JP2007193202A - アイリス装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アイリス羽根の開度制御を短い周期により繰り返して行う際に要請される高応答化,高速化及び高精度化を実現する。
【解決手段】 光学系Cの光路Rcに配設することにより通過する光量を可変するアイリス装置1を構成するに際して、直進方向Fsに変位自在に配した第一アイリス羽根2a及び第二アイリス羽根2bを有するアイリス羽根部2と、可動出力部4oの変位量を第一アイリス羽根2aにそのまま伝達するリニアモータ4を有する駆動部3と、可動出力部4oの変位量を第二アイリス羽根2bに伝達し、かつ第二アイリス羽根2bを第一アイリス羽根2aに対して対称方向に変位させる変位伝達機構5を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プロジェクタ等における光学系の光路に配設することにより通過する光量を可変するアイリス装置に関する。
一般に、スクリーンに画像を投影するプロジェクタは知られており、この種のプロジェクタには、通常、光学系の光路に配設して通過する光量を可変するアイリス装置を備えている。ところで、近時、プロジェクタでは、明るい画像はより明るく、かつ暗い画像はより暗くなるように、アイリス装置を利用してコントラストを高めることが行われており、この目的で用いるアイリス装置は、画像フレーム(毎秒60回)毎の短い周期によりアイリス羽根の開度制御が繰り返されることからアイリス羽根の制御に対する高応答化,高速化及び高精度化が要請されている。
したがって、このような要請に応えるには、構成の単純化も重要な要素の一つとなり、従来、駆動部にリニアモータを使用したアイリス装置も、特開平7−140518号公報で知られている。同公報で開示されるアイリス絞り装置(アイリス装置)は、所定長さの案内孔が形成された第1及び第2のアイリス羽根と、第1及び第2のアイリス羽根の案内孔の少なくとも一部を、互いに重ね合わせた状態で両案内孔に挿入された可動子と、可動子を一方向における所定範囲で往復運動させるリニアモータとを有し、第1のアイリス羽根と第2のアイリス羽根とが、案内孔に挿入された可動子を中心として、当該可動子の移動方向と略直交する方向の対向する位置で回転自在に固定され、互いに逆方向に回転する第1のアイリス羽根と第2のアイリス羽根により同心状の開口部の直径を連続的に変化させて光の量を調整するものである。
特開平7−140518号
しかし、上述した従来のアイリス装置(アイリス絞り装置)は、次のような問題点があった。
即ち、小型薄型化及び低コスト化などを主たる目的とするため、運動変換機構を用いてリニアモータの直進運動を二枚のアイリス羽根の回転運動に変換するなど、全体の構成は、ロータリモータをリニアモータに置換したに過ぎず、アイリス羽根の開度制御を短い周期により繰り返して行う際に要請される高応答化,高速化及び制御の高精度化を実現するには限界がある。しかも、カメラにおける通常の絞りを目的としているため、リニアモータの出力する小さい変位量をアイリス羽根の大きな変位量に増幅変換する機構を採用するなど、アイリス羽根のイナーシャが大きくなり、高応答化,高速化及び制御の高精度化にとって更に不利になる。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決したアイリス装置の提供を目的とするものである。
本発明は、上述した課題を解決するため、光学系Cの光路Rcに配設することにより通過する光量を可変するアイリス装置1を構成するに際して、直進方向Fsに変位自在に配した第一アイリス羽根2a及び第二アイリス羽根2bを有するアイリス羽根部2と、可動出力部4oの変位量を第一アイリス羽根2aにそのまま伝達するリニアモータ4を有する駆動部3と、可動出力部4oの変位量を第二アイリス羽根2bに伝達し、かつ第二アイリス羽根2bを第一アイリス羽根2aに対して対称方向に変位させる変位伝達機構5を備えることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、リニアモータ4には、マグネット12及びヨーク13を有する界磁部11と、コイル15p,15qを形成したコイル基板15を用いた可動出力部4oを備えたタイプを利用できる。また、変位伝達機構5は、長手方向中央位置が支軸部16により回動自在に支持された回動リンク17を備え、この回動リンク17の一端側を可動出力部4oに接続するとともに、回動リンク17の他端側を第二アイリス羽根2bに接続することができる。一方、アイリス装置1には、第一アイリス羽根2a及び第二アイリス羽根2bに形成した一又は二以上のスリット部19…と、このスリット部19…に係合させることにより第一アイリス羽根2a及び第二アイリス羽根2bを直進方向Fsにガイドするガイドピン部20…を有するガイド機構18を設けることができ、この際、ガイドピン部20…の外周面には、当該ガイドピン部20…に対して回動自在となるカラー部材21…を装填することができる。
このような構成を有する本発明に係るアイリス装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) リニアモータ4の可動出力部4oにおける直進方向Fsの変位量を第一アイリス羽根2aにそのまま伝達するとともに、可動出力部4oにおける直進方向Fsの変位量を、直進方向Fsに変位自在に配した第一アイリス羽根2a及び第二アイリス羽根2bに伝達するため、伝達経路の単純化及びイナーシャの低減を図ることができ、アイリス羽根2a…の開度制御を短い周期により繰り返して行う際に要請される高応答化,高速化及び制御の高精度化を実現することができる。
(2) 好適な態様により、リニアモータ4として、マグネット12及びヨーク13を有する界磁部11と、コイル15p,15qを形成したコイル基板15を用いた可動出力部4oを備えたタイプを使用すれば、可動出力部4oの軽量化により、更なる高応答化,高速化及び高精度化の向上に寄与できる。
(3) 好適な態様により、第一アイリス羽根2a及び第二アイリス羽根2bに形成したスリット部19…と、このスリット部19…に係合させることにより第一アイリス羽根2a及び第二アイリス羽根2bを直進方向Fsにガイドするガイドピン部20…を有するガイド機構18を設けるとともに、ガイドピン部20…の外周面に、当該ガイドピン部20…に対して回動自在となるカラー部材21…を装填すれば、特に、アイリス羽根2a…の開度制御を短い周期により繰り返し、かつ使用時の温度が高温(200〔℃〕程度)になるプロジェクタに用いた際のアイリス羽根部2における金属同士のカジリを有効に防止でき、アイリス羽根部2の耐久性,円滑性及び安定性の向上に寄与できる。
次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係るアイリス装置1の構成について、図1〜図5を参照して説明する。
アイリス装置1は、図2に示すように、長方形に形成した一枚のベースプレート31を有し、このベースプレート31の長手方向中央位置からやや一側へオフセットした位置に、光路Rcを確保する円形の開口部32を形成する。そして、この開口部32に、図4に示すアイリス羽根部2を付設する。アイリス羽根部2は、薄い金属プレート材により形成し、かつベースプレート31に対して直進方向(長手方向)Fsにスライド変位自在に配する第一アイリス羽根2aと第二アイリス羽根2bを有する。この場合、各アイリス羽根2a及び2bは、形状は異なるも全体の重量は同程度に形成する。
第二アイリス羽根2bは、図4に示すように、長手方向(直進方向)Fsの一端側に、開口部32の径よりも若大きい曲率により半円状に湾曲形成したアイリス部33を設けるとともに、他端側に、後述する駆動部3に接続する接続孔部34を設ける。接続孔部34は、長手方向Fsに対して直角方向の一側(下側)に設け、長手方向Fsに対して直角方向に長いスリットにより形成する。また、第一アイリス羽根2aは、図4に示すように、長手方向Fsの一端側に、アイリス部33に対向する逆形状のアイリス部35を設けるとともに、他端側に、後述する変位伝達機構5に接続する接続孔部36を設ける。アイリス部35は、開口部32の径よりも若大きい曲率により半円状に湾曲形成する。接続孔部36は、長手方向Fsに対して直角方向の他側(上側)に設け、長手方向Fsに対して直角方向に長いスリットにより形成する。
そして、各アイリス羽根2a及び2bをベースプレート31に取付ける際には、ガイド機構18を介して取付ける。ガイド機構18は、各アイリス羽根2a及び2bにそれぞれ三つずつ形成したスリット部19…と、各スリット部19…に係合させることにより各アイリス羽根2a及び2bを直進方向Fsにガイドするガイドピン部20…を備える。ガイドピン部20…は、図1に示すように、一端に一体形成した広幅円形のピン頭部37…を有し、ガイドピン部20…をベースプレート31に取付ける際には、ガイドピン部20…を、第一アイリス羽根2aと第二アイリス羽根2bの一方又は双方におけるスリット部19…を挿通させ、先端を、ベースプレート31に形成した取付孔部38…に圧入等により固定する。この場合、ガイドピン部20…を固定するベースプレート31の位置は四個所となる。
また、ガイドピン部20…を取付ける際には、ガイドピン部20…の外周面に、当該ガイドピン部20…に対して回動自在となるカラー部材21…を装填する。カラー部材21は、金属素材により円筒状に形成し、軸方向長さは、第一アイリス羽根2aの厚さと第二アイリス羽根2bの厚さを加えた寸法よりも若長くするとともに、外径(直径)は、スリット部19の幅より若小さく選定する。このようなカラー部材21…を装填することにより、特に、アイリス羽根2a…の開度制御を短い周期により繰り返し、かつ使用時の温度が高温(200〔℃〕程度)になるプロジェクタに用いた際のアイリス羽根部2における金属同士のカジリを防止でき、アイリス羽根部2の耐久性,円滑性及び安定性の向上に寄与できる。即ち、各アイリス羽根2a…やガイドピン部20…は、高温環境下で使用するため、耐熱性の高い金属素材が用いられるが、それ故に金属同士のカジリも発生しやすくなる。しかし、カラー部材21…を装填することにより、このカジリを有効に防止できる利点がある。
一方、ベースプレート31における長手方向Fsの端部であって、上述した接続孔部34の近傍には駆動部3を配設する。駆動部3には、リニアモータ4を使用し、このリニアモータ4における可動出力部4oの変位を第一アイリス羽根2aにそのまま伝達できるように構成する。図5に、使用するリニアモータ4を分解した原理説明用斜視図を示す。
リニアモータ4は、コの字形に形成したヨーク13とこのヨーク13の上下に対峙する一対の内面の一方に固定したマグネット12を有する界磁部11を備えるとともに、界磁部11の内部に配してマグネット12に対向するコイル基板15を備える。この場合、マグネット12は、コイル基板15の変位方向(直進方向Fs)にそれぞれN極とS極が着磁されている。
また、コイル基板15は、上面15uにプリントパターンにより形成したコイル15pを有するとともに、下面15dにプリントパターンにより形成したコイル15qを有し、このコイル基板15の先端側が可動出力部4oとなる。したがって、コイル基板15の先端側には、第一アイリス羽根2a及び第二アイリス羽根2b側に接続する接続孔部41を有し、この接続孔部41は、長手方向Fsに対して直角方向に長いスリットにより形成する。15pa,15pc,15qc,15qbは、各コイル15p,15qの接続端部を示し、接続端部15pcと15qcはコイル基板15を貫通して接続されている。このコイル基板15は、図2に示すように、スライド支持機構42により支持される。スライド支持機構42は、ヨーク13から突出させた一対のアーム部43,44により保持された一対のガイドシャフト45,46を有し、このガイドシャフト45,46によりスライダ47,48がそれぞれスライド自在に支持されるとともに、各スライダ47,48にコイル基板15の両側端辺をそれぞれ固定する。これにより、コイル基板15は、直進方向Fsに変位自在となる。なお、図1に示すように、コイル基板15には、コイル基板15の位置を検出するためのホール素子49を備える。このようなタイプのリニアモータ4を使用することにより、可動出力部4oが軽量化されるため、高応答化,高速化及び高精度化の向上に寄与できる利点がある。
さらに、ベースプレート31における長手方向Fsの端部であって、リニアモータ4の近傍には、変位伝達機構5を配設する。変位伝達機構5は、長手方向中央位置が支軸部16により回動自在に支持された回動リンク17を備え、この回動リンク17の一端17s側を可動出力部4oに接続するとともに、回動リンク17の他端17t側を第二アイリス羽根2bに接続する。この場合、図1に示すように、回動リンク17の一端17s側の上面に、係合ピン51を上方に突出させて固定するとともに、一端17s側の下面であって、係合ピン51と同軸になる係合ピン52を下方に突出させて固定し、さらに、回動リンク17の他端17t側の下面に、係合ピン53を下方に突出させて固定する。そして、係合ピン51をコイル基板15の接続孔部41に係合させるとともに、係合ピン52を第一アイリス羽根2aの接続孔部34に係合させ、さらに、係合ピン53を第二アイリス羽根2bの接続孔部36に係合させる。このため、ベースプレート31には、係合ピン52及び53が貫通し、かつ係合ピン52及び53の変位を許容する二つの弓形開孔部55…が形成してある。
次に、本実施形態に係るアイリス装置1の動作について、図1〜図6を参照して説明する。
まず、駆動部3を構成するリニアモータ4は、図5に示す接続端部15paと15qb間に正方向の駆動電流を流すことにより、コイル基板15がヨーク13から突出する方向に変位する。また、接続端部15paと15qb間に逆方向の駆動電流を流すことにより、コイル基板15がヨーク13に進入する方向に変位する。コイル基板15の位置は、ホール素子49により検出されるため、コイル基板15の位置に基づき駆動電流をフィードバック制御することにより、コイル基板15の位置制御を行うことができる。
一方、リニアモータ4のコイル基板15は可動出力部4oとなるため、この可動出力部4oの変位は、係合ピン51及び52を介して第一アイリス羽根2aに伝達され、この際、可動出力部4oの変位量は、第一アイリス羽根2aにそのまま伝達される。また、可動出力部4oの変位は、変位伝達機構5を介して第二アイリス羽根2bに伝達される。この場合、可動出力部4oの前進(後退)により、第一アイリス羽根2aが前進(後退)し、第一アイリス羽根2aにおけるアイリス部33は開口部32を閉じる(開く)方向、即ち、開放絞り(小絞り)側から小絞り(開放絞り)側へ変位するとともに、可動出力部4oの前進(後退)により、第二アイリス羽根2bが後退(前進)し、第二アイリス羽根2bにおけるアイリス部35は開口部32を閉じる(開く)方向、即ち、開放絞り(小絞り)側から小絞り(開放)側へ変位する。これにより、第一アイリス羽根2aと第二アイリス羽根2bは対称方向に変位する。
本実施形態に係るアイリス装置1は、図6に示すように、プロジェクタMにおける光学系Cの光路Rcに配設し、通過する光量を可変することができる。具体的には、レンズユニットL内における所定位置にアイリス装置1を内蔵させる。なお、例示のプロジェクタMは、LCDパネル3枚(モノクロパネル)を使用した3板式プロジェクタである。このプロジェクタMは、ダイクロイックミラーによってRGB(R:赤,G:緑,B:青)各色に分離し、各LCDパネルを通過させて1つの映像に合成する。図6中、61はGBを反射してRを透過する第一ミラー、62はBを反射してGを透過する第二ミラー、63及び64は全反射する第三及び第四ミラー、65はBを反射してRを透過する第五ミラー、66はRBを反射してGを透過する第六ミラーをそれぞれ示すとともに、67はR用LCDパネル、68はG用LCDパネル、69はB用LCDパネルをそれぞれ示す。また、70は光源ランプである。
ところで、この光源ランプ70は発熱源となり、通常、プロジェクタMの内部は、200〔℃〕程度の高温になるが、前述したように、第一アイリス羽根2a及び第二アイリス羽根2bを直進方向Fsにガイドするガイド機構18におけるガイドピン部20…の外周面に、当該ガイドピン部20…に対して回動自在となるカラー部材21…を装填するため、特に、アイリス羽根2a…の開度制御を短い周期により繰り返して行うプロジェクタMに用いた場合であっても、アイリス羽根部2における金属同士のカジリを有効に防止でき、アイリス羽根部2の耐久性,円滑性及び安定性の向上に寄与できる。
よって、このような本実施形態に係るアイリス装置1によれば、リニアモータ4の可動出力部4oにおける直進方向Fsの変位量を第一アイリス羽根2aにそのまま伝達するとともに、可動出力部4oにおける直進方向Fsの変位量を、直進方向Fsに変位自在に配した第一アイリス羽根2a及び第二アイリス羽根2bに伝達するため、伝達経路の単純化及びイナーシャの低減を図ることができ、アイリス羽根2a…の開度制御を短い周期により繰り返して行う際に要請される高応答化,高速化及び制御の高精度化を実現することができる。
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、可動出力部4oの変位量を第一アイリス羽根2aにそのまま伝達する構成として、係合ピン51,52を介在させる形態を例示したが、勿論、可動出力部4oを第一アイリス羽根2aに直結してもよい。また、リニアモータ4のタイプは、必ずしも例示のタイプに限定されるものではなく、他のタイプによるリニアモータであってもよい。なお、アイリス装置1の用途として、プロジェクタ(フロントプロジェクタ)Mを例示したが、リアプロジェクションテレビなど、同様の光学系を備える各種機器に適用できる。
本発明の最良の実施形態に係るアイリス装置の一部断面平面図、 同アイリス装置の開放絞り状態を示す正面図、 同アイリス装置の小絞り状態を示す正面図、 同アイリス装置のアイリス羽根部の分解抽出図を含む開放絞り状態を示す背面図、 同アイリス装置に使用するリニアモータを分解した原理説明用斜視図、 同アイリス装置を適用したプロジェクタの概要図、
符号の説明
1:アイリス装置,2:アイリス羽根部,2a:第一アイリス羽根,2b:第二アイリス羽根,3:駆動部,4:リニアモータ,4o:可動出力部,5:変位伝達機構,11:界磁部,12:マグネット,13:ヨーク,15p:コイル,15q:コイル,15:コイル基板,16:支軸部,17:回動リンク,18:ガイド機構,19…:スリット部,20…:ガイドピン部,21:カラー部材,C:光学系,Rc:光路,Fs:直進方向

Claims (5)

  1. 光学系の光路に配設することにより通過する光量を可変するアイリス装置において、直進方向に変位自在に配した第一アイリス羽根及び第二アイリス羽根を有するアイリス羽根部と、可動出力部の変位量を前記第一アイリス羽根にそのまま伝達するリニアモータを有する駆動部と、前記可動出力部の変位量を前記第二アイリス羽根に伝達し、かつ前記第二アイリス羽根を前記第一アイリス羽根に対して対称方向に変位させる変位伝達機構を備えることを特徴とするアイリス装置。
  2. 前記リニアモータは、マグネット及びヨークを有する界磁部と、コイルを形成したコイル基板を用いた可動出力部を備えることを特徴とする請求項1記載のアイリス装置。
  3. 前記変位伝達機構は、長手方向中央位置が支軸部により回動自在に支持された回動リンクを備え、この回動リンクの一端側を前記可動出力部に接続するとともに、前記回動リンクの他端側を前記第二アイリス羽根に接続することを特徴とする請求項1記載のアイリス装置。
  4. 前記第一アイリス羽根及び前記第二アイリス羽根に形成した一又は二以上のスリット部と、このスリット部に係合させることにより前記第一アイリス羽根及び前記第二アイリス羽根を直進方向にガイドするガイドピン部を有するガイド機構を備えることを特徴とする請求項1記載のアイリス装置。
  5. 前記ガイドピン部の外周面には、当該ガイドピン部に対して回動自在となるカラー部材を装填することを特徴とする請求項4記載のアイリス装置。
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