JP2007192563A - 欠陥検出方法、表示デバイス評価方法および欠陥検出装置 - Google Patents

欠陥検出方法、表示デバイス評価方法および欠陥検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の目的は、表示デバイスの欠陥を高精度に検出することのできる欠陥検出方法を提供すること。
【解決手段】本発明の液晶パネルの欠陥検出方法は、液晶パネルから射出された光束の光路上に固有の透過波長領域を有するフィルタを配置し、光束をフィルタに透過させるフィルタ配置ステップ(S1,S6,S11)と、フィルタを透過した透過光束をモノクロ撮像手段で撮像して撮像データを取得する撮像データ取得ステップ(S2,S7,S12)と、撮像データから透過光束の輝度分布を解析する輝度分布解析ステップ(S3,S8,S13)と、輝度分布に所定値以上の輝度ギャップが存在するか否かを判定する輝度ギャップ判定ステップ(S4,S9,S14)とを実行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、液晶パネル等の表示デバイスやその応用製品であるプロジェクタ等の製造における検査工程において、表示デバイスの欠陥を精度よく検出する欠陥検出方法、表示デバイス評価方法および欠陥検出装置に関する。
従来、TFT(Thin Film Transistor)等の液晶パネルの製造時に、液晶パネルにより表示される投影画面上の欠陥の有無を検査する表示外観検査が行われている。欠陥とは、投影画面上において、周辺領域と比べて輝度の差(ギャップ)がある領域のことである。このような欠陥において輝度ギャップが生じる原因は、液晶パネル内の欠陥画素を透過した透過光の透過光量が、他の正常な画素を透過した透過光の透過光量と比べて異なるためである。
表示デバイスの表示外観検査のうち、シミ欠陥を検出するためのシミ欠陥検出方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のシミ欠陥検出方法は、まず、検査対象である液晶パネルが搭載されたプロジェクタによって、スクリーン上に投射された表示画像をモノクロCCD(Charge Coupled Devices)カメラで撮像する。そして、CCDカメラにより撮像された撮像データから投影画面の輝度分布を解析し、この輝度分布に現れる輝度のギャップをシミ欠陥として検出する。
特開2004−226272号公報
しかしながら、欠陥画素の種類によっては、欠陥画素によって透過光の波長が変化される場合がある。この場合、投影画面上の欠陥画素に相当する領域は、周囲と異なる色を帯び、投影画面の画質悪化に繋がる。従って、表示デバイスの表示外観検査において、このような周囲と異なる波長の透過光により形成される欠陥も検出する必要がある。
しかしながら、このように周囲と異なる波長の透過光によって形成される欠陥のうち、欠陥画素の透過時に透過光量の変化を伴わない欠陥は、撮像データの輝度分布上において輝度ギャップとして現れにくい。このため、引用文献1に記載の欠陥検出方法では、このようなシミ欠陥を検出しにくいという課題がある。
本発明の目的は、表示デバイスの欠陥を高精度に検出することのできる欠陥検出方法、表示デバイス評価方法および、欠陥検出装置を提供することにある。
前記した目的を達するために、本発明の欠陥検出方法は、表示デバイスの欠陥検出方法であって、前記表示デバイスから射出された光束の光路上に固有の透過波長領域を有するフィルタを配置し、前記光束を前記フィルタに透過させるフィルタ配置ステップと、前記フィルタを透過した透過光束をモノクロ撮像手段で撮像して撮像データを取得する撮像データ取得ステップと、前記撮像データから前記透過光束の輝度分布を解析する輝度分布解析ステップと、前記輝度分布に所定値以上の輝度ギャップが存在するか否かを判定する輝度ギャップ判定ステップとを備えていることを特徴とする。
表示デバイスとして、例えば、TFT(Thin Film Transistor)等の透過型液晶パネル、および、LCOS(Liquid Crystal on Silicon)等の反射型液晶パネルなどが挙げられる。また、撮像手段としてCCD(Charge Coupled Devices)カメラなどが挙げられる。
ここで、表示デバイスの欠陥画素から射出された光束は、正常な画素から射出された光束と比べて波長が異なる場合がある。
本発明によれば、表示デバイスから射出された光束は、フィルタに入射される。光束がフィルタを透過する際、フィルタにより所定の波長領域の透過光束のみが透過される。ここで、表示デバイスにおいて欠陥画素から射出された光束の波長が、このフィルタの透過波長領域に属する場合、透過光束を撮像した撮像データにおいて、表示デバイスの欠陥画素に対応する領域の光量は多く、周囲の領域の光量は少なくなる。すなわち、この投影画面を撮像手段で撮像し、撮像データから投影画面の輝度分布を解析すると、表示デバイスの欠陥画素に対応する領域の輝度が周囲より大きくなるため、欠陥を検出しやすくなる。従って、本発明の欠陥検出方法は、表示デバイスの欠陥を高精度に検出することができる。
さらに、フィルタの透過波長領域を変更することで、欠陥画素による様々な波長変位に対応することができる。なお、フィルタの透過波長領域は、表示デバイスの使用形態に応じて適宜選択すればよい。例えば、表示デバイスをプロジェクタに搭載する場合、プロジェクタでは赤・青・緑の各光学像の色合成により画像が形成されるため、赤・青・緑スペクトルの波長領域における表示デバイスの欠陥の有無を検査すればよい。従って、赤・青・緑スペクトルの透過波長領域をそれぞれ有するフィルタを用いて、本発明の欠陥検出を行えばよい。
また、表示デバイスから射出された光束の波長特性を検出したい場合、投影画面をカラー撮像手段でカラー撮像する方法が考えられる。これに対し、本発明では、フィルタを用いて光束の波長特性を輝度変化に反映させたので、投影画面をモノクロ撮像手段でモノクロ撮像すればよい。カラー撮像手段と比べて、フィルタおよびモノクロ撮像手段は安価であるため、コストを削減することができる。さらに、本発明のような投影画面の輝度分布による欠陥検出方法は、投影画面のカラー撮像による欠陥検出方法と比べて欠陥検出精度が若干良いため、表示デバイスの欠陥を精度良く検出することができる。
本発明では、前記撮像データ取得ステップでは、前記透過光束が投射された投影面上に形成される投影画面を、前記撮像手段によって撮像して、前記撮像データを取得することが好ましい。
本発明によれば、投影面に投射された投影画像を撮像手段で撮像するので、フィルタから射出された透過光を撮像手段で直接撮像する手法と比べて簡易化することができる。
本発明の前記撮像データ取得ステップでは、前記表示デバイスから射出される前記光束が、前記表示デバイス入射前と比べておよそ半減されるように、前記表示デバイスが予め設定されていることが好ましい。
表示デバイスの欠陥画素から射出された光束は、フィルタを介することにより輝度ギャップを生じさせる。ここで、表示デバイスから射出される光束が、例えば極端に少ない場合、透過光に周囲よりも輝度値が低い輝度ギャップが含まれていても、撮像データ上で輝度ギャップを捉え難い。同様に、表示デバイスから射出される光束が、例えば極端に多い場合、透過光に周囲よりも輝度値が高い輝度ギャップが含まれていても、撮像データ上で輝度ギャップを捉え難い。
これに対し、本発明によれば、表示デバイスから射出される光束が入射前と比べて半減していることから、透過光束に含まれる輝度ギャップを撮像データ上で捉えやすくなる。従って、撮像データから輝度ギャップを認識しやすくすることができる。
本発明の表示デバイス評価方法は、前記デバイスの欠陥検出検査を行い前記表示デバイスの使用形態を評価する表示デバイス評価方法であって、前記表示デバイスから射出された光束の光路上に所定の比視感度の透過波長領域を有する第1フィルタを配置し、前記光束を前記第1フィルタに透過させる第1フィルタ配置ステップと、前記第1フィルタを透過した透過光束をモノクロ撮像手段で撮像して撮像データを取得する第1撮像データ取得ステップと、前記撮像データから前記透過光束の輝度分布を解析する第1輝度分布解析ステップと、前記輝度分布に所定値以上の輝度ギャップが存在するか否かを判定する第1輝度ギャップ判定ステップと、前記第1輝度ギャップ判定ステップで前記輝度ギャップが存在すると判定された場合、前記表示デバイスを不良品と評価し、前記輝度ギャップが存在しないと判定された場合、次フィルタでの欠陥検出検査を決定する第1評価ステップと、前記第1評価ステップで次フィルタでの欠陥検出検査が決定された場合、前記表示デバイスから射出された光束の光路上に第1フィルタよりも高い比視感度の透過波長領域を有する第2フィルタを配置し、前記光束を前記第2フィルタに透過させる第2フィルタ配置ステップと、前記第2フィルタを透過した透過光束を前記モノクロ撮像手段で撮像して撮像データを取得する第2撮像データ取得ステップと、前記撮像データから前記透過光束の輝度分布を解析する第2輝度分布解析ステップと、前記輝度分布に所定値以上の輝度ギャップが存在するか否かを判定する第2輝度ギャップ判定ステップと、前記第2輝度ギャップ判定ステップで前記輝度ギャップが存在すると判定された場合前記表示デバイスを前記第1フィルタの透過波長領域の光束を変調させる表示デバイスと評価し、前記輝度ギャップが存在しないと判定された場合、次フィルタでの欠陥検出検査を決定する第2評価ステップと、前記第2評価ステップで次フィルタでの欠陥検出検査が決定された場合、前記表示デバイスから射出された光束の光路上に第2フィルタよりも高い比視感度の透過波長領域を有する第3フィルタを配置し、前記光束を前記第3フィルタに透過させる第3フィルタ配置ステップと、前記第3フィルタを透過した透過光束を前記モノクロ撮像手段で撮像して撮像データを取得する第3撮像データ取得ステップと、前記撮像データから前記透過光束の輝度分布を解析する第3輝度分布解析ステップと、前記輝度分布に所定値以上の輝度ギャップが存在するか否かを判定する第3輝度ギャップ判定ステップと、前記第3輝度ギャップ判定ステップで前記輝度ギャップが存在すると判定された場合前記表示デバイスを前記第2フィルタの透過波長領域の光束を変調させる表示デバイスと評価し、前記輝度ギャップが存在しないと判定された場合前記表示デバイスを前記第3フィルタの透過波長領域の光束を変調させる表示デバイスと評価する第3評価ステップとを備えていることを特徴とする。
ここで、ある所定幅の波長変化を引き起こす欠陥画素において、当該欠陥画素から射出された光束を人間が目視した場合、光束の色相によって周囲と比べ明度の変化が見分けやすい色と、見分けにくい色とがある。これは、人間の感度特性が光束の波長によって異なるためである。すなわち、ある所定幅の波長変化を引き起こす欠陥画素へ、低比視感度の波長領域を有する青色光と、高比視感度の波長領域を有する緑色光とが入射された場合、欠陥画素から射出された光束は、青色光よりも緑色光の方が、欠陥による色ムラが見分けやすい。すなわち、比視感度の波長領域を有する光束に色ムラが認められるとき、これより高比視感度の波長領域を有する光束には、より大きな色ムラが認められると想定することができる。
これに対し、本発明によれば、表示外観検査を最低比視感度の波長領域から行うことから、輝度ギャップ判定ステップで、この最低比視感度の波長領域を有する透過光束に輝度ギャップが含まれると判定された場合、表示デバイスは不良品であると評価することができる。すなわち、最低比視感度の波長領域から行うことから、表示デバイスの不良品判定までに要する時間・手間を抑制することができる。
また、本発明によれば、低比視感度から高比視感度の透過波長領域をそれぞれ有するフィルタを用いて表示デバイスの欠陥検出検査を行い、各透過波長領域における欠陥の有無に応じて、当該表示デバイスの使用形態を決定することができる。すなわち、緑色用表示デバイスとしては不採用である表示デバイスでも、青色用表示デバイスとして採用することができる。従って、表示デバイスを、その表示デバイスに含まれる欠陥の波長特性に応じて、適切な使用方法を決定することができる。
本発明の欠陥検出装置は、前記表示デバイスから射出された光束の光路上に固有の透過波長領域を有するフィルタを配置し、前記光束を前記フィルタに透過させるフィルタ配置部と、前記フィルタを透過した透過光束をモノクロ撮像手段に撮像させて撮像データを取得する撮像データ取得部と、前記撮像データから前記透過光束の輝度分布を解析する輝度分布解析部と、前記輝度分布に所定値以上の輝度ギャップが存在するか否かを判定する輝度ギャップ判定部とを備えていることが好ましい。
本発明によれば、前述した欠陥検出方法による作用・効果と同様の作用・効果を奏することができる。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、検査対象である表示デバイスとしての液晶パネル1の表示外観検査を行う表示外観検査システム10の構成を示す図である。
表示外観検査システム10は、図1に示すように、光源21から射出された光束を液晶パネル1を介して投射する光学系2と、光学系2から射出された投射光が投影されるスクリーン3と、光学系2およびスクリーン3間における投射光の光路上に配置されるカラーフィルタ配置装置4と、スクリーン3上に形成された投影画面Wを撮像するモノクロ撮像手段としてのCCD(Charge Coupled Devices)カメラ5と、液晶パネル1に各種パターンを出力するパネル制御装置6と、カラーフィルタ配置装置4、CCDカメラ5およびパネル制御装置6を制御し、CCDカメラ5により撮像された撮像データDから液晶パネル1の欠陥を検出する欠陥検出装置としての制御装置7とを備えている。
光学系2は、白色光を射出する光源21と、光源21から射出された光束を1種の直線偏光に変換する集光レンズ22と、集光レンズ22から射出された光束をパネル制御装置6による制御に基づいて変調する液晶パネル1と、液晶パネル1により変調された光束を拡大投射する投射レンズ23とを備えている。
カラーフィルタ配置装置4は、それぞれ固有の波長領域の光のみを透過させる赤フィルタ4Rと、青フィルタ4Bと、緑フィルタ4Gとを備えている。なお、赤フィルタ4Rは、赤スペクトルの波長領域の光のみを透過させ、赤スペクトル以外の波長領域の光は吸収する。同様に、青フィルタ4Bは、青スペクトルの波長領域の光、緑フィルタ4Gは緑スペクトルの波長領域の光のみを透過する。
制御装置7から出力された制御信号に基づいて、これらフィルタ4R,4B,4Gのうちいずれかが選択されて、投射レンズ23およびスクリーン3間の投射光の光路上に配置される。
CCDカメラ5は、液晶パネル1の解像度以上の解像度を有するモノクロ用CCDを搭載している。CCDカメラ5は、各CCDの受光量に応じて形成された撮像データを制御装置7に出力する。
図2は、制御装置7の機能的構成を示すブロック図である。
制御装置7は、図2に示すように、フィルタ配置部71と、撮像データ取得部72と、輝度解析部73と、輝度ギャップ判定部74とを備えている。
〔制御装置7の作用〕
次に、図1〜図4を参照して制御装置7の作用を説明する。
制御装置7は、光学系2内に配置された液晶パネル1の表示外観検査処理を実行する。図3は、表示外観検査処理を説明するためのフロー図である。
液晶パネル1には、光源21から射出された光束が入射されている。
まず、制御装置7を構成するフィルタ配置部71は、青フィルタ4Bを指定する制御信号をカラーフィルタ配置装置4に出力する(S1)。
フィルタ配置装置4では、当該制御信号に従って、青フィルタ4Bが投射光の光路L上に配置される。すると、投射レンズ23から投射された投射光は、青フィルタ4B透過時に青スペクトルの波長領域の光のみが透過される。そして、この青フィルタ4Bを透過した投射光によりスクリーン3上に投影画面WBが投射される。
次に、撮像データ取得部72は、CCDカメラ5に制御信号を出力してスクリーン3上の投影画面WBを撮像させ、CCDカメラ5から出力される投影画面WBの撮像データDBを取得する(S2)。なお、液晶パネル1は、パネル制御装置6によって中程度の透過率が設定されており、液晶パネル1から射出される光束は、液晶パネル1入射前と比べておよそ半減されている。
輝度解析部73は、処理S2で取得された投影画面WBの撮像データDBを解析して、投影画面WBの輝度分布を取得する(S3)。なお、図4は、投影画面WB上のある1次元領域の輝度分布を示すグラフである。
輝度ギャップ判定部74は、処理S3で取得された投影画面WBの輝度分布を解析して、投影画面WBの輝度分布内に輝度ギャップが含まれているか否かを判定する(S4)。具体的には、輝度ギャップ判定部74は、CCDカメラ5の各CCD画素の撮像データDBを比較し、周囲のCCD画素の輝度値に比べ所定値以上の輝度ギャップを有する撮像データDBが含まれているか否かを判定する。図4に示す投影画面WBの輝度分布では、CCD画素Xに受光された光束の輝度が周辺の輝度よりも突出して大きい。すなわち、CCD画素Xに受光された光束において輝度ギャップCが生じていると判断される。
撮像データDBに基づく輝度分布に輝度ギャップが含まれると判定された場合、輝度ギャップ判定部74は、液晶パネル1が不良品であると評価する(S5)。そして、制御装置7は、欠陥検出処理を終了する。
一方、撮像データDBに基づく輝度分布に輝度ギャップが含まれていないと判定された場合、輝度ギャップ判定部74は、液晶パネル1の赤フィルタ4Rでの欠陥検出実行を判定する。
輝度ギャップ判定部74により赤フィルタ4Rでの欠陥検出実行が決定されると、フィルタ配置部71は、赤フィルタ4Rを指定する制御信号をカラーフィルタ配置装置4に出力する(S6)。
フィルタ配置装置4では、当該制御信号に従い、青フィルタ4Bに代わって赤フィルタ4Rが投射光の光路L上に配置される。すると、投射レンズ23から投射された投射光は、赤フィルタ4R透過時に赤スペクトル領域の光のみが透過される。そして、この赤フィルタ4Rを透過した投射光によりスクリーン3上に投影画面WRが投射される。
次に、撮像データ取得部72は、処理S2と同様に、CCDカメラ5から出力される投影画面WRの撮像データDRを取得する(S7)。
そして、輝度解析部73は、処理S3と同様に、処理S7で取得された投影画面WRの撮像データDRを解析して、投影画面WRの輝度分布を取得する(S8)。
輝度ギャップ判定部74は、処理S4と同様に、撮像データDRに基づく輝度分布に輝度ギャップが含まれているか否かを判定する(S9)。
撮像データDRに基づく輝度分布に輝度ギャップが含まれると判定された場合、輝度ギャップ判定部74は、液晶パネル1を青色用の液晶パネルに採用すると評価する(S10)。そして、制御装置7は、欠陥検出処理を終了する。
一方、撮像データDRに基づく輝度分布に輝度ギャップが含まれないと判定された場合、輝度ギャップ判定部74は、緑フィルタ4Gでの欠陥検出実行を決定する。
輝度ギャップ判定部74により緑フィルタ4Gでの欠陥検出実行が決定されると、フィルタ配置部71は、緑フィルタ4Gを指定する制御信号をカラーフィルタ配置装置4に出力する(S11)。
フィルタ配置装置4では、当該制御信号に従い、赤フィルタ4Rに代わって緑フィルタ4Gが投射光の光路L上に配置される。すると、投射レンズ23から投射された投射光は、緑フィルタ4G透過時に緑スペクトル領域の光のみが透過される。そして、この緑フィルタ4Gを透過した投射光によりスクリーン3上に投影画面WGが投射される。
次に、撮像データ取得部72は、処理S2と同様に、CCDカメラ5から出力される投影画面WGの撮像データDGを取得する(S12)。
そして、輝度解析部73は、処理S3と同様に、処理S12で取得された投影画面WGの撮像データDGを解析して、投影画面WGの輝度分布を取得する(S13)。
輝度ギャップ判定部74は、処理S4と同様に、撮像データDGに基づく輝度分布に輝度ギャップが含まれているか否かを判定する(S14)。
撮像データDGに基づく輝度分布に輝度ギャップが含まれると判定された場合、輝度ギャップ判定部74は、液晶パネル1を赤色用の液晶パネルに採用すると評価する(S15)。そして、制御装置7は、欠陥検出処理を終了する。
一方、撮像データDGに基づく輝度分布に輝度ギャップが含まれないと判定された場合、輝度ギャップ判定部74は、液晶パネル1を緑色用の液晶パネルに採用すると評価する(S16)。そして、制御装置7は、欠陥検出処理を終了する。
液晶パネル1の欠陥画素から射出された光束は、正常な画素から射出された光束と比べて波長が異なる場合がある。
本実施形態によれば、液晶パネル1から射出された光束は、フィルタ4R,4B,4Gに入射される。光束がフィルタを透過する際、フィルタにより所定の波長領域の透過光束のみが透過される。ここで、液晶パネル1において欠陥画素から射出された光束の波長が、このフィルタの透過波長領域に属する場合、透過光束を撮像した撮像データDにおいて、液晶パネル1の欠陥画素に対応する領域の光量は多く、周囲の領域の光量は少なくなる。すなわち、この投影画面Wを撮像手段で撮像し、撮像データDから投影画面Wの輝度分布を解析すると、液晶パネル1の欠陥画素に対応する領域の輝度が周囲より大きくなるため、欠陥を検出しやすくなる。従って、本実施形態の欠陥検出方法は、液晶パネル1の欠陥を高精度に検出することができる。
さらに、フィルタの透過波長領域を変更することで、欠陥画素による様々な波長変位に対応することができる。なお、フィルタの透過波長領域は、液晶パネル1の使用形態に応じて適宜選択すればよい。例えば、液晶パネル1をプロジェクタ1に搭載する場合、プロジェクタ1では赤・青・緑の各光学像の色合成により画像が形成されるため、赤・青・緑スペクトルの波長領域における液晶パネル1の欠陥の有無を検査すればよい。従って、赤・青・緑スペクトルの透過波長領域をそれぞれ有する赤フィルタ4R,青フィルタ4B,緑フィルタ4Gを用いて、本実施形態の欠陥検出を行えばよい。
液晶パネル1から射出された光束の波長特性を検出したい場合、投影画面WをカラーCCDカメラでカラー撮像する方法が考えられる。これに対し、本実施形態では、フィルタ4R,4B,4Gを用いて光束の波長特性を輝度変化に反映させたので、投影画面WをCCDカメラ5でモノクロ撮像すればよい。カラーCCDカメラと比べて、フィルタ4R,4B,4GおよびCCDカメラ5は安価であるため、コストを削減することができる。さらに、本実施形態のような投影画面Wの輝度分布による欠陥検出方法は、投影画面Wのカラー撮像による欠陥検出方法と比べて欠陥検出精度が若干良いため、液晶パネル1の欠陥を精度良く検出することができる。
また、スクリーン3に投射された投影画像を撮像手段で撮像するので、フィルタ4R,4B,4Gから射出された透過光を撮像手段で直接撮像する手法と比べて簡易化することができる。
液晶パネル1の欠陥画素から射出された光束は、フィルタ4R,4B,4Gを介することにより輝度ギャップを生じさせる。ここで、液晶パネル1から射出される光束が、例えば極端に少ない場合、透過光に周囲よりも輝度値が低い輝度ギャップが含まれていても、撮像データD上で輝度ギャップを捉え難い。同様に、液晶パネル1から射出される光束が、例えば極端に多い場合、透過光に周囲よりも輝度値が高い輝度ギャップが含まれていても、撮像データD上で輝度ギャップを捉え難い。
これに対し、本実施形態によれば、液晶パネル1から射出される光束が入射前と比べて半減していることから、透過光束に含まれる輝度ギャップを撮像データD上で捉えやすくなる。従って、撮像データDから輝度ギャップを認識しやすくすることができる。
ここで、ある所定幅の波長変化を引き起こす欠陥画素において、当該欠陥画素から射出された光束を人間が目視した場合、光束の色相によって周囲と比べ明度の変化が見分けやすい色と、見分けにくい色とがある。これは、人間の感度特性が光束の波長によって異なるためである。すなわち、ある所定幅の波長変化を引き起こす欠陥画素へ、低比視感度の波長領域を有する青色光と、高比視感度の波長領域を有する緑色光とが入射された場合、欠陥画素から射出された光束は、青色光よりも緑色光の方が、欠陥による色ムラが見分けやすい。すなわち、比視感度の波長領域を有する光束に色ムラが認められるとき、これより高比視感度の波長領域を有する光束には、より大きな色ムラが認められると想定することができる。
これに対し、本実施形態によれば、欠陥検出検査を最低比視感度の波長領域から行うことから、輝度ギャップ判定ステップで、この最低比視感度の波長領域を有する透過光束に輝度ギャップが含まれると判定された場合、液晶パネル1は不良品であると評価することができる。すなわち、最低比視感度の波長領域から行うことから、液晶パネル1の不良品判定までに要する時間・手間を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、低比視感度から高比視感度の透過波長領域をそれぞれ有するフィルタ4R,4B,4Gを用いて液晶パネル1の欠陥検出検査を行い、各透過波長領域における欠陥の有無に応じて、当該液晶パネル1の使用形態を決定することができる。すなわち、緑色用液晶パネルとしては不採用である液晶パネル1でも、青色用液晶パネルとして採用することができる。従って、液晶パネル1を、その液晶パネル1に含まれる欠陥の波長特性に応じて、適切な使用形態を決定することができる。
〔前記実施形態の変形〕
本発明を実施するための最良の構成などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、前記実施形態は、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、検査対象である表示デバイスとしてTFT液晶パネル1を採用したが、これに限らず、他の透過型液晶パネル、LCOS(Liquid Crystal on Silicon)等の反射型液晶パネル等を採用してもよい。
また、前記実施形態では、液晶パネル1の透過率を中程度に設定し、液晶パネル1から射出される光束を入射前と比べおよそ半減させた。しかしながら、本発明では、液晶パネル1から射出される光束が、CCDカメラ5の撮像可能光量の最大値および最小値近傍でなければよい。具体的には、液晶パネル1の透過率は、30〜70%程度であることが望ましい。
前記実施形態では、液晶パネル1の不良品判定を時間・手間を要することなく行うために、図3に示すように、青色フィルタ4B、赤色フィルタ4R、緑色フィルタ4Gの順にカラーフィルタを配置させて検査を行った。しかしながら、本願発明では、不良品判定に要する時間・手間を考慮しないのであれば、液晶パネル1の検査に用いるカラーフィルタの順番は限定されるものではない。
前記実施形態では、カラーフィルタ4R,4B,4Gを、カラーフィルタ配置装置4によって自動的に配置させたが、本発明では、カラーフィルタ4R,4B,4Gを手動により配置させてもよい。
前記実施形態では、プロジェクタに搭載される液晶パネル1の外観表示検査を行ったため、赤・青・緑のカラーフィルタ4R,4B,4Gを用いた。しかしながら、本発明では、カラーフィルタの透過波長領域に基づく種類は、表示デバイスの使用形態に応じて適宜選択すればよい。
本発明の一実施形態に係る表示外観検査システムの構成を示す模式図。 前記実施形態に係る制御装置の機能的構成を示すブロック図。 前記実施形態に係る制御装置の作用を説明するためのフロー図。 前記実施形態に係る投影画面上の輝度分布を示すグラフ。
符号の説明
1…液晶パネル(表示デバイス)、3…スクリーン(投影面)、4G…緑フィルタ、4R…赤フィルタ、4B…青フィルタ、5…CCDカメラ(撮像手段)、7…制御装置(欠陥検出装置)、71…フィルタ配置部、72…撮像データ取得部、73…輝度解析部、74…輝度ギャップ判定部、L…光路、W,WR,WB,WG…投影画面。

Claims (5)

  1. 表示デバイスの欠陥検出方法であって、
    前記表示デバイスから射出された光束の光路上に固有の透過波長領域を有するフィルタを配置し、前記光束を前記フィルタに透過させるフィルタ配置ステップと、
    前記フィルタを透過した透過光束をモノクロ撮像手段で撮像して撮像データを取得する撮像データ取得ステップと、
    前記撮像データから前記透過光束の輝度分布を解析する輝度分布解析ステップと、
    前記輝度分布に所定値以上の輝度ギャップが存在するか否かを判定する輝度ギャップ判定ステップとを備えていることを特徴とする欠陥検出方法。
  2. 請求項1に記載の欠陥検出方法において、
    前記撮像データ取得ステップでは、前記透過光束が投射された投影面上に形成される投影画面を、前記撮像手段によって撮像して、前記撮像データを取得することを特徴とする欠陥検出方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の欠陥検出方法において、
    前記撮像データ取得ステップでは、前記表示デバイスから射出される前記光束が、前記表示デバイス入射前と比べておよそ半減されるように、前記表示デバイスが予め設定されていることを特徴とする欠陥検出方法。
  4. 前記デバイスの欠陥検出検査を行い前記表示デバイスの使用形態を評価する表示デバイス評価方法であって、
    前記表示デバイスから射出された光束の光路上に所定の比視感度の透過波長領域を有する第1フィルタを配置し、前記光束を前記第1フィルタに透過させる第1フィルタ配置ステップと、
    前記第1フィルタを透過した透過光束をモノクロ撮像手段で撮像して撮像データを取得する第1撮像データ取得ステップと、
    前記撮像データから前記透過光束の輝度分布を解析する第1輝度分布解析ステップと、
    前記輝度分布に所定値以上の輝度ギャップが存在するか否かを判定する第1輝度ギャップ判定ステップと、
    前記第1輝度ギャップ判定ステップで前記輝度ギャップが存在すると判定された場合、前記表示デバイスを不良品と評価し、前記輝度ギャップが存在しないと判定された場合、次フィルタでの欠陥検出検査を決定する第1評価ステップと、
    前記第1評価ステップで次フィルタでの欠陥検出検査が決定された場合、前記表示デバイスから射出された光束の光路上に第1フィルタよりも高い比視感度の透過波長領域を有する第2フィルタを配置し、前記光束を前記第2フィルタに透過させる第2フィルタ配置ステップと、
    前記第2フィルタを透過した透過光束を前記モノクロ撮像手段で撮像して撮像データを取得する第2撮像データ取得ステップと、
    前記撮像データから前記透過光束の輝度分布を解析する第2輝度分布解析ステップと、
    前記輝度分布に所定値以上の輝度ギャップが存在するか否かを判定する第2輝度ギャップ判定ステップと、
    前記第2輝度ギャップ判定ステップで前記輝度ギャップが存在すると判定された場合前記表示デバイスを前記第1フィルタの透過波長領域の光束を変調させる表示デバイスと評価し、前記輝度ギャップが存在しないと判定された場合、次フィルタでの欠陥検出検査を決定する第2評価ステップと、
    前記第2評価ステップで次フィルタでの欠陥検出検査が決定された場合、前記表示デバイスから射出された光束の光路上に第2フィルタよりも高い比視感度の透過波長領域を有する第3フィルタを配置し、前記光束を前記第3フィルタに透過させる第3フィルタ配置ステップと、
    前記第3フィルタを透過した透過光束を前記モノクロ撮像手段で撮像して撮像データを取得する第3撮像データ取得ステップと、
    前記撮像データから前記透過光束の輝度分布を解析する第3輝度分布解析ステップと、
    前記輝度分布に所定値以上の輝度ギャップが存在するか否かを判定する第3輝度ギャップ判定ステップと、
    前記第3輝度ギャップ判定ステップで前記輝度ギャップが存在すると判定された場合前記表示デバイスを前記第2フィルタの透過波長領域の光束を変調させる表示デバイスと評価し、前記輝度ギャップが存在しないと判定された場合前記表示デバイスを前記第3フィルタの透過波長領域の光束を変調させる表示デバイスと評価する第3評価ステップとを備えていることを特徴とする表示デバイス評価方法。
  5. 表示デバイスの欠陥を検出するための欠陥検出装置であって、
    前記表示デバイスから射出された光束の光路上に固有の透過波長領域を有するフィルタを配置し、前記光束を前記フィルタに透過させるフィルタ配置部と、
    前記フィルタを透過した透過光束をモノクロ撮像手段に撮像させて撮像データを取得する撮像データ取得部と、
    前記撮像データから前記透過光束の輝度分布を解析する輝度分布解析部と、
    前記輝度分布に所定値以上の輝度ギャップが存在するか否かを判定する輝度ギャップ判定部とを備えていることを特徴とする欠陥検出装置。
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