JP2007181197A - 情報送受信システム、情報送信装置、情報受信装置、情報送受信方法 - Google Patents

情報送受信システム、情報送信装置、情報受信装置、情報送受信方法 Download PDF

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太郎 滝田
Satoru Maeda
悟 前田
Katsutoshi Sakao
勝利 坂尾
Mariko Nakada
麻里子 中田
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Abstract

【課題】基地局装置とモニタ装置とから成る情報送受信システムにおいて、基地局装置側から1のモニタ装置に対して送信供給できるコンテンツ情報を、これまでよりも豊富なものとする。
【解決手段】基地局装置1は、登録情報を利用した認証処理を実行することで、コンテンツ情報の送信を許可するものとして登録されたモニタ装置に対してのみ、コンテンツ情報の送信要求に応じてコンテンツ情報を送信する。また、モニタ装置2は、情報送信装置への登録を、複数の基地局装置1に対して行えるようになっている。従って、本発明としては、基地局装置1側で登録が行われていさえすれば、1つのモニタ装置2が、複数の基地局装置1から或る基地局装置1を選択してコンテンツ情報の送信を要求すれば、この基地局装置1から要求されたコンテンツ情報を送信させることが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば映像/音声などによるコンテンツ情報をネットワーク経由で送受信する情報送受信システムと、この情報送受信システムを構成するとされる情報送信装置、情報受信装置と、上記情報送受信システムに対応した情報送受信方法とに関する。
先に本出願人は、例えばAV(Audio Video)機器として、基地局装置とモニタ装置とを無線通信により接続するように構成した情報送受信システムを提案している。
この情報送受信システムの基地局装置は、例えばテレビジョン放送のチューナを備えることで、テレビジョン放送信号を受信選局して映像/音声信号に復調することができるようになっている。また、例えば映像/音声信号入力端子などを備えることで外部映像/音声ソースの入力機能を有する。そして、例えばこのようにして得られた映像/音声情報を圧縮符号化した映像/音声データの形式に変換して無線により送信出力することが可能とされる。
モニタ装置は、例えば室内において持ち歩きが可能な程度の小型のサイズを有しているものとされる。そして、基地局装置から無線送信されてくる映像/音声データをデコードして、画像表示及び音声出力を行うようにされる。
このような情報送受信システムであれば、ユーザは、例えば室内においてモニタ装置を持ち歩き、任意の場所に設置することができる。つまり、通信可能な範囲内である限りは、自由な場所でテレビジョン放送や、基地局装置に入力される映像/音声情報などのコンテンツ情報を視聴することができる。
ここで、例えばテレビジョン放送の選局や映像/音声ソースの選択などをはじめとした、各種の基地局装置側をコントロールするための操作も、モニタ装置側で行えるようになっており、その操作情報が基地局装置に送信されるようになっている。基地局装置では、受信した操作情報に応じて、例えば選局チャンネルが切り換わるようにチューナに対する制御を実行したり、また、映像/音声ソースの入力切り換えを行うようにされる。
このような情報送受信システムは、例えば映像/音声ソースを入力、取得する装置(基地局装置)と、この映像/音声を出力するモニタ装置とが別体化された構成のものとしてみることができる。そして、本来は、上記もしているように、映像/音声の伝送を無線で行うことで、例えば家屋内程度の比較的狭い通信可能範囲ではあるが、ユーザがコンテンツ情報を視聴、鑑賞する場所の自由度を与えるようにしているものである。
そのうえで、このような情報送受信システムにおいて、基地局装置とモニタ装置との両者にインターネット、LAN(Local Area Network)などのネットワーク接続機能を有させるとする。これにより、基地局装置とモニタ装置との間で、上記した映像/音声などのコンテンツ情報を、インターネット経由で送受信させることが可能となる。
インターネット経由による通信の場合には、インターネットに接続可能な環境でありさえすれば、通信可能範囲の限定はなくなる。そこで、次のような情報送受信システムの使用を考えることができる。
つまり、先ず、例えば基地局装置を、ユーザがモニタ装置を利用している地域とは遠隔した地域に設置することとする。例としては、基地局装置を、モニタ装置を利用している地域を含むテレビジョン放送のサービスエリアとは全く異なるサービスエリア内に設置するようにされる。そのうえで、基地局装置とモニタ装置は、映像/音声データの送受信と共に、コマンドの送受信も可能なように構成することとする。
このようにすれば、ユーザは、インターネット経由で、基地局装置をコントロールして、その基地局装置で受信復調したテレビジョン放送の映像/音声データをモニタ装置に送信させ、モニタ装置により画像/音声を出力させることができる。つまり、例えば、ユーザが現にモニタ装置を使用している地域では本来受信することができないテレビジョン放送を、その地域に居ながらにして視聴することが可能になる。
図8に、上記したようなインターネット経由での映像/音声データを行う場合の、基地局装置とモニタ装置との間で行われる処理手順について説明する。なお、この図において処理手順の順序は略楕円形状の白抜き枠内に記載される数により示されている。
この図に示す基地局装置1及びモニタ装置2とから成る情報送受信システムは、1つの基地局装置と1つのモニタ装置との対応関係を持つようにされる。つまり、基地局装置とモニタ装置とが1対1の関係となることで構築されるシステムである。そこで、インターネット上でも、この1対1の関係が確立されるようにするために、先ず手順1として、基地局装置1に対してユーザが所有しているモニタ装置2を登録するようにされる。これにより、基地局装置1としては、以降、機器登録が行われたモニタ装置2のみを、映像/音声データを送信すべき正規の装置であるとして扱うことになる。
上記のようにして手順1による機器登録が行われた後において、例えばモニタ装置2を使用するユーザが、テレビジョン放送を視聴するための操作を行ったとする。これに応じて、モニタ装置2は、手順2として、テレビジョン放送としての映像/音声データの送信を要求するコマンドを、インターネット経由で基地局装置1に対して送信する。
基地局装置1では、例えばここでは図示していないアンテナにて受信したテレビジョン放送波を入力し、内部チューナにより受信信号を復調することで、外部より映像/音声情報を取得するようにされている。そして、続く手順3として、基地局装置1では、上記送信要求のコマンドを受信すると、先ず、このコマンドを送信してきたモニタ装置2が、映像/音声データを受信することが許されている正規の機器であるか否かについての認証処理を行う。この認証処理は、今回コマンドを送信したモニタ装置2が、既に登録されているモニタ装置であるか否かについて判断することで行うようにされる。また、この判断には、登録情報としてのモニタ装置のIDと、コマンドを送信してきたモニタ装置のIDとが一致しているか否かについての判別を行うようにされる。
そして、上記手順3として行った認証結果として、映像/音声データを受信することが許されている正規のモニタ装置であるとして、認証が成立したとされると、次の手順4として、基地局装置1は、要求された映像/音声データをストリーミング出力するようにされる。例えば映像/音声データの送信要求のコマンドによっては、テレビジョン放送のチャネルが指定されている。そこで、基地局装置1では、この指定のチャンネルを受信復調して得られる映像/音声信号を、圧縮映像/音声データにエンコードし、この圧縮映像/音声データをストリーミングデータとして、インターネットを経由してモニタ装置2に対して送信するようにされる。
モニタ装置2では、手順5として、上記手順4によりストリーミング送信されてくる圧縮映像/音声データを受信してデコード処理を実行し、画像、音声として出力するようにされる。
このような手順により映像/音声データの送受信を行うように構成したうえで、前述もしたように、基地局装置1をモニタ装置2とは遠隔した任意の地域に設置することで、モニタ装置を使用しているユーザは、現在、自分が居る場所では視聴できない地域のテレビジョン放送を視聴することができる。もちろん、基地局装置1に接続されるAV機器などから出力される映像/音声信号などによる映像/音声ソースなども、モニタ装置2側で画像/音声として出力させて鑑賞することができる。
特開平8−79847号公報
しかしながら、上記した情報送受信システムは、現状において、基地局装置1とモニタ装置2とが1対1の関係により通信を行うべきことを前提とした構成とされている。
このために、モニタ装置2を現に使用している地域では受信できないテレビジョン放送を視聴できるとはいえ、視聴できるテレビジョン放送は、そのモニタ装置2が対応する1つの基地局装置1が設置されている地域のものにとどまる。また、外部映像/音声ソースとしても、対応する基地局装置1に接続されているAV機器から出力されるものしか鑑賞できないということになる。
つまり、例えばユーザ側から、より多くのサービスエリアの放送を視聴したり、また、より多くのAV機器からの映像/音声ソースを鑑賞するなど、いままでよりも多くの映像/音声のコンテンツを鑑賞したいという要望があるとしても、基地局装置1とモニタ装置2とが1対1の関係により通信を行う構成を採る以上、これに応えることが難しいという問題を抱えている。
そこで本発明は上記した課題を考慮して情報送受信システムとして次のように構成する。
本発明による情報送受信システムは、情報送信装置と情報受信装置とから成る。
そして、情報送信装置は、所定のネットワーク経由での通信を行う第1の通信手段と、コンテンツ情報を取得する情報取得手段と、この情報送信装置からのコンテンツ情報の送信が許可されるものとして登録された情報受信装置を示す登録情報を作成して保持する登録情報管理手段と、第1の通信手段を利用した通信により、情報送信装置からコンテンツ情報の送信を要求された場合において、登録情報を参照することで、このコンテンツ情報の送信を要求した情報受信装置に対するコンテンツ情報の送信を許可しているか否かについて判別する認証手段と、この認証手段の認証結果として、コンテンツ情報の送信を許可していることを判別した場合には、コンテンツ情報の送信を要求した情報受信装置に対して、第1の通信手段を利用して、情報取得手段により取得したコンテンツ情報を送信する送信制御手段とを備えて構成する。
また、情報受信装置は、所定のネットワーク経由での通信を行う第2の通信手段と、この第2の通信手段を利用した通信により、ネットワークを経由して伝送されるコンテンツ情報を入力する情報入力手段と、コンテンツ情報の送信が許可される情報受信装置として、自身を登録情報に登録しているとされる複数の情報送信装置を示す被登録情報を作成して保持する被登録情報管理手段と、第2の通信手段を利用して被登録情報に示される情報送信装置に対して、コンテンツ情報の送信を要求するための通信を実行させる通信制御手段とを備えることとした。
また、情報送信装置としては次のように構成することとした。
つまり、所定のネットワーク経由での通信を行う通信手段と、コンテンツ情報を取得する情報取得手段と、この情報送信装置からのコンテンツ情報の送信が許可されるものとして登録された情報受信装置を示す登録情報を作成して保持する登録情報管理手段と、通信手段を利用した通信により、情報送信装置からコンテンツ情報の送信を要求された場合において、登録情報を参照することで、このコンテンツ情報の送信を要求した情報受信装置に対するコンテンツ情報の送信を許可しているか否かについて判別する認証手段と、この認証手段の認証結果として、コンテンツ情報の送信を許可していることを判別した場合には、コンテンツ情報の送信を要求した情報受信装置に対して、通信手段を利用して、情報取得手段により取得したコンテンツ情報を送信する送信制御手段とを備えることとした。
また、情報受信装置としては次のように構成することとした。
つまり、所定のネットワーク経由での通信を行う通信手段と、この通信手段を利用した通信により、ネットワークを経由して伝送されるコンテンツ情報を入力する情報入力手段と、コンテンツ情報の送信が許可される情報受信装置として、自身を登録しているとされる複数の情報送信装置を示す被登録情報を作成して保持する被登録情報管理手段と、第2の通信手段を利用して、被登録情報に示される情報送信装置に対して、コンテンツ情報の送信を要求するための通信を実行させる通信制御手段とを備えることとした。
さらに、情報送信装置と、情報受信装置との間での情報送受信方法としては次のように構成することとした。
先ず、上記情報送信装置側は、所定のネットワーク経由での通信を行う第1の通信処理と、コンテンツ情報を取得する情報取得処理と、この情報送信装置からのコンテンツ情報の送信が許可されるものとして登録された情報受信装置を示す登録情報を作成して保持する登録情報管理処理と、第1の通信処理による通信として、情報送信装置からコンテンツ情報の送信を要求された場合において、登録情報を参照することで、このコンテンツ情報の送信を要求した情報受信装置に対するコンテンツ情報の送信を許可しているか否かについて判別する認証処理と、この認証処理の認証結果として、コンテンツ情報の送信を許可していることを判別した場合には、コンテンツ情報の送信を要求した情報受信装置に対して、第1の通信処理を利用して、情報取得処理により取得したコンテンツ情報を送信する送信制御処理とを実行するように構成する。
また、情報受信装置側は、所定のネットワーク経由での通信を行う第2の通信処理と、第2の通信処理を利用した通信により、ネットワークを経由して伝送されるコンテンツ情報を入力する情報入力処理と、コンテンツ情報の送信が許可される情報受信装置として、自身を登録情報に登録しているとされる複数の情報送信装置を示す被登録情報を作成して保持する被登録情報管理処理と、第2の通信処理により、被登録情報に示される情報送信装置に対して、コンテンツ情報の送信を要求するための通信を実行させる通信制御処理とを実行するように構成することとした。
上記各構成によれば、情報送信装置は、登録情報を利用した認証処理を実行することで、コンテンツ情報の送信を許可するものとして登録された情報受信装置に対してのみ、コンテンツ情報の送信要求に応じてコンテンツ情報を送信するようにされている。
そのうえで、情報受信装置は、情報送信装置への登録を、複数の情報送信装置に対して行うことができるようになっている。従って、本発明としては、情報送信装置側で登録が行われていさえすれば、1つの情報受信装置が、複数の情報送信装置に対してコンテンツ情報の送信を要求したとしても、これらの情報送信装置からは、要求されたコンテンツ情報が送信されてくることになる。
このようにして、本発明によっては、1つの情報受信装置により、複数の情報送信装置からコンテンツ情報を送信してもらい、これを上記情報受信装置側で受信取得することが可能となる。これにより、1つの情報受信装置によって、これまでよりも広範で豊富な数のコンテンツ情報を取得して利用することが可能となるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)についての説明を行っていくこととする。ここでの実施の形態としては、例えば家屋などの屋内で使用されることを前提とし、基地局装置とモニタ装置とを無線通信により接続するように構成した情報送受信システムを例に挙げることとする。基地局装置が本発明としての情報送信装置に対応し、モニタ装置が本発明としての情報受信装置に対応する。
図1は本実施の形態としての情報送受信システムの構成概念を模式的に示している。なお、本実施の形態の情報送受信システムとしては、1つのモニタ装置に対して複数の基地局装置が対応する関係による装置構成となるが、ここでは説明を簡単にするために、情報送受信システムの最も基本的な構成として、1つのモニタ装置に対して1つの基地局装置を対応させた場合を示している。
本実施の形態の情報送受信システムは、図1に示される基地局装置1とモニタ装置2から成るもので、例えば家庭の屋内で用いられる。この基地局装置1とモニタ装置2は、以降説明するように、相互に通信を行うことが可能とされている。
基地局装置1は、例えば家庭の屋内にてしかるべき場所に対して固定的に設置される。そして、テレビジョン放送を受信選局して復調して映像/音声情報を得る機能を有している。
このため、基地局装置1は、テレビジョン放送受信機能に対応してテレビジョン放送受信用のアンテナANTを接続可能とされている。そして、アンテナANTより受信した放送信号について選局及び復調を行ってテレビジョン信号としての映像/音声情報を得る。そして、このテレビジョン信号については、所定方式により圧縮符号化された映像/音声データに変換する。
また、本実施の形態の基地局装置1は、例えばビデオ入力端子も備えており、例えば外部AV機器からこのビデオ入力端子に入力されたビデオ/オーディオ信号についても映像/音声情報として取得して、上記と同様に、圧縮符号化した映像/音声データに変換可能とされている。
さらに基地局装置1は、インターネット(ネットワーク)接続機能も有している。これにより、基地局装置1は、インターネット経由で、所要の端末にアクセスして通信を行うことが可能とされる。
そして、基地局装置1からは、上記のようにして得た圧縮符号化された映像/音声データを、先ず、無線により電波として送信出力可能とされている。つまり、基地局装置1では、受信選局したテレビジョン放送の画像、AV機器から入力された映像/音声、及びインターネット画像を含むインターフェイス画像としての画像情報などの各種コンテンツ情報を、無線送信可能とされている。また、画像情報以外の各種データも無線により送信出力可能とされる。そして、このようにして基地局装置1から送信された情報は、次に説明するモニタ装置2側で受信できるようになっている。
また、基地局装置1とモニタ装置2は、この無線通信によりコマンドの送受信を行うことも可能とされている。これにより、モニタ装置2により基地局装置1をコントロールしたり、また逆に、基地局装置1からモニタ装置2をコントロールすることもできる。
ここで、上記した無線通信は、例えば実際には、約30mの範囲内での通信可能距離とする仕様となっている。つまり、この無線通信は、基地局装置1とモニタ装置2とが例えば同じ家屋内のような比較的至近の距離にある使用環境を前提とした場合に採用されるべきものとなる。そこで、以降においては、この無線通信について、例えばインターネットなどの通信と比較した場合には、通信距離が限定されたローカル的な通信であることを理由に、ローカル通信ともいうことにする。
モニタ装置2は、例えばユーザが屋内にて持ち歩き可能なように配慮されたサイズ形状を有しているものとされる。
このモニタ装置2では、上記のようにして基地局装置1から電波として無線送信された信号を受信して内部に入力することができる。例えば、入力した受信信号が圧縮符号化形式の映像/音声データによるコンテンツ情報であるときには、復号処理を施して映像/音声データを得る。
そして、モニタ装置2は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスにより構成される表示部27を備えており、上記のようにして得たコンテンツ情報における映像情報を表示部27に画像として表示させる。つまり、モニタ装置2では、基地局装置1側で受信選局したテレビジョン放送の映像/音声情報や、AV機器から入力取得した映像/音声情報と、及びインターネット画像を含むインターフェイス画像を表示出力することができるようになっている。また、スピーカ29を含む音声情報の出力機能も備えることで、例えば映像/音声情報の音声や、インターフェイス画像に対する操作などに対応した音声も出力可能とされている。
また、表示部27としての表示部位に対しては、タッチパネル30aが取り付けられており、このタッチパネル30aに対する操作を検出することによって操作情報を発生させるようにしている。
このタッチパネル30aに対する操作情報は、必要に応じて、無線によってアンテナ26から基地局装置1に対して送信するようにされ、基地局装置1では、受信した情報に基づいて、所要の制御処理を実行するようにされる。このような送受信を含む動作が行われることによって、テレビジョン受像機のモニタとしての機能とインターネット機能との切り換え行ったり、また、テレビジョン放送のチャネル選択、外部映像/音声ソースの選択などを行ったりすることが可能とされる。
このように、基地局装置1は、テレビジョン放送や外部AV機器などから映像/音声情報を取得し、さらにこれらの取得したコンテンツ情報を送信出力するというように、周囲から取得可能なコンテンツ情報をモニタ装置に伝送するためのインターフェイスとしての機能を有している。
また、モニタ装置2は、基地局装置1が取得した映像/音声情報を画像、音声によってユーザに提示し、また、当該システムに対するユーザの操作入力を受け付けるユーザインターフェイスとしての機能を有している。
そして、本実施の形態としては、モニタ装置2についてもインターネット接続機能を与えることとしている。つまり、情報送受信システムとして、基地局装置1及びモニタ装置2は、前述した電波による無線通信であるローカル通信と、このインターネット接続による通信との2つの通信網による情報通信を実行することが可能とされる。そして、本実施の形態としては、インターネット通信によっても、上記ローカル通信と同様にして、基地局装置1からモニタ装置2へのコンテンツ情報の送信と、基地局装置1とモニタ装置2との間でのコマンド送受信が可能なようにされている。
上記した一対の基地局装置1及びモニタ装置2の基本構成を前提として、本実施の形態としては、例えば図2に示すようにして情報送受信システムを構築して使用する。
この図2に示す情報送受信システムとしては、1つのモニタ装置2と、複数の基地局装置1とをインターネット100を経由して接続したシステム構築例が示されている。なお、本発明の概念としては、情報送受信システムを構築する基地局装置1の数は特に限定されるべきではないが、ここでは第1基地局装置1−1〜第4基地局装置1−4の4つとした例を示している。上記もしたように、これらの基地局装置(1−1〜1−4)は、映像/音声情報として、テレビジョン放送を受信復調して得られる映像/音声信号、及び外部AV機器から入力される映像/音声信号を取得することができる。
また、この図では、第1基地局装置1−1〜第4基地局装置1−4は、それぞれ、異なる地域A〜Dに設置されているものとする。また、この場合において、地域A〜D間の地域区分は、例えばテレビジョン放送のサービスエリア(放送チャンネル)が異なることを条件とする。従って、この場合においては、第1基地局装置1−1〜第4基地局装置1−4の各々は、互いに異なる放送チャンネルのテレビジョン放送を受信することになる。なお、モニタ装置2がユーザにより使用される地域としては、上記地域A〜D以外とされる他の地域であってもよいし、また、上記地域A〜Dのうちのいずれか1つの地域と重複していてもよい。
この図2を参照して、本実施の形態の情報送受信システムの利用形態に対応する動作の手順例について説明する。なお、手順の順序は、図2において白抜きの円形若しくは略楕円形の枠内に記載される自然数により示される。
先ず、手順1(1−1,1−2,1−3,1−4)として、モニタ装置2と基地局装置1との対応関係を確立するための機器登録を行う。この機器登録は、モニタ装置2のことを、第1基地局装置1−1〜第4基地局装置1−4の4つの基地局装置の各々に対して登録するようにされる。この機器登録は、モニタ装置2が、基地局装置からインターネット10を経由してコンテンツ情報を送信してもらうことの許可を得ることを目的として行われる。
このようにして機器登録を行った結果、先ず、第1基地局装置1−1〜第4基地局装置1−4のそれぞれは、登録されたモニタ装置2を、インターネット10を経由してコンテンツ情報を送信することが許可された正規のモニタ装置であるとして扱うようにされる。また、モニタ装置2としても、自身がインターネット10を経由してコンテンツ情報を送信してもらうことのできる基地局装置が、第1基地局装置1−1〜第4基地局装置1−4であることを認識しているようにされる。
なお、ここで留意すべきことは、以降説明する、モニタ装置2と基地局装置(1−1〜1−4)との間での映像/音声データの送受信、及びこのためのコマンドの送受信はインターネット100を経由して行われるのに対して、この手順1としての登録を行うのにあたってのモニタ装置2と基地局装置(1−1〜1−4)との間でのコマンドの送受信は、例えば図1により説明した、ローカル通信により行うべきものとされていることである。
このことは、換言すれば、インターネット経由では機器登録ができないようにしたうえで、モニタ装置2と基地局装置1が上記ローカル通信により通信可能な程度の近距離とされる状態としなければ、機器登録ができないようにしているということがいえる。
このような制限は、セキュリティを考慮してのことである。インターネット100を経由しての機器登録を可能とする構成を採る場合、例えば悪意のある第三者が、正規のモニタ装置に成りすまして不正な機器登録を行うような可能性の出てくることが考えられる。
一方、現実的なこととして、ローカル通信が可能な程度にモニタ装置2と基地局装置1とを近距離の環境におくことは、これらの装置を所有若しくは使用するユーザにしかできないということがいえる。そこで、例えば上記したようにローカル通信によってのみ機器登録ができるようにすれば、この機器登録を現実に行うことができるのはユーザのみということになり、上記したような不正な機器登録を防止することが可能になる。
そして、上記手順1としての機器登録を行った後において、例えばモニタ装置2を使用しているとされるユーザが、基地局装置側で取得される映像/音声情報をモニタ装置2により出力させて視聴したいとおもったとする。そして、このための所定操作をモニタ装置2に対して行ったとすると、モニタ装置2としては、基地局装置の選択に対応するGUI(Graphical User Interface)画像を表示部27に表示させることになる。例えば、この基地局装置選択のためのGUI画像の出力と、出力されたGUI画像に従った操作に基づく基地局装置の選択設定が手順2となる。
この手順2として、先ず、基地局装置選択のためのGUI画像において、選択候補として提示されるのは、このモニタ装置2を登録している基地局装置であり、この場合には、第1基地局装置1−1〜第4基地局装置1−4の4つとなる。そして、ユーザは、上記基地局装置選択のためのGUI画面に対する操作として、例えばタッチパネル30aに対する操作を行うようにされる。このときユーザは、自分が視聴したいとするコンテンツ情報を送信出力できる基地局装置を選択することになる。一例として、例えば地域Aで放送されているテレビジョン放送における或るチャンネルの番組を視聴したいのであれば、この地域Aに設置してある第1基地局装置1−1を選択するための操作を行うことになる。
そして、上記操作により選択すべき基地局装置が決定されたうえで、例えばユーザが映像/音声情報のモニタ出力を開始させるための操作を行ったとすると、これに応じて手順3(3−1,3−2,3−3,3−4)としての動作が行われる。手順3は、モニタ装置2が、上記手順2により選択決定された基地局装置に対して、映像/音声データの送信を要求するためのコマンドをインターネット100を経由して送信するようにされる。例えば、上記手順2により選択された基地局装置が、第2基地局装置1−2であるとすれば、手順3としてのコマンド送信は、手順3−2として示すように、第2基地局装置1−2を送信先として行われることになる。
また、このときのコマンドとしては、例えば、映像/音声データとしてのコンテンツ情報の内容を指定したうえで、この映像/音声データの送信を要求するものとなる。例えば、ユーザ操作に応じて選択されたテレビジョン放送のチャンネル番号などと共に、データ送信要求を行うようにされる。
上記手順3により送信されたデータ送信要求のコマンドを受信した基地局装置側では、先ず、手順4(4−1,4−2,4−3,4−4のいずれか)としての機器認証のための処理を実行する。つまり、データ送信要求のコマンドを送信してきたモニタ装置2は、この要求に応じて映像/音声データを送信してよいものとして登録されているものであるか否かについての判別を行うようにされる。ちなみに、例えば上記のようにして、データ送信要求が第2基地局装置1−2に対して行われたとされた場合には、手順4としての認証処理は、第2基地局装置1−2のみが実行する。つまり、手順4としては、手順4−1が実行される。
この手順4とされる機器認証処理の結果として、そのモニタ装置が登録されているものではないとして認証不成立となった場合には、例えばここでは図示していないが、そのモニタ装置に対してエラーを通知するなどの処理を実行するようにされる。つまり、結果的に、要求されたコンテンツ情報を送信することは行われない。
これに対して、認証処理の結果として、そのモニタ装置が登録されているものであるとして認証が成立した場合には、手順5として、その基地局装置1からデータ送信要求のコマンド送信を行ったモニタ装置に対して、要求された映像/音声データをインターネット経由で送信出力するようにされる。このときには、例えば基地局装置1は、データ送信要求のコマンドにより指定されていた映像/音声データを取得するための制御処理を実行することになる。例えば、データ送信要求のコマンドにより指定される映像/音声データが所定の放送チャンネルによるテレビジョン放送である場合には、内蔵テレビジョンチューナにより、この指定された放送チャンネルが選局されるように制御を実行する。そして、このようにして選局された放送チャンネルにより放送されるテレビジョン放送の映像/音声データ(圧縮映像/音声データ)をインターネット経由で、モニタ装置2を送信先として送信する。また、この場合においては、送信データは、圧縮映像/音声データによるストリームデータの形式とすることとしている。つまり、いわゆるネットワーク上でのストリーミング送信の形態をとる。
上記のようにしてストリーミング送信された映像/音声データは、データ送信要求を行ったモニタ装置2にて受信されることになる。そして、このモニタ装置2としては、受信された映像/音声データ(ストリーミングデータ)をリアルタイム的にデコードして、画像/音声として、表示部27及びスピーカ29から出力するようにされる。
この図2の説明から理解されるように、本実施の形態の情報送受信システムとしては、機器登録を行うのにあたり、1つのモニタ装置2が複数の基地局装置1に対して登録を行うことができるようになっている。これにより、1つのモニタ装置2は、自身が登録されている複数の基地局装置1のうちから1つの基地局装置を任意に選択して、その基地局装置1にて取得可能な映像/音声データを送信させることが可能となっている。
このことを、例えば従来のようにして、情報送受信システムが1つの基地局装置1と11つのモニタ装置2の対応関係のみから成る場合と比較すると、本実施の形態では、1つのモニタ装置2に対して、複数の基地局装置1が対応していることとなる。そしてこのことは、対応する基地局装置1が増加した分、モニタ装置2にて受信して視聴できる映像/音声のコンテンツも増加させることが可能となることを意味している。
例えば、図2に例示しているように、4つの基地局装置1−1〜1−4を、それぞれ異なるテレビジョン放送のサービスエリアに設置することで、モニタ装置2によっては、4つの異なるサービスエリアのテレビジョン放送のうちから、任意のチャンネルの放送を視聴することが可能となっている。
さらに、図1にて説明しているように、本実施の形態の基地局装置1は、映像/音声ソースとして外部AV機器を接続して、このAV機器から出力される映像/音声情報も取得して、モニタ装置2に映像/音声データとして送信可能とされている。従って、本実施の形態のようにして、モニタ装置2に対応する基地局装置1が増加した分、基地局装置に接続可能なAV機器数も増加することになる。つまり、テレビジョン放送以外の映像/音声ソースも増加させることが可能となる。
このようにして、本実施の形態の情報送受信システムとしては、これまでよりも多くの映像/音声ソースから取得されるコンテンツをモニタ装置2に出力させて楽しむことが可能となる。
また、この映像/音声データの送受信、及びそのためのデータ送信要求のコマンド/レスポンスの送受信は、インターネット100を経由して行われる。インターネットに代表されるネットワーク経由による通信は、端末間の物理的な距離は問題になることはない。換言すれば、端末間の物理的な距離は、インターネットと接続可能でありさえすれば、どれだけ離れていてもよいということになる。
従って、モニタ装置2について機器登録を行った後は、基地局装置1−1〜1−4を、モニタ装置2から遠隔した任意の地域に設置することが可能となる。図2にて説明したように、基地局装置1−1〜1−4をそれぞれ異なる地域に設置した場合、基地局装置の少なくとも1つ以外は、モニタ装置2から遠隔した地域に設置されることになるが、これは、上記のようにして、ネットワーク経由での通信により映像/音声データの送受信を行っていることで容易に実現できているものである。
そして、現状において、例えばインターネットはほぼ全世界中に張り巡らされている。従って、本実施の形態におけるモニタ装置2と対応する複数の基地局装置1が設置される地域としては、国境を越えたものとすることもできる。例えば日本でモニタ装置2を使用しているとして、このモニタ装置2を登録している基地局装置のいくつかは、日本以外の国に設置してインターネットと接続しておくようなシステムの使用形態とすることができる。この場合において、例えば、日本以外の国に設置する基地局装置1のテレビジョンチューナとしては、その国に適合したものを搭載するようにされる。このような構成とすれば、本実施の形態の情報送受信システムとしては、例えば、日本で1台のモニタ装置2を使用していながら、他の国のテレビジョン放送も簡単に視聴することが可能となる。
以降、上記図2により説明した本実施の形態としての情報送受信システムの動作手順を実現するための構成について説明していくこととし、先ず、基地局装置1とモニタ装置2の内部構成例について、図3を参照して説明する。図3には、基地局装置1とモニタ装置2とをそれぞれ1つずつ示している。
先ず、図3に示す基地局装置1においては、所定のテレビジョン放送に対応する受信、選局、復調機能を有するテレビジョンチューナ(TVチューナ)11が備えられる。このTVチューナ11では、アンテナANTにより受信された放送波を入力して、例えば制御部15の制御に従って、指定のチャンネルの映像/音声信号が得られるように選局、復調処理を実行する。そして、このようにして得られた映像/音声信号を、例えば内部データバス19を介するようにして映像/音声エンコーダ12に対して転送する。
また、映像/音声入力部13は、外部AV機器から出力される映像/音声信号を入力して映像/音声データとして取り込むための部位とされる。例えば実際には、AV機器から出力される映像/音声信号を入力するための、所定の信号方式に対応する入力端子を所定組数備え、また、これらの端子から入力される映像/音声信号のうちから、例えば制御部15により指定された映像/音声信号を選択するためのセレクタを備える。さらに、入力される映像/音声信号がアナログ信号である場合に、この入力信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータなどを備えて構成される。この映像/音声入力部13から出力される映像/音声データも、制御部15の制御に従って、内部データバス19を介して映像/音声エンコーダ12に対して転送される。
映像/音声エンコーダ12では、上記のようにして内部データバス19経由で転送されてくる映像/音声データを入力し、例えば所定の圧縮符号化方式に従って圧縮符号化された形式の圧縮映像/音声データに符号化変換する。この場合の圧縮符号化方式としては特に限定されるべきものではないが、現状であれば、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)方式の範疇のものを採用することが考えられる。
そして、映像/音声エンコーダ12から出力される圧縮映像/音声データは、制御部15の制御により、次に説明するローカル通信部17又はネットワークインターフェイス18に対して転送される。
先に図1により説明したように、本実施の形態の情報送受信システムでは、基地局装置1とモニタ装置2は、ローカル通信(例えば近距離無線通信)とインターネット経由によるネットワーク通信との両者の形態の通信により、外部との通信を行うことが可能とされており、基地局装置1とモニタ装置2との間での通信についても、上記ローカル通信とネットワーク通信との何れによっても行うことが可能となっている。
ローカル通信部17は、本実施の形態としてのローカル通信に採用される所定の通信プロトコルに従っての通信処理を実行する。あくまでも一例であるが、本実施の形態の場合、ローカル通信の通信プロトコルとしてはTCP/IPが採用される。つまり、ローカル通信であるが、その通信プロトコルとしては、インターネットと同様としている。TCP/IPは、既にインターネットで広く普及していることから、応用が容易であるという利点を有している。
例えば、送信時においては、TCP/IPに従った送受信が可能な形式となるように、パケット化などの処理を施し、例えば所定のキャリア変調などを施して電波として送信出力する。また、受信時においては、先ず、電波として伝送されてきた送信情報を受信してパケット単位での情報に復調する。そして、TCP/IPの通信プロトコルに従ってパケット化を解くなどの処理を実行することで、コマンド等やコンテンツ情報の実データを得るようにされる。
なお、ここでは、ローカル通信は電波通信とされているが、この電波通信の方式としては特に限定されるべきものではない。また、近距離での基地局装置1とモニタ装置2との通信が良好に行えるのでありさえすれば、例えば赤外線通信などによる無線通信としてもよい。さらには、特に後述するような登録のための通信については、例えばUSB(Universal Serial Bus)等をはじめとした有線による所定通信方式による通信を採用することも考えられる。
インターネット(ネットワーク)100経由での通信は、ネットワークインターフェイス18により行われる。周知のようにして、インターネットによる通信プロトコルもTCP/IPであり、従って、ネットワークインターフェイス18としても、TCP/IPに従ったインターネット経由での通信が行われるように処理を実行する。
この場合にも、送信時においては、TCP/IPに従った送受信が可能な形式となるように、パケット化などの処理を施し、インターネット100上にある目的の送信先端末に対して送信出力を行う。また、受信時においては、インターネット100で送信元から送信されてきた情報についてパケット化を解くなどの所定の復調処理を実行して、上記と同様に、コマンドやコンテンツ情報の実データを得る。
なお、ネットワークインターフェイス18の実際としては、例えばイーサネット(Ethernet 登録商標)などのLANに対応する構成とすることが考えられる。この構成を採れば、インターネットへの接続については、xDSL(Digital Subscriber Line)、FTTH(Fiber To The Home)、CATV(Cable Television)などに代表されるいわゆるブロードバンドといわれる回線を使用できる。また、モデムを備えた構成とすれば、電話回線を使用してのインターネットの接続が可能とされることにもなる。
先に説明したようにして、映像/音声エンコーダ12にて圧縮符号化された圧縮映像/音声データは、モニタ装置2に対して送信出力すべきものとされる。そして、この圧縮映像/音声データをローカル通信によりモニタ装置2に送信するときには、制御部15は、この圧縮映像/音声データを、内部データバス19経由でローカル通信部17に対して入力させるように制御する。ローカル通信部17では、入力された圧縮映像/音声データについて、上記したようにしてパケット化、キャリア変調などの処理を実行して電波として送出する。
また、インターネット経由での通信により圧縮映像/音声データをモニタ装置2に送信するときには、制御部15は、この圧縮映像/音声データを、内部データバス19経由でネットワークインターフェイス18に入力させるように制御する。ネットワークインターフェイス18も、入力された圧縮映像/音声データについて、上記のようしてパケット化などを行った上で、インターネット100経由で目的とする送信先に送信出力するするようにされる。また、圧縮映像/音声データが通常のビデオ信号、オーディオ信号のようにして時系列性(時間的連続性)を有するものである場合には、送信データとして、いわゆるストリーミングデータといわれる、時間的連続性が保たれたデータとして送出することも可能とされる。このためには、例えば、制御部15が、映像/音声エンコーダ12からネットワークインターフェイス18への圧縮映像/音声データの転送タイミングと、ネットワークインターフェイス18におけるパケット送出タイミングを制御するようにされる。
制御部15は、これまでの説明から理解されるように、基地局装置1において各種の制御処理を実行する。この制御部15は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM、RAMなどから成るマイクロコンピュータを備えて構成される。周知のようにして、CPUは、ROMに記憶保持されているプログラムや各種設定情報に従って処理を実行する。RAMは、CPUが実行すべきプログラムが展開される領域とされる。また、CPUが処理を実行するときの演算作業領域として利用される。
メモリ部16は、この場合には、例えばEEP−ROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリなど、書き換え可能であり、かつ、電源供給が停止してもそれまでの記憶内容を保持可能なメモリ素子を備えて成る。本実施の形態では、このメモリ部16には、登録テーブルの情報が記憶される。
登録テーブルは、この基地局装置1がコンテンツ情報を送信供給してよいとするモニタ装置2(以降「登録モニタ装置」ともいう)の登録状況を示す。この登録テーブルは、例えば図4に示すようにして、登録モニタ装置についてのモニタ装置IDをリストとして保持するようにされる。この登録テーブルにおいてモニタ装置IDが格納されているモニタ装置が登録モニタ装置であり、そのモニタ装置へのコンテンツ情報の送信が許可されているということを示す。
なお、この場合のモニタ装置IDとしては、後述するようなインターネット経由でのコマンド通信時において、基地局装置1側で、通信相手のモニタ装置が特定できるようなものとされればよいのであるが、ここでは、モニタ装置が有するMAC(Media Access Control)アドレスをモニタ装置IDとする。周知のように、MACアドレスは、TCP/IPによる通信で送信先を特定することなどに用いられるアドレスであり、製造段階において各機器に割り当てられる物理アドレスである。この登録テーブルの作成を含む機器登録のための処理手順については後述する。
また、メモリ部16において、登録テーブル以外に記憶される情報内容については特に限定しないが、例えば、基地局装置1が所定の処理、動作を実行するのに応じて更新される所定の設定情報や、CPUが実行すべきプログラムの修正データなどを考えることができる。この点については、後述するようにして被登録状況テーブルが記憶されるべき、モニタ装置2のメモリ部23についても同様である。
また、例えば基地局装置1に対してハードディスクドライブ(HDD)等を備えて、このHDDに映像/音声データ等をはじめとしたコンテンツデータを記憶可能とした構成とすることも考えられる。このような構成とした場合には、HDDに記憶されているコンテンツデータも、ローカル通信若しくはインターネット経由でモニタ装置2側に対して送信出力することが可能とされる。
続いて、同じ図3に示すモニタ装置2においても、外部との通信を行う手段として、ローカル通信部24と、ネットワークインターフェイス25が備えられる。
これらローカル通信部24及びネットワークインターフェイス25としては、例えば、前述した基地局装置1側のローカル通信部17及びネットワークインターフェイス18と同様の構成とされればよい。
ここで、先に説明したようにして、基地局装置1側のローカル通信部17からコンテンツ情報として圧縮映像/音声データが送信出力された場合、モニタ装置2のローカル通信部24では、受信復調処理によって、送信されてきた圧縮映像/音声データを抽出するようにされる。
同様にして、基地局装置1側のネットワークインターフェイス18からコンテンツ情報として圧縮映像/音声データが送信出力された場合、モニタ装置2側のネットワークインターフェイス25としても、これを受信してパケット化を解くなどの復調処理を行って圧縮映像/音声データを抽出する。
そして、上記のようにしてローカル通信部24又はネットワークインターフェイス25により抽出された圧縮映像/音声データは、制御部22の制御によって映像/音声デコーダ21に対して内部データバス29を経由して転送される。
映像/音声デコーダ21では、上記のようにして転送されてくる圧縮映像/音声データを入力して、この圧縮映像/音声データの形式に応じた復号化処理を実行して、伸長された映像信号データ、音声信号データを得るようにされる。そして、制御部22の制御により、このようにして得られた映像信号データ、音声信号データのうち、映像信号データについては表示制御部26に対して転送させ、音声信号データは音声処理部28に対して転送させる。
表示制御部26では、映像/音声デコーダ21から映像信号データが転送されてきたときには、この映像信号データが表示部27により表示されるようにするための信号処理及び、表示部27に対する駆動制御を実行する。また、例えばタッチパネル操作などのためのGUI画像を表示出力するような場合には、制御部22の指示に応じて、表示制御部26において、GUI画像としての画像データを生成し、これが表示部27により画像として表示されるように制御処理を実行する。また、映像/音声デコーダ21から転送されてくる映像信号データを主画像とし、GUI画像部分を、この主が像における所要位置に対して重畳表示させるための画像信号処理も、ここでは表示制御部26において実行するものとされる。
表示部27は、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスにより構成されるもので、図1に示したようにして、その表示画面部がモニタ装置の全面に表出するようにして設けられる。上記のようにして表示制御部26が動作を実行することで、この表示部27としての表示画面に対して、例えば基地局装置1側で取得して送信されてきた映像/音声データの映像や、GUI画像などが表示出力されることになる。
音声信号処理部28では、映像/音声デコーダ21から転送されてきた音声信号データを入力して所要のデジタル音声信号処理、D/A変換、及び増幅処理などを実行し、最終的にスピーカ29から音声を出力させる。
ここで、映像/音声デコーダにおけるデコード処理としては、圧縮映像/音声データを対象としているが、ここでの圧縮映像/音声データとしては、例えばMPEG方式によ映像信号データ及び音声信号データのようにして、映像信号データと音声信号データとについて再生時間軸が同期するようにして圧縮符号化されるものの他、例えば映像信号データのみを圧縮符号化したものや、音声信号データのみを圧縮符号化したものにも対応可能なように構成できる。さらには、静止画としての所定フォーマットによる画像データについてのデコード処理にも対応可能とされている。
なお、上記したように映像/音声とで再生時間軸が同期するようにして圧縮符号化される映像/音声データは、本実施の形態の場合、ストリーミングデータとして伝送されて時間的連続性を有して再生されることが要求される。このような映像/音声データをモニタ装置2側で受信した場合には、映像/音声デコーダ21において、映像出力と音声出力とが再生時間的に同期して再生されるようにして、復号化処理を実行するようにされる。また、このようにして復号化される映像信号データ及び音声信号データが、連続性を有して途切れることなく再生されるように、制御部22は、映像/音声デコーダ21における復号処理タイミング、及び復号されたデータの、表示制御部26又は音声処理部28への転送タイミングなどを制御するようにされる。
ここまでの説明から、基地局装置1にて受信復調したテレビジョン放送や、映像/音声入力部13により外部AV機器から入力した映像/音声情報などを、モニタ装置2側で画像/音声として出力させて視聴できることが理解される。
また、この図3のモニタ装置2において示される操作入力部30は、操作入力に関するユーザインターフェイスとして、モニタ装置2に備えられる操作子、操作入力部、及びこれらの操作子、操作入力部に対して行われた操作に応じた操作コマンドを発生して制御部22に出力するためのデバイスなどを一括して示したものとされる。従って、この操作入力部30としては、表示部27に対して設けられるタッチパネル30aを備えて構成されるも含む。
また、特に図示してはいないが、モニタ装置2とは別体として付属されるリモートコントローラと、このリモートコントローラから送信されるコマンド信号を受信して上記操作コマンドを発生するような構成も、操作入力部30として含まれる。
制御部22では、操作入力部30から出力された操作コマンドに応じて、その操作コマンドに対応する動作が得られるように、各部の制御を実行する。例えば、モニタ装置2にて完結する動作として、LCDとしての表示部27の明るさをコントロールする操作が行われたとすれば、例えば制御部22は、表示制御部26を制御してLCDのバックライトの光量制御を実行するようにされる。
また、例えば、モニタ装置2の操作入力部30に対する操作によっては、基地局装置1の各種動作をコントロールすることも可能なように構成されている。例として、操作入力部30に対する操作として、基地局装置1のTVチューナ11により受信選局している放送チャンネルを切り換えるための操作が行われたとする。この操作に応じた操作コマンドを入力した制御部22は、ローカル通信部24又はネットワークインターフェイス25に対して、チャンネル切り換え要求のコマンドの送信を指示する。このとき、基地局装置1との通信が、ローカル通信により確立されていれば、制御部22は、チャンネル切り換え要求のコマンドの送信をローカル通信部24に対して指示することになる。これに対して、インターネット経由での通信により確立されていれば、ネットワークインターフェイス25に対して指示を行うことになる。
上記した制御部22の制御によって、ローカル通信部24又はネットワークインターフェイス25からは、チャンネル切り換え要求のコマンドが基地局装置1に対して送信され、基地局装置1側では、このコマンドをローカル通信部17又はネットワークインターフェイス18により受信復調して、制御部15に転送する。制御部15では、このコマンドが指示するチャンネルに切り換えが行われるようにTVチューナ11を制御する。この結果、モニタ装置2側の映像/音声出力は、これまで出力されていた放送チャンネルの映像/音声に代わり、ユーザが操作により指定したチャンネルの映像/音声に切り換わることとなる。
制御部22は、モニタ装置2における各種の制御処理を実行する。この制御部22としても、CPU(Central Processing Unit)、ROM、RAMなどから成るマイクロコンピュータを備えて構成される。
また、モニタ装置2におけるメモリ部23としても、基地局装置1側のメモリ部16と同様にして、書き換え可能であり、かつ、電源供給が停止してもそれまでの記憶内容を保持可能なメモリ素子を備えて成る。そして、このメモリ部23には、被登録状況テーブルの情報(被登録情報)を記憶することとしている。
この被登録状況テーブルは、当該モニタ装置2が基地局装置1に対する機器登録を行ったことで、当該モニタ装置2に対するコンテンツ情報の送信供給を許可している1以上の基地局装置1を示すものとされている。つまり、コンテンツ情報の供給を受けられるという点で、モニタ装置2に対応する基地局装置1(以降、対応基地局装置ともいう)を示す。
そして、この被登録状況テーブルの構造としては、例えば図5に示すようにして、上記対応基地局装置とされる基地局装置1のID(基地局装置ID)をリストとして保持するようにされる。
この場合の基地局装置IDとしても、インターネット経由でのコマンド通信時において、モニタ装置2側で、通信相手の基地局装置1が特定できるようなものであることを考慮して、MACアドレスを採用することとする。
また、本実施の形態の情報送受信システムとしての基地局装置1及びモニタ装置2は、インターネット(ネットワーク)との接続機能を備えている。従って、このインターネット接続機能を利用して、基地局装置1及びモニタ装置2間のデータ通信以外のインターネット利用も可能である。
例えばインターネット上にあるWebサイトにアクセスしてWebコンテンツの閲覧を行うことも可能であり、また、電子メールの送受信なども可能とされる。このためには、本実施の形態の情報送受信システムに対して、Webサイト閲覧のためのアプリケーションソフトウェアや、電子メールの送受信機能を有する、いわゆるメーラなどのアプリケーションソフトウェア(ここではネットワークアプリケーションともいう)をインストールするようにすればよい。
本実施の形態の場合には、基地局装置1とモニタ装置2の何れもインターネット接続機能を有していることから、上記したWebサイト閲覧機能や電子メール送受信機能などのネットワークアプリケーションは、基地局装置1とモニタ装置2のいずれにもインストールして実行させることができる。
ネットワークアプリケーションを基地局装置1にインストールした場合には、この基地局装置1側において、ネットワークアプリケーションが動作して、Webサイトへのアクセスや電子メールの送受信が実行されることになる。そして、基地局装置からは、ネットワークアプリケーションのGUI画像をモニタ装置2に対して送信出力するようにされる。モニタ装置2側では、ネットワークアプリケーションのGUI画像を表示出力させるとともに、例えばこのGUI画像に対する操作も可能なように構成する。モニタ装置2側で行われたGUI操作に応じては、モニタ装置2と基地局装置1との間でコマンド通信が行われ、これにより、基地局装置1側でのネットワークアプリケーションの動作がコントロールされることとなる。
また、ネットワークアプリケーションをモニタ装置2に対してインストールすれば、このネットワークアプリケーションの動作は、モニタ装置2側のみで実行されるものとなる。つまり、モニタ装置2単体でWebサイトへのアクセスや、電子メールの送受信などを行うことができる。
図6のフローチャートは、図2における手順1として示した機器登録のための処理動作を示している。この図において、基地局装置1側の処理は制御部15が例えば内部ROMに格納されるプログラムに従って実行するものとされる。また、モニタ装置2側の処理としても、制御部22が内部ROMに格納されるプログラムに従って実行するものとされる。ここで、確認のために述べておくと、前述もしたように、機器登録のための基地局装置1とモニタ装置2との間の通信はローカル通信であることが要件となる。
先ず、モニタ装置2側では、図6のステップS101により機器登録の指示が行われるのを待機している。そして、例えばモニタ装置2に対する操作として、機器登録を指示するための操作が行われ、この操作に応じた操作コマンドが得られたとされると、図6のステップS101にて肯定結果が得られ、ステップS102以降の処理に進む。
ステップS102においては、現在、ローカル通信部24による通信が可能な基地局装置1が存在しているか否かについて判別する。このためには、例えば制御部22は、ローカル通信部24に対して、通信確認を実行させるように指示する。これに応じて、ローカル通信部24は、例えば問い合わせのための通信を行い、この通信に応答してきた基地局装置1が有るか否かについての通知を、制御部22に対して行うようにされる。この場合において、ユーザが、モニタ装置2からローカル通信により通信可能な範囲に、機器登録させたいとする基地局装置1を設置しているのであれば、問い合わせ通信に応答した基地局装置1が有るとの通知が行われる。これに対して、モニタ装置2からローカル通信により通信可能な範囲に基地局装置1が設置されていなければ、問い合わせ通信に応答した基地局装置1は無いことを示す通知が行われる。
上記したローカル通信部24からの通知結果に基づいて、ローカル通信部24による通信が可能な基地局装置1が存在していないとしてステップS102において否定結果が得られた場合には、例えばステップS106の処理として、例えばユーザに対してエラーを示すメッセージを画像、音声等により出力するための処理を実行してこの処理を終了させる。
このステップS102からステップS106に移行する処理が実行されることで、ローカル通信が確立されない状態では、機器登録はできないこととなる。
これに対して、ローカル通信部24による通信が可能な基地局装置1が存在することが通知されて、ステップS102において肯定結果が得られた場合には、ステップS103に移行する。
ステップS103においては、上記ステップS102としての処理に対応して、ローカル通信により通信可能であるとして特定された基地局装置1に対して、機器登録要求のコマンドを送信するための制御処理を実行する。このためには、例えば制御部22は、予め定められたコマンド送受信フォーマットに従って機器登録を要求するコマンドを発行し、ローカル通信部24に対して、この機器登録要求コマンドを上記基地局装置1を送信先として送信するように指示を行う。これに応じて、ローカル通信部24では、発行された機器登録要求コマンドをローカル通信により上記基地局装置1に対して送信出力する。
なお、本実施の形態としては、機器登録要求のためのコマンド/レスポンスは、ローカル通信のコマンド送受信フォーマットにおいてのみ定義されており、インターネット(ネットワーク)通信のコマンド送受信フォーマットでは定義されていない。従って、機器登録の指示操作に応じた機器登録要求コマンドの送信は、先に説明したステップS102における判別処理を経たうえで、ローカル通信によってのみ実行される。このような構成により、本実施の形態としては、機器登録がローカル通信によってしか行えないようにしている。
基地局装置1側においては、先ず、ステップS201としての処理により、登録要求コマンドが受信されるのを待機している。そして、上記のようにしてステップS103の処理により送信された機器登録要求コマンドが基地局装置1側のローカル通信部17により受信復調され、制御部15に転送されると、ステップS201において肯定結果が得られることとなってステップS202に進む。
ステップS202においては、機器登録要求コマンドの受信に応答した処理として、この機器登録要求コマンドを送信してきたモニタ装置2についての登録を行うようにされる。つまり、機器登録要求コマンドを送信してきたモニタ装置2のIDであるMACアドレスを取得し、この取得したMACアドレスを、メモリ部16に記憶保持される登録テーブルに対して格納する(登録テーブルの更新)。なお、MACアドレスをどのようにして取得するのかについては、例えばコマンドフォーマットとして、機器登録要求コマンドには、送信元のMACアドレスを含めることとすればよい。この場合には、基地局装置1側の制御部15が受信取得したコマンド内容を認識することで、MACアドレスを取得できたことになる。あるいは、図6には図示していないが、ステップS202の処理として、基地局装置1がモニタ装置2に対してMACアドレスを要求するためのコマンドを送信し、このレスポンスとしてモニタ装置2から自身のMACアドレスを返すような通信を実行させるようにしてもよい。
そして、上記ステップS202としての登録処理を完了したとされると、次のステップS203により、先のステップS201に対応して受信したとされる機器登録要求コマンドに対するレスポンスとして、基地局装置1側での登録処理が完了したことの通知を、ローカル通信部17からモニタ装置2に対して送信させる。
モニタ装置2側では、先のステップS103により機器登録要求コマンドを送信した後は、続くステップS104の処理として、この機器登録要求コマンドに応答し登録処理完了の通知(レスポンス)が受信されるのを待機している。そして、上記ステップS203としての処理によって送信された登録完了の通知がモニタ装置2のローカル通信部24にて受信されたことを制御部22が認識すると、ステップS105の処理に移行する。
ステップS105に至った段階では、自身が基地局装置1において登録されており、この基地局装置1にとっての登録モニタ装置とされていることとなる。これに応じて、ステップS105では、メモリ部23に記憶される被登録状況テーブルに対して、今回、自身を登録モニタ装置として登録した基地局装置1のIDを格納する(被登録状況テーブルの更新)。この場合にも、基地局装置1のIDとしてはMACアドレスであり、このMACアドレスの取得については、先に説明したステップS202における登録テーブル更新時と同様の処理手順により行えばよい。
続いては、図2により説明した手順2から手順5までの動作手順を実現するために、モニタ装置2と基地局装置1とが実行する処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。図2における手順2から手順5は、モニタ装置2が自身を登録している複数の基地局装置から1つの基地局装置を選択し、この選択した基地局装置から、映像/音声データ等のコンテンツ情報の供給を受けるという動作となる。
この図に示す処理としても、基地局装置1側の処理は制御部15が例えば内部ROMに格納されるプログラムに従って実行し、モニタ装置2側の処理は制御部22が内部ROMに格納されるプログラムに従って実行するものとされる。また、機器登録のための基地局装置1とモニタ装置2との間の通信はローカル通信であることが要件であったのに対して、この図7に示される処理に対応した基地局装置1とモニタ装置2との間の通信は、インターネット(ネットワーク)通信となる。
また、この図に示す処理は、説明を簡単にするために、基地局装置1からモニタ装置2に対して伝送されるコンテンツ情報に関しては、例えばテレビジョン放送の映像/音声データ、若しくは、映像/音声音声入力部13から入力取得した映像/音声データであることとする。つまり、本実施の形態としては、ストリーミング送信により送信することとしているデータである。
先ず、モニタ装置2側では、ステップS301の処理として、基地局装置の選択を指示するコマンドが得られるのを待機している。そして、例えばユーザの操作入力部30に対する操作として、映像/音声データを供給してもらうべき基地局装置を選択開始するための操作が行われたとされると、この操作に応じて基地局装置選択を指示する操作コマンドが発行されることとなって、ステップS302の処理に移行することになる。
ステップS302〜S305までの処理が、図2における手順2に対応する。
ステップS302では、メモリ部23にアクセスして、ここに記憶されている被登録状況テーブルを読み込む。この被登録状況テーブルには、このモニタ装置が登録モニタ装置であるとして登録している基地局装置1を特定するIDが格納されている。そこで、この読み込みを行った被登録状況テーブルの内容に基づいて、続くステップS303により、例えば表示制御部26に対する制御を実行して、自身を登録モニタ装置であるとして登録している基地局装置1のリストが提示された、基地局装置を選択するのためのGUI画像データを生成して、表示部27に表示出力させる。
続くステップS304では、上記ステップS303により表示されたGUI画像に対する、基地局装置を選択する操作に応じて、その都度、基地局装置1の選択を行うようにされる。例えばこのときには、基地局装置選択のためのGUI画面上においては、例えばいわゆるアクティブ表示など、選択中にある基地局装置1が視覚的に認識できるような状態での表示がおこなわれる。そして、次のステップS305としての処理により、例えば選択設定を決定するための操作が行われたことが判別されると、このときに選択されていた基地局装置1が、実際に選択すべき基地局装置として決定されることになる。そして次のステップS306に進む。
ステップS306は、図2の手順3に対応する。このステップS306では、上記ステップS304及びステップS305の処理によって選択決定された基地局装置1に対して、インターネット(ネットワーク)経由により、コンテンツ情報として映像/音声データのコンテンツ内容を指定した上で、この映像/音声データの送信を要求するコマンド(映像/音声データ送信要求コマンド)を送信するための制御処理を実行する。
このときにも、例えば制御部22は、予め定められたネットワーク通信のコマンド送受信フォーマットに従って映像/音声データ送信要求コマンドを発行する。そして、この場合には、ネットワークインターフェイス25に対してこのコマンドを転送し、このコマンドが、ネットワークインターフェイス25からインターネット経由で、上記選択決定された基地局装置1を送信先として送信されるように制御を実行する。
基地局装置1側では、ステップS401としての処理により、映像/音声データ送信要求コマンドが受信されるのを待機している。そして、先に説明したステップS306の処理によって送信された映像/音声データ送信要求コマンドを受信取得するのに応じて、ステップS401としては肯定結果が得られ、ステップS402以降の処理を実行するようにされる。
ステップS402〜S404として示される処理が、図2における手順4としての機器認証に対応する。
機器認証のため、先ず、ステップS402においては、メモリ部16に保持されている登録テーブルの読み込みを行う。そして、この読み込みを行った登録テーブルを利用して、次のステップS403により認証処理を実行する。つまり、映像/音声データ送信要求コマンドを送信してきた送信相手のモニタ装置が、登録テーブルに登録されているか否かについて判別するようにされる。
本実施の形態では、MACアドレスをモニタ装置IDとしている。そして、映像/音声データ送信要求コマンドのパケットに格納されるMACアドレスには、そのパケットを送信した端末のものとされる。従って、実際の認証処理としては、受信した映像/音声データ送信要求コマンドのパケットからMACアドレスを取得し、これと同じMACアドレスが、登録テーブルにおいてモニタ装置IDとして格納されているか否かを判別することになる。
そして、次のステップS404では、上記ステップS403による認証処理結果として、認証が成立したか否かについて判別する。ステップS403による認証処理結果として、モニタ装置が登録テーブルに登録されていないとして認証不成立との判別結果が得られた場合には、ステップS406としての処理により、例えばモニタ装置2に対して、映像/音声データ送信要求コマンドに対するレスポンスとしてエラーを返す。なお、この図では、エラーレスポンスに対応するモニタ装置2側の対応処理は特に示してはいないが、例えば、一般的な対応処理である所定回数のリトライや、エラーメッセージ出力などを行うようにされればよい。
これに対して、ステップS404においてモニタ装置が登録テーブルに登録されているとして認証成立との判別結果が得られた場合には、ステップS405に進む。
ステップS405では、受信した映像/音声データ送信要求コマンドが指定する映像/音声データを、インターネット経由で送信出力させるための制御を実行する。このためには、例えば先ずは、映像/音声データ送信要求コマンドが指定する映像/音声データを映像/音声エンコーダ12に対して転送させる。このとき指定された映像/音声データが或る特定チャンネルのテレビジョン放送であれば、先ずTVチューナ11に指定チャンネルを受信選局させ、このTVチューナ11から映像/音声データを映像/音声エンコーダ12に転送させる。また、基地局装置1に接続されるAV機器をソースとする映像/音声データであれば、映像/音声入力部13により指定されたAV機器から出力される映像/音声データを選択させて、映像/音声エンコーダ12に対して出力させる。そして、映像/音声エンコーダ12にて映像/音声データを圧縮符号化し、ネットワークインターフェイス25により、インターネット経由でモニタ装置側に対して、例えばストリーミングデータとして送信出力させるようにする。
この図において、モニタ装置2側では、先のステップS306により映像/音声データ送信要求コマンドを送信した後の処理として、ステップS307において、レスポンスとして送信されてくる映像/音声データが受信開始されるのを待機している。そして、例えばステップS405の処理が実行開始されたのに応じて、モニタ装置2のネットワークインターフェイス25による映像/音声データの受信取得が開始されたことが判別されると、ステップS307において肯定結果が得られることとなって、ステップS308の処理に進む。
ステップS308では、上記のようにして受信取得が開始された映像/音声データを画像/音声として出力させるための制御処理を実行する。このためのモニタ装置2における各部の動作は、先に図3により説明したとおりである。
なお、図2に示した動作手順、及び上記図7に示した処理は、ストリーミングによる映像/音声データを送受信する場合を例に挙げているが、本実施の形態の情報送受信システムとしては、コンテンツ情報として、ストリーミングによる映像/音声データ以外にも、音声を伴わない映像信号データ、映像を伴わない音声信号データをはじめ、静止画データや、例えばHTMLなどのマークアップ言語の技術を用いて作成されたコンテンツデータ、更には、例えばメーラなどをはじめとする各種のアプリケーションソフトウェアが作成、処理するアプリケーションファイルなども扱うことが可能とされる。そして、これらのコンテンツ情報も、上記図2及び図7に示した手順、処理に準じて、基地局装置1とモニタ装置2との間で送受信させることが可能である。
また、上記実施の形態では、基地局装置とモニタ装置とから成る送受信システムが例に挙げられているが、これ以外の形態の送受信システムに対しても適用されるべきものである。
本発明の実施の形態としての情報送受信システムの基本的な構成を模式的に示す図である。 実施の形態の情報送受信システムの利用例をその動作手順により説明するための図である。 実施の形態の情報送受信システムを構成する基地局装置とモニタ装置の内部構成例を示すブロック図である。 基地局装置が保持する登録テーブルの構造例を示す図である。 モニタ装置が保持する被登録状況テーブルの構造例を示す図である。 登録処理を示すフローチャートである。 モニタ装置と基地局装置間で映像/音声データを送受信するための処理を示すフローチャートである。 従来としての情報送受信システムを説明するための図である。
符号の説明
1 基地局装置、2 モニタ装置、11 TVチューナ、12 映像/音声エンコーダ、13 映像/音声入力部、15 制御部、16 メモリ部、17,24 ローカル通信部、18,25 ネットワークインターフェイス、19,31 内部データバス、21 映像/音声デコーダ、22 制御部、23 メモリ部、26 表示制御部、27 表示部、28 音声処理部、29 スピーカ、30 操作入力部、30a タッチパネル、ANT アンテナ、100 インターネット

Claims (5)

  1. 情報送信装置と、情報受信装置とから成り、
    上記情報送信装置は、
    所定のネットワーク経由での通信を行う第1の通信手段と、
    コンテンツ情報を取得する情報取得手段と、
    この情報送信装置からのコンテンツ情報の送信が許可されるものとして登録された情報受信装置を示す登録情報を作成して保持する登録情報管理手段と、
    上記第1の通信手段を利用した通信により、情報送信装置からコンテンツ情報の送信を要求された場合において、上記登録情報を参照することで、このコンテンツ情報の送信を要求した情報受信装置に対するコンテンツ情報の送信を許可しているか否かについて判別する認証手段と、
    上記認証手段の認証結果として、コンテンツ情報の送信を許可していることを判別した場合には、上記コンテンツ情報の送信を要求した情報受信装置に対して、上記第1の通信手段を利用して、上記情報取得手段により取得したコンテンツ情報を送信する送信制御手段と、を備え、
    上記情報受信装置は、
    所定のネットワーク経由での通信を行う第2の通信手段と、
    上記第2の通信手段を利用した通信により、上記ネットワークを経由して伝送されるコンテンツ情報を入力する情報入力手段と、
    コンテンツ情報の送信が許可される上記情報受信装置として、自身を上記登録情報に登録しているとされる複数の上記情報送信装置を示す被登録情報を作成して保持する被登録情報管理手段と、
    上記第2の通信手段を利用して、上記被登録情報に示される情報送信装置に対して、コンテンツ情報の送信を要求するための通信を実行させる通信制御手段と、を備える、
    ことを特徴とする情報送受信システム。
  2. 上記情報送信装置に備えられる、上記所定のネットワークよりも小さいとされる通信可能範囲となる所定の通信網経由での通信を行う第3の通信手段と、
    上記情報送信装置に備えられる、上記所定の通信網経由での通信を行う第4の通信手段と、
    上記第3の通信手段と上記第4の通信手段を利用した上記情報送信装置と上記情報受信装置との間での通信を行うことで、上記情報送信装置から上記情報受信装置へのコンテンツ情報の送信が許可されるようにするための登録処理を実行する、上記情報送信装置側の第1の登録処理実行手段と、上記情報受信装置側の第2の登録処理実行手段と、をさらに備え、
    上記登録情報管理手段は、上記第1の登録処理実行手段と上記第2の登録処理実行手段による処理結果に応じて上記登録情報を作成し、
    上記被登録情報管理手段は、上記第1の登録処理実行手段と上記第2の登録処理実行手段による処理結果に応じて上記被登録情報を作成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報送受信システム。
  3. 所定のネットワーク経由での通信を行う通信手段と、
    コンテンツ情報を取得する情報取得手段と、
    この情報送信装置からのコンテンツ情報の送信が許可されるものとして登録された情報受信装置を示す登録情報を作成して保持する登録情報管理手段と、
    上記通信手段を利用した通信により、情報送信装置からコンテンツ情報の送信を要求された場合において、上記登録情報を参照することで、このコンテンツ情報の送信を要求した情報受信装置に対するコンテンツ情報の送信を許可しているか否かについて判別する認証手段と、
    上記認証手段の認証結果として、コンテンツ情報の送信を許可していることを判別した場合には、上記コンテンツ情報の送信を要求した情報受信装置に対して、上記通信手段を利用して、上記情報取得手段により取得したコンテンツ情報を送信する送信制御手段と、
    を備えていることを特徴とする情報送信装置。
  4. 所定のネットワーク経由での通信を行う通信手段と、
    上記通信手段を利用した通信により、上記ネットワークを経由して伝送されるコンテンツ情報を入力する情報入力手段と、
    コンテンツ情報の送信が許可される情報受信装置として、自身を登録しているとされる複数の上記情報送信装置を示す被登録情報を作成して保持する被登録情報管理手段と、
    上記第2の通信手段を利用して、上記被登録情報に示される情報送信装置に対して、コンテンツ情報の送信を要求するための通信を実行させる通信制御手段と、を備える、
    ことを特徴とする情報受信装置。
  5. 情報送信装置と、情報受信装置との間での情報送受信方法において、
    上記情報送信装置側は、
    所定のネットワーク経由での通信を行う第1の通信処理と、
    コンテンツ情報を取得する情報取得処理と、
    この情報送信装置からのコンテンツ情報の送信が許可されるものとして登録された情報受信装置を示す登録情報を作成して保持する登録情報管理処理と、
    上記第1の通信処理による通信として、情報送信装置からコンテンツ情報の送信を要求された場合において、上記登録情報を参照することで、このコンテンツ情報の送信を要求した情報受信装置に対するコンテンツ情報の送信を許可しているか否かについて判別する認証処理と、
    上記認証処理の認証結果として、コンテンツ情報の送信を許可していることを判別した場合には、上記コンテンツ情報の送信を要求した情報受信装置に対して、上記第1の通信処理を利用して、上記情報取得処理により取得したコンテンツ情報を送信する送信制御処理と、を実行し、
    上記情報受信装置側は、
    所定のネットワーク経由での通信を行う第2の通信処理と、
    上記第2の通信処理を利用した通信により、上記ネットワークを経由して伝送されるコンテンツ情報を入力する情報入力処理と、
    コンテンツ情報の送信が許可される上記情報受信装置として、自身を上記登録情報に登録しているとされる複数の上記情報送信装置を示す被登録情報を作成して保持する被登録情報管理処理と、
    上記第2の通信処理により、上記被登録情報に示される情報送信装置に対して、コンテンツ情報の送信を要求するための通信を実行させる通信制御処理と、を実行する、
    ことを特徴とする情報送受信方法。
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