JP2007190768A - 複数線引き用ペン体 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の線を鮮明に筆記可能とする複数線引き用ペン体を提供する。
【解決手段】本複数線引き用ペン体1は、インキが導出される複数のインキ導出腔9、9と、インキが導出されない複数の空腔8、8とが外周壁6の長辺外壁4に沿って交互に配置されているので、所定線幅を有する線が複数同時に筆記可能となる。しかも、外周壁6と仕切り壁7とはほぼ同じ厚みを有する壁体13で形成され、仕切り壁7が空腔8内へ突出するように折曲せずに直線状に延びているので、複数の線を鮮明に筆記することが可能になる。
【選択図】図3

Description

本発明は、筆記具本体に組み込まれ、訂正線等、所定線幅を有する線を複数同時に筆記可能とする複数線引き用ペン体に関するものである。
所定線幅を有する線を複数同時に筆記可能な複数線引き用ペン体の従来技術としては、特許文献1の合成樹脂製ペン先が開示されている。
すなわち、この特許文献1に開示された合成樹脂製ペン先は、軸方向に延びる複数のインキ通路と、インキが導出されない腔孔とを有し、先端部に扁平な筆記先端部を備えている。このペン先を詳述すると、図10に示す横断面形状において、一対の長辺外壁4、4と一対の短辺外壁5、5とにより形成される外周壁6で囲まれる部位に、長辺方向に延びる幹状リブ22b及び該幹状リブ22bと交差するように幹状リブ22bと長辺外壁4とに接続された短辺方向に延びる複数の枝状リブ22a、22aを形成することによって、複数の独立した略四辺形状に形成されたインキ通路20、20と、インキが導かれない略四辺形状の腔孔21とを長辺方向に沿って交互に配置して構成されている。
そして、この合成樹脂製ペン先で筆記すると、複数の独立した各インキ通路20、20からはインキが導出されると共に、各腔孔21、21からはインキが導出されないので、図11に示すような、各腔孔21、21の幅の分だけが抜け、縞状に筆記されることになる。
実用新案登録第2545908号公報
しかしながら、特許文献1に開示された合成樹脂製ペン先では、図10に示すように、インキが導かれない各腔孔21に面する枝状リブ22a、22aの内、一方の枝状リブ22aが腔孔21内に突出するように折曲しており、このペン先で筆記した場合、線と空間と境界が鮮明にならず、均一な線幅を得ることが困難となっていた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、複数の線を鮮明に筆記可能とする複数線引き用ペン体を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明は、合成樹脂で形成された、インキ貯留部のインキを紙面に供給するためのペン体であって、該ペン体は、対向した、一対の長辺と一対の短辺とで形成する略矩形状の外周壁と、該外周壁の内部を、対向した長辺を分割するように仕切り、かつ前記ペン体の長手方向に延びる複数の仕切り壁と、前記外周壁と前記仕切り壁とで囲まれた、前記ペン体の長手方向に延びるインキが導かれない空腔と、前記外周壁と前記仕切り壁とで囲まれた、前記ペン体の長手方向に延びる複数のインキ導出腔とからなり、前記インキ導出腔は、その内部に、前記仕切り壁の厚みより薄い複数の枝壁が設けられ、インキを導く毛細管作用を営むように形成され、しかも、前記空腔と前記インキ導出腔とは、交互に前記外周壁の長辺に沿って配置されていることを特徴とするものである。
従って、請求項1の発明では、インキが導出される複数のインキ導出腔と、インキが導かれない空腔とが交互に外周壁の長辺に沿って配置されているので、所定線幅を有する線が複数同時に筆記可能となり、しかも、各空腔に面する仕切り壁は、各空腔内に突出するように折曲されずに略直線状に延びているので、筆記した際、線と空間との境界が鮮明となり、複数の線が鮮明に筆記される。さらに、各インキ導出腔内には、インキを導く毛細管作用を営む枝壁が複数設けられているので、インキ貯留部のインキを効率良く各インキ導出腔から紙面に供給することができる。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した発明において、前記外周壁と前記仕切り壁とは、ほぼ同じ程度の厚みを有する壁体で構成され、前記インキ導出腔の前記枝壁は、前記壁体の厚みの約2分の1程度の厚みを有していることを特徴とするものである。
従って、請求項2の発明では、仕切り壁が、外周壁とほぼ同じ程度の厚みを有しているので、成形後、各空腔に面する仕切り壁が各空腔内に突出するように折曲するのを防ぐ。
請求項3に記載した発明は、請求項1または2に記載した発明において、前記インキ導出腔の前記枝壁は、前記外周壁の長辺から該外周壁の短辺に沿って延び、かつ自由端を備えていることを特徴とするものである。
従って、請求項3の発明では、各インキ導出腔内の枝壁は、外周壁の長辺から短辺に沿って延び、その先端が自由端であるので、この枝壁によってさらなる毛細管作用が営まれ、インキをさらに効率良く紙面に供給でき、複数の線が鮮明に筆記される。
請求項4に記載した発明は、請求項1または2に記載した発明において、前記インキ導出腔の前記枝壁は、前記外周壁と前記仕切り壁との間または前記仕切り壁と前記仕切り壁との間に渡って形成された、長辺に沿って延びる連結壁から前記外周壁の長辺側に向かって延び、かつ自由端を備えていることを特徴とするものである。
従って、請求項4の発明では、各インキ導出腔内の枝壁は、連結壁から外周壁の長辺側に向かって延び、その先端が自由端であるので、この枝壁によってさらなる毛細管作用が営まれ、インキをさらに効率良く紙面に供給でき、複数の線が鮮明に筆記される。
本発明によれば、外周壁と仕切り壁とで囲まれたペン先の長手方向に延びる複数のインキ導出腔と、外周壁と仕切り壁とで囲まれたペン先の長手方向に延びるインキが導かれない空腔とが交互に外周壁の長辺に沿って配置されており、各インキ導出腔内には仕切り壁の厚みよりも薄い複数の枝壁が設けられ、インキを導く毛細管作用を営み、しかも、各空腔に面する仕切り壁は、外周壁の短辺に沿って直線状に延び各空腔内へ突出するように折曲していないので、このペン先の筆記面を紙面に滑らせると、線と空間との境が鮮明となり、複数の線を鮮明に筆記することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図1〜図9に基いて詳細に説明する。なお、従来例と同一部材は同一符号を使用して説明する。
本発明の実施の形態に係る複数線引き用ペン体1、1a、1b、1cは、図2に示すように、合成樹脂、例えば、柔軟性と強靭さを有する熱可塑性樹脂のポリオキシメチレン、ポリアミド、ポリフッ化ビニリデン、EVA樹脂(エチレン・酢酸ビニル共重合体)、またはポリオレフィンエラストマー、ポリエステルエラストマー、ポリアミドエラストマー等の熱可塑性エラストマー等を用い、押出成型のモノフィラメント自着方式によって略四角柱状に形成されたものである。そして、本ペン体1、1a、1b、1cは、先端の筆記面3が筆記具本体2の端部から露出するように、筆記具本体2に組み込まれて、筆記具本体2に内蔵されたインキ貯留部(図示略)のインキを紙面に供給している。
図3、図5、図6及び図8は、本発明の実施の形態に係る複数線引き用ペン体1、1a、1b、1cの横断面図であり、図3、図5、図6及び図8から解るように、本発明の実施の形態に係る複数線引き用ペン体1、1a、1b、1cは、対向した、一対の長辺外壁4、4と一対の短辺外壁5、5とからなる略矩形状の外周壁6と、該外周壁6の内部を、対向した長辺外壁4、4を分割するように仕切り、かつペン体1、1a、1b、1cの長手方向に延びる複数の仕切り壁7、7と、外周壁6と仕切り壁7とで囲まれ、ペン体1、1a、1b、1cの長手方向に延びインキが導かれない空腔8と、外周壁6と仕切り壁7とで囲まれ、ペン体1、1a、1b、1cの長手方向に延びインキが導かれる複数のインキ導出腔9、9とからなり、各インキ導出腔9、9内には、インキを導く毛細管作用を営む枝壁10、10が複数設けられて、しかも、空腔8とインキ導出腔9とが交互に外周壁6の長辺外壁4に沿って配置されている。そして、このペン体1、1a、1b、1cの筆記面3を紙面に滑らせると、図4、図7または図9に示すような、所定の線幅を有する線が複数同時に筆記される。
なお、外周壁6及び仕切り壁7等、本ペン体1、1a、1b、1cを形成する壁は、複数のモノフィラメントを自着させているので、その表面が凹凸条に形成されている。
また、図2に示すように、本ペン体1、1a、1b、1c先端の筆記面3は、一対の長辺外壁4、4の部分が楔状に切削されているため、筆記面3には一対の長辺外壁4、4の面が現出されていない。
そして、上述した本発明の実施の形態に係る複数線引き用ペン体1、1a、1b、1cは、次に説明する4形態で構成されるようになる。
まず、本発明の第1の実施の形態に係る複数線引き用ペン体1を図3に基いて説明する。
本発明の第1の実施の形態に係る複数線引き用ペン体1は、その筆記面3を紙面に滑らせると、図4に示すような、所定線幅の線が4線同時に筆記可能となる。この第1の実施形態に係る複数線引き用ペン体1は、略矩形状の外周壁6の内部に、短辺外壁5に沿って略直線状に延びる仕切り壁7が間隔を置いて6箇所配置されている。外周壁6と各仕切り壁7とは、ほぼ同じ程度の厚みを有する壁体13で構成されている。
また、ペン体1の外周壁6の内部であって、その左右両側に、外周壁6と、仕切り壁7とで囲まれた部位の2箇所、また、中央付近に間隔を置いて、一対の長辺外壁4、4と、対向する仕切り壁7、7とで囲まれた部位の2箇所の全4箇所に、インキ貯留部からのインキが導出されるインキ導出腔9、9がそれぞれ形成されている。また、外周壁6の内部には、各インキ導出腔9、9の間で、一対の長辺外壁4、4と、対向する仕切り壁7、7とで囲まれた部位の3箇所に、インキが導かれない空腔8、8がそれぞれ形成されている。
さらに、各インキ導出腔9内には、インキを導く毛細管作用を営む枝壁10、10がペン体1の長手方向に複数(図3では2箇所)延びており、さらに、図3に示す横断面形状において、これらの枝壁10、10は、一対の長辺外壁4、4のそれぞれから短辺外壁5に沿って延び、それぞれの先端は自由端で、互いに隙間を開けて向き合うように一対配置されている。また、これらの枝壁10、10は、仕切り壁7及び外周壁6で構成される壁体13の厚みのほぼ2分の1程度の厚みを有している。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る複数線引き用ペン体1aを図5に基いて説明する。
本発明の第2の実施の形態に係る複数線引き用ペン体1aは、その筆記面3を紙面に滑らせると、図7に示すような、所定線幅の線が3線同時に筆記可能となる。この第2の実施形態に係る複数線引き用ペン体1aは、略矩形状の外周壁6の内部に、短辺外壁5に沿って略直線状に延びる仕切り壁7が間隔を置いて4箇所配置されている。
また、ペン体1aの外周壁6の内部であって、その左右両側に、外周壁6と、仕切り壁7とで囲まれた部位の2箇所、また、略中央に、一対の長辺外壁4、4と、対向する仕切り壁7、7とで囲まれた部位の1箇所の全3箇所に、インキ貯留部からのインキが導出されるインキ導出腔9、9がそれぞれ形成されている。また、外周壁6の内部には、各インキ導出腔9、9の間で、一対の長辺外壁4、4と、対向する仕切り壁7、7とで囲まれた部位の2箇所に、インキが導かれない空腔8、8がそれぞれ形成されている。
さらに、各インキ導出腔9内には、インキを導く毛細管作用を営む枝壁10、10がペン体1aの長手方向に複数(図5では4箇所)延びており、さらに、図5に示す横断面形状において、これらの枝壁10、10は、一対の長辺外壁4、4のそれぞれから短辺外壁5に沿って延び、それぞれの先端は自由端で、互いに隙間を開けて向き合うように2対配置されている。また、これらの枝壁10、10は、第1の実施形態と同様に、仕切り壁7及び外周壁6で構成される壁体13の厚みのほぼ2分の1程度の厚みを有している。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る複数線引き用ペン体1bを図6に基いて説明する。
本発明の第3の実施の形態に係る複数線引き用ペン体1bは、その筆記面3を紙面に滑らせると、図7に示すような、所定線幅の線が3線同時に筆記可能となる。この第3の実施形態に係る複数線引き用ペン体1bは、略矩形状の外周壁6の内部に、短辺外壁5に沿って略直線状に延びる仕切り壁7が間隔を置いて4箇所配置されている。
また、ペン体1bの外周壁6の内部であって、その左右両側に、外周壁6と、仕切り壁7とで囲まれた部位の2箇所、また、略中央に、一対の長辺外壁4、4と、対向する仕切り壁7、7とで囲まれた部位の1箇所の全3箇所に、インキ貯留部からのインキが導出されるインキ導出腔9、9がそれぞれ形成されている。また、外周壁6の内部には、各インキ導出腔9、9の間で、一対の長辺外壁4、4と、対向する仕切り壁7、7とで囲まれた部位の2箇所に、インキが導かれない空腔8、8がそれぞれ形成されている。
さらに、各インキ導出腔9には、その内部に縦連結壁11と横連結壁12とが十字状に交差して設けられている。この縦連結壁11は、短辺外壁5に沿って延び、一対の長辺外壁4、4のそれぞれに接続されて設けられている。一方、横連結壁12は、長辺外壁4に沿って延び、左右に位置する各インキ導出腔9内においては、仕切り壁7及び短辺外壁5それぞれの略中央に接続され、また、中央に位置するインキ導出腔9内においては、対向する仕切り壁7、7それぞれの略中央に接続されて設けられている。これら縦連結壁11及び横連結壁12は、仕切り壁7及び外周壁6を構成する壁体13の厚さの約2分の1程度の厚さを有している。
これら縦連結壁11及び横連結壁12の形成により、各インキ導出腔9は、その内部に4つの独立した略矩形の導出腔9a、9aが形成されるようになる。これらの導出腔9a内には、それぞれペン体1bの長手方向に沿って延びる枝壁10が設けられており、図6に示す横断面形状において、この枝壁10は、横連結壁12から長辺外壁4側に向かって短辺外壁5に沿って延び、その先端が自由端で、長辺外壁4と隙間を開けるように配置されている。また、これらの枝壁10、10は、第1及び第2の実施形態と同様に、仕切り壁7及び外周壁6で構成される壁体13の厚みのほぼ2分の1程度の厚みを有し、縦連結壁11及び横連結壁12の厚さと略同じである。
なお、第3の実施形態のように、横連結壁12を設ける場合には、横連結壁12の長さと、仕切り壁7の厚みとを、成形後に、横連結壁12が空腔8内に突出して、仕切り壁7が空腔8内へ突出するように折曲することのないように設定する。
次に、本発明の第4の実施の形態に係る複数線引き用ペン体1cを図8に基いて説明する。
本発明の第4の実施の形態に係る複数線引き用ペン体1cは、その筆記面3を紙面に滑らせると、図9に示すような、所定線幅の線が2線同時に筆記可能となる。この第4の実施形態に係る複数線引き用ペン体1cは、略矩形状の外周壁6の内部に、短辺外壁5に沿って略直線状に延びる仕切り壁7が間隔を置いて2箇所配置されている。
また、ペン体1aの外周壁6の内部であって、その左右両側に、外周壁6と、仕切り壁7とで囲まれた部位の2箇所に、インキ貯留部からのインキが導出されるインキ導出腔9、9がそれぞれ形成されている。また、外周壁6の内部には、各インキ導出腔9、9の間で、一対の長辺外壁4、4と、対向する仕切り壁7、7とで囲まれた部位の1箇所に、インキが導かれない空腔8が形成されている。
さらに、各インキ導出腔9内には、インキを導く毛細管作用を営む枝壁10、10がペン体1cの長手方向に複数(図8では4箇所)延びており、さらに、図8に示す横断面形状において、これらの枝壁10、10は、一対の長辺外壁4、4のそれぞれから短辺外壁5に沿って延び、それぞれの先端は自由端で、互いに隙間を開けて向き合うように2対配置されている。また、これらの枝壁10、10は、第1〜第3の実施形態と同様に、仕切り壁7及び外周壁6で構成される壁体13の厚みのほぼ2分の1程度の厚みを有している。
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る複数線引き用ペン体1、1a、1b、1cによれば、インキが導出される複数のインキ導出腔9、9と、インキが導出されない空腔8とが外周壁6の長辺外壁4、4に沿って交互に配置されているので、複数の線が同時に筆記可能となる。しかも、外周壁6と仕切り壁7とはほぼ同じ厚みを有する壁体13で形成され、仕切り壁7は、短辺外壁5に沿って略直線状に延び空腔8内へ突出するように折曲していないので、複数の線を鮮明に筆記することが可能になる。さらには、インキ導出腔9内には、インキを導く毛細管作用を営む枝壁10が複数設けられているので、インキを効率良く紙面に供給することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る複数線引き用ペン体の使用状態を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る複数線引き用ペン体の筆記面を示す斜視図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態に係るペン体の横断面の拡大図である。 図4は、図3に示すペン体の筆跡図である。 図5は、本発明の第2の実施の形態に係るペン体の横断面の拡大図である。 図6は、本発明の第3の実施の形態に係るペン体の横断面の拡大図である。 図7は、図5及び図6に示すペン体の筆跡図である。 図8は、本発明の第4の実施の形態に係るペン体の横断面の拡大図である。 図9は、図8に示すペン体の筆跡図である。 図10は、従来のペン体の横断面の拡大図である。 図11は、図10に示すペン体の筆跡図である。
符号の説明
1、1a、1b、1c ペン体
4 長辺外壁
5 短辺外壁
6 外周壁
7 仕切り壁
8 空腔
9 インキ導出腔
10 枝壁
11 縦連結壁
12 横連結壁(連結壁)
13 壁体

Claims (4)

  1. 合成樹脂で形成された、インキ貯留部のインキを紙面に供給するためのペン体であって、
    該ペン体は、対向した、一対の長辺と一対の短辺とで形成する略矩形状の外周壁と、
    該外周壁の内部を、対向した長辺を分割するように仕切り、かつ前記ペン体の長手方向に延びる複数の仕切り壁と、
    前記外周壁と前記仕切り壁とで囲まれた、前記ペン体の長手方向に延びるインキが導かれない空腔と、
    前記外周壁と前記仕切り壁とで囲まれた、前記ペン体の長手方向に延びる複数のインキ導出腔とからなり、
    前記インキ導出腔は、その内部に、前記仕切り壁の厚みより薄い複数の枝壁が設けられ、インキを導く毛細管作用を営むように形成され、しかも、前記空腔と前記インキ導出腔とは、交互に前記外周壁の長辺に沿って配置されていることを特徴とする複数線引き用ペン体。
  2. 前記外周壁と前記仕切り壁とは、ほぼ同じ程度の厚みを有する壁体で構成され、前記インキ導出腔の前記枝壁は、前記壁体の厚みの約2分の1程度の厚みを有していることを特徴とする請求項1に記載の複数線引き用ペン体。
  3. 前記インキ導出腔の前記枝壁は、前記外周壁の長辺から該外周壁の短辺に沿って延び、かつ自由端を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の複数線引き用ペン体。
  4. 前記インキ導出腔の前記枝壁は、前記外周壁と前記仕切り壁との間または前記仕切り壁と前記仕切り壁との間に渡って形成された、長辺に沿って延びる連結壁から前記外周壁の長辺側に向かって延び、かつ自由端を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の複数線引き用ペン体。
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