JP2007188835A - 充電端子の保護キャップ - Google Patents

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Takaichi Fujii
隆市 藤井
Junichi Miyamoto
順一 宮本
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Abstract

【課題】充電端子が設置された端子設置体に対しての取付けを簡単に行うことができ、且つ、型による一体成形が容易である充電端子の保護キャップを提供すること。
【解決手段】本発明は、充電端子16を保護するための保護キャップ24において、充電端子16に取り付けられるキャップ本体26と、キャップ本体26から延設された紐状部36と、紐状部36の先端に設けられ、充電端子16が設置されている端子設置体10に形成された係合穴44に挿入され該係合穴44と係合する係合部38とを備え、係合部38に周方向の変形を容易化する切欠き42を形成し、切欠き42を所定の方向において紐状部36と重なる位置に形成したことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、バッテリ式作業機等における充電端子を水滴や塵埃から保護するための保護キャップに関するものである。
バッテリ式の噴霧機や噴射型清掃機等のバッテリ式作業機においては、一般に、バッテリに充電を行うための充電端子が作業機本体の側面に設けられており、充電は、充電器のコネクタを充電端子に接続することで行われる。かかる充電端子は外部に露出しているため、これを水滴や塵埃等から保護する手段として、充電端子に密着ないしはカバーする型式の保護キャップが広く用いられている。
しかしながら、噴霧機等は屋外での作業に用いられるため、保護キャップを紛失するおそれが高い。そのため、下記の特許文献1に記載されているような保護キャップが提案されている。
特許文献1に記載の保護キャップは紐状部材が一体成形されており、この紐状部材の先端を、作業機本体(すなわち、充電端子が設けられている端子設置体)に固定するというものである。これにより、保護キャップが充電端子から外れても、作業機本体からは分離せず、紛失を防止することができる。
特開2000−243509号公報
上述した特許文献1に記載の保護キャップでは、紐状部材の先端を端子設置体に固定する手段としてビス、又は、周面に溝が形成された円筒形の係合部材を用いることとしている。ビスによる場合、ドライバを使用する必要があるため、固定作業に手間がかかる。一方、係合部材は紐状部材に一体成形されたものであり、これを端子設置体に設けられた係合穴に挿入し、係合部材の溝を係合穴の入口縁に係合させることで、固定作業が完了する。
しかしながら、このような係合部材を用いたとしても、係合部材を圧縮して外径を縮小化することは困難であるため、係合穴への係合部材の挿入や、係合穴の入口縁に対する溝の係合に手間がかかるという問題がある。
また、保護キャップの本体、紐状部材及び係合部材を合成樹脂等から一体成形する場合、係合部材の形状に起因して、型を用いた成形が困難であり、或いは高価な金型を使用する必要が生じる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、充電端子が設置された端子設置体に対しての取付けを簡単に行うことができ、且つ、型による一体成形が容易である充電端子の保護キャップを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、充電端子(16)を保護するための保護キャップ(24)において、充電端子(16)に取り付けられるキャップ本体(26)と、キャップ本体(26)から延設された紐状部(36)と、紐状部(36)の先端に設けられ、充電端子(16)が設置されている端子設置体(10)に形成された係合穴(44)に挿入され該係合穴(44)と係合する係合部(38)とを備え、係合部(38)に周方向の変形を容易化する切欠き(42)を形成し、切欠き(42)を所定の方向において紐状部(36)と重なる位置に形成したことを特徴としている。
この構成においては、係合部(38)の切欠き(42)により、係合部(38)を小さな力で縮径することができ、係合穴(44)への係合部(38)の挿入、係合が容易化される。また、切欠き(42)を所定の方向において紐状部(36)と重なる位置に形成したことで、型を使用して保護キャップ(24)全体を一体成形する場合、型抜きを容易に行うことができる。
なお、本発明による保護キャップは、屋外で使用されることの多いバッテリ式作業機において使用されることが有効である。
上述したように、本発明によれば、簡単に係合部(38)を係合穴(44)に挿入し、係合させることができるので、保護キャップ(24)の端子設置体(10)への取付作業を簡単に且つ短時間に行うことができる。ドライバ等の工具も不要である。
また、型を使用して保護キャップ(24)を製造する場合、型抜きが容易であることから、成形加工の手間、コストを大幅に低減することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、バッテリ式作業機であるバッテリ式噴霧機の本体(端子設置体)10の下部を示す斜視図である。噴霧機本体10は、薬液を貯留するタンク12からなっている。図面では明瞭に示していないが、タンク12の下部のカバー14で覆われている部分には、バッテリやポンプ、ポンプを駆動する電動機が収容されるスペースが形成されている。カバー14の一方の側面には、バッテリの充電を行うための充電端子16が、そのコネクタ差込部18を外部に突出させた状態で設置されている。コネクタ差込部18は、図2に明示するように、コネクタ差込口20が形成されており、このコネクタ差込口20に外部充電器の雄型コネクタ(図示しない)を差し込むことで、充電器が充電端子16に接続されることとなる。
図1〜図3において、符号24は、充電端子16のコネクタ差込部18を水滴や塵埃等から保護するための保護キャップを示している。保護キャップ24は、弾性、耐薬品性及びシール性に富む合成樹脂ないしはゴム等の軟質材料から作られた一体成形品であり、主として充電が行われていない時に使用される。
保護キャップ24は、コネクタ差込部18に取り付けられるキャップ本体26を備えている。キャップ本体26は、図2及び図3に明示するように、略直方体形状のベース部28と、ベース部28の一面から突設されコネクタ差込口20,22に挿入されるインサート部30,32とを有している。インサート部30,32の断面はコネクタ差込口20,22の断面よりも若干大きく、インサート部30,32をコネクタ差込口20,22に押し込むことで、インサート部30,32の弾性変形によりコネクタ差込口20,22は実質的に液密に塞がれ、コネクタ差込部18内にある金属端子部(図示しない)が水滴等から保護される。また、インサート部30,32全体をコネクタ差込口20,22に完全に差し込んだ状態では、ベース部28の面がコネクタ差込部18の前面に密着し、これによっても防水・防塵効果が得られる。
キャップ本体26のベース部28の他方の面には、突起がにぎり部34として一体成形されている。このにぎり部34を使用者が指で把持することで、キャップ本体26のコネクタ差込部18に対する装着、取外しを容易化することができる。
図2及び図3に明示するように、キャップ本体26のベース部28の下面からは、前後左右に湾曲可能となっている紐状部36が延設されている。紐状部36の自由端(図面では下端)には、噴霧機本体10の充電端子16近傍に保護キャップ24を固定するための係合部38が形成されている。係合部38は、紐状部36の自由端からインサート部30,32の軸線と平行に延びるロッド部40の中間位置に設けられている。係合部38は、その外周面がインサート部30,32の差込方向に沿って縮径する先細り形状ないしは円錐形状となっている。また、係合部38のキャップ本体26側の部分には切欠き42が形成されている。
この係合部38は、噴霧機本体10のカバー14に形成された係合穴44に挿入され、係合穴44の入口縁46に係合部38の大径部分が係合することで、係合部38、ひいては保護キャップ24全体が噴霧機本体10から外れないようになっている。ここで、係合部38の先端の最小径は係合穴44の入口の径よりも小さくなっており、係合部38の後端の最大径は係合穴44の入口の径よりも大きくなっている。係合部38の先端側が係合穴44の入口よりも小さく、係合部38の外周面が略円錐面となっているため、係合部38を係合穴44にあてがうだけで、係合部38と係合穴44とを正確に芯合わせすることができる。そして、係合部38には切欠き42が形成されているため、芯合わせした状態から係合部38を係合穴44に押し込んでいくと、係合部38の円錐面が係合穴44の入口縁46から反力を受け、係合部38は周方向に徐々に圧縮され、係合部38の外径が縮小されていく。従って、係合部38全体を容易に入口縁46を超えて係合穴44に挿入することができる。係合部38全体が係合穴44に挿入されると、弾性復元力により係合部38は元の形状に復帰し、係合部38の後端が係合穴44の入口縁46に係合し、係合部38を外部に引き出すことが困難な状態、すなわち保護キャップ24を噴霧機本体10に取り付けた状態となる。
なお、係合部38の小径側の端部から延びているロッド部40は、係合部38を係合穴44に導くガイドとして機能するものである。
係合部38が係合穴44に係合され、保護キャップ24が噴霧機本体10に取り付けられ、キャップ本体26がコネクタ差込部18に装着された状態において、充電が必要な場合には、紐状部36が湾曲可能となっているため、キャップ本体26のにぎり部34を把持して引っ張れば、簡単にキャップ本体26をコネクタ差込部18から取り外すことができ、充電器のコネクタをコネクタ差込部18に接続することができる。
なお、係合部38の切欠き24の位置は、本実施形態では、インサート部30,32及びロッド部40の軸線に沿う方向において紐状部36が重なる位置、すなわち当該軸線に沿って見た場合に、切欠き42と紐状部36が重なって見える位置となっている。また、切欠き42の幅は紐状部36の幅よりも大きくされている。この形状では、型を使用して保護キャップ24を製造しようとした場合、型抜きの障害となるものがなく、保護キャップ24全体を射出成形等の手法で容易に一体成形することが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
例えば、本発明は、防水や防塵の必要性が高い、屋外で使用されるバッテリ式噴霧機等において特に有効であるが、室内用のバッテリ式作業機や、充電端子を外面に有する他の装置類にも適用可能である。
また、上記実施形態では切欠き42は係合部38の一カ所だけに形成されているが、使用する材料の特性によっては複数箇所に形成してもよい。
本発明による保護キャップが取り付けられたバッテリ式噴霧機本体の下部を示す斜視図である。 本発明による保護キャップを詳細に示す斜視図である。 本発明による保護キャップを、図2とは反対側から見た状態で示す斜視図である。
符号の説明
10…噴霧機本体、12…タンク、14…カバー、16…充電端子、18…コネクタ差込部、20,22…コネクタ差込口、24…保護キャップ、26…キャップ本体、28…ベース部、30,32…インサート部、34…にぎり部、36…紐状部、38…係合部、40…ロッド部、44…係合穴、46…入口縁。

Claims (2)

  1. 充電端子(16)を保護するための保護キャップ(24)において、
    前記充電端子(16)に取り付けられるキャップ本体(26)と、
    前記キャップ本体(26)から延設された紐状部(36)と、
    前記紐状部(36)の先端に設けられ、前記充電端子(16)が設置されている端子設置体(10)に形成された係合穴(44)に挿入され該係合穴(44)と係合する係合部(38)と
    を備え、
    前記係合部(38)に周方向の変形を容易化する切欠き(42)が形成されており、
    前記切欠き(42)が所定の方向において前記紐状部(36)と重なる位置に形成されていることを特徴とする充電端子の保護キャップ。
  2. 前記充電端子(16)がバッテリ式作業機に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の充電端子の保護キャップ。
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