JP2007199870A - 3次元形状簡略表示装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 3次元形状を保持する3次元データ部1と、簡略化する形状部分を特定する形状特定部2と、特定した形状部分を簡略化する形状変換部3と、3次元形状ならびに簡略後の形状を合わせて線画にて表示装置6に表示させる表示部4とを備えた3次元形状簡略表示装置。
【選択図】 図3
Description
このような不要な詳細形状の例として薄板形状部がある。薄板形状部とは、微小な厚みをもった板状部分であり、図1(1)に示す空気口の保護のための桟、図1(2)に示す製品強度を上げるためのリブなどがある。これら薄板形状部を3次元CADデータが保持する形状のまま3次元 線画表示により描画すると、微小な距離にて隣接した線分として描画されるため、イラスト用の図としては細かすぎ、理解の妨げとなってしまう。
そこで、イラスト図では、薄板形状に対しては簡略表示を行うことで理解しやすい表示を行っている(図2参照)。通常、3次元CADデータを使ってこのような簡略表示を行う場合は、3次元を隠線処理表示した線画に対して、イラスト図作成者がひとつひとつ稜線を削除または追加することで行っている。3次元データを利用してイラスト用の表示に関する先行技術として、以下の技術が知られている。
本発明は、簡潔でかつ薄板部の理解が容易な図を簡単に生成することができる3次元形状簡略表示装置を提供することを目的とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1の3次元形状簡略表示装置において、形状特定部には、ユーザーが指定した閾値以下の距離を持ち、向きが逆で平行な面の組を特定し、特定後の形状部分を形状変換部に与える3次元形状簡略表示装置を主要な特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1の3次元形状簡略表示装置において、形状特定部は、同一形状の穴部が規則的に配置されている部分を特定し、特定後の形状の部分を形状変換部に与える3次元形状簡略表示装置を主要な特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1の3次元形状簡略表示装置において、形状変換部は、形状特定部にて特定された形状から中間面を算出し、算出した面を特定された形状の替わりとして表示部に与える3次元形状簡略表示装置を主要な特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1の3次元形状簡略表示装置において、形状変換部は、形状特定部にて特定された形状部分を構成する稜線の一部を抽出し、抽出した稜線を特定された形状の替わりとして表示部に与える3次元形状簡略表示装置を主要な特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1の3次元形状簡略表示装置を動作させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを最も主要な特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8のプログラムを記録した記録媒体を最も主要な特徴とする。
図3は本発明の実施形態に係る3次元形状簡略表示装置の機能ブロック図である。
図3において、3次元データ部1は、3次元形状を保持したデータベースである。3次元形状には面、稜線、頂点の隣接情報を含み、ある面に隣接する面や稜線をたどることができる。また、面には曲面の情報が保持されており、平面か否かを判定することができる。また、穴部に対応する面上の開口部に関しても、穴を持つ面の外側を囲む稜線列/頂点列と開口部を囲む稜線列/頂点列の間の関係が保持されている。
形状特定部2は、3次元データより簡略化の対象とすべき形状部分を特定し、特定した形状部を形状変換部(形状変換部)3に与える。形状特定の際には、ユーザーによるキーボード・マウス等の入力装置からの入力に従い、形状部分を特定する。
表示部4は、3次元データと、形状変換部3から与えられる形状を合わせ、表示装置(ディスプレイ)6に線画として表示する。その際、3次元データからは形状特定部2において特定された形状部分は利用せず、その替わりに形状変換部3から与えられる形状を利用する。
F1が平面でなければ(S4でいいえ)S2へ戻る。平面なら(S4ではい)、まだ調べていない面(F2)を順番に調べていく(S5)。すべての面を調べたら(S6ではい)S2へ戻る。F2が平面でなければS5へ戻る(フロー省略)。
面を保持する空のリストL1とL2を用意する。F1に隣接する面をリストL1に追加する。またL2にはF1とF2を追加する(S10)。リストL1の面(F3)を順番に調べていく(S11)。すべての面を調べたら(S12ではい)リストL2を特定した形状として出力し(S13)、S2へ戻る。
上記の処理の流れでは説明を簡単にするため、面を逐次的に探索しているが、処理速度を上げるため、あらかじめ平面のみ抽出した上で、それらの面の法線ベクトルで分類したり、面を包含する直方体などを定義して、直方体同士の位置関係より指定距離以下にない面の判定を行う(バウンディングボックス判定)ことをしてもよい。
F1の開口部の頂点列S1を順番に調べていく(P4)。すべての頂点列を調べたら(P5ではい)P1へ戻る。F1の残りの開口部の頂点列S2を順番に調べていく(P6)。すべての頂点列を調べたら(P7ではい)P4へ戻る。
S1のすべての頂点V1について順番に調べていく(P10)。すべての頂点を調べたら(P11ではい)P6へ戻る。S2のすべての頂点V2を順番に調べていく(P12)。すべての頂点を調べたら(P13ではい)P10へ戻る。
上記の処理において、ユーザーがあらかじめ指定した個数以上規則的に配置されている穴部がある場合のみ出力するようにしてもよい。
次に、形状変換部における処理について説明する。
Claims (9)
- 3次元形状を保持する3次元データ部と、簡略化する形状部分を特定する形状特定部と、特定した形状部分を簡略化する形状変換部と、3次元形状ならびに簡略後の形状を合わせて線画にて表示装置に表示させる表示部とを備えたことを特徴とする3次元形状簡略表示装置。
- 請求項1の3次元形状簡略表示装置において、前記形状特定部には、ユーザーが指定した閾値以下の距離を持ち、向きが逆で平行な面の組を特定し、特定後の形状部分を形状変換部に与えることを特徴とする3次元形状簡略表示装置。
- 請求項1の3次元形状簡略表示装置において、前記形状特定部は、同一形状の穴部が規則的に配置されている部分を特定し、特定後の形状の部分を前記形状変換部に与えることを特徴とする3次元形状簡略表示装置。
- 請求項1の3次元形状簡略表示装置において、前記形状変換部は、前記形状特定部にて特定された形状部分を構成する面の一部を抽出し、抽出した面を特定された形状の替わりとして前記表示部に与えることを特徴とする3次元形状簡略表示装置。
- 請求項1の3次元形状簡略表示装置において、前記形状変換部は、前記形状特定部にて特定された形状から中間面を算出し、算出した面を特定された形状の替わりとして前記表示部に与えることを特徴とする3次元形状簡略表示装置。
- 請求項1の3次元形状簡略表示装置において、前記形状変換部は、前記形状特定部にて特定された形状部分を構成する稜線の一部を抽出し、抽出した稜線を特定された形状の替わりとして前記表示部に与えることを特徴とする3次元形状簡略表示装置。
- 請求項1の3次元形状簡略表示装置において、前記表示部は、前記形状変換部により変換された形状部分に対して、表示される線分を短く表示することで簡略表示することを特徴とする3次元形状簡略表示装置。
- 請求項1の3次元形状簡略表示装置を動作させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラム。
- 請求項8のプログラムを記録した記録媒体。
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