JP2007195105A - 音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム及び情報取得方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯電話などの携帯情報端末が備えているマイクロフォンを介して取得する音情報を利用し、携帯情報端末を操作している者が取得を希望する情報を、ネットワークを介して入手する。
【解決手段】所定の付加情報が付加されている音情報を取得する音情報取得部と、音情報取得部で取得した音情報から前記付加情報を分離処理する付加情報分離処理部と、分離処理された付加情報で特定される情報提供サーバにアクセスする出力部とを有する携帯情報端末を備えている音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム。
【選択図】図1
【解決手段】所定の付加情報が付加されている音情報を取得する音情報取得部と、音情報取得部で取得した音情報から前記付加情報を分離処理する付加情報分離処理部と、分離処理された付加情報で特定される情報提供サーバにアクセスする出力部とを有する携帯情報端末を備えている音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム。
【選択図】図1
Description
この発明は、音声や音楽などの音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム及び、情報取得方法に関する。特に、音情報に付加されている所定の付加情報を当該音情報から分離処理し、当該付加情報で特定される所定の情報配信サーバにアクセスして、所定の商品やサービスなどに関する情報等を取得したり、前記付加情報を当該音情報から分離処理し、当該付加情報からテキストデータや、記号・図形データ、あるいは、元の音情報とは異なる他の音情報を再生して利用する、声や音楽などの音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム及び情報取得方法に関する。
従来から、二次元コードを利用し、携帯電話等の携帯情報端末に当該二次元コードを取り込み、これから当該二次元コードに含まれている、インターネット上における情報の記録位置を指示するURLを再生し、このURLで特定される情報配信サーバに当該携帯情報端末からアクセスし、当該情報配信サーバから、前記携帯情報端末を操作している者が取得を希望する情報を入手する情報提供システムが提案されている(例えば、特許文献1)。
また、放送局から送信される番組及びCF等の放送信号に、URL等の指示情報及び該指示情報を検索するための商品名等の鍵情報のように、記録位置の特定に用いられる特定情報を埋込信号として埋め込み、特定情報を埋め込んだ放送信号を放送し、テレビなどの出力装置にて受信した放送信号を出力情報として出力中に、所定の操作をすることで、放送信号に埋め込まれている特定情報を取り出し、取り出した特定情報により示された記録位置に記録されている音楽情報等の商品を入手可能にする商品提供方法、放送信号送信方法、埋込信号取出方法、及び通信端末装置が提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2005−78263号公報
特開2002−26829号公報
前記特許文献1記載の発明は、種々の場面で利用されているが、携帯情報端末、特に、携帯電話が備えている音声取得機能、例えば、携帯電話の通常の音声通話に使用される送話部などのマイクロフォンを利用し、このマイクロフォンを介して取得する音楽などの音情報を利用して、携帯情報端末を操作している者が希望する情報を、無線や有線のネットワークを介して取得したり、前記携帯情報端末で取得した音情報を利用してテキストデータや、記号・図形データ、あるいは、元の音情報とは異なる他の音情報を再生して使用する情報提供システムはいまだに提案されていない。
例えば、特許文献2記載の発明は、放送局から送信される番組及びCF等の放送信号にURLに関する情報を埋込信号として埋め込み、これが埋め込まれている放送信号を放送し、テレビなどの出力装置で受信した放送信号を出力情報として出力中に、所定の操作を行って放送信号に埋め込まれている情報を取り出し、取り出した情報により示されたURLを利用して情報提供サーバにアクセスし、情報や商品入手を可能にするものでしかなかった。
そこで、本発明は、近年、多くの人が所持している携帯情報端末、特に、携帯電話などが備えている音取得機能、例えば、携帯電話の通常の音声通話に使用される送話部などのマイクロフォンを利用し、このマイクロフォンを介して取得する音楽などの音情報を利用して、携帯情報端末を操作している者が取得を希望する情報を、無線や有線のネットワークを介して入手したり、前記付加情報を当該音情報から分離処理し、当該付加情報からテキストデータや、記号・図形データ、あるいは、元の音情報とは異なる他の音情報を再生して利用する、音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム及び情報取得方法を提案することを目的にしている。
前記目的を達成するため、この発明は、所定の付加情報が付加されている音情報を取得する音情報取得部と、当該音情報取得部で取得した音情報から前記付加されている付加情報を分離処理する付加情報分離処理部と、当該分離処理された付加情報で特定される情報提供サーバにアクセスする出力部、又は当該分離処理された付加情報をテキストデータ又は音情報として出力する出力部とを有する携帯情報端末を備えていることを特徴とする音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システムを提案するものである。
また、この発明は、音情報に所定の付加情報を付加する付加情報付加手段と、当該付加情報が付加されている音情報を出力する音情報出力手段と、当該付加情報が付加されている音情報を取得する音情報取得部及び、当該音情報から前記付加されている付加情報を分離処理する付加情報分離処理部と、当該分離処理された付加情報で特定される情報提供サーバにアクセスする出力部、又は当該分離処理された付加情報をテキストデータ又は音情報として出力する出力部とを有する携帯情報端末とを備えていることを特徴とする音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システムを提案するものである。
前記において、元の音情報に付加される付加情報は、後述するように、本発明の音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム及び情報取得方法を提供する者が、インターネット等無線又は有線のネットワークに接続可能に設置しているウェッブサイトに対して、インターネット等のネットワークを介してアクセスする際に必要な、当該ウェッブサイトのURLを含む、あるいはこのようなURLを後述する付加情報分離処理部が行う処理動作によって前記の元の音情報に付加されている付加情報から再生することが可能な情報、あるいは、後述する付加情報分離処理部が行う処理動作によって前記の音情報に付加されている付加情報から後述するように、テキストデータや、記号・図形データ、あるいは、元の音情報とは異なる他の音情報を再生できる情報である。
このような付加情報を、元の音情報に付加する処理としては、例えば、元の音情報の音波の波形の間に前記のような付加情報をはさみ込む形式を採用することができる。
例えば、付加情報を音情報に付加する処理として、特開2001−343974号公報に記載されているように、可聴周波数範囲内の信号でありながら雑音にならず、元の音楽データの音質の劣化を最小限に抑えながら、音楽データの編集、圧縮、コピー、変換などで消去されず、配信の経路、履歴を容易に特定できる音楽データ用の電子透かしを音楽情報に埋め込むものを採用できる。元の音楽データに対し、その調性に対応した協和音として、例えば、トニックペダルポイント及びドミナントペダルポイントでなる著作識別情報を含んだ電子透かし音を作成し、作成した電子透かし音を上記音楽データと合成して記録する方法によるものである。
また、例えば、特開2005−84625号公報に記載されているように、自然音に存在する倍音を人工的に加工し、元の音情報に対して、その音色に対応した倍音を信号化して電子透かし音を作成し、これを元の音情報に合成する方法などを採用することができる。
前述したように、前記の音情報に付加される所定の付加情報は、前述した二次元コードを利用し、携帯電話などの携帯情報端末に当該二次元コードを取り込み、これから当該二次元コードに含まれているURLを再生し、このURLで特定される情報配信サーバに当該携帯情報端末から無線や有線のネットワークを介してアクセスし、当該情報配信サーバから、前記携帯情報端末を操作している者が取得することを希望する情報を入手する、従来の情報配信システムにおける二次元コードと同様の役割を果たすものである。
すなわち、本発明の音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム及び情報取得方法を利用するべく、自己が所有している携帯情報端末の音情報取得部(例えば、携帯電話の通常の音声通話に使用される送話部などのマイクロフォン)を介して前記音情報を取得する者が、当該音情報に付加されている前記の付加情報を分離処理し、この付加情報に含まれているURLを再生し、このURLで特定される情報配信サーバに当該携帯情報端末から無線や有線のネットワークを介してアクセスし、当該情報配信サーバから、前記携帯情報端末を操作している者が希望する情報を入手することができるものである。
ようするに、音情報に付加される所定の付加情報は、本発明の音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム及び情報取得方法を提供する者が、インターネット等無線又は有線のネットワークに接続可能に設置しているウェッブサイトに対して、インターネット等のネットワークを介してアクセスする際に必要な、当該ウェッブサイトのURLを含む、あるいはこのようなURLが前記の分離処理が行う処理動作によって、前記の音情報に付加される所定の付加情報から再生させるものであればよい。
また、音情報に付加される前記の所定の付加情報を、テキストデータや、音情報とすることもできる。
例えば、音情報が、運転中の電車などにおいてアナウンスされ、次の到着駅を案内するアナウンス情報(例えば、「次の到着駅は○○駅です。」という音情報)である場合、この音情報に対応するテキストデータ「次の到着駅は○○駅です。」あるいは「next stop is ○○ station」のようなテキストデータが付加情報として前記の音情報に付加されていて、本発明のシステム・方法を利用しようとする者が、当該アナウンス情報(「次の到着駅は○○駅です。」という音情報)を自己が所持している携帯電話のマイクロフォンから取得し、これを携帯電話の中に備えられている「音情報から、当該音情報に付加されている付加情報を分離処理する付加情報分離処理部」によって分離し、テキスト情報として再生し、分離処理された付加情報をテキストデータとして出力する出力部に該当する装置、例えば、携帯電話の液晶画面に「次の到着駅は○○駅です。」あるいは「next stop is ○○ station」というテキスト情報として表示させるようにすることもできる。
また、前記のアナウンス情報(「次の到着駅は○○駅です。」という音情報)に対応する音情報(「next stop is ○○ station」という英語の音声情報)のような他の音情報が付加情報として付加されているときに、当該アナウンス情報(「次の到着駅は○○駅です。」という音情報)を、本発明のシステム・方法を利用しようとする者が、自己が所持している携帯電話のマイクロフォンから取得し、これを携帯電話の中に備えられている「音情報から、当該音情報に付加されている付加情報を分離処理する付加情報分離処理部」によって分離し、音情報として再生し、分離処理された付加情報を音情報として出力する出力部に該当する装置、例えば、携帯電話の音声出力部(スピーカ)から「next stop is ○○ station」という音情報を出力させるようにすることもできる。
すなわち、前記の本発明のシステムにおける、音情報に所定の付加情報(例えば、インターネット等のネットワークに接続されている情報提供サーバの所在を特定するURLを含む、あるいは当該URLを再生できる情報や、テキストデータや、音情報など、例えば、当該音情報に対応するテキストデータや、当該音情報に対応する他の音情報)を付加する付加情報付加手段としては、例えば、このような付加情報を、前述した従来技術における電子透かし音とし、これを音情報に埋め込む、電子透かし埋め込み装置を採用することができる。
そして、前記の本発明のシステムにおける、音情報から前記付加されている付加情報を分離処理する付加情報分離処理部としては、前記の電子透かし埋め込み装置によって音情報に埋め込まれている電子透かし音を、元になっている音情報(例えば、音楽)から分離し、この付加情報から、前述した従来の二次元コードを利用した情報配信システムで行われているように、当該付加情報に含まれている、あるいは、当該付加情報で特定されるURLを再生する、あるいは、前述したようにテキストデータを再生したり、他の音情報を再生する処理動作を行うものとすることができる。
なお、前記において、携帯情報端末は、例えば、インターネット等の無線又は有線のネットワークに接続されているウェブサイトにアクセスして、相互に交信し、当該ウェブサイトを閲覧する機能を有する携帯電話、PDA、パーソナルコンピュータ、DVDなどにすることができる。そして、この場合、前記の音情報取得部は、前述した携帯電話などが備えている、通常の音声通話に使用される送話部などのマイクロフォンからなるものにすることができる。
以上説明したいずれの本発明のシステムにおいても、前述した付加情報分離処理部によって前記のように元となっている音情報から分離し、再生したURLや、テキストデータ、他の音情報などは、携帯情報端末に備えられているRAMなどの記憶部に記憶、保存したり、当該携帯情報端末が有する通信機能、データ転送機能などを利用して、電子メールに添付したり、赤外線を利用する等して、他の携帯情報端末などに送ることができる。
次に、前記の目的を達成するため、この発明は、音情報に所定の付加情報を付加する工程と、当該付加情報が付加されている音情報を出力する工程と、当該付加情報が付加されている音情報を取得する工程と、当該取得した音情報から前記付加されている付加情報を分離処理する工程と、当該分離処理された付加情報で特定される情報提供サーバにアクセスする工程、又は、当該分離処理された付加情報をテキストデータ又は音情報として出力する工程とを有することを特徴とする音情報を利用した携帯情報端末による情報取得方法を提案するものである。
この本発明の音情報を利用した携帯情報端末による情報取得方法は、前述した本発明の音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システムを実施することにより実現されるものである。
この発明によれば、本発明の音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム及び情報取得方法を提供する者は、従来の二次元コードを利用した情報配信システムで行われているように、二次元コードが印刷されている印刷物や、シール等を準備し、これを頒布等する必要がなくなる。
本発明の音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム及び情報取得方法を提供する者が、インターネット等の有線又は無線のネットワークに接続可能に設置しているウェッブサイトに対して、携帯電話のような携帯情報端末から、インターネット等の有線又は無線のネットワークを介してアクセスする際に必要な、当該ウェッブサイトのURLを含む、あるいはこのようなURLが再生可能な付加情報を、音楽などの音情報に付加して放送する、あるいは、街の中などにおいて、スピーカから流す、若しくは、当該付加情報が付加されている音情報(例えば、音楽)が録音されている記録媒体(例えば、CDなど)を販売することによって、自己が運営している前記のウェッブサイトに、携帯電話のような携帯情報端末を利用している多くの人を誘導することが可能になる。
一方、本発明の音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム及び情報取得方法を利用する者は、自己が所有している携帯電話のような携帯情報端末の音情報取得部(例えば、携帯電話の通常の音声通話に使用される送話部などのマイクロフォン)を介して前記の音情報を取得し、当該音情報に付加されている前記の付加情報を分離処理し、この付加情報に含まれているURLを再生し、このURLで特定される情報配信サーバ(すなわち、本発明の音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム及び情報取得方法を提供する者が、インターネット等の有線又は無線のネットワークに接続可能に設置しているウェッブサイト)に当該携帯情報端末から、インターネット等の有線又は無線のネットワークを介してアクセスし、当該情報配信サーバから、前記携帯情報端末を操作している者が取得することを希望する情報を簡単に入手することができる。
あるいは、自己が所有している携帯電話のような携帯情報端末の音情報取得部(例えば、携帯電話の通常の音声通話に使用される送話部などのマイクロフォン)を介して前記の音情報を取得し、当該音情報に付加されている前記の付加情報(テキストデータや、他の音情報)を分離処理して再生し、そのテキストデータや他の音情報の内容を確認したり、再生したテキストデータや他の音情報を、携帯情報端末が有する通信機能、データ転送機能などを利用して、他の携帯情報端末などに送ることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1は、本発明の音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システムの構成の概要を説明するものである。
本発明のシステムは、インターネット等の有線又は無線のネットワーク等の通信回線1に接続されているウェブサイト(例えば、本発明の音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システムを提供する者が設置している情報提供サーバ2)にアクセスして、相互に交信し、当該ウェブサイトを閲覧する機能を有する携帯電話等の携帯情報端末3を備えてなる。
この携帯情報端末3は、音情報を取得する音情報取得部と、音情報取得部で取得した音情報から当該音情報に付加されている付加情報を分離処理する付加情報分離処理部と、当該分離処理された付加情報で特定される情報提供サーバ2にアクセスする出力部とを有する。
前記の音情報取得部は、図2に概略構成が示されている携帯電話において、通常の音声通話に使用されるマイク(マイクロフォン)、音声処理部からなる。
この音情報取得部で取得した音情報から当該音情報に付加されている付加情報を分離処理する前記の付加情報分離処理部5は、CPUなどの処理動作部が、ROM、RAMなどに格納されているコンピュータプログラムの指示のもとに所定の処理動作を行うことによって実現されるものである。
ここで、前記の付加情報は、携帯情報端末3を操作している者が、通信回線1を介して情報提供サーバ2にアクセスする際に必要な、情報提供サーバ2のURLを含む、あるいはこのようなURLが前記の付加情報分離処理部5が行う所定の処理動作によって当該付加情報から再生可能になっているものである。
かかる付加情報は、不図示の電子透かし埋め込み装置によって、電子透かし音として準備されて、携帯情報端末3のマイクロフォン4で取得する音情報に、あらかじめ、埋め込まれている。
そこで、前記の付加情報分離処理部5が行う所定の処理動作は、不図示の電子透かし埋め込み装置によって、携帯情報端末3のマイクロフォン4で取得する音情報に、あらかじめ、埋め込まれている電子透かし音からなる付加情報を、元になっている音情報(例えば、音楽)から分離し、この付加情報から、従来の二次元コードを利用した情報配信システムで行われているように、当該付加情報に含まれている、あるいは、当該付加情報で特定されるURLを再生する処理動作である。
なお、携帯情報端末3におけるCPUなどの処理動作部が、前述した付加情報分離処理部5が行う所定の処理動作を実行するように指示するコンピュータプログラムや、Java(登録商標)アプリケーションプログラムなどは、携帯情報端末3から所定の無線又は有線の通信回線を介して所定のウェブサイトにアクセスして取得し、携帯情報端末3の記憶部(例えば、RAM)に格納しておくことができる。
次に、図3を参照して、前述した本発明の音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システムを用いた、本発明の音情報を利用した携帯情報端末による情報取得方法の一例を説明する。
まず、本発明の音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム及び情報取得方法を提供する者は、この目的のためにインターネット等のネットワークに接続可能に設置している情報提供サーバ2への通信回線1を介したアクセスを可能にする、当該情報提供サーバ2を特定する情報であるURLを含む付加情報を、不図示の電子透かし埋め込み装置によって、電子透かし音として準備し、当該電子透かし音を、音情報(例えば、音楽情報に)埋め込むことにより付加する(ステップ1)。
次に、前記のように付加情報が付加されている音情報を出力する(ステップ2)。
この付加情報が付加されている音情報を出力する工程としては、例えば、音楽をテレビ、ラジオなどの種々の手段を用いて放送する、街や店の中などにおいてスピーカから音楽を流す、付加情報が付加されている音情報(例えば、音楽)が録音されている記録媒体(例えば、CDなど)を販売し、これを購入した者(消費者など)が所定の再生手段(例えば、CDプレイヤーなど)で当該記録媒体に記録されている音情報を再生する、携帯情報端末3を介して所定のウェブサイトにアクセスして、付加情報が付加されている音情報(例えば、音楽)を携帯情報端末3の記憶手段(例えば、RAM)に格納し、これを再生して、携帯情報端末3のスピーカから出力する、等々の形態が考えられる。
一方、本発明の音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム及び情報取得方法を利用する者は、前述したように付加情報が付加されている音情報を、自己が所有している携帯情報端末3のマイクロフォン4で取得する(ステップ3)。
こうしてマイクロフォン4で取得した音情報(例えば、音楽)は、携帯情報端末3の記憶部(例えば、RAM)に格納しておき、出力部に該当する通信処理部により、インターネット等の無線又は有線のネットワークを介して他へ送信したり、赤外線によりデータ送信等することができる。
次に、付加情報分離処理部5により、当該取得した音情報から前記付加されている付加情報を分離処理する工程が行われる(ステップ4)。すなわち、前記の音情報に、あらかじめ、埋め込まれていた電子透かし音からなる付加情報を、元になっている音情報(例えば、音楽)から分離し、この付加情報から、従来の二次元コードを利用した情報配信システムで行われているように、当該付加情報に含まれている、あるいは、当該付加情報で特定されるURLを再生する。
この工程で再生されたURLも、携帯情報端末3の記憶部(例えば、RAM)に格納しておき、出力部に該当する通信処理部により、インターネット等の無線又は有線のネットワークを介して他へ送信したり、赤外線によりデータ送信等することができる。
ついで、携帯情報端末3を操作している者(すなわち、本発明の音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム及び情報取得方法を利用する者)は、前記のように分離処理された付加情報で特定される情報提供サーバにアクセスする(ステップ5)。すなわち、前記のように再生されたURLを用い、出力部に該当する通信処理部により、当該URLで特定される情報提供サーバ2に通信回線1を介してアクセスする。
情報提供サーバ2には、本発明の音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム及び情報取得方法を提供する者が準備している提供情報データベースが備えられており、前記のように情報提供サーバ2にアクセスした携帯情報端末3を操作している者(すなわち、本発明の音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム及び情報取得方法を利用する者)は、この提供情報データベースを検索して、希望する情報を入手することができる。例えば、希望する音楽をダウンロードしたり、希望する商品やサービスに関する情報を入手することなどができる(ステップ6)。
以上、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々の形態に変更可能である。
例えば、前記では、本発明の音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム及び情報取得方法を提供する者が、インターネット等の有線又は無線のネットワークに接続可能に設置しているウェッブサイトに対して、携帯電話のような携帯情報端末から、インターネット等の有線又は無線のネットワークを介してアクセスする際に必要な、当該ウェッブサイトのURLを含む、あるいはこのようなURLが再生可能な付加情報を、音楽などの元となる音情報に付加しておく形態を説明した。しかし、これにとどまらず、元となる音情報に付加する付加情報を、前記の付加情報分離処理部5の機能によって再生される、テキストデータや、他の音情報にしておき、自己が所有する携帯電話などで音情報を取得する、本発明の音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム及び情報取得方法を利用する者が、聴覚で取得可能な音情報に追加して、テキストデータによる文字情報などを取得できるようにすることも可能である。
図4は、元となる音情報に付加する付加情報が、前記の付加情報分離処理部5の機能によって再生される、テキストデータや、他の音情報である場合の、本発明による音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム及び情報取得方法の工程の一例を説明する流れ図で、図3に対応するものである。図4中、ステップ11〜ステップ14の工程は、図3のステップ1〜ステップ4の工程に対応している。
ステップ15では、元となる音情報に付加されていた付加情報が、前記の分離処理部の機能によって再生される、テキストデータや、他の音情報であるので、音情報から、当該音情報に付加されている付加情報を分離処理する付加情報分離処理部5によって分離し、テキスト情報として再生し、あるいは、他の音情報として再生し、分離処理された付加情報をテキストデータとして出力する出力部に該当する装置、例えば、携帯情報端末3の液晶画面、あるいは、分離処理された付加情報を音情報として出力する出力部に該当する装置、例えば、携帯情報端末3の音声出力部(スピーカ)から出力するものである。
ここでも、前記の図3を用いて説明した実施形態と同様に、付加情報分離処理部5によって元となっている音情報から分離し、再生したテキストデータ、他の音情報などは、携帯情報端末3に備えられているRAMなどの記憶部に記憶、保存したり、携帯情報端末3が有する通信機能、データ転送機能などを利用して、電子メールに添付したり、赤外線を利用する等して、他の携帯情報端末などに送ることができる。
1 通信回線
2 情報提供サーバ
3 携帯情報端末
5 付加情報分離処理部
4 マイクロフォン
2 情報提供サーバ
3 携帯情報端末
5 付加情報分離処理部
4 マイクロフォン
Claims (6)
- 所定の付加情報が付加されている音情報を取得する音情報取得部と、
当該音情報取得手段で取得した音情報から前記付加されている付加情報を分離処理する付加情報分離処理部と、
当該分離処理された付加情報で特定される情報提供サーバにアクセスする出力部と
を有する携帯情報端末を備えている
ことを特徴とする音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム。 - 所定の付加情報が付加されている音情報を取得する音情報取得部と、
当該音情報取得手段で取得した音情報から前記付加されている付加情報を分離処理する付加情報分離処理部と、
当該分離処理された付加情報をテキストデータ又は音情報として出力する出力部と
を有する携帯情報端末を備えている
ことを特徴とする音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム。 - 音情報に所定の付加情報を付加する付加情報付加手段と、
当該付加情報が付加されている音情報を出力する音情報出力手段と、
当該付加情報が付加されている音情報を取得する音情報取得部及び、当該音情報から前記付加されている付加情報を分離処理する付加情報分離処理部と、当該分離処理された付加情報で特定される情報提供サーバにアクセスする出力部とを有する携帯情報端末と
を備えていることを特徴とする音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム。 - 音情報に所定の付加情報を付加する付加情報付加手段と、
当該付加情報が付加されている音情報を出力する音情報出力手段と、
当該付加情報が付加されている音情報を取得する音情報取得部及び、当該音情報から前記付加されている付加情報を分離処理する付加情報分離処理部と、当該分離処理された付加情報をテキストデータ又は音情報として出力する出力部とを有する携帯情報端末と
を備えていることを特徴とする音情報を利用した携帯情報端末による情報取得支援システム。 - 音情報に所定の付加情報を付加する工程と、
当該付加情報が付加されている音情報を出力する工程と、
当該付加情報が付加されている音情報を取得する工程と、
当該取得した音情報から前記付加されている付加情報を分離処理する工程と、
当該分離処理された付加情報で特定される情報提供サーバにアクセスする工程と
を有することを特徴とする音情報を利用した携帯情報端末による情報取得方法。 - 音情報に所定の付加情報を付加する工程と、
当該付加情報が付加されている音情報を出力する工程と、
当該付加情報が付加されている音情報を取得する工程と、
当該取得した音情報から前記付加されている付加情報を分離処理する工程と、
当該分離処理された付加情報をテキストデータ又は音情報として出力する工程と
を有することを特徴とする音情報を利用した携帯情報端末による情報取得方法。
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2006
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