JP2007203747A - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インク供給針14の外周に密着可能なパッキング部材19を有するインク供給口15を備えたインクジェット記録装置用インクカートリッジにおいて、パッキング部材19が、ポリエチレンオイルを25重量%以下含有する熱可塑性エラストマーにより成形され、インク供給針14を有するインクジェット記録装置において、インクジェット記録装置用インクカートリッジのインク供給口15が、パッキング部材19を介してインク供給針14に密着されており、パッキング部材19が、ポリエチレンオイルを25重量%以下含有する熱可塑性エラストマーにより成形されていることを特徴とする。
【選択図】図3
Description
インクジェット式記録装置は、印刷時の騒音が比較的小さく、しかも小さなドットを高い密度で形成できるため、カラー印刷を含めた多くの印刷に使用されている。
また、熱可塑性エラストマーがポリエチレンオイルを25重量%以下含有することにより、オレフィン系非晶質ポリマー製のインク供給針をインク供給口に挿入した場合においても、パッキング部材がオレフィン系非晶質ポリマー製のインク供給針を変質させにくくなるので、インクジェット記録装置の故障の原因を作らないパッキング部材を有するインク供給口を備えたインクジェット記録装置用インクカートリッジを提供することができた。
また、熱可塑性エラストマーがポリエチレンオイルを25重量%以下含有することにより、オレフィン系非晶質ポリマー製のインク供給針をインク供給口に挿入した場合においても、パッキング部材がオレフィン系非晶質ポリマー製のインク供給針を変質させにくくなるので、インクジェット記録装置用インクカートリッジのインク供給口が、インクジェット記録装置の故障の原因を作らないパッキング部材を介してインク供給針に密着されたインクジェット記録装置を提供することができた。
なお、本発明の実施の形態に係るインクジェット記録装置は、インクジェット記録ヘッド4に連通されたインク供給針14を有するインクジェット記録装置において、インクカートリッジ5のインク供給口15が、結果としてパッキング部材19を介してインク供給針14に密着されていればよく、必ずしも、前述のように、パッキング部材19があらかじめインクカートリッジ5のインク供給口15に設けられている必要はない。すなわち、インクカートリッジ5を、パッキング部材19があらかじめ設けられたインク供給針14に装着させることにより、あるいはインクカートリッジ5をインク供給針14に装着させる時にはじめて、パッキング部材19を用いることより本発明に係るインクジェット記録装置とすることもできる。
なお、パッキング部材は、図5に示す形状に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で、例えば、Oリングのような形状であってもよい。
下記組成の熱可塑性エラストマー成分を射出成形機により、図5に示す断面斜視図となるような形状に成形することで、ゴム硬度が40〜70(ショア硬度)のパッキング部材を得た。
<熱可塑性エラストマーの成分>
・ポリプロピレン 40重量%
・ポリスチレン−エチレンプロピレンゴム−ポリスチレンのブロックコポリマー(SEPS) 35重量%
・ポリエチレンオイル(100〜1000CS) 25重量%
熱可塑性エラストマーの成分を下記組成とした以外は、実施例1と同様に成形することにより、ゴム硬度が40〜70(ショア硬度)のパッキング部材を得た。
<熱可塑性エラストマーの成分>
・ポリプロピレン 15重量%
・ポリスチレン−エチレンプロピレンゴム−ポリスチレンのブロックコポリマー(SEPS) 35重量%
・ポリエチレンオイル(100〜1000CS) 50重量%
インクジェット記録装置(セイコーエプソン株式会社製の商品名PM−750C)に設けられたオレフィン系非晶質ポリマー製インク供給針に、パッキング部材をそれぞれ前記実施例1および比較例1で得た熱可塑性エラストマーとしたインクカートリッジ(セイコーエプソン株式会社製の商品名S020093/MJIC7)をインクカートリッジのインク供給口から嵌め込み、インク供給針とパッキング部材を密着させた。この状態で60℃、3日間放置した後、インクジェット記録装置のオレフィン系非晶質ポリマー製インク供給針からインクカートリッジを引き抜いた。試験前のインク供給針の状態図を図6に、実施例1および比較例1で得たパッキング部材を用いて試験した後のインク供給針の状態図を、それぞれ図7および図8に示す。また、上記、60℃、3日間の放置条件を、70℃、3日間に代えて、同様にインクカートリッジ装着・放置試験を行った。比較例1で得たパッキング部材を用いて試験した後のインク供給針の状態図を図9に示す。
2 ガイド
3 プラテン
4 インクジェット記録ヘッド
5 インクジェット記録装置用インクカ−トリッジ
10 ケ−ブル
11 インク容器
15 インク供給口
17 フィルター
19 パッキング部材
19a 接触舌片
19b 接触部
19c 胴部
20 シ−ル材
21 多孔質体
22 蓋
34 先端面
35 供給路
36 通孔
Claims (6)
- インクジェット記録装置本体に設けられたインク供給針の外周に密着可能なパッキング部材を有するインク供給口を備えたインクジェット記録装置用インクカートリッジにおいて、前記パッキング部材が、ポリエチレンオイルを25重量%以下含有する熱可塑性エラストマーにより成形されていることを特徴とするインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
- 前記熱可塑性エラストマーのゴム硬度が40〜70(ショア硬度)であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
- 前記パッキング部材が、前記インク供給針の外周面に当接するように前記パッキング部材の内方に傾斜して張り出した接触舌片を有することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置用インクカートリッジ。
- インクジェット記録ヘッドに連通されたインク供給針を有するインクジェット記録装置において、インクジェット記録装置用インクカートリッジのインク供給口が、パッキング部材を介して前記インク供給針に密着されており、前記パッキング部材が、ポリエチレンオイルを25重量%以下含有する熱可塑性エラストマーにより成形されていることを特徴とするインクジェット記録装置。
- 前記熱可塑性エラストマーのゴム硬度が40〜70(ショア硬度)であることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
- 前記パッキング部材が、前記インク供給針の外周面に当接するように前記パッキング部材の内方に傾斜して張り出した接触舌片を有することを特徴とする請求項4または5に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007134798A JP2007203747A (ja) | 2007-05-21 | 2007-05-21 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007134798A JP2007203747A (ja) | 2007-05-21 | 2007-05-21 | インクジェット記録装置 |
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JP2000002277A Division JP2001191547A (ja) | 2000-01-11 | 2000-01-11 | インクジェット記録装置用インクカートリッジおよびインクジェット記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007203747A true JP2007203747A (ja) | 2007-08-16 |
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ID=38483603
Family Applications (1)
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JP2007134798A Withdrawn JP2007203747A (ja) | 2007-05-21 | 2007-05-21 | インクジェット記録装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007203747A (ja) |
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2007
- 2007-05-21 JP JP2007134798A patent/JP2007203747A/ja not_active Withdrawn
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A761 | Written withdrawal of application |
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