、画像入替えの許可状態が以下に示す表示状態変更情報データD100のように設定されたとする。
図10は、一例としての表示状態変更情報データD100を示す図である。図10を参照して、変更対象領域は、前述の図8の領域RAに設定されている。また、変更対象領域に表示される画像の回転角度は、180度に設定されている。また、領域RAに表示される画像と、領域RBに表示される画像との入替えは、許可されている。
次に、前述の画像表示状態変更処理が行なわれる場合に実行される、複数のプログラムについて説明する。
図11は、画像表示状態変更処理が行なわれる場合に実行される、複数のプログラムの関係を示した図である。図11を参照して、制御部340は、OSに基づく各種処理を行なう。2つの第1プログラムの各々は、制御部340により実行される。また、2つの第1プログラムは、OS上で動作するプログラムである。
OSでは、後述する画像表示状態変更処理が行なわれる。また、OSでは、プログラム管理処理が行なわれる。プログラム管理処理は、現在、OS上で動作しているプログラムの管理を行なう処理である。プログラム管理処理では、たとえば、いくつの第1プログラムが実行されているか等を管理する。また、OSでは、時刻管理処理が行なわれる。時刻管理処理は、現在の時刻を管理する処理である。また、OSでは、経過時間管理処理が行なわれる。経過時間管理処理では、ある処理が開始されてからの経過時間を管理する処理である。
なお、本実施の形態では、2つの第1プログラムが実行されているとする。
次に、画像表示状態変更処理について説明する。本実施の形態では、2つの第1プログラムが実行されている場合、一例として、アップボタン132Aが、画像の表示状態を変更するための画像表示状態変更ボタンとして動作する。また、2つの第1プログラムが実行されている場合、一例として、ダウンボタン132Bが、領域RAに表示される画像と、領域RBに表示される画像との入替えを行なうための画像入替えボタンとして動作する。
次に、画像表示状態変更処理について説明する。本実施の形態では、2つの第1プログラムが実行されている場合、一例として、アップボタン132Aが、画像の表示状態を変更するための画像表示状態変更ボタンとして動作する。また、2つの第1プログラムが実行されている場合、一例として、ダウンボタン132Bが、領域RAに表示される画像と、領域RBに表示される画像との入替えを行なうための画像入替えボタンとして動作する。
なお、画像表示状態変更処理が行なわれる前に、メイン表示部110Aには、以下の画像G100が表示されているとする。この場合、実行されている2つの第1プログラムは、一例として、それぞれ、テレビプログラムおよび電子メールプログラムであるとする。
図12は、メイン表示部110Aに表示される画像を示す図である。図12(A)は、画像G100を示す図である。図12(A)を参照して、画像G100には、画像G110と、画像G120とが配置される。画像G110は、第1プログラムとしてのテレビプログラムの実行により、図8の領域RAに表示される画像である。画像G110は、たとえば、前述のテレビジョンデータに基づく画像である。画像G120は、第1プログラムとしての電子メールプログラムの実行により、図8の領域RBに表示される画像である。画像G120は、たとえば、メール作成時の画像である。
なお、以下に説明する画像表示状態変更処理では、図7に示す方向から、ユーザU100およびユーザU200が、それぞれ、領域RBに表示される画像および領域RAに表示される画像を見ている場合の処理について説明する。
図13は、画像表示状態変更処理のフローチャートを示す。図13を参照して、ステップS110では、表示状態変更操作があるか否かが判定される。ここで、表示状態変更操作とは、画像表示状態変更ボタンとして動作するアップボタン132Aの短押操作である。
具体的には、制御部340が、表示状態変更操作があるか否かを判定する。ステップS110において、YESならば、ステップS112に進む。一方、ステップS110において、NOならば、後述するステップS130に進む。ここでは、表示状態変更操作があったとする。したがって、ステップS112に進む。
ステップS112では、表示状態変更処理が行なわれる。表示状態変更処理では、制御部340が、記憶部330に記憶されている表示状態変更情報データD100に基づいて、領域RAに表示されている画像を、180度、回転させた画像を生成する描画指示を、VDP360へ送信する。なお、表示状態変更情報データD100により、画像の回転角度が90度に設定されている場合、制御部340は、領域RAに表示されている画像を、反時計周りに90度回転させた画像を生成する描画指示を、VDP360へ送信する。なお、画像を回転させる方向は、反時計回りに限定されることなく、時計回りであってもよい。
VDP360は、当該描画指示を受信すると、領域RAに表示されている画像を、180度、回転させた画像を生成する。VDP360により、生成された画像は、以下の画像G100Aとなる。なお、画像G100Aは、VDP360ではなく、制御部340が生成してもよい。
再び、図12を参照して、図12(B)は、画像G100Aを示す図である。図12(B)を参照して、画像G100Aは、画像G100と比較して、画像G110の代わりに画像G110Aが配置されている点が異なる。それ以外は、画像G100と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
画像G110Aは、画像G110を、180度、回転させた画像である。すなわち、画像G110Aは、画像G110の上下を反転させた画像である。なお、画像G110Aは、図7に示すユーザU200がメイン画像を見る方向に対し正対状態になるように、画像G110を、180度回転させた画像である。また、画像G120は、図7に示すユーザU100がメイン画像を見る方向に対し正対状態となっている。
再び、図13を参照して、VDP360は、生成した画像G100Aを、メイン表示部110Aに表示させる処理を行なう。その後、ステップS112の処理は終了し、再度、ステップS110の処理が行なわれる。
以上のように、本実施の形態では、メイン表示部110Aに、画像G100Aを表示させる処理を行なう。これにより、ユーザU100が見る画像(画像G120)が、図7に示すユーザU100がメイン画像を見る方向に対し正対状態になる。また、ユーザU200が見る画像(画像G110A)が、図7に示すユーザU200がメイン画像を見る方向に対し正対状態になる。
したがって、メイン表示部110Aに表示される複数の画像のうち、少なくとも1つの画像の表示状態を変更することで、各々が異なる複数の方向からでも見易い複数の画像を表示できるという効果を奏する。
また、複数の画像が配置された画像の表示状態の変更は、アップボタン132Aの短押操作という簡単な操作で行なうことができる。したがって、画像の表示状態を迅速に変更させることができるという効果を奏する。
次に、図7に示す方向から、ユーザU100が、メイン表示部110Aに表示される複数の画像を見ている場合の画像表示状態変更処理について説明する。なお、複数の画像のうち、少なくとも1つの画像は、ユーザU100が、他人に見られたくない画像であるとする。この場合、他人は、図7に示すユーザU200であるとする。ユーザU200は、図7に示す方向から、メイン表示部110Aに表示される複数の画像を覗き見しようとしているとする。
なお、以下に説明する画像表示状態変更処理が行なわれる前に、メイン表示部110Aには、以下の画像G200が表示されているとする。この場合、実行されている2つの第1プログラムは、一例として、それぞれ、電子メールプログラムおよびWEBブラウザプログラムであるとする。
図14は、メイン表示部110Aに表示される画像を示す図である。図14(A)は、画像G200を示す図である。図14(A)を参照して、画像G200には、画像G210と、画像G220とが配置される。画像G210は、第1プログラムとしての電子メールプログラムの実行により、図8の領域RAに表示される画像である。画像G210は、たとえば、メール作成時の画像である。この場合、画像G210が、前述した他人に見られたくない画像であるとする。
画像G220は、第1プログラムとしてのWEBブラウザプログラムの実行により、図8の領域RBに表示される画像である。画像G220は、たとえば、WEBページの画像である。
再び、図13を参照して、上記条件における画像表示状態変更処理の処理について説明する。ステップS110では、前述した処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ここでは、表示状態変更操作がないとする。したがって、ステップS130に進む。
ステップS130では、画像入替え操作があるか否かが判定される。ここで、画像入替え操作とは、画像入替えボタンとして動作するダウンボタン132Bの短押操作である。
具体的には、制御部340が、画像入替え操作があるか否かを判定する。ステップS130において、YESならば、ステップS131に進む。一方、ステップS130において、NOならば、再度、ステップS110の処理が行なわれる。ここでは、画像入替え操作があったとする。したがって、ステップS131に進む。
ステップS131では、画像入替えが許可されているか否かが判定される。具体的には、制御部340が、記憶部330に記憶されている表示状態変更情報データD100において、画像の入替えが許可されているか否かを判定する。ステップS131において、YESならば、ステップS132に進む。一方、ステップS131において、NOならば、再度、ステップS110の処理が行なわれる。
ステップS132では、表示状態変更処理Aが行なわれる。表示状態変更処理Aでは、制御部340が、領域RAに表示される画像と、領域RBに表示される画像とを入替えた画像を生成する描画指示を、VDP360へ送信する。
VDP360は、当該描画指示を受信すると、領域RAに表示される画像と、領域RBに表示される画像とを入替えた画像を生成する。VDP360により、生成された画像は、以下の画像G200Aとなる。なお、画像G200Aは、VDP360ではなく、制御部340が生成してもよい。
再び、図14を参照して、図14(B)は、画像G200Aを示す図である。図14(B)を参照して、画像G200Aは、画像G200と比較して、画像G210の代わりに画像G220が配置されている点と、画像G220の代わりに画像G210が配置されている点とが異なる。すなわち、画像G210の配置位置と、画像G220の配置位置とが入れ替わっている。それ以外は、画像G200と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
再び、図13を参照して、VDP360は、生成した画像G200Aを、メイン表示部110Aに表示させる処理を行なう。その後、ステップS132の処理は終了し、再度、ステップS110の処理が行なわれる。
図15は、ユーザU200が、メイン表示部110Aに表示される画像を見るときの状態を示す図である。図15を参照して、ユーザU200は、一例として、図15に示す位置からメイン表示部110Aに表示される画像を見るとする。この場合、ユーザU200は、領域RAに表示される画像の中心部を、メイン表示部110Aの正面の方向DR10に対し、(90−α)の角度の位置で見ることになる。また、図15の状態の場合、ユーザU200は、領域RBに表示される画像を、方向DR10に対し、(90−β)の角度以上の位置で見ることになる。なお、角度βは、角度αより小さいとする。前述したようにメイン表示部110Aに表示される画像は、メイン表示部110Aの正面の方向DR10から所定の視野角以下でないと、ユーザがみることができない。したがって、ユーザU200は、領域RAに表示される画像よりも、領域RBに表示される画像の方が見難くなる。
たとえば、メイン表示部110Aに表示される画像は、メイン表示部110Aの正面の方向DR10に対し、上下に70度以下でないと、ユーザがみることができないとする。なお、図15において、上記の上下に70度以下とは、方向DR10に対し、左右に70度以下ということになる。
ここで、角度βは18度であるとする。この場合、ユーザU200は、90−β(18)=72より、方向DR10に対し、右に72度以上の位置で、領域RBに表示される画像をみることになる。したがって、この場合、ユーザU200は、領域RBに表示される画像を見ることができない。
以上説明したように、本実施の形態では、画像G200の代わりに画像G200Aを、メイン表示部110Aに表示させることで、最初、領域RAに表示されていた、他人に見られたくない画像(特定の画像)である画像G210を、領域RBに表示させる処理を行なう。これにより、他人による覗き見を防ぐ確率を向上させることができる。
また、領域RAに表示される画像と、領域RBに表示される画像とを入替えて表示する処理は、ダウンボタン132Bの短押操作という簡単な操作で行なうことができる。したがって、複数の画像が配置された画像の表示状態を迅速に変更させることができる。その結果、他人による覗き見を防ぐ確率を向上させることができるという効果を奏する。
なお、本実施の形態では、メイン表示部110Aに2つの画像が表示された状態で、2つの画像の表示位置を入替える処理を説明した。しかし、本発明は、メイン表示部110Aに表示される3つ以上の画像のうちの特定の画像の表示位置と、3つ以上の画像のうちの特定の画像以外の画像の表示位置と入替える処理を行なっても実施可能である。たとえば、メイン表示部110Aに画像A,B,Cの3つの画像が、メイン表示部110Aの上から下に向かって画像A,B,Cの順に表示されているとする。ここで、他人に見られたくない画像(特定の画像)は、画像Aであるとする。この場合、画像Aの表示位置と、画像Cの表示位置とを入替えることにより、他人による覗き見を防ぐ確率を向上させることができるという効果を奏する。
<第1の実施の形態の変形例>
第1の実施の形態では、メイン表示部110Aにおいて、縦に表示される画像の表示状態を変更する処理について説明した。本実施の形態では、メイン表示部110Aにおいて、横に表示される画像の表示状態を変更する処理について説明する。なお、本実施の形態における、携帯端末装置は、第1の実施の形態の携帯端末装置1000と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
第1の実施の形態では、メイン表示部110Aにおいて、縦に表示される画像の表示状態を変更する処理について説明した。本実施の形態では、メイン表示部110Aにおいて、横に表示される画像の表示状態を変更する処理について説明する。なお、本実施の形態における、携帯端末装置は、第1の実施の形態の携帯端末装置1000と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
本実施の形態では、第1の実施の形態と同様、2つの第1プログラムが実行されているとする。
図16は、メイン表示部110Aに表示される画像を複数のユーザで同時に見る場合の状態を示した図である。図16では、図1の状態の携帯端末装置1000を横にした状態において、メイン表示部110Aに表示される画像を、ユーザU100およびユーザU200が見ている状態を示す。前述したようにメイン表示部110Aに表示される画像をメイン画像ともいう。
ユーザU100およびユーザU200の各々は、メイン画像を、互いに異なる方向から見ている。すなわち、ユーザU100がメイン画像を見る方向は、ユーザU200がメイン画像を見る方向を、時計回りに90度回転した方向となる。
次に、複数の第1プログラムが、それぞれ実行される、メイン表示部110A内の複数の領域を示す。
図17は、複数のプログラムが、それぞれ実行される、メイン表示部110A内の複数の領域を示す。本実施の形態では、2つの第1プログラムが同時に実行されることとして説明する。なお、3つ以上の第1プログラムが同時に実行されてもよい。
図17を参照して、領域RAには、2つの第1プログラムのうち、一方の第1プログラムが実行されることにより生成される画像が表示される。また、領域RBには、2つの第1プログラムのうち、他方の第1プログラムが実行されることにより生成される画像が表示される。すなわち、メイン表示部110Aには、複数の第1プログラムにそれぞれ対応する複数の画像が表示される。
本実施の形態では、第1の実施の形態の表示状態変更情報設定処理により、前述の変更対象領域、回転角度、画像入替えの許可状態が以下に示す以下の表示状態変更情報データD200が設定されたとする。なお、表示状態変更情報データD200は、予め設定されていてもよい。また、表示状態変更情報データD200は、記憶部330に記憶されている。
図18は、本実施の形態における、一例としての表示状態変更情報データD200を示す図である。図18を参照して、表示状態変更情報データD200は、図10の表示状態変更情報データD100と比較して、変更対象領域に表示される画像の回転角度が、90度に設定されている点のみが異なる。それ以外は、表示状態変更情報データD100と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
次に、本実施の形態において、メイン表示部110Aに表示される画像の表示状態を変更させる処理(以下、画像表示状態変更処理Aともいう)について説明する。本実施の形態では、2つの第1プログラムが実行されている場合、一例として、アップボタン132Aが、画像の表示状態を変更するための画像表示状態変更ボタンとして動作する。また、2つの第1プログラムが実行されている場合、一例として、ダウンボタン132Bが、領域RAに表示される画像と、領域RBに表示される画像との入替えを行なうための画像入替えボタンとして動作する。
なお、画像表示状態変更処理Aが行なわれる前に、メイン表示部110Aには、以下の画像G300が表示されているとする。この場合、実行されている2つの第1プログラムは、一例として、それぞれ、テレビプログラムおよび電子メールプログラムであるとする。
図19は、メイン表示部110Aに表示される画像を示す図である。図19(A)は、画像G300を示す図である。図19(A)を参照して、画像G300には、画像G310と、画像G320とが配置される。画像G310は、第1プログラムとしてのテレビプログラムの実行により、図17の領域RAに表示される画像である。画像G310は、たとえば、前述のテレビジョンデータに基づく画像である。画像G320は、第1プログラムとしての電子メールプログラムの実行により、図17の領域RBに表示される画像である。画像G320は、たとえば、メール作成時の画像である。
なお、以下に説明する画像表示状態変更処理Aでは、図16に示す方向から、ユーザU100およびユーザU200が、それぞれ、領域RBに表示される画像および領域RAに表示される画像を見ている場合の処理について説明する。
図20は、画像表示状態変更処理Aのフローチャートを示す。図20を参照して、ステップS310では、表示状態変更操作があるか否かが判定される。ここで、表示状態変更操作とは、画像表示状態変更ボタンとして動作するアップボタン132Aの短押操作である。ステップS310において行われる処理は、前述のステップS110で行なわれる処理と同様なので詳細な説明は繰り返さない。ステップS310において、YESならば、ステップS312に進む。一方、ステップS310において、NOならば、後述するステップS330に進む。ここでは、表示状態変更操作があったとする。したがって、ステップS312に進む。
ステップS312では、表示状態変更処理が行なわれる。表示状態変更処理では、制御部340が、記憶部330に記憶されている表示状態変更情報データD200に基づいて、領域RAに表示されている画像を、反時計周りに90度、回転させた画像を生成する描画指示を、VDP360へ送信する。なお、画像を回転する方向は、反時計回りに限定されることなく、時計回りであってもよい。
VDP360は、当該描画指示を受信すると、領域RAに表示されている画像を、反時計周りに90度、回転させた画像を生成する。VDP360により、生成された画像は、以下の画像G300Aとなる。なお、画像G300Aは、VDP360ではなく、制御部340が生成してもよい。
再び、図19を参照して、図19(B)は、画像G300Aを示す図である。図19(B)を参照して、画像G300Aは、画像G300と比較して、画像G310の代わりに画像G310Aが配置されている点が異なる。それ以外は、画像G300と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
画像G310Aは、画像G310を、反時計周りに90度、回転させた画像である。なお、画像G310Aは、図16に示すユーザU200がメイン画像を見る方向に対し正対状態になるように、画像G310を、反時計周りに90度回転させた画像である。また、画像G320は、図16に示すユーザU100がメイン画像を見る方向に対し正対状態となっている。
再び、図20を参照して、VDP360は、生成した画像G300Aを、メイン表示部110Aに表示させる処理を行なう。その後、ステップS312の処理は終了し、再度、ステップS310の処理が行なわれる。
以上のように、本実施の形態では、メイン表示部110Aに、画像G300Aを表示させる処理を行なう。これにより、ユーザU100が見る画像(画像G320)が、図16に示すユーザU100がメイン画像を見る方向に対し正対状態になる。また、ユーザU200が見る画像(画像G310A)が、図16に示すユーザU200がメイン画像を見る方向に対し正対状態になる。
したがって、メイン表示部110Aに表示される複数の画像のうち、少なくとも1つの画像の表示状態を変更することで、各々が異なる複数の方向からでも見易い複数の画像を表示できるという効果を奏する。
また、複数の画像が配置された画像の表示状態の変更は、アップボタン132Aの短押操作という簡単な操作で行なうことができる。したがって、画像の表示状態を迅速に変更させることができるという効果を奏する。
次に、図16に示す方向から、ユーザU100が、メイン表示部110Aに表示される複数の画像を見ている場合の画像表示状態変更処理Aについて説明する。なお、複数の画像のうち、少なくとも1つの画像は、ユーザU100が、他人に見られたくない画像であるとする。この場合、他人は、図16に示すユーザU200であるとする。ユーザU200は、図16に示す方向から、メイン表示部110Aに表示される複数の画像を覗き見しようとしているとする。
なお、以下に説明する画像表示状態変更処理Aが行なわれる前に、メイン表示部110Aには、以下の画像G400が表示されているとする。この場合、実行されている2つの第1プログラムは、一例として、それぞれ、電子メールプログラムおよびWEBブラウザプログラムであるとする。
図21は、メイン表示部110Aに表示される画像を示す図である。図21(A)は、画像G400を示す図である。図21(A)を参照して、画像G400には、画像G410と、画像G420とが配置される。画像G410は、第1プログラムとしての電子メールプログラムの実行により、図17の領域RAに表示される画像である。画像G410は、たとえば、メール作成時の画像である。この場合、画像G410が、前述した他人に見られたくない画像であるとする。
画像G420は、第1プログラムとしてのWEBブラウザプログラムの実行により、図17の領域RBに表示される画像である。画像G420は、たとえば、WEBページの画像である。
再び、図20を参照して、上記条件における画像表示状態変更処理Aの処理について説明する。ステップS310では、前述した処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ここでは、表示状態変更操作がないとする。したがって、ステップS330に進む。
ステップS330では、画像入替え操作があるか否かが判定される。ここで、画像入替え操作とは、画像入替えボタンとして動作するダウンボタン132Bの短押操作である。ステップS330において行なわれる処理は、前述のステップS130で行なわれる処理と同様なので詳細な説明は繰り返さない。ステップS330において、YESならば、ステップS331に進む。一方、ステップS330において、NOならば、再度、ステップS310の処理が行なわれる。ここでは、画像入替え操作があったとする。したがって、ステップS331に進む。
ステップS331では、画像入替えが許可されているか否かが判定される。具体的には、制御部340が、記憶部330に記憶されている表示状態変更情報データD200において、画像の入替えが許可されているか否かを判定する。ステップS331において、YESならば、ステップS332に進む。一方、ステップS331において、NOならば、再度、ステップS310の処理が行なわれる。
ステップS332では、表示状態変更処理Aが行なわれる。表示状態変更処理Aでは、制御部340が、領域RAに表示される画像と、領域RBに表示される画像とを入替えた画像を生成する描画指示を、VDP360へ送信する。
VDP360は、当該描画指示を受信すると、領域RAに表示される画像と、領域RBに表示される画像とを入替えた画像を生成する。VDP360により、生成された画像は、以下の画像G400Aとなる。なお、画像G400Aは、VDP360ではなく、制御部340が生成してもよい。
再び、図21を参照して、図21(B)は、画像G400Aを示す図である。図21(B)を参照して、画像G400Aは、画像G400と比較して、画像G410の代わりに画像G420が配置されている点と、画像G420の代わりに画像G410が配置されている点とが異なる。すなわち、画像G410の配置位置と、画像G420の配置位置とが入れ替わっている。それ以外は、画像G400と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
再び、図20を参照して、VDP360は、生成した画像G400Aを、メイン表示部110Aに表示させる処理を行なう。その後、ステップS332の処理は終了し、再度、ステップS310の処理が行なわれる。
以上説明したように、本実施の形態では、画像G400の代わりに画像G400Aを、メイン表示部110Aに表示させることで、最初、領域RAに表示されていた、他人に見られたくない画像(特定の画像)である画像G410を、領域RBに表示させる処理を行なう。これにより、第1の実施の形態の図15で説明したのと同様に、他人による覗き見を防ぐ確率を向上させることができる。
また、領域RAに表示される画像と、領域RBに表示される画像とを入替えて表示する処理は、ダウンボタン132Bの短押操作という簡単な操作で行なうことができる。したがって、複数の画像が配置された画像の表示状態を迅速に変更させることができる。その結果、他人による覗き見を防ぐ確率を向上させることができるという効果を奏する。
なお、本実施の形態では、図16の状態のメイン表示部110Aに2つの画像が表示された状態で、2つの画像の表示位置を入替える処理を説明した。しかし、本発明は、図16の状態のメイン表示部110Aに表示される3つ以上の画像のうちの特定の画像の表示位置と、3つ以上の画像のうちの特定の画像以外の画像の表示位置と入替える処理を行なっても実施可能である。たとえば、図16の状態のメイン表示部110Aに画像A,B,Cの3つの画像が、図16の状態のメイン表示部110Aの右から左に向かって画像A,B,Cの順に表示されているとする。ここで、他人に見られたくない画像(特定の画像)は、画像Aであるとする。この場合、画像Aの表示位置と、画像Cの表示位置とを入替えることにより、他人による覗き見を防ぐ確率を向上させることができるという効果を奏する。
<第2の実施の形態>
本実施の形態では、2つの第1プログラムが実行されている場合に、第1の実施の形態で説明した第2プログラムとしての割込み可能プログラムの実行による処理(以下、割込み処理ともいう)がさらに行なわれた場合の処理について説明する。すなわち、2つの第1プログラムが実行されている場合に、さらに、割込み可能プログラムが実行される場合の処理について説明する。なお、本実施の形態における、携帯端末装置は、第1の実施の形態の携帯端末装置1000と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
本実施の形態では、2つの第1プログラムが実行されている場合に、第1の実施の形態で説明した第2プログラムとしての割込み可能プログラムの実行による処理(以下、割込み処理ともいう)がさらに行なわれた場合の処理について説明する。すなわち、2つの第1プログラムが実行されている場合に、さらに、割込み可能プログラムが実行される場合の処理について説明する。なお、本実施の形態における、携帯端末装置は、第1の実施の形態の携帯端末装置1000と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
なお、本実施の形態では、第1の実施の形態で説明した、図13の画像表示状態変更処理が行なわれている状態で、さらに、割込み処理が行なわれるものとする。なお、割込み処理は、画像表示状態変更処理とは独立して行なわれる。
以下に説明する割込み処理が行なわれる前に、メイン表示部110Aには、以下の画像G500が表示されているとする。この場合、実行されている2つの第1プログラムは、一例として、それぞれ、テレビプログラムおよび電子メールプログラムであるとする。
なお、本実施の形態では、2つの第1プログラムのうち、一方の第1プログラムが、ユーザによるボタン操作(指示入力)を受付け可能な状態の第1プログラムであるとする。以下においては、第1プログラムとしての電子メールプログラムが、ボタン操作を受付け可能な状態の第1プログラムであるとする。また、第1プログラムとしてのテレビプログラムが、ユーザによるボタン操作(指示入力)を受付け可能な状態でない第1プログラムであるとする。
なお、ユーザのボタン操作により、ボタン操作を受付け可能な状態の第1プログラムを切替えることができるものとする。具体的には、ユーザのボタン操作により、たとえば、現在、ボタン操作を受付け可能な状態の電子メールプログラムの代わりに、ボタン操作を受付け可能な状態でないテレビプログラムを、ボタン操作を受付け可能な状態にできるものとする。
図22は、メイン表示部110Aに表示される画像を示す図である。図22(A)は、画像G500を示す図である。図22(A)を参照して、画像G500には、画像G510と、画像G520とが配置される。画像G510は、第1プログラムとしてのテレビプログラムの実行により、図8の領域RAに表示される画像である。画像G510は、たとえば、前述のテレビジョンデータに基づく画像である。画像G520は、第1プログラムとしての電子メールプログラムの実行により、図8の領域RBに表示される画像である。画像G520は、たとえば、メール作成時の画像である。
なお、前述したように、以下に説明する割込み処理は、第2プログラムとしての割込み可能プログラムの実行による処理である。割込み可能プログラムは、一例として、メール受信プログラムであるとする。
図23は、割込み処理のフローチャートを示す。図23を参照して、ステップS510では、ボタン操作を受付け可能な状態のプログラムの判定が行なわれる。具体的には、制御部340が、実行中の2つの第1プログラムのうち、ユーザによるボタン操作(指示入力)を受付け可能な状態の第1プログラムを判定する。前述したように、第1プログラムとしての電子メールプログラムが、ボタン操作を受付け可能な状態の第1プログラムである。そのため、電子メールプログラムが、ボタン操作を受付け可能な状態の第1プログラムであると判定される。その後、ステップS520に進む。
ステップS520では、制御部340が、割込み可能プログラムの実行に基づく画像を表示させた画像の生成を行なう。生成される画像は、ボタン操作を受付け可能な状態の第1プログラム(電子メールプログラム)を考慮した、以下に説明する画像G500Aである。
再び、図22を参照して、図22(B)は、一例としての画像G500Aを示す図である。図22(B)を参照して、画像G500Aは、画像G500と比較して、画像G510の代わりに画像G510Aが配置される点が異なる。それ以外は、画像G500と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
画像G510Aは、メッセージ画像G512を、画像G510の前面に配置した画像である。メッセージ画像G512は、割込み可能プログラムとしてのメール受信プログラムの実行により生成された画像である。メッセージ画像G512には、一例として、メールを受信した旨のメッセージが表示される。なお、割込み可能プログラムが、電話着信プログラムである場合は、メッセージ画像G512には、一例として、電話が着信中である旨のメッセージが表示される。
すなわち、制御部340は、ボタン操作を受付け可能な状態でないの第1プログラム(テレビプログラム)に対応する画像(画像G510)の前面に、メッセージ画像G512を配置した画像G500Aを生成する。
画像G500Aの生成が終了すると、ステップS530に進む。
ステップS530では、制御部340が、VDP360を利用して、ステップS520で生成した画像を、メイン表示部110Aに表示させる処理を行なう。その後、この割込み処理は終了する。
ステップS530では、制御部340が、VDP360を利用して、ステップS520で生成した画像を、メイン表示部110Aに表示させる処理を行なう。その後、この割込み処理は終了する。
以上説明したように、本実施の形態では、ボタン操作を受付け可能な状態でないの第1プログラム(テレビプログラム)に対応する画像(画像G510)の前面に、メッセージ画像G512を配置した画像G500Aを生成する。そして、生成した画像を、メイン表示部110Aに表示させる。すなわち、複数の第1のプログラムの実行中に、割込み可能プログラムが実行された場合、以下の処理Aが行なわれる。処理Aでは、実行中の複数の第1のプログラムのうち、指示入力を受付け可能な状態のプログラム以外の第1のプログラム(テレビプログラム)に対応する画像(画像G510)内に、割込み可能プログラムの実行に基づく画像(メッセージ画像G512)を表示させる処理が行なわれる。
したがって、ユーザがボタン操作可能な第1プログラムの実行に基づく画像の見易さを損なうことなく、割込み可能プログラムの実行に基づく画像を表示させることができる。なお、前述したように、本実施の形態では、第1の実施の形態で説明した画像表示状態変更処理が行なわれている状態で、さらに、割込み処理が行なわれる。そのため、本実施の形態では、第1の実施の形態の奏する効果に加え、ユーザがボタン操作可能な第1プログラムの実行に基づく画像の見易さを損なうことなく、割込み可能プログラムの実行による、メールの受信、電話の着信といった重要な情報を知ることができるという効果を奏する。
なお、前述した割込み処理は、第1の実施の形態の変形例で説明した画像表示状態変更処理Aが行なわれている状態で行なわれてもよい。この場合、第1の実施の形態の変形例に奏する効果に加えて、上記の効果を奏する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
70 記録媒体、72 プログラム、110A メイン表示部、110B サブ表示部、330 記憶部、340 制御部、360 VDP、1000 携帯端末装置。
Claims (7)
- 複数の画像を表示する表示手段と、
指示入力を受付ける受付手段と、
前記受付手段が前記指示入力を受付けた場合、前記表示手段により表示される前記複数の画像のうち、少なくとも1つの画像の表示状態を変更する変更処理を行なう変更手段とを備える、携帯端末装置。 - 複数のプログラムを実行するための実行手段をさらに備え、
前記複数の画像は、前記複数のプログラムにそれぞれ対応する画像である、請求項1に記載の携帯端末装置。 - 前記変更処理は、各々が異なる複数の方向にそれぞれ対応する前記複数の画像の各々が、対応する方向に対しほぼ正対状態になるように、前記複数の画像のうち、少なくとも1つの画像の表示状態を変更する処理である、請求項1に記載の携帯端末装置。
- 前記変更手段は、前記受付手段が前記指示入力を受付けた場合、前記複数の画像のうちの特定の画像の表示位置を、異なる位置へ変更する、請求項1に記載の携帯端末装置。
- 前記変更手段は、前記受付手段が前記指示入力を受付けた場合、前記特定の画像の表示位置を、前記複数の画像のうちの前記特定の画像以外の画像の表示位置と入替える、請求項4に記載の携帯端末装置。
- 複数のプログラムを実行するための実行手段と、
前記複数のプログラムのうち、前記指示入力を受付け可能な状態のプログラムを判定する判定手段とをさらに備え、
前記実行手段は、前記複数のプログラムが実行中でも、実行可能な割込み可能プログラムをさらに実行し、
前記複数の画像は、前記複数のプログラムにそれぞれ対応する画像であり、
前記変更手段は、前記割込み可能プログラムが実行された場合、前記複数のプログラムのうち、前記指示入力を受付け可能な状態のプログラム以外のプログラムに対応する画像内に、前記割込み可能プログラムの実行に基づく画像を表示させる、請求項1に記載の携帯端末装置。 - 画像を表示する表示部が設けられたコンピュータに実行させるための制御プログラムであって、
前記制御プログラムは、
指示入力を受付けるステップと、
前記指示入力を受付けた場合、前記表示部により表示される複数の画像のうち、少なくとも1つの画像の表示状態を変更する変更処理を行なうステップとを備える、制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006026996A JP2007207084A (ja) | 2006-02-03 | 2006-02-03 | 携帯端末装置および制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006026996A JP2007207084A (ja) | 2006-02-03 | 2006-02-03 | 携帯端末装置および制御プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007207084A true JP2007207084A (ja) | 2007-08-16 |
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ID=38486483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006026996A Withdrawn JP2007207084A (ja) | 2006-02-03 | 2006-02-03 | 携帯端末装置および制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007207084A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009093382A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | 端末装置 |
JP2017212005A (ja) * | 2017-08-02 | 2017-11-30 | シャープ株式会社 | 表示装置、表示方法及びプログラム |
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2006
- 2006-02-03 JP JP2006026996A patent/JP2007207084A/ja not_active Withdrawn
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JP2017212005A (ja) * | 2017-08-02 | 2017-11-30 | シャープ株式会社 | 表示装置、表示方法及びプログラム |
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