JP2007192028A - ガスタービン排気部の冷却構造及び該構造を備えたガスタービン設備 - Google Patents

ガスタービン排気部の冷却構造及び該構造を備えたガスタービン設備 Download PDF

Info

Publication number
JP2007192028A
JP2007192028A JP2006008229A JP2006008229A JP2007192028A JP 2007192028 A JP2007192028 A JP 2007192028A JP 2006008229 A JP2006008229 A JP 2006008229A JP 2006008229 A JP2006008229 A JP 2006008229A JP 2007192028 A JP2007192028 A JP 2007192028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
diffuser
strut
turbine
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006008229A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4681458B2 (ja
Inventor
Hitoshi Morimoto
仁志 森本
Shinya Hashimoto
真也 橋本
Hisafumi Yoshida
尚史 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2006008229A priority Critical patent/JP4681458B2/ja
Publication of JP2007192028A publication Critical patent/JP2007192028A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4681458B2 publication Critical patent/JP4681458B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構造の冷却系統によりストラット部や排気トンネル内の冷却空気の置換を促進して、当該部の冷却効果を十分に高めることができるガスタービン排気部の冷却構造を提供する。
【解決手段】排気キャビティ12下流側の排気ディフューザ13を貫通して同排気ディフューザ13内側でかつ排気キャビティ12に連通する排気トンネル16と車室外とを連通する冷却空気取入口17と、冷却空気取入口から取り入れた冷却空気をストラット14とストラットカバー15との間の空間を通して吸引排気手段としての配管18により排気キャビティ外に排出する冷却系統とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスタービン排気部の冷却構造及び該構造を備えたガスタービン設備に関する。
ガスタービンのタービン部においては、最も高温に晒されるタービン冷却翼のみならず、その殆ど全ての構成部材が冷却対象となる。例えば、一般に、タービンからの燃焼ガスの静圧を回復させるために、タービンの燃焼ガス出口に接続した二重管構造の排気ディフューザを用いるが、この排気ディフューザを含むガスタービン排気部も冷却対象の一つである。
通常、ガスタービン排気部は、外側ディフューザと内側ディフューザとからなる排気ディフューザや、この排気ディフューザを覆うように設けた車室壁及びベアリングケースからなる排気キャビティ、前記排気ディフューザを貫通して前記車室壁とベアリングケースとを連結するストラットと、このストラットを覆うように、前記外側ディフューザと内側ディフューザとを連結するストラットカバー等によって構成される。
このガスタービン排気部の冷却については、従来は、圧縮機の抽気空気の一部を冷却用空気として、先ず、排気キャビティに導入し、ここからストラット部及び排気キャビティ下流の排気トンネルに導入して、当該部の冷却を行っていた(特許文献1参照)。
特開2004−52598号公報 特開2005−83199号公報
ところで、従来の冷却構造にあっては、外部から導入されたストラット部や排気トンネル内の冷却空気は、シール部等から燃焼ガス中に漏れ出す程度のため、内部空気の置換が十分ではないことから、ストラット部や排気トンネル内の温度が上昇し、特にストラット廻りの冷却が不十分になる。
そのため、ガスタービンの排ガス温度の高温化に限界があることから、タービン性能の向上を十分に図ることができないと共に、ガスタービン排気部の冷却用に圧縮機から抽気する圧縮空気量の増大でエネルギー効率も低下するという問題点があった。
尚、特許文献2では、空気を圧縮する圧縮機と、この圧縮機からの圧縮空気を燃焼させる燃焼器と、この燃焼器からの燃焼ガスによりタービンロータの回転動力を得るタービンと、このタービンの下流側に接続した外周側ケーシング及び内周側ケーシングからなる排気ケーシングと、前記外周側ケーシング及び内周側ケーシングの間に設けられた外周側ディフューザ及び内周側ディフューザからなり前記タービンの燃焼ガス出口に接続して前記タービンからの燃焼ガスの静圧を回復させる排気ディフューザと、前記外周側ケーシング及び内周側ケーシングを連結するストラットと、このストラットを覆うように前記外周側ディフューザ及び内周側ディフューザを連結するストラットカバーと、前記圧縮機から抽気した冷却空気を前記外周側ケーシング及び前記外周側ディフューザの間の空間に取り入れ前記ストラット及び前記ストラットカバーの間の空間を介して前記内周側ディフューザの内周側に導く第一冷却系統と、この第一冷却系統と区画されるとともに前記内周側ケーシングを冷却する冷却空気として前記内周側ディフューザよりも内周側から大気を導く第二冷却系統と、を備えたガスタービン設備が開示されている。
これによれば、ストラット部や排気トンネル内の冷却空気の置換を促進して、当該部の冷却効果を高めることができるが、冷却系統が2系統有るため、構造が繁雑となり、コストアップを招来するという欠点があった。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、簡単な構造の冷却系統によりストラット部や排気トンネル内の冷却空気の置換を促進して、当該部の冷却効果を十分に高めることができるガスタービン排気部の冷却構造及び該構造を備えたガスタービン設備を提供することにある。
斯かる目的を達成するための本発明に係るガスタービン排気部の冷却構造は、
タービンの下流側にそれぞれ接続した円筒状の車室壁とベアリングケースとで画成された排気キャビティと、
前記車室壁とベアリングケースとの間にそれぞれ設けられた外側ディフューザと内側ディフューザとからなり、前記タービンの燃焼ガス出口に接続して同タービンからの燃焼ガスの静圧を回復させる排気ディフューザと、
前記排気ディフューザを貫通して前記車室壁とベアリングケースとを連結するストラットと、
前記ストラットを覆うように、前記外側ディフューザと内側ディフューザとを連結するストラットカバーと、
を備えたガスタービン排気部において、
前記排気キャビティ下流側の排気ディフューザを貫通して同排気ディフューザ内側でかつ前記排気キャビティに連通する排気トンネルと車室外とを連通する冷却空気取入口と、 前記冷却空気取入口から取り入れた冷却空気を前記ストラットとストラットカバーとの間の空間を通して吸引排気手段により排気キャビティ外に排出する冷却系統と、
を備えたことを特徴とする。
また、前記吸引排気手段は、前記ストラットとストラットカバーとの間の空間を通した冷却空気を吸気設備の負圧部に導入する接続配管であることを特徴とする。
また、前記吸引排気手段は、圧縮機抽気口と排気ダクトとを接続するバイパス通路と、該バイパス通路に介装されて当該バイパス空気を主流として前記ストラットとストラットカバーとの間の空間を通した冷却空気を吸引するエジェクタとからなることを特徴とする。
また、本発明に係るガスタービン設備は、
空気を圧縮する圧縮機と、
前記圧縮機からの圧縮空気を燃焼させる燃焼器と、
前記燃焼器からの燃焼ガスによりタービンロータの回転動力を得るタービンと、
前記タービンの下流側にそれぞれ接続した円筒状の車室壁とベアリングケースとで画成された排気キャビティと、
前記車室壁とベアリングケースとの間にそれぞれ設けられた外側ディフューザと内側ディフューザとからなり、前記タービンの燃焼ガス出口に接続して同タービンからの燃焼ガスの静圧を回復させる排気ディフューザと、
前記排気ディフューザを貫通して前記車室壁とベアリングケースとを連結するストラットと、
前記ストラットを覆うように、前記外側ディフューザと内側ディフューザとを連結するストラットカバーと、
前記排気キャビティ下流側の排気ディフューザを貫通して同排気ディフューザ内側でかつ前記排気キャビティに連通する排気トンネルと車室外とを連通する冷却空気取入口と、 前記冷却空気取入口から取り入れた冷却空気を前記ストラットとストラットカバーとの間の空間を通して吸引排気手段により排気キャビティ外に排出する冷却系統と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、冷却系統が吸引排気手段を備えた1系統で済み、簡単な構造の冷却系統によりストラット部や排気トンネル内の冷却空気の置換を促進して、当該部の冷却効果を十分に高めることができる。
以下、本発明に係るガスタービン排気部の冷却構造及び該構造を備えたガスタービン設備を実施例により図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1を示すガスタービン設備の半断面図、図2は図1のII-II線断面図である。
図1に示したガスタービン設備は、主として、吸気設備1において取り入れた空気を圧縮して燃焼用の圧縮空気を得る圧縮機2と、この圧縮機2からの圧縮空気を燃料とともに燃焼して高温高圧の燃焼ガスを発生させる燃焼器3と、この燃焼器3からの燃焼ガスによってロータの回転動力を得るタービン4とを備えている。タービン4は、1軸でも2軸でも構わないが、以下の説明では、1軸のものを例に挙げて説明する。
タービン4のロータ5は、圧縮機2のロータ6に中間軸7を介して連結しており、燃焼器3からの燃焼ガスの流体エネルギーを回転エネルギーに変換し、この回転エネルギーを圧縮機2のロータ6に伝達して圧縮機2を駆動させると共に、圧縮機2のロータ6に連結した図示しない発電機を発電させる。タービン4から排出される燃焼ガス(排気ガス)は、後述するガスタービン排気部8及び排気ダクト9を通り図示しない煙突を介して大気に放出される。
前記ガスタービン排気部8は、図2にも示すように、タービン4の下流側にそれぞれ接続した円筒状の車室壁10とベアリングケース11とで画成された排気キャビティ12と、前記車室壁10とベアリングケース11との間に設けられた外側ディフューザ13aと内側ディフューザ13bとからなり前記タービン4の燃焼ガス出口に接続して同タービン4からの燃焼ガスの静圧を回復させる排気ディフューザ13と、前記排気ディフューザ13を貫通して前記車室壁10とベアリングケース11とを連結するストラット14と、前記ストラット14を覆うように、前記外側ディフューザ13aと内側ディフューザ13bとを連結するストラットカバー15と、を備える。
図示例では、前記車室壁10は複数段のタービン静翼やストラット14等に対応して軸方向に複数分割されている。前記ストラットは円周方向に等間隔でかつベアリングケース11の接線方向に6本設けられている。尚、ストラット14の本数は、これに限定されるものではない。
そして、本実施例では、前記排気キャビティ12下流側の排気ディフューザ13を貫通して同排気ディフューザ13内側でかつ前記排気キャビティ12に連通する排気トンネル16と車室外(図示しないエンクロージャ内で略大気圧)とを連通する冷却空気取入口17と、該冷却空気取入口17から取り入れた冷却空気を前記ストラット14とストラットカバー15との間の空間を通して後述する吸引排気手段により排気キャビティ12外に排出する冷却系統とが設けられる。
図示例では、前記冷却空気取入口17として、ガスタービン排気部8の内部にセットした図示しない計器類へのアクセスホールが利用されているが、別に設けても良い。尚、冷却空気取入口17としてのアクセスホールは円周方向に等間隔で複数個(3個程度)設けられる。
前記吸引排気手段として、一端が排気マニホールド20の分岐管20a〜20f(図2参照)を介して前記車室壁10に開口接続して排気キャビティ12内に連通し、他端が前記吸気設備1のベルマウス部(負圧部)に開口接続する配管18が設けられる。この配管18には、ガスタービン設備の運転停止や運転始動時等に閉弁する開閉弁19が介装される。
図示例では、排気マニホールド20が6本の分岐管20a〜20fを有し、これらの分岐管20a〜20fが、車室壁10のストラット14連結部に近接して開口接続されているが、排気マニホールド20を用いずに、一本の配管で直接車室壁10と吸気設備1のベルマウス部とを連通接続しても良い。
このように構成されるため、ガスタービン設備の運転時(開閉弁19の開弁状態下における)には、冷却空気取入口17から排気トンネル16→排気キャビティ12(排気ディフューザ13内側における)→ストラット14とストラットカバー15との間の空間→排気キャビティ12(排気ディフューザ13外側における)→排気マニホールド20→配管18→吸気設備1のベルマウス部へと通じる冷却系統において、略大気圧下にある冷却空気取入口17と負圧下にある吸気設備1のベルマウス部との差圧により、冷却空気が冷却系統内を冷却空気取入口17→吸気設備1のベルマウス部へと吸引される。
これにより、ストラット14部や排気トンネル16内の冷却空気が外部へ強制的に排気され、その置換を促進して、当該部の冷却効果が十分に高められる。この結果、ガスタービンの排ガス温度の高温化が可能になり、タービン性能の向上が図れると共に、ガスタービン排気部8の冷却用に圧縮機2から抽気する圧縮空気量も低減できるのでエネルギー効率も高められる。また、冷却系統が吸引排気手段を備えた1系統で済み、構造の簡略化によりコストダウンも図れる。
図3は本発明の実施例2を示すガスタービン設備の半断面図である。
これは、実施例1における吸引排気手段として、圧縮機2の抽気口21と排気ダクト9とを接続するバイパス通路22と、該バイパス通路22に介装されて当該バイパス空気を主流としてストラット14とストラットカバー15との間の空間を通した冷却空気を吸引するエジェクタ23とを設けた例である。
図中24がエジェクタ23に通じる吸引排気通路で、この吸引排気通路24に、冷却空気取入口17から取り入れた冷却空気が排気トンネル16→排気キャビティ12(排気ディフューザ13内側における)→ストラット14とストラットカバー15との間の空間→排気キャビティ12(排気ディフューザ13外側における)を通って直接、または排気マニホールド20(図2参照)を介して、吸引されるようになっている。尚、図中22aは、バイパス通路22から分岐して圧縮機2から抽気した圧縮空気の一部を所要の排気キャビティに供給して当該部の冷却を行う分岐通路である。その他の構成は、実施例1と同様なので、図1と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略する。
この実施例によるも、ガスタービン設備の運転時(開閉弁19の開弁状態下における)には、冷却空気取入口17から排気トンネル16→排気キャビティ12(排気ディフューザ13内側における)→ストラット14とストラットカバー15との間の空間→排気キャビティ12(排気ディフューザ13外側における)→(排気マニホールド20→)吸引排気通路24→エジェクタ23へと通じる冷却系統において、略大気圧下にある冷却空気取入口17と負圧下にあるエジェクタ23との差圧により、冷却空気が冷却系統内を冷却空気取入口17→エジェクタ23へと吸引される。
これにより、ストラット14部や排気トンネル16内の冷却空気が外部へ強制的に排気され、その置換を促進して、当該部の冷却効果が十分に高められる。この結果、ガスタービンの排ガス温度の高温化が可能になり、タービン性能の向上が図れると共に、ガスタービン排気部8の冷却用に圧縮機2から抽気する圧縮空気量も低減できるのでエネルギー効率も高められる。また、ストラット14部や排気トンネル16内の冷却系統が吸引排気手段を備えた1系統で済み、構造の簡略化によりコストダウンも図れる。
尚、本発明は上記各実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で冷却系統における通路構造の若干の変更(冷却空気の取出し及び又は取入れ位置の変更)等各種変更が可能であることはいうまでもない。
図1は本発明の実施例1を示すガスタービン設備の半断面図である。 図1のII-II線断面図である。 本発明の実施例2を示すガスタービン設備の半断面図である。
符号の説明
1 吸気設備
2 圧縮機
3 燃焼器
4 タービン
5 タービンのロータ
6 圧縮機のロータ
7 中間軸
8 ガスタービン排気部
9 排気ダクト
10 車室壁
11 ベアリングケース
12 排気キャビティ
13 排気ディフューザ
13a 外側ディフューザ
13b 内側ディフューザ
14 ストラット
15 ストラットカバー
16 排気トンネル
17 冷却空気取入口
18 配管
19 開閉弁
20 排気マニホールド
20a〜20f 分岐管
21 抽気口
22 バイパス通路
22a 分岐通路
23 エジェクタ
24 吸引排気通路





Claims (4)

  1. タービンの下流側にそれぞれ接続した円筒状の車室壁とベアリングケースとで画成された排気キャビティと、
    前記車室壁とベアリングケースとの間にそれぞれ設けられた外側ディフューザと内側ディフューザとからなり、前記タービンの燃焼ガス出口に接続して同タービンからの燃焼ガスの静圧を回復させる排気ディフューザと、
    前記排気ディフューザを貫通して前記車室壁とベアリングケースとを連結するストラットと、
    前記ストラットを覆うように、前記外側ディフューザと内側ディフューザとを連結するストラットカバーと、
    を備えたガスタービン排気部において、
    前記排気キャビティ下流側の排気ディフューザを貫通して同排気ディフューザ内側でかつ前記排気キャビティに連通する排気トンネルと車室外とを連通する冷却空気取入口と、 前記冷却空気取入口から取り入れた冷却空気を前記ストラットとストラットカバーとの間の空間を通して吸引排気手段により排気キャビティ外に排出する冷却系統と、
    を備えたことを特徴とするガスタービン排気部の冷却構造。
  2. 前記吸引排気手段は、前記ストラットとストラットカバーとの間の空間を通した冷却空気を吸気設備の負圧部に導入する接続配管であることを特徴とする請求項1記載のガスタービン排気部の冷却構造。
  3. 前記吸引排気手段は、圧縮機抽気口と排気ダクトとを接続するバイパス通路と、該バイパス通路に介装されて当該バイパス空気を主流として前記ストラットとストラットカバーとの間の空間を通した冷却空気を吸引するエジェクタとからなることを特徴とする請求項1記載のガスタービン排気部の冷却構造。
  4. 空気を圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機からの圧縮空気を燃焼させる燃焼器と、
    前記燃焼器からの燃焼ガスによりタービンロータの回転動力を得るタービンと、
    前記タービンの下流側にそれぞれ接続した円筒状の車室壁とベアリングケースとで画成された排気キャビティと、
    前記車室壁とベアリングケースとの間にそれぞれ設けられた外側ディフューザと内側ディフューザとからなり、前記タービンの燃焼ガス出口に接続して同タービンからの燃焼ガスの静圧を回復させる排気ディフューザと、
    前記排気ディフューザを貫通して前記車室壁とベアリングケースとを連結するストラットと、
    前記ストラットを覆うように、前記外側ディフューザと内側ディフューザとを連結するストラットカバーと、
    前記排気キャビティ下流側の排気ディフューザを貫通して同排気ディフューザ内側でかつ前記排気キャビティに連通する排気トンネルと車室外とを連通する冷却空気取入口と、 前記冷却空気取入口から取り入れた冷却空気を前記ストラットとストラットカバーとの間の空間を通して吸引排気手段により排気キャビティ外に排出する冷却系統と、
    を備えたことを特徴とするガスタービン設備。


JP2006008229A 2006-01-17 2006-01-17 ガスタービン排気部の冷却構造及び該構造を備えたガスタービン設備 Active JP4681458B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006008229A JP4681458B2 (ja) 2006-01-17 2006-01-17 ガスタービン排気部の冷却構造及び該構造を備えたガスタービン設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006008229A JP4681458B2 (ja) 2006-01-17 2006-01-17 ガスタービン排気部の冷却構造及び該構造を備えたガスタービン設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007192028A true JP2007192028A (ja) 2007-08-02
JP4681458B2 JP4681458B2 (ja) 2011-05-11

Family

ID=38447937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006008229A Active JP4681458B2 (ja) 2006-01-17 2006-01-17 ガスタービン排気部の冷却構造及び該構造を備えたガスタービン設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4681458B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009087847A1 (ja) * 2008-01-10 2009-07-16 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. ガスタービンの排気部の構造およびガスタービン
WO2009119126A1 (ja) * 2008-03-28 2009-10-01 三菱重工業株式会社 ガスタービン
JP2011127447A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Kawasaki Heavy Ind Ltd 換気構造を改良したガスタービンエンジン
JP2012233485A (ja) * 2012-09-03 2012-11-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービンの排気部の構造およびガスタービン
WO2015156200A1 (ja) * 2014-04-07 2015-10-15 川崎重工業株式会社 タービンの換気構造
JP2016504527A (ja) * 2013-01-22 2016-02-12 シーメンス アクティエンゲゼルシャフト 排出流の補助周囲領域の内部を空気を排出する、動的に周囲を冷却する外側ケースを具備するガスタービン
JP2016508557A (ja) * 2013-01-22 2016-03-22 シーメンス アクティエンゲゼルシャフト 補助周囲キャビティの内部に空気を排出する、動的に周囲を冷却する外側ケースを具備するガスタービン
US9546567B2 (en) 2011-10-03 2017-01-17 General Electric Company Turbine exhaust section structures with internal flow passages
US9567873B2 (en) 2012-02-10 2017-02-14 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Disc axis adjusting mechanism in gas turbine

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004076703A (ja) * 2002-08-22 2004-03-11 Toshiba Corp 配線冷却構造
JP2005083199A (ja) * 2003-09-04 2005-03-31 Hitachi Ltd ガスタービン設備及び冷却空気供給方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004076703A (ja) * 2002-08-22 2004-03-11 Toshiba Corp 配線冷却構造
JP2005083199A (ja) * 2003-09-04 2005-03-31 Hitachi Ltd ガスタービン設備及び冷却空気供給方法

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009087847A1 (ja) * 2008-01-10 2009-07-16 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. ガスタービンの排気部の構造およびガスタービン
JP2009167800A (ja) * 2008-01-10 2009-07-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービンの排気部の構造およびガスタービン
EP2187019A4 (en) * 2008-01-10 2015-02-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd EXHAUSTION STRUCTURE OF A GAS TURBINE AND GAS TURBINE
US8740550B2 (en) 2008-01-10 2014-06-03 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Structure of exhaust section of gas turbine and gas turbine
US8616835B2 (en) 2008-03-28 2013-12-31 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Gas turbine
KR101182625B1 (ko) 2008-03-28 2012-09-14 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 가스 터빈
CN101978138A (zh) * 2008-03-28 2011-02-16 三菱重工业株式会社 燃气涡轮机
JP2009243311A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン
WO2009119126A1 (ja) * 2008-03-28 2009-10-01 三菱重工業株式会社 ガスタービン
JP2011127447A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Kawasaki Heavy Ind Ltd 換気構造を改良したガスタービンエンジン
US9546567B2 (en) 2011-10-03 2017-01-17 General Electric Company Turbine exhaust section structures with internal flow passages
US10094285B2 (en) 2011-12-08 2018-10-09 Siemens Aktiengesellschaft Gas turbine outer case active ambient cooling including air exhaust into sub-ambient cavity
US9567873B2 (en) 2012-02-10 2017-02-14 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Disc axis adjusting mechanism in gas turbine
JP2012233485A (ja) * 2012-09-03 2012-11-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービンの排気部の構造およびガスタービン
JP2016508557A (ja) * 2013-01-22 2016-03-22 シーメンス アクティエンゲゼルシャフト 補助周囲キャビティの内部に空気を排出する、動的に周囲を冷却する外側ケースを具備するガスタービン
JP2016504527A (ja) * 2013-01-22 2016-02-12 シーメンス アクティエンゲゼルシャフト 排出流の補助周囲領域の内部を空気を排出する、動的に周囲を冷却する外側ケースを具備するガスタービン
JP2015200211A (ja) * 2014-04-07 2015-11-12 川崎重工業株式会社 タービンの換気構造
WO2015156200A1 (ja) * 2014-04-07 2015-10-15 川崎重工業株式会社 タービンの換気構造
US10533458B2 (en) 2014-04-07 2020-01-14 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Turbine ventilation structure

Also Published As

Publication number Publication date
JP4681458B2 (ja) 2011-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4681458B2 (ja) ガスタービン排気部の冷却構造及び該構造を備えたガスタービン設備
US8616835B2 (en) Gas turbine
JP6193559B2 (ja) ガスタービンのロードカップリングのための冷却システム
JP2016502014A5 (ja)
JP6773684B2 (ja) ガスタービン機関
EP1806495A3 (en) Exhaust duct flow splitter system
WO2018109810A1 (ja) タービン及びタービンシステム
JP2010216468A (ja) ターボ過給機
KR101704986B1 (ko) 축류 터빈의 래버린스 시일 장치 및 이를 구비한 배기가스 터빈 과급기
EP2977619A1 (en) Centrifugal fluid machine
JP2007146755A (ja) ガスタービン
RU2573094C2 (ru) Газотурбинный двигатель
KR20080025343A (ko) 내연기관용 배기 터보 과급기
JP2014095382A (ja) 排気ガスターボチャージャ
US10309309B2 (en) Air guiding device and aircraft engine with air guiding device
JP2018096352A (ja) ガスタービンエンジンおよびその制御方法
CN101126330B (zh) 用于内燃机的废气涡轮增压器
CZ2008656A3 (cs) Zpusob odstranování necistot z difuzoru turbodmychadla a zarízení k jeho provádení
RU2007115282A (ru) Турбороторный двигатель юги
US20230383674A1 (en) Radial turbine having a cleaning device for cleaning a guide vane ring and methods for mounting and demounting the cleaning device
RU2022129921A (ru) Система суфлирования масляных полостей опор газотурбинного двигателя
JP2005337082A (ja) 二軸式ガスタービン及びその冷却空気導入方法
JPH11101131A (ja) 軸端冷媒流通型ガスタービン
KR20130054727A (ko) 가스터빈의 연소공기와 냉각공기의 유입시스템
JP2013139736A (ja) ターボ過給機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110204

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4681458

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350