JP2007201654A - クロック共有回路、クロック共有方法及び通信機器 - Google Patents

クロック共有回路、クロック共有方法及び通信機器 Download PDF

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Abstract

【課題】周波数調整が可能な基準クロックを複数の回路で共有し、かつ各回路の正常動作を維持することができるクロック共有回路及びクロック共有方法を提供する。
【解決手段】周波数の調整が可能なクロック発生部を設け、基準クロックに基づき動作する複数の回路がそのクロック発生部からのクロックを共有する。そして、複数の回路の内のいずれかの回路の動作状態に応じて、周波数調整の実行可否を判断する制御部を設け、クロック発生部は制御部の指示に従い、発生するクロックの周波数の調整を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の回路において基準クロックを共有する回路に関し、特に周波数調整が可能な基準クロックを共有する回路に関する。
複数の機能とその処理のための複数の回路を備えた従来の技術として、Bluetooth機能つき携帯電話の構成について説明する。図11において、携帯電話ベースバンド部103は、発振器1101をクロックソースとして使用する。Bluetoothベースバンド部109は発振器1102をクロックソースとして使用する。このように、図11の携帯電話は、通信機能として携帯電話機能及びBluetooth機能に各々専用のクロックソースを使用しており、クロックソースは共有していない。なお、「クロックソース」とは、各回路の基準クロックを発生するクロック発生源を意味する。
さらに、従来の技術として、Bluetooth機能及び移動局モデムを備え、1個の発振器からタイミング基準を供給する無線電話(携帯電話)がある。この携帯電話は、Bluetoothと移動局モデムを備え、これらに共通のクロックソースを備えるというものである。(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1の携帯電話では、クロックソースは共有されている。
特開2004−519879号公報 (第4頁、第1図)
上記の各公知技術にはそれぞれ以下のような課題がある。
図11のBluetooth機能つき携帯電話においては、次のような課題がある。第1の課題は、個々のブロックに専用のクロックソースがあるため、回路規模が大きくなり、コスト、実装面積が増加することである。
特許文献1の無線電話では、クロックソースの発振周波数の調整に特別な制御を行うことなく、共通のクロックソースを用いている。そのため、移動モデム又はBluetoothの内の、一方の通信部の通信品質が保てない可能性がある。その理由を以下に説明する。
昨今の携帯電話には、Bluetoothや無線LANのような、携帯電話以外の通信機能を付加し、機能拡張が図られたものがある。例えば、携帯電話におけるBluetoothの利用方法として、ワイヤレス・ヘッドフォンがある。これは、携帯電話にBluetooth機能と音楽再生機能を備え、再生した音楽をBluetoothの通信機能を用いて、ワイヤレス・タイプのヘッドフォンにデータを送信するものである。ヘッドフォンは、受信したデータから音楽を再生する。
一般的に、携帯電話は、安定度の高いクロックソースとして、内部に温度補償型水晶発振器(以降、TCXOという。)を備えている。図12に、Bluetoothを備えた携帯電話のブロック図を示す。この携帯電話では、携帯電話ベースバンド部103とBluetoothベースバンド部109は、TCXO110のクロックを共通のクロックソースとして使用している。さらに周波数の安定度を向上させるために、この携帯電話は自動周波数制御(以降、AFCという。)機能を備えており、TCXOの発振周波数を周波数調整信号112を用いて調整する。
携帯電話がAFC機能を動作させるときには周波数が変化する。受信機のクロックソースの周波数が変化すると、パケット交換型通信の場合はパケット・ロスが発生する可能性がある。パケット・ロスが発生するとスループットが低下する。動画や高音質の音楽再生の場合には、再生用データはリアルタイムに受信できることが重要であり、スループットの一時的な低下も画質、音質に悪影響を及ぼす可能性がある。Bluetooth端末間でファイル交換をする場合には、スループットの低下により、通信時間が長くなってしまう可能性がある。回線交換型通信でも受信エラーが発生し、音飛びなどの通信障害が発生する可能性がある。
従って、Bluetoothのクロックソースを携帯電話と共有する場合、特別な制御をすることなく共有すると、携帯電話によるAFCが原因で、Bluetoothの通信に悪影響を及ぼす可能性がある。すなわち、Bluetoothによる通信時にパケット・ロスが発生し、音飛び、通信時間の延長等の障害が発生する可能性がある。
このように、従来の技術には、回路規模、実装面積、コストの増大、あるいは、通信品質の劣化という課題がある。
(発明の目的)
本発明は上記のような技術的課題に鑑みて行われたもので、周波数調整が可能な基準クロックを複数の回路で共有し、かつ各回路の正常動作を維持することができるクロック共有回路及びクロック共有方法を提供することを目的とする。
クロック共有回路は、基準クロックに基づき動作する複数の回路と、その複数の回路に基準クロックを供給するための、周波数の調整が可能なクロック発生部とを備え、複数の回路の内のいずれかの回路の動作状態に応じて、周波数の調整の実行可否を判断する。
周波数の調整範囲は、複数の回路の内のいずれかの回路の動作状態に応じて設定してもよい。あるいは、周波数の調整範囲は、複数の回路のすべての回路が正常動作を維持するように設定してもよい。
複数の回路は通信回路を含んでもよく、その場合、周波数の調整範囲は、通信回路が正常な通信動作を維持するように設定してもよい。あるいは、周波数の調整範囲は、伝送中のデータの量に基づき設定してもよい。
クロック共有回路は、クロックの供給を停止させる手段を備えてもよい。また、クロックを分周、又は逓倍した後、供給する手段を備えてもよい。あるいは、分周、逓倍ともに行った後、供給する手段を備えてもよい。
本発明のクロック共有回路は、クロックソースを共用することにより、回路規模、部品点数を削減することができる。そのため、実装面積の削減、並びにこの回路を用いる装置の小型化及びコストダウンが実現できるという効果がある。
また、回路の動作状態に応じて、周波数調整の実行可否を判断するので、回路の動作に影響を与えないという効果もある。
このように、本発明のクロック共有回路は、回路の正常な動作状態を維持したまま、装置の小型化及びコストダウンが可能という顕著な効果がある。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明を実施するための最良の形態の回路構成を示すブロック図である。携帯電話アンテナ101は基地局との間で電波を送受信する。携帯電話無線部102は、携帯電話アンテナ101及び携帯電話ベースバンド部103からの信号の増幅、周波数変換等を行う。携帯電話ベースバンド部103は、携帯電話無線部102からの信号を復調し制御部104へ入力し、また、制御部104からの信号を変調し携帯電話無線部102へ入力する。表示部105は電話番号、相手先の表示等の出力機能を備える。操作部106は通信のための各種操作、文字入力等の入力機能を備える。その他、一般的に携帯電話は音声出力部、音声入力部を備えるが、ここでは省略する。
上記の機能は一般的な携帯電話に共通のものであり、本特許の趣旨にとって重要ではないので、詳細な説明は省略する。また、上記の機能の内容、機能を処理する各構成要素への機能の割り当ては一例であり、各構成要素にその他の機能を割り当ててもよい。
Bluetooth機能に関する構成要素も、上記の携帯電話の構成要素と基本的には同じである。すなわち、Bluetoothアンテナ107は他の端末との間で電波を送受信し、Bluetooth無線部108は増幅、周波数変換等を行う。Bluetoothベースバンド部109は、Bluetooth無線部からの信号の復調及び制御部104からの信号の変調等を行う。Bluetoothの詳細な機能は本特許の趣旨にとって重要ではないので、詳細な説明は省略する。
本実施形態の携帯電話では、携帯電話ベースバンド部103及びBluetoothベースバンド部109は、TCXO110からの共通クロック111をクロックソースとして動作する。TCXO110は周波数調整信号112によって周波数の調整が可能である。例えば、電圧制御温度補償型水晶発振器をTCXO110として使用することができる。
なお、本実施形態では、共通クロック111は携帯電話ベースバンド部103及びBluetoothベースバンド部109でのみ、クロックソースとして使用している。共通クロック111は、必要に応じて、携帯電話無線部102、Bluetooth無線部108、制御部104、表示部105、操作部106のクロックソースとして使用してもよいことは言うまでもない。
AFCの処理は携帯電話ベースバンド部103が行う。そして、携帯電話ベースバンド部103は周波数調整信号112をTCXO110に入力し、周波数を調整する。AFCの処理方法には、例えば、基地局からの電波に基づき基準周波数からのずれを算出し、その周波数のずれを補正するようにTCXO110の発振周波数を変化させる方法がある。TCXO110が電圧制御温度補償型水晶発振器である場合は、周波数を調整するには、発振周波数が目標周波数となるように、アナログ電圧である周波数調整信号112を制御すればよい。AFCの具体的な方法は本発明の趣旨にとって重要ではなく、任意の方法を用いることができる。
本実施形態では、TCXO10の発振周波数の周波数調整範囲は、携帯電話ベースバンド部103が制御する。「周波数調整範囲」は、AFCにより周波数を変化させるときの、携帯電話が「正常な通信動作」を維持できる限界の変化幅である。この周波数調整範囲に従って、周波数調整信号112の変化幅が制限され、そして1回のAFCによる周波数調整幅が制限される。
「正常な通信動作」とは、通信性能が実用上問題とならない状態で通信を維持することを意味する。例えば、ビット・エラーレート若しくはフレームエラーレートが通信性能が実用上問題とならない値以下、又はスループットが通信性能が実用上問題とならない値以上であることを「正常」としてもよい。あるいは、ビット・エラーレート又はフレームエラーレートが規格で規定された値以下であることを「正常」としてもよい。「正常な通信動作」は、実用上の問題、規格値等を元に任意に定義することができる。
上記のように、周波数の調整範囲は携帯電話側の要求を満たすように設定されている。そのため、Bluetoothベースバンド部109の動作状態によらず周波数調整を行うと、基準クロックの周波数の変化のためにBluetoothベースバンド部109が誤動作、あるいは通信エラーが発生する可能性がある。
そこで、Bluetoothベースバンド部109はAFC制御信号113を携帯電話ベースバンド部103に出力し、周波数調整を禁止すべき期間を知らせる。携帯電話ベースバンド部103は、AFC制御信号113によって周波数調整が禁止されていないとき、周波数調整信号112を変化させる。携帯電話ベースバンド部103は、AFC制御信号113によって周波数調整が禁止されているときは、周波数調整が許可されるまで周波数調整信号112の変化を保留する。
Bluetoothベースバンド部109がAFC制御信号113を出力する条件は任意である。例えば、Bluetoothのパケット送受信中はAFC制御信号113を出力してもよい。さらに、送受信中のパケットの種類に応じてAFC制御信号113を出力してもよい。Bluetoothのパケットは、パケット長によりエラー訂正能力が異なるため、TCXO110の周波数変化に対する耐性が異なる可能性があるためである。
(最良の実施形態の効果)
本実施形態では、携帯電話ベースバンド部103とBluetoothベースバンド部109では、TCXO110をクロックソースとして共有する。
そして、Bluetoothベースバンド部109が禁止した期間はTCXO110に対してAFCによる周波数調整を行わない。そのため、Bluetoothの通信品質を確保したまま、装置のコストダウン、並びに実装面積及び装置サイズの小型化が可能という効果がある
最良の実施形態では、AFCによる周波数調整の実行タイミングは、Bluetoothベースバンド部109がAFC制御信号113を用いて制限していた。第1の実施例では、制御部104が周波数調整の実行タイミングの制御を行う。
図2は第1の実施例の回路構成を示すブロック図である。TCXO110のAFCの処理及び周波数調整信号112の出力は、最良の実施携帯電話と同様に、携帯電話ベースバンド部103が行う。ただし、周波数調整の実行可否の判断を制御部104が行う。制御部104は、周波数調整の実行を許可すると、携帯電話ベースバンド部103にAFC制御信号201を出力し、周波数調整の実行を指示する。
(実施例1の動作)
第1の実施例のAFCの動作を、図3に示すフローチャートを使用して説明する。制御部104は、始めにTCXO110の周波数調整範囲をデフォルト値に設定する(S1)。「デフォルト値」とは、最良の実施形態で用いた周波数調整範囲と同等で、TCXO110の発振周波数を調整するときに、携帯電話の通信が正常状態を維持できるような周波数の変化幅である。次に、制御部104はBluetoothの通信が行われているか否かを判断する(S2)。Bluetooth通信中ではない場合、制御部104はAFC指示信号301を携帯電話ベースバンド部103へ出力する(S3)。Bluetooth通信中の場合、制御部104は、Bluetooth通信が終了するまで待ち、終了すると、S3ステップを実行する。S3ステップを実行すると、S2ステップに戻る。
AFC処理、すなわち周波数の調整目標値の設定は携帯電話ベースバンド部103が継続的に行っている。そのため、S2ステップでBluetooth通信中でないと判断されると必ずAFC制御信号113が出力され、周波数調整信号112が調整目標周波数に基づき変化する。
ここで、AFC処理は継続的に行うのではなく、AFC制御信号113が出力されたときに処理を開始し、処理が完了した後、周波数調整信号112を変化させてもよい。あるいは、AFC処理を一定時間毎又は携帯電話の受信動作に合わせたタイミングで行ってもよい。AFC処理の実行頻度がいずれであっても、Bluetooth通信中でないときのみ、周波数調整信号112を変化させるようにすればよい。
なお、AFCによる周波数調整を実行するとき、TCXO110の発振周波数が変化し、調整目標周波数で安定するまでは、Bluetoothによる通信を禁止してもよい。
(実施例1の効果)
以上のように、第1の実施例では、TCXO110の周波数の調整を、Bluetooth通信中でない期間に行うことによって、Bluetoothの通信品質に影響を与えることなく、クロックソースを共有することができる。
最良の実施形態及び第1の実施例では、AFCによるTCXO110の発振周波数の調整範囲は、携帯電話が正常な通信動作を維持する範囲で行い、Bluetooth側の状態により、周波数調整の実行に制限を設けていた。
第2の実施例では、周波数調整の実行自体には制限を設けず、制御部104が周波数の調整範囲の制御を行う。回路構成は図2と同じである。
第2の実施例では、TCXO110の周波数調整範囲は、Bluetoothが正常な通信動作を維持する範囲内で行う。なお、Bluetooth規格により周波数の精度が定めされているならば、その範囲内で行うことが前提である。「正常な通信動作」の意味は、前述の携帯電話の場合と同じである。
(実施例2の動作)
第2の実施例のAFCの動作を、図4に示すフローチャートを使用して説明する。S1ステップ及びS3ステップの動作は、図3に示した第1の実施例と同じなので、説明は省略する。S2において、Bluetooth通信中の場合の動作が第1の実施例とは異なる。Bluetooth通信中の場合、制御部104は周波数調整範囲をBluetoothが正常な通信動作を維持する範囲に設定する(S4)。そして、S3ステップを実行する。S2において、Bluetooth通信中ではない場合、制御部104はS3ステップを実行する。
このように、Bluetoothが通信中であるか否かによらず、AFCによる周波数調整を行う。
(実施例2の効果)
以上のように、第2の実施例では、Bluetooth通信中は、TCXO110の周波数の調整をBluetooth通信が正常動作を維持できる周波数範囲内で行う。Bluetooth通信中でないときは、携帯電話側の要求に基づく周波数調整範囲内で周波数を調整する。そのため、第1の実施例の効果に加え、Bluetooth通信中でもAFCを行うことができるという効果がある。
第2の実施例に、より柔軟に周波数調整範囲を設定できるようにするための機能を追加したものが第3の実施例である。第3の実施例では、制御部104が、Bluetoothによるデータの通信量に従い、周波数の調整範囲を制御する。回路構成は図2と同じである。
(実施例3の動作)
第3の実施例のAFCの動作を、図5に示すフローチャートを使用して説明する。図5のフローチャートでは、図4のフローチャートに、Bluetooth通信データ量の確認のステップ(S5)を追加している。制御部104は、Bluetooth通信中か否かの判断(S2)の後で、Bluetoothの通信中のデータ量が所定値以上であるかどうか判別する(S5)。通信データ量が所定値より少ない場合は通信途中の空き時間であると判断し、制御部104はAFC制御信号201を出力する(S3)。通信データ量が所定値以上の場合はその時点において実際にデータを送受信していると判断し、制御部104は周波数調整範囲をBluetoothが正常な通信動作を維持する範囲に設定する(S4)。そして、次に制御部104はAFC制御信号201を出力する(S3)。
上記のように、通信データ量によって周波数調整範囲を変更する理由は、通信データ量によって、実際にその時点でデータを送受信しているか、空き時間であるかを判断できるためである。従って、「通信データ量」とは各時刻において実際に送受信しているデータ量を意味する。
Bluetoothの通信データ量が少なくなる例としては、Bluetoothを用いたワイヤレス・ヘッドフォンによる音楽再生における、曲間の無音区間等がある。Bluetoothによる通信がデータ圧縮を用いる場合は、曲間のみでなく、さらに、データ内容に従ってデータ量が減少するタイミングも発生する。この場合、データ量が減少した期間には、周波数調整範囲はより広く設定しても、障害は発生しない。
(実施例3の効果)
第3の実施例によると、Bluetoothによる通信データ量の判定を加え、周波数調整範囲を設定できる。そのため、通信データ量が少ない期間には携帯電話側の必要性に応じてデフォルト値の周波数範囲で周波数調整をかけ直すことができる。
近年のデジタル回路は、CMOSプロセスのデバイスを使用することが多い。CMOS回路は、クロックを停止させることにより消費電力を削減することができる。従って、必要なときのみクロックを入力することで、消費電力を最小限にすることができる。第4の実施例は、第1乃至第3の実施例に、クロック停止機能を追加し、消費電力を制御できるようにしたものである。
図6は第4の実施例の回路構成を示すブロック図である。クロック制御部601はTCXO110からの共通クロック111を入力し、制御部104からのクロック制御信号602に従い、Bluetoothベースバンド・クロック603を出力又は停止する。従って、Bluetoothベースバンド部109は、制御部104によって動作状態が制御され、消費電力が制御される。
制御部104がBluetoothベースバンド・クロック603の供給を許可する条件は任意である。例えば、Bluetoothの通信機能を使用しないときに、Bluetoothベースバンド・クロック603の供給を停止するようにすればよい。
なお、Bluetoothベースバンド部109の動作状態に関わらず、非同期にBluetoothベースバンド・クロック603を停止させると問題が発生する場合がある。このようなときは、Bluetoothベースバンド部109の動作状態に同期させてBluetoothベースバンド・クロック603を停止させればよい。具体的には、Bluetoothベースバンド・クロック 603の停止直前に、Bluetoothベースバンド部109の内部状態をBluetoothベースバンド・クロック603が停止してもよいような状態に設定すればよい。Bluetoothベースバンド・クロック603の供給を再開するときも、必要に応じてBluetoothベースバンド部109の初期化を行えばよい。
このように、Bluetoothベースバンド・クロック603を停止するとき、及びクロックの供給を再開するときの制御は、適切に行われることを前提としている。
(実施例4の効果)
上記のように、第4の実施例では、TCXO110からの共通クロック111をマスクする機能を備えることにより、Bluetoothベースバンド部109の消費電力を最小限にすることができる。
第4の実施例では、クロック制御部601を設けることにより、Bluetoothベースバンド・クロック603の停止機能を追加した。携帯電話ベースバンド部103へのクロックについても停止機能を設けることができることは言うまでもない。その場合、メール作成中や音楽再生中など、携帯電話の通信機能が不要なときにはクロックを停止させ、携帯電話ベースバンド部103の消費電力を削減することができる。
最良の実施形態、第1乃至第4の実施例では、携帯電話ベースバンド部103及びBluetoothベースバンド部109のクロックソースの周波数は、TCXO110の発振周波数に等しい。しかし、実際には両者のクロックソースの周波数は必ずしも同じではない。第5の実施例では、TCXO110の発振周波数は、携帯電話ベースバンド部103のクロックソースの周波数に等しい。そして、Bluetoothベースバンド部109へのクロックは、TCXO110からのクロックを分周したものとしている。
図7は第5の実施例の回路構成を示すブロック図である。携帯電話ベースバンド部103はTCXO110の出力である共通クロック111をクロックソースとして動作する。m分周器701は共通クロック111を1/mに分周し、Bluetoothベースバンド・クロック603を出力する。ここで、mは自然数で、共通クロック111の周波数に対する、Bluetoothベースバンド・クロック603の周波数の比である。
以上の構成により、Bluetoothベースバンド部109は、Bluetoothベースバンド・クロック603をクロックソースとして動作することができる。
なお、Bluetoothベースバンド・クロック603を共通クロック111とし、携帯電話ベースバンド部103へのクロックを共通クロック111を分周したものとしてもよいことは言うまでもない。
また、m分周器701の代わりに、逓倍器を用いて共通クロック111を逓倍し、それをクロックソースとして用いてもよい。
(実施例5の効果)
上記のように、第5の実施例では、共通クロック111を分周するm分周器701を備える。そのため、携帯電話ベースバンド部103とBluetoothベースバンド部109のクロックソースの周波数が異なる場合にも、1個のTCXO110を共用することができる。
第5の実施例では、共通クロック111の周波数に対する、Bluetoothベースバンド・クロック603の周波数の比は、自然数である必要がある。この比が自然数とはならない場合に対応するために、分周器を1個追加したものが第6の実施例である。
図8は第6の実施例の回路構成を示すブロック図である。第6の実施例の携帯電話は、図7の第5の実施例の構成に加え、n分周器801を備える。TXCO110の発振周波数は、携帯電話ベースバンド・クロック802の周波数と、Bluetoothベースバンド・クロック603の周波数の最小公倍数となっている。従って、mはこの最小公倍数に対するBluetoothベースバンド・クロック603の周波数の比で、nはこの最小公倍数に対する携帯電話ベースバンド・クロック802の周波数の比である。当然ながら、m及びnは自然数となる。
以上の構成により、携帯電話ベースバンド部103は、携帯電話ベースバンド・クロック802をクロックソースとして動作することができる。また、Bluetoothベースバンド部109は、Bluetoothベースバンド・クロック603をクロックソースとして動作することができる。
また、m分周器701又はn分周器801の、いずれか一方又は両方に逓倍器を用いて共通クロック111を逓倍し、それをクロックソースとして用いてもよい。
(実施例6の効果)
上記のように、第6の実施例では、共通クロック111を分周するために、m分周器701とn分周器801を備える。そのため、携帯電話ベースバンド・クロック802の周波数に対する、Bluetoothベースバンド・クロック603の周波数が自然数にならない場合にも、1個のTCXO110を共用することができる。
第6の実施例では、TXCO110の発振周波数は、携帯電話ベースバンド・クロック802の周波数とBluetoothベースバンド・クロック603の周波数の最小公倍数であった。そのため、2つの周波数が近い場合、最小公倍数は2つの周波数の積となり、非常に高い周波数になることが予想される。非常に高い発振周波数のTCXOは、技術的難易度が高く、安定性やコストが問題となる可能性がある。TXCOの周波数を適当な範囲に収めるために、逓倍器と分周器を追加したものが第7の実施例である。
図9は第7の実施例の回路構成を示すブロック図である。第7の実施例は、TCXO110の発振周波数を、携帯電話ベースバンド・クロック802の周波数に等しい周波数としている。そして、Bluetoothベースバンド・クロック603は、TCXO110の出力である共通クロック111を逓倍したものとしている。携帯電話ベースバンド部103は共通クロック111をクロックソースとして動作する。逓倍器901は、共通クロック111を1/m1に分周し、さらにm2倍に逓倍し、Bluetoothベースバンド・クロック603として出力する。m2及びm1は自然数で、共通クロック111の周波数に対する、Bluetoothベースバンド・クロック603の周波数の比がm2/m1となるように選択する。このとき、m2、m1はなるべく小さい数値を選択することが好ましい。
図10は、逓倍器901の内部構成例のブロック図である。共通クロック111はm1分周器1001により1/m1に分周され、分周クロック1002となる。分周クロック1002は、位相比較器1003でm2分周器1004からの分周クロック1005と位相比較される。位相比較器1003の出力は、ロウパス・フィルタ1006を介して電圧制御発振器(以降、VCOという。)1007に入力される。VCO1007の出力はm2分周器1004に入力される。図10の構成の位相同期ループ回路がロックすると、VCO1007の出力であるBluetoothベースバンド・クロック603の周波数は、共通クロック111のm2/m1倍となる。
以上の構成により、携帯電話ベースバンド部103のクロックソースであるTCXO110を、Bluetoothベースバンド・クロック603のクロックソースとして使用することができる。
なお、Bluetoothベースバンド・クロック603を共通クロック111とし、共通クロック111を逓倍して携帯電話ベースバンド部103のクロックソースとしてもよいことは言うまでもない。
(実施例8の効果)
上記のように、第8の実施例は、共通クロックの周波数を有理数倍に逓倍できる逓倍器を備えている。そのため、携帯電話ベースバンド部103とBluetoothベースバンド部109のクロックソースの周波数が異なり、さらに両者の周波数が近い場合にも、適当な発振周波数の、1個のTCXO110を共用することができる。
以上の実施形態、実施例では、2つの回路として、携帯電話及びBluetoothの回路を例として用いた。本発明における、クロックソースを共有する回路はこれらに限られるものではない。すなわち、無線通信では無線LAN等の近距離無線通信に適用することができる。また、有線通信に適用することもできる。さらに、通信回路ではなく、一般の回路にも適用可能であり、AFCのように周波数の調整を行うクロックソースを、複数の独立した回路で共有する場合に広く適用することができる。
本発明の最良の実施形態の回路構成を示すブロック図である。 本発明の第1、第2及び第3の実施例の回路構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施例の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施例の回路構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施例の回路構成を示すブロック図である。 本発明の第6の実施例の回路構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施例の回路構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施例の逓倍器の内部構成例を示すブロック図である。 従来例の携帯電話のブロック図である。 従来例の携帯電話のブロック図である。
符号の説明
101 携帯電話アンテナ
102 携帯電話無線部
103 携帯電話ベースバンド部
104 制御部
105 表示部
106 操作部
107 Bluetoothアンテナ
108 Bluetooth無線部
109 Bluetoothベースバンド部
110 温度補償型水晶発振器(TCXO)
111 共通クロック
112 周波数調整信号
113 AFC制御信号
201 AFC制御信号
601 クロック制御部
602 クロック制御信号
603 Bluetoothベースバンド・クロック
701 m分周器
801 n分周器
802 携帯電話ベースバンド・クロック
901 逓倍器
1001 m1分周器
1003 位相比較器
1004 m2分周器
1006 ロウパス・フィルタ
1007 電圧制御発振器(VCO)
1101 発振器
1102 発振器

Claims (17)

  1. 基準クロックに基づき動作する複数の回路と、発生するクロックの周波数の調整が可能で、前記複数の回路に前記基準クロックを供給するクロック発生部とを備えたクロック共有回路であって、前記複数の回路の内のいずれかの回路の動作状態に応じて、前記調整の実行可否を判断する制御部を備えることを特徴とするクロック共有回路。
  2. 請求項1記載のクロック共有回路であって、前記制御部は、前記調整のために変化させる周波数範囲である周波数調整範囲を、前記複数の回路の内のいずれかの回路の動作状態に応じて設定することを特徴とするクロック共有回路。
  3. 請求項1又は2記載のクロック共有回路であって、前記制御部は、前記複数の回路のすべての回路が正常動作を維持するように、前記周波数調整範囲を設定することを特徴とするクロック共有回路。
  4. 請求項1乃至3記載のクロック共有回路であって、前記複数の回路は通信回路を含み、前記制御部は、前記通信回路が正常な通信動作を維持するように、前記周波数調整範囲を設定することを特徴とするクロック共有回路。
  5. 請求項4記載のクロック共有回路であって、前記制御部は、前記通信回路が伝送中のデータの量に基づき、前記周波数調整範囲を設定することを特徴とするクロック共有回路。
  6. 請求項1乃至5記載のクロック共有回路であって、前記複数の回路の内の少なくとも1つへのクロックの供給を停止させる手段を備えることを特徴とするクロック共有回路。
  7. 請求項1乃至6記載のクロック共有回路であって、前記クロックを所定の比率で分周又は逓倍する手段を備えることを特徴とするクロック共有回路。
  8. 請求項1乃至6記載のクロック共有回路であって、前記クロックに対する第1の比率による分周及び第2の比率による逓倍を行う手段を備えることを特徴とするクロック共有回路。
  9. クロックに基づき動作する複数の回路へ供給するクロックの周波数を調整する工程と、前記複数の回路の内のいずれかの回路の動作状態に応じて、前記調整の実行可否を判断する工程を備えることを特徴とするクロック共有方法。
  10. 請求項9記載のクロック共有方法であって、前記調整のために変化させる周波数範囲である周波数調整範囲を、前記複数の回路の内のいずれかの回路の動作状態に応じて設定する工程を含むことを特徴とするクロック共有方法。
  11. 請求項9又は10記載のクロック共有方法であって、前記複数の回路のすべての回路が正常動作を維持するように、前記周波数調整範囲を設定する工程を含むことを特徴とするクロック共有方法。
  12. 請求項9乃至11記載のクロック共有方法であって、前記複数の回路を用いてデータを伝送する工程と、前記データの伝送が正常な状態を維持するように、前記周波数調整範囲を設定する工程を含むことを特徴とするクロック共有方法。
  13. 請求項12記載のクロック共有方法であって、伝送中のデータの量に基づき、前記周波数調整範囲を設定する工程を含むことを特徴とするクロック共有方法。
  14. 請求項9乃至13記載のクロック共有方法であって、前記複数の回路の内の少なくとも1つへのクロックの供給を停止させる工程を含むことを特徴とするクロック共有回路。
  15. 請求項9乃至14記載のクロック共有方法であって、前記クロックを所定の比率で分周又は逓倍する工程を含むことを特徴とするクロック共有方法。
  16. 請求項9乃至14記載のクロック共有方法であって、前記クロックに対する第1の比率による分周及び第2の比率による逓倍を行う工程を含むことを特徴とするクロック共有方法。
  17. 請求項1乃至8記載のクロック共有回路を備える通信機器であって、複数の通信用回路を備え、前記クロック共有回路は、前記複数の通信用回路に前記基準クロックを供給することを特徴とする通信機器。
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