JP2007205629A - 熱交換器の洗浄装置とその支持台 - Google Patents

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Abstract

【課題】 液噴射ノズルの数を少なくし、且つ洗浄効率を向上すると共に、洗浄作業における洗浄液の使用量を減らすことを可能とした、主として大型の熱交換器の洗浄に適した洗浄装置を提供する。
【解決手段】 多数本の平行して配設された熱媒体循環管B1,B1,…と、これらの管部B1,B1,…に対し直交し且つこれら管部B1,B1,…の長さ方向に沿い配設された無数の平行するフィンB2,B2,…とで構成されたパネル状の熱交換器Bを洗浄する洗浄装置において、熱交換器Bの上方に設置されると共に、該熱交換器Bの上面と平行に且つ往復動自在に設けられる支持枠2と、該支持枠2の長さ方向に沿い配設された複数個の下向きの液噴射ノズル3a,3b,…とを具備し、これら噴射ノズル3a,3b,…の夫々を該支持枠2の往復動方向に対し左右に首振り自在に設けたことを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、熱交換器の洗浄装置とその支持台に関する。
この種洗浄装置は、例えば、特開平8-247696号公報に開示されている。即ち、この公報には、その図1乃至図4とこれに関連する記載から明らかな如く、パネル状の熱交換器50に平行して延びるガイドレールBに沿って往復する洗浄ノズルユニットDのノズル取付管11に、複数個の洗浄ノズル13,13,…の夫々を、該熱交換器50の面に正対した状態で固定設置して成る洗浄装置が開示されている。
特開平8-247696公報
上記の特許文献1に開示の洗浄装置は、天井吊下型の空調機に使用される縦幅が通常30cm程度の小型のパネル状の熱交換器の洗浄を行うには適するが、上記したように、該ノズル取付管11に複数個の洗浄ノズル13の夫々は該熱交換器50面に正対した状態で固設されているので、夫々固設された洗浄ノズル1個当たりによる洗浄は、該熱交換器に正対する個々の液噴射ノズルの噴射パターンの面域に限定される。従って、工場の屋舎に冷暖房用として設置される熱交換器や電車(客車)の屋根等に冷房用又は暖房用として設置される熱交換器は、縦横共に1m以上、場合によっては3mにも及ぶ大型のパネル状の熱交換器を上記従来の洗浄装置を用い洗浄すると仮定した場合には、該大型の熱交換器の洗浄に適するように該ノズル取付管に固設する洗浄ノズルの数を増大しなければならず、製造コストの増大をもたらす。また、洗浄ノズルの数の増大に伴い、一度に多量の洗浄水とこれに対応する大型の貯液タンクを必要とする。このため、大型の貯液タンクに一度の洗浄に要する量の洗浄液を準備するに時間がかかり、しかも、大型の給液ポンプを必要とする。
一方、従来、電車の屋根に取り付けられている冷房ユニット内に具備している大型のパネル状の熱交換器を洗浄するには、該熱交換器は、蒸発器、凝縮器、コンプレッサーと一体に組み込まれているため、クレーンなどにより該冷房ユニットごと該屋根から取り外し、台座上に降ろし、洗浄ブラシなどを用い、人手により洗浄しているのが実状である。また、工場の屋舎に取り付けられている冷暖房用空調機に具備している大型のパネル状の熱交換器は、その取り付け位置で、同様に、人手により洗浄しているのが実状である。従って、いずれの場合も、大型のパネル状の熱交換器の洗浄作業に大きな労力と長時間を要し、非能率であった。
本発明は、かゝる従来の洗浄装置の課題を解消し、洗浄ノズルの数が比較的少なくてすみ、而も小型の熱交換器は勿論、特に、大型の熱交換器の洗浄作業を人手によることなく、迅速且つ高能率に行うことができ、従って、一度の洗浄作業に要する洗浄水の使用量が少なくてすみ、貯液タンクが小型ですむ経済的な洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明の熱交換器の洗浄装置は、請求項1記載の通り、多数本の平行管部に形成された熱媒体循環管と、これら平行管部に対し直交し且つ各平行管部の長さ方向に沿い配設された無数のフィンとで構成されたパネル状の熱交換器を洗浄する洗浄装置において、熱交換器の上方に設置されると共に、該熱交換器の上面と平行に且つ往復動自在に設けられる支持枠と、該支持枠の長さ方向に沿い配設された複数個の下向きの液噴射ノズルとを具備し、これら噴射ノズルの夫々を該支持枠の往復動方向に対し左右に首振り自在に設けたことを特徴とする。
更に、本発明は、上記の熱交換器の洗浄装置において、請求項2に記載の通り、該支持枠を構成する垂直板に設けた支持片に枢軸部を介し左右に揺動自在に連結した連片に液噴射ノズル支持板を連結し、該液噴射ノズル支持板に複数個の該液噴射ノズルを配設すると共に、エアピストンシリンダのピストン杆を該液噴射ノズル支持板の一端に回転継手部を介し連結し、該エアピストンシリンダのピストン杆を上下動させることにより、該液噴射ノズル支持板を左右に揺動させることにより、該液噴射ノズル支持板に支持された複数個の液噴射ノズルの夫々を該支持枠の往復動方向に対し左右に首振り自在としたことを特徴とする。
更に、本発明は、上記の熱交換器の洗浄装置において、請求項3に記載の通り、これら噴射ノズルの夫々を該支持枠の往復動方向に首振り自在に設けたことを特徴とする。
更に、本発明は、上記の熱交換器の洗浄装置において、請求項4に記載の通り、該支持枠の該垂直板の上方に突出する当て板に、その後方に配置したエアピストンシリンダのピストン杆の先端を枢着せしめ、該エアピストンシリンダのピストンの伸縮により該支持枠を前後方向に揺動自在とし、これに伴い、該支持枠に支持された複数個の液噴射ノズルの夫々を該支持枠の往復動方向に首振り自在としたことを特徴とする。
更に、本発明は、上記の熱交換器の洗浄装置において、請求項5に記載の通り、これらの液噴射ノズルの夫々を上下方向に移動自在としたことを特徴とする。
更に、本発明は、上記の熱交換器の洗浄装置において、請求項6に記載の通り、該支持枠を構成する該垂直板の前面に設けた該ノズル支持板に配設した複数個の該液噴射ノズルの夫々に対応させて複数個のエアピストンシリンダを配設し、これらエアピストンシリンダのピストン杆の夫々を該液噴射ノズルに結着し、これらエアピストンシリンダのピストン杆を個々に伸縮させることにより、夫々の液噴射ノズルの上下動を個々に行われるようにしたことを特徴とする。
更に、本発明は、上記の熱交換器の洗浄装置において、請求項7に記載の通り、該支持枠は、方形の架枠の左右の枠内に配設されると共に正逆回転モータにより正逆転回転される送りねじ部に螺合する螺合部材に連結され、該モータの正転、逆転により、該螺合部材を介して往復動せしめられるようにしたことを特徴とする。
更に、本発明は、上記の熱交換器の洗浄装置の支持台を提供するもので、請求項8に記載の通り、該洗浄装置を載置するための方形の囲枠と、その四隅角部の下面に設けた4本の同じ長さの脚とから成る支持台とで構成し、使用に当たり、該4本の脚を該熱交換器の四周枠上に載置することを特徴とする。
更に、本発明は、上記の熱交換器の洗浄装置の支持台を提供するもので、請求項9に記載の通り、該方形の囲枠の4つの隅角部に設けた夫々の脚にピストンシリンダを設けると共に、夫々のピストンシリンダのピストン杆の上端に連結して回転継手を設け、更に夫々の回転継手を該方形の囲枠の四隅角部の下面に結着し、使用に当たり、該4本の足を水平支持面上に載置することを特徴とする。
更に、本発明は、熱交換器を下面から洗浄する副洗浄装置を提供するもので、請求項10に記載の通り、基台の左右に車輪を配設した基台上に左右方向に給水パイプを横設し、該給水パイプの長さ方向に複数個の副液噴射ノズルを上向きに配設すると共に、該基台の後端面にピストン杆を結着したエアピストンシリンダの作動により該給水パイプを往復動走行せしめるようにし、その往動走行で該給水パイプが傾斜した熱交換器の下方に臨むようにする一方、該給水パイプと平行に突片を介して接続された連杆の一端にピストン杆を結着したエアピストンシリンダの作動により、該給水パイプを左右方向に揺動させ、これに伴い、これらの副液噴射ノズルを左右方向に揺動せしめるようにしたことを特徴とする。
更に、本発明は、上記の副洗浄装置において、請求項11に記載の通り、該給水パイプに回転管継手を介し各副液噴射ノズルを設け、該給水パイプから立ち上がる立上杆の上部にエアピストンシリンダのピストン杆の先端を枢着する一方、そのシリンダの側面を該基台より立ち上がる支持壁の上部に枢着せしめ、該エアピストンシリンダの作動により、該立上杆を介し前後方向に揺動自在とし、これに伴い、これら副液ノズルの夫々を水平状態から上向き状態までの回動角度の範囲で首振り自在としたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、その洗浄装置を用いて熱交換器を洗浄するに当たり、複数本の液噴射ノズルの夫々を該支持枠の往復動走行に対し左右に首振り揺動させつつ洗浄液を該熱交換器の上面に吹き付けることができるので、従来の洗浄装置のように、複数個の各噴射ノズルの向きを熱交換器の面に正対させた固定式に比し、各1個当たりの液噴射ノズルによる洗浄面域を著しく増大できる。従って、特に、大型の熱交換器の全面を洗浄するに要する液噴射ノズルの数を従来の洗浄装置に比し、著しく少なくすることができ、それだけ安価な洗浄装置を提供できると共に、一度の洗浄作業に使用する洗浄液の量を大幅に減らすことができ、貯液タンクも小さくてすみ、経済的で且つ洗浄効率の向上をもたらす。
更に、請求項2に記載の発明によれば、簡単な構成により、これら液噴射ノズルの首振揺動をもたらす。
更に、請求項3又は4に記載の発明によれば、これらの液噴射ノズルの夫々を該支持枠の往復動方向に対し左右の首振りばかりでなく、前後にも首振り揺動させることにより、該熱交換器の多数本の平行する熱交換媒体循環管部及び無数のフィンの夫々を、その正面ばかりでなく、その夫々の両側面にも直接洗浄液を吹き付けることができ、洗浄効果を著しく向上できる。
更に、請求項5又は6に記載の発明によれば、これら液噴射ノズルの夫々を上下方向に移動自在としたので、該熱交換器の上面に対し夫々の液噴射ノズルを同時に又は時差的に上下動させることができ、接近させたときは強力な吹き付けを行い、凝着物を剥離できて、洗浄効果が増大し、該熱交換器面から遠ざかるときは、広い面に亘り吹き付けを行い剥がれた凝着物を洗い流すことができる。
更に、請求項7に記載の発明によれば、該洗浄装置の該支持枠の往復動を円滑に行うことができる。
更に、請求項8に記載の発明によれば、該支持台を熱交換器の四周枠上に載置するだけで、該洗浄装置を該熱交換器の上方に臨ませることができると共に、傾斜して取り付けられている該熱交換器に対して平行に且つ簡単に設けることができる。
更に、請求項9に記載の発明によれば、該可動式の支持台をその4本の脚で熱交換器の外側の平坦な支持面上に置き、その四方の囲枠上に本発明装置を載置すれば、該熱交換器の上方に該洗浄装置をその支持枠を該熱交換器の上面と平行した状態で設置することができ、所望の傾斜角度に傾斜した状態の該熱交換器に対しては、片側の一対の該脚に具備したエアピストンシリンダのピストン杆を上方へ延ばして、該四方の囲枠上の該洗浄装置を該熱交換器の傾斜角度に対応して傾斜させ、該熱交換器の上面と平行した状態に設置することができる。
更に、請求項10に記載の発明によれば、該副洗浄装置を、傾斜した熱交換器の下方に臨ませた状態で上向きのこれら液噴射ノズルにより該熱交換器の下面に洗浄液を吹き付けることができ、更には、該エアピストンシリンダを作動させることにより、これら液噴射ノズルの左右方向への揺動により、洗浄面積が増大し、1個当たりの液噴射ノズルによる洗浄効率を増大できる。
更に、請求項11に記載の発明によれば、該副洗浄装置の該エアピストンシリンダを作動させ、これら液噴射ノズルの向きを水平方向から上向き方向までの回動角度の範囲の首振りをさせることができるので、各液噴射ノズルによるこれに対向する熱交換器の下面の洗浄面積を増大でき、平行する熱媒体循環管部及び無数のフィンを正面ばかりでなく両側面からも洗浄できる。
本発明の実施の形態例を図1乃至図18に基づいて詳述する。
図1乃至図3は、電車の屋根Rに取り付けられているユニット型の冷房ユニットXを示す。該冷房ユニットXは、矩形状のケースDと、該ケースD内を隔壁Yにより仕切られた大型のパネル状の熱交換器B,Bを配設された放熱室X1と大型のパネル状の熱交換器B,Bを配設された吸熱室X2とこれら熱交換器B,B,…と連なるコンプレッサー等を備える機械室X3と、これら室X1,X2,X3の上面を覆う共通のカバーZとから成る。図面でH1は、吸熱室X2に設けたファン、H2は、放熱室X1に設けたファン、Sは、シール部材、矢示は、各熱交換器Bを透過する通風状態を示す。
この冷房ユニットX内のこれら該熱交換器B,B,…を洗浄するには、該冷房ユニットXをクレーン等を用いて電車の屋根から取り外し、図4に示すように、固定式の台座P又はキャスター付の搬送式の台座P上に降ろして行う。図4は、取り外した冷房ユニットXの該吸熱室X2内の対向する2枚の熱交換器B,Bのうち、その1枚を本発明の洗浄装置Aにより洗浄する場合の実施の形態例を示す。
該吸熱室X2内には、図2及び図4に示す如く2枚の熱交換器B,Bは紙面に対し直交し対向する隔壁Y,Yの内面から夫々突出させたハの字状に傾斜したブラケットY1,Y1及びY1,Y1上に架設されて、対向する内端が高くなるように傾斜状態に設置されている。該熱交換器B,Bを洗浄するに当たり、予め冷房ユニットの該カバー2及び該室X1内の中央のファンH2を除去しておく。
該熱交換器Bは、平行する多数本の管部に屈曲形成された熱媒体循環管B1とこれら平行管B1,B1,…に対し直交し少許の間隔を存し平行管B1の長さ方向に配設された無数のフィンB2,B2,…と、方形の囲枠bとから成る。
図示の実施態様は、該洗浄装置Aにより該室X1の図面で左側に位置する傾斜した該熱交換器Bを洗浄する場合を示す。即ち、図4に示す如く、4本の同じ長さの脚C1を方形の囲枠C2の四隅角部に備える支持台Cを用い、その4本の足C1を該熱交換器Bの方形囲枠bの四隅角部上面に載置し、該支持台Cの方形の囲枠C1上に該洗浄装置Aを載置する。これにより、該洗浄装置Aを傾斜した該熱交換器Bの上方に臨み、且つその上面平行した傾斜状態に設置できる。図面で、C3は、該方形の囲枠C2で囲繞される開口部を示す。
通常、該支持台C上に該洗浄装置Aを設置した後、該洗浄装置Aを該支持台Cごとクレーンなどで吊り上げ、傾斜した該熱変換器Bの方形囲枠bの四隅角部上面に載置する。
該洗浄装置Aは、該方形の架枠1と、該架枠1の対向する枠部間に差し渡された支持枠2と該支持枠2の長さ方向に下向き配設された複数本の、図示の例では、6個の液噴射ノズル3a,3b,3c,3d,3e,3fとから成り、該熱交換器Bに対し、例えば、次のように配向設置されている。即ち、図4乃至図7に示すように、該洗浄装置Aの該支持枠2は、該熱交換器Bの前後方向に延びる無数に並ぶフィンB2,B2,…に対し直行する方向に延びるように、従って、その多数本の左右方向に平行する熱媒体循環管部B1,B1,…に平行に延びるように配向設置したものである。而して、該洗浄装置Aは、その該支持枠2が該多数本の平行する管部B1,B1,…に対し直交する方向に、即ち、前後方向に往復動自在に走行するように設置されている。而して、本発明によれば、往復動走行する該支持枠2に配設された噴射ノズル3a,3b,3c,3d,3e,3fの夫々を下記詳述するように、左右に首振り自在としたものである。かくして、該支持枠2の往復動を繰り返し乍ら、これらの液噴射ノズル3a,3b,…3fの夫々を左右に首振り揺動させるときは、各噴射ノズルによる熱交換器の洗浄面域を、従来の固定式の液噴射ノズルに比し増大できると共に、全ての管部B1及び全てのフィンB2を正面から洗浄できることは言うまでもなく、特に、全てのフィンBの夫々の両側面にも直接洗浄液を吹き付けることができる効果をもたらす。
更に詳細には、該架枠1は、左右のC型角パイプから成る枠部1a,1aと前後の丸パイプから成る枠部1b,1bとを各コーナー金具1cで連結して構成したものである。該左右のC型角パイプ1a,1a内には、送りねじ杆4,4を備え、各送りねじ杆4に螺合する螺合部材5,5にこれらと一体に移動するように該支持枠2を図2及び図3に明示するように、左右のC型角パイプ1a,1aのスリットを貫通し横断する連結片5a,5aを介し連結されており、該各連結片5aは、C型角パイプのスリットの上下縁を転動走行する前後一対の車輪w,wを具備する。
左右の送りねじ杆4,4は、その前端側をコーナー金具1c内に設けた直角方向に回転軸を突出させたベベルギア部材6,6を介して、左右の該丸パイプ1b,1b内に挿通した左右の回転杆7,7と夫々連結し、該回転杆7,7は、前側の丸パイプ1bの略中央上面に取り付けた正逆回転モータ8の駆動軸に、該前側の丸パイプ1b内に設けた、上面と両側に回転軸を突出させたベベルギア部材9を介して互いに連結されており、かくて、該正逆回転モータ8の正転又は逆転によって、送りねじ杆4を回転させ、これに螺合する螺合部材5,5を送り該送りねじ杆4,4に沿って前後方向へ往復動させることにより、該支持枠2を前記のように往復動走行させるようにした。
尚、該片側の、図示の例では左側のC型角パイプ1a内には、その前端側に接近させて前後にリミットスイッチLS1,LS4を配設し、更に、後端側に接近させて前後にリミットスイッチLS3,LS4を配設し、先ず、リミットスイッチLS1,LS4で螺合部材3を検出したとき該正逆回転モータ8の回転を減速させ、次いでリミットスイッチLS2,LS3で螺合部材3を検出したとき正逆回転モータ8を逆回転させるようにした。
該支持枠2は、更に詳細には、図3に示す如く、その両端の噴射ノズル支持する垂直板10と該垂直板10の両端を前方に直角に折り曲げた折り曲げ板部10aとから成り、該折り曲げ板部10a,10aに該螺合部材5,5から延びる該連結部材5a,5aを連結させて、該支持枠2を支持するようにした。更に、該垂直板10の前面に、左右に夫々支持片11a,11aを取り付け、該支持片11a,11aの夫々に枢軸部12を介し左右に揺動自在に上端を支持させた連片11b,11bの下端に液噴射ノズル支持板13,13を水平に取り付けた。図示の実施例では、一側の、即ち、図面で左側の液噴射ノズル支持板13に3個の液噴射ノズル3a,3b,3cを、他側の、即ち、右側の液噴射ノズル支持板13に3個の液噴射ノズル3d,3e,3fを下向きに支持させ、且つ、図8,図9に明示するように、両側の液噴射ノズル支持板13,13の互いに対向する端面は、傾斜端面に形成され、その一方の傾斜端面の前端部と他方の傾斜端面の後端部とを、両端に回転継手部14aを備えるロッド14で連結し、該液噴射ノズル支持板13,13のロッド14の前端の回転継手部14aに、該垂直板10の前面に上端を支持させたエアピストンシリンダ15のピストン杆15aを連結し、該エアピストンシリンダ15によって、該液噴射ノズル支持板13,13の互いに対向する端部を上下動させることで、左右の液噴射ノズル支持板13,13は、前記枢軸部12を中心として左右に揺動し、これに伴い、液噴射ノズル3a,3b,3c及び3d,3e,3fの夫々に左右方向の首振りが与えられるようにした。尚、該ロッド14は、更に、図10に明示のように、その中間を該垂直板10に取り付けた連結部材14bに軸14cを中心にして回動し、その両端14a,14aが交互に上下動するものである。
尚、これら液噴射ノズル3a,3b,3c,3d,3e,3fから噴射された洗浄液の噴射パターンは、円錐状の噴射パターンとなるものを使用した。従って、真下に向いたこれら液噴射ノズル3a,3b,3c,3d,3e,3fから噴射された洗浄液は熱交換器B面に当たるとき、各液噴射ノズルにより直径5cm程度の円形の面域を洗うことができるが、本発明の実施例として、これら液噴射ノズル3a〜3fの夫々を垂直線に対し3度乃至10度程度の角度で左右に首振り揺動させるときは、各1本の液噴射ノズルにより、前後方向に5cm、左右方向に20cm乃至40cm程度拡がった面域を洗浄できる効果をもたらす。
かゝる各噴射ノズルの左右への首振り揺動させる作動につき詳述する。図9に示すように、水平状態の左右の液噴射ノズル支持板13,13で支持されており、これら液噴射ノズル3a〜3fが真下を向く状態から、図11に示すように、該エアピストンシリンダ15のピストン杆を収縮させるときは、該ロッド14を介し左側の該液噴射ノズル支持板13の内端は引き上げられ、右側の該液噴射ノズル支持板13の後端は押し上げられ、これに伴い左右の液噴射ノズル支持板13,13は左に傾き、従って、液噴射ノズル3a〜3fは右に傾き、図12に示すように、該エアピストンシリンダ15のピストン杆を伸長させるときは、該ロッド14を介し右側の該液噴射ノズル支持板13の後端は引き上げられ、左側のノズル支持板13,13の前端は押し下げられ、従って、これら液噴射ノズル3a〜3fは左に傾く。かくして、ピストンシリンダ15のピストン杆の伸縮を繰り返すことにより、液噴射ノズル3a乃至3fの夫々は左右に首振り揺動し、上記のように、左右方向に幅広く洗浄液を吹きつけることができ、各液噴射ノズル3a,3b,3c,3d,3e,3fによる洗浄面積を増大せしめることができると共に、その無数のフィンB2の両側面に直接洗浄液を吹付けることができるので、洗浄効果を高められる。
このように、本発明は、液噴射ノズル1個当たりの洗浄面積を、前記従来の各液噴射ノズルが固定式の場合に比し著しく増大できるので、同じ面積の熱交換器Bの洗浄を行う洗浄装置として液噴射ノズルの数を著しく減少できると共に、製造コストを低下した洗浄装置を提供することができ、更には、一回の洗浄作業に必要な洗浄液の量を減らすことができ、また、貯液タンクを小型化することができる。更には、汚れ易いフィンB2の両側面の洗浄効果を高めることができる。尚、液噴射ノズルの数は、洗浄する熱交換器の大きさによって決まるもので、上記の6個に限定されるものではないことは勿論である。
また、各液噴射ノズルは、円錐状パターンとなる形式のものに限られるものでなく、扇形状ノズルを用いてもよく、上記と同様の洗浄面域の拡大効果をもたらすことは勿論である。
更に、図示の実施態様において、左右の該液噴射ノズル支持板13,13の上方に、該液噴射ノズル支持板13,13から植立する2本の連結棒16,16で夫々連結された左右のエアピストンシリンダ支持板17,17を夫々の該液噴射ノズル支持板13,13と平行に設け、左右の該エアピストンシリンダ支持板17,17に夫々支持される3個ずつのエアピストンシリンダ18a,18b,18c並びに18d,18e,18fによって夫々対応するその下方の液噴射ノズル3a,3b,3c,3d,3e,3fを夫々上下動させるようにした。
かゝる構成により、該液噴射ノズル3a,3b,3c,3d,3e,3fが下降し、該熱交換器Bに近づくとき、噴射される液は加速されて強い衝撃力で該熱交換器Bに吹付けられるため、熱交換器Bに付着している凝着物を効率よく落とすことが出来ると共に、これらの噴射ノズルが上昇し、該熱交換器Bから遠のくとき、これら噴射ノズルにより広い面積に亘って凝着物を洗い流すことができる。
而して、かゝる各液噴射ノズルの上下動を前記の左右方向の首振り揺動と組み合わせて洗浄することが好ましい。
更に、図示の実施態様において、図6及び図7に示す如く、該支持枠2は、その垂直板10の両端の折り曲げ板部10a,10aを該螺合部材5,5の内端に設けた連結部材5a,5aの板部5a1,5a1から内方へ突出する水平の枢軸19,19を中心にして前後方向に揺動自在とすると共に、該支持枠2の垂直板10の上端より上方に突出させた当て板10bの後面に該垂直板10の背後に設けたエアピストンシリンダ20のピストン杆の前端を結着させ、該ピストン杆の伸縮により該当て板10bを押し引きし、これに伴い、該支持枠2を図7に明示のように、前後方向に揺動自在とし、これにより、全ての液噴射ノズル3a,3b,3c,3d,3e,3fの夫々を前後方向に首振り揺動させるようにした。かくするときは、熱媒体循環管の平行管B1,B1,…にその前後から洗浄液を吹付けることができ、平行管部B1,B1,…の夫々の側面の洗浄効果を高めることができる。各液噴射ノズルのかゝる前後方向の首振り動作を前記の左右方向の首振り動作及び上下動と組み合わせることができる。
図示の実施例において、参照番号21は、これら液噴射ノズル3a,3b,3c,3d,3e,3fの夫々に併設した夫々の下向きの噴気ノズルを示し、洗浄後、これら噴気ノズル21,21,…から噴射されるエアによって、熱交換器Bに付着している洗浄液の液切を行わせる。
図4並びに図5において、参照符号22は、後端の丸パイプ1bの中間部を囲繞して設けたマニホールドを示し、液噴射ノズル3a,3b,3c,3d,3e,3fには夫々該マニホールド22から夫々分配された給液ホースwh,wh,…を介し洗浄液が供給される。
また、これら噴気ノズル21,21,…には夫々該マニホールド22から夫々分配される吸気ホースah,ah,…を介し、圧縮エアが供給される。図示しないが、該マニホールド22は、外部の液供給ポンプ及びエア供給ポンプを介し、洗浄液供給源及び圧縮空気供給源に夫々接続されている。
更に、本発明によれば、図4に示すように、該熱交換器Bを上面から洗浄する該洗浄装置Aに、該熱交換器Bを下面から洗浄する副洗浄装置24と組み合わせて使用するようにしてもよい。該副洗浄装置24の1例を図4,図13〜図15に基づき説明する。
該副洗浄装置24は、そのT字状の基台24aの左右方向に延びる基台部の両端に配設した車輪24b,24bを該熱交換器収容内の下面に設けた水平の底壁Zの上面に設置した左右のガイドレールD,D上に載置して、下記に詳述するように、傾斜状態の該熱交換器Bの下方に往復動走行自在に臨むようにした。該副洗浄装置24の該T字状の基台24aの該左右方向に延びる該基台部の中央から後方に延びる基台部の後端面にエアピストンシリンダ25のピストン杆の先端を所望の手段で固着する。洗浄に当たり、該副洗浄装置24は、該T字状の基台24aの左右に車輪24b,24bで左右一対のガイドレールD,D上に載置し、該ガイドレールD,Dの後端部に、図1に示すように、該ガイドレールD,D間に差し渡されて結着された長尺板状の直立壁Eの内面に、該ピストンシリンダ25のシリンダの後端を所望の手段で結着して用意する。而して、該ピストンシリンダ25のピストン杆を伸縮させて、該基台24a上の該副洗浄装置24を該熱交換器Bの下方に臨ませるように往復動走行を繰り返し、下記に詳述する該熱交換器Bの下面に洗浄液を吹き付け洗浄を行い、洗浄終了後は、該副洗浄装置24を熱交換器Bの外側へ後退させるように使用される。
更に、該副洗浄装置24の構成を詳述する。
図14及び図15に示すように、副液噴射ノズル23a,23b,23c,23d,23e,23f,23g,23h,23j,23kは、該T字状の基台24aの左右の両端上面に配設した回転管継手26,26間に水平に設置した給水パイプ27にその長さ方向に等間隔を存して配設された垂直方向に立ち上がる複数個の分岐管28,28,…の上端に設けた回転管継手29,29,…を介して夫々配設されている。該給水パイプ27の両端の該回転管継手26,26の背面に液ホース接続管30,30が夫々接続されている。
更に、該給水パイプ27に、その中央部分から垂直上方に立ち上がる立上杆31を設け、エアピストンシリンダ32のピストン杆の先端を該立上杆31の上部に支持ピン31aにより枢着せしめる一方、該基台24aから立ち上がる支持壁24cの上部に設けた略コ字状壁により該エアピストンシリンダ32の先端を下面から支持すると共に、該エアピストンシリンダ32のシリンダの両側面に突設した支持ピン32a,32aで該支持部材24cに回動自在に支持させた。上記の構成により、該エアピストンシリンダ32のピストン杆の伸縮により、該立上杆31を前後方向に押し引きすることにより、該吸水パイプ27に配設した上向きの夫々の副液噴射ノズル23a,23b,23c,23d,23e,23f,23g,23h,23j,23kを、水平状態から上向き状態までの90度〜130度の回動角度範囲に亘って首振り自在とした。
更に、これら副液噴射ノズル23a,23b,23c,23d,23e,23f,23g,23h,23j,23kの夫々に接続した夫々の回転管継手29,29,…から、夫々後方に水平に突出する突片33,33,…を配設し、これら突片33,33,…の後端を共通の連杆34に連結し、該連杆34の一端にエアピストンシリンダ35のピストン杆を全伸張の中間の伸張状態で、その先端を結着した。かくして、該エアピストンシリンダ35のピストン杆を伸縮させることにより、該連杆34を介してこれら副液噴射ノズル23a,23b,23c,23d,23e,23f,23g,23h,23j,23kの夫々に左右方向の揺動を与えるようにした。尚、該エアピストンシリンダ35は、該吸水パイプ27に取り付けた支持部材35aにより支持されている。
尚又、図示の実施例では、これら副液噴射ノズル23a,23b,23c,23d,23e,23f,23g,23h,23j,23kの洗浄液の噴射パターンは、噴射液が前方に至るに従い拡がる円錐状の噴射パターンを与えるものを用いた。
上記のように構成した該副液噴射装置24は、次のように洗浄作業に用いる。即ち、これを上記したように、該ガイドレールL,L上に載置した状態から、該エアピストンシリンダ25を作動し、傾斜した該熱交換器Bの下方に臨ませた後、該副液噴射装置24を前進後退動を繰り返し乍ら、該エアピストンシリング32を作動させ、その吸水パイプ27上に配設された副液噴射ノズル23a,23b,…23kを前進時に、例えば、図示のように、垂直方向から水平方向に90度の回転角度の範囲で回動し、後退時に水平方向から垂直方向に戻る揺動を繰り返し乍ら、夫々の噴射液を該熱交換器Bの下面に向かい吹き付ける。然るときは、これら副液噴射ノズル23a,23b,…23kの夫々による該熱交換器の下面に対する前後方向の洗浄面域が増大し得ると共に、平行する多数本の熱媒体循環管部B1,B1,…をその正面から側面にかけて吹き付け洗浄することができ、洗浄効率を向上し得られる。更に、該エアピストンシリンダ35を作動せしめることにより、該副液噴射ノズル23a,23b,…23kの夫々を左右方向に揺動させ乍ら噴射液を該熱交換器Bの下面に吹き付けるときは、これら副液噴射ノズル23による該熱交換器の下面に対する左右方向の洗浄面域が増大し得ると共に、無数のフィンB2,B2,…をその正面から両側面に吹きかけて洗浄することができ、洗浄効率を向上し得る。
該洗浄装置Aを図4に示す所定位置に設置するには、前記したように、予め、該支持台C上に該洗浄装置Aを固設した後、該支持台Cごとクレーンなどにより吊り上げ、傾斜した熱交換器Bの上面のその所定位置に設置するが、その吊り上げに当たり、同時に該副洗浄装置24をガイドレールL,Lごと図4に示す所定位置に吊り上げ設置するために、図4に示すように、中間部に枢軸部36aを有する屈曲自在の連結杆36の一端を該支持台Cの方形の囲枠C2に回転継手36bを介し連結し、その他端を該副洗浄装置24の該エアピストンシリンダ32のシリンダの上面に回転継手36bを介し連結する。かくして、該洗浄装置Aの吊り上げと同時に該副液洗浄装置24を吊り上げ、図4に示す該冷房ユニットXのケースDの底面上に載置することができる。
図16及び図17は、該支持台Cの変形例を示す。即ち、該支持台Cは、該洗浄装置A(図示しない)を水平状態から所望の角度の傾斜状態に載置、支持し得る可動式の支持台C′を示す。該可動式の支持台C′は次のように構成される。即ち、4本の脚C1,C1,C1,C1の夫々の上端に、エアピストンシリンダFの上端にボルトナットEで締付け自在に取付けると共に、各該エアピストンシリンダFの垂直上方に向くピストンPの上端を連結した回転継手Gを方形の囲枠C2の四隅の各隅角部の下面に結着して成る。
かくて、該支持台C′を使用するに当たり、その4本の脚C1,C1,C1,C1を傾斜状態の該熱交換器Bの囲枠bの外側の所望の平坦な載置面、例えば、図17に示すように、冷房ユニットXの該吸熱室X1の平坦な底面D上に配置した後、その方形の囲枠C2上に該洗浄装置Aを載置した後、例えば、図示のように、右側の一対のエアピストンシリンダF,Fのピストン杆P,Pを伸長することにより、該洗浄装置Aが傾斜した該熱交換器Bの上方において、該熱交換器Bの傾斜面に平行させて傾斜状態とし、この状態で、夫々のボルトナットG,G,…を締付けることにより、該洗浄装置Aを熱交換器Bの傾斜状態に応じた傾斜状態に設置できる。また、例えば、この可動式の支持台C′を用い、工場の屋舎の床面近傍に取り付けられている冷暖房用ユニットに具備するパネル状の大型の熱交換器(図示しない)を洗浄する場合には、該冷暖房用ユニットを取り外すことなく、カバー、ファンなどを除去した後、該支持台C′の4本の脚を床面に配置し、該支持台C′上に該洗浄装置Aを設置し、その下方に位置する該熱交換器の傾斜角度と同じ角度まで支持台C′を傾斜させることにより、該支持台C′上の該洗浄装置Aを傾斜した該熱交換器面と平行する傾斜状態に設置するようにして用いる。
尚また、該支持台C′を水平状態に載置された熱交換器(図示しない)に使用することもできる。即ち、該可変式の支持台C′をその該方形の囲枠C2を水平状態のまま該熱交換器の外側の床面に4本の足を配置し、その支持台C′上に該洗浄装置Aを載置して使用することができる。
上記の実施の態様では、該洗浄装置Aは、その支持枠2の該熱交換器Bに対する往復動方向は、該熱交換器Bの平行する多数本の熱媒体循環管B1,B1,…に対し直交する方向に往復動するようにしたが、図示しないが、該支持枠を該熱交換器の平行する多数本の熱媒体循環管B1,B1,…に沿う方向に往復動させるように設計変更してもよい。
また、電車側に設けた囲枠上に設置される熱交換器の配向を、図5に示すように左右方向に配向状態に設置することに代え、その平行する多数本の熱媒体循環管が前後方向となるように設置し、洗浄装置Aの該支持枠の往復動方向がこれら熱媒体循環管に沿うようにしてもよい。
また、上記の実施の態様では、本発明の洗浄装置Aは、吸熱室X2に設けた図面で左側の大型の熱交換器Bを洗浄する場合を示したが、同様にして、その右側の大型の熱交換器B、更には、放熱室X1内の左右に配設された大型の熱交換器B,Bを洗浄するに使用することもできる。
図18は、タッチパネルを備えるプログラムコントローラーを用いて該洗浄装置A及び該副液洗浄装置の動作を制御する説明図を示す。
同図において、プログラムコントローラー(PC)のタッチパネル(図示しない)に表示される主スイッチに触れると、図5に示す洗浄装置Aに具備した該正逆回転モータ8が作動し、左右の該ベベルギア部材6,6を介し該送りねじ杆4,4を回転させる。これに伴って該送りねじ杆4,4に螺合する該螺合部材5,5がこれに沿って前方へ移動し、該螺合部材5,5で支持されている該支持枠2もこれに伴って前方へ移動する。前進する該螺合部材5,5が一側の該C型角パイプ1a内の前部の前端側に在るリミットスイッチLS1に触れると該正逆回転モータ8は減速し、次いで該リミットスイッチLS2に触れると、該正逆回転モータ8の回転方向が反転する。これに伴って該送りねじ杆4,4の回転も反転し、これに伴い該螺合部材5,5は、該送りねじ杆4,4に沿って逆方向に、即ち、後方へ移動し、該螺合部材5,5に支持されている該支持枠2もこれに伴って逆方向に、即ち、後方へ移動する。そして、後方へ移動する螺合部材5,5が該C型角パイプ1a内の後端側に在るリミットスイッチLS4に触れると該正逆回転モータ8は減速し、次いで該リミットスイッチLS3に触れると回転方向が反転する。この動作を繰り返すことで、該支持枠2は、該架枠1の前後方向に往復動を繰り返す。これに伴って、該支持枠2に配設された該液噴射ノズル3a,3b,…3fは該熱交換器Bの上面に沿って往復動する。
一方、該プログラムコントローラー(PC)に予め設定された指令信号によって、これらの液噴射ノズル3a,3b,3c,3d,3e,3fを夫々左右に首振り揺動させる該エアピストンシリンダ15と、これら液噴射ノズル3a,3b,…3fを夫々上下に首振り揺動させる該エアピストンシリンダ18a,18b,…18fと、これら液噴射ノズル3a,3b,3c,3d,3e,3fを夫々前後に首振り揺動させる該エアピストンシリンダ20に夫々介在させた電磁弁(図示しない)が切換操作され、これに伴って、該エアピストンシリンダ15、該エアピストンシリンダ18a,18b,18c,18d,18e,18f及び該エアピストンシリンダ20が動作し、液噴射ノズル3a,3b,3c,3d,3e,3fは、前記のように、該熱交換器Aの上方を往復動を繰り返し乍ら、左右に振れる首振り揺動と、上下動する揺動と、前後に振れる揺動とが組み合わされた動作を行う。次いで、該液噴射ノズル3a,3b,3c,3d,3e,3fに夫々のホースwh,wh,…を介し給液するポンプ(図示しない)を作動させて該液噴射ノズル3a,3b,3c,3d,3e,3fから洗浄液を熱交換器Aに向かって噴射させれば、該熱交換器Aの上面全面にこれら液噴射ノズルの往復動による繰り返し洗浄が行われると共に、上記したような優れた効果をもたらす洗浄が出来る。
尚、該エアピストンシリンダ15と該エアピストンシリンダ18a,18b,18c,18d,18e,18f及び該エアピストンシリンダ20が動作するタイミングは、プログラムコントローラー(PC)に予め設定した指令信号によって行わせ、その速度の調節は、該エアピストンシリンダに設けた絞り弁(図示しない)を調節することで行う。
特に、該液噴射ノズル3a,3b,3c,3d,3e,3fを上下動させるタイミングの1例を説明すると、図6から明らかなように、先ず、該液噴射ノズル3b及び3eを下動させ、次いでこれに僅かに遅れて該3c及び3fを下動させ、その後該ノズル3a及び3dを下動させるようにした。
かくして、該液噴射ノズル3a,3b,3c,3d,3e,3fによる洗浄作業を一定時間行った後、タッチパネルに表示される終了スイッチに触れることにより終了するようにするか、或いは該プログラムコントローラー(PC)に予め設定した洗浄作業時間の経過後、該プログラムコントローラー(PC)からの指令により、該洗浄装置Aの上記の全ての作動が停止する。
その後、タッチパネルに表示される副洗浄装置24を動作させる下部スイッチに触れて、該エアピストンシリンダ25,32及び35を作動状態にすると、これに伴って、基台24a上の副洗浄装置24は傾斜した該熱交換器Bの下方に臨むと共に往復動を繰り返す一方、夫々の副液噴射ノズル23a,23b,23c,23d,23e,23f,23g,23h,23j,23kは、例えば、図示のように、垂直方向と水平方向との間を90度の揺動を繰り返すと共に、左右方向の揺動を繰り返す。従って、このように往復動を繰り返し且つ前後方向と左右方向に揺動するこれら副液噴射ノズル23a,23b,23c,23d,23e,23f,23g,23h,23j,23kに夫々のホースwh,wh,…を介し給液するポンプ(図示しない)を作動させてこれら副液噴射ノズル23a,23b,23c,23d,23e,23f,23g,23h,23j,23kから洗浄液を傾斜した熱交換器Aに向かって噴射させれば、該熱交換器Aの下面からも上記したように優れた洗浄効果をもたらす。かくて、これら副液噴射ノズル23a,23b,23c,23d,23e,23f,23g,23h,23j,23kによる洗浄を一定時間行った後、タッチパネルに表示される下部終了スイッチに触れることで、該副洗浄装置24の上記の全ての作動が停止する。
尚、その後、図示しないが、該プログラムコントローラー(PC)からの指令で、吸気ポンプ(図示しない)を作動させ、ホースah,ah,…を介し該液噴射ノズル3a,3b,3c,3d,3e,3fに併設したエアノズル21を作動させて、熱交換器Aにエアを吹き付け、残溜している洗浄液の液切りを行う。この場合、前記した夫々の液噴射ノズルの上下動を行うときは、これに伴い、夫々の液噴射ノズルに併設されている該エアノズル21,21,…も上下動するので、その下動時に熱交換器Aの上面に接近させることが出来るので、液切りを高能率に行わせることが出来る。
尚、上記の洗浄作業に伴う該ケースD内の洗浄済みの液は、該ケースDの底面に設けたドレン孔(図示しない)から排出され、該放熱室X2内の熱交換器の洗浄の場合には、該ケースDの底面の通風用の穴から排出される。
電車の屋根上に取り付けられている冷房ユニットの平面図。 図1の該冷房ユニットの放熱室の截断側面図。 図1の該冷房ユニットの吸熱室の截断側面図。 図2に示す該放熱室内に傾斜状態に設置された熱交換器の上方に支持台を介し架設した本発明実施の一例の洗浄装置の一部を截除した側面図。 図4のI-I線矢示方向から見た拡大平面図。 図5のII-II線截断面図。 図6のIII-III線拡大截断面図。 ノズル支持板の一部を示す一部を裁除した平面図。 図8の正面図。 図9のIV-IV線截断面図。 エアピストンシリンダのピストンが上動した状態を示すノズル支持板の状態図。 エアピストンシリンダのピストンが下動した状態を示すノズル支持板の状態図。 副洗浄装置の側面図。 図13示の副洗浄装置の平面図。 図13示の副洗浄装置の正面図。 本発明の洗浄装置の可動式の支持台の正面図。 図16示の可動式の支持台の作動状態を示す正面図。 本発明の洗浄装置の作動順序の説明図。
符号の説明
1 架枠
2 支持枠
3 液噴射ノズル
13 ノズル支持板
15 エアピストンシリンダ
17 エアピストンシリンダ支持板
18 エアピストンシリンダ
19 水平軸
23 副液噴射ノズル
A 洗浄装置
B フィン付き熱交換器
C 支持台
C′ 可動式の支持台
X 冷房用ユニット

Claims (11)

  1. 多数本の平行管部に形成された熱媒体循環管と、これら平行管部に対し直交し且つ各平行管部の長さ方向に沿い配設された無数のフィンとで構成されたパネル状の熱交換器を洗浄する洗浄装置において、熱交換器の上方に設置されると共に、該熱交換器の上面と平行に且つ往復動自在に設けられる支持枠と、該支持枠の長さ方向に沿い配設された複数個の下向きの液噴射ノズルとを具備し、これら噴射ノズルの夫々を該支持枠の往復動方向に対し左右に首振り自在に設けたことを特徴とする熱交換器の洗浄装置。
  2. 該支持枠を構成する垂直板に設けた支持片に枢軸部を介し左右に揺動自在に連結した連片に液噴射ノズル支持板を連結し、該液噴射ノズル支持板に複数個の該液噴射ノズルを配設すると共に、エアピストンシリンダのピストン杆を該液噴射ノズル支持板の一端に回転継手部を介し連結し、該エアピストンシリンダのピストン杆を上下動させることにより、該液噴射ノズル支持板を左右に揺動させることにより、該液噴射ノズル支持板に支持された複数個の液噴射ノズルの夫々を該支持枠の往復動方向に対し左右に首振り自在としたことを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
  3. これら噴射ノズルの夫々を該支持枠の往復動方向に首振り自在に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の洗浄装置。
  4. 該支持枠の該垂直板の上方に突出する当て板に、その後方に配置したエアピストンシリンダのピストン杆の先端を枢着せしめ、該エアピストンシリンダのピストンの伸縮により該支持枠を前後方向に揺動自在とし、これに伴い、該支持枠に支持された複数個の液噴射ノズルの夫々を該支持枠の往復動方向に首振り自在としたことを特徴とする請求項1,2又は3に記載の洗浄装置。
  5. これらの液噴射ノズルの夫々を上下方向に移動自在としたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の熱交換器の洗浄装置。
  6. 該支持枠を構成する該垂直板の前面に設けた該ノズル支持板に配設した複数個の該液噴射ノズルの夫々に対応させて複数個のエアピストンシリンダを配設し、これらエアピストンシリンダのピストン杆の夫々を該液噴射ノズルに結着し、これらエアピストンシリンダのピストン杆を個々に伸縮させることにより、夫々の液噴射ノズルの上下動を個々に行われるようにしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の洗浄装置。
  7. 該支持枠は、方形の架枠の左右の枠内に配設されると共に正逆回転モータにより正逆転回転される送りねじ部に螺合する螺合部材に連結され、該モータの正転、逆転により、該螺合部材を介して往復動せしめられるようにしたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の洗浄装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の該洗浄装置を載置するための方形の囲枠と、その四隅角部の下面に設けた4本の同じ長さの脚とから成る支持台とで構成し、使用に当たり、該4本の脚を該熱交換器の四周枠上に載置することを特徴とする洗浄装置の支持台。
  9. 該方形の囲枠の4つの隅角部に設けた夫々の脚にピストンシリンダを設けると共に、夫々のピストンシリンダのピストン杆の上端に連結して回転継手を設け、更に夫々の回転継手を該方形の囲枠の四隅角部の下面に結着し、使用に当たり、該4本の足を水平支持面上に載置することを特徴とする洗浄装置の可動式の支持台。
  10. 基台の左右に車輪を配設した基台上に左右方向に給水パイプを横設し、該給水パイプの長さ方向に複数個の副液噴射ノズルを上向きに配設すると共に、該基台の後端面にピストン杆を結着したエアピストンシリンダの作動により該給水パイプを往復動走行せしめるようにし、その往動走行で該給水パイプが傾斜した熱交換器の下方に臨むようにする一方、該給水パイプと平行に突片を介して接続された連杆の一端にピストン杆を結着したエアピストンシリンダの作動により、該給水パイプを左右方向に揺動させ、これに伴い、これらの副液噴射ノズルを左右方向に揺動せしめるようにしたことを特徴とする副洗浄装置。
  11. 該給水パイプに回転管継手を介し各副液噴射ノズルを設け、該給水パイプから立ち上がる立上杆の上部にエアピストンシリンダのピストン杆の先端を枢着する一方、そのシリンダの側面を該基台より立ち上がる支持壁の上部に枢着せしめ、該エアピストンシリンダの作動により、該立上杆を介し前後方向に揺動自在とし、これに伴い、これら副液ノズルの夫々を水平状態から上向き状態までの回動角度の範囲で首振り自在としたことを特徴とする請求項10に記載の副洗浄装置。
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