JP2007205469A - クラッチを有するフライホイールの挙動監視装置 - Google Patents

クラッチを有するフライホイールの挙動監視装置 Download PDF

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Takemi Fukuda
剛巳 福田
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Sanyo Special Steel Co Ltd
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Sanyo Special Steel Co Ltd
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Abstract

【課題】 回転運動機械の運転中の異常の大部分は、軸振動の変化として現れ、事故につながるおそれがある。特に、高速回転しているものについては異常があれば重大な事故に発展するおそれがある。
【解決手段】 フライホイール3に備えられたクラッチ7の非接続時には、フライホイール3のみが回転し、入力軸2は回転しない状態にあり、フライホイール3に備えられたクラッチ7の接続時には、フライホイール3と共に入力軸2が回転する機構のものおいて、フライホイール3の側面に少し間隔をあけてレーザー式変位センサー9を設置し、クラッチ7の非接続時に軸方向に振れる変位量と、接続時に軸方向へ振れる変位量とを測定し、表示装置10でデジタル表示した数値を読み取り比較する挙動監視装置である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クラッチを有するフライホイールが回転している状態において、フライホイールの内側に組み込まれている軸受が破損した際、その破損により現れるフライホイールの回転状態の異常を早期に発見するための監視装置に関するものである。
従来のクラッチを有するフライホイールを利用した駆動装置の例を示すと、図1に見られるように、減速機1の入力軸2にフライホイール3が軸受4を介して取付けられている。このフライホイール3は常時モーター5からVベルト6を通じて回転力を伝達され回転している状態にある。フライホイール3に備えられたクラッチ7の非接続時には、フライホイール3のみが回転し、入力軸2は回転しない状態にある。フライホイール3の備えられたクラッチ7の接続時には、フライホイール3と共に入力軸2が回転し、減速機1の出力軸8に回転力を伝達する機構からなっている。
一般に、回転運動機械の運転中に生じる異常の大部分は、軸振動の変化として現れ、事故につながるおそれがある。特に、高速回転している回転運動機械では、異常があれば重大な事故に発展するおそれがある。
このため、従来、回転運動機械の異常を早期に発見できるように、監視装置が配設され利用されている。回転運動機械の監視装置は、各軸受部に振動検出器を配置して、得られる各軸受部の回転体の振動信号から振動による振幅値を求めて所定の値と比較して、回転体の異常の有無を判断していた。
一方、軸受部以外の場所に配置される振動検出器により監視する回転運動機械の監視装置が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。しかし、この監視装置は、クラッチの接続時および非接続時の挙動の違いを比較することにより、回転運動機械の回転体の異常を発見するものではない。
特開平9−170403号公報
本発明は、クラッチを有するフライホイールが回転している状態において、クラッチの非接続時および接続時の挙動の違いを比較することにより、フライホイールの内側に組み込まれた軸受の破損等によって現れるフライホイールの回転状態の異常を早期に発見するための監視装置に関するものである。
上記の課題を解決するための手段は、フライホイールに備えられたクラッチの非接続時には、フライホイールのみが回転し、フライホイールがついている入力軸は回転しない状態にあり、クラッチの接続時には、フライホイールと共に入力軸が回転する回転伝達機構において、フライホイールの側面にフライホイールと間隔をあけて変位センサーを配設し、クラッチの非接続時に入力軸方向に振れる変位量と接続時に軸方向へ振れる変位量とを上記の変位センサーにより測定し、測定したこれらの変位量をデジタル変換して表示装置でデジタル表示したことを特徴とするクラッチを有するフライホイールの内側に組み込まれた軸受等の異常の挙動監視装置である。したがって、この監視装置は、表示装置でデジタル表示した振れの大きさを示す数値を読み取り比較することで回転運動機械の回転体の挙動の異常を監視することができる装置である。
本発明の監視装置の手段とすることで、運転中の回転運動機械の異常を早期発見することが可能となり、事故の発生を未然に防止でき、被害の軽減を図ることができるなど、本発明は優れた効果を奏するものである。
図面を参照して、本発明を参照するための最良の形態を説明する。この回転運動機械は3段の歯車を有する歯車減速機構を有し、この歯車減速機構の入力軸2にフライホイール3と、フライホイール3にVベルト6を通じ常時モーター5が接続され、モーター5から回転力がフライホイール3に伝達されて回転される。フライホイール3と歯車減速機構の入力軸2は、クラッチ7で接続および非接続が行われる。一方、フライホイール3にはフライホイール3の側面に少し間隔をあけてレーザー式変位センサー9を設置されており、フライホイール3の回転による軸方向の振れはレーザー式変位センサー9により測定され、測定された振れのデーターは表示装置10にて、その大きさがデジタル表示される機構となっている。
この機構において、フライホイール3の軸に備えられたクラッチ7が非接続の時はフライホイール3のみが回転して入力軸2は回転しない状態にある。一方、フライホイール3の軸に備えられたクラッチ7が接続する時はフライホイール3と共に入力軸2が回転する。クラッチ7が非接続の時に入力軸2が軸方向へ振れる変位量と、クラッチ7の接続の時に軸方向へ振れる変位量は、フライホイールの側面の振れとなって現れるので、レーザー式変位センサー9により測定でき、これらの測定した振れの値を、例えば88mmというように、mm単位の数値で表示装置10でデジタル表示し、このデジタル表示された数値の大きさを読み取って比較することで回転運動機構の挙動を監視することができる挙動監視装置である。
すなわち、この挙動監視装置を有する回転運動機構において、フライホイール3の内側に組み込まれた軸受4に異常が発生した場合には、クラッチ7の非接続時にフライホイール3が軸方向に振れる変位量が増大する。一方、クラッチ7の接続時にはフライホイール3が軸方向へ振れる変位量には変化が現れない。このため、クラッチ7の非接続時にフライホイール3が軸方向に振れる変位量とクラッチ7の接続時にフライホイール3が軸方向に振れる変位量を表示装置10で表示した数値を読み取り比較することで、フライホイール3の内側に組み込まれた軸受4などに生じた異常を早期発見することができる。その結果、軸受の取替えを行うなどの処置をとって、重大な事故の発生を防止し、さらに被害の軽減を図ることができる。
例えば、鋼材を切断するシャー設備の駆動装置に上記のような挙動監視装置を設置した場合には、クラッチ7の非接続時にフライホイール3が軸方向に振れる変位量とクラッチ7の接続時にフライホイール3が軸方向に振れる変位量とを表示装置10で表示した数値に5mmの差異があった時に、フライホイール3の内側に組み込まれた軸受4に異常があると判断して軸受4の取替えを行ったことで、クラッチ7の焼損等の大きな被害を防ぐことができた。
本発明の挙動監視装置の駆動装置および変位センサーの配置図である。
符号の説明
1 減速機
2 入力軸
3 フライホイール
4 軸受
5 モーター
6 Vベルト
7 クラッチ
8 出力軸
9 レーザー式変位センサー
10 表示装置1

Claims (1)

  1. フライホイールに備えられたクラッチの非接続時には、フライホイールのみが回転し、フライホイールがついている入力軸は回転しない状態にあり、クラッチの接続時には、フライホイールと共に入力軸が回転する回転伝達機構において、フライホイールの側面にフライホイールと間隔をあけて変位センサーを配設し、クラッチの非接続時に入力軸方向に振れる変位量と接続時に軸方向へ振れる変位量を上記の変位センサーにより測定し、測定したこれらの変位量をデジタル変換して表示装置でデジタル表示したことを特徴とするクラッチを有するフライホイールの内側に組み込まれた軸受等の異常の挙動監視装置。
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