JP2007199422A - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

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Yasushi Hatada
泰志 畑田
Masahiro Yoshida
昌弘 吉田
Katsuko Yoshida
佳都子 吉田
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Abstract

【課題】同一機種、同一ドライバにおいて階調特性を変更することなく、装置・工場展開及び材料変更が可能であり、表示パネル単体で赤(R)・緑(G)・青(B)の各色の電圧(V)−透過率(T)特性を調整し得る液晶表示装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ゲート配線3とソース配線2との各交点に、TFT4とドレイン電極5にコンタクトホール6を介して接続された画素電極7とが設けられる。補助容量電極11を備える。補助容量電極11の上側には絶縁膜が形成され、絶縁膜の上側にはコンタクトホール6の下側及びその周辺に真正半導体層13が形成される。真正半導体層13の一部の上側にドレイン電極5がコンタクトホール6に接して形成されている。真正半導体層13における、コンタクトホール6との接触領域と上側にドレイン電極5が存在する領域とを除くi層遅延蓄電領域13aの面積は、液晶への実効印加電圧に基づいて設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドレイン電極にコンタクトホールを介して接続された画素電極とゲート配線と同一平面に配された補助容量電極とを備えた液晶表示装置及びその製造方法に関するものである。
従来、液晶表示装置は、例えば特許文献1に開示されているように、液晶容量に加えて、補助容量を有している。
すなわち、上記の液晶表示装置は、図17(a)(b)に示すように、ガラス基板101と、このガラス基板101上に格子状に配列される、データ信号を供給するソース配線102及び走査信号を供給するゲート配線103と、各格子点毎に設けられたスイッチング素子である薄膜トランジスタ(以下、「TFT:Thin Film Transistor」と称する。)104と、上記ソース配線102からソース電極102a、TFT104、ドレイン電極105、及びコンタクトホール106を介して接続される画素電極107と、この画素電極107に図示しない液晶層を介して対向する図示しない対向電極とを有している。
上記画素電極107の下側におけるTFT104やドレイン電極105等とこの画素電極107との間には、この画素電極107を平坦化しかつ両者を絶縁状態にして保つための層間絶縁膜108が設けられている。
一方、ガラス基板101には、上記ゲート配線103と同一面にかつこのゲート配線103と平行に補助容量電極111が形成されており、この補助容量電極111の対向面にはゲート絶縁膜112を介して上記ドレイン電極105が延設され、このドレイン電極105に上記コンタクトホール106が接触している。
したがって、上記補助容量電極111とドレイン電極105との平面重畳部分が補助容量Ccsとして機能し、上記補助容量電極111とドレイン電極105との間に挟持されるゲート絶縁膜112が、補助容量Ccsの誘電体層として作用する構造になっている。
上記の補助容量Ccsを設けることによって、TFT104のドレイン電極105からみた全容量が増加し、電荷保持の時定数が増える。このため、TFT104のリーク電流等による画素電位の低下を防ぐことができる。
特開2001−272698号公報(平成13年10月5日公開)
しかしながら、上記従来の液晶表示装置では、表示パネルの製造において、同一機種における装置展開や工場展開、及び配向膜材料等の変更によって、電圧(V)−透過率(T)の特性が変化した場合、その都度、ドライバICの階調電圧変更を行う必要があるという問題を有している。すなわち、実工程では、表示パネルとドライバICとの組合せが限定され、生産効率の悪化や組合せ又は間違いによる問題が発生する。したがって、このことを考慮して、採用が見送られるケースが多い。
また、赤(R)・緑(G)・青(B)の各色間の電圧(V)−透過率(T)特性偏差を補正するために、画像信号やドライバ出力の特殊な調整により実現可能であり、回路やドラバICの汎用性が低いという問題点を有している。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、同一機種、同一ドライバにおいて階調特性を変更することなく、装置・工場展開及び材料変更が可能であり、表示パネル単体で赤(R)・緑(G)・青(B)の各色の電圧(V)−透過率(T)特性を調整し得る液晶表示装置及びその製造方法を提供することにある。
本発明の液晶表示装置は、上記課題を解決するために、絶縁性基板上に配された複数のゲート配線とソース配線との各交点に、スイッチング素子と、上記スイッチング素子のドレイン電極にコンタクトホールを介して接続された画素電極とがそれぞれ設けられていると共に、上記ゲート配線と同一平面に配された補助容量電極とを備えた液晶表示装置において、上記補助容量電極の上側には絶縁膜が形成され、該絶縁膜の上側には上記コンタクトホールの下側及びその周辺に半導体層が形成され、さらにその半導体層の一部の上側に上記ドレイン電極が上記コンタクトホールに接して形成されていると共に、上記半導体層における、コンタクトホールとの接触領域と上側にドレイン電極が存在する領域とを除く遅延蓄電領域の面積は、液晶への実効印加電圧に基づいて設定されていることを特徴としている。
また、本発明の液晶表示装置の製造方法は、上記課題を解決するために、絶縁性基板上に配された複数のゲート配線とソース配線との各交点に、スイッチング素子と、上記スイッチング素子のドレイン電極にコンタクトホールを介して接続された画素電極とがそれぞれ設けられていると共に、上記ゲート配線と同一平面に配された補助容量電極とを備えた液晶表示装置の製造方法において、上記補助容量電極の上側に絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と、上記絶縁膜の上側における上記コンタクトホールの下側及びその周辺に半導体層を形成する工程と、上記半導体層の一部の上側に上記ドレイン電極を上記コンタクトホールに接して形成する工程とを含むと共に、上記半導体層を形成する工程では、上記半導体層における、コンタクトホールとの接触領域と上側にドレイン電極が存在する領域とを除く遅延蓄電領域の面積を、液晶への実効印加電圧に基づいて設定することを特徴としている。
上記発明によれば、絶縁膜の上側におけるコンタクトホールの下側及びその周辺には半導体層が形成されている。そして、その半導体層の一部の上側に上記ドレイン電極が上記コンタクトホールに接して形成されている。したがって、半導体層における、コンタクトホールとの接触領域と上側にドレイン電極が存在する領域とは、ドレイン電極に電圧を印加したときに、直ちに、補助容量電極との間で補助容量を生じさせる。
しかし、半導体層における、コンタクトホールとの接触領域と上側にドレイン電極が存在する領域とを除く領域は、導体であるコンタクトホール及びドレイン電極に接触していないので、直ちには電荷が蓄積されないが、スイッチング素子のOFF直後からの保持期間中には電荷移動が発生する。すなわち、この半導体層における、コンタクトホールとの接触領域と上側にドレイン電極が存在する領域とを除く領域は、遅延蓄電領域と言える。そして、この現象は、この遅延蓄電領域が高抵抗の半導体であるために発生し、通常の導体では発生しない。
ここで、遅延蓄電領域に電荷が蓄積すると、その遅延蓄電領域の面積に伴って補助容量が変化するので、画素への印加電圧が変化する。
したがって、この原理を利用すれば、液晶表示パネル単体にて、画素への印加電圧を遅延蓄電領域の面積に応じて変化させることができる。
この結果、例えば、電圧(V)−透過率(T)の特性が変化した場合、本発明では、遅延蓄電領域の面積を、液晶への実効印加電圧に基づいて設定することができる。
また、表示パネル単体では赤(R)・緑(G)・青(B)の各色の電圧(V)−透過率(T)特性が異なるが、本発明では、遅延蓄電領域の面積を、液晶への実効印加電圧に基づいて設定することができる。このため、汎用性の高い液晶表示装置となる。
したがって、同一機種、同一ドライバにおいて階調特性を変更することなく、装置・工場展開及び材料変更が可能であり、表示パネル単体で赤(R)・緑(G)・青(B)の各色の電圧(V)−透過率(T)特性を調整し得る液晶表示装置及びその製造方法を提供することができる。
なお、前記特許文献1は、画素電極の断線防止を目的としており、本発明の技術思想の開示はない。
また、本発明の液晶表示装置では、前記半導体層は、不純物の添加のない真性半導体からなっていると共に、上記半導体層とドレイン電極との間には、不純物を添加した不純物添加半導体が設けられていることが好ましい。
これにより、不純物の添加のない真性半導体は導電抵抗が大きいので、ドレイン電極への印加直後と、印加後のスイッチング素子のOFF時間に蓄積される電荷との差が大きい。したがって、画素への印加電圧の変化量を大きくすることができる。
また、半導体層とドレイン電極との間に不純物を添加した不純物添加半導体を設けることによって、半導体層をドレイン電極と一体となった導体として作用させることができ、ドレイン電極と補助容量電極との間の本来の補助容量としての機能を十分に果たすことができる。
また、本発明の液晶表示装置では、前記ドレイン電極に接して設けられるコンタクトホールは、1画素に複数箇所設けられていると共に、上記複数箇所のコンタクトホールのそれぞれに前記遅延蓄電領域が設けられていることが好ましい。
これにより、遅延蓄電領域の面積を増加して、画素への印加電圧の変化量を大きくすることができる。
また、本発明の液晶表示装置では、前記ドレイン電極に接して設けられるコンタクトホールは、1画素に複数箇所設けられていると共に、上記複数箇所のコンタクトホールのうちの一部に前記遅延蓄電領域が設けられていることが好ましい。
これにより、コンタクトホールとドレイン電極との接続を十分に確保する一方、画素への印加電圧の目的とする変化量に応じて、遅延蓄電領域を複数箇所のコンタクトホールのうちの一部に設けることができる。
また、本発明の液晶表示装置では、前記遅延蓄電領域は、コンタクトホールの一端側に設けられていることが好ましい。
これにより、例えば、2個のコンタクトホールに遅延蓄電領域を設ける場合に、コンタクトホールに対して左右対称に遅延蓄電領域を設けることができる。
また、本発明の液晶表示装置では、前記遅延蓄電領域は、コンタクトホールを横断するように設けられていることが好ましい。
これにより、遅延蓄電領域を簡易な形状に形成することができる。
本発明の液晶表示装置及びその製造方法は、以上のように、半導体層における、コンタクトホールとの接触領域と上側にドレイン電極が存在する領域とを除く遅延蓄電領域の面積は、液晶への実効印加電圧に基づいて設定されているものである。
それゆえ、同一機種、同一ドライバにおいて階調特性を変更することなく、装置・工場展開及び材料変更が可能であり、表示パネル単体で赤(R)・緑(G)・青(B)の各色の電圧(V)−透過率(T)特性を調整し得る液晶表示装置及びその製造方法を提供することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1ないし図13に基づいて説明すれば、以下の通りである。
本実施の形態の液晶表示装置は、図1(a)に示すように、絶縁性基板としての後述するガラス基板1と、このガラス基板1上に格子状に配列される、データ信号を供給するソース配線2及び走査信号を供給するゲート配線3と、各格子点毎に設けられたスイッチング素子としての薄膜トランジスタ(以下、「TFT:Thin Film Transistor」と称する。)4と、上記ソース配線2からソース電極2a、TFT4、ドレイン電極5、及びコンタクトホール6を介してこのドレイン電極5に接続される画素電極7と、この画素電極7に図示しない液晶層を介して対向する図示しない対向電極とを有している。
また、本実施の形態の液晶表示装置の上記ガラス基板1には、上記ゲート配線3と同一面にかつゲート配線3に平行に補助容量電極11が形成されている。すなわち、図2に示すように、ガラス基板1の直上には補助容量電極11が形成されており、その上層には、絶縁膜としてのゲート絶縁膜(GI:Gate Insulator)12を介して半導体層としての真正半導体層(i層:Intrinsic Semiconductor layer)13が形成されている。この真正半導体層13は、不純物を添加しない純粋な半導体であり、本実施の形態では、例えば非晶質シリコンの真正半導体からなっている。また、この真正半導体層13は、コンタクトホール6の下側及びその周辺に形成されている。
上記コンタクトホール6では、上記画素電極7がドレイン電極5の端部に接触にすることにより、画素電極7とドレイン電極5とが電気的に接続されている。したがって、本実施の形態では、コンタクトホール6の一部がドレイン電極5に接触している。
上記ドレイン電極5は、例えば、チタン(Ti)層5aとアルミニウム(Al)層5bとの2層構造膜となっている。ただし、必ずしもこれに限らず、例えば、アルミニウム(Al)層5bの一層とすることも可能である。
上記ドレイン電極5を構成するチタン(Ti)層5aと上記真正半導体層13との間には、リン(P)等の不純物を添加した非晶質シリコン半導体層であるna−Si層14が形成されている。この理由は、上記真正半導体層13とドレイン電極5との間にオーミック接続を実現するためである。
上記ドレイン電極5のさらに上層には、絶縁性を有するシリコン窒化膜(SiN)15aと、絶縁性のある例えば感光性のアクリル系樹脂等からなる樹脂層15bとからなる層間絶縁膜15が形成されている。この層間絶縁膜15は、ドレイン電極5が存在していない部分にも形成されている。したがって、図2において左側に示すように、ドレイン電極5が存在しない部分においては、層間絶縁膜15は真正半導体層13又はゲート絶縁膜12の直上に設けられている。
上記層間絶縁膜15の上側にはITO(Indium Tin Oxide:インジウムすず酸化物)からなる上記画素電極7が形成されている。上記画素電極7は、上記ドレイン電極5に接続される必要があるので、上記層間絶縁膜15を貫通するコンタクトホール6を形成することにより、画素電極7とドレイン電極5とを接続するものとなっている。
本実施の形態では、コンタクトホール6は、図1(a)に示すように、一つの画素電極7に対して2箇所に設けられており、いずれのコンタクトホール6もドレイン電極5の一部に接触している。ただし、コンタクトホール6は、一つの画素電極7に対して必ずしも2箇所に限らず、1箇所でもよい。
上記の構成により、導体である上記補助容量電極11と、ドレイン電極5及びこのドレイン電極5に接続された画素電極7のコンタクトホール6の底部との平面重畳部分においては、その間に挟持されるゲート絶縁膜12が誘電体層として作用するので、補助容量Ccsとして機能するものとなっている。
上記の補助容量Ccsを設けることによって、TFT4のドレイン電極5からみた全容量が増加し、電荷保持の時定数が増える。このため、TFT4のリーク電流等による画素電位の低下を防ぐことができる。また、ゲート電圧、ソース電圧の変化の際に画素電極7と、配線間との寄生容量により生じる画素電位の変動も、補助容量Ccsの導入により抑制できる。この結果、焼き付けフリッカ等の表示不良の発生を低減できる等の効果がある。
ところで、上記補助容量Ccsは導体間に絶縁層が存在することによって生じる。この場合、本実施の形態では、絶縁層はゲート絶縁膜12であり、一方の導体は補助容量電極11であると共に、他方の導体は、真正半導体層13となる。ここで、ドレイン電極5は、オーミック接続された不純物添加半導体としてのna−Si層14を介して真正半導体層13に接続されているので、ドレイン電極5に電圧が印加されたときには、直ぐに、この真正半導体層13に伝達される。また、ドレイン電極5に接続された画素電極7のコンタクトホール6の底部も真正半導体層13に接触しているので、ドレイン電極5に電圧が印加されたときには、画素電極7を介して直ぐに真正半導体層13に電荷が伝達される。
しかしながら、コンタクトホール6の傾斜面の画素電極7と補助容量電極11との間の真正半導体層13(以下、この部分を「i層遅延蓄電領域13a」と称する。)については、導体である画素電極7とは接しておらず離れているので、電荷移動が遅れる。すなわち、i層遅延蓄電領域13aでは、ドレイン電極5への電圧印加初期においては高抵抗の導体として作用すると共に、時間が経つに伴って徐々に電荷が蓄積されるという半導体の性質を有している。
したがって、このi層遅延蓄電領域13aでは、図3(a)に示すように、TFT4のON(書込)時間中には充電されず、図3(b)に示すように、TFT4のOFF(保持)期間中に電荷移動が行われる。
すなわち、液晶表示装置の等価回路は、図4(a)に示すように、液晶容量Clcと補助容量Ccsと増加補助容量ΔCcsと抵抗Rとによって示される。この等価回路において、ドレイン電極5への充電直後では、図4(b)に示すように、全体容量は、液晶容量Clcと補助容量Ccsとで表される。ドレイン電極5への充電直後というのは、TFT4のON(書込)時間である例えば100μsecである。次に、図4(c)に示すように、ドレイン電極5への充電終了後からTFT4のOFF(保持)期間である例えば10msecまでの間では、全体容量は、液晶容量Clcと補助容量Ccsと増加補助容量ΔCcsとで表される。
ここで、ドレイン電極5への充電直後のドレイン電圧をVとし、ドレイン電極5への充電終了後数msecまでの増加補助容量ΔCcs変化後のドレイン電圧をV'とすると、充電直後には増加補助容量ΔCcsは存在せず、また、ドレイン電極5への充電完了後からのトータル電荷量変化はないため、
=Clc・V
=Ccs・V

'=Clc・V'
'=Ccs・V'
'=ΔCcs・V'

+Q=Q'+Q'+Q'
(Clc+Ccs)・V=(Clc+Ccs+ΔCcs)・V'
'=(Clc+Ccs)・V/(Clc+Ccs+ΔCcs)

となり、保持期間中に補助容量Ccsが、補助容量Ccs+増加補助容量ΔCcsに変化すると、ドレイン電圧が変化することがわかる。
ここで、増加補助容量ΔCcsは、i層遅延蓄電領域13aの面積に比例するので、補助容量Ccs+増加補助容量ΔCcsに変化後のドレイン電圧V'は、i層遅延蓄電領域13aの面積が大きくなるに伴って、充電直後のドレイン電圧Vよりも小さくなることがわかる。
そこで、i層遅延蓄電領域13aの面積と印加電圧の変化量との関係を理論的に求めると、例えば、図6の関係が得られる。なお、この図6の関係を得るための諸条件は、図5により算出した。図6により、i層遅延蓄電領域13aの面積と印加電圧の変化量とは比例することがわかる。なお、この図6は、透過率T=50%でのi層遅延蓄電領域13aの面積と印加電圧変化量との関係を示している。すなわち、図7に示すように、例えば透過率T=50%においては、補助容量Ccs+増加補助容量ΔCcsへの変化後のドレイン電圧V'は、i層遅延蓄電領域13aの面積が大きくなると液晶印加電圧は大きくなる一方、i層遅延蓄電領域13aの面積が小さくなると液晶印加電圧は小さくなることがわかる。
なお、i層遅延蓄電領域13aの面積と印加電圧変化量との関係を、実験的に求めた結果、図15に示すように、理論値と整合していることが確認できた。
また、図1(b)に示すように、i層遅延蓄電領域13aとコンタクトホール6との接触長さとドレイン電圧との関係を実測したところ、ドレイン電圧は、i層遅延蓄電領域13aのコンタクトホール6への接触長さとの対応付けも可能であることが分かった。
ここで、i層遅延蓄電領域13aの面積変化の形態について図1(a)(b)及び図8(a)(b)〜図13に基づいて説明する。なお、いずれの図においても、i層遅延蓄電領域13aの上側にはドレイン電極5は存在しない。また、本実施の形態では、1画素に対して2箇所のコンタクトホール6が設けられているが、必ずしもこれに限らず、他の複数であってもよく、或いは1個のコンタクトホール6であってもよい。
例えば、図1(a)(b)では、真正半導体層13の中央位置にコンタクトホール6が存在し、真正半導体層13のi層遅延蓄電領域13aはそのコンタクトホール6の略2分割位置までを占めている。これに対して、図8(a)では、i層遅延蓄電領域13aがコンタクトホール6をさらに包み込むようにして大きな面積を占めており、図8(b)では、さらに、i層遅延蓄電領域13aがコンタクトホール6を包み込むようにして大きな面積を占めている。また、図8(b)では図8(a)に比べてドレイン電極5が扁平している。
図9(a)(b)では、逆に、図8(a)(b)よりもi層遅延蓄電領域13aが小さな面積を占めている。また、図9(b)では図9(a)に比べてドレイン電極5が扁平している。
図10(a)(b)では、一方のコンタクトホール6にのみi層遅延蓄電領域13aを形成している。また、図10(b)では図10(a)に比べてドレイン電極5が扁平していると共に、i層遅延蓄電領域13aが大きいものとなっている。
図11(a)(b)では、コンタクトホール6に直交するようにi層遅延蓄電領域13aを形成している。また、図11(b)では図11(a)に比べて一方のコンタクトホール6にのみi層遅延蓄電領域13aを形成している。
図12では、i層遅延蓄電領域13aの端部とドレイン電極5の端部とを一致させている。
図13では、ドレイン電極5のTFT4側の端部に2つのコンタクトホール6を接触させており、さらにコンタクトホール6のTFT4側の端部にi層遅延蓄電領域13aをそれぞれ形成している。
このように、本実施の形態の液晶表示装置は、ガラス基板1上に配された複数のゲート配線3とソース配線2との各交点に、TFT4と、TFT4のドレイン電極5にコンタクトホール6を介して接続された画素電極7とがそれぞれ設けられている。また、ゲート配線3と同一平面に配された補助容量電極11を備えている。そして、補助容量電極11の上側にはゲート絶縁膜12が形成され、ゲート絶縁膜12の上側にはコンタクトホール6の下側及びその周辺に真正半導体層13が形成され、さらにその真正半導体層13の一部の上側にドレイン電極5がコンタクトホール6に接して形成されている。また、真正半導体層13における、コンタクトホール6との接触領域と上側にドレイン電極5が存在する領域とを除く、i層遅延蓄電領域13aの面積は、液晶への実効印加電圧に基づいて設定されている。
また、本発明の液晶表示装置の製造方法は、補助容量電極11の上側にゲート絶縁膜12を形成する絶縁膜形成工程と、ゲート絶縁膜12の上側におけるコンタクトホール6の下側及びその周辺に真正半導体層13を形成する工程と、真正半導体層13の一部の上側にドレイン電極5をコンタクトホール6に接して形成する工程とを含む。そして、真正半導体層13を形成する工程では、真正半導体層13における、コンタクトホール6との接触領域と上側にドレイン電極5が存在する領域とを除く、i層遅延蓄電領域13aの面積を、液晶への実効印加電圧に基づいて設定する。
上記の構成によれば、ゲート絶縁膜12の上側におけるコンタクトホール6の下側及びその周辺には真正半導体層13が形成されている。そして、その真正半導体層13の一部の上側にドレイン電極5がコンタクトホール6に接して形成されている。したがって、真正半導体層13における、コンタクトホール6との接触領域と上側にドレイン電極5が存在する領域とは、ドレイン電極5に電圧を印加したときに、直ちに、補助容量電極11との間で補助容量を生じさせる。
しかし、真正半導体層13における、コンタクトホール6との接触領域と上側にドレイン電極5が存在する領域とを除く領域は、導体であるコンタクトホール6及びドレイン電極5に接触していないので、直ちには電荷が蓄積されないが、TFT4のOFF時間には電荷が蓄積される。すなわち、この真正半導体層13における、コンタクトホール6との接触領域と上側にドレイン電極5が存在する領域とを除く領域は、i層遅延蓄電領域13aと言えるものである。そして、この現象は、i層遅延蓄電領域13aが高抵抗の半導体であるために発生し、通常の導体では発生しない。
ここで、i層遅延蓄電領域13aに電荷が蓄積すると、そのi層遅延蓄電領域13aの面積に伴って補助容量が変化するので、画素への印加電圧が変化する。
したがって、この原理を利用すれば、液晶表示パネル単体にて、画素への印加電圧をi層遅延蓄電領域13aの面積に応じて変化させることができる。
この結果、例えば、電圧(V)−透過率(T)の特性が変化した場合、本実施の形態では、i層遅延蓄電領域13aの面積を、液晶への実効印加電圧に基づいて設定することができる。
また、表示パネル単体では赤(R)・緑(G)・青(B)の各色の電圧(V)−透過率(T)特性が異なるが、本実施の形態では、i層遅延蓄電領域13aの面積を、液晶への実効印加電圧に基づいて設定することができる。このため、汎用性の高い液晶表示装置となる。
したがって、同一機種、同一ドライバにおいて階調特性を変更することなく、装置・工場展開及び材料変更が可能であり、表示パネル単体で赤(R)・緑(G)・青(B)の各色の電圧(V)−透過率(T)特性を調整し得る液晶表示装置及びその製造方法を提供することができる。
また、本実施の形態の液晶表示装置では、真正半導体層13は、不純物の添加のない真正半導体からなっていると共に、真正半導体層13とドレイン電極5との間には、不純物を添加したna−Si層14が設けられていることが好ましい。
これにより、不純物の添加のない真正半導体層13は導電抵抗が大きいので、ドレイン電極5への印加直後と、印加後のTFT4のOFF時間に蓄積される電荷との差が大きい。したがって、画素への印加電圧の変化量を大きくすることができる。
また、真正半導体層13とドレイン電極5との間に不純物を添加したna−Si層14を設けることによって、真正半導体層13をドレイン電極5と一体となった導体として作用させることができ、ドレイン電極5と補助容量電極11との間の本来の補助容量としての機能を十分に果たすことができる。
また、本実施の形態の液晶表示装置では、ドレイン電極5に接して設けられるコンタクトホール6は、1画素に2箇所設けられていると共に、上記2箇所のコンタクトホール6のそれぞれにi層遅延蓄電領域13aが設けられていることが好ましい。
これにより、i層遅延蓄電領域13aの面積を増加して、画素への印加電圧の変化量を大きくすることができる。
また、本実施の形態の液晶表示装置では、ドレイン電極5に接して設けられるコンタクトホール6は、1画素に2箇所設けられていると共に、上記2箇所のコンタクトホール6のうち1箇所にi層遅延蓄電領域13aを設けることが可能である。
これにより、コンタクトホール6とドレイン電極5との接続を十分に確保する一方、画素への印加電圧の目的とする変化量に応じて、i層遅延蓄電領域13aを2箇所のコンタクトホール6のうちの1箇所に設けることができる。
また、本実施の形態の液晶表示装置では、i層遅延蓄電領域13aは、コンタクトホール6の一端側に設けられていることが好ましい。
これにより、例えば、2個のコンタクトホール6にi層遅延蓄電領域13aを設ける場合に、コンタクトホール6に対して左右対称にi層遅延蓄電領域13aを設けることができる。
また、本実施の形態の液晶表示装置では、i層遅延蓄電領域13aは、コンタクトホール6を横断するように設けることが可能である。これにより、i層遅延蓄電領域13aを簡易な形状に形成することができる。
前記実施の形態における液晶表示装置において、i層遅延蓄電領域13aの面積と印加電圧の変化量との関係は、理論的に図6で表される。
そこで、本実施例では、これを確認すべく実証実験を行った。実験条件及び実験結果を図14(a)(b)に示す。実験結果は、図14(a)の最右列に示す実測価として示されるものである。これを図示すると図15として表される。この図からわかるように、実測値と理論値とが相関していることが確認できた。
一方、図1(b)に示すように、i層遅延蓄電領域13aとコンタクトホール6との接触長さとドレイン電圧との関係についても実測を行った。その結果、図16に示すように、ドレイン電圧とi層遅延蓄電領域13aのコンタクトホール6への接触長さとは相関があることが確認できた。
本発明は、スイッチング素子のドレイン電極にコンタクトホールを介して接続された画素電極を有し、補助容量電極を備えた液晶表示装置に利用することができる。
(a)は本発明における液晶表示装置の実施の一形態を示すものであり、1画素を示す平面図であり、(b)は真正半導体層のI層遅延蓄電領域を示す平面図である。 図1(a)のA−A’線断面図である。 (a)はドレイン充電直後の真正半導体層の電荷付与の状態を示す断面図であり、(b)はドレイン充電終了後数msec経た後の真正半導体層の電荷付与の状態を示す断面図である。 (a)は上記液晶表示装置の等価回路を示す回路図であり、(b)はドレイン充電直後の液晶表示装置の等価回路を示す回路図であり、(c)はドレイン充電終了後数msec経た後の等価回路を示す回路図である。 上記液晶表示装置のi層遅延蓄電領域の面積と印加電圧との関係を求めるための説明図である。 上記液晶表示装置のi層遅延蓄電領域の面積と印加電圧との関係を示すグラフである。 上記液晶表示装置の透過率と液晶印加電圧との関係を示すグラフである。 (a)(b)は、上記液晶表示装置のi層遅延蓄電領域の形態を示す平面図である。 (a)(b)は、上記液晶表示装置のi層遅延蓄電領域における他の形態を示す平面図である。 (a)(b)は、上記液晶表示装置のi層遅延蓄電領域におけるさらに他の形態を示す平面図である (a)(b)は、上記液晶表示装置のi層遅延蓄電領域におけるさらに他の形態を示す平面図である 上記液晶表示装置のi層遅延蓄電領域におけるさらに他の形態を示す平面図である 上記液晶表示装置のi層遅延蓄電領域におけるさらに他の形態を示す平面図である (a)(b)は、上記液晶表示装置のi層遅延蓄電領域の面積と印加電圧との関係についての、理論値と実測値との関係を示す説明図である。 上記液晶表示装置のi層遅延蓄電領域の面積と印加電圧との関係について、理論値と実測値との相関を示すグラフである。 上記液晶表示装置のコンタクトホールのi層遅延蓄電領域への接触長さとドレイン電圧の変化量との相関を示すグラフである。 (a)は従来の液晶表示装置における1画素を示す平面図であり、(b)は(a)のX−X’線断面図である。
符号の説明
1 ガラス基板(絶縁性基板)
2 ソース配線
3 ゲート配線
4 TFT(スイッチング素子)
5 ドレイン電極
6 コンタクトホール
7 画素電極
11 補助容量電極
12 ゲート絶縁膜(絶縁膜)
13 真正半導体層(半導体層)
13a i層遅延蓄電領域(遅延蓄電領域)
14 n a−Si層(不純物添加半導体)

Claims (7)

  1. 絶縁性基板上に配された複数のゲート配線とソース配線との各交点に、スイッチング素子と、上記スイッチング素子のドレイン電極にコンタクトホールを介して接続された画素電極とがそれぞれ設けられていると共に、上記ゲート配線と同一平面に配された補助容量電極とを備えた液晶表示装置において、
    上記補助容量電極の上側には絶縁膜が形成され、該絶縁膜の上側には上記コンタクトホールの下側及びその周辺に半導体層が形成され、さらにその半導体層の一部の上側に上記ドレイン電極が上記コンタクトホールに接して形成されていると共に、
    上記半導体層における、コンタクトホールとの接触領域と上側にドレイン電極が存在する領域とを除く遅延蓄電領域の面積は、液晶への実効印加電圧に基づいて設定されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記半導体層は、不純物の添加のない真性半導体からなっていると共に、
    上記半導体層とドレイン電極との間には、不純物を添加した不純物添加半導体が設けられていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 前記ドレイン電極に接して設けられるコンタクトホールは、1画素に複数箇所設けられていると共に、
    上記複数箇所のコンタクトホールのそれぞれに前記遅延蓄電領域が設けられていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  4. 前記ドレイン電極に接して設けられるコンタクトホールは、1画素に複数箇所設けられていると共に、
    上記複数箇所のコンタクトホールのうちの一部に前記遅延蓄電領域が設けられていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  5. 前記遅延蓄電領域は、コンタクトホールの一端側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  6. 前記遅延蓄電領域は、コンタクトホールを横断するように設けられていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  7. 絶縁性基板上に配された複数のゲート配線とソース配線との各交点に、スイッチング素子と、上記スイッチング素子のドレイン電極にコンタクトホールを介して接続された画素電極とがそれぞれ設けられていると共に、上記ゲート配線と同一平面に配された補助容量電極とを備えた液晶表示装置の製造方法において、
    上記補助容量電極の上側に絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と、
    上記絶縁膜の上側における上記コンタクトホールの下側及びその周辺に半導体層を形成する工程と、
    上記半導体層の一部の上側に上記ドレイン電極を上記コンタクトホールに接して形成する工程とを含むと共に、
    上記半導体層を形成する工程では、上記半導体層における、コンタクトホールとの接触領域と上側にドレイン電極が存在する領域とを除く遅延蓄電領域の面積を、液晶への実効印加電圧に基づいて設定することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
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