JP2007203286A - オイルフィルター装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オイル中への超微粒子の金属粉の蓄積を防止するオイルフィルター装置を提供する。
【解決手段】有底円筒状の濾過機本体1中央にオイル流出用の長い円筒8を形成し、この長い円筒8の周囲に吸収性のある資材を幾重にも捲回した筒状の濾過体7を配設し、前記濾過機本体1に蓋26を取り付けて構成したものであり、有底円筒状の濾過機本体1中央にオイル流出用の長い円筒8を形成し、この長い円筒8の周囲に濾過体容器41を設けて前記濾過機本体1との間にオイル流通路42を形成すると共に、前記濾過体容器41内に吸収性のある資材を幾重にも捲回した筒状の濾過体7を収納し、前記濾過機本体1に蓋26を取り付けて構成したもの。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等に搭載されるエンジンのオイルフィルター装置に関する。
一般に自動車等に搭載されるエンジンのオイルフィルターは、 金属製のケースに濾過材を内装して一体構造とし、 全体を交換できるようにしたいわゆるカートリッジ式オイイフィルターが用いられている。 このカートリッジ式オイルフィルターは、 有底円筒状ケース本体にボトムと言われる溶接加工した蓋板材を巻き締めすることにより形成した金属製ケースにひだ折された濾過材を内装したものである。
具体的には図7に示すように、 内燃機関に付属する平面板状のブラケットから突出し
いる導入管に取付管体1cをねじ込み、 送出孔よりオイルを送出する。 これにより導入
1d、 1dにオイルが導入され、 その圧力が高まることにより弁体7の弁体本体7bが
の可撓性により変形してケース1の閉塞板との間に隙間ができ、 そこからオイルはケー
1の内部全体に流入し、 襞状の濾過材4を介して多数の透孔を通過して円筒体3a内に
入し、 さらに取付管体1cを通過してブラケットから突出している導入管に送出される
そして、 内燃機関に導入され、その使用後のオイルは上述のように送出孔より送出され
オイル使用体本体とオイル処理用フィルタからなるオイル循環回路が構成され、 以下同
なことが繰り返される。 濾過材4が目詰まりを起こした時は、 オイルの一定限度を越え
所定圧によりリリーフバルブ6の弁板6dがスプリング6cの弾力に抗して移動し、 そ
移動とともに流入したオイルが枠体6aを透過して円筒体3a内に流入し、 さらに取付
体1cを通過してブラケットから突出している導入管に送出される。
(例えば特許文献1 参照)
特開平11−333214号 公報
しかしながら上記従来の構成では、 一般に市販されているカートリッジ式オイルフィ
ターは大半がひだ折の濾紙で濾過面積が小さく、 また濾紙の目が荒いため微粒子の不純
および微粒子の金属粉が濾過されず満足できるものではなかった。 上記特許文献1に開
の濾過材も山が64もひだ折された濾紙が用いられており、 上記と同様な状態である。
なわち、 エンジン内の各機関、 ビストンリング、 シリンダー、 クランクカムシャフトなどは強度の高い金属の材料で造られているため摩擦により微量の金属粉が発生し、 この金属粉は超微粒子のため濾過されずにエンジンの稼動に比例して蓄積され、 紙ヤスリ状のような状態でエンジン内を循環して各機関に多大な負担をかけ、 エンジンの耐久性を悪くしていた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、 有底円筒状の濾過機本体中央にオイル流出用の長い円筒を形成し、 この長い円筒の周囲に吸収性のある資材を幾重にも捲回した筒状の濾過体を配設してオイルを縦方向に流入させることで超微粒子の金属粉を濾過するようにしたオイルフィルター装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明のオイルフィルター装置は、 有底円筒状の濾過機本体中央にオイル流出用の長い円筒を形成し、 この長い円筒の周囲に吸収性のある資材を幾重にも捲回した筒状の濾過体を配設し、前記濾過機本体に蓋を取り付けて構成したものである。たがって、オイルは縦方向に流入しながら濾過体の各一枚の表裏から濾過されることになり、超微粒子の金属粉をも濾過されるという作用を有する。
また本発明の第2のオイルフィルター装置は、有底円筒状の濾過機本体中央にオイル流
出用の長い円筒を形成し、この長い円筒の周囲に濾過体容器を設けて前記濾過機本体との
間にオイル流通路を形成すると共に、前記濾過体容器内に吸収性のある資材を幾重にも捲
回した筒状の濾過体を収納し、前記濾過機本体に蓋を取り付けて構成したものである。し
たがって、ある程度の流圧で流入したオイルは濾過体に流れ込むが、吸収性のある資材を
幾重にも捲回した密なる濾過体なので濾過量以上に流入して溢れることとなるが、この溢れるオイルを上記したオイル流通路を通すことで循環負担が軽減されるという作用を有する。
また本発明の第3のオイルフィルター装置は、濾過体上部および下部に空間を設け、オイルの流れをスムースにする構成としたものである。したがって、流入オイルは上部空間に、濾過済みオイルは下部空間に一旦溜まるため次への流れがスムースになるという作用を有する。
また本発明の第4のオイルフィルター装置は、オイル流通路に磁石を配設した構成とし
たものである。したがって、濾過されずにエンジン内に循環されるオイルでもこの磁石に
よって金属粉を吸着し除去されるという作用を有する。
また本発明の第5のオイルフィルター装置は、蓋の外周下端および濾過機本体の上端内
側に螺子を形成し、蓋が開閉できて濾過体を取り替え可能とする構成としたものである。
したがって、濾過体の着脱が容易に行え取り替えが簡単になるという作用を有する。
本発明のオイルフィルター装置は、上記構成を備えたことにより、オイルは縦方向に流
入しながら密度の高い濾過体の各一枚の濾紙表裏から濾過されることになり、超微粒子の
金属粉をも濾過されることになる。したがってエンジン内の各機関の摩擦抵抗を著しく軽
減させ燃費の向上や排気ガスの減少等優れた効果が得られる。また、濾過体容器と濾過機
本体との間にオイル流通路を形成したので、濾過量以上に流入して溢れるオイルをこのオ
イル流通路を通すことで循環負担が軽減されることになる。また、濾過体上部および下部
に空間を設けてオイルを一旦溜めるようにしたため次への流れがスムースになる。またオ
イル流通路に磁石を配設したので濾過されずにエンジン内に循環されるオイルでもこの磁
石によって金属粉を吸着し除去できるし、対面してあるS極の間をクラスター状のオイルが通過する時磁石によってオイルの分子が細かく分離されて流れがスムースになるという効果がある。さらには、蓋を開閉着脱できるようにしたため濾過体の着脱が容易に行え取り替えが簡単になるといったような多くの作用効果が得られる。
以下本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明のオ
イルフィルター装置の断面図、図2はその一部拡大断面図、図3は分解構成図を示す。こ
れらの図において、1は有低円筒の濾過機本体で、濾過機本体1の中央底面に螺旋状のス
プリング2を設置する。このスプリング2は濾過機本体1と蓋26を巻締め固定した時、
内装された各部品を固定する役目を果たす。次に上部周囲に複数の流出透孔9が形成され
、下端にオイルの吐出通路として3箇所の半円の穴4がくりぬかれた長い円筒8の下部を
スプリング2に挿入する。同時にこの長い円筒8の下部に、薄い円盤状の鉄板6の中央に
穴をくりぬき形成し、その周りに図3で示される吐出通路として3箇所の扇状の吐出孔5
がくりぬき形成された薄い円盤状鉄板6の中央部の円穴を挿入して固定する。この長い円
筒8と薄い円盤状鉄板6が合体し駒の形を形成し下部空間が出来る。そして次に長い円筒
8の外周と濾過機本体1の内側に濾過体7を挿入する。濾過体7は外周面がクレープ形状になっていて連続した紙を捲回して形成したものを示しているが、吸収性のある濾紙等の資材であればよく、特にこれに限るものではないが吸着面積を大きくするために捲回して筒状にすることが望ましい。
次に、濾過体7の上端に薄い鉄板で高さ1センチの渦巻き防止Oリング10を配置し、
この渦巻き防止Oリングの内側にはオイルの渦巻を防止するため3箇所に帯状の鉄板を接
続して形成してある。長い円筒8の上方の内側に締着筒体11の突出縁13下部の円筒1
2を差込んで接続形成する。またこの締着筒体11は突出縁13の下方に同一体で円体1
5が形成してある。この円体15は、上方の外周面平らな円筒12と下方の外周面を小径
に形成した小径体16との境につながる個所を外向の傾斜面18として形成している。そ
して傾斜面につながる円体15に複数の透孔19が開けてある。この透孔19は圧力調整
バルブリング17で通常は下方に取付けられたスプリング20で押し上げられ、傾斜面1
8下端および小径体16下部にステアリング21で受け止められて閉じられるように形成
されている。
次に、渦巻き防止Oリング10の上方に、上方中央部23が形成され、傾斜面下方の平
板網部24を濾過体7の上部にかぶせるように形成された帽子状傘網22が配設されてい
る。この帽子状傘網22の機能は流入孔より流入するオイルの一次濾過および渦巻防止の
機能を持ち、濾過体7と帽子状金網22の間に上部空間を設けてオイルの流れをスムース
にするものである。すなわち、濾過機能を二重構造に形成し、濾過体7の上部に一次濾過
機能としての帽子状傘網22を配設して流入する不純物が帽子状傘網を通過する際に油圧
によって粉砕されるようにしてある。
蓋26の外周32の上面には環状凸線34を形成し、内周面に複数個のオイル渦流防止
板29を内方に向かって突出して形成してあり、その内縁30は上記帽子状傘網22の帽
子状の中央の突出状の傾斜面に沿えるように傾斜面を形成してある。又蓋26上面の環状
凸線34の内側には環状凹溝33が設けられパッキンを取り付けるようになっている。さらにこの上面より一段下がった中央位置に平面板部35が形成され、ここに一定の間隔をおいてオイルの流入口36を開けてある。蓋26外周面下部には濾過機本体1と捲き締めするために凹溝31を形成し、中央の中央口27はエンジンと接続するための螺子37が形成してある。また中央口27の下部外周面28に、流入したオイルの逆流防止用のゴムパッキン25が設けられている。中央口27はエンジンにオイルを吐出す吐出口となっており、下部外周28は締着筒体11の上部開口14に挿入接続するため形成されている
。蓋26の外周下部の凹溝31と濾過機本体1とは図2に示すように上部が捲き締め接続
されて一体化され、濾過機としてのオイルフィルター装置が完成される。
オイルポンプから強い圧力で蓋26のオイル流入口36を通過して入ったオイルは濾過
機本体1の上方の内側で渦流になろうとするが、これは連鎖的衝撃波動を起こす原因にな
るおそれはあるが、蓋26の内面すなわちオイル流入口36の下方に設けたオイル渦流防
止板29によって渦流が防止される。又帽子状傘網22によっても渦流の防止を補助する。
そして濃縮乳状態になったオイルは上端の帽子状傘網22の傾斜面の網を通過する時、破
壊と分裂を微細に起こして不純物と金属粉およびアスベスト状になったカーボンが濾過分
離する。さらに濾過体7を縦方向に垂直に流れて二次濾過となるが、この捲回された円筒
状の濾過体7は外部からの圧力と衝撃に耐えるように形成され、クレープになった薄板に
硬く捲回して収縮性を持たないように形成されており微細の粒子まで濾過することが可能
である。しかしカーボンの微粒子の大きさは0.01ミクロンから30ミクロンまであっ
て、濾過体7を徐々に通過して下降したオイルは濾過機本体1底面の3個所の扇状の吐出
孔5を通過し、濾過機本体1の下部空間の底面に集まって長い筒体8の下部の半円の穴4
を通じて長い円筒内部3に沿って締着筒体11をスムースに通過しエンジンに戻される。
オイルの圧力が濾過に適した程度の圧力を維持していた時に於いては図に示したように、円筒8の上端部に締着筒体11の小径部16のバルブリング17はスプリング20の弾撥力によってその位置を保ち、オイルの圧力がそれ以上に増加するとバルブリング17を押し下げ、円筒8の流出透孔9から流出したオイルは勿論帽子状傘網22を通過するが濾過体7を通過することなく小径体16の透孔19を通って小径体16内に流入することもある。そもそもオイルはインフレットとアウトレットに於いて常に圧力差を起こす故に、これがために濾過を阻害する原因となっている。最も良い濾過条件はこの圧力差が7PSI以下を維持しなければならない。ところがバルブリング17の運動範囲はスプリング20によって限定される。このようにオイルの圧力が降がるとバルブリング17の弾撥力によって再びバルブリング17は上動して透孔19を閉める。このようなバルブリング17のオイル圧力によって自動的に透孔19の開閉の作用を繰返すことによってオイルの不純物と金属粉および其の他の各種の混雑物は上方の帽子状傘網22と特別に搆成されている濾過体7に夫々濾過吸収され、オイルは良い純度と粘度を一様に長く持つためオイルの循環部分(エンジン)の内部を清潔にし、エンジンの寿命を長持ちさせると共に排気ガスの排出にも影響して公害防止に寄与することができる。以上のように本発明のオイルフィルター装置は単純な構造で経済面に於いて安く提供でき、オイルの純度維持、即ち濾過の目的を充分に達成できて使用上極めて大きな価値を持つものである。
本発明は上記の他に、図4および5に示すように蓋26の下端C31外周に螺子C32
を形成し、濾過機本体1の上端内側に螺子B37を形成して蓋および濾過機本体が分離開
閉できて内装されている幾重にも捲回して筒状の濾過体の取り替えを可能にする構成も含
まれ、上記構成に限定されることはない。
次に本発明の他の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図6は本発明の
他の実施の形態を示すオイルフィルター装置の断面図で、上記した構成要素と同一構成要
素には同一符号が付してある。図において、濾過体7は長い円筒8の周囲に配設された濾
過体容器41の中に収容されている。したがってこの濾過体容器41と濾過機本体1との
間にはオイル流通路42が形成される。また濾過体容器41の上部には流入オイルを通過
させる扇形や多数の穴が設けられた容器蓋43が着脱可能に配設してある。さらにこの上
にメッシュ状のステンレス等の金網44が載置されている。濾過体容器41の下部はオイ
ルの吐出通路として3箇所の扇状の穴や多数の穴が形成された薄い円盤状鉄板6が載置さ
れ、先端折曲部で上記長い円筒8が嵌合支持されている。
45はリリースバルブで、上記した濾過体容器41の下部先端折曲部近傍に設けられ略
中央に穴が形成された支持部材46上に配設されている。そしてリリースバルブ45の下
部に弁板47がバネ48で支持部材46上に付勢されるように設けられている。49はリ
リースバルブ45の上部に形成されたオイルの流出穴である。50は濾過機本体1と支持
部材46との間に配設された板バネ等の弾性部材で、下部は蛸足状に形成されてオイルの
流通を阻害しないようにしてあり、上部の支持部材46との当接部は支持部材46に形成
された中央の穴と同様の穴が形成されている。このように構成されることで、濾過体7の
上部は渦巻き防止Oリング10による上部空間が、濾過体容器41の下部と薄い円盤状鉄
板6との間に下部空間が形成され、通過オイルがスムースに流れるようになっている。5
1は長い円筒8の下部で下部空間に面して設けられたオイルの流通口である。なお、52
は平面板で中央口27とオイルの流入口36が形成されており、蓋26と一体もしくは別
体に設けられている。
このような構成において、エンジンからのオイルはオイルポンプ強い圧力で流入口して逆流逆流防止用のゴムパッキン25を押し下げ、金網44と容器蓋43を通過して上部空間に溜まり濾過体7を縦方向に流れる。濃縮乳状態のオイルは金網44を通過する時に破壊と分裂を微細に起こして不純物と金属粉およびアスベスト状になったカーボンが濾過分離される。さらに濾過体7を縦方向に垂直に流れて二次濾過となるが、この捲回された円筒状の濾過体7は外部からの圧力と衝撃に耐えるように形成され、クレープになった薄板に硬く捲回して収縮性を持たないように形成されており微細の粒子まで濾過することが可能である。しかしカーボンの微粒子の大きさは0.01ミクロンから30ミクロンまであって、濾過体7を徐々に通過して下降したオイルは濾過体容器41底面の3個所の扇状の吐出孔5が形成された薄い円盤状鉄板6を通過し、濾過体容器41の下部空間の底面に集まってオイルの流通口51より長い円筒8の中に流れ込んで中央口27からエンジン内へと送り込まれて循環する。
エンジンからの強い圧力でオイルは流入するため濾過体7の濾過では間に合わずオーバ
ーフローする。このため本発明では濾過体容器41と濾過機本体1との間にはオイル流通
路42が形成され、オーバーフローしたオイルを直接流すようにしてある。流量が増え圧
力が増加するとこのオイルはリリーフバルブ45の弁板47をバネ48に抗して押し上げ
、オイルの流出穴49を通って長い円筒8の中に流れ込んで中央口27からエンジン内へ
と戻されて循環する。したがって溢れるオイルを上記したオイル流通路を通すことで循環
負担が軽減されることになる。
また本発明では、上記したオイル流通路42内にN極が対面した磁石53を貼り付け配
設してある。対面したN極の磁石はエンジン機関の磨耗により排出される鉄粉を付着除去
し、またクラスター状のオイルが対面したN極間を通することによってオイルの分子が細
かく分離され流れがスムースになる。
次に本発明開発のオイルフィルターの濾紙面積と従来のオイルフィルター濾紙面積との
比較を下表に示す。
Figure 2007203286

この表からも本発明開発のオイルフィルターは、その表面積において従来とは格段の差が
あり、したがってエンジンオイルの濾過作用が格別に向上する。そもそもオイルはインフ
レットとアウトレットに於いて常に圧力差を起こす故に濾過を阻害する原因となっている
。最も良い濾過条件はこの圧力差が7PSi以下を維持しなければならない。ところがリリースバルブ45の運動範囲はスプリング48によって限定され、オイルの圧力が降がるとリリースバルブ45のスプリング48の弾撥力によって再びスプリング48は下動してリリースバルブ45の弁板47を閉める。このようにリリースバルブ45の弁板47はオイル圧力によって自動的に開閉の作用を繰返し、濾過が効率よく行えるように作動している。
オイルの不純物と金属粉および其の他各種の混雑物は金網44を通過、特殊濾紙の濾過
体7により濾過され、オイルの汚れは濾紙に吸収されてオイルは良い純度と粘度を一様に
長く保つ。このためエンジン内部を清潔にしピストンとシリンダーの摩擦を軽減、またエ
ンジン各機関の摩擦も軽減する。すなわちエンジン内の各機関の摩擦エネルギーを減少さ
せるため燃費の向上、そして燃費向上により排気ガスの減少、地球温暖化の原因とされて
いる二酸化炭素(CO2)の削減にも貢献でき、排気ガスの排出減に影響して公害防止に
寄与することができる。以上のように本発明のオイルフィルターは単純な構造で経済面に
おいて安く提供でき、かつオイルの純度維持、即ち濾過の目的を充分に達成でき 使用上極めて大きな価値を持つものである。
本発明のオイルフィルター装置は、自動車等に搭載されるエンジンのオイルフィルター
として有用である。
本発明のオイルフィルター装置の断面図 本発明のオイルフィルター装置の一部拡大断面図 本発明のオイルフィルター装置の分解構成図 本発明のオイルフィルター装置の断面図 本発明のオイルフィルター装置の一部拡大断面図 本発明の他の実施の形態を示すオイルフィルター装置の断面図 従来のオイルフィルター装置の断面図
符号の説明
1 濾過機本体
2 スプリング
4 半円の穴
5 吐出孔
6 円盤状鉄板
7 濾過体
8 長い円筒
9 流出透孔
10 渦巻き防止Oリング
11 締着筒体
12 円筒
17 圧力調整バルブリング
18 傾斜面
19 透孔
22 帽子状傘網
24 平板網部
25 ゴムパッキン
26 蓋
27 中央口
36 流入口
B37 螺子
C26 蓋
C32 螺子
41 濾過体容器
42 オイル流通路
43 容器蓋
44 金網
45 リリースバルブ
46 支持部材
47 弁板
48 バネ
49 流出穴
50 弾性部材
51 流通口
53 磁性体

Claims (5)

  1. 有底円筒状の濾過機本体中央にオイル流出用の長い円筒を形成し、この長い円筒の周囲
    に吸収性のある資材を幾重にも捲回した筒状の濾過体を配設し、 前記濾過機本体に蓋を取り付けてなることを特徴とするオイルフィルター装置。
  2. 有底円筒状の濾過機本体中央にオイル流出用の長い円筒を形成し、この長い円筒の周囲
    に濾過体容器を設けて前記濾過機本体との間にオイル流通路を形成すると共に、 前記濾過体容器内に吸収性のある資材を幾重にも捲回した筒状の濾過体を収納し、 前記濾過機本体に蓋を取り付けてなることを特徴とするオイルフィルター装置。
  3. 濾過体上部および下部に空間を設け、 オイルの流れをスムースにすることを特徴とる。請求項1および2記載のオイルフィルター装置。
  4. オイル流通路に磁石を配設したことを特徴とする請求項2記載のオイルフィルター装置。
  5. 蓋の外周下端および濾過機本体の上端内側に螺子を形成し、 蓋が開閉できて濾過体取
    り替え可能とすることを特徴とする請求項1および2記載のオイルフィルター装置。
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