JP2007187717A - 大型偏光板及びそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents

大型偏光板及びそれを用いた液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】少なくとも2枚の偏光板を端面でつなぎ合わせてなる継ぎ目偏光板において、その継ぎ目部分が画面上で目立たなくした大型偏光板を提供し、その大型偏光板を液晶表示装置に適用する。
【解決手段】複数枚の偏光板を端面でつなぎ合わせてなる継ぎ目偏光板31と、その継ぎ目偏光板31の片側に設けられた光拡散層35とを有し、継ぎ目偏光板31の光拡散層側表面から光拡散層35の継ぎ目偏光板31に面しない側の表面までの距離dを1mm以上とした大型偏光板30が提供される。例えば、継ぎ目偏光板31と光拡散層35の間に、光学的に等方性の透明層39を配置することで、距離dを確保することができる。また、光拡散層35の厚みを大きくしてもよい。この偏光板30を液晶セル10の片面に配置し、液晶セル10の他面には別の偏光板21を配置して、液晶表示装置とされる。
【選択図】図7

Description

本発明は、少なくとも2枚の偏光板を面方向につなぎ合わせて配置する大型の偏光板に関するものである。詳しくは、このように少なくとも2枚の偏光板をつなぎ合わせても、その継ぎ目が認識されにくくした偏光板に関するものである。本発明はまた、かかる偏光板を用いた液晶表示装置にも関係している。
現在、液晶テレビの超大型化が急速に進行しており、その液晶セルを構成するマザーガラス基板については、2m×2m程度まで大きくすることが可能であり、対角60インチ(約1,520mm )以上の超大型液晶テレビの製造が可能となってきている。そして、液晶テレビをはじめとする液晶表示装置では、液晶セルの前面(視認側)と背面(バックライト側)に、それぞれ偏光板を配置して、液晶層を通過する光を透過させ、又は遮断することにより、表示を行う方式が一般的であり、上下一対の偏光板は、それぞれの吸収軸が90度で交わるように配置されることが多い。
すなわち、図1に模式的な斜視図で示すように、液晶表示装置は、液晶セル10を挟んでその両側に前面側偏光板21及び背面側偏光板26が配置され、背面側偏光板26の背後にはバックライト50が配置されて、背面側偏光板26、さらに液晶セル10へと光を照射するようになっている。そして、前面側偏光板21の吸収軸22と背面側偏光板26の吸収軸27とが直交するように配置されている。一般に大型の液晶表示装置では、前面側偏光板21の吸収軸22が画面横方向(長手方向)、背面側偏光板26の吸収軸27が画面縦方向(短手方向)とされることが多い。
さて、偏光板は一般に、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムにヨウ素などの二色性色素を吸着配向させた偏光子の少なくとも片面に、透明樹脂からなる保護フィルムを貼合した状態で製造される。二色性色素の吸着配向には延伸操作を伴うことから、偏光板の幅を無限に大きくすることは不可能である。具体的には図2に模式的な斜視図で示すように、偏光板20はロール状で生産され、その長手方向に延伸されて、その方向が吸収軸22となり、それに直交する方向、つまり幅方向が透過軸24となる。そして、ロール状で生産される偏光板20の幅aは、現状ではたかだか、1,300mm程度までとか1,500mm程度までとかに限られている。
これに対し、縦×横の寸法比(アスペクト比と呼ばれる)が9:16のハイビジョンテレビの場合、例えば、対角72インチ(約1,830mm )の液晶表示装置では、その縦横寸法が約900mm×1,600mmとなり、また例えば、対角82インチ(約2,080mm)の液晶表示装置では、その縦横寸法が約1,000mm×1,800mmとなるので、吸収軸を短手方向とする偏光板、すなわち、透過軸が長手方向となる偏光板(図1の背面側偏光板26)は、1枚で構成することができなくなる。そこで、このような超大型液晶テレビにおいては、透過軸が長手方向となる側(通常背面側)で、複数枚の偏光板を面内方向につなぎ合わせて、大面積の偏光面を形成している。
例えば、特開 2004-93825 号公報(特許文献1)には、複数の液晶パネルから構成される大型の液晶表示装置において、その背面側には、複数枚の偏光板をつなぎ合わせてなる偏光板を配置すること、好ましくは、個々の液晶パネルに対応させて1枚ずつ偏光板を配置することが開示されている。また、上記の如き対角80インチ級の超大型液晶テレビにおいて、背面側には、画面の短手方向を吸収軸として、長手方向(幅方向)に2枚の偏光板をつなぎ合わせて配置することもある。
特開2004−93825号公報
しかしながら、複数枚の偏光板を端面でつなぎ合わせ、しかも継ぎ目が目立たないようにするのは、製造技術上極めて困難であり、継ぎ目部分の表示領域に筋として現れる問題があった。そこで本発明は、上記従来の問題点を解決しようとするものであり、その目的は、少なくとも2枚の偏光板を端面でつなぎ合わせてなる継ぎ目偏光板において、その継ぎ目部分が画面上で目立たなくした大型偏光板を提供し、その大型偏光板を液晶表示装置に適用することにある。
すなわち、本発明による大型偏光板は、複数枚の偏光板を端面でつなぎ合わせてなる継ぎ目偏光板と、その継ぎ目偏光板の片側に設けられた光拡散層とを有し、継ぎ目偏光板の光拡散層側表面から光拡散層の継ぎ目偏光板に面しない側の表面までの距離が1mm以上離れているものである。
このような継ぎ目のある偏光板は、前述の如く透過軸方向の幅が広いものに対して必要となる。そこでこの大型偏光板は、吸収軸が短手方向にある偏光板に対して有効である。また、吸収軸に直交する方向(透過軸方向)の幅が1,300mm 以上である場合、さらには1,500mm 以上である場合に、特に有効である。
継ぎ目偏光板の光拡散層側表面から光拡散層の継ぎ目偏光板に面しない側の表面までの距離を1mm以上とするためには、例えば、継ぎ目偏光板と光拡散層との間に、光学的に等方性で厚みが1mm以上の透明層を配置すればよい。かかる透明層として、例えば、透明なアクリル系樹脂からなるシートを挙げることができる。具体的には、継ぎ目偏光板の片側に、光学的に等方性で厚みが1mm以上の透明層、例えば、透明なアクリル系樹脂シートを配置し、さらにその表面に光拡散層を配置する構成とすることができる。
また、前記の光拡散層は、光拡散性の粘着剤で構成することもできる。
これとは別に、光拡散層は、厚みが1mm以上の光拡散性樹脂シートで構成してもよい。光拡散性の樹脂シートとして、具体的には、アクリル系樹脂からなる光拡散シートを挙げることができる。より具体的には、継ぎ目偏光板の片側に、厚みが1mm以上の光拡散性樹脂シートを配置した構成とすることができる。
継ぎ目偏光板は、端面で隣り合う2枚の偏光板の間隙が100μm 以下となるようにつなぎ合わせるのが好ましい。また継ぎ目偏光板は、つなぎ合わされる2枚の偏光板の端面を、それぞれの端面に対して平行に研磨された状態でつなぎ合わせることもできるし、また、それぞれの端面に対して斜めに研磨された状態でその研磨面が平行となるようにつなぎ合わせることもできる。
さらに本発明によれば、2枚のセル基板間に液晶が封入されてなる液晶セルと、その両面に配置された一対の偏光板とを備え、それら一対の偏光板のうち一方は、複数枚の偏光板を端面でつなぎ合わせてなる継ぎ目偏光板と、その継ぎ目偏光板の片側に設けられた光拡散層とを有する大型偏光板であって、その光拡散層がセル基板に面するように、かつ前記継ぎ目偏光板の光拡散層側表面から光拡散層が面するセル基板表面までの距離が1mm以上となるように配置されている液晶表示装置も提供される。この液晶表示装置において、継ぎ目を有する大型偏光板は、典型的には上記の本発明において規定するもので構成することができる。
本発明によれば、継ぎ目偏光板の片側に光拡散層を配置し、かつ継ぎ目偏光板の光拡散層側表面から光拡散層の継ぎ目偏光板に面しない側の表面までの距離が、1mm以上離れるようにしたことで、継ぎ目偏光板を通過する直線偏光が拡散され、その継ぎ目が目立たなくなる。
以下、添付の図面も適宜参照しながら、本発明を詳細に説明する。本発明では、複数枚の偏光板を端面でつなぎ合わせてなる継ぎ目偏光板の片側に光拡散層を配置し、継ぎ目偏光板の光拡散層側表面から光拡散層の継ぎ目偏光板に面しない側の表面までの距離が1mm以上となるようにして、大型の偏光板を構成する。
図3は、本発明に係る大型偏光板の一形態を示す断面模式図であって、液晶セルも同時に描かれている。この例では、継ぎ目偏光板31と光拡散層35の間に透明層39を配置して、継ぎ目偏光板31の光拡散層側表面から光拡散層35の継ぎ目偏光板に面しない側の表面までの距離dが1mm以上となるようにしている。継ぎ目偏光板31は、継ぎ目32を有しており、吸収軸に平行な端面が継ぎ目32となるようにつなぎ合わされている。この例では、透明層39の厚さを1mm以上とすればよい。継ぎ目偏光板31、透明層39及び光拡散層35が積層された状態で、本発明の大型偏光板30が構成される。この大型偏光板30は、光拡散層35側が液晶セル10に面するように配置される。したがって、継ぎ目偏光板31の光拡散層側表面から光拡散層35の継ぎ目偏光板に面しない側の表面までの距離dは、継ぎ目偏光板31の光拡散層側表面から液晶セル10の光拡散層に面する側のセル基板表面までの距離ともなる。
継ぎ目偏光板の光拡散層側表面から光拡散層の継ぎ目偏光板に面しない側の表面までの距離dは、液晶セルの前面側から見たときに継ぎ目偏光板31の継ぎ目32が目立たなくなるように、1mm以上とする。この距離dは、5mm以上であるのがより好ましく、さらには10mm以上であるのがより一層好ましい。
光拡散層35は、ヘイズ20%以上であるのが好ましく、さらにはヘイズ40%以上、とりわけヘイズ60%以上であるのが一層好ましい。ヘイズは、 JIS K 7105 に規定される値であって、(拡散透過率/全光線透過率)×100(%)で表される。光拡散層35のヘイズが小さくなると、前面側から観察したときに継ぎ目偏光板31の継ぎ目32が見えてしまうので、好ましくない。
光拡散層35は、例えば、熱可塑性樹脂中に微粒子が分散している樹脂製のフィルムやシート、粘着剤中に微粒子が分散している光拡散性の粘着剤などであることができる。光拡散性を発現させる微粒子としては、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、シリカなどからなるものが挙げられ、これらのいずれかが、アクリル樹脂などの熱可塑性樹脂中に分散しているものや、粘着剤中に分散しているものなどが、光拡散層35として使用できる。なかでも、光拡散層35として光拡散性の粘着剤を用いれば、貼合枚数が少なくなるので、好ましい。
透明層39は、光学的に等方性のもの、すなわち無配向のものとするのが、特に無配向の樹脂シートで構成するのが、軽量化や光学特性の面で好ましい。光学的に等方性の樹脂シートとして、例えば、透明なアクリル系樹脂からなるシートや、ノルボルネンの如き環状オレフィンをモノマーとする環状オレフィン系樹脂からなるシートなどが挙げられる。
大型偏光板30の積層順序は、液晶セル10側から光拡散層35/透明層39/継ぎ目偏光板31となるようにすれば、継ぎ目がより目立たなくなるので、好ましい。継ぎ目偏光板31の光拡散層側表面から光拡散層35の継ぎ目偏光板に面しない側の表面までの距離dが大きいほど、継ぎ目32が目立たなくなるので、一層好ましい。
図4は、本発明に係る大型偏光板のもう一つの形態を示す断面模式図であって、ここでも、液晶セルが同時に描かれている。この例では、継ぎ目偏光板31の片側に配置される光拡散層を、厚みが1mm以上の光拡散性樹脂シート36で構成し、継ぎ目偏光板31の光拡散層側表面から光拡散性樹脂シート36の継ぎ目偏光板に面しない側の表面までの距離dが1mm以上となるようにしている。継ぎ目偏光板31は、継ぎ目32を有しており、吸収軸に平行な端面が継ぎ目32となるようにつなぎ合わされている。継ぎ目偏光板31と光拡散性樹脂シート36が積層された状態で、本発明の大型偏光板30が構成される。この場合も、大型偏光板30は、光拡散性樹脂シート36側が液晶セル10に面するように配置される。
この形態で用いる光拡散性樹脂シート36も、ヘイズ20%以上であるのが好ましく、さらにはヘイズ40%以上、とりわけヘイズ60%以上であるのが一層好ましい。光拡散性樹脂シートは、光拡散層35の例として先に図3を参照して説明したような、熱可塑性樹脂中に微粒子が分散している樹脂製のシートで構成することができる。典型的には、アクリル樹脂中に、先に例示したような光拡散性の微粒子が分散しているアクリル系樹脂からなる光拡散シートを挙げることができる。この形態では、光拡散性樹脂シート36の厚みを1mm以上とすればよいが、その厚みは、5mm以上であるのがより好ましく、さらには10mm以上であるのがより一層好ましい。
図3及び図4における継ぎ目偏光板31は、具体的には、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムからなる偏光子の両面に透明保護層を設けたもので構成することができる。偏光子としては、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムにヨウ素が吸着配向したヨウ素系偏光フィルムや、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムに二色性有機染料が吸着配向した染料系偏光フィルムがあるが、いずれも使用可能である。
図3及び図4いずれの形態においても、継ぎ目偏光板31の継ぎ目32は、その間隙が小さいほど好ましく、例えば、100μm以下、さらには50μm以下、とりわけ20μm 以下となるようにするのが好ましい。
継ぎ目偏光板31の継ぎ目32となる端面は、バリやカケなどの微小な端面不具合を少なくすることで、より隙間のない状態でつなぎ合わせることができる。微小な端面不具合を少なくするには、種々の端面処理法を用いて端面研磨する方法が採用でき、その処理法の種類は問わない。
少なくとも2枚の偏光板をその端面でつなぎ合わせるにあたっては、偏光子のみを端面でつなぎ合わせた後、広幅の透明保護層で狭持する方法や、すでに透明保護層を有している偏光板同士を端面でつなぎ合わせる方法など、任意の方法をとることができ、その方法は特に限定されない。
図5は、つなぎ合わされる2枚の偏光板における端面の状態の例を、断面模式図で示したものである。図5の(A)に示すように、つなぎ合わされる2枚の偏光板の端面が、それぞれの端面に対して平行に研磨された状態でつなぎ合わせるのも有効であるし、また同(B)に示すように、それぞれの端面に対して斜めに研磨された状態で、その研磨面同士が平行となるようにつなぎ合わせるのも有効である。
また、間隙を埋めるため、表示品位を下げない程度に偏光子同士が端部で部分的に重なるようにしてもよい。
本発明の大型偏光板は、以上説明したように、継ぎ目偏光板とその片側に設けられた光拡散層を有するものであるが、その他に、液晶層や偏光板の視野角補償に必要な位相差フィルムなど、適宜な光学層を積層することもできる。このような追加の光学層は、液晶セルと継ぎ目偏光板の間で必要な個所に、適宜配置すればよい。
次に、液晶表示装置について説明する。図6は、本発明に係る液晶表示装置の基本的構成を示す断面模式図である。この図に示すように、液晶表示装置は一般に、2枚のセル基板(図示せず)の間に液晶が封入されてなる液晶セル10と、その両面に配置された一対の偏光板21,30とを備えている。そして本発明では、それら一対の偏光板21,30のうち一方30は、複数枚の偏光板を端面でつなぎ合わせてなる継ぎ目偏光板31と、その継ぎ目偏光板の片側に設けられた光拡散層35とを有する大型偏光板であって、その光拡散層35がセル基板に面するように、かつ、前記継ぎ目偏光板31の光拡散層側表面から光拡散層35が面するセル基板表面までの距離dが1mm以上となるように配置する。継ぎ目偏光板31は、継ぎ目32を有している。また、継ぎ目のある偏光板30の外側にはバックライト50が配置されている。そして、背面側に配置されたバックライト50からの光のうち、液晶セル10とバックライト50の間にある背面側偏光板30の透過軸に平行な直線偏光だけが液晶セル10に入射するようになっている。
背面側偏光板30は、継ぎ目32を有する継ぎ目偏光板31で構成されるが、その継ぎ目偏光板31の液晶セル側に光拡散層35を配置し、かつ、継ぎ目偏光板31の光拡散層側表面から光拡散層35が面するセル基板表面までの距離dが1mm以上となるようにすることで、前面側から観察したときに、継ぎ目偏光板31の継ぎ目32が目立たないようにしている。この距離dは、5mm以上であるのがより好ましく、さらには10mm以上であるのがより一層好ましい。この背面側偏光板として、典型的には、先に図4及び図5を参照して説明したような、それぞれの大型偏光板を用いることができる。
図7は、図3に示した大型偏光板を配置した液晶表示装置の形態であって、(A)はその断面模式図である。この例では、継ぎ目偏光板31/透明層39/光拡散層35が積層された状態で大型偏光板30を構成し、その大型偏光板30が液晶セル10の背面側に、かつその光拡散層35が液晶セル10のセル基板に面するように配置され、液晶セル10の前面側には、1枚ものの前面側偏光板21が配置されている。さらに、背面側(継ぎ目あり)偏光板30の背後にはバックライト50が配置されている。そして、継ぎ目偏光板31の光拡散層側表面から光拡散層が面するセル基板表面まで(光拡散層35の継ぎ目偏光板に面しない側の表面までと同じ)の距離dを1mm以上保って、前面側から観察したときに継ぎ目32が目立たないようにしている。
図7の(B)は、同(A)に示した部材のうち、前面側偏光板21、液晶セル10、背面側の継ぎ目偏光板31及びバックライト50だけを取り出し、特に一対の偏光板21,31の軸関係がわかるようにした模式的な斜視図である。この図に示すように、前面側偏光板21の吸収軸22は、画面の長手方向(横方向)、また背面側の継ぎ目偏光板31の吸収軸33は、画面の短手方向(縦方向)となっており、上下一対の偏光板は、それぞれの吸収軸が直交するように配置されている。
前面側偏光板21は、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムからなる偏光子の片面又は両面に透明保護膜が設けられた一般的なもので構成することができる。偏光子としては、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムにヨウ素が吸着配向された吸着配向したヨウ素系偏光フィルムや、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムに二色性有機染料が吸着配向した染料系偏光フィルムがあるが、いずれも使用可能である。前面側偏光板21は、長手方向に吸収軸があるため、1枚もので構成することができる。
液晶セル10は、透過光量をスイッチングするために液晶を2枚の基板間に封入し、電圧印加により液晶の配向状態を変化させる機能を有するものであればよい。液晶セル10を構成する液晶の種類やその駆動方式は特に限定されず、公知の垂直配向(VA)方式、横電界(IPS)方式、ツイステッドネマティック(TN)方式など、偏光を用いて表示を行う各種方式の液晶セルに対して、本発明を適用することができる。
以下、実施例及び比較例を示して本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの例によって限定されるものではない。
[実施例1]
液晶セルの前面側に、住友化学(株)製でポリビニルアルコール−ヨウ素系偏光子の両面にセルロース系の保護フィルムが貼合された偏光板“SRN542A-SL6” の1枚ものを貼合し、背面側には、粘着剤中に微粒子が分散している厚さ25μm の光拡散性粘着剤(ヘイズ70%)/厚さ20mmの透明アクリル樹脂板/上と同じ偏光板“SRN542A” であるが吸収軸に平行な端面で継ぎ目間隙が50μm となるように2枚をつなぎ合わせた継ぎ目偏光板の順で、かつ継ぎ目偏光板の吸収軸が前面側偏光板の吸収軸と直交するように貼合し、液晶表示装置を作製した。
この状態で、継ぎ目偏光板の背面側に配置されたバックライトを点灯し、前面側の正面及び斜めから目視観察して、継ぎ目が確認されるかどうかを判定した。その結果、正面から観察しても斜めから観察しても、継ぎ目は確認されなかった。
[実施例2]
透明アクリル樹脂板の厚さを15mmにした以外は、実施例1と同様にして液晶表示装置を作製し、評価した。その結果、斜めから観察したときには継ぎ目がわずかに確認されたが、正面からは継ぎ目が確認されなかった。
[実施例3]
継ぎ目偏光板の継ぎ目間隙を30μm にした以外は、実施例2と同様にして液晶表示装置を作製し、評価した。その結果、正面から観察しても斜めから観察しても、継ぎ目は確認されなかった。
[実施例4]
継ぎ目偏光板の継ぎ目間隙を10μm にした以外は、実施例2と同様にして液晶表示装置を作製し、評価した。その結果、正面から観察しても斜めから観察しても、継ぎ目は確認されなかった。
以上の実施例1〜4の積層構成は、図8に断面模式図で示すとおりであって、液晶セル10の前面側に1枚もの偏光板21が貼合され、背面側には、光拡散性粘着剤37を介して、透明アクリル樹脂板39と、継ぎ目32を有する継ぎ目偏光板31とが、この順に貼合されている。継ぎ目偏光板31、透明アクリル樹脂板39及び光拡散性粘着剤37が積層された状態が、本発明で規定する大型偏光板30になる。前面側偏光板21の吸収軸は紙面の横方向、そして継ぎ目偏光板31の吸収軸は継ぎ目32の伸びる方向、すなわち紙面を突き切る方向である。継ぎ目偏光板31の透明アクリル樹脂板側表面から光拡散性粘着剤37のセル側表面までの距離dは、実施例1で20mm、実施例2〜4で15mmとなっている。
[比較例1]
実施例3で液晶セルの背面側に配置したのと同じ継ぎ目間隙が30μm の継ぎ目偏光板“SRN542A”を、液晶セルの背面側に直接、厚さ25μmの透明な粘着剤(ヘイズ0%)を介して貼合した以外は、実施例1と同様にして液晶表示装置を作製した。この例における積層構成は、図9に断面模式図で示すとおりであって、液晶セル10の前面側に1枚もの偏光板21が貼合され、背面側には、継ぎ目32を有する継ぎ目偏光板31が透明な粘着剤38を介して貼合されている。この状態で実施例1と同様に評価したところ、正面から観察しても斜めから観察しても、ともに継ぎ目がはっきりと確認された。
[比較例2]
液晶セルの背面側に、実施例1で用いたのと同じ光拡散性粘着剤(ヘイズ70%)/比較例1で用いたのと同じ継ぎ目間隙が30μm の継ぎ目偏光板“SRN542A” の順で貼合した以外は、実施例1と同様にして液晶表示装置を作製した。この例における積層構成は、図10に断面模式図で示すとおりであって、液晶セル10の前面側に1枚もの偏光板21が貼合され、背面側には、光拡散性粘着剤37を介して、継ぎ目32を有する継ぎ目偏光板31が貼合されている。この状態で実施例1と同様に評価したところ、正面から観察しても斜めから観察しても、ともに継ぎ目がはっきりと確認された。
[比較例3]
液晶セルの背面側に、厚さ25μm の透明な粘着剤(ヘイズ0%)/厚さ20mmの透明アクリル樹脂板/比較例1で用いたのと同じ継ぎ目間隙が30μm の継ぎ目偏光板 “SRN542A”の順で貼合した以外は、実施例1と同様にして液晶表示装置を作製した。この例における積層構成は、図11に断面模式図で示すとおりであって、液晶セル10の前面側に1枚もの偏光板21が貼合され、背面側には透明な粘着剤38を介して、透明アクリル樹脂板39と、継ぎ目32を有する継ぎ目偏光板31とが、この順に貼合されている。この状態で実施例1と同様に評価したところ、正面から観察しても斜めから観察しても、ともに継ぎ目がはっきりと確認された。
以上の実施例及び比較例の主な配置条件と観察結果を、表1にまとめた。
Figure 2007187717
表1に示すとおり、継ぎ目偏光板と液晶セルの間に光拡散層を設けなかった比較例1及び3や、光拡散層を設けたが継ぎ目偏光板の表面から光拡散層の継ぎ目偏光板に面しない側の表面まで(液晶セル基板の継ぎ目偏光板側表面まで)の距離が小さい比較例2では、継ぎ目がはっきりと観察された。これに対し、本発明に従って、継ぎ目偏光板と液晶セルの間に光拡散層を設けるとともに、継ぎ目偏光板の表面から光拡散層の継ぎ目偏光板に面しない側の表面まで(液晶セル基板の継ぎ目偏光板側表面まで)の距離を十分にとった実施例1〜4では、偏光板の継ぎ目がほとんど又はまったく観察されない状態になった。特に、継ぎ目偏光板の表面から光拡散層の継ぎ目偏光板に面しない側の表面までの距離を大きくとるか、又は継ぎ目間隙を小さくすることにより、継ぎ目が目立たなくなる。
液晶セルとそれを挟む一対の偏光板の関係を模式的に示す斜視図である。 ロール状で生産される偏光板の軸関係を模式的に示す斜視図である。 本発明に係る大型偏光板の一形態を示す断面模式図である。 本発明に係る大型偏光板の別の形態を示す断面模式図である。 2枚の偏光板をつなぎ合わせる形態を示す断面模式図である。 本発明に係る液晶表示装置の基本的構成を示す断面模式図である。 本発明に係る液晶表示装置の一形態を示し、(A)は断面模式図、(B)は軸関係を説明するための模式的な斜視図である。 実施例1〜4の積層構成を示す断面模式図である。 比較例1の積層構成を示す断面模式図である。 比較例2の積層構成を示す断面模式図である。 比較例3の積層構成を示す断面模式図である。
符号の説明
10……液晶セル、
20……ロール状の偏光板、
a……ロール偏光板の幅、
21……前面側偏光板、
22……(前面側)偏光板の吸収軸、
24……偏光板の透過軸、
26……背面側偏光板、
27……背面側偏光板の吸収軸、
30……大型偏光板、
31……継ぎ目偏光板、
32……継ぎ目偏光板の継ぎ目、
33……継ぎ目偏光板の吸収軸、
35……光拡散層、
36……光拡散性樹脂シート、
37……光拡散性粘着剤、
38……透明な粘着剤、
39……透明層、
d……継ぎ目偏光板の表面から光拡散層の表面(セル基板)までの距離、
50……バックライト。

Claims (12)

  1. 複数枚の偏光板を端面でつなぎ合わせてなる継ぎ目偏光板と、該継ぎ目偏光板の片側に設けられた光拡散層とを有し、継ぎ目偏光板の光拡散層側表面から光拡散層の継ぎ目偏光板に面しない側の表面までの距離が1mm以上離れていることを特徴とする、大型偏光板。
  2. 吸収軸が短手方向にある請求項1に記載の大型偏光板。
  3. 吸収軸と直交する方向の幅が1,300mm 以上である請求項1又は2に記載の大型偏光板。
  4. 継ぎ目偏光板と光拡散層との間に、光学的に等方性で厚みが1mm以上の透明層が配置されている請求項1〜3のいずれかに記載の大型偏光板。
  5. 光学的に等方性の透明層は、透明なアクリル系樹脂からなるシートである請求項4に記載の大型偏光板。
  6. 光拡散層は、光拡散性の粘着剤で構成される請求項1〜5のいずれかに記載の大型偏光板。
  7. 光拡散層は、厚みが1mm以上の光拡散性樹脂シートで構成される請求項1〜3のいずれかに記載の大型偏光板。
  8. 光拡散性樹脂シートは、アクリル系樹脂からなる光拡散シートである請求項7に記載の大型偏光板。
  9. 継ぎ目偏光板は、端面で隣り合う2枚の偏光板の間隙が100μm 以下となるようにつなぎ合わされている請求項1〜8のいずれかに記載の大型偏光板。
  10. 継ぎ目偏光板は、つなぎ合わされる2枚の偏光板の端面が、それぞれ該端面に対して平行に研磨された状態でつなぎ合わされるか、又はそれぞれ該端面に対して斜めに研磨された状態で該研磨面が平行となるようにつなぎ合わされている請求項1〜9のいずれかに記載の大型偏光板。
  11. 2枚のセル基板間に液晶が封入されてなる液晶セルと、その両面に配置された一対の偏光板とを備え、該一対の偏光板のうち一方は、複数枚の偏光板を端面でつなぎ合わせてなる継ぎ目偏光板と、該継ぎ目偏光板の片側に設けられた光拡散層とを有する大型偏光板であって、該光拡散層がセル基板に面するように、かつ、前記継ぎ目偏光板の光拡散層側表面から光拡散層が面するセル基板表面までの距離が1mm以上となるように配置されていることを特徴とする、液晶表示装置。
  12. 前記大型偏光板が、請求項1〜10のいずれかに記載のものである請求項11に記載の液晶表示装置。
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