JP2007192158A - ポンプおよび燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】羽根車によって移送する移送流体の外部への流出を防止しつつ、モータ部への流体の浸入を防止する。
【解決手段】燃料電池3から排出される余剰水素を、水素循環通路11を通して循環させて燃料電池3に再度供給する水素循環ポンプ1は、モータ部43の回転軸となる軸35の下部に羽根車49を備えている。羽根車49は、外周側の還流羽61と、その内側の基部63とを有し、基部63の上面に放射状に延びる板状の羽65を備えている。羽根車49が回転すると、羽65が遠心力の作用によって、ポンプ室59に流入する水素中の水分を、中心側から外周の還流羽61側に排出し、羽根車ケーシング47の上壁47cに設けてあるシール材55を通してモータ室57内への水分の浸入を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ部の回転軸上に羽根車を設けたポンプおよび燃料電池システムに関する。
従来、モータ部の回転軸上に羽根車を設けたポンプにおいて、モータ部側と羽根車側との境界部における隔壁に軸封部を設け、この軸封部に水抜き管を接続して大気開放とすることで、軸封部が損傷した際に、羽根車側の移送流体である水を外部へ排出し、モータ部への水の浸入を防止してモータ部の電気的絶縁状態を確保する点が、下記特許文献1に記載されている。
特開平9−112493号公報
しかしながら、上記したような水抜き管を備えるポンプの構造を、燃料電池システムにおける水素循環ポンプに適用し、燃料電池から排出される余剰の水素中に含まれる水分を、水抜き管を通してポンプ外部に排出するようにした場合には、移送流体である水素もポンプ外部に排出されてしまう。
そこで、本発明は、羽根車によって移送する移送流体の外部への流出を防止しつつ、モータ部への流体の浸入を防止することを目的としている。
本発明は、モータ部の回転軸と、このモータ部により回転して流体を移送する羽根車の回転軸とを、互いに同軸上に連続して配置するポンプにおいて、前記羽根車は、外周側の羽根部と、この羽根部より内周側に位置する基部とを有し、前記モータ部を収納するモータケーシングと、前記羽根車を格納する羽根車ケーシングとの間の隔壁に対向する前記羽根車の基部上に、前記羽根車の回転により中心側から外周側へ流体を排出する流体排出部を設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、羽根車の基部に設けた流体排出部が、羽根車の回転により、流体を遠心力の作用によって中心側から外周側へ排出するので、羽根車側からモータ部への流体の浸入を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態を示す、図2の燃料電池システムに使用する燃料循環ポンプとしての水素循環ポンプ1の断面図である。この燃料電池システムは、例えば車両に搭載されるもので、燃料電池3の燃料入口3aと、燃料である水素ガスを高圧に貯蔵する水素タンク5とを、水素供給通路7で接続し、水素供給通路7には水素圧力調整弁9を設置する。
燃料電池3の燃料出口3bには燃料循環通路としての水素循環通路11の一端を接続し、水素循環通路11の他端は、前記した水素圧力調整弁9と燃料電池3との間の水素供給通路7に接続する。水素循環通路11には、燃料電池3側から水セパレータ13および前記した水素循環ポンプ1を順次配置する。
水セパレータ13は、燃料電池3から排出される水素中に含まれる水分を分離するもので、分離後の水分を排出する水排出通路15を水セパレータ13に接続し、水排出通路15には水排出弁17を設置する。
また、水セパレータ13と水素循環ポンプ1との間の水素循環通路11には、パージ通路19を接続し、パージ通路19にはパージ弁21を設置する。パージ弁21は、水素循環通路11を循環している水素中に、燃料電池3から窒素が混入するが、混入した窒素の割合が一定以上高くなった場合、もしくは燃料電池システムの負荷を急速に下げる場合に、開弁する。
一方、燃料電池3の空気入口3cと空気コンプレッサ23とは、空気供給通路25で接続し、燃料電池3の空気出口3dには、空気排出通路27を接続する。空気供給通路25および空気排出通路27には加湿器29を設置する。加湿器29は、空気コンプレッサ23から燃料電池3に供給する空気を、空気排出通路27を流れる水分を含む排出空気によって加湿する。
また、加湿器29より下流の空気排出通路27には、空気圧力調整弁31を設置する。空気圧力調整弁31は、空気コンプレッサ23より下流の燃料電池3を含む空気経路内の圧力を調整する。
また、コントロールユニット33は、特に図示しないが、水素供給通路7に設置する水素圧力センサや空気排出通路27に設置する空気圧力センサなど検出信号の入力を受け、あらかじめ決められた制御プログラムに従って、前記した水素循環ポンプ1,水素圧力調整弁9,水排出弁17,パージ弁21,空気コンプレッサ23および空気圧力調整弁31などの各種部品をそれぞれ駆動制御し、本燃料電池システム全体を制御する。
図1に示すように、水素循環ポンプ1は、鉛直方向に相当する図1中で上下方向に延びる軸35を有し、この軸35の外周に永久磁石37を設けてモータロータとする一方、永久磁石37に対向するモータケーシング39の内壁にモータコイル41を設けてモータステータとし、これらによりモータ部43を構成している。したがって、上記した軸35は、モータ部43の回転軸を含んでいる。
前記したモータケーシング39は、下部が開放する中空に形成され、この下部開口を覆うようにポンプ部45の羽根車ケーシング47を装着している。前記した軸35は、この羽根車ケーシング47内に下端を挿入し、その外周部に羽根車49を取り付けている。したがって、上記した軸35は、羽根車49の回転軸をも含んでおり、またモータ部43の回転軸と、このモータ部43により回転して流体を移送する羽根車49の回転軸とを、互いに同軸上に連続して配置していることになる。
軸35は、その上端部を、モータハウジング39の凹部39aに設けた上部軸受51に回転可能に支持するとともに、下端部を、羽根車ケーシング47の下壁47aの挿入孔47bに挿入した下部軸受53に回転可能に支持する。
また、羽根車ケーシング47の隔壁となる上壁47cには、軸35が貫通する貫通孔47dを設け、この貫通孔47dと軸35との間にはシール材55を介装し、モータケーシング39内のモータ室57と、羽根車ケーシング47内のポンプ室59とを封止している。
羽根車49は、図3に斜視図として示すように、外周側の上面に円周方向に沿って複数設けてある羽根部としての還流羽61と、還流羽61より内周側に位置して軸35の外周面に固定する基部63とを有し、さらに基部63は、内周側のボス部63aとその外周側の平板部63bとを有している。
そして、この平板部63b上に、内端をボス部63aに接触した状態で、流体排出部として羽65を取り付ける。羽65は、軸35から外周側に向けて放射状に延びる板状部材で構成し、上端縁65aを、軸35側に対し外周側が鉛直方向下方となるよう傾斜させている。
この傾斜した上端縁65aに対向する羽根車ケーシング47の上壁47c(図1参照)の下面47eも、上端縁65aに対応するように、軸35側に対し外周側が鉛直方向下方となるよう傾斜させている。なお、羽35の上端縁65aと羽根車ケーシング47の上壁47cの下面47eとの間には、隙間67を形成している。
還流羽61の上部の羽根車ケーシング47内には流体流路69を形成し、この流体流路69の図1中で右側には吸入流路71が連通する。吸入流路71は、羽根車ケーシング47およびモータケーシング39にそれぞれ形成した貫通孔47fおよび39bで構成する。貫通孔39bは、上部が図1中で右側に屈曲してモータケーシング39の側部に開口し、この開口部に吸入配管73を接続する。
一方、流体流路69の図1中で左側には吐出流路75が連通する。吐出流路75は、羽根車ケーシング47およびモータケーシング39にそれぞれ形成した貫通孔47gおよび39cで構成する。貫通孔39cは、上部が図1中で左側に屈曲してモータケーシング39の側部に開口し、この開口部に吐出配管77を接続する。
上記した吸入配管71および吐出配管75は、前記図1に示した水素循環配管11の上流側および下流側にそれぞれ接続する。
このような構造の水素循環ポンプ1を備えた燃料電池システムにおいて、水素タンク5内の燃料は、水素供給通路7を流れる際に、水素圧力調整弁9で減圧および調圧されてから燃料電池3に供給される一方、空気コンプレッサ23で圧縮された空気が、空気供給通路25を通って燃料電池3に供給され、それぞれ供給された水素と空気とで燃料電池3が発電する。
発電状態の燃料電池3は、余剰の燃料を水素循環通路11に排出し、水セパレータ13および水素循環ポンプ1を経て再度燃料電池3に供給される一方、排出する空気を空気排出通路27を経て外部に放出する。この際、加湿器29により、空気排出通路27を流れる排出空気中の水分が、空気供給通路25を流れる空気を加湿し、加湿後の空気を燃料電池3に供給することになる。
ここで、水素循環ポンプ1においては、モータ部43の駆動により軸35が回転し、これに伴い回転する羽根車49によって、燃料電池3から排出された余剰の水素を、吸入配管73および吸入流路71から流体流路69に取り込み、吐出流路75および吐出配管77を経て水素供給通路7側の水素循環通路11に吐出する。
なお、羽根車49は、回転する際の遠心力によって、還流羽61の内部の流体に回転方向に向かう流れを発生させて還流羽61から流出させ、ポンプ室59内の流体と運動量交換を行わせる。運動量交換を行った流体は、再度還流羽61内に流入し、これを繰り返しつつエネルギを流体に与えることで圧力が高まり、吐出流路75に向けて流体が吐出されることになる。
この際、燃料電池3から排出される余剰水素には水分が含有し、その水分を水セパレータ13で分離しているものの、完全には分離できず、その下流の水素循環ポンプ1のポンプ室59に水素とともに流入することとなる。
水素循環ポンプ1では、羽根車49の回転に伴って羽65が一体となって回転し、ポンプ室59内に流入した水分を、羽65が遠心力の作用によって中心側から外周側の還流羽61へ向けて飛ばし、シール材55から離れる方向に排出することになる。
このため、燃料電池3から流出する水分を含む水素が、水素循環ポンプ1のポンプ室59内に流入しても、この水素中の水分のモータケーシング39内への浸入を防止でき、モータコイル41などモータ部43の電気的絶縁抵抗低下を防止することができる。この際、羽根車49によって移送される水素を大気中に放出することも回避することができる。
また、水素循環ポンプ1により水素循環通路11を循環させている水素中には、燃料電池3から混入する窒素が存在するが、混入した窒素の割合が一定以上高くなった場合、もしくは燃料電池システムの負荷を急速に下げる場合に、パージ弁21を開いて水素循環通路11内の圧力を下げる。
水素循環通路11の圧力低下により、ポンプ室59とシール部材55によって僅かの隙間を介して連通するモータケーシング39内の圧力も低下する。水素循環通路11の圧力が所定の圧力まで下がったら、再度パージ弁21を閉じることで、水素循環通路11の圧力が上昇し、これに伴いポンプ室59内の圧力も上昇するが、このような場合であっても、本実施形態では、ポンプ室59内の水分を羽65の回転によって外周側へ排出しているので、シール材55を介してモータ室57への水分の浸入を防止することができる。
本発明の第2の実施形態として、特に図示しないが、前記した第1の実施形態における羽65の表面に撥水処理を施している。撥水処理した羽65の表面には、水分が存在しても表面張力が発生するので、水分は、羽65の表面から離れやすくなって効率よく外周側へ排出することができる。
本発明の第3の実施形態として、特に図示しないが、前記した第1の実施形態における羽65の表面に親水処理を施している。親水処理した羽65の表面に対しては水分が馴染むので、この水分が、羽65の表面上を流れやすくなって効率よく外周側に排出することができる。
なお、上記した第2,第3の各実施形態における撥水処理,親水処理は、羽65に実施する代わりに、羽根車ケーシング47における上壁47cの下面47eに施してもよく、また羽65と上壁47cの双方に施してもよい。
図4は、本発明の第4の実施形態を示す水素循環ポンプ1Aの断面図である。この実施形態による水素循環ポンプ1Aは、その羽根車49Aにおける基部63Aの上部の表面63Aaを、軸35側に対して外周側が鉛直方向下方となるよう傾斜させている。
そして、基部63Aの表面63Aa上には、流体排出部としての羽65Aを、円周方向に沿って複数設けている。この羽65Aも、軸35から外周側に向けて放射状に延びる板状部材で構成し、その上端縁65Aaを、軸35側に対して外周側が鉛直方向下方となるよう傾斜させている。
この傾斜した上端縁65Aaに対向する羽根車ケーシング47の上壁47c(図1参照)の下面47eも、第1の実施形態と同様にして、上端縁65Aaに対応するように、軸35側に対して外周側が鉛直方向下方となるよう傾斜させ、また下面47eと羽65Aの上端縁65Aaとの間には、隙間67を形成してある。その他の構成は、前記図1に示した第1の実施形態とほぼ同様である。
第4の実施形態によれば、羽65Aによって第1の実施形態と同様に水分を外周側に排出できる上、羽根車49Aにおける基部63Aの上部の表面63Aaを、軸35側に対して外周側が鉛直方向下方となるよう傾斜させているので、この基部63A上に落下した水分が外周側に重力によって流れ落ち、より効率的に水分の排出を行うことができ、モータ室57への水分の浸入をより確実に防止することができる。
なお、第4の実施形態においても、前記した第2,第3の実施形態のような撥水処理、親水処理を施してもよく、この場合、羽65Aや羽根車ハウジング47の上壁下面47eに限らず、基部63Aの表面63Aa上に、撥水処理、親水処理を施してもよい。
図5は、本発明の第5の実施形態を示す水素循環ポンプにおける羽根車49Bを示す、前記図3に対応する斜視図である。この羽根車49Bは、図3に示した羽65に代えて、羽根車49Bの矢印Rで示す回転方向前方に向けて円弧状に屈曲する前向き羽65Bを設けている。
ここで、前向き羽65Bから出る流体の絶対速度ベクトルは、前向き羽65Bの回転方向の速度ベクトルV1と、前向き羽65Bと流体との相対速度ベクトルV2との和となるが、前向き羽65Bとすることで、上記した速度ベクトルV1とV2との周方向成分が同じ向きになるので、絶対速度が高まり、前向き羽65Bから流出する流体の流速が速くなる。
したがって、前向き羽65Bとすることで、ポンプ室59内に流入した水分を、平板状の羽65としている図3の第1の実施形態に比較して、より効率よく外周側に排出することができる。
この際、前向き羽65Bは、円弧状に屈曲させることで、単に例えば一箇所にて折り曲げるような場合に比較して、前向き角(回転方向前方への屈曲角度)を大きくとれるので、外周側へ排出する流体の流速を速くでき、水分の排出効率をより高めることができる。
図6は、本発明の第6の実施形態を示す水素循環ポンプにおける羽根車49Cを示す、前記図3に対応する斜視図である。この羽根車49Cは、図3に示した羽65に代えて、羽根車49Cの矢印Rで示す回転方向とは逆の、回転方向後方に向けて円弧状に屈曲する後向き羽65Cを設けている。
後向き羽65Cとすることで、前記図5に示した前向き羽65Bとした場合に対し、外周側に向けて排出する流体の速度(動圧)は遅く(低く)なるが、静圧が高くなるので、この高くなる静圧の作用によって水分を外周側へ効率よく排出することができる。
図7は、本発明の第7の実施形態を示す水素循環ポンプにおける羽根車49Dを示す、前記図3に対応する斜視図である。この羽根車49Dは、図3に示した流体排出部となる羽65に代えて、軸35から外周側に向けて放射状に延びる溝79を、基部63D上に設けている。
ここでの基部63Dは、前記図4に示した基部63Aと同様に、上部の表面63Daを、軸35側に対して外周側が鉛直方向下方となるよう傾斜させており、この傾斜面に沿って溝79も傾斜している。
第7の実施形態においても、羽根車49Dの回転に伴って、ポンプ室59内に流入した水分を、前記羽65に代わる溝79が、遠心力の作用によって中心側から外周側の還流羽61へ向けて飛ばし、シール材55から離れる方向に排出するので、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、第7の実施形態では、基部63Dに単に溝79を形成するだけなので、羽65を設けるような第1の実施形態に比較して製造が容易となり、コスト低下を達成することができる。
なお、第7の実施形態においても、前記した第2,第3の実施形態のような撥水処理、親水処理を、溝79や溝79以外の基部63D上に施してもよい。
本発明の第1の実施形態を示す、図2の燃料電池システムに使用する水素循環ポンプの断面図である。 図1の水素循環ポンプを備える燃料電池システムの全体構成図である。 図1の水素循環ポンプにおける羽根車の斜視図である。 本発明の第4の実施形態を示す水素循環ポンプの断面図である。 本発明の第5の実施形態に係わる水素循環ポンプの羽根車を示す斜視図である。 本発明の第6の実施形態を係わる水素循環ポンプの羽根車を示す斜視図である。 本発明の第7の実施形態を係わる水素循環ポンプの羽根車を示す斜視図である。
符号の説明
1,1A 水素循環ポンプ(燃料循環ポンプ)
3 燃料電池
11 水素循環通路(燃料循環通路)
35 軸(モータ部の回転軸,羽根車の回転軸)
39 モータケーシング
43 モータ部
47 羽根車ケーシング
47c 羽根車ケーシングの上壁(隔壁)
47e 羽根車ケーシングの上壁の下面(隔壁と流体排出部との互いの対向部位)
49,49A,49B,49C,49D 羽根車
61 還流羽(羽根部)
63,63A,63D 基部
63Aa,63Da 羽根車の基部の表面
65,65A,65B,65C 羽(板状部材,流体排出部)
65a,65Aa 上端縁(隔壁と流体排出部との互いの対向部位)
79 溝(流体排出部)

Claims (10)

  1. モータ部の回転軸と、このモータ部により回転して流体を移送する羽根車の回転軸とを、互いに同軸上に連続して配置するポンプにおいて、前記羽根車は、外周側の羽根部と、この羽根部より内周側に位置する基部とを有し、前記モータ部を収納するモータケーシングと、前記羽根車を格納する羽根車ケーシングとの間の隔壁に対向する前記羽根車の基部上に、前記羽根車の回転により中心側から外周側へ流体を排出する流体排出部を設けたことを特徴とするポンプ。
  2. 前記流体排出部は、前記羽根車の回転軸から外周側に向けて放射状に延びる板状部材で構成したことを特徴とする請求項1に記載のポンプ。
  3. 前記流体排出部は、前記羽根車の回転軸から外周側に向けて放射状に延びる溝で構成したことを特徴とする請求項1に記載のポンプ。
  4. 前記隔壁と前記流体排出部との少なくともいずれか一方に、撥水処理を施したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のポンプ。
  5. 前記隔壁と前記流体排出部との少なくともいずれか一方に、親水処理を施したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のポンプ。
  6. 前記モータ部を鉛直方向上部に前記羽根車を同下部にそれぞれ配置し、前記隔壁と前記流体排出部との互いの対向部位を、前記羽根車の回転軸側に対し外周側が鉛直方向下方となるよう傾斜させたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のポンプ。
  7. 前記モータ部を鉛直方向上部に前記羽根車を同下部にそれぞれ配置し、前記羽根車の基部の表面を、前記羽根車の回転軸側に対し外周側が鉛直方向下方となるよう傾斜させたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のポンプ。
  8. 前記板状部材は、前記羽根車の回転方向前方に向けて屈曲していることを特徴とする請求項2,4ないし7のいずれか1項に記載のポンプ。
  9. 前記板状部材は、前記羽根車の回転方向後方に向けて屈曲していることを特徴とする請求項2,4ないし7のいずれか1項に記載のポンプ。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載のポンプは、燃料電池から排出される排出燃料を、燃料循環通路を通して循環させて前記燃料電池に再度供給する燃料循環ポンプであり、この燃料循環ポンプを前記燃料循環通路に設けたことを特徴とする燃料電池システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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