JP2007194255A - 冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却特性を向上させ、装置の小型化が可能な冷却装置を提供する。
【解決手段】磁性を有する金属体7を収容した管5を垂直方向に配置し、管5の下部の外周には発熱体1が取り付けられた受熱部2を設ける。反対側の管5の上部には、電磁石8を配置し、その電磁石8には、スイッチ10を介して直流電源9を接続するとともに、管5の上部の外周にフィン6が取り付けられる。発熱体1から受熱部2を介して伝導された熱を金属体7が蓄積したところで、スイッチ10をオンとすることで、電磁石8の電磁力が働き、金属体7は発熱体1と反対側に運ばれ、電磁石8と金属体7が結合している間はフィン6に熱が伝導し、フィン6から熱が放出される。熱を放出した金属体7は、スイッチ10をオフとすることで自重による落下で、受熱部2側に戻る。このように熱の輸送に金属体を使用し、熱伝導特性を向上させることで、冷却特性を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば電力用半導体素子などの発熱体を冷却する冷却装置に関するものである。
従来、熱伝送に液体を使用し、熱を受けたことによる気化現象を利用して電力用半導体素子などの発熱体を冷却する冷却装置は、広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来の冷却装置について図面を参照して説明する。
図6は従来の冷却装置の構成の例を示すものである。
図6に示すように、発熱体1が有り、発熱体1の熱を受ける受熱部2の反対側には液化した冷媒3が管5内部に収容されており、管5の受熱部2側とは反対側すなわち管5の上部にフィン6を配置している。
発熱体1の熱は、受熱部2を経由して熱輸送されるため、管5内部に入っている液化した冷媒3に熱が伝導される。液化した冷媒3は、受熱後、熱により気化して気化した冷媒4となり、管5の上部へ移動する。管5の上部に移動した気化した冷媒4は蓄積した熱を管5の先端に配置しているフィン6に熱伝導し、フィン6から空気中に熱伝達される。フィン6に蓄積した熱を伝導した気化冷媒4は熱を奪われたことで液化して自重により落下し、受熱部2側に戻る。上記の動作を繰返すことで冷却を行う。
特開平11−132678号公報
しかしながら、上記従来の冷却装置では、熱輸送に液化した冷媒を使用したため、冷媒の気化状態が能力の限界を越えると、受熱部に液化した冷媒が減少し、管内で気化した状態のままの冷媒が増加するために熱輸送の動作が行われなくなり、ドライアウトの状態になる問題点、及び冷媒が液体であるために熱伝導には限界があるため冷却装置の熱特性に限界があり、冷却特性を上げようとすると冷媒の量を増すために管の長さが長くなり、小型化も困難になる問題点があった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みて為されたもので、発熱体の熱量が増加しても、熱輸送が問題無く行われ、ドライアウトの状態にならないこと、及び冷媒を液体から磁性を有する金属体である固体としたことにより、熱伝導特性を向上させることで、冷却特性を向上させ、装置全体を小型化することが可能である冷却装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の本発明に係る冷却装置は、内部に磁性を有する複数の金属体が収容され、垂直方向または垂直方向に対して所定角度傾斜した方向に配置された管と、この管の下部に設けられ、発熱体が取り付けられた受熱部と、管の上部に設けられたフィンと、管の上部に取り付けられた電磁石と、この電磁石に、スイッチを介して接続された直流電源と、スイッチをオン・オフ制御する手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の本発明に係る冷却装置は、内部に磁性を有する複数の金属体が収容され、水平方向または水平方向に対して所定角度傾斜した方向に配置された管と、この管の一端部に設けられ、発熱体が取り付けられた受熱部と、管の他端部に設けられたフィンと、管の一端部および他端部にそれぞれ取り付けられた電磁石と、これらの電磁石に、それぞれスイッチを介して接続された直流電源と、スイッチが交互にオンとなるように、スイッチをそれぞれオン・オフ制御する手段とを備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の本発明に係る冷却装置は、内部に磁性を有する複数の金属体が収容され、環状に形成された管と、この管の所定の第1の箇所およびこの第1の箇所に対向する第2の箇所にそれぞれ設けられ、発熱体が取り付けられた受熱部と、管の第1の箇所と第2の箇所の中間の第3および第4の箇所にそれぞれ設けられたフィンと、管の第1乃至第4の箇所にそれぞれ取り付けられた第1乃至第4の電磁石と、これらの第1乃至第4の電磁石に、それぞれ第1乃至第4のスイッチを介して接続された第1乃至第4の直流電源と、第1乃至第4のスイッチが、所定の順序で順次一定の期間オンとなるように、スイッチをそれぞれオン・オフ制御する手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、熱の輸送において磁性を有する金属体を選択しているために、液体の熱伝導率と比較して、数百倍も熱伝導が良く、発熱体との温度差が小さくなるために発熱体の熱が効率良く放出されることにより、冷却装置の冷却特性を向上させることが可能となり、冷却装置の小型化が可能となる。
また、本発明においては、熱を蓄積した金属体は、外力を与えなければ移動が不可能であるためフィンまで移動させるための外力として電磁力を選択しているが、電磁力で金属体を移動させるために、従来のように、液体が気体に変化することによる気化現象において過度に熱を受けることで冷媒が最初から気体状態となり、液体の量が減少することによるドライアウト現象を防止することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の図において、従来例を示す図4を含めて、同符号は同一部分または対応部分を示す。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る冷却装置の構成を示す図である。
図1に示すように、この実施形態の冷却装置は、磁性を有する複数の金属体(例えば金属球あるいは金属粉)7を収容した例えば銅製あるいはアルミニウム製の管5が設けられる。その管5を、垂直方向に配置し、管5の下部の外周には、金属体7が熱を受ける受熱部2が設けられる。なお、管5は例えば複数本並べて配置してもよい。受熱部2には複数個の例えば電力用半導体素子などの発熱体1が取り付けられている。また発熱体1が取り付けられている受熱部2とは反対側の管5の上部の先端には電磁石8を配置し、その電磁石8には直流電源9とスイッチ10を接続し、スイッチ10のオン・オフにより、電磁石8の電気を入り切りすることが可能なように構成する。更に発熱体1とは反対側の電磁石8が取り付けられている箇所すなわち管5の上部には、金属体7の熱を伝達させ放出させるために管5の外周上に、例えば銅製あるいはアルミニウム製のフィン6が取り付けられている。
このように構成した冷却装置において、発熱体1が発生した熱は受熱部2を介して熱伝導され、管5内部の金属体7まで伝わり、金属体7が熱を蓄積したところで、管5の反対側にある電磁石8はスイッチ10をオンとして直流電源9を入れることで、電磁力が働き、金属体7は発熱体1と反対側に運ばれ、電磁石8と電磁力にて結合される。電磁石8と金属体7が結合している間は電磁石側の管5の外周上に配置されているフィン6に熱が伝導し、フィン6から空気中に熱伝達されることで、金属体7に蓄積された熱が放出される。熱を放出した金属体7は、スイッチ10をオフとして電磁石8の電源を切ることで、自重による落下で受熱部2側に戻り、再び発熱体1の熱を蓄積し、上記の動作を繰返すことで冷却が可能となる。なお、この繰返し動作において、スイッチ10は、例えばオン期間2〜5分、オフ期間2〜5分でオン・オフを繰返す。
上記のように、本実施形態においては、熱の輸送において磁性を有する金属体7を選択している。下記の熱伝導の基本式(1)から熱の伝導量は物体の熱伝導率に比例する。本実施形態では熱の蓄積及び移動させる物質としては金属体を選択しており、金属体の熱伝導率が液体の熱伝導率と比較して、数百倍も熱伝導が良いため、発熱量が同一であり、発熱体からの距離が同一の位置では基本式(1)から発熱体との温度差が小さくなる。温度差が小さくなるということから発熱体の熱が効率良く伝導し、放出されることにより、冷却装置の冷却特性を向上させることが可能となる。
q=−λ(dT/dx)…………………………(1)
λ:材料(金属体)の熱伝導率
q:発熱体の単位面積当りの発熱量
T:発熱体の温度
x:発熱体から金属体までの熱伝達の距離
一方、熱を蓄積した金属体7は、従来のような液体が気体に変化することによる移動が不可能であり、外力を与えなければならない。そこで熱を蓄積した金属体7は熱を放出するためにフィン6のある箇所まで移動させるための外力として電磁力を選択した。電磁力で磁性を有する金属体7を移動させるために、従来のような、気化現象において過度に熱を受けることで冷媒が最初から気体状態となり、液体の量が減少することによるドライアウト現象を防止することが可能となる。
なお、上述の説明では、管5を垂直方向に配置したが、金属体7が自重で受熱部2側に戻ることが可能であれば、管5は垂直方向に対して所定角度傾斜した方向に配置してもよい。
(第2の実施形態)
図2は本発明の第2の実施形態に係る冷却装置の構成を示す図である。
図2に示すように、この実施形態の冷却装置は、磁性を有する複数の金属体(例えば金属球あるいは金属粉)7を収容した例えば銅製あるいはアルミニウム製の管5が設けられる。その管5を、水平方向に配置し、管5の一端部(例えば図の左端部)の外周には、金属体7が発熱体1の熱を受ける受熱部2が設けられる。なお、管5は例えば複数本並べて配置してもよい。受熱部2には複数個の発熱体1が取り付けられている。また管5の両端には金属体7を移動させるための電磁石8(8A、8B)を配置し、それぞれの電磁石8(8A、8B)には直流電源9(9A、9B)とスイッチ10(10A、10B)を配置し、スイッチ10(10A、10B)のオン・オフにより、電磁石8(8A、8B)の電気を入り切りすることが可能なように構成する。更に管5の他端部(例えば図の右端部)すなわち発熱体1とは反対側の電磁石8Bが取り付けられている箇所には、金属体7の熱を伝達させ放出させるために管5の外周上に、例えば銅製あるいはアルミニウム製のフィン6が取り付けられている。なお、上述の第1の実施形態においては、熱を放出した金属体7はスイッチ10をオフとして電磁石8の電源を切ることで自重による落下で、受熱部2側に戻ることができるが、この第2の実施形態の場合、管5が水平方向に配置されており、熱を放出した金属体7が自重で受熱部2側に戻ることができないので、受熱部2側にも電磁石8Aを配置している。
このように構成した冷却装置において、最初に管5の一端部すなわち受熱部側にある電磁石8Aはスイッチ10Aを入れることで、金属体7は電磁石8Aに電磁力で結合されている。この状態で発熱体1が発生した熱は受熱部2を介して熱伝導し、管5内部の金属体7まで伝わり、金属体7が熱を蓄積したところで、受熱部側にある電磁石8Aのスイッチを切ることで、金属体7は電磁力が無くなり、受熱部側にある電磁石8Aと結合しなくなり、受熱部と反対側にある電磁石8Bのスイッチ10Bをオンとすることで直流電源9Bが入り、電磁力が働き、金属体7は発熱体1と反対側に運ばれ、受熱部2と反対側の電磁石8Bと電磁力にて結合される。電磁石8Bと金属体7が結合している間は電磁石8B側の管外周上に配置されているフィン6に熱が伝導し、フィン6から空気中に熱伝達されることで、金属体7に蓄積された熱が放出される。熱を放出した金属体7は、受熱部2と反対側のスイッチ10Bをオフとして電磁石8Bの電源を切り、受熱部2側のスイッチ10Aをオンとして電磁石8Aの電源を入れることで、受熱部2側に戻り、再び発熱体1の熱を蓄積し、上記の動作を繰返すことで冷却が可能となる。なお、この繰返し動作において、スイッチ10A、10Bは、それぞれ例えば図3に示すように、オン期間2〜5分、オフ期間2〜5分でオン・オフを繰返す。
本実施形態の冷却装置は、第1の実施形態の冷却装置と同様に、熱の輸送及び移動に磁性を有する金属体を選択し、金属体は外力が無ければ移動できないので、熱を輸送するための外力としては電磁力を選択したことで、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、上述の説明では、管5を水平方向に配置したが、管5は水平方向に対して任意の角度傾斜した方向に配置してもよい。
(第3の実施形態)
図4は本発明の第3の実施形態に係る冷却装置の構成を示す図である。
図4に示すように、この実施形態の冷却装置は、磁性を有する複数の金属体(例えば金属球あるいは金属粉)7を収容した環状の管5を例えば垂直面上に配置している。その管5の左右両側の箇所の外周に発熱体1(1A、1B)の熱を受ける受熱部2(2A、2B)を配置した。受熱部2(2A、2B)にはそれぞれ複数個の発熱体1(1A、1B)が取り付けられている。また管5の左右両側の受熱部2(2A、2B)には金属体7を移動させるための電磁石8(8A、8B)を配置し、それぞれの電磁石8(8A、8B)には直流電源9(9A、9B)とスイッチ10(10A、10B)を配置し、スイッチ10(10A、10B)のオン・オフにより、電磁石8(8A、8B)の電気を入り切りすることが可能なように構成する。更に左右両側受熱部2の中間の箇所、すなわち管5が垂直面上に配置されている場合の上下の箇所には金属体7の熱を伝達させ放出させるために管5の外周上にフィン6(6C、6D)が取り付けられている。その上下フィン6(6C、6D)の箇所にも電磁石8(8C、8D)を配置し、それぞれの電磁石8(8C、8D)には直流電源9(9C、9D)とスイッチ10(10C、10D)を配置し、スイッチ10(10C、10D)のオン・オフにより、電磁石8(8C、8D)の電気を入り切りすることが可能なように構成する。
このように構成した冷却装置において、最初に左側の受熱部2Aにある電磁石8Aはスイッチ9Aをオンとすることで、金属体7は電磁石8Aに電磁力で結合されている。この状態で発熱体1Aが発生した熱は受熱部2Aを介して熱伝導し、管5内部の金属体7まで伝わる。金属体7が熱を蓄積したところで、左側の受熱部2Aにある電磁石8Aのスイッチ10Aをオフとすることで、金属体7は電磁力が無くなり、左側の受熱部2Aにある電磁石8Aと結合しなくなり、スイッチ10Aをオフとする直前に上部フィン6Cにある電磁石8Cのスイッチ10Cをオンとして直流電源9Cを入れることで、電磁力が働き、上部フィン6Cにある電磁石8Cに金属体7は運ばれ、上部フィン6Cにある電磁石8Cと電磁力にて結合される。
電磁石8Cと金属体7が結合している間は電磁石8C側の管5の外周上に配置されているフィン6Cに熱が伝導し、フィン6Cから空気中に熱伝達されることで、金属体7に蓄積された熱が放出される。
熱を放出した金属体7は上部フィン6Cにある電磁石8Cのスイッチ10Cをオフとし、電磁石8Cのスイッチ10Cをオフとする直前に右側の受熱部2Bにある電磁石8Bのスイッチ10Bをオンとすることで、金属体7は電磁石8Bに電磁力で結合される。
この状態で発熱体1Bが発生した熱は受熱部2Bを介して熱伝導し、管5内部の金属体7まで伝わり、金属体7が熱を蓄積したところで、右側の受熱部2Bにある電磁石8Bのスイッチ10Bをオフとすることで、金属体7は電磁力が無くなり、右側の受熱部2Cにある電磁石8Bと結合しなくなる。電磁石8Bのスイッチ10Bをオフとする直前に下部フィン6Dにある電磁石8Dのスイッチ10Dをオンとして直流電源9Dを入れることで、電磁力が働き、下部フィン6Dにある電磁石8Dに金属体7は運ばれ、下部フィン6Dにある電磁石8Dと電磁力にて結合される。
電磁石8Dと金属体7が結合している間は電磁石8D側の管外周上に配置されているフィン6Dに熱が伝導し、フィン6Dから空気中に熱伝達されることで、金属体7に蓄積された熱が放出される。
熱を放出した金属体7は下部フィン6Dにある電磁石8Dのスイッチ10Dをオフとし、電磁石8Dのスイッチ10Dをオフとする直前に再び左側の受熱部2Aにある電磁石8Aのスイッチ10Aをオンとすることで、金属体7は電磁石8Aに電磁力で結合されて、左側の受熱部2Aに戻り、上記の動作を繰返すことで循環した冷却が可能となる。なお、この繰返し動作において、スイッチ10A、10C、10B、10Dは、それぞれ例えば図5に示すように、順次、前のスイッチがオフとなる5秒前にオンとなり、2〜5分のオン期間を経過した後、オフとなる。
本実施形態の冷却装置は、第1の実施形態の冷却装置と同様に、熱の輸送及び移動に磁性を有する金属体を選択し、金属体は外力が無ければ移動できないので、熱を輸送するための外力としては電磁力を選択したことで、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、上述の説明では、環状の管5を垂直面上に配置したが、環状の管5は水平面上に配置してもよく、さらに垂直面あるいは水平面に対して任意の角度傾斜した平面上に配置してもよい。
本発明の第1の実施形態に係る冷却装置の構成を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る冷却装置の構成を示す図。 本発明の第2の実施形態におけるスイッチの動作を示す図。 本発明の第3の実施形態に係る冷却装置の構成を示す図。 本発明の第3の実施形態におけるスイッチの動作を示す図。 従来例の構成を示す図。
符号の説明
1(1A、1B)…発熱体
2(2A、2B)…受熱部
3…液体の冷媒
4…気体の冷媒
5…管
6(6C、6D)…フィン
7…磁性を有する金属体
8(8A、8B、8C、8D)…電磁石
9(9A、9B、9C、9D)…直流電源
10(10A、10B、10C、10D)…スイッチ

Claims (3)

  1. 内部に磁性を有する複数の金属体が収容され、垂直方向または垂直方向に対して所定角度傾斜した方向に配置された管と、この管の下部に設けられ、発熱体が取り付けられた受熱部と、前記管の上部に設けられたフィンと、前記管の上部に取り付けられた電磁石と、この電磁石に、スイッチを介して接続された直流電源と、前記スイッチをオン・オフ制御する手段とを備えたことを特徴とする冷却装置。
  2. 内部に磁性を有する複数の金属体が収容され、水平方向または水平方向に対して所定角度傾斜した方向に配置された管と、この管の一端部に設けられ、発熱体が取り付けられた受熱部と、前記管の他端部に設けられたフィンと、前記管の一端部および他端部にそれぞれ取り付けられた電磁石と、これらの電磁石に、それぞれスイッチを介して接続された直流電源と、前記スイッチが交互にオンとなるように、前記スイッチをそれぞれオン・オフ制御する手段とを備えたことを特徴とする冷却装置。
  3. 内部に磁性を有する複数の金属体が収容され、環状に形成された管と、この管の所定の第1の箇所およびこの第1の箇所に対向する第2の箇所にそれぞれ設けられ、発熱体が取り付けられた受熱部と、前記管の前記第1の箇所と前記第2の箇所の中間の第3および第4の箇所にそれぞれ設けられたフィンと、前記管の前記第1乃至第4の箇所にそれぞれ取り付けられた第1乃至第4の電磁石と、これらの第1乃至第4の電磁石に、それぞれ第1乃至第4のスイッチを介して接続された第1乃至第4の直流電源と、前記第1乃至第4のスイッチが、所定の順序で順次一定の期間オンとなるように、前記スイッチをそれぞれオン・オフ制御する手段とを備えたことを特徴とする冷却装置。
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