JP2007198521A - クラッチアクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 低コストかつ小型化が可能であり、クラッチディスクの磨耗を正確に補償できるクラッチアクチュエータを提供する。
【解決手段】 モータ2により回動される出力ホイール5と、出力ホイール5の回動に伴って出力端がストロークする出力ロッド6と、出力ホイール5の回動を助勢するアシストスプリング3と、を備えて、モータ2の出力とアシストスプリング3の助勢力によりクラッチを断接制御するクラッチアクチュエータ1であって、出力ロッド6を単位量ストロークさせるためのモータ2の出力が所定の範囲に収まるよう、アシストスプリング3の支点16を移動させる電磁弁9及び油圧ピストン13を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クラッチを断接制御するクラッチアクチュエータに関する。
近年、トランスミッションに関して、MTベースのオートメーテッド マニュアル トランスミッション(以下、「AMT」という)が燃費のよさから注目を浴びており、各社が開発に力を入れている。特に、欧州市場の動向からすると、コンパクトカーがAMTの登載車種として大きな比重を占めており、クラッチアクチュエータの小型化が要請されている。
例えば、本願出願人による特許文献1では、出力ロッドを駆動するクラッチアクチュエータ内の回転体をクラッチ側の負荷と対向する方向に助勢するアシスト機構(アシストスプリング)を設けることにより、クラッチアクチュエータ内のモータサイズの小型化が試みられている。
また特許文献2には、クラッチカバー内に、クラッチディスク(ライニング)の磨耗を補償する後調整装置を備えた摩擦クラッチが開示されている。
特開2004−353795号公報 特開平5−215150号公報
図8に示すように、上記した特許文献1のように内部にアシスト機構を有するクラッチアクチュエータにおいては、新品時は、クラッチ操作に必要な負荷(図8のAカバー荷重(新品)参照)と、アシスト機構(図8のBアクチュエータ内アシスト機構参照)とのバランスが適度に保たれており、図9の線Cに示すようにモータの仕事(指示電流[I])が一定の範囲に収まっているが、クラッチディスクの磨耗が進むと、クラッチ操作に必要な負荷が増大し(図8のA’カバー荷重(磨耗後)参照)、アシスト機構(図8のBアクチュエータ内アシスト機構参照)とのバランスが崩れ、図9の線C’に示すようにモータの仕事が経時的に増加してしまうという問題点がある。このため、上記モータの仕事の増加分まで考慮したモータが必要となり、クラッチアクチュエータの小型化が困難となっている。
また、特許文献2に記載のクラッチを用いることも考えられるが、同公報記載のクラッチは、ダイヤフラムばねに対する支持力とダイヤフラムばね力のバランスによりダイヤフラムばねの軸方向の移動(支点高さ補正)を行うものであるため、バラツキが大きいという問題点がある。また、コスト的にも従来のマニュアルトランスミッション用のクラッチの方が有利である。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、低コストかつ小型化が可能であり、しかも、クラッチディスクの磨耗を正確に補償できるクラッチアクチュエータ及びこれを用いた自動変速装置を提供することにある。
本発明の第1の視点によれば、モータと、該モータにより回動されるホイールと、前記ホイールに連結され前記ホイールの回動に伴って出力端がストロークする出力ロッドと、前記ホイールに連結されホイールの回動を助勢する助勢手段と、を備えて、前記モータの出力と前記助勢手段の助勢力により前記出力ロッドの出力端をストロークさせ、クラッチのバネ反力に抗して該クラッチを断接制御するクラッチアクチュエータであって、前記出力ロッドを単位量ストロークさせるための前記モータの出力が所定の範囲に収まるよう、前記助勢手段の助勢力を調整する助勢力調整機構を備えたこと、を特徴とするクラッチアクチュエータが提供される。
また、本発明の第2の視点によれば、前記助勢力調整機構が、前記クラッチのバネ反力の変化に応じて前記助勢手段の助勢力を調整するよう構成したクラッチアクチュエータが提供される。
また、本発明の第3の視点によれば、前記助勢手段として、一端が前記ホイールに他端が前記助勢力調整機構に支持されたアシストスプリングを用い、前記助勢力調整機構が、前記アシストスプリングの他端を支持するアーム部材を有し、該アーム部材を支点を中心に回動させることにより前記アシストスプリングの他端の支持位置を移動させるよう構成したクラッチアクチュエータが提供される。
また、本発明の第4の視点によれば、更に、前記出力ロッドの前記出力端が収容され、該出力ロッドのストロークに応じて油圧を発生するマスタシリンダと、前記マスタシリンダと連通し、前記マスタシリンダが発生する油圧に応じて、前記クラッチのバネ反力に抗して該クラッチを断接制御するスレーブシリンダと、前記助勢力調整機構の前記アーム部材を回動させる油圧ピストンと、を備え、前記マスタシリンダが発生する油圧が前記油圧ピストンの油圧室に導入されるよう構成されたこと、を特徴とするクラッチアクチュエータが提供される。
また、本発明の第5の視点によれば、更に、前記油圧ピストンの前記油圧室が、ソレノイドバルブを介して油圧源に連通すること、を特徴とするクラッチアクチュエータが提供される。
本発明によれば、クラッチディスクの磨耗に拘わらず、動力源に必要とされる出力を一定の範囲に収めることが可能となるため、クラッチアクチュエータひいては自動変速装置を小型化、低コスト化することが可能となる。
続いて、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る自動変速装置(AMT)を含んだ車両システムの概略構成図である。図1を参照すると、エンジン30の出力軸(クランクシャフト)には、乾式の単板式の摩擦クラッチ40が組み付けられ、摩擦クラッチ40を介して自動変速機50が接続されている。
エンジン30は、吸入空気量を調節するスロットルバルブと、スロットルバルブの開度(スロットル開度)を検出するためのスロットルセンサと、スロットルバルブを開閉駆動するスロットル用アクチュエータとを備えて、ECU60より制御される。
摩擦クラッチ40は、エンジン30のクランクシャフトに固定されたフライホイール41、クラッチフェージング43が外周両面に固着されるとともに、自動変速機50の入力軸とスプライン連結され一体的に回転するクラッチディスク42、フライホイール41に固定されるクラッチアッセンブリであるプレッシャプレート44、ダイヤフラムスプリング45、クラッチカバー46及び油圧ダイレクトシリンダ47を含んで構成される。
摩擦クラッチ40は、油圧ダイレクトシリンダ47、ダイヤフラムスプリング45及びプレッシャプレート44を介して、フライホイール41に対するクラッチディスク42の圧着荷重を変化させることで、フライホイール41及びクラッチディスク42間の回転伝達量を増減可能となっている。
クラッチ用アクチュエータ1は、直流電動モータ(モータ)2の出力軸上に形成されたウォームギヤよりなる減速機4を介して直流電動モ−タ2の駆動により、出力ホイール(ホイール)5を回動させ、出力ホイール5にピポットピンにより連結された出力ロッド6を前方又は後方に移動(ストローク、進退)させてマスタシリンダ7を作動させる。出力ホイール5には、その外周側に支持アーム(アーム部材)14によって支持され弾縮されたアシストスプリング(助勢手段)3が連結されており、クラッチ40を遮断する(クラッチを切る)方向(図1の反時計回り)にアシスト力(助勢力)を発生し、直流電動モータ2の出力(トルク)がより小さい力で出力ホイール5を回動できるよう構成されている。
例えば、図1の初期状態では、油圧ダイレクトシリンダ(スレーブシリンダ)47、クラッチ40のバネ反力(プレッシャプレート44を離間方向に付勢する力)を発生するダイヤフラムスプリング45を介して、プレッシャプレート44に圧着荷重が生じており、フライホイール41に対するクラッチディスク42の圧着荷重が加えられ、エンジン30側からの回転を伝達可能な状態となっている。一方、油圧ダイレクトシリンダ47が作動されると、ダイヤフラムスプリング45が変形され、フライホイール41に対するクラッチディスク42の圧着荷重は低減されるようになっている。
クラッチ用アクチュエータ1内には、アシストスプリング3の助勢力調整のため、アシストスプリング3の支点16が連結された支持アーム14に当接して油圧ピストン13が配されている。ソレノイドバルブ9、油圧ピストン10、チェックボール弁12を経由して油圧源8からの油圧が導入されると、支持アーム14を押し上げ保持することが可能となっている。押し上げられた支持アーム14は、軸15を支点としてアシストスプリング3の支点16を移動し、アシストスプリング3の助勢力を増大させる。
反対に、ソレノイドバルブ17を開動作させて、油圧ピストン18を経由して油圧ピストン13の油圧を排出すると、押し上げられた支持アーム14が、軸15を支点としてアシストスプリング支点16を下方に移動し、アシストスプリング3の助勢力を減少させることが可能となっている。
自動変速機50は、入力軸及び出力軸を備えており、入力軸は、摩擦クラッチ40側からの動力を伝達可能に連結され、出力軸は、図示しない車軸側に動力を伝達可能に連結されている。また、自動変速機50には、変速段の切り替えを操作するための変速用アクチュエータ群が備えられており、ECU60の制御により複数の変速段を構成可能となっている。
ECU60は、マイクロコンピュータ(CPU)を中心に構成されており、各種プログラム及びマップ等を記憶したROM、各種データ等の読み書き可能なRAM、バックアップ電源なしでデータの保持が可能なEEPROM等を備えているほか、図示省略したクラッチストロークセンサのほか、スロットルセンサ、アクセルセンサ、エンジン回転数センサ、入力軸回転数センサ、出力回転センサ、シフトセンサ、ギアセンサ等の各種センサが接続されている。
ECU60は、その搭載するプログラムにより自動変速機の変速制御装置として機能し、上記した各種センサからの入力値に基づいて、クラッチ用アクチュエータ1及び変速用アクチュエータ群を駆動し、車両運転状態やドライバの運転意思に応じた変速制御を行うとともに、ソレノイドバルブ9、17を制御して、後記するアシストスプリング3のアシスト力(助勢力)の変更(調整)制御を実行する。
以下、アシストスプリングの助勢力の変化させる動作について図2〜図5を参照して詳細に説明する。図2は、図1のクラッチ用アクチュエータ1と摩擦クラッチ40をより具体的に表した図である。図2を参照すると、出力ホイール5及び出力ロッドを動作させる動力源としてモータ2が示されており、油圧源8としてオイルポンプを有した構成が示されている。
また、図2によると、オイルポンプから吐出される油は、マスターシリンダー7の油室に導かれるとともに、ソレノイドバルブ9に通ずる油路に供給されているが、ソレノイドバルブ9は閉じられているため、支持アーム14及びアシストスプリング3の支点16も初期位置にある。この状態のクラッチカバー荷重(クラッチ40のバネ反力)と、アシストスプリングによるアシスト力(アシスト機構助勢力)の関係を図4に示す(図4の線A、線B参照)。
クラッチフェージング43の磨耗により、大きなクラッチカバー荷重が必要となり、出荷時(新品)のバランスが崩れると(図8のA、A’、B参照)、不足分をモータ出力でカバーさせる必要が生じてくる(図9のC’参照)。出力ロッド6を所定量動作させるためのモータへの通電電流が所定のしきい値a以上となった段階で、ECU60は、ソレノイドバルブ9を開動作し、油圧ピストン10を経由して、油圧ピストン13の油室にオイルポンプから吐出される油を一定量供給する。チェックボール弁12により逆流阻止されているため、油圧ピストン13の油室に供給された油は、油圧ピストン13を所定量押し上げ、図3の状態となる。
図3のように、油圧ピストン13により支持アーム14が押し上げられた状態に保持されると、アシストスプリング3の支点16が押し上げられ、図4の線B’に示すとおり、助勢力が増大した状態となる。クラッチカバー荷重の増加分に対して、アシストスプリング3の助勢力も増大しているため、図5のC’に示すとおり、モータへの通電電流も再び新品同等の範囲に収まることとなる。
なお、通常クラッチ作動時は、ソレノイドバルブ9により、上記油圧ピストン13への油路が閉じているため、アシストスプリング支点16の位置はそのまま固定される。従って、経時的なクラッチフェージング43の磨耗に応じ、上記モータの通電電流によって達成されるモータ仕事(出力)が所定範囲に収まるよう、アシストスプリング(助勢手段)の支持端を移動させる制御を適宜繰り返すことにより、モータの仕事を常に新品同様のCに保つことが可能となる。
また、図1〜図3の油路構成によれば、油圧ピストン13の油室に連通するソレノイドバルブ17と油圧ピストン18からなるドレン油路が備えられているため、アシストスプリング支点16の位置の戻し処理も可能となっている。
例えば、モータへの通電電流が所定のしきい値b(b<a)以下となった段階で、ECU60は、ソレノイドバルブ17を開動作し、油圧ピストン18を経由して、油圧ピストン13の油室から油を排出すると、排出された油量分油圧ピストン13が押し下げられる。
もちろん、ソレノイドバルブ17も通常は閉じているため、クラッチ作動時のアシストスプリング支点16の位置は固定される。
以上のように、アシストスプリング3の支点16を増減両方向に調整できるようにすることで、クラッチ磨耗変化を精度良く補償することが可能となる。また、上記したようにアシストスプリング3の支点16の戻し処理も可能であるため、クラッチフェージング43の磨耗とは逆方向の負荷変化が生じた場合でもモータ仕事を一定に保つよう調整することが可能となる。
上記した第1の実施形態では、油圧ピストン13に油圧源8からの油圧を供給するソレノイドバルブ9によりアシストスプリング3の支点16を移動させるものとしたが、別の動力源を備えることも可能である。
続いて、アシストスプリング支点16を移動させる動力源として追加された第2のモータを用いた本発明の第2の実施形態について説明する。図6は、本発明の第2の実施形態に係るクラッチアクチュエータの構成を表した図である。以下、第1の実施形態と相違する部分について説明する。
図6を参照すると、第1の実施形態の支持アーム14駆動用の油路に代えて、支持アーム14の下方に第2の直流電動モータ24(第2モータ)が配置されている。直流電動モータ24は、図示省略する減速機等を介して支持アーム14を上下可能な構成となっており、助勢力長調整機構を構成する。本実施形態によれば、直流電動モータを追加する必要が生じるが、簡略化された構成にて、第1の実施形態と同様の効果が実現できる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、アクチュエータ内部の回転部材に与えられる付勢力を可変にするアシスト力調整機構を備え、クラッチフェージングの磨耗を補償可能とするという本発明の要旨を逸脱しない範囲で、各種の変形・置換をなしうることが可能であることはいうまでもない。
例えば、上記した実施形態では、マスターシリンダー7と、油圧ダイレクトシリンダ47を備えて、油圧によりクラッチを断接する自動変速装置の例を挙げて説明したが、図7に示すように、レリーズフォーク48を介してクラッチを断接する機械式の自動クラッチにも同様に適用可能であることはいうまでも無い。また、この場合においても、支持アーム14を駆動する油圧源を備えることにより、油圧にてアシストスプリング3の支点16を移動させる構成を採ることも可能である。
また例えば、上記した実施形態では、支持アーム14を配して、アシストスプリング3の支点16を斜めに移動させる構成を採っているが、支点16をアシストスプリング3のバネ軸方向に移動させる等その他の構成を採ることも可能である。
本発明の第1の実施形態に係る自動変速装置を含んだ車両システムの概略構成図である。 本発明の第1の実施形態の詳細構成(助勢力・初期値)を表した図である。 本発明の第1の実施形態の詳細構成(助勢力・補正後)を表した図である。 本発明の第1の実施形態の動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の動作を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態の構成を表した図である。 本発明の第2の実施形態の変形構成を表した図である。 従来のクラッチ用アクチュエータを説明するための図である。 従来のクラッチ用アクチュエータを説明するための図である。
符号の説明
1 クラッチ用アクチュエータ
2 (直流電動)モ−タ
3 アシストスプリング
4 減速機
5 出力ホイール(回転部材)
6 出力ロッド
7 マスターシリンダー
8 油圧源(オイルポンプ)
9、17 ソレノイドバルブ(電磁弁)
10 油圧ピストン
11、12 チェックボール弁
13、18 油圧ピストン
14 支持アーム
15 (支持アーム)軸
16 (アシストスプリング)支点
24 直流電動モ−タ(第2の動力源)
30 エンジン
40 摩擦クラッチ
50 自動変速機
60 ECU(Electronic Control Unit)
41 フライホイール
42 クラッチディスク
43 クラッチフェージング
44 プレッシャプレート
45 ダイヤフラムスプリング
46 クラッチカバー
47 油圧ダイレクトシリンダ
48 レリーズフォーク

Claims (5)

  1. モータと、該モータにより回動されるホイールと、前記ホイールに連結され前記ホイールの回動に伴って出力端がストロークする出力ロッドと、前記ホイールに連結されホイールの回動を助勢する助勢手段と、を備えて、前記モータの出力と前記助勢手段の助勢力により前記出力ロッドの前記出力端をストロークさせ、クラッチのバネ反力に抗して該クラッチを断接制御するクラッチアクチュエータであって、
    前記出力ロッドを単位量ストロークさせるための前記モータの出力が所定の範囲に収まるよう、前記助勢手段の助勢力を調整する助勢力調整機構を備えたこと、
    を特徴とするクラッチアクチュエータ。
  2. 前記助勢力調整機構は、前記クラッチのバネ反力の変化に応じて前記助勢手段の助勢力を調整すること、
    を特徴とする請求項1に記載のクラッチアクチュエータ。
  3. 前記助勢手段は、一端が前記ホイールに他端が前記助勢力調整機構に支持されたアシストスプリングであり、
    前記助勢力調整機構は、前記アシストスプリングの他端を支持するアーム部材を有し、
    該アーム部材を、支点を中心に回動させることにより前記アシストスプリングの他端の支持位置を移動させること、
    を特徴とする請求項2に記載のクラッチアクチュエータ。
  4. 更に、
    前記出力ロッドの前記出力端が収容され、該出力ロッドのストロークに応じて油圧を発生するマスタシリンダと、
    前記マスタシリンダと連通し、前記マスタシリンダが発生する油圧に応じて、前記クラッチのバネ反力に抗して該クラッチを断接制御するスレーブシリンダと、
    前記助勢力調整機構の前記アーム部材を回動させる油圧ピストンと、を備え、
    前記マスタシリンダが発生する油圧が前記油圧ピストンの油圧室に導入されること、
    を特徴とする請求項3に記載のクラッチアクチュエータ。
  5. 前記油圧ピストンの前記油圧室は、ソレノイドバルブを介して油圧源に連通すること、 を特徴とする請求項4に記載のクラッチアクチュエータ。
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