JP2007187405A - 空気調和機 - Google Patents

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Takashi Kakuwa
孝 嘉久和
Akihiko Shimizu
昭彦 清水
Masaru Yonezawa
勝 米澤
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【課題】上下風向変更羽根を湾曲面で構成し、冷房運転モードでは、凹面が略上向きとなる状態で前記風向変更羽根を用いても、冷房時、上下羽根表面に結露が生じない空気調和機を提供すること。
【解決手段】吹出口に配置される上下風向変更羽根2を備え、前記上下風向変更羽根2を湾曲面で構成し、冷房運転モードでは、凹面が略上向きとなる状態で前記風向変更羽根2を用いるとともに、前記上下風向上下羽根2の吹出風側に断熱材8を設けたことを特徴とするもので、冷却された吹出し風によって羽根の外郭表面温度が下がり、上下羽根表面に結露が着くことを抑制することができる構造を有するものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気調和機に関し、特に吹出気流の風向変更羽根に関するものである。
従来の空気調和機において、冷房時下吹き状態等の極端な風向制御を行った状態で長時間運転した場合の上下羽根表面への結露の発生を防止する方法としては、図6に示すように、吹出口に設けられた上下風向変更羽根2を下向きにした状態で吹出口に補助羽根14を下向きに固定又は回動可能に設けることにより、上下風向変更羽根2が下向き時、補助羽根14により、上下風向変更羽根2の表面に沿って風が流れるため、冷房時下吹きにても上下風向変更羽根2の表面への結露が発生しなくなり、長時間継続運転できるというものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−77351号公報
しかしながら上記従来の構成では、新たに補助羽根14が必要であり、製造コストや配置する場所に関する構造的な制約、そして、吹出し口に新たな構造体が加わることによる通風抵抗の増加等の問題点があった。
本発明は上記課題を解決するもので、上下風向変更羽根を湾曲面で構成し、冷房運転モードでは、凹面が略上向きとなる状態で前記風向変更羽根を用いても、冷房時、上下羽根表面に結露が生じない空気調和機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、吹出口に配置される上下風向変更羽根を備え、前記上下風向変更羽根を湾曲面で構成し、冷房運転モードでは、凹面が略上向きとなる状態で前記風向変更羽根を用いるとともに、前記上下風向上下羽根の吹出風側に断熱材を設けたことを特徴とするもので、冷却された吹出し風によって羽根の外郭表面温度が下がり、上下羽根表面に結露が着くことを抑制することができる構造を有するものである。
また本発明は、吹出口に配置される上下風向変更羽根を備え、前記上下風向変更羽根を湾曲面で構成し、冷房運転モードでは、凹面が略上向きとなる状態で前記風向変更羽根を用いるとともに、前記上下風向上下羽根が中空に形成されていることを特徴とするもので、冷却された吹出し風によって羽根の外郭表面温度が下がり、上下羽根表面に結露が着くことを抑制することができる構造を有するものである。
を有するものである。
また本発明は、吹出口に配置される上下風向変更羽根を備え、前記上下風向変更羽根を湾曲面で構成し、冷房運転モードでは、凹面が略上向きとなる状態で前記風向変更羽根を用いるとともに、前記上下風向上下羽根自体が断熱性能を有する材料から形成されることを特徴とするもので、冷却された吹出し風によって羽根の外郭表面温度が下がり、上下羽根表面に結露が着くことを抑制することができる構造を有するものである。
を有するものである。
本発明は、上下風向変更羽根を湾曲面で構成し、冷房運転モードでは、凹面が略上向きとなる状態で前記風向変更羽根を用いても、冷房時、上下羽根表面に結露が生じない空気
調和機を提供するものである。
第1の発明は、吹出口に配置される上下風向変更羽根を備え、前記上下風向変更羽根を湾曲面で構成し、冷房運転モードでは、凹面が略上向きとなる状態で前記風向変更羽根を用いるとともに、前記上下風向上下羽根の吹出風側に断熱材を設けたことを特徴とするもので、冷却された吹出し風によって羽根の外郭表面温度が下がり、上下羽根表面に結露が着くことを抑制することができる構造を有するものである。
第2の発明は、吹出口に配置される上下風向変更羽根を備え、前記上下風向変更羽根を湾曲面で構成し、冷房運転モードでは、凹面が略上向きとなる状態で前記風向変更羽根を用いるとともに、前記上下風向上下羽根が中空に形成されていることを特徴とするもので、冷却された吹出し風によって羽根の外郭表面温度が下がり、上下羽根表面に結露が着くことを抑制することができる構造を有するものである。
第3の発明は、吹出口に配置される上下風向変更羽根を備え、前記上下風向変更羽根を湾曲面で構成し、冷房運転モードでは、凹面が略上向きとなる状態で前記風向変更羽根を用いるとともに、前記上下風向上下羽根自体が断熱性能を有する材料から形成されることを特徴とするもので、冷却された吹出し風によって羽根の外郭表面温度が下がり、上下羽根表面に結露が着くことを抑制することができる構造を有するものである。
を有するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1を示す空気調和機室内ユニット(図示せず)の吹出口1の断面図である。この図において、2は湾曲面形状で構成された上下風向変更羽根、3は吹出口下部、4は吹出口上部、5は上下風向変更羽根2を回転させ風向を変更するステッピングモーター(図示せず)に連結される軸である。従来と同様に上下風向変更羽根2は軸5を支点として任意の回転位置が得られるように自在に回転する。なお、冷房運転モードにおいては、前記風向変更羽根2の凹面側が略上向きとなる状態で用いるものとする。
次に動作について説明する。上下風向変更羽根2の凹面側が上向きに設定されると、吹出しの風は、吹出口1下側の壁と羽根下面2aとの間に副流Bが、吹出口1上側の壁と羽根上面2bの間に主流Aが形成される。
冷房運転を行う場合、冷却された吹出風が周囲の温かい空気と比較して比重が大きいため、住環境特性を向上させるために、出来るだけ上向きに風を送る必要がある。
このような図1の場合には、吹出風の温度と周辺温度の差や、主流A、副流Bの気流の乱れによる上下風向変更羽根2表面あるいは吹出口1周辺へに結露が発生してしまう。また、さらに吹出風を全て上向きあるいは下向きへと仕向け、かつ気流の乱れを抑制するために、図2に示されるように、上下風向変更羽根2の端部を吹出口1の下端または上端と連結させるような場合には、冷たい吹出風と周囲の温かい空気との間に上下風向変更羽根2がはさみこまれるように配置される為、特に外郭表面に結露15が発生してしまう。
本発明の実施の形態1では、前述した上下風向変更羽根2のうち、吹出口1に取り付けられた上下風向変更羽根2に、図3に示すように、樹脂成形加工された上下風向変更羽根2の母材6を、内側方向に数mm(本実施の形態では2mm)を外郭周囲で壁面7を立て
、くりぬかれた内側に壁面7と同じ厚みの断熱材8を接付材で上下風向変更羽根2の母材6へ貼り付ける。本実施の形態では、断熱素材として発泡倍率20倍、厚さ2mm、ベージュ色の発泡ポリエチレンを用いた。発泡スチロールや発泡シリコーン等の断熱素材であっても同様の効果を得ることが出来る。また接着方法によっても断熱性能に影響があらわれるが、接付材ではなく接着剤であってもよい。但し、貼り付けにムラが発生したり、空気層の混入、剥がれがあってはならない。
外郭周囲で壁面7を設けたのは、貼りつける断熱材8の位置決めと両端面が周囲から見えなくするためである。このとき、断熱材8と壁面7の間に隙間があると長い期間運転した場合に埃等が蓄積し、カビの発生等の問題があるため隙間がないよう配置される。
上下風向変更羽根2は、一般に図3に示されるように下に凸で曲線部を持っている。そのため、このような曲線部をもつ母材に平板の断熱材を貼り付けると、曲げ圧縮による歪みが残留し、反りによる変形の原因となる。変形によって上下風向変更羽根2の厚みが増し、あるいは減少し、通風抵抗の増大や異音の発生してしまう。
また歪みが発生することによって隙間が発生した場合にも前記と同様に結露やゴミの付着、蓄積の原因となる。また、平板の断熱材でなく打ち抜きで成形し、前記のような変形の課題を避けた場合には、表面がスキン層でなくなり、デザイン上、メンテナンス上の課題が別途発生してしまう。
これまで述べたような断熱された上下風向変更羽根2を吹出口1へ図3のように配置する。上下風向変更羽根2の片側先端は吹出口1下部先端9に合わせ、反対側の先端は上下風向変更羽根2が若干(本実施の形態1では約10°)上向きになる様に軸心を回転させ、固定する。このような風向を設定することによって、エアコン室内機からの吹出風を部屋の天井方向へ吹出すことができる。特に冷房運転時には比重の大きな冷風を天井方向からシャワーのごとく降り注がせることができるという特徴がある。
しかし、冷却された吹出風(約16℃)が直接触れる上面2bを通じて室温に直接触れる下面2aが冷却され、結露が発生してしまうが、前記のように断熱材8を貼り付けることによって結露の発生を抑制することができる。また断熱材8は軽く、貼りつけても上風向変更羽根2の重量増加にはならず、回転軸の強化やステッピングモーター変更の必要はない。また安価で容易に加工、変形することができ、調達も容易であるという特徴を断熱材8は有している。
(実施の形態2)
図4は実施の形態2を表す上下風向変更羽根2の断面図である。本実施の形態では羽根の断熱のために内部を中空にした構成を有する。図4から分かるようにコの字状の樹脂成形品10a、10bを2つ貼り合わせ、熱溶着によって接合する。接合面が外周部と数カ所のみのため、内部が中空11の上下風向変更羽根2が得られる。
この時中空の部分は約2mm程度の距離を持ち、樹脂板部分が2枚合わせて約5mmであることから約7mmの厚みとなっている。通常の羽根は3mm程度であることを考えると厚い部類になり、通風抵抗の増加や重量の増加等の課題があるが、表面が同一の樹脂のため美観を損ねることが無いことや廃棄時のリサイクル性に優位性がある。
(実施の形態3)
図5は実施の形態3を表す上下風向変更羽根2の断面図である。本実施の形態では羽根の断熱のために、実施の形態1、2とは異なり、上下風向変更羽根2そのものを断熱性を有している素材、この場合45倍発泡の発泡スチロール12によって成形することで、安
価かつ単純に断熱性を有する羽根を得る。
断面図5に示される様に、上下風向変更羽根2を回転させる軸5とその受け部分及び羽根全体を支える軸13のみ樹脂部品で形成し、羽根全体の形状は発泡スチロールで形成し、前記樹脂部品と接着することで構成する。
本発明の実施の形態1における空気調和機室内ユニットの吹出口1の断面図 同他の空気調和機室内ユニットの吹出口1の断面図 (a)同上下風向変更羽根の断面図(b)図3(a)のA部拡大図 (a)本発明の実施の形態2における上下風向変更羽根の断面図(b)図4(a)のA部拡大図 (a)本発明の実施の形態3における上下風向変更羽根の断面図(b)図5(a)のA部拡大図 従来の吹出部の断面図
符号の説明
1 空気調和機室内ユニットの吹出口
2 上下風向変更羽根
2a 羽根下面
2b 羽根上面
6 上下風向変更羽根の母材
7 上下風向変更羽根の壁面
8 上下風向変更羽根の断熱材
11 中空部

Claims (3)

  1. 吹出口に配置される上下風向変更羽根を備え、前記上下風向変更羽根を湾曲面で構成し、冷房運転モードでは、凹面が略上向きとなる状態で前記風向変更羽根を用いるとともに、前記上下風向上下羽根の吹出風側に断熱材を設けたことを特徴とする空気調和機。
  2. 吹出口に配置される上下風向変更羽根を備え、前記上下風向変更羽根を湾曲面で構成し、冷房運転モードでは、凹面が略上向きとなる状態で前記風向変更羽根を用いるとともに、前記上下風向上下羽根が中空に形成されていることを特徴とする空気調和機。
  3. 吹出口に配置される上下風向変更羽根を備え、前記上下風向変更羽根を湾曲面で構成し、冷房運転モードでは、凹面が略上向きとなる状態で前記風向変更羽根を用いるとともに、前記上下風向上下羽根自体が断熱性能を有する材料から形成されることを特徴とする空気調和機。
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