JP2007192629A - ヒータ制御回路及び熱伝導率測定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ヒータ制御回路は、発熱温度により抵抗値が変化するヒータ11、ヒータ11が所定温度を示す抵抗値と等価な抵抗値を持つ固定抵抗12、これらの抵抗へ電流を流すランプ電流源14、これらの抵抗に生じる電圧を比較するコンパレータ13を具備する。そして、ランプ電流源14は、同等のランプ電流を同一のタイミングで上記抵抗へ通電し、コンパレータ13は両抵抗に発生した電圧が等しくなる点を検出する。
【選択図】図1
Description
本実施形態のヒータ制御回路は、経年劣化の原因の1つである熱的ストレスや電気的ストレスを低減できるもので、特にヒータの発熱温度を所定の温度に制御するヒータ制御方式に関する。
本発明の別の実施形態を図3に示す。図3は本実施形態のヒータ制御回路の概略構成を示すブロック回路図で、ヒータの発熱温度が周囲温度より一定温度高い温度となるように制御するヒータ制御回路を表している。本実施形態では、同一特性で同一形状の2つの白金抵抗体を使用し1つを温度補償用として用いており(以下、温度補償素子という)、また増幅器を用いる点で実施形態1と異なる。そして、固定抵抗側の電圧電流変換回路で微小電流に変換している点において相違する。上記の相違点以外の構成は実施形態1と共通するため、共通点の説明は省略する。
次に、本発明の別の実施形態について説明する。本実施形態では、実施形態1あるいは実施形態2のヒータ駆動回路を用いて、ランプ電流の通電開始からヒータの発熱温度が所定温度に達するまでの時間をマイコンのタイマ等で計測することによって、ヒータに生じる電圧を求められるようにしている。
次に、本発明の別の実施形態について説明する。本実施形態では、2つの固定抵抗を用いて2つの異なる温度制御を行うとともに、実施形態3におけるマイコンのタイマ機能により計測した2つの時間差から2つの温度時の差電圧を求められるようにしている。
本発明の別の実施形態を図8に示す。図8は、本実施形態のヒータ制御回路の概略構成を示すブロック回路図で、実施形態4で直列に設けられた2つの固定抵抗を並列に接続されたヒータ制御回路が表されている。図8では、固定抵抗82の抵抗値は図6の「固定抵抗12+固定抵抗62」と同等としている。
次に、本発明の別の実施形態について説明する。本実施形態では、半導体スイッチ等を複数用いてコンパレータ等の比較検出器を共通で使用できるようにし、また傾き調整回路及びオフセット調整回路を設けて傾き調整やオフセット調整ができるようにしている。
次に、本発明の別の実施形態について説明する。本実施形態では、実施形態4の回路にさらにヒータと比較する固定抵抗を複数個使用することにより、1度のランプ電流の通電で複数の温度でのヒータ電圧を計測できるようにしている。
12 固定抵抗(R1)
13,83,84 コンパレータ
14 ランプ電流源
15 ランプ電圧発生回路
16,17 電圧電流変換回路
31 温度補償素子
32 増幅器
33 電圧電流変換回路(×1/10)
41,61,81,91,201 マイコン
62,82,202 固定抵抗(R2)
63,101,211 スイッチ(S1)
64,102,212 スイッチ(S2)
92 傾き調整回路
93 オフセット調整回路
94 基準電源
103 スイッチ(S3)
104 スイッチ(S4)
105 スイッチ(S5)
106 スイッチ(S6)
107 スイッチ(S7)
108 スイッチ(S8)
109 スイッチ(S9)
110 スイッチ(S10)
111 スイッチ(S11)
112 スイッチ(S12)
113 スイッチ(S13)
203 固定抵抗(Rn)
213 スイッチ(Sn)
300 演算増幅回路
310 差動増幅器
320 スイッチ
330 抵抗
340 演算増幅回路
Claims (9)
- 通電により発熱した温度に基づいて抵抗値が変化する発熱抵抗体と、
前記発熱抵抗体が所定の温度において示す抵抗値と等価な値の抵抗体と、
電圧発生手段による電圧を基準として2つの電流を発生させる電流発生手段を備えた通電手段と、
前記発熱抵抗体の両端に生じる電圧である発熱抵抗体電圧と前記抵抗体の両端に生じる電圧である抵抗体電圧とを比較する比較手段とを有し、
前記比較手段は、前記発熱抵抗体電圧と前記抵抗体電圧とが等しくなるタイミングを検出して検出信号を出力し、
前記通電手段は、前記電流発生手段により発生させた2つの電流を前記発熱抵抗体及び前記抵抗体に通電し、前記検出信号に基づいて通電をリセットすることを特徴とするヒータ制御回路。 - 前記通電手段は、前記電流発生手段により発生させた大きさの等しい2つのランプ電流を前記発熱抵抗体及び前記抵抗体に通電することを特徴とする請求項1に記載のヒータ制御回路。
- 前記抵抗体と直列に接続された温度補償用の発熱抵抗体である温度補償抵抗体と、
電圧を増幅する増幅手段とを有し、
前記通電手段は、前記温度補償抵抗体が発熱しない大きさの微小ランプ電流を前記温度補償抵抗体及び前記抵抗体に通電し、
前記増幅手段は、前記発熱抵抗体へのランプ電流と前記微小ランプ電流との比率に基づいて、前記温度補償抵抗体及び前記抵抗体の両端に生じる電圧である温度補償抵抗体電圧を増幅することを特徴とする請求項1に記載のヒータ制御回路。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のヒータ制御回路と、
前記比較手段による前記検出信号の出力までの時間を計測する計時手段を備える制御手段とを有し、
前記比較手段は、前記制御手段へ前記検出信号を出力し、
前記制御手段は、前記比較手段からの検出信号を入力したときに前記計時手段による時間の計測を停止し、前記通電手段へリセット信号を出力し、
前記通電手段は、前記制御手段からのリセット信号に基づいて通電をリセットすることを特徴とする熱伝導率測定装置。 - 回路動作を自由に切り換え可能な切換手段を有し、
前記抵抗体は、複数が直列に接続され、かつ、1つに通電するか又は複数に通電するかを前記切換手段により切り換えでき、
前記比較手段は、1つの前記抵抗体及び複数の前記抵抗体に通電した場合に、前記発熱抵抗体電圧と前記抵抗体電圧とが等しくなるタイミングをそれぞれ検出して前記制御手段へ前記検出信号を出力し、
前記制御手段は、1つの前記抵抗体及び複数の前記抵抗体に通電した場合の前記比較手段からの検出信号に基づく計測結果をそれぞれ記憶し、前記計測結果から時間差を求めることを特徴とする請求項4に記載の熱伝導率測定装置。 - 回路動作を自由に切り換え可能な切換手段を有し、
前記抵抗体は、複数が並列に接続され、かつ、いずれの前記抵抗体に通電するかを前記切換手段により切り換えでき、
前記比較手段は、いずれの前記抵抗体にも通電した場合に、前記発熱抵抗体電圧と前記抵抗体電圧とが等しくなるタイミングをそれぞれ検出して前記制御手段へ前記検出信号を出力し、
前記制御手段は、いずれの前記抵抗体にも通電した場合の前記比較手段からの検出信号に基づく計測結果をそれぞれ記憶し、前記計測結果から時間差を求めることを特徴とする請求項4に記載の熱伝導率測定装置。 - 複数の前記切換手段により、前記比較手段や前記増幅手段を共通して使用できることを特徴とする請求項5又は6に記載の熱伝導率測定装置。
- 前記電流発生手段によるランプ電流のオフセット調整を行うオフセット調整手段と、
前記電流発生手段によるランプ電流の傾き調整を行う傾き調整手段とを有することを特徴とする請求項7に記載の熱伝導率測定装置。 - 前記制御手段は、計測された時間又は求められた時間差に基づいて雰囲気の熱伝導率を算出することを特徴とする請求項4から8のいずれか1項に記載の熱伝導率測定装置。
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