JP2007189366A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】IDCセンサを用いた階調調整に際に、転写する紙種に応じた階調調整を可能にする。
【解決手段】予め定めた入力階調特性によって画像形成した階調調整用画像をIDCセンサで読みとり、該IDCセンサの出力値をIDCセンサ補正係数によって測色値に変換し、該測色値に基づいて画像形成の階調特性を調整する画像処理方法において、紙種に応じた複数のIDCセンサ補正係数を用意しておき、画像形成に際し、前記複数のIDCセンサ補正係数のうち、画像形成を行う紙種に応じたIDCセンサ補正係数を利用して、前記階調特性の調整を行う。紙種に応じて誤差なく階調調整を行うことができ、より高精度の調整が可能になる。紙種毎の最高出力濃度や階調性が適切に管理され、階調特性の向上、色域の拡大効果がある。
【選択図】図5
【解決手段】予め定めた入力階調特性によって画像形成した階調調整用画像をIDCセンサで読みとり、該IDCセンサの出力値をIDCセンサ補正係数によって測色値に変換し、該測色値に基づいて画像形成の階調特性を調整する画像処理方法において、紙種に応じた複数のIDCセンサ補正係数を用意しておき、画像形成に際し、前記複数のIDCセンサ補正係数のうち、画像形成を行う紙種に応じたIDCセンサ補正係数を利用して、前記階調特性の調整を行う。紙種に応じて誤差なく階調調整を行うことができ、より高精度の調整が可能になる。紙種毎の最高出力濃度や階調性が適切に管理され、階調特性の向上、色域の拡大効果がある。
【選択図】図5
Description
この発明は、階調調整用画像をIDCセンサで読み取り、該センサの出力値を利用して画像形成の階調特性を調整する画像処理装置および画像処理方法に関するものである。
従来、複写機、プリンタ等の画像処理装置において、良好な階調性を有する画像を出力するため、転写紙の紙種に応じて画像濃度の調整を行う技術が提案されている(特許文献1、2参照)。
例えば特許文献1では、転写紙の紙種を検知手段で検知して、検知された転写紙の紙種情報に基づいて対応する濃度補正データを記憶手段から選択し、該濃度補正データに基づいて画像形成を行う装置が提案されている。
また、特許文献2では、画像形成に供給する転写紙の種類を選択させるための紙種選択画面と画像形成条件を紙種毎に選択させるための画像濃度選択画面とを表示操作可能にして、選択された画像濃度の設定情報に基づいて画像形成を行う装置が提案されている。
特開2004−082487号公報
特開2004−184509号公報
例えば特許文献1では、転写紙の紙種を検知手段で検知して、検知された転写紙の紙種情報に基づいて対応する濃度補正データを記憶手段から選択し、該濃度補正データに基づいて画像形成を行う装置が提案されている。
また、特許文献2では、画像形成に供給する転写紙の種類を選択させるための紙種選択画面と画像形成条件を紙種毎に選択させるための画像濃度選択画面とを表示操作可能にして、選択された画像濃度の設定情報に基づいて画像形成を行う装置が提案されている。
ところで、画像形成を行う画像形成部では、トナー濃度のバラツキや周囲環境の変化などによって動作にバラツキが生じ、出力画像の階調が安定しないため階調性の低下や色域の狭小化を招き、出力品質が低下するという問題がある。しかし、上記従来技術では、紙種の相違による画像濃度の調整は行われるものの、画像形成装置の動作バラツキによって出力画像の品質が低下するという上記問題を解決することができない。
このため、従来、画像形成部の動作のバラツキによる階調を安定化させるために、予め定めた階調特性によって画像形成部で階調調整用画像を形成し、この階調調整用画像を装置内部に配置したIDC(イメージ・デンシティ・コントローラ)センサで読み取る階調調整が行われている。この階調調整では、前記IDCセンサの出力値をIDC補正係数によって測色値に変換し、階調調整用画像の形成における入力階調特性と前記測色値との関係からγ補正を行って、画像形成を行う際に、出力画像の階調特性の調整を行っている。しかし、この階調調整方法では、画像形成を行う転写紙の紙種が考慮されていないため、紙種の違いによって階調調整に誤差が生じてしまうという問題がある。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、紙種が異なる場合にも出力画像の階調調整を誤差なく行ってその精度を上げ、よって出力画像の品質を向上させることができる画像処理装置および画像処理方法を提供することを目的とする。
すなわち本発明の画像処理方法のうち、請求項1記載の発明は、予め定めた入力階調特性によって画像形成した階調調整用画像をIDCセンサで読みとり、該IDCセンサの出力値をIDCセンサ補正係数によって測色値に変換し、該測色値に基づいて画像形成の階調特性を調整する画像処理方法において、紙種に応じた複数のIDCセンサ補正係数を用意しておき、画像形成に際し、前記複数のIDCセンサ補正係数のうち、画像形成を行う紙種に応じたIDCセンサ補正係数を利用して、前記階調特性の調整を行うことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、階調特性の調整において、紙種に応じたIDC補正係数が利用され、この紙種に対応したIDC補正係数に基づいて測色値の変換がなされ、画像形成に際し転写紙の紙種に適切に応じた階調調整がなされる。なお、紙種に応じたIDC補正係数の利用は直接的でもよく、また、該IDC補正係数により導かれる関数、パラメータなどによる間接的な利用であってもよい。
請求項2記載の画像処理方法の発明は、請求項1記載の発明において、前記IDCセンサ補正係数は、出力スクリーン別に紙種に応じて複数備えるものであることを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、IDC補正係数が利用出力スクリーンに対応して紙種毎に用意されるので、紙種だけでなく、出力スクリーンにも応じた適切なIDC補正係数を利用することができ、階調調整がより精度よくなされる。なお、出力スクリーンは、階調表現を面積階調法により行うものであり、その形状は種々のものがあり、ドット状、ライン状のものもあり、したがって、本発明では、所望により所定数のスクリーンを備えることができる。
請求項3記載の画像処理方法の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記IDCセンサ補正係数は、転写紙の線速別に紙種に応じて複数備えるものであることを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、IDC補正係数が線速に対応して紙種毎に用意されるので、紙種だけでなく、線速にも応じた適切なIDC補正係数を利用することができ、階調調整がより精度よくなされる。なお、線速は、画像形成に際しての転写紙の送り速度である。
請求項4記載の画像処理方法の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記IDCセンサ補正係数は、画像形成を行う色別に紙種に応じて複数備えるものであることを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、IDC補正係数が画像形成を行う色に対応して紙種毎に用意されるので、紙種だけでなく、色にも応じた適切なIDC補正係数を利用することができ、カラー画像形成においても階調調整がより精度よくなされる。
請求項5記載の画像処理方法の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記画像形成を行う紙種は、画像形成に先立って紙種選択によって設定がなされているものであることを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、操作者の設定または予めなされた初期設定によって紙種の設定がなされており、該設定により決定される紙種に応じてIDC補正係数の選択もなされる。紙種の設定は、給紙トレイ毎に行うことができ、画像形成に用いられる給紙トレイの設定紙種が階調調整に利用される。
請求項6記載の画像処理方法の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記画像形成を行う紙種は、紙種センサによって検知されることを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、画像処理装置に備える転写紙が紙種センサによって検知されて紙種に応じたIDC補正係数の選択がなされる。紙種センサは、本発明としては特定の構成に限定されない。例えば転写紙に対し光を照射し、その反射率によって紙種を検知するものが例示される。
請求項7記載の画像処理方法の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、前記IDC補正係数は、所定の紙種の転写紙に形成をした前記階調調整用画像の測色値と該階調調整用画像を読取ったIDCセンサの出力値とによって算出され、前記階調調整用画像の画像形成が行われた転写紙の前記紙種に関連付けられることを特徴とする。
請求項7記載の発明によれば、所定の紙種の転写紙に形成をした前記階調調整用画像の測色値を適宜の測定手段で読取り、その測色値とIDCセンサ出力値とから紙種に応じたIDC補正係数が算出されて階調調整に利用される。該算出によってIDC補正係数自体の補正を行うことができる。
請求項8記載の画像処理方法の発明は、請求項7記載の発明において、前記IDC補正係数は、回帰計算によって自動的に算出されることを特徴とする。
請求項8記載の発明によれば、複数の前記測色値とIDCセンサ出力値との関係から回帰計算によってIDC補正係数を算出することができ、IDC補正係数をより適切な数値に補正することもできる。
請求項9記載の画像処理方法の発明は、請求項1〜8のいずれかに記載の発明において、前記階調特性の調整では、前記測色値をγ補正して、画像形成に要求される階調特性に応じて出力画像濃度を調整することを特徴とする。
請求項9記載の発明によれば、入力階調特性と階調調整において算出された測色値の関係をγ補正値によって補正することで、所望の階調特性に対する出力画像濃度を調整して階調調整を行うことができる。
請求項10記載の画像処理装置の発明は、画像データに基づいて画像形成を行う画像形成手段と、予め定めた入力階調特性によって前記画像形成手段で階調調整用画像を形成させる階調調整用画像形成指示手段と、前記階調調整用画像を読取るIDCセンサと、紙種に応じた複数のIDCセンサ補正係数を格納するIDCセンサ補正係数記憶手段と、画像形成を行う転写紙の紙種を設定する紙種設定手段と、前記IDCセンサの出力値と前記IDCセンサ補正係数記憶手段から読み出された紙種に応じたIDCセンサ補正係数とから測色値を演算する測色値演算手段と、前記測色値に基づいて前記画像形成手段における出力画像濃度を調整する出力画像濃度調整手段とを備えることを特徴とする。
請求項10記載の発明によれば、画像形成指示手段の指示に基づいて画像形成手段において階調調整用画像が形成され、該階調調整用画像は、IDCセンサで読み取られて出力値が得られる。紙種設定手段では紙種の設定がなされており、また、IDC補正係数記憶手段では紙種に応じて複数のIDC補正係数が格納されており、前記設定がなされた紙種に応じてIDC補正係数記憶手段からIDC補正係数が読み出される。この読み出されたIDC補正係数と前記IDCセンサの出力値とから測色値演算手段で測色値が演算される。この測色値と画像形成に要求される階調特性とから出力画像濃度調整手段によって出力画像の濃度調整がなされて適切な階調調整がなされる。
請求項11記載の画像処理装置は、請求項10記載の発明において、前記階調調整用画像および画像形成に際しての出力スクリーンを設定する出力スクリーン設定入力手段を備えることを特徴とする。
請求項11記載の発明によれば、画像形成に際しての出力スクリーンを出力スクリーン設定入力手段によって設定することができ、該出力スクリーンは、階調調整および画像形成の階調特性の一部として用いられる。
請求項12記載の画像処理装置の発明は、請求項10または11に記載の発明において、前記IDCセンサ補正係数記憶手段は、出力スクリーン別に紙種に応じた複数のIDCセンサ補正係数を格納することを特徴とする。
請求項12記載の発明によれば、出力スクリーンに対応して紙種毎にIDC補正係数を用意することができ、紙種だけでなく、出力スクリーンにも応じた適切なIDC補正係数を選択することができる。
請求項13記載の画像処理装置の発明は、請求項10〜12のいずれかに記載の発明において、前記IDCセンサ補正係数記憶手段は、転写紙の線速別に紙種に応じた複数のIDCセンサ補正係数を格納することを特徴とする。
請求項13記載の発明によれば、線速に対応して紙種毎にIDC補正係数を用意することができ、紙種だけでなく、線速にも応じた適切なIDC補正係数を選択することができる。
請求項14記載の画像処理装置の発明は、請求項10〜13のいずれかに記載の発明において、前記IDCセンサ補正係数記憶手段は、画像形成を行う色別に紙種に応じた複数のIDCセンサ補正係数を格納することを特徴とする。
請求項14記載の発明によれば、画像形成を行う色別に対応して紙種毎にIDC補正係数を用意することができ、紙種だけでなく、色別にも応じた適切なIDC補正係数を選択することができる。
請求項15記載の画像処理装置の発明は、請求項10〜14のいずれかに記載の発明において、前記紙種設定手段は、操作者が給紙する転写紙の紙種の選択を行う紙種選択入力手段を備えることを特徴とする。
請求項15記載の発明によれば、階調調整及び画像形成を行う転写紙の紙種を紙種選択入力手段によって設定することができる。
請求項16記載の画像処理装置の発明は、請求項15記載の発明において、前記転写紙の紙種の選択は、画像処理装置に備える複数の給紙トレイ毎に可能であることを特徴とする。
請求項16記載の発明によれば、給紙トレイ毎に転写紙の紙種を設定して、画像形成に際し選択される給紙トレイに応じて転写紙の紙種情報を取得することができる。
請求項17記載の画像処理装置は、請求項10〜16のいずれかに記載の発明において、前記紙種設定手段は、画像処理装置に備える給紙手段に配置された転写紙の紙種を検知する紙種センサを備えることを特徴とする。
請求項17記載の発明によれば、紙種センサによって階調調整および画像形成に用いられる転写紙の紙種情報を取得することができる。なお、紙種センサによる検知は、給紙トレイ毎に行うことも可能である。
請求項18記載の画像処理装置の発明は、請求項10〜17のいずれかに記載の発明において、前記出力画像濃度調整手段は、前記測色値を出力画像濃度に変換するγ補正値を格納するγ補正値記憶手段を備えることを特徴とする。
請求項18記載の発明によれば、IDC補正係数によってIDC出力値から変換された測色値に基づいて、γ補正値記憶手段に格納されたγ補正値を読み出して画像形成に際しての出力画像濃度を算出することができる。
請求項19記載の画像処理装置に発明は、請求項10〜18のいずれかに記載の発明において、所定の紙種の転写紙に形成をした前記階調調整用画像の測色値と該階調調整用画像を読取ったIDCセンサの出力値とによってIDC補正係数を算出し、該IDC補正係数を前記紙種に関連付けて前記IDC補正係数記憶手段に記憶させるIDC補正係数取得手段を備えることを特徴とする。
請求項19記載の発明によれば、所定の紙種の転写紙に形成をした前記階調調整用画像の測色値を適宜の測定手段で読取り、その測色値とIDCセンサ出力値とから紙種に応じたIDC補正係数がIDC補正係数取得手段により算出され、紙種に関連付けて前記IDC補正係数記憶部の適切なテーブル位置にIDC補正係数を格納して階調調整に利用することができる。
請求項20記載の画像処理装置の発明は、請求項19記載の発明において、前記IDC補正係数取得手段は、前記IDC補正係数を、さらに出力スクリーン、線速および色の少なくとも一つに関連付けて前記IDC補正係数記憶手段に記憶させることを特徴とする。
請求項19記載の発明によれば、出力スクリーン、線速または色別において、紙種毎にIDC補正係数をIDC補正係数記憶手段に格納することができ、紙種だけでなく、出力スクリーン等にも対応してより精度良く階調調整を行うことができる。
以上説明したように本発明の画像処理方法によれば、予め定めた階調特性によって画像形成した階調調整用画像をIDCセンサで読みとり、該IDCセンサの出力値をIDCセンサ補正係数によって測色値に変換し、該測色値に基づいて画像形成の階調特性を調整する画像処理方法において、紙種に応じた複数のIDCセンサ補正係数を用意しておき、画像形成に際し、前記複数のIDCセンサ補正係数のうち、画像形成を行う紙種に応じたIDCセンサ補正係数を利用して、前記階調特性の調整を行うので、紙種に応じて誤差なく階調調整を行うことができ、より高精度の調整が可能になる。また、これにより紙種毎の最高出力濃度や階調性が適切に管理され、階調特性の向上や色域が拡大する効果があり、出力品質が向上する。また、同じ紙種であれば、同様の階調特性に調整されるので、安定的な出力管理が可能になる。
また、本発明の画像処理装置によれば、画像データに基づいて画像形成を行う画像形成手段と、予め定めた階調特性によって前記画像形成手段で階調調整用画像を形成させる階調調整用画像形成指示手段と、前記階調調整用画像を読取るIDCセンサと、紙種に応じた複数のIDCセンサ補正係数を格納するIDCセンサ補正係数記憶手段と、画像形成を行う転写紙の紙種を設定する紙種設定手段と、前記IDCセンサの出力値と前記IDCセンサ補正係数記憶部から読み出された紙種に応じたIDCセンサ補正係数とから測色値を演算する測色値演算手段と、前記測色値に基づいて前記画像形成手段における出力画像濃度を調整する出力画像濃度調整手段とを備えるので、上記階調調整が誤差なく、高い精度で行える効果がある。
以下に、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明の画像処理装置1を機能面で示すブロック図である。
すなわち、画像処理装置1は、画像処理装置1全体を制御する制御部2を有しており、該制御部2は、CPUおよびこれを動作させるプログラムによって構成することができる。画像処理装置1は、さらにスキャナ部3を有しており、原稿を読取って画像データを取得することができる。該スキャナ部3の詳細を図2に基づいて説明する。なお、図2は、画像処理装置1の機械構造を簡略に示す図である。
すなわち、画像処理装置1は、画像処理装置1全体を制御する制御部2を有しており、該制御部2は、CPUおよびこれを動作させるプログラムによって構成することができる。画像処理装置1は、さらにスキャナ部3を有しており、原稿を読取って画像データを取得することができる。該スキャナ部3の詳細を図2に基づいて説明する。なお、図2は、画像処理装置1の機械構造を簡略に示す図である。
スキャナ部3は、画像処理装置1のプラテン1aの下方に配置された光源30とミラー群31、32、33、レンズ34等からなる光学系を有しており、これら光学系が副走査方向に駆動されて原稿の読取りが可能になっている。光源30からの照射されて原稿から反射された光は、上記光学系を通して受光部35で受光されて画像データが生成される。受光部35は、イメージセンサ等により構成される。なお、この図では図示されていないが、原稿読み取りユニットにADF(自動原稿送り装置)を備えるものであってもよい。
画像処理装置1は、上記受光部35の出力をA/D変換し、さらに、画像データの補正処理などを行って、画像形成に対応した書き込みデータを生成する画像処理部4を有している。画像データは、上記スキャナ部3による読取りによって取得する他、ネットワークなどを介して取得したものであってもよい。
画像処理装置1は、上記画像処理部4で処理がなされた書き込みデータに基づいて転写紙への画像形成を行う画像形成部5を本発明の画像形成手段として備えている。
画像形成部5の具体的構成を図2に基づいて説明すると、該画像形成部5は、複数組の原稿書き込みユニット50Y、50M、50C、50Kを備えている。原稿書き込みユニット50Yはイエロー色、原稿書き込みユニット50Mはマゼンタ色、原稿書き込みユニット50Cはシアン色、原稿書き込みユニット50Kは黒色の画像形成が可能になっている。上記原稿書き込みユニット50Y、50M、50C、50Kにそれぞれ対応して、感光体51Y、51M、51C、51K、帯電手段52Y、52M、52C、52K、現像手段53Y、53M、53C、53K、クリーナ54Y、54M、54C、54Kを備えている。また、複数のローラに巻回され、回転可能に支持されて上記感光体50Y、50M、50C、50Kと接触可能に配置されたエンドレスベルト形状の中間転写ベルト56と該中間転写ベルト56を上記感光体50Y、50M、50C、50Kに接触させて画像を転写させる一次転写ローラ55Y、55M、55C、55Kを有している。なお、図中58は、転写紙に転写された画像を定着させる定着器である。
画像形成部5の具体的構成を図2に基づいて説明すると、該画像形成部5は、複数組の原稿書き込みユニット50Y、50M、50C、50Kを備えている。原稿書き込みユニット50Yはイエロー色、原稿書き込みユニット50Mはマゼンタ色、原稿書き込みユニット50Cはシアン色、原稿書き込みユニット50Kは黒色の画像形成が可能になっている。上記原稿書き込みユニット50Y、50M、50C、50Kにそれぞれ対応して、感光体51Y、51M、51C、51K、帯電手段52Y、52M、52C、52K、現像手段53Y、53M、53C、53K、クリーナ54Y、54M、54C、54Kを備えている。また、複数のローラに巻回され、回転可能に支持されて上記感光体50Y、50M、50C、50Kと接触可能に配置されたエンドレスベルト形状の中間転写ベルト56と該中間転写ベルト56を上記感光体50Y、50M、50C、50Kに接触させて画像を転写させる一次転写ローラ55Y、55M、55C、55Kを有している。なお、図中58は、転写紙に転写された画像を定着させる定着器である。
画像処理装置1は、図1、2に示すようにIDCセンサ7を備えており、図2の機械構造では、中間転写ベルト56に形成された階調調整用画像を読取るように配置されている。
図3は、中間転写ベルトを用いないで感光体10に階調調整用画像20を形成する形態におけるIDCセンサ7の詳細を示すものであり、中間転写ベルト56に階調調整用画像を形成するものと同様の配置構成となる。
図3は、中間転写ベルトを用いないで感光体10に階調調整用画像20を形成する形態におけるIDCセンサ7の詳細を示すものであり、中間転写ベルト56に階調調整用画像を形成するものと同様の配置構成となる。
すなわち、IDCセンサ7は、感光体10や上記中間転写ベルト56などに複数階調からなるパッチパターン20a…20dを階調調整用画像として形成する。これら複数のパターンは、感光体10や中間転写ベルト56の周方向に所定の周期間隔を置いて形成される。階調調整用画像20は、予め定めた階調特性によって形成されており、例えば、階調の他、予め定めた出力スクリーンなどによって形成される。階調調整用画像20は、適宜のタイミング、例えばウォーミングアップ時などの形成されて階調調整に用いられるが、本発明としては、そのタイミングが特に限定されるものではない。階調調整用画像20は、制御部2の指令によって、画像処理部4、画像形成部5を制御して感光体10や中間転写ベルト56に形成される。したがって、制御部2は、階調調整用画像形成指示手段として機能する。
IDCセンサ7は、図3の拡大図に示すように、階調調整用画像20に検査光を照射するLEDなどの発光部7aと、階調調整用画像20で検査光が反射した反射光を受光するホトトランジスタなどの受光部7bとを有している。受光部7bでは、階調調整用画像20における反射率等を出力値として出力する。該出力は、前記制御部2に入力される。IDCセンサ7の出力値は、上記のように反射率等が反映された電圧値などとして得られるため、図4(a)に示すように、階調調整用画像20を形成する際の入力階調に応じたセンサ出力値が得られる。
また、画像処理装置1では、タッチパネルなどによって構成される操作表示部6を備えている。該操作表示部6は、制御部2によって制御され、画像処理装置1における印刷設定や動作制御条件などの設定入力が可能になっており、さらに設定内容やメッセージ等の表示が可能になっている。そして操作表示部6は、後述する給紙トレイにおける紙種の設定入力や出力スクリーンの設定入力が可能になっている。すなわち、上記制御部2および操作表示部6によって本発明の紙種選択入力手段および出力スクリーン設定入力手段が構成されている。
さらに画像処理装置1では、画像処理装置1における機械設定などを格納しておく記憶部8を有しており、該記憶部8は、フラッシュメモリなどにより構成することができる。記憶部8では、上記IDCセンサ7における出力値を測色値に変換するためのIDC補正係数を格納するIDC補正係数記憶部80を有している。測色値は、XYZ値、明度、濃度などを表すものが適宜選択される。このIDC補正係数を用いることで図4(b)に示すようにIDCセンサ7の出力値から測色値が得られる。
IDC補正係数記憶部80に格納されるIDC補正係数は、紙種毎の他に、色別および出力スクリーン別に設定されている。図5〜7にその一例を示すと、イエロー色、マゼンタ色、シアン色およびスクリーン1、2別に、普通紙、コート紙の紙種毎に、IDC補正係数が設定されている。なお、コート紙の場合、線速が自動的に小さくなるように設定されている。上記IDC補正係数に基づいた測色値の演算は、前記制御部2により行われる。したがって、制御部2は、測色値演算手段としての機能を有している。
また、記憶部8では、上記IDC補正係数によって算出された測色値と入力階調特性との関係から、出力画像濃度を調整するγ補正値が格納されるγ補正値記憶部81を有している。γ補正値は、IDCセンサ7を用いた階調調整毎に更新することができる。図4(c)に示すように、該γ補正値に基づいて、階調調整用画像に設定された入力階調についてγ補正を行って出力画像濃度を算出することができる。該算出は、制御部2で行われる。また、制御部2では、算出結果に基づいて前記画像形成部5を制御して画像形成に際し、出力画像濃度を調整する。したがって、制御部2は、出力画像濃度調整手段としての機能を有している。
さらに、画像処理装置1では、画像形成を行う転写紙を供給する給紙部9を本発明の給紙手段として備えており、該給紙部9は、複数の給紙トレイ90、91、92と手差しトレイ93とを備えている。該給紙部9では、制御部2の制御によって給紙する転写紙の速度、すなわち線速の変更が可能になっている。また、給紙トレイには、給紙トレイに収納されている転写紙の紙種を検知する紙種センサ95を設置することができる。該紙種センサ95は、例えば転写紙に検査光を照射する発光部と転写紙からの反射光を受ける受光部とによって構成することができ、その反射率によって紙種の判定を行うことができる。
次に、上記画像処理装置における階調調整の方法を説明する。
先ず、予め各給紙トレイ90〜92および手差しトレイにおける紙種の設定を行っておく。該紙種設定は、操作表示部6による操作入力により行うことができる。
図8は、該操作表示部6における紙種設定画面60の一例を示すものである。該紙種設定画面60の左側には、各給紙トレイ90〜92、手差しトレイを選択するトレイ選択キー群61が選択操作可能に表示されており、紙種設定画面60の中央には、各紙種の選択を行う紙種選択キー群63が選択操作可能に表示されている。また、紙種設定画面60の右側には、紙種の選択を確定するOKキー60aと、設定をキャンセルキャンセルキー60bとが選択操作可能に表示されている。
先ず、予め各給紙トレイ90〜92および手差しトレイにおける紙種の設定を行っておく。該紙種設定は、操作表示部6による操作入力により行うことができる。
図8は、該操作表示部6における紙種設定画面60の一例を示すものである。該紙種設定画面60の左側には、各給紙トレイ90〜92、手差しトレイを選択するトレイ選択キー群61が選択操作可能に表示されており、紙種設定画面60の中央には、各紙種の選択を行う紙種選択キー群63が選択操作可能に表示されている。また、紙種設定画面60の右側には、紙種の選択を確定するOKキー60aと、設定をキャンセルキャンセルキー60bとが選択操作可能に表示されている。
上記操作表示部6における紙種設定の手順を説明すると、設定すべきトレイをトレイ選択キー群61により選択する。次いで、選択したトレイに対応する紙種を紙種選択キー群63により選択し、OKキー60aの押釦により確定する。各トレイについて同様の手順を繰り返すことで所望のトレイについて紙種の選択がなされる。
上記設定後は、画像形成に際し、給紙すべきトレイを選択することで転写紙の紙種が自動的に設定される。なお、紙種の設定は、上記操作入力による他、前記で説明した紙種センサによる検知によってなされるものであってもよい。
トレイ毎の紙種の設定は、予め行っておくことにより画像形成毎に行う必要はないが、所望により画像形成時に設定を行うものであってもよい。
上記設定後は、画像形成に際し、給紙すべきトレイを選択することで転写紙の紙種が自動的に設定される。なお、紙種の設定は、上記操作入力による他、前記で説明した紙種センサによる検知によってなされるものであってもよい。
トレイ毎の紙種の設定は、予め行っておくことにより画像形成毎に行う必要はないが、所望により画像形成時に設定を行うものであってもよい。
また、操作表示部6では、出力スクリーンの設定を行うことができる。この実施形態では、出力スクリーンの別は、図8に示すように、出力スクリーン設定画面66において画質設定キー群67(「文字写真」、「写真」、「文字」の別)による選択を行うように構成されている。なお、本発明として出力スクリーンの内容を直接的に表示する操作画面に表示するものであってもよい。
該出力スクリーンの設定は、画質設定キー群67の所望の画質を選択し、OKキー66aを押釦することで確定することができる。設定のキャンセルはキャンセルキー66bにより行う。出力スクリーンの設定は、初期設定としてなされているものであってもよく、また、画像形成に際し設定を行うものであってもよい。
該出力スクリーンの設定は、画質設定キー群67の所望の画質を選択し、OKキー66aを押釦することで確定することができる。設定のキャンセルはキャンセルキー66bにより行う。出力スクリーンの設定は、初期設定としてなされているものであってもよく、また、画像形成に際し設定を行うものであってもよい。
次に、階調調整用画像の形成について説明する。
制御部2では、階調調整用画像形成指示手段として、ウォーミングアップ時(完了時)などの適宜のタイミングで画像処理部4および画像形成部5に指令を出し、中間転写ベルト56などに階調調整用画像20の形成を行わせる。該階調調整用画像は、色別、出力スクリーン別に、それぞれ階調を変えた複数の階調パッチパターンを所定の周期間隔で形成する。階調パッチパターンは、例えば予め記憶部8に記憶させておき、そのデータを適宜読み出して画像形成に用いることができる。
階調調整用画像20の形成は、画像形成指令に従って、前記原稿書き込みユニット50Y、50M、50C、50Kによって形成された潜像が、前記感光体51Y、51M、51C、51K、帯電手段52Y、52M、52C、52K、現像手段53Y、53M、53C、53Kによって各色が顕像化され、一次転写ローラ55Y、55M、55C、55Kによって中間転写ベルト56に転写される。
制御部2では、階調調整用画像形成指示手段として、ウォーミングアップ時(完了時)などの適宜のタイミングで画像処理部4および画像形成部5に指令を出し、中間転写ベルト56などに階調調整用画像20の形成を行わせる。該階調調整用画像は、色別、出力スクリーン別に、それぞれ階調を変えた複数の階調パッチパターンを所定の周期間隔で形成する。階調パッチパターンは、例えば予め記憶部8に記憶させておき、そのデータを適宜読み出して画像形成に用いることができる。
階調調整用画像20の形成は、画像形成指令に従って、前記原稿書き込みユニット50Y、50M、50C、50Kによって形成された潜像が、前記感光体51Y、51M、51C、51K、帯電手段52Y、52M、52C、52K、現像手段53Y、53M、53C、53Kによって各色が顕像化され、一次転写ローラ55Y、55M、55C、55Kによって中間転写ベルト56に転写される。
中間転写ベルト56に転写された階調調整用画像20は、IDCセンサ7によって読取られ、その出力電圧値が制御部2に出力される。制御部2では、各色別、出力別、紙種別にIDC補正係数データ記憶部80からIDC補正係数を読み出して、測色値に換算する。該測色値は、入力階調との関係からγ補正値を求め、該γ補正値を各色別、出力スクリーン別、紙種別に前記γ補正値記憶部81に格納しておく。
また、本発明では、IDCセンサ7の読取に際し、入力階調と出力値との関係を記憶しておき、画像形成に際し、IDC補正係数の読み出してγ補正を行うものであってもよい。
また、本発明では、IDCセンサ7の読取に際し、入力階調と出力値との関係を記憶しておき、画像形成に際し、IDC補正係数の読み出してγ補正を行うものであってもよい。
上記階調調整用画像20の読込みによるγ補正値の格納後、画像形成を行う際には、前記した操作表示部6において、給紙を行う給紙トレイを選択する。この給紙トレイの選択によって給紙される紙種が決定される。また、出力スクリーンの設定は、操作入力又は初期設定によりなされる。この紙種および出力スクリーンの設定に基づいて、制御部2では、γ補正データ記憶部81より、各色別、出力スクリーン別、紙種別に格納されているγ補正値のうちから対応するγ補正値を選択し、画像形成に要求される階調特性に基づいて出力画像濃度の調整を行う。該出力画像濃度の調整は、画像形成部5において、例えば帯電電圧、現像バイアス、露光量などの調整を行うことにより行うことができる。該出力画像濃度の調整により、転写紙の紙種や出力スクリーンに応じて適切な階調調整がなされ、品質の高い出力画像が得られる。
また、IDC補正係数の取得では、所定の紙種の転写紙に、所定の出力スクリーン、線速によって階調調整用画像を転写し、これを測色器などで測色値を測定する。測色器は、画像処理装置に備えるスキャナを利用することもできる。また、上記階調調整用画像を感光体や中間転写ベルトに形成し、上記したIDCセンサで読取る。このIDCセンサの出力値と、前記で測定した測色値との関係から、回帰計算によってIDC補正係数を算出する。該IDC補正係数は、色、転写紙の紙種、出力スクリーンにそれぞれ関連付けて、前記したIDC補正係数記憶部80に記憶して利用する。したがって、制御部2は、IDC補正係数取得手段としての機能を有している。
なお、上記画像処理装置では、スキャナを備えるものについて説明したが、本発明としては、スキャナを備えないプリンタなどの画像処理装置であってもよい。
なお、上記画像処理装置では、スキャナを備えるものについて説明したが、本発明としては、スキャナを備えないプリンタなどの画像処理装置であってもよい。
以上本発明について、上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記説明の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは、適宜の変更が可能である。
1 画像処理装置
2 制御部
3 スキャナ部
4 画像処理部
5 画像形成部
6 操作表示部
7 IDCセンサ
8 記憶部
80 IDC補正係数値記憶部
81 γ補正値記憶部
2 制御部
3 スキャナ部
4 画像処理部
5 画像形成部
6 操作表示部
7 IDCセンサ
8 記憶部
80 IDC補正係数値記憶部
81 γ補正値記憶部
Claims (20)
- 予め定めた入力階調特性によって画像形成した階調調整用画像をIDCセンサで読みとり、該IDCセンサの出力値をIDCセンサ補正係数によって測色値に変換し、該測色値に基づいて画像形成の階調特性を調整する画像処理方法において、紙種に応じた複数のIDCセンサ補正係数を用意しておき、画像形成に際し、前記複数のIDCセンサ補正係数のうち、画像形成を行う紙種に応じたIDCセンサ補正係数を利用して、前記階調特性の調整を行うことを特徴とする画像処理方法。
- 前記IDCセンサ補正係数は、出力スクリーン別に紙種に応じて複数備えるものであることを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
- 前記IDCセンサ補正係数は、転写紙の線速別に紙種に応じて複数備えるものであることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理方法。
- 前記IDCセンサ補正係数は、画像形成を行う色別に紙種に応じて複数備えるものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理方法。
- 前記画像形成を行う紙種は、画像形成に先立って紙種選択によって設定がなされているものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理方法。
- 前記画像形成を行う紙種は、紙種センサによって検知されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理方法。
- 前記IDC補正係数は、所定の紙種の転写紙に形成をした前記階調調整用画像の測色値と該階調調整用画像を読取ったIDCセンサの出力値とによって算出され、前記階調調整用画像の画像形成が行われた転写紙の前記紙種に関連付けられることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理方法。
- 前記IDC補正係数は、回帰計算によって自動的に算出されることを特徴とする請求項7記載の画像処理方法。
- 前記階調特性の調整では、前記測色値をγ補正して、画像形成に要求される階調特性に応じて出力画像濃度を調整することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の画像処理方法。
- 画像データに基づいて画像形成を行う画像形成手段と、予め定めた入力階調特性によって前記画像形成手段で階調調整用画像を形成させる階調調整用画像形成指示手段と、前記階調調整用画像を読取るIDCセンサと、紙種に応じた複数のIDCセンサ補正係数を格納するIDCセンサ補正係数記憶手段と、画像形成を行う転写紙の紙種を設定する紙種設定手段と、前記IDCセンサの出力値と前記IDCセンサ補正係数記憶手段から読み出された紙種に応じたIDCセンサ補正係数とから測色値を演算する測色値演算手段と、前記測色値に基づいて前記画像形成手段における出力画像濃度を調整する出力画像濃度調整手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
- 前記階調調整用画像および画像形成に際しての出力スクリーンを設定する出力スクリーン設定入力手段を備えることを特徴とする請求項10記載の画像処理装置。
- 前記IDCセンサ補正係数記憶手段は、出力スクリーン別に紙種に応じた複数のIDCセンサ補正係数を格納することを特徴とする請求項10または11に記載の画像処理装置。
- 前記IDCセンサ補正係数記憶手段は、転写紙の線速別に紙種に応じた複数のIDCセンサ補正係数を格納することを特徴とする請求項10〜12のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記IDCセンサ補正係数記憶手段は、画像形成を行う色別に紙種に応じた複数のIDCセンサ補正係数を格納することを特徴とする請求項10〜13のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記紙種設定手段は、操作者が給紙する転写紙の紙種の選択を行う紙種選択入力手段を備えることを特徴とする請求項10〜14のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記転写紙の紙種の選択は、画像処理装置に備える複数の給紙トレイ毎に可能であることを特徴とする請求項15記載の画像処理装置。
- 前記紙種設定手段は、画像処理装置に備える給紙手段に配置された転写紙の紙種を検知する紙種センサを備えることを特徴とする請求項10〜16のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記出力画像濃度調整手段は、前記測色値を出力画像濃度に変換するγ補正値を格納するγ補正値記憶手段を備えることを特徴とする請求項10〜17のいずれかに記載の画像処理装置。
- 所定の紙種の転写紙に形成をした前記階調調整用画像の測色値と該階調調整用画像を読取ったIDCセンサの出力値とによってIDC補正係数を算出し、該IDC補正係数を前記紙種に関連付けて前記IDC補正係数記憶手段に記憶させるIDC補正係数取得手段を備えることを特徴とする請求項10〜18のいずれかに記載の画像処理装置。
- 前記IDC補正係数取得手段は、前記IDC補正係数を、さらに出力スクリーン、線速および色の少なくとも一つに関連付けて前記IDC補正係数記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項19記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006004362A JP2007189366A (ja) | 2006-01-12 | 2006-01-12 | 画像処理装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family
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JP2006004362A Pending JP2007189366A (ja) | 2006-01-12 | 2006-01-12 | 画像処理装置及び方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010256638A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置および画像形成システム |
JP2011221447A (ja) * | 2010-04-14 | 2011-11-04 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
-
2006
- 2006-01-12 JP JP2006004362A patent/JP2007189366A/ja active Pending
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