JP2007185858A - 水元ローラニップ調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オフセット輪転印刷機の湿し装置における、水元ローラの水送りローラに対するニップ調整機構が水元ローラに近く腐食する他、操作部分が部品密集部にあることによる操作困難性の課題を改善する。
【解決手段】湿し装置を支持するフレームと、水元ローラを支持する着脱アームと、上記フレームに設け、上記着脱アームの一端側を回動可能に嵌合する支持軸と、上記着脱アームの他端に設けるピンと、上記フレームの一端に設けるピンと、上記フレームに設ける別のピンとの間に設ける水元ローラ着脱機構と、前記水元ローラ着脱機構と前記フレームに設ける別のピンとの間に水元ローラニップ調整機構を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、オフセット印刷機の湿し装置における、水元ローラの相手ローラとの接触圧を調節する装置に関するものである。
図4に示すように、一般にオフセット輪転印刷機の印刷装置1は、インキ壺にインキを溜めて必要量吐き出されたインキを多数のローラ群で練り版胴4aの表面に装着された版面にインキを供給するインキ装置2、上記版面に湿し水を供給する湿し装置5、版面のインキを受けてウエブに転写するブランケット胴4bなどで構成されている。
湿し装置5は図3Aに示す様にパン51の水を水元ローラ8でくみ上げ、水送りローラ7に転移させ、更に水着けローラ6に転移させた後、版面に湿し水を供給するようになっている。図3Bは印刷前や、印刷後にインキ及び湿し水の版面への供給を絶つ為に、ローラを脱移動させた状態を示す。
図5に示す様に、湿し装置5は、上述したように湿し水の供給・遮断をするローラの着脱機構9及び水元ローラ8と水送りローラ7の着脱機構10b並びに水元ローラ8と水送りローラ7のニップ調整機構11bを設けている。
水元ローラ8及び水送りローラ7は機械の幅方向両側に設けられているサイドフレーム12に固設された幅方向両側に設けられた支持軸95により機械幅方向固定、回動自由に支持されている着脱フレーム91に支持されており、着脱シリンダ92の作動により、上記着脱フレーム91を、支持軸95を回動中心として移動させることにより、図示しないリンクにより水着けローラ6を図3Aの状態と、図3Bの状態に切り換えることが出来るようになっている。上記機械幅方向両側に設けられている着脱フレーム91に対し、支持軸105で機械幅方向固定、回動自由に支持されている水元ローラ用着脱アーム101がある。該着脱アーム101に図示しないベアリングを介して支持されている水元ローラ8が、着脱シリンダ102の動作により、着脱フレーム91に図示しないベアリングを介して支持されている水送りローラ7に対して、着脱するようになっている。
上述したように水送りローラ7に対して水元ローラ8が着脱するが、水元ローラ8が水送りローラ7に着いたときのニップ調整は図5に示すように、水元ローラ着脱機構10bのピン103とピン104の距離を水元ローラニップ調整機構11bで調整して行なう。水元ローラ8を支持している着脱アーム101とリンク106はピン104で幅方向固定で、ピン104の周りに回動自由に支持されている。水元ローラニップ調整機構11bはリンク106に雌ねじが加工されており、該雌ねじと着脱シリンダ102のピストンロッドの先端の雄ねじと螺合する構成となっている。上記螺合の量により、ピン103とピン104の距離を調節し、水送りローラ7に対して水元ローラ8のニップを調整する。
ところで、湿し装置5においては、ローラ表面から湿し水を供給するが、湿し関係のローラ近辺は水の飛散や、蒸発により湿度の高い状態となっている。従って、装置は錆びが発生しやすく、防錆対策をしないと調整装置は動かなくなる。水元ローラニップ調整機構11bはそのような場所にあり、錆びやすいことに加えて、各種装置が密集する操作しにくいところにある。このことは調整作業が難しく、作業時間がかかる上、正確な作業が困難である。また、調整装置を常に正常に動作させるために保守作業の頻度も多くする必要がある。
特許文献1には、印刷機のローラの接触圧調整装置として、ローラ着脱機構の一部に偏心軸受とその偏心軸受を回動させるための駆動機構が開示されている。
特開平7−1720号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術は偏心軸受を利用しており、操作部分はローラから離れたところに設置できるようになっているが、偏心軸受部は比較的にローラに近く、その雰囲気の影響を受けやすい場所であることと、偏心軸受を利用しているので、ニップ調整のための移動量の変化が、直線的でなく、操作が感覚的に難しい。もしくは、直線的に近似させようとすれば偏心量を大きくする必要があり、装置が大きくなり、操作部分の隙間の影響も大きくなり、正確に調整することが難しくなる。など上述技術では保守の軽減やなニップ調整が困難であることが考えられる。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、水元ローラ8のニップ調整を保守容易で、調整量が操作部でほぼ直線的に変化する設定が容易な装置を提供することを目的とする。
このため、請求項1記載の本発明の水元ローラニップ調整装置は、オフセット印刷機の湿し装置における、水元ローラの着脱及び相手ローラとの接触圧を調節する装置において、湿し装置を支持するフレームと、水元ローラを支持する着脱アームと、上記フレームに設け、上記着脱アームの一端側を回動可能に嵌合する支持軸と、上記着脱アームの他端に設けるピンと、上記フレームの一端に設けるピンと、上記フレームに設ける別のピンとの間に設ける水元ローラ着脱機構と、前記水元ローラ着脱機構と前記フレームに設ける別のピンとの間に水元ローラニップ調整機構を設けたことを特徴としている。
請求項2記載の本発明の水元ローラニップ調整装置は、上記水元ローラニップ調整機構が直線的に移動する機構であることを特徴としている。
請求項1記載の本発明の水元ローラニップ調整装置によれば、ローラニップ調整機構11aが、水送りローラ7や水元ローラ8から離れており、水飛散等による錆びが発生しにくく、かつ、印刷装置1の作業側端面に近く、開放された場所で操作できるので作業しやすい。
請求項2記載の水元ローラニップ調整装置によれば、ローラニップ調整機構11bの量調整はねじの螺合によるもので、移動量が直線的に変化するので感覚的に調整量の把握が容易で調整作業が容易である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の水元ローラニップ調整装置の一実施形態としての図である。なお、前述した従来例と同一の部位又は部材については同一の符号で示している。また、従来例で用いた図も適宜用いて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る水元ローラニップ調整装置11aは、機械の幅方向両側に設けられているサイドフレーム12にそれぞれ固設された支持軸95により機械幅方向固定で回動自由に支持されている着脱フレーム91に支持され、水送りローラ7に対し、上記着脱フレーム91に固設されている支持軸105に機械幅方向固定で回動自由に支持されている着脱アーム101に支持されている水元ローラ8を押し付ける量を調整する装置である。
上記着脱アーム101の他端にはピン104を設け、支持軸105とピン104のほぼ中間には水元ローラ8を図示しないベアリングを介して支持するようになっている。上記ピン104と着脱フレーム91の一端に設けているピン103との間にリンク106及び着脱シリンダ102から成る水元ローラ着脱機構10a、更に水元ローラニップ調整機構11aを設けている。上記着脱シリンダ102の動作により、着脱フレーム91に支持されているピン103と、上記着脱アーム101の他端に設けているピン104との距離が変わり、着脱アーム101に設けている水元ローラ8が水送りローラ7に対して、着脱するようになっている。
上述したように水送りローラ7に対して水元ローラ8が着脱するが、水元ローラ8が水送りローラ7に着いたときのニップの調整は、図1のA部詳細に示すように湿し装置着脱フレーム91に固設されているピン103に対して着脱シリンダ102に固定したブラケット110の位置を調整して行なう。該水元ローラニップ調整機構11aは水元ローラ8設置場所から離れており、サイドフレーム12の作業する側の端部に近いところに位置する。
水元ローラニップ調整機構11aは水元ローラ着脱機構10aのブラケット110に長孔117を設け、ブラケット110には上記長孔117部から上記着脱シリンダ102に向けて穴111を設け、該穴111に圧縮ばね113、ばね座112を組み込み、圧縮ばね113の作用により、ばね座112を介してピン103を押し、水元ローラ着脱機構10aを図1において左方向に移動させるようになっている。一方、ブラケット110の上記穴111の反対側に雌ねじ118が加工されており、該雌ねじ118に握り114の雄ねじ部115が螺合する。上記ばね113により水元着脱機構10を左方向に移動させるよう作用している力を、上記雄ねじ部115の先端がピン103に当たり、止まるようになっている。このことによりピン103の位置に対し、水元ローラ着脱アーム101のピン104の位置が決まり、水元ローラ8の水送りローラ7に対する位置が決まるようになっている。従って、水元ローラ8の水送りローラ7対するニップ調整が握り114を回すことによりできるようになっている。止ナット116は調整後ゆるみ止めをするためのものである。
本発明の一実施形態に係る水元ローラニップ調整装置の断面方向説明図である。 本発明の一実施形態に係る水元ローラニップ調整装置の正面方向説明図である。 Aは本発明の実施例に係る水元ローラ等の押体の密着構造を模式的に示す側面図ある。 Bは本発明の実施例に係る水元ローラ等の押体の脱離構造を模式的に示す側面図ある。 一般的なオフセット輪転印刷機の湿し装置部の断面説明図である。 従来の水元ローラニップ調整装置の断面方向説明図である。
符号の説明
1 オフセット印刷機の印刷装置
2 インキ装置
3 インキローラ
3a インキ着けローラ
4 印刷胴
4a 版胴
4b ブラケット胴
5 湿し装置
51 パン
6 水着けローラ
7 水送りローラ
8 水元ローラ
9 湿し装置着脱機構
91 着脱フレーム
92 着脱シリンダ
93 ピン
94 ピン
95 支持軸
10a 10b 水元ローラ着脱機構
101 着脱アーム
102 着脱シリンダ
103 ピン
104 ピン
105 支持軸
106 リンク
11a 11b 水元ローラニップ調整機構
110 ブラケット
111 穴
112 ばね座
113 ばね
114 握り
115 雄ねじ部
116 止ナット
117 長孔
12 サイドフレーム

Claims (2)

  1. オフセット印刷機の湿し装置における、水元ローラの着脱及び相手ローラとの接触圧を調節する装置において、湿し装置を支持するフレームと、水元ローラを支持する着脱アームと、上記フレームに設け、上記着脱アームの一端側を回動支持可能に嵌合する支持軸と、上記着脱アームの他端に設けるピンと、上記フレームに設ける別のピンとの間に設ける水元ローラ着脱機構と、前記水元ローラ着脱機構と前記フレームに設ける別のピンとの間に水元ローラニップ調整機構を設けたことを特徴とする水元ローラニップ調整装置。
  2. 上記水元ローラニップ調整機構が直線的に移動する機構であることを特徴とする請求項1の水元ローラニップ調整装置。
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CN112606535A (zh) * 2020-12-25 2021-04-06 高斯图文印刷系统(中国)有限公司 一种商业胶印机的连续上水装置
CN112644146A (zh) * 2020-12-25 2021-04-13 高斯图文印刷系统(中国)有限公司 一种胶印机的着水辊同时与串水辊及印版滚筒离合压装置
CN112644146B (zh) * 2020-12-25 2024-06-11 高斯图文印刷系统(中国)有限公司 一种胶印机的着水辊同时与串水辊及印版滚筒离合压装置

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