JP2007195781A - 洗濯機 - Google Patents

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Takashi Nishimura
孝 西村
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Toshiba Consumer Marketing Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Consumer Marketing Corp
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Abstract

【課題】 見栄えがよい外観が得られると共に成形が容易で生産性がよい洗濯機を提供す
る。
【解決手段】 洗濯槽の上方に位置し、中央に前記洗濯槽に対し洗濯物を出し入れする洗
濯物投入口を有するトップカバーに設けられ、洗濯物投入口を開放閉塞する洗濯蓋30を
構成する基材に、飾り部材27を取り付けるために設けられた取付孔40bを、飾り部材
27とは反対側から覆うようにカバー部材56を取り付けたため、取り付け構造が隠され
て外観上見栄えが良い。
【選択図】 図1

Description

本発明は、洗濯物投入口を開閉する蓋を備えた洗濯機に関する。
従来、洗濯機の洗濯蓋は、洗濯蓋のベース材となる板状の基材と、この基材に複数の取
付部材を取り付けることで構成していた(例えば、特許文献1参照)。
近年、基材に透明な樹脂の部材や、着色した樹脂の部材などさまざまな形状の部材を取
り付けることによって、デザイン性を向上させる洗濯蓋が増えてきており、基材に複数の
部材を取り付けるための取付手段を多数設けるようになっている。
特開昭57−164098号公報
しかしながら、基材に複数の部材を取り付けるための取付手段を多く形成すると、蓋の
裏面に基材の取付構造が露出されてしまい、外観が悪いという問題があった。さらに取付
構造を露出しないような構成にすると、金型をスライドさせる構造などで形成しなくては
ならず、金型が高価になり、生産性が悪く、複雑な形状となるため、設計の自由度が制限
されてしまうという問題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたもので、その目的とするところは見栄えがよ
い外観が得られると共に成形が容易で生産性がよい洗濯機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係わる洗濯機は、内部に洗濯槽を有する本体と、
前記洗濯槽の上方に位置し、中央に前記洗濯槽に対し洗濯物を出し入れする洗濯物投入口
を有するトップカバーと、このトップカバーに設けられ、前記洗濯物投入口を開放閉塞す
る蓋を有する洗濯機において、前記蓋は、基材と、その上面に取り付けられる取付部材お
よび下面に取り付けられるカバー部材とにより構成され、基材には、前記取付部材が取り
付けられる取付孔が貫通して形成され、前記カバー部材は、前記取付部材の反対面から前
記取付孔を覆うように取り付けることを特徴とする。
上記構成によれば、蓋を構成する基材に、取付部材を取り付けるために基材を貫通して
設けられた取付孔を、取付部材とは反対側から覆うようにカバー部材を取り付けたため、
取り付け構造が隠されて外観上見栄えが良い。さらに取付孔を貫通して基材に設けた為、
スライド構造を採用する必要がなく成形が容易で生産性がよい洗濯機を提供できる。
さらに蓋の取付孔が隠されることにより、取付孔を多く形成しても表裏いずれの面にお
いても外観上問題がないため、多数の取付部材を基材に取り付けることができ、設計自由
度を向上させることができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図8を参照して説明する。
図1は、洗濯蓋30の分解斜視図である。図2は、洗濯機1の全体の概略構成を示す部
分縦断面図である。また、図3は、洗濯蓋30およびトップカバー20の拡大斜視図であ
る。図4は、洗濯物投口24を開放した状態の洗濯蓋30裏面図、図5は、洗濯物投口2
4を開放した状態の洗濯蓋30の異なる形態を示す裏面図である。図6は、洗濯蓋30を
閉塞した状態の蓋ロック機構46を示した図である。図7は、洗濯蓋30を閉塞した状態
の詳細断面図である。図8は、洗濯機1の電気的構成図である。
この洗濯機1は、図2に示すように外箱2の内部に、水槽3が防振状態に懸垂して支持
されていて、この水槽3内には、更に洗濯物を収納する洗濯槽4が回転可能に支持されて
おり、また、洗濯槽4の底部には洗濯水および洗濯物を攪拌するパルセータ5が回転可能
に支持されている。そして洗濯槽4の側壁には、遠心脱水用の多数の小孔6が設けられて
いる。
水槽3の外底面には、回転力を洗い軸7及び脱水軸8を介してパルセータ5及び洗濯槽
4に伝達するモータ9や、この洗い軸7と脱水軸8を切り替えるクラッチ機構(図示せず
)を備えた機構部10が配設されている。機構部10のクラッチ機構は、モータ9の回転
力の伝達を切り替えて、洗い軸7または脱水軸8に伝える機能を有するものである。そし
てモータ9は、洗い軸7、脱水軸8を介して、パルセータ5または洗濯槽4を正逆回転、
あるいは間欠回転させ洗濯槽4内に洗濯水の流れを生起することで、洗濯物の洗い等を行
うようにしている。
さらに、水槽3の外底面には水槽3内の洗濯水を排水する排水弁11及び排水ホース1
2等が配設されている。
一方、この洗濯機1の上部には、トップカバー20が設けられており、このトップカバ
ー20は、図2、図3に示すように前記トップカバー20の前部および後部に、それぞれ
操作パネル21およびバックカバー22が設けられている。操作パネル21とバックカバ
ー22との間は、図2に示すように凹状の載置部23が形成されており、その載置部23
の中央部に、洗濯物を出し入れするための洗濯物投入口24が形成されている。そしてこ
の載置部23には洗濯物投入口24を開閉するための洗濯蓋30が回動可能に設けられて
いる。
また、このトップカバー20上面の洗濯蓋30の周縁とバックカバー22にかけては、
着色してある環状の飾り26が構成されている。なお、バックカバー22には洗濯槽4内
に水を給水する給水口25が設けられており(図3参照)、この給水口25からは、水槽
3の上部に続く給水ホース(図示せず)が接続されて、水槽3内へ洗濯水を給水できるよ
うに構成されている。
上記洗濯蓋30は、前蓋部31と後蓋部32とを回動可能に連結して構成された二つ折
り形のもので、後蓋部32の後端部の左右両側に設けられた軸部32aが載置部23の奥
方に形成された軸受部33に回動可能に支持されている(図4参照)。
この洗濯蓋30は、洗濯物投入口24を閉鎖した状態では載置部23の内側に嵌まりこ
んだ状態となり、そして、前蓋部31の上面中央部に設けられた凹状の手掛部35に手を
掛けて引き上げると、前蓋部31と後蓋部32とが一体的に上方に回動して図5に示すよ
うに洗濯蓋30の裏が見える状態でほぼ垂直に立ち上がり、洗濯物投入口24を開く。
なお、前蓋部31と後蓋部32との連結部分で山形に折り曲げるように操作すれば、図
2に一点鎖線で示すように、洗濯蓋30を二つ折りした状態にすることができるようにも
なっている。
このような構成の洗濯蓋30は、複数の取付部材を組み合わせて構成されるものであり
、図1に示すように、回動可能に取り付けられる合成樹脂製で半円状の前基材40と、略
矩形状の後基材41とをベースとして、その上面に複数の合成樹脂製の部材が取り付けら
れ、下面に複数の合成ゴム製のカバー部材が取り付けられて構成されている。
ここで前蓋部31について詳細を説明する。
前基材40は、中央に半円状の手掛け穴36が形成されている。また前基材40の周縁
には環状に異なる形状の取付孔40aと、取付孔40bとが交互に並んで前基材40を貫
通して形成されている。これら取付孔40a、40bは、後述するように複数の取付部材
を取り付ける構造をしている。
また、前基材40の前方には、磁石を挿入する磁石装着部44が設けられており、この
磁石は洗濯蓋30を閉塞したときに、トップカバー20前方の磁石装着部44と対向する
位置に設けられる蓋開閉検知手段45(図8参照)により洗濯蓋30の開閉を検知できる
ように構成されている。
さらに、前基材40下面には、蓋ロック機構46の一部で、中央にピン挿入穴48を有
するロック固定部47が取付孔の間に形成されており、このロック固定部47は、洗濯蓋
30が載置部23に載置時には、図6に示すように載置部23に形成されるロック固定部
挿入溝49内に位置される。また載置部23には、ロック手段50がロック固定部挿入溝
49に隣接して設けられており、このロック手段50からロックピン51が突出してピン
挿入穴48に挿入されることにより、洗濯蓋30がロックされるように構成されている。
一方、この前基材40の上面に取り付けられる取付部材は、樹脂部材55と飾り部材2
7と飾り部材39であって、樹脂部材55は、前基材40より一回り小さい半円状に形成
されたもので、中央に前記手掛部35の凹部の後方部位を構成する手掛け後部37が下方
に凸状に形成されており、さらに樹脂部材55下面の周縁には環状に取付孔40aの形状
に合った被係止部55aが形成されている。
また、飾り部材27は、半環状に形成されるものであって、着色されており、下面に取
付孔40bの形状に合った被係止部27b(図7参照)が形成されている。なお飾り部材
39も、同様に半環状に形成されているもので着色されている。
そして、前基材40の下面に取り付けられる部材は、カバー部材56、カバー部材57
、手掛け前部38であって、カバー部材56は、弾性で、摩擦係数の高い合成ゴムで形成
されたものであり、形状は半環状で、上方に向かって取付孔40bの位置と対向する位置
に引掛け部56bが複数設けられている。
またカバー部材57は、カバー部材56より短い半環状に形成されて、同様に上方に向
かって取付孔40bの位置と対向する位置に引掛け部57bが複数設けられている。なお
手掛け前部38は、椀状に形成されており、前述した手掛部35の一部を構成するもので
ある。
ここでこれら複数の部材の取り付け方について、図1、図4,図5、図7を参照して説
明する。
図4は、取付部材を基材に取り付けた状態の洗濯蓋30を裏面から見た状態図であり、
図5は、すべての部材を取り付けた洗濯蓋30を裏面から見た状態図である。図7は、洗
濯蓋の取り付け構造詳細図である。
図1にて、前基材40の上面には、樹脂部材55が、手掛け穴36に手掛け後部37が
挿入されるように位置させて、被係止部55aが取付孔40aに係止することにより、取
り付けられる。そして、飾り部材27は、被係止部27bが取付孔40bに係止させるこ
とにより取り付けられる。
これら複数の取付部材を前基材40に取り付けた状態は、図4に示すように取付孔40
aに挿入された被係止部55aと、取付孔40bに挿入された被係止部27bとの取り付
け構造が、前基材40の裏面の周縁に環状に交互に形成されていて、前基材40の裏面か
ら露出した状態となる。
なお、前基材40上面の手掛け穴36の前方周縁には、飾り部材39が取り付けられ、
手掛け前部38は、手掛け穴36に挿入された手掛け後部37と前基材40の下面とに取
り付けられている。これら構成により手掛部35が構成されている。
次にこの図4の状態の前基材40に対して、前基材40の裏面からロック固定部47の
両側にカバー部材56、カバー部材57を取り付ける。
これらの取り付け構造を、図7を代表例として詳細に示す。まず前基材40の上面には
飾り部材27が取り付けられていて、取付孔40bに被係止部27bが挿入されている。
そして被係止部27bに形成された嵌合穴27b1に、取付孔40bの内側面に形成さ
れている凸状の係止部40b1が挿入されることによって、飾り部材27が前基材40に
係止され取り付けられる。
さらに、取付孔40bには前基材40の裏面から被係止部27bと取付孔40bとの隙
間にカバー部材56の引掛け部56bが挿入されており、引掛け部56bのカギ状部が前
基材40の上面に係止されることによりカバー部材56が取り付けられる。そしてこのカ
バー部材56は、取付孔40bを覆うように取り付けられて、その結果、取付孔40bが
隠れ、取付孔40bと交互に環状に位置されている取付孔40aも隠れる構造となる。
さらに、取り付けたカバー部材56は、その最下面は、前基材の最下面よりも下方に位
置されており、載置部23に弾性して当接されている。なお、カバー部材57についても
同様な取付構造をしている。
このようにして、カバー部材56とカバー部材57が取り付けられることにより、図5
に示すように、図4に示す露出した取り付け構造が隠れる状態となる。
一方、後蓋部32も前蓋部31と同様に、後基材41をベースとして、複数の取付部材
が取り付けられて構成されており、後基材41に形成された取付孔41aに対して、上面
側から樹脂部材60に形成される被係止部60aが挿入されて取り付けられる。
また、後基材41に形成された取付孔41bに対して、上面側から飾り部材28、飾り
部材29に形成された被係止部28b、被係止部29bが挿入されて取り付けられる。そ
して、下面側からは、取付孔41bに対してカバー部材58、カバー部材59に形成され
た引掛け部58b、引掛け部59bが挿入されて取り付けられることによって後基材41
の取付構造が裏面から隠されるようになっている。
なお、洗濯蓋30の上面には、基材の上面に取り付けられた飾り部材27と飾り部材2
8、飾り部材29が取り付けられることにより、バックカバー22に形成される円弧状の
飾り部材22aと環状に連なり、図3に示すようにあわせて環状の飾り26が形成される
次に、洗濯機1の電気的構成につき述べる。
図8は、洗濯機1の電気的構成を示した図であり、制御部65は、マイクロコンピュー
タを主体として構成されており、蓋開閉検知手段45、操作パネル21等からの各種の信
号が入力される。そして、制御部65は、それら各種入力信号、およびメモリに予め記憶
されているプログラムに従ってロック手段50、排水弁11、給水弁25aを制御すると
共に、駆動回路を介してオンオフ制御し、機構部10の駆動をする。
次に、上記構成の洗濯機の作用について述べる。
まず、使用者は、載置部23の内側に嵌まりこんだ洗濯蓋30を、手掛部35に手を掛
けて引き上げて、前蓋部31と後蓋部32とが一体的に上方に回動させて開く。この状態
では、例えば図5に示すように洗濯蓋30の裏が見える状態で、洗濯物投入口24が開放
される。
次に、洗濯物を洗濯槽4に投入したら、洗濯蓋30を載置部23に載置して、洗濯物投
入口24を閉塞する。このとき載置部23には、洗濯蓋30裏面の周縁に設けたカバー部
材56〜59が当接して載置される状態となる。
そして操作パネル21により、洗濯動作が設定されると「洗い行程」では、排水弁11
を閉じた状態で給水口25から給水して水槽3に洗濯水を溜める。そしてモータ9により
パルセータ5を正逆方向に交互に回転させて洗濯物を洗濯する。
次いで、「すすぎ行程」では、排水弁11を開放し、洗濯水を排水ホース12から外部
に排水する。そして再び水槽3に洗濯水を給水して、モータ9によりパルセータ5を正逆
方向に交互に回転させて洗濯物をすすぐ。さらにそのすすいだ洗濯水を排水ホース12か
ら外部に排水する。
つづいて、「脱水行程」に入ると、洗濯蓋30が載置されていないと、前述した蓋開閉
検知手段45が、洗濯蓋30が閉塞していないことを検知して、制御部65は例えば操作
パネル21上で使用者に報知する。
蓋開閉検知手段45が洗濯蓋30が閉塞していることを検知すると、蓋ロック機構46
が動作し、ロック固定部47のピン挿入穴48に、ロック手段50のロックピン51が突
出して挿入されることによって、洗濯蓋30がロックされ、洗濯物投入口24が開放され
ないようにする。
そしてモータ9で脱水軸8を介して洗濯槽4を一方向に高速回転させることにより、洗
濯物に含まれている水分を洗濯槽4の側壁の小孔6から遠心脱水し、水槽3内に放出し排
水ホース12から排出させる。
このように洗濯槽4またはパルセータ5を回転させると水槽5は振動し、その振動は外
箱2及びトップカバー20にも伝達される。したがって、トップカバー20に設けられた
洗濯蓋30は、軸受部33を中心に上下、横に振動する恐れがあるが、洗濯蓋30は、弾
性材であるカバー部材56〜59を介して載置部23に載置されているため、振動が弾性
材により吸収されて、上下横方向の振動が軽減される。さらにこの弾性材は摩擦係数が大
きい材質を採用しているため、洗濯蓋30の外周と載置部23の外周に隙間があった場合
でも、横方向の振動に対して載置された位置からずれにくい。特に「脱水行程」のときは
、洗濯蓋30がロックされているため、加えて上下横方向の振動が伝わりにくい。
以上説明したように、本実施形態によれば次の効果を有する。
基材と複数の取付部材との取付構造を覆うようにカバー部材56〜59を取り付けたた
め、洗濯蓋30を開放したときに取付孔が使用者に見えず、見栄えのよい外観となる。
さらには、裏面にカバー部材56〜59を取り付けることにより、取付孔40a、40
b、41a、41bを隠すことができるため、基材40、41により多くの取付孔が形成
できる。すなわち、より多くの取付部材を取り付けることが可能となるため、例えばより
多くの飾り部材が取り付けることができ装飾性を向上させることができたり、複雑な形状
の樹脂部材を複数取り付けることも概観上見栄えよく取り付けることが可能である。
また基材40に上面から下面に貫通した取付孔を形成し、カバー部材56を基材40の
裏面から取付孔40bの被係止部27bが係止されている場所以外の隙間を利用して、引
掛け部56bを挿入して取り付けたため、基材40にカバー部材専用の余分な取付手段を
形成する必要がなく、生産性がよい。
さらに、カバー部材を弾性材で形成したため、載置部23から洗濯蓋30に伝達する振
動を吸収することができ、洗濯蓋30が揺れることで発生する騒音が減少させることがで
きる。
さらに摩擦係数が高い材料(例えば合成ゴム)を使用したため、洗濯蓋30が、載置部
23で横方向に摺動することを抑制することができ、より振動を抑えることが可能である
し、洗濯蓋30が移動することによる軸受部33にかかる応力を抑制することができるた
め、洗濯蓋30の耐久性が増す。
また脱水行程のように、洗濯槽4を高速回転する場合は、蓋ロック機構46により洗濯
蓋30は載置部23にロックされるため、洗濯蓋30の移動は抑制され、より洗濯蓋30
から発生する騒音を減少させることができる。
なお、本実施例以外に、洗濯機1の洗濯蓋30特有の構成である洗濯蓋30の開閉を検
知する機構や、蓋ロック機構46の一部を設けても良い。
例えば図9のように、前基材40に形成している洗濯蓋30の開閉を検知させる磁石J
を挿入する磁石装着部44をカバー部材66に形成しても良い。これによると、金型が複
雑となる形状を基材に形成する必要がなくなり、基材を成形しやすくなる。
また、図10のように、カバー部材76にロック固定部77を設けても良い。このよう
に形成すると、前基材40にロック固定部47を形成して金型が複雑となる形状を基材に
形成する必要がなくなり、基材が成形しやすくなる効果に加え、カバー部材をロック固定
部47の両側で二つに分けて生産する必要がなくなるため、カバー部材の成形費が抑えら
れる他、洗濯機1の組み立てを容易にすることができる。さらに金型がスライド構造であ
るためにロック固定部47の周囲の基材の形状を選択する上での自由度が制限されてしま
うといった問題が解消される。
その他、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、実施に際して本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変更して実施できるものである。
本発明の洗濯蓋30の分解斜視図 本発明を適用した洗濯機の全体の概略構成を示す縦断面図。 洗濯蓋30およびトップカバー20の拡大斜視図 取付部材を取り付けて裏面から見た状態図 すべての部材を取り付けた洗濯蓋30を裏面から見た状態図 洗濯蓋30を閉塞した状態の蓋ロック機構46を示した図 洗濯蓋の取り付け構造詳細図 洗濯機の電気的構成図。 カバー部材のその他の実施例の斜視図。 カバー部材のその他の実施例の斜視図。
符号の説明
図中、1は洗濯機、2は外箱、3は水槽4は洗濯槽、5はパルセータ、6は小孔、7は洗
い軸、8は脱水軸、9はモータ、10は機構部、11は排水弁、12は排水ホース、20
はトップカバー、21は操作パネル、22はバックカバー、22aは飾り部材、23は載
置部、24は洗濯物投入口、25は給水口、25aは給水弁、26は飾り、27は飾り部
材、27bは被係止部、27b1は嵌合穴、28は飾り部材、28bは被係止部、29は
飾り部材、29bは被係止部、30は洗濯蓋、31は前蓋部、32は後蓋部、32aは軸
部、33は軸受部、35は手掛部、36は手掛け穴、37は手掛け後部、38は手掛け前
部、39は飾り部材、40は前基材、40aは取付孔、40bは取付孔、40b1は係止
部、41は後基材、41aは取付孔、41bは取付孔、44は磁石装着部、45は蓋開閉
検知手段、46は蓋ロック機構、47はロック固定部、48はピン挿入穴、49はロック
固定部挿入溝、50はロック手段、51はロックピン、55は樹脂部材、55aは被係止
部、56はカバー部材、56bは引掛け部、57はカバー部材、57bは引掛け部、58
はカバー部材、58bは引掛け部、59はカバー部材、59bは引掛け部、60は樹脂部
材、60aは被係止部、65は制御部、66はカバー部材、76はカバー部材、及び77
はロック固定部示す。

Claims (5)

  1. 内部に洗濯槽を有する本体と、
    前記洗濯槽の上方に位置し、中央に前記洗濯槽に対し洗濯物を出し入れする洗濯物投入
    口を有するトップカバーと、
    このトップカバーに設けられ、前記洗濯物投入口を開放閉塞する蓋を有する洗濯機にお
    いて、
    前記蓋は、
    基材と、その上面に取り付けられる取付部材および下面に取り付けられるカバー部材と
    により構成され、
    基材には、前記取付部材が取り付けられる取付孔が貫通して形成され、
    前記カバー部材は、前記取付部材の反対面から前記取付孔を覆うように取り付けること
    を特徴とする洗濯機。
  2. カバー部材は、取付孔に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. カバー部材は、
    弾性材で形成されるとともに、トップカバーの洗濯物投入口の周縁には載置部が形成さ
    れており、
    前記蓋は、洗濯物投入口閉塞時にカバー部材が載置部に当接するように載置されること
    を特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  4. カバー部材は、
    この蓋の開閉を検出する蓋開閉検知手段を構成する磁石を装着する磁石装着部を有する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の洗濯機。
  5. カバー部材は、
    洗濯物投入口閉塞時に蓋を載置部にロックするロック機構を構成するロック固定部を有
    することを特徴とする請求項3に記載の洗濯機。
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