JP2007186003A - 展開制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 弾性体の適切なタイミングでの展開を可能とする展開制御装置を提供する。
【解決手段】 衝突センサ61からの入力変化により障害物と当該小型自動車との相対速度を検出し、この相対速度が予め定められた一定速度以上であるか否かを判断し(SB1)、相対速度が一定速度未満の場合には、エアバッグの作動を中止し、極低速衝突でのエアバッグの展開を防止する(SB2)。相対速度が一定速度未満の場合には、相対速度を当該小型自動車から障害物までの離間距離で除算して衝突余裕時間を取得するとともに、この衝突余裕時間が予め設定された設定値以下であるか否かを判断する(SB3)。衝突余裕時間が設定値を越えていた場合には、衝突可能性が無い通常走行と判断してエアバッグの作動を中止する(SB4)。衝突余裕時間が設定値以下の場合には、衝突可能性が有ると判断して、これをエアバッグの展開条件とする。
【選択図】 図5
【解決手段】 衝突センサ61からの入力変化により障害物と当該小型自動車との相対速度を検出し、この相対速度が予め定められた一定速度以上であるか否かを判断し(SB1)、相対速度が一定速度未満の場合には、エアバッグの作動を中止し、極低速衝突でのエアバッグの展開を防止する(SB2)。相対速度が一定速度未満の場合には、相対速度を当該小型自動車から障害物までの離間距離で除算して衝突余裕時間を取得するとともに、この衝突余裕時間が予め設定された設定値以下であるか否かを判断する(SB3)。衝突余裕時間が設定値を越えていた場合には、衝突可能性が無い通常走行と判断してエアバッグの作動を中止する(SB4)。衝突余裕時間が設定値以下の場合には、衝突可能性が有ると判断して、これをエアバッグの展開条件とする。
【選択図】 図5
Description
本発明は、衝突エネルギーを吸収する為の弾性体の展開を制御する展開制御装置に関する。
従来、車両には、衝突時に車体に加わるエネルギーを吸収できるうように構成されている。
図11は、このエネルギー吸収構造を採用した車両701を示す図であり、車体702前部には、前方へ向けて延出した二本のメンバー703,703が設けられている。両メンバー703,703の先端には、車幅方向に延在するバンパー704が設けられており、該バンパー704と前記メンバー703,703とによって衝突エネルギーを吸収する衝突エネルギー吸収部705が形成されている。
すなわち、車両衝突時に前記バンパー704に入力した衝突エネルギーは、二本のメンバー703,703に入力され、当該メンバー703,703が長さ方向につぶれ変形する。これにより、前記衝突エネルギーは、前記メンバー703,703の変形によって吸収されるように構成されている。
このような従来構造では、車両前方へ向けて延出したメンバー703,703のつぶれ長さを十分に確保する必要があり、車体702の長さ、特に車両701前部を長くとる必要があった。
これを解決するために、衝突時に衝突対象と車体との間で展開される弾性体を設けて衝突エネルギー吸収部を構成すること案出するに至った。
しかしながら、このような構造にあっては、弾性体を展開させるタイミングの条件設定に苦労を要する。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、弾性体の適切なタイミングでの展開を可能とする展開制御装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本発明の請求項1の展開制御装置にあっては、衝突時に衝突対象と車体との間で展開される弾性体を備えた車両において、前記衝突対象と前記車両との相対速度が予め定められた一定速度以上であって、前記相対速度を当該車両から前記衝突対象までの離間距離で除算して得た衝突余裕時間が、予め設定された設定値以下である場合に、衝突可能性有と判断する衝突判断手段を備え、当該車両を運転する運転者の反応時間等の個人情報を記憶した個人情報データベースを参照して前記設定値を設定するとともに、該衝突判断手段が衝突可能性有と判断することを前記弾性体の展開条件とする。
すなわち、衝突対象と車両との相対速度が予め定められた一定速度以上であって、衝突余裕時間が予め設定された設定値以下である場合には、衝突可能性有と判断され、弾性体の展開条件とされる。
このため、前記相対速度が前記一定速度未満である低速衝突時には、弾性体の展開が防止される。
また、前記衝突余裕時間は、前記相対速度を当該車両から前記衝突対象までの離間距離で除算して取得しており、前記相対速度と前記離間距離との関係から求められる緊急度を示している。このため、緊急度を示す前記衝突余裕時間が予め設定された設定値以下となった場合には、衝突する可能性が高いと判断することができ、これが弾性体の展開条件として利用される。
また、請求項2の展開制御装置においては、前記衝突判断手段が衝突可能性有と判断した際に、当該車両の速度が予め設定された設定速度以下で停車中と判断できる場合に、前記弾性体を展開する為の展開処理に移行する停車時展開手段をさらに備えている。
すなわち、衝突対象と車両との相対速度が予め定められた一定速度以上で衝突可能性有と判断した際に、当該車両の速度が予め設定された設定速度以下で停車中と判断できる場合は、前記衝突対象が当該車両に近づいて来ると判断することができる。
このように、衝突対象が当該車両に向かって来る場合であっても、前記弾性体を展開する為の展開処理に移行することができる。
さらに、請求項3の展開制御装置では、前記衝突判断手段が衝突可能性有と判断した際に、当該車両を運転する運転者の反応時間等の個人情報を記憶した個人情報データベースを参照して、当該運転者による衝突回避の時間が無いと判断した場合に、前記弾性体を展開する為の展開処理に移行する緊急時展開手段をさらに備えている。
すなわち、当該車両の運転者による衝突回避の時間が無い場合としては、わき道からの車両の飛び出し等が考えられる。このような緊急の場合には、他の条件の成立を待つこと無く、弾性体を展開する為の展開処理に移行する。
加えて、請求項4の展開制御装置にあっては、前記衝突判断手段が衝突可能性有と判断した際に、当該車両を運転する運転者の視野角等の個人情報を記憶した個人情報データベースを参照して当該運転者の視野を検出し、当該運転者が前記衝突対象を見ていないと判断して警報レベルを段階的に上げても前記運転者が衝突を回避する行動を起こさない場合に、前記弾性体を展開する為の展開処理に移行するよそ見時展開手段をさらに備えている。
すなわち、当該車両の運転者が衝突対象を見ていないと判断して警報レベルを段階的に上げても前記運転者が衝突を回避する行動を起こさない場合としては、よそ見運転などが考えられる。このような場合にも、弾性体を展開する為の展開処理に移行する。
また、請求項5の展開制御装置においては、前記衝突判断手段が衝突可能性有と判断した際に、当該車両を運転する運転者の視野角等の個人情報を記憶した個人情報データベースを参照して当該運転者の視野を検出し当該運転者が前記衝突対象を見ていると判断でき、かつ前記運転者が衝突を回避する行動を起こさない場合に、前記弾性体の展開を保留する展開保留手段をさらに備えている。
すなわち、当該車両の運転者が衝突対象を見ていて、当該運転者が衝突を回避する行動を起こさない場合としては、例えば衝突対象が段ボールや新聞紙や毛布などの軟弱物体で、運転者が衝突対象に衝突しても良いと判断している。この場合には、前記弾性体の展開が保留される。
このように、センサー等だけでは判断することが出来ない軟弱物体等での弾性体の誤作動が防止される。
さらに、請求項6の展開制御装置では、前記衝突判断手段が衝突可能性有と判断した際に、当該車両を運転する運転者の行動パターン等の個人情報を記憶した個人情報データベースを参照して、当該運転者が衝突を回避する行動を起こしたと判断した場合に、前記弾性体を展開する為の展開処理に移行する走行時展開手段をさらに備えている。
すなわち、当該車両の運転者が衝突を回避する行動を起こした場合には、他の条件の成立を待つこと無く、弾性体を展開する為の展開処理に移行する。
以上説明したように本発明の請求項1の展開制御装置にあっては、衝突対象と車両との相対速度が一定速度未満であり、弾性体の展開を要しない低速衝突時には、前記弾性体の展開を防止することができる。また、前記相対速度と、衝突対象から当該車両までの離間距離との関係から求められる衝突余裕時間が示す緊急度に基づいて衝突する可能性が高いと判断し、これを弾性体の展開条件として利用することができる。
したがって、衝突エネルギーを吸収する弾性体を、適切なタイミングでの展開することができる。
また、請求項2の展開制御装置においては、衝突対象が当該車両に向かって来る場合であっても、弾性体を展開する為の展開処理に移行することができ、より安全性を高めることができる。
さらに、請求項3の展開制御装置では、わき道からの車両の飛び出し等にも対応した適切なタイミングで弾性体を展開することができる。
加えて、請求項4の展開制御装置にあっては、よそ見運転等にも対応した適切なタイミングで弾性体を展開することができる。
また、請求項5の展開制御装置においては、センサーだけでは判断することが出来ない軟弱な物体等での弾性体の誤作動を防止することができる。
さらに、請求項6の展開制御装置では、当該車両の運転者が衝突を回避する行動を起こした場合には、他の条件の成立を待つこと無く、弾性体を展開する為の展開処理に移行する。
これにより、センサー等では判断できない事態が発生した場合であっても、適切なタイミングで弾性体を展開することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかる展開制御装置を備えた小型自動車1を示す図であり、この小型自動車1には、衝突時に車体2へ入力される衝突エネルギーを吸収する衝突エネルギー吸収部3が設けられている。
この小型自動車1のフロア11の骨格12は、車両前後方向に延在するサイドメンバ13,13と、両サイドメンバ13,13を車両後端部で連結するリアクロスメンバ14と、前記両サイドメンバ13,13を車両前端部で連結するフロントクロスメンバ15によって構成されている。該フロントクロスメンバ15からは、前輪支持メンバ16が車両前方Fへ向けて延出しており、該前輪支持メンバ16には、前輪17,17が支持されている。
前記フロア11を構成する前記両サイドメンバ13,13の前端部には、フロントピラー21,21が立設されており、前記両サイドメンバ13,13の後端部には、リアピラー22,22が立設されている。前記両フロントピラー21,21間には、フロントクロスメンバアッパ23が設けられており、前記両リアピラー22,22間には、リアクロスメンバアッパ24が設けられている。
また、対向したフロントピラー21,21とリアピラー22,22とは、アーチ状のルーフレール31,31によって連結されており、両ルーフレール31,31間には、フロント架橋メンバ32とリア架橋メンバ33とが架橋されている。前記フロント架橋メンバ32と前記フロントクロスメンバアッパ23との間には、フロントウインドウが取り付けられる前部開口部34が設けられており、運転席からの車両前方Fの視界が確保されている。
前記両フロントピラー21,21の上端部は、車両前方Fに延出したサスペンション支持メンバ41で連結されており、該サスペンション支持メンバ41には、フロントサスペンション42,42が支持されている。前記サスペンション支持メンバ41と前記前輪支持メンバ16との間には、一対の中央ピラー43,43が設けられており(図2の(a)参照)、両中央ピラー43,43に、前記衝突エネルギー吸収部3が設けられている。
この衝突エネルギー吸収部3は、前記中央ピラー43,43に固定された円板状のバックプレート51を備えており、該バックプレート51の中央部には、図2にも示すように、展開前の弾性体としてのエアバッグ52が設けられている。このエアバッグ52には、当該エアバッグ52を展開する際に空気を供給する図外のインフレータが接続されており、該インフレータは、乗員保護用エアバッグと同様に構成されている。
このインフレータには、前記展開制御装置が接続されており、該展開制御装置からの信号によって前記インフレータの作動を制御できるように構成されている。この展開制御装置は、図1に示したように、前記衝突センサ61と演算装置62とを備えており、前記衝突センサ61は、レーザーレーダやミリ波レーダ等の距離検出用センサで構成されている。この衝突センサ61によって衝突対象である障害物までの距離を測定するとともに、前記演算装置62によって、この測定距離と車速とから衝突可能性を演算し、衝突すると判断した際に、前記インフレータを作動するように構成されている。これにより、衝突直前時には、前記インフレータから前記エアバッグ52へ空気が供給され、当該エアバッグ52が展開されるように構成されている。
このとき、前記エアバッグ52は、球形状に展開されるように構成されており、展開時には、障害物と前記車体2との間で展開されるように構成されている。また、展開された前記エアバッグ52と前記車体2との間には、図1に示したように、前記バックプレート51が配置されるように構成されており、該バックプレート51は、展開された前記エアバッグ52の外形寸法より大きな寸法に設定さている。これにより、前記エアバッグ52の前記車体2側への移動を前記バックプレート51によって阻止できるように構成されている。
また、前記エアバッグ52は、図1及び図2に示したように、前記前部開口部34に取り付けられる前記フロントウインドウより低い領域で展開するように設定されており、展開状態において運転席からの視界を妨げないように設計されている。
図3は、前記展開制御装置71を示すブロック図であり、該展開制御装置71は、前記演算装置62を構成する制御部72を中心に構成されている。
該制御部72は、マイコンを中心に構成されており、データベースを構築する為のメモリを内蔵している。この制御部72には、レーザーレーダやミリ波レーダ等の距離検出用センサで構成された前記衝突センサ61と、障害物が当該小型自動車1に接近した際に前記障害物までの距離を測定する距離センサー81と、当該小型自動車1の走行速度を検出する車速センサー82と、当該小型自動車1のステアリングホイールの回転角を検出するステアリング舵角センサー83と、当該小型自動車1の横Gを測定するヨーレートセンサー84と、運転者の目の位置や視野角等から視線を検出する視線センサー85と、当該小型自動車1のアクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルセンサー86と、当該小型自動車1のブレーキペダルの踏み込み量を検出するブレーキセンサー87とが接続されている。
また、前記制御部72には、前記インフレータに信号を出力して前記エアバッグ52を展開させるエアバッグ展開作動部91と、警報を表示する為の警報表示部92と、警報音を発する為の警報音発生部93と、警報を解除する際に操作される警報解除スイッチ94とが接続されている。
以上の構成にかかる本実施の形態の動作を、図4〜図10に示すフローチャートに従って説明する。
すなわち、前記展開制御装置71は、障害物検知手段を構成する前記衝突センサ61からの入力を参照して衝突の危険があるか否かを判断し(S1)、エアバッグ52を展開する必要が無い場合には、エアバッグ52を展開せずにこのルーチンを終了する一方(S2)、それ以外のエアバッグ52の展開が必要となり得る場合には、次ステップS3へ移行する。
前記ステップS1の「衝突の危険があるか」の判断の詳細を説明すると、図5に示すように、レーザーレーダやミリ波レーダ等の距離検出用センサで構成された前記衝突センサ61からの入力変化により障害物と当該小型自動車1との相対速度を検出し、この相対速度が予め定められた一定速度以上であるか否かを判断する(SB1)。このとき、前記相対速度が前記一定速度未満の場合には、エアバッグ52の作動を中止し、例えば5km/h以下の極低速衝突でのエアバッグ52の展開を防止して、このルーチンを終了する(SB2)。
一方、前記相対速度が前記一定速度未満の場合には、前記相対速度を当該小型自動車1から前記障害物までの離間距離で除算して衝突余裕時間(TTC)を取得するとともに、この衝突余裕時間(TTC)が予め設定された設定値以下であるか否かを判断する(SB3)。
このとき、前記衝突余裕時間(TTC)は、前記相対速度を当該小型自動車1から前記障害物までの離間距離で除算して取得しており、前記相対速度と前記離間距離との関係から求められる緊急度を示している。このため、緊急度を示す前記衝突余裕時間が予め設定された設定値以下となった場合には、衝突する可能性が高いと判断することができ、これが、以降のエアバッグ52を展開する為の展開条件として利用される。
前記ステップSB3の判断において、前記衝突余裕時間(TTC)の閾値を構成する前記設定値は、前記制御部72内蔵のメモリに構築された個人情報データベースを参照して設定するものとし、個人情報データベースには、当該車両を運転する運転者個々人が衝突対象を発見してからブレーキを踏み込むまでのブレーキ反応時間、通常走行時での車間距離、緊急ブレーキの強さ等のデータが格納され、例えば衝突回避時での「反応時間が遅い人」の場合には、閾値を構成する前記設定値を大きくするものとする。
このとき、前記衝突余裕時間(TTC)が前記設定値を越えていた場合には、衝突可能性が無い通常走行と判断し、当該通常走行時での前記エアバッグ52の作動を中止して(SB4)、このルーチンを終了する。また、前記衝突余裕時間(TTC)が前記設定値以下の場合には、衝突可能性が有ると判断し、次ステップSB5へ移行する。
このように、障害物と小型自動車1との相対速度が一定速度未満であり、エアバッグ52の展開を要しない低速衝突時には、前記エアバッグ52の展開を防止することができる。また、前記相対速度と、障害物から当該小型自動車1までの離間距離との関係から求められる衝突余裕時間(TTC)が示す緊急度に基づいて衝突する可能性が高いと判断した際には、これをエアバッグ52の展開条件として利用することができる。
したがって、衝突エネルギーを吸収する前記エアバッグ52を、適切なタイミングで展開することができる。
前記ステップSB5では、検出した障害物が、予め定められた一定以上の大きさか否かを判断し(SB5)、前記障害物が前記一定以上の大きさで無い場合には、エアバッグ52の作動を中止することによって、小さな障害物でのエアバッグの展開を防止して(SB6)、このルーチンを終了する。また、前記障害物が前記一定以上の大きさの場合には、ブレーキセンサー87からの入力や車速センサー82から得られる減速度やステアリング舵角センサー83の入力やヨーレートセンサー84からの入力を参照して、将来の軌跡を求めるとともに、この軌跡上を走行した際に前記障害物に衝突する可能性があるか否かを判断する(SB7)。
このステップSB7で、衝突が予測されない場合には、前記エアバッグ52の作動を中止して(SB8)、このルーチンを終了する一方、衝突が予測される場合には、警報システムを作動する前記ステップS3へ移行する(図3参照)。
このステップS3の「警報システムを作動する」処理の詳細を説明すると、図6に示すように、前記個人情報データベースを参照して運転者個々人の能力に合わせて警報タイミング・レベル・種類を決定した後(SC1)、前記視線センサー85からの入力と前記個人情報データベースに記憶された当該運転者の視野角等を参照して視認範囲を特定し、当該運転者が前記障害物を見ているか否かを判断する(SC2)。運転者が前記障害物を見ていない場合には、前記個人情報データベースを参照して当該運転者の反応時間分警報を早める処理を行い、指定のタイミングで警報表示部92への警報の表示と警報音発生部93での警報音の発生とを行って(SC8)、ステップS4へ移行する。
前記ステップSC2において、運転者が前記障害物を見ている場合には、アクセルセンサー86及びブレーキセンサー87からの入力に基づいて、運転者がアクセルペダル又はブレーキペダルを踏み込んでいるか否かを判断する(SC4)。このとき、アクセルペダルを踏み込んでいる場合には、ペダル踏み替え時間相当分警報を早める一方、ブレーキペダルを踏み込んでいる場合には、前記ペダル踏み替え時間相当分警報を遅らして(SC5)、前記ステップSC8へ移行する。
また、前記ステップSC4において、運転者がアクセルペダル又はブレーキペダルを踏み込んでいない場合には、運転者が警報解除スイッチ94を操作したか否かを判断し(SC6)、前記警報解除スイッチ94をオン操作していた場合には、エアバッグの展開を中止して(SC7)、このルーチンを終了する一方、前記警報解除スイッチ94をオン操作していない場合には、前記ステップSC8を実行して前記ステップS4へ移行する。
このステップS4では、当該小型自動車1が走行中か否かを判断し、停車中の場合には、衝突直前にエアバッグ52を展開する展開処理に分岐する(S5)。なお、このステップS4は、一回だけ実行するものとする。
この展開処理としては、当該小型自動車1が前記障害物と衝突する直前の距離まで近づいた際に前記エアバッグ52を展開する処理であり、衝突直前の距離としては、例えば「衝突直前距離=相対速度×展開時間+展開距離+α」で表すことができる(展開時間:前記エアバッグ52の展開を開始してから展開が完了するまでの時間、展開距離:前記エアバッグ52を展開した際の当該エアバッグ52前端までの距離)。
前記ステップS4の「自車は走行中か停車中か」の判断の詳細を説明すると、図7に示すように、車速センサー82からの入力を利用して、当該小型自動車1の車速が予め定められた設定速度以下であるか否かを判断する(SD1)。これにより、前記車速が前記設定速度以下の例えば3km/h以下が場合には、停車中と判断して(SD2)、前記ステップS5へ移行し衝突直前にエアバッグ52を展開する前記展開処理を実行する(S5)。一方、前記車速が前記設定速度を越えていた場合には、走行中と判断して(SD3)、前記ステップS6へ移行する。なお、このステップS6は、一回だけ実行するものとする。
このように、障害物と当該小型自動車1との相対速度が予め定められた一定速度以上で衝突可能性有と判断した際に、当該小型自動車1の速度が予め設定された設定速度以下で停車中と判断できる場合は、前記障害物が当該小型自動車1に近づいて来ると判断することができる。このため、障害物が当該小型自動車1に向かって来る場合であっても、前記エアバッグ52を展開する為の前記展開処理に移行することができ、より安全性を高めることができる。
前記ステップS6では、緊急回避の時間的余裕があるか否かを判断し(S6)、時間的余裕が無い場合には、衝突直前にエアバッグ52を展開する前記展開処理に分岐する一方(S7)、時間的余裕がある場合には、次ステップS8へ移行する。
前記ステップS6の「緊急回避の時間的余裕があるか」の判断の詳細を説明すると、図8に示すように、前記ブレーキセンサー87からの入力や車速センサー82から得られる減速度やステアリング舵角センサー83の入力やヨーレートセンサー84からの入力を参照して、当該小型自動車1の進行方向を予測するとともに(SF1)、前記個人情報データベースを参照して運転者の反応時間を予測し(SF2)、かつレーザーレーダやミリ波レーダ等の距離検出用センサで構成された衝突センサ61からの入力に基づいて、前記障害物の相対距離、相対速度、大きさ等を演算し(SF3)、これらに基づいて、当該運転者がブレーキを掛けたりハンドルを切って障害物との衝突を回避する為の緊急回避を行う時間的余裕があるか否かを判断する(SF4)。このとき、時間的余裕が無い場合には、前記ステップS7へ分岐する一方、時間的余裕がある場合には、前記ステップS8へ移行する。
すなわち、当該小型自動車1の運転者による衝突回避の時間が無い場合としては、わき道からの車両の飛び出し等が考えられる。このような緊急の場合には、他の条件の成立を待つこと無く、エアバッグ52を展開する為の前記展開処理に移行することができる。これにより、車両の飛び出し等にも対応した適切なタイミングで弾性体を展開することができる。
このステップS8では、運転者は障害物を認識しているか否かを判断し(S8)、障害物を認識していない場合には、前記ステップS3へ分岐する。このステップS3では、図6に示したように、ステップSC9において、運転者が障害物を認識するまで、段階的に警報レベルを上げて(SC9)、前記ステップSC8へ移行する。具体的には、警報音発生部93より発生する警報音の音量を段階的に大きくしたり、断続音のピッチを短くしたり、音質を変化させたり、警報表示部92での表示を変化させることが挙げられる。また、前記ステップS8において、運転者が障害物を認識していた場合には、ステップS9へ移行する。
前記ステップS8の「ドライバーは障害物を認識しているか」の判断の詳細を説明すると、図9に示すように、前記視線センサー85からの入力と前記個人情報データベースに記憶された当該運転者の視野角等を参照して有効視野を算出するとともに、前記個人情報データベースから当該運転者の視認行動の特徴を抽出して、これらを参照することによって、当該運転者が障害物を見ているか否かを判断する(S8)。障害物を認識していない場合には、前記ステップSC9へ分岐する一方、障害物を認識していた場合には、前記ステップS9へ移行する。
すなわち、当該小型自動車1の運転者が障害物を見ていないと判断して警報レベルを段階的に上げても前記運転者が衝突を回避する行動を起こさない場合としては、よそ見運転などが考えられる。このような場合にも、前記エアバッグ52を展開する為の前記展開処理に移行する。これにより、よそ見運転等にも対応した適切なタイミングでエアバッグ52を展開することができる。
前記ステップS9では、当該運転者が緊急回避行動をとっているか否かを判断し(S9)、運転者が緊急回避行動をとっていない場合には、前記エアバッグ52の展開を保留して(S10)、このルーチンを終了する一方、運転者が緊急回避行動をとっていた場合には、衝突直前にエアバッグ52を展開する前記展開処理を実行して(S11)、このルーチンを終了する。
前記ステップS9の「運転者が緊急回避行動をとっているか」の判断の詳細を説明すると、図10に示すように、前記個人情報データベースから当該運転者のアクセルペダルの離し方の特徴(運転者の行動パターン)を抽出し、通常時と緊急時でのアクセルペダルのリリース速度の違いからアクセルペダルを急に戻したか否かを判断する(SH1)。このとき、アクセルペダルを急に戻した場合には、緊急回避行動をとったと判断して(SH2)、前記ステップS11へ移行して、衝突直前にエアバッグ52を展開する前記展開処理を実行する(S11)。なお、アクセルを戻してブレーキ操作した場合には、ブレーキ操作による判断を優先するものとする。
前記ステップSH1において、アクセルペダルを急に戻していない場合には、前記個人情報データベースから当該運転者のブレーキペダルの踏み込み方の特徴(運転者の行動パターン)を抽出し、通常時と緊急時でのブレーキペダルの踏み込み速度の違いからブレーキペダルを急激に踏み込んだか否かを判断する(SH3)。このとき、ブレーキペダルを急激に踏み込んでいた場合には、緊急回避行動をとったと判断して(SH4)、前記ステップS11へ移行して、衝突直前にエアバッグ52を展開する前記展開処理を実行する(S11)。
前記ステップSH3において、ブレーキペダルを急激に踏み込んでいないと判断した際には、前記個人情報データベースから当該運転者のブレーキペダルの踏み込み方の特徴(運転者の行動パターン)を抽出し、通常時と緊急時でのブレーキペダルの踏み込み量の違いからブレーキペダルの踏み込み量が多いか否かを判断する(SH5)。このとき、ブレーキペダルの踏み込み量が多い場合には、緊急回避行動をとったと判断して(SH6)、前記ステップS11へ移行して、衝突直前にエアバッグ52を展開する前記展開処理を実行する(S11)。
前記ステップSH5において、ブレーキペダルの踏み込み量が少ないと判断した際には、前記個人情報データベースから当該運転者のステアリングホイールの切り方の特徴(運転者の行動パターン)を抽出し、通常時と緊急時でのステアリングホイールの操舵速度の違いからステアリングホイールを急激に切ったか否かを判断する(SH7)。このとき、ステアリングホイールを急激に切った場合には、緊急回避行動をとったと判断して(SH8)、前記ステップS11へ移行して、衝突直前にエアバッグ52を展開する前記展開処理を実行する(S11)。
このように、当該小型自動車1のの運転者が衝突を回避する行動を起こした場合には、他の条件の成立を待つこと無く、エアバッグ52を展開する為の前記展開処理に移行する。これにより、センサー等では判断できない事態が発生した場合であっても、適切なタイミングでエアバッグ52を展開することができる。
そして、前記ステップSH7において、ステアリングホイールを急激に切っていない場合には、緊急回避行動をとらなかった判断して(SH9)、前記ステップS10へ移行して前記エアバッグ52の展開を保留し(S10)、このルーチンを終了する。
すなわち、当該小型自動車1の運転者が障害物を見ていて、当該運転者が衝突を回避する行動を起こさない場合としては、例えば障害物が段ボールや新聞紙や毛布などの軟弱物体であり、運転者が障害物に衝突しても良いと判断している。この場合には、前記エアバッグ52の展開が保留される。これにより、センサー類だけでは判断することが出来ない軟弱物体等でのエアバッグ52の誤作動を防止することができる。
1 小型自動車
2 車体
52 エアバッグ
71 展開制御装置
72 制御部
2 車体
52 エアバッグ
71 展開制御装置
72 制御部
Claims (6)
- 衝突時に衝突対象と車体との間で展開される弾性体を備えた車両において、
前記衝突対象と前記車両との相対速度が予め定められた一定速度以上であって、前記相対速度を当該車両から前記衝突対象までの離間距離で除算して得た衝突余裕時間が、予め設定された設定値以下である場合に、衝突可能性有と判断する衝突判断手段を備え、
当該車両を運転する運転者の反応時間等の個人情報を記憶した個人情報データベースを参照して前記設定値を設定するとともに、該衝突判断手段が衝突可能性有と判断することを前記弾性体の展開条件とすることを特徴とした展開制御装置。 - 前記衝突判断手段が衝突可能性有と判断した際に、当該車両の速度が予め設定された設定速度以下で停車中と判断できる場合に、前記弾性体を展開する為の展開処理に移行する停車時展開手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の展開制御装置。
- 前記衝突判断手段が衝突可能性有と判断した際に、当該車両を運転する運転者の反応時間等の個人情報を記憶した個人情報データベースを参照して、当該運転者による衝突回避の時間が無いと判断した場合に、前記弾性体を展開する為の展開処理に移行する緊急時展開手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の展開制御装置。
- 前記衝突判断手段が衝突可能性有と判断した際に、当該車両を運転する運転者の視野角等の個人情報を記憶した個人情報データベースを参照して当該運転者の視野を検出し、当該運転者が前記衝突対象を見ていないと判断して警報レベルを段階的に上げても前記運転者が衝突を回避する行動を起こさない場合に、前記弾性体を展開する為の展開処理に移行するよそ見時展開手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の展開制御装置。
- 前記衝突判断手段が衝突可能性有と判断した際に、当該車両を運転する運転者の視野角等の個人情報を記憶した個人情報データベースを参照して当該運転者の視野を検出し当該運転者が前記衝突対象を見ていると判断でき、かつ前記運転者が衝突を回避する行動を起こさない場合に、前記弾性体の展開を保留する展開保留手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1から4にいずれか記載の展開制御装置。
- 前記衝突判断手段が衝突可能性有と判断した際に、当該車両を運転する運転者の行動パターン等の個人情報を記憶した個人情報データベースを参照して、当該運転者が衝突を回避する行動を起こしたと判断した場合に、前記弾性体を展開する為の展開処理に移行する走行時展開手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1から5にいずれか記載の展開制御装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2006
- 2006-01-11 JP JP2006003782A patent/JP2007186003A/ja active Pending
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